JP2005521192A - デジタルストレージ装置 - Google Patents

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Abstract

デジタルストレージ装置は、キャビティを形成するホストデバイスとインターフェース可能である。デジタルストレージ装置は、キャビティ内に受入れ可能なハウジングを含むものであって、ハウジング(12)とホストデバイス(30)との間には動きマージンが備えられており、一方で、ホストデバイスとの安定した係合のため、およびハウジングを係合するために、弾性支持手段が提供され、これは、ハウジングをストレージデバイスキャビティ内で支持するため、および、ホストデバイスが所与の機械的衝撃を受けたときにストレージデバイス(14)の受ける機械的衝撃をより少なくするために、動きマージンを通って伸びるものである。弾性支持手段は、ハウジングの各コーナー領域からホストデバイスまで伸びることによって、支持を提供する。支持手段は、各コーナー領域内のハウジングによって形成された開口部を通って、ホストデバイスまで外側に向かって伸びるように成形される。バンパ構造は、支持手段と一体的でシール構造を含むように提供される。

Description

本書は、一般に、機械的衝撃に敏感なデジタルストレージ要素または他のそうしたデバイスを支持するための構成の分野に関し、より具体的には、デジタルストレージ要素を所与の機械的衝撃の影響から切り離すための、非常に有利な弾性のある支持手段に関する。本デバイスおよび方法は、以下で説明するように、機械的衝撃からの分離以外にも追加の利点を提供するものである。本書では、ホストデバイスおよび方法におけるデジタルストレージ要素の機械的衝撃分離構成について開示する。
デバイスのクラスとして、電子機械的デジタルストレージ装置は、通常、機械的衝撃の影響を受けやすいものである。特にハードディスクドライブは、オペレーション中に機械的衝撃の影響を受けやすい。実際に、かなりの大きさおよび頻度で電子機械的衝撃を受けると、ハードディスクドライブは破局的障害を経験する可能性があることは良く知られている。従来技術では、機械的衝撃の潜在的影響に対処するために、以下で説明するようないくつかの手法を開発してきた。
ハードディスクドライブに対する機械的衝撃の影響を軽減するために試みられる従来の手法の第1の例として、構成の取付け時にゴム製のグロメットまたは「ドーナツ」が使用される。この手法の第1の実施は、Erler等に発行された米国特許第5706168号(以下、第’168号特許と呼ぶ)の図12、ならびに第11列、15〜25行に示された関連する記述に示されている。グロメットまたはゴム製ドーナツは、その外周上に受け溝が形成されているように記述されている。さらにグロメットは、中央留め具受け穴を形成している。周縁の受け溝は、それ自体が取付けブリッジ内に形成されている開口部に各グロメットをはめ込む際に使用される。次に取付けブリッジがハードディスクドライブを支持する。グロメットによって形成された留め具受け穴にねじ山付き留め具が通され、ねじでボスと係合する。したがって、取付けブリッジは複数のゴム製グロメットによって弾力的に分離され、その結果ハードディスクドライブが分離される。
ゴム製グロメット手法の典型的かつ比較的単純な一実施(図示せず)は、取付けブリッジの使用に依拠するものではない。4つの取付けポストがハードディスクドライブに直接ねじ止めされる。次にその取付けポストがゴム製グロメットを受ける。次にホストデバイスは、その周縁溝の周囲で各ゴム製グロメットを保持し、それによって少なくとも限られた衝撃分離が提供される。
ゴム製グロメット分離手法の実施は、機械的衝撃の分離を提供するという点でどちらも少なくともある程度有効であるが、その使用にはいくつかの問題が伴うことを理解されたい。たとえば、この手法は異方的な取付け構成としてみなされる場合がある。すなわち、衝撃減衰特性が方向によって異なるのである。具体的に言えば、取付けポストの延長軸に沿った方向の衝撃減衰特性は、一般に、取付けポストと交差しゴム製ドーナツを横切る平面内での分離特性とは完全に異なる。延長軸に沿った方向の力の場合、ゴム製ドーナツは、ゴム製ドーナツの縁部周囲に均一に伸びる圧縮を受ける。他のすべての方向の力の場合、ゴム製ドーナツは、その縁部の一部分だけに少なくとも何らかの放射状の圧縮を経験する。受けた力が取付けポストに垂直である場合、ゴム製ドーナツは一部分のみに放射状の圧縮を経験する。したがって、ゴム製ドーナツは様々な方向の力を受けると、均一な周辺圧縮から部分的な放射状圧縮またはその何らかの組合せの範囲に及ぶ、非常に複雑で多様な反応の相互作用を発現する。たとえば、あらゆる方向に等しい減衰特性を提供する目的で、これらの異なる反応に対して衝撃分離特性を制御することは、非常に困難であると思われる。本発明では、該当する点について以下で詳細に説明するように、機械的衝撃反応の精密な制御が必要な場合には、ゴム製ドーナツ手法は受入れ不可能であるものとみなす。
機械的衝撃に対処する際に従来技術が採用する他の手法は、Linに対して発行された米国特許第6304440号(以下、第’440号特許と呼ぶ)によって示されている。第’440号特許は、ホストデバイス内にストレージ装置要素を物理的に受け入れるための支持手段ではなく、ホストコンピュータと電気的にインターフェース可能なハードディスクドライブ用の外部ボックスについて、詳細に記述している。しかし、当該特許は、その図1および2で見られるように、それぞれが円筒形の構成を含む複数の柔軟な保護パッド5が、外部ハードディスクドライブハウジング内のハードディスクドライブを明らかに支持する、ハードディスクドライブを収納するためのパッド付き構成について記載している。いくつかの保護パッドが1組の固定ブロックの外側に取り付けられ、固定ブロック自体はハードディスクドライブの3縁部に沿って取り付けられている。当該特許内の簡単な説明では、残りの保護パッドを取り付ける方法または固定する方法に関しては、それ以上詳細に記述していないものと思われ、実際にそうであれば、ともかく所定の位置に取り付けられる。さらに、いずれかの支持パッドの外端または自由端が、外部ケースの内面にいずれかの方法で固定的に取り付けられると出願人に考えさせるような記述は、どこにも見られない。第’440号特許の支持手段によってクッション材が提供されていることは認められるが、同時に、このあとすぐに説明するように、いくつかの理由からこの特許の手法には問題があるものと思われる。
第一に、当該特許では、外部ハードディスクドライブケースが受けると予想される所与の機械的衝撃力に鑑みた機械的ショック保護方式の実施に関して、何も記述されていないと思われる。これについては、任意の支持手段の反応は、受ける機械的衝撃の大きさおよびその方向だけでなく、受ける衝撃の頻度によっても変化することを理解されたい。ハードディスクドライブの各表面にソフトパッドをいくつ使用するべきであるか、当該パッドをどのように配置するか、またはそれらをその構成内でどのように保持するかに関する記述がないため、さらに他の困難な状況も持ち込まれる。また、ソフトパッドを形成する材料、または好適な材料を適切に選択することについても、記載されていない。それらによって、これらの困難な状況が精密な衝撃保護構成の実施に関して重要な問題となる。
さらに第’440号特許を参照していくと、この構成の反応は、円筒形の衝撃パッドの外部端、非接続端、または自由端によって、さらに複雑なものとなる。各パッドの自由端は、ハードディスクドライブと外部ケースとの間で圧縮されたパッド自体によってもたらされる弾性バイアス力によってのみ、正しい位置に保持されることが明らかに意図されているため、各パッドの自由端の任意の位置を維持することは、弾性バイアス力の大きさ、ならびにパッドの自由端と外部ケースの内部との間の摩擦に依存する。かなりの大きさおよび頻度の衝撃を受けると、パッドの自由端は外部ケースに対してスリップすることになると思われる。この方法でスリップすると、パッドが元の位置に戻るかどうかは確かでない。いったんパッドの自由端がこうした方法でランダムに移動すると、この構成の所与の機械的衝撃に対する反応に関する予測可能性は確実に失われる。時間が経過するにつれて、ソフトパッドの自由端があちらこちらの方向に移動するのに伴い、ハードディスクドライブの位置は外部ハードドライブケース内で移動する可能性がある。もちろん、長期間にわたる自由端の移動の結果として、パッドが永続的に湾曲した構成に変形するという、他の予測不可能な事態に遭遇することになる。
前述の第’168号特許と同様に、異なる軸に沿うかまたはその周囲に、制御された反応または等しい反応を提供するということは、少なくともこの構成を使用するのが困難であると考えられる。たとえばソフトパッドは、受けた機械的力の方向に依存して、様々な方法で反応しなければならない。ハードディスクドライブのパッドの付けられた側面のうちの1つにとって後者が通常である場合、それらのパッドは圧縮されてその力を受け取ることになる。これに対して、ハードディスクドライブの対角線上に向かい合った角を横切る方向成分を有する機械的力は、パッドを屈曲させることになる。すなわち、こうした対角線方向の機械的衝撃力では、構成全体にあるどのパッドも1つだけが圧縮されることはない。したがってパッドは、複雑で多様な方法で、受けた力の方向に依存して反応する可能性がある。精密な制御された衝撃反応構成の実施が望ましい場合、この複雑さそれ自体が問題である。
デジタルストレージ装置が受ける機械的衝撃力に対処する問題に対する他の従来技術の手法は、2001年8月9日に公告されたWilliams等による米国特許出願第2001/0012175号(以下、Williamsと呼ぶ)で例示されている。Williamsの公告では、複数の弾性バンパ(elastometric bumper)が取り付けられたハードディスクドライブについて記述されている。それぞれのバンパには、ハードディスクドライブによって形成された開口部にプレスされたシャンクが含まれる。これらバンパの実用性については、出荷時にハードディスクドライブを外部表面上に落とし、それによってハードディスクドライブが直接受ける衝突負荷が生成される、という状況で説明されている。これに関して、Williamsの開示は、たとえばホストデバイス内などの所定の位置または動作可能な状態での使用に関するバンパ構造について示すかまたは説明していないことを理解されたい。さらにWilliamsの開示は、たとえば、記述されたバンパのうちの1つに対して直接的に所与の機械的衝撃を受けるハードディスクドライブに鑑みた、特定の設計考察に関する記述が提供されていないものと思われる。
本発明は、かなり有利な方法で前述の困難な状況、問題、および考慮すべき点を解決しながら、さらに他の利点を提供するものであると考えられる。
以下でより詳細に説明するように、本明細書では、ホストデバイスおよび方法で使用するための支持手段を備えたデジタルストレージ装置が開示されている。デジタルストレージ装置およびホストデバイスが組み合わされて、電子アセンブリを形成している。
本発明の一態様では、デジタルストレージ装置は、ストレージデバイスキャビティを形成するホストデバイスと電気的にインターフェース可能である。デジタルストレージ装置には、ハウジングとホストデバイスとの間に動きマージン(movement margin)を与える方法で、ストレージデバイスキャビティ内に受入れ可能なハウジングが含まれる。少なくとも限られた範囲まで所与の機械的衝撃の影響を受けやすいデジタルストレージ手段が、ハウジング内に配置される。動きマージンを横切ってデジタルストレージ手段とホストデバイスとの間に電気通信を提供するために、可撓性の電気的相互接続手段が含められ、さらにホストデバイスとの安定した係合のためおよびハウジングを係合させるために、弾性支持手段が提供されており、動きマージンを介して伸びながら、ホストデバイスが所与の機械的衝撃を受けたときに、デジタルストレージ手段にかかる機械的衝撃の度合いを少なくするように、ストレージデバイスキャビティ内でハウジングを支持する。一機構では、ハウジングには複数のコーナー領域を形成する周縁側壁が含まれ、弾性支持手段は各コーナー領域からホストデバイスまで伸びることによって支持を提供する。他の機構では、支持手段は、各コーナー領域でハウジングによって形成された開口部を介して、ホストデバイスへと外に向かって伸びるように成形される。さらに他の機構では、弾性支持手段の一部が周縁側壁内からハウジングと共に動くバンパ構造を形成するように伸び、結果として、ホストデバイスに対するハウジングの動きでハウジングとホストデバイスとが直接接触する前に、バンパ構造がホストデバイスと接触することになる。さらに他の機構では、支持部材および動きマージンが、6自由度でホストデバイスに関連して機械的に誘発されるハウジングの動きを可能にするために協働し、6自由度のそれぞれに対して制御された反応を提供するように構成される。関連する機構では、所与の衝撃力に対してハウジングとホストデバイスとの間の接触が回避されるように、動きが制約される。
本発明の他の態様では、デジタルストレージ装置はホストデバイスとインターフェース可能である。デジタルストレージ装置には、互いに選択的に取付け可能なカバー部分と基底部分を含むハウジングが含まれる。少なくともカバー部分は、複数の貫通孔を形成し外部表面を含むシート材料から形成される。デジタルストレージ手段は、ハウジング内の場所に提供される。弾性手段には、ハウジング内にデジタルストレージ手段をシールするために、カバー部分および基底部分のうちの互いに取り付けられた部分をシールする際に使用するための、一体的で形成されたガスケット部分が含まれる。弾性手段が各貫通孔を通って外部表面から外に向かって伸び、各貫通孔の外側の弾性バンパを形成するため、結果的に複数の弾性バンパを提供する。可撓性の電気インターフェース手段は、ハウジングを介してストレージデバイスとデジタルストレージ手段を電気的に接続させ、支持手段は、ホストデバイス内でハウジングを支持する。
本発明の他の態様では、デジタルストレージ装置はホストデバイスとインターフェース可能である。デジタルストレージ装置には、カバー部分の一部および基底部分の一部を形成するラッチ手段を使用して互いに選択的に取付け可能な、カバー部分と基底部分を含むハウジングが含まれる。デジタルストレージ手段は、ハウジング内の場所に提供される。基底部分とカバー部分のうちの取り付けられた部分の間でハウジング内のデジタルストレージ手段をシールするために、シール構造が使用される。ストレージデバイスとデジタルストレージ手段との間でハウジングを介した電気通信を提供するために、可撓性の電気インターフェース手段が構成される。支持手段は、ホストデバイス内でハウジングを支持する。一機構では、カバー部分はシート材料から形成され、ラッチ式アームはシート材料の組込み部分として型打ち(stamp)される。
本発明の他の態様では、弾性手段は、ホストデバイスと電気的にインターフェース可能であり、所与の機械的衝撃の影響を受けやすいデジタルストレージ手段を含む、デジタルストレージ装置内で使用するために構成される。デジタルストレージ装置には、互いに選択的に取付け可能な基底部分とカバー部分を有するハウジングが含まれ、ホストデバイスはストレージデバイスキャビティを形成する。弾性手段には、ハウジング内にデジタルストレージ手段をシールするために、カバー部分と基底部分のうちの互いに取り付けられた部分をシールするように、一体的に形成されたガスケット部分が含まれる。弾性手段の一部として一体的に形成された支持部分はハウジングから外に向かって伸び、ホストデバイスが所与の機械的衝撃を受けたときに、デジタルストレージ手段にかかる機械的衝撃の度合いを少なくするように、ストレージデバイスキャビティ内でハウジングを支持するためにホストデバイスと係合するように構成される。
本発明の他の態様では、ホストデバイスと電気的にインターフェース可能であり、所与の機械的衝撃の影響を受けやすいデジタルストレージ手段を含む、デジタルストレージ装置内で使用するために、弾性手段を生成するための方法が記載されている。デジタルストレージ装置には、相互に選択的に取付け可能な基底部分およびカバー部分を有するハウジングが含まれ、ホストデバイスはストレージデバイスキャビティを形成する。当該方法には、(i)カバー部分および基底部分のうちの互いに取り付けられた部分をシールし、それによってハウジング内にデジタルストレージ手段をシールするための、ガスケット部分と、(ii)ハウジングから外に向かって伸びるためのものであり、ホストデバイスが所与の機械的衝撃を受けたときに、デジタルストレージ手段にかかる機械的衝撃の度合いを少なくするように、ストレージデバイスキャビティ内でハウジングを支持するためにホストデバイスと係合するように構成された支持部分と、を含めるための、弾性手段を一体的で形成するステップが含まれる。
本発明の引き続きの態様では、デジタルストレージ手段を含むデジタルストレージ装置内で使用するための弾性手段が開示されている。デジタルストレージ装置には、それぞれが外部表面を有するため、結果として基底部分およびカバー部分を相互に選択的に取り付けることが可能な、基底部分およびカバー部分を有するハウジングが含まれる。弾性手段には、カバー部分および基底部分のうちの互いに取り付けられた部分をシールし、それによってハウジング内にデジタルストレージ手段をシールする際に使用するための、ガスケット部分が含まれる。ガスケット部分と共に一体的に形成され、複数の弾性バンパを形成するために外部表面のうちの1つを少なくとも越えて外に向かって伸びる、バンパ部分が含まれる。
本発明の他の態様では、それ自体がデジタルストレージ手段を含むデジタルストレージ装置内で使用するための弾性手段が記載されている。デジタルストレージ装置には、基底部分およびカバー部分が相互に選択的に取付け可能なような、基底部分およびカバー部分を有するハウジングがさらに含まれる。弾性手段には、基底部分およびカバー部分のうちの一方で受け取られ、ハウジング内のデジタルストレージ手段をシールするために基底部分およびカバー部分のうちの他方を係合させるように構成された、シール部分が含まれる。バイアス部分は、弾性手段の他の部分を形成するものであって、互いに離れたカバー部分および基底部分のうちの係合された部分に弾性的にバイアスをかけるために、シール部分とは分離しているが一体的に形成される。
本発明の他の態様では、デジタルストレージ装置に、協働してハウジングキャビティを形成するように構成されたカバー部分および基底部分を含むハウジングが含まれる。デジタルストレージ手段はハウジングキャビティ内に支持される。ハウジングキャビティ内の空気をフィルタリングするために、再循環フィルタが提供される。(i)基底部分に対してカバー部分をシールするため、および(ii)再循環フィルタをハウジングキャビティ内に少なくとも部分的に支持するために、弾性材料から一体的で形成された構成が使用される。一機構では、さらに構成は、空気を再循環フィルタに向けて送るためのフィルタ通路を少なくとも部分的に形成する働きをする。
本発明の他の態様では、デジタルストレージ装置はホストデバイスと電気的にインターフェース可能である。デジタルストレージ装置には、少なくとも限られた範囲まで機械的衝撃の影響を受けやすい、デジタルストレージ手段が含まれる。ベース手段は、デジタルストレージ手段を支持する。カバー手段は、カバー手段に関連してベース手段が動けるようにする方法で、ベース手段およびカバー手段のうちの取り付けられた構成によって協働して形成されたキャビティ内にデジタルストレージ手段を収納するために、ベース手段に取り付けられ、カバー手段は、ベース手段とそれによって支持されるデジタルストレージ手段とが、カバー手段に対するベース手段の動きによってホストデバイスが受ける機械的衝撃から少なくとも部分的に分離されるように、ホストデバイスによって係合されるように構成される。一機構では、抑制(ダンピング)部分を有する弾性手段がベース手段とカバー手段の間に配置され、その結果、ベース手段とカバー手段との間の十分な量の相対的動きがダンピング部分を圧縮し、ベース手段とそれによって支持されるデジタルストレージ手段とを機械的衝撃から分離させる。
本発明の引き続きの態様では、ホストデバイスと電気的にインターフェース可能であり、少なくとも限られた範囲で機械的衝撃の影響を受けやすいデジタルストレージ手段を含む、デジタルストレージ装置は、ベース手段を使用してデジタルストレージ手段を支持すること、カバー手段に関連してベース手段が動けるようにする方法で、取り付けられたベース手段およびカバー手段によって協働して形成されたキャビティ内にデジタルストレージ手段を配置するために、ベース手段をカバー手段に取り付けること、および、ベース手段とそれによって支持されるデジタルストレージ手段が、カバー手段に対するベース手段の動きによって、ホストデバイスが受ける機械的衝撃から少なくとも部分的に分離されるように、ホストデバイスを係合させるためにカバー手段を構成すること、によって生成される。
本発明は、図面の簡単な説明で簡単に説明する図面と共に、以下の詳細な説明を参照することで理解することができる。
次に図を見ると、様々な図全体を通じて同じ構成要素は同じ参照番号によって指定されており、ここで、本発明に従って生成され一般に参照番号10で示されるデジタルストレージ要素を示した、図1および2に注目してみる。デジタルストレージ要素10には、ハウジング12、デジタルストレージデバイス14、および、デジタルストレージデバイス14を、以下でより詳細に説明するホストデバイスに電気的に接続するための、接続端18を有する可撓性の電気インターフェースコネクタ16が含まれる。電気インターフェースコネクタ16には、デジタルストレージ要素の任意の潜在的方向への相対的な動きによって、その可撓性を強化する機構が含まれていることに留意されたい。この例では、そのために複数の縦長のスロット19が提供されている。
さらに図1および図2を参照すると、デジタルストレージデバイス14は概略的に示されたものであり、たとえばハードディスクドライブ、電気光学ドライブ、または任意の他の形の今後開発される予定のこうしたデバイスなどの、機械的衝撃の影響を受けやすい任意の好適な形のストレージを含むことができる。本発明は、ハードディスクドライブに関して特に有用であり、これは、こうしたドライブが特にデータアクセスオペレーション時にとりわけ機械的衝撃の影響を受けやすいためである。デジタルストレージ要素10は、デジタルストレージ要素を受け入れるためのキャビティを形成するホストデバイス内で使用するように構成されることを理解されたい。後者には、デジタルストレージ装置の各コーナーから外に向かって伸びる複数の支持アーム22を有する、弾性手段20が含まれる。4つのコーナーを有するハウジングが示されているが、ハウジングには任意の好適な形が使用可能であり、コーナーは必ずしも必要ではないことを理解されたい。この特定の例では、コーナー領域は、支持アームを含めるのに十分な容積を提供すると同時に、デジタルストレージ要素とホストデバイスとの間の周囲クリアランスまたは動きマージンを比較的小さく維持する目的で、斜めに切られている。支持アームを収容できるようなこの方法で、任意のハウジングを構成することができる。例示された支持アームは緩衝台と呼ばれることもあり、図1の斜視図で最も良くわかるように示されており、具体的に言えば、以下の適切な箇所でより詳細に説明するように、ホストデバイス内でデジタルストレージ要素を弾力的に支持する方法で、ホストデバイスを係合させるように構成される。
次に、図1および2と共に図3および4を参照すると、ホストデバイスが概略的に図示されており、参照番号30で示されている。具体的に図3を参照すると、ホストデバイス30には1対の向き合った壁32および34が含まれており、この壁が、デジタルストレージ要素10を収納するように構成された、それらの間にストレージデバイスを受け入れるキャビティ36を形成する。図4は、デジタルストレージ要素10の1つのコーナーの部分拡大図であり、支持アーム22のうちの1つの構成を詳細に示している。各支持アームには、長方形の断面を有する外に向かって伸びるビーム部分38が含まれる。ビーム部分38は、円筒形に構成されビーム部分38と一体的に形成された、支持円柱40まで伸びる。各支持円柱は、少なくとも支持アームが弛緩状態にある場合に、ほぼデジタルストレージ要素10の上部および下部の主要表面44aおよび44bのそれぞれに対して垂直な、伸長軸42を形成する。各支持アームは、それぞれ参照番号46および48で示された、1対の向かい合った上部および下部の支持表面を形成する。「上部」および「下部」という用語は、本開示全体にわたって説明の目的でのみ使用されるものであり、限定することを意図するものではないことに留意されたい。この例では、支持表面46および48に凸上、カップ状、逆円錐状、または自動調心の構成が含まれており、この役割においては任意の機能的に等価の形状と交換可能であるものとみなされる。さらに、表面46および48は、保持のために穴をあけるか、または任意の他の好適な方法で保持することが可能である。図を見ればわかるように、これらの向かい合った支持表面を、それらの間で支持円柱40を圧縮するように互いの方向にバイアスをかけることによって、デジタルストレージ要素10を弾力的な方法で支持することができる。支持アームの構成は、本明細書の教示が適用されている限り、任意の好適な方法で修正可能であること、およびこうした修正は添付の特許請求の範囲の範囲内であるものとみなされることを理解されよう。たとえば、支持円柱40の円筒形およびビーム38の長方形などの特定の例示および記載された幾何学的形状は、説明の目的でのみ示されたものであって、必須ではない。支持アームを形成することができる好適な材料には、たとえばゴムおよびフッ化炭素エラストマなどの、熱可塑性エラストマおよび熱硬化性エラストマが含まれるが、これらに限定されるものではない。この説明に鑑みて、今後開発される予定の任意の好適な材料も使用可能である。一般に支持アームは、たとえば射出成形およびポット式トランスファ成形などの現在知られている成形プロセスを含む、成形プロセスによって形成される。今後開発される予定の任意の好適な成形プロセスも、同様に適用可能である。支持アームの実施における設計で考慮すべき点に関する特定の詳細についても、以下で述べる。
図3および4を参照すると、支持アームの円柱端40はホストデバイスと協働し、非常に有利な方法でデジタルストレージ要素10を弾力的に支持する。具体的に言えば、図3を参照すると、ホストデバイス30の上部対向壁32ならびに下部対向壁34は、それぞれ、支持アームの円柱端40の対向する上部および下部の支持表面46および48を係合するように構成された、4つの取付けポストのセットまたは台座(pedestal)50を支持する。図4は、支持アーム22のうちの1つ、ならびに例示された支持アームの支持円柱を係合させるために互いの方向に移動可能な、参照番号50aおよび50bで示される対向する対の取付け台座の詳細を示す、デジタルストレージ要素10の1つのコーナーの部分拡大図である。この点に関して、それぞれ上部対向壁32および下部対向壁34によって支持される上と下の取付け台座のセットは、対向する取付け台座のセット間にデジタルストレージ要素を設置するために提供する方法でそれ自体が支持される。たとえば、ホストデバイスのハウジングは、取付け台座の一方のセットが取り付けられたその外部ケースの一部として対向壁32または34のうちの1つを含むことができる。他方の対向壁は、それ自体が取付け台座の他方のセットを支持する取付け板の形で提供することができる。さらに、たとえば下部対抗壁34上にねじ付きボス52のセットを取り付けることも可能である。これらのボスは、設置された状態で、適切な量だけそれぞれの支持アームの支持円柱40を圧縮するように、対向する取付け台座のセット間に選択された分離距離を提供する長さを含む。ストレージ要素の設置は、台座50の下部セット上に支持アームを配置すること、およびその後上部対向壁32として働く取付け板を使用して、支持アーム上に取付け台座の上部セットを配置することによって実施される。図4に見られるように、取付け台座50には、緩衝台円柱40の支持表面を係合するための円錐形の自動調心端構成が含まれる。その後、留め具54のセットを使用して、ボスをねじで係合させて取付け板に固定する。留め具がボスを係合すると、支持アームの円柱端40が圧縮され、それによって図3に示されるように対向する取付け台座の間で保持される。緩衝台アームの支持円柱40の端部にある自動調心支持手段は、取付け台座50の自動調心構成と協働して、少なくとも機械的衝撃力の予想範囲を超えて支持アームの円柱端を保持する。
ここまでは、本発明のデジタルストレージ要素の構造について、その一体的弾性支持手段を含めて説明してきたが、次に、機械的衝撃の減衰に関して重要な設計の細部について考察する。持続時間が非常に短い衝撃(すなわち、高周波の機械的衝撃)の場合、印加された負荷または投入された機械的衝撃のほとんどの部分が、ストレージ要素の慣性および剛性による抵抗を受ける。衝撃反応は、衝撃の大きさだけで決まるものではない。衝撃投入期間または周波数は構造反応において重要な役割を果たすものであり、これについて以下で説明する。
ダンピングは、衝撃的(衝撃)負荷に対する構造の最大反応を制御する上でそれほど重要なものではないが、たとえば振動などの周期的かつ調和した負荷にとってはより重要なものである。わずかに言い方を変えれば、衝撃的負荷に対する最大反応は、ダンピング力が構造体からかなりのエネルギーを吸収する前に、非常に短い時間で到達する。これに対して、非衝撃的な振動の間のシステムのダンピング特性は、比較的注意深く考慮するに値するものである。
衝撃の減衰ならびに増幅は、投入される衝撃の周波数とシステム固有の周波数との比率に依存する。この周波数比率が一定の範囲にわたる場合、デジタルストレージ要素の衝撃運動の大きさは減衰され、この範囲を超えると、衝撃運動の大きさは増幅されるかまたは減衰されない。したがって、所与の範囲の衝撃周波数の場合、本発明の弾性支持システムは、システム固有の周波数と衝撃周波数との比率が減衰範囲内に収まるように設計することができる。振動に関して言えば、振動伝達率は、振動周波数と弾性支持システム固有の周波数との比率の関数であることに留意されたい。
弾性支持システム固有の周波数は、その質量だけでなくその剛性(または可撓性)にも依存する。システムの剛性(または可撓性)は、その弾性支持幾何形状、ならびにたとえばヤング率(一般に「比率」と呼ばれる)および様々な構成要素の密度などのその弾性支持の材料特性を含む、いくつかの要因に依存する。
本発明によれば、デジタルストレージ要素はホストデバイス内部に弾力的に懸垂され、その支持アームの形のアタッチメントによってホストデバイスに接続される。このように実行する場合、弾性支持システムの可撓性または剛性は主に、支持アームの幾何形状、サイズ、および比率によって決定される。この方法では、システム固有の周波数は、支持アームの幾何形状および/またはその構成要素材料を変えることによって、デジタルストレージデバイス自体の全体的な内部構成に影響を与えることなく操作可能である。支持アームは、ホストデバイスがたとえ静的状態にある場合でも、重力の作用によって機械的応力を受けていることを理解されたい。ホストデバイスが機械的衝撃を受けると、ホストデバイスに対するデジタルストレージ要素の動きが、弾性支持アームに動的な機械的応力をかける。
弾性支持手段に関して、機械的衝撃事象時にシステムの各構成要素部分によって吸収されるエネルギーは、その個々の部分の変形および/またはずれに比例することを理解されたい。可撓性支持アームアタッチメントを提供すると、これら後者の要素が変形して、ホストデバイスの範囲内でデジタルストレージ要素がすべて6自由度で動くかまたはたわめるようにする。本明細書の教示に鑑みて、弾性支持アーム構成は、デジタルストレージ要素の動きが、6自由度内で使用可能な動きマージンによって課せられる制約を超えないように、直交するように配置された3本の軸(すなわちx,y,z)に関して、デジタルストレージ要素周囲の所与の動きマージン内で所与の衝撃力に対して制御された反応を提供するように設計することができる。すなわち、支持部材および動きマージンは、ハウジングが6自由度でホストデバイスに関して機械的に誘発された動きができるように協働的に構成され、それによって、6自由度のそれぞれに対して所定のまたは制御された程度の減衰を提供することから、デジタルストレージ要素の動きは、所与の力に対してホストデバイスに接触しないように制約される。この点で、機械的な力は、通常、6自由度すべてにおいて動きの成分を誘発することを理解されたい。デジタルストレージ要素は支持アームに比べて堅固であるため、デジタルストレージ要素の動きは、少なくとも初期には硬い物体の動きとして特徴付けることができる。衝撃によって誘発されて動く間、投入されたエネルギーの大部分は、ストレージ要素の硬い物体の動きを伴う支持アームのアタッチメントの変形によって吸収される。したがって投入されたエネルギーのわずかな部分が、デジタルストレージ要素内の構成要素(すなわち、その中に収納されたデジタルストレージデバイス)に伝達される。支持アームアタッチメントがより堅固に作られた場合、デジタルストレージ要素の内部構成要素には、それに対応してさらに高度な衝撃が伝達されることになる。
本発明の緩衝台を形成する際に使用される材料についてさらに考察すると、温度に伴う候補材料の反応の変化は非常に重要であり、最大の制約要因である可能性がある。わずかに言い方を変えれば、問題の特性(衝撃反応ならびに振動抑制)の変化は、通常、温度変化に対して最も動的である。もちろん、たとえば問題の特性に与える老化の影響など、追加の要因はいくつでも考えられるはずである。
デジタルストレージ要素の弾性支持手段を実施する際に使用される特定の設計技法に関して、問題の相対的な複雑さおよび非線形性により、通常、反復プロセス全体で有限要素法が使用されることを理解されたい。具体的に言えば、初期には、ホストデバイスおよびデジタルストレージ要素にビームおよび/またはシェル型要素で成形可能な硬いかまたは堅固な表面が含まれる、簡略化されたモデルが開発される。デジタルストレージ要素は、ホスト内部に形成されたキャビティ内に格納され、可撓性アタッチメント(すなわち支持アームを表す)を使用してコーナー領域でホストに接続される。
可撓性のコーナーアタッチメントは、少なくとも初期には、可撓性支持アームの曲げおよび変形に見られるいくつかのモード形状を表すように、十分な数の要素を含むビーム要素を使用して成形することができる。この問題では、支持アームをコーナー領域に配置する1つの理由は、ホストデバイスに対してデジタルストレージ要素が動いている間中、高度な制御を維持することにあるが、その理由は、これら2つの物体間の動きマージンが、たとえばデジタルストレージ要素の周囲およそ0.5mmと非常に少ないものとして意図されているためであることに留意されたい。当該の2つの物体間の空間が比較的大きい場合、支持アームはコーナー領域から離れた位置に容易に配置される。もちろん、初期の分析を実施した後、コーナー領域に限定して取り付けられることのない支持手段を対象として、さらに分析を繰り返すことができる。たとえば支持部材は、ホストデバイスに対して追加の接続をするために、デジタルストレージ要素の縦方向の端部に沿って取り付けることのできる弾性ウェブの形で企図される。弾性支持が本明細書の教示を適用することによって実施されるものである限り、これらの修正はすべて本発明の範囲内であるものとみなされる。
この分析の一部として、支持アームの最大の静的なたわみは、ストレージ要素の重さの影響を含めて決定される。ホストデバイスは、静的な状態にあるものとみなされる。最大の静的なたわみは、デジタルストレージ要素が受け入れられるキャビティによって形成される許容たわみよりも、少ないかまたはこれに等しくなければならない。すなわち、当該許容たわみは、デジタルストレージ要素のいずれか一方の側での、ホストデバイスとデジタルストレージ要素との間の空間に等しいかまたはこれよりも少ない。緩衝台の形成に使用するためには、比率の小さい材料を選択すべきである。選択された材料は、振動を抑制する目的で受入れ可能なダンピング特性も含むものでなければならない。最大の静的なたわみが許容たわみを超える場合は、支持アームの剛性も増しているはずである。デジタルストレージ要素の静的なたわみと、定義された許容たわみとが等しくなった時点で、最低剛性が判明する。
支持アームの剛性はKaで示され、E、L、およびIまたはRの関数である。
・E=ヤング率
・L=支持アームの長さ
・B=支持アームの幅
・H=支持アームの高さ
・I=慣性モーメント−断面−矩形断面を有する支持アームの場合(B H3)/12
・R=断面の半径(円形断面を有する支持アームの場合)
したがって、矩形断面を有する支持アームの場合、支持アームの剛性は
(1) Ka〜EI/L3
であり、円形断面を有する支持アームの場合、支持アームの剛性は
(2) Ka〜ER4/L3
である。
aは通常、支持アームが形成される材料の変化よりも、幾何形状の変化に対してより敏感であることを理解することが重要である。
次に、モード形状および少なくとも最初のいくつかのモードの周波数を得るために、モード分析を実行する。そのために、支持システム全体の固有周波数fnおよび角速度ωnは、以下のように支持システムパラメータKおよびMの関数であり、
(3) fn〜ωn〜(K/M)0.5
上式では、
K=支持システムまたは構成全体の剛性、この場合は主に支持アームの剛性Kaによって決定される
M=デジタルストレージの質量と、支持アームの質量の少なくとも一部との合計
である。
通常、最初のいくつかのモードはアタッチメントの低曲げモードであり、これによってデジタルストレージ要素の剛体並進および剛体回転が可能になる。次に、これらの固有周波数が以下のように衝撃周波数と比較される。
衝撃周波数と固有周波数との比をβとすると、以下のようになる。
(4) β=ωi/ωn=fi/fn
上式で、ωi、fiは、それぞれ投入された衝撃の角速度および周波数であり、ωn、fnは、固有の角速度および周波数である。
衝撃減衰を最適化するためにはβの値が大きいことが望ましく、この値は1よりも大きくなければならない。一般に、β>2であることが望ましく、β>4であることがより好ましい。βの値が大きくなるほど、ずれの大きさの出力/入力比および加速の大きさの出力/入力比は小さくなることに留意されたい。しかし、ずれの大きさの出力/入力比は、加速の大きさの出力/入力比よりも小さくなるのが遅い。
βの値が大きくなると、それに応じてωnおよびfnの値は小さくなる(またはωiおよびfiの値は大きくなるが、一般にこれら後者の入力パラメータは定義済みであり、所与の設計では変更できない)。したがって、Kaの値は低い方が望ましい。上記の数式1および2で証明されるように、Kaを小さくする最も適切な方法は、アタッチメントの長さを長くすること、その断面を小さくすること、および/またはアタッチメントの幾何学的構成を操作することである。アタッチメントの長さおよび他の幾何学的構成の任意の他の態様を変更することは、デジタルストレージ要素のコーナー形状の何らかの操作/変更を要求するものであることを理解されたい。
投入される衝撃周波数の領域が非常に大きい場合、この衝撃周波数領域の下方部分を減衰することに関して、問題が生じる可能性がある。こうした状況では、通常、衝撃減衰の努力は衝撃周波数領域の上方部分に集中するはずであるが、その理由は、少なくとも当該衝撃の動きの大きさが、通常、衝撃周波数領域の下方部分で生成される衝撃の動きの大きさよりも大きいからである。これに関して、弾性バンパを使用して、衝撃周波数領域の下方部分で生じることになる成分を有する、機械的衝撃の緩和を容易にすることが可能である。以下でより詳細に説明するように、こうしたバンパは、デジタルストレージのアタッチメント、カバー手段、および/またはベース手段と一体的にすることが可能である。さしあたり、バンパを使用することで、ホストとデジタルストレージ要素との間で使用可能な許容動きマージンが小さくなることは、言及するに値することであろう。このため、特に相対的に動きマージンも小さいことが望ましい場合には、バンパの突出高さも最小に保持することが望ましい。
前述の記述に鑑み、十分に繰り返した後、指定された投入衝撃周波数範囲のすべてではない場合に、減衰を最大にするような適切なアタッチメント剛性Kaを識別することができる。このアタッチメント剛性を識別した後、分析および設計の最適化をさらに実施するために、より詳細な有限要素モデルを公式化することができる。
次に図5を見ると、最初に図1および2に示されたハウジング12の構造に関して、特に詳細に注目される。図5は、ハウジングの部分を形成し、この後で説明する基底部分に受け入れられるように構成された、カバー部分60を示す図である。ハウジングのカバー部分は、たとえばステンレススチールなどのシート材料を使用して形成される一実施で示されている。一般にカバー部分60は型打ちによって形成されるが、本発明は任意の好適な製造技法を伴い、任意の好適な材料を使用することを企図している。たとえば、カバー部分は機械加工することができる。カバー部分60は、複数の斜めに切られたコーナー領域62を含み、そのそれぞれがコーナー領域の貫通孔64を形成する。カバー部分60の主側面66は第1の複数のバンパ開口部68を形成し、周縁側壁70は通常、主側面66に対して横切るように伸び、これと一体となって第2の複数のバンパ開口部72を形成する。1対の開口部が示されているが、任意の好適な数および/または形状のこうした開口部が使用可能であることを理解されたい。たとえば、縦長のスロットが使用可能である。さらに詳細に説明するように、1対の開口部72が使用される場合、バンパはカバー部分の外部表面に最も近い開口部の間に連続して成形することができる。図が見やすいように、図5では周縁側壁70は上に向かって伸びている。本明細書の適切な箇所でさらに後述するように、さらに周縁側壁70は複数の突起したラッチ部材74を形成している。
図5と共に図6を参照すると、前述の弾性支持手段20は、非常に有利な方法でカバー部分60内に支持される。具体的に言えば、弾性支持手段は、(i)ガスケット部分82、(ii)前述の支持アーム22を含む支持アーム部分84、(iii)バンパ部分86(一部のみを図示)、および再循環フィルタホルダを含む、4つの機能的なサブアセンブリを形成するように、カバー部分内に固定して成形される。次に、これらサブアセンブリそれぞれについて説明する。
図1、2、4、5、および6を参照すると、ガスケット部分82は、主側面66を囲むようにカバー部分の周縁コーナー領域に成形される。図1、2、および5には、主側面66によって形成された第1の複数のバンパ開口部68が示されている。この第1の複数のバンパ開口部は、周縁カバー部分のコーナー領域内に配置され、その結果、ガスケット部分はこれらバンパ開口部内に成形され、これらを通って外側に伸びることになる。このように実施すると、バンパ開口部内およびこれを通って伸びる弾性支持手段のその部分は、2つの働きをする。第1にガスケット部分はカバー部分内で少なくとも部分的に固定される。第2に第1の複数のバンパ90(図1、2、および4を参照)が、カバー部分60の主側面66から外に向かって伸びるように形成される。これらのバンパは、主側面66の周縁付近に完全に伸びるという点で非常に有利である。この点に関して、これらのバンパは、デジタルストレージ要素10を、たとえばデジタルストレージ要素が運送時に落下した結果として生じる機械的衝撃から保護するという点で非常に有用であるが、これらのバンパは特に、デジタルストレージ要素を所定の位置での機械的衝撃から保護するように構成されていることを理解されたい。すなわち第1の複数のバンパ90は、後で説明するように、普通であればハウジング12がホストデバイスと直接接触するようにデジタルストレージ要素を移動させるような機械的衝撃をホストデバイスが受けた場合に、デジタルストレージ要素に追加の保護処置を提供するように設計されている。前述のように、これらのバンパはデジタルストレージ要素から外に向かって伸びるため、それら自体が、ホストデバイス内のデジタルストレージ要素周辺に形成される使用可能な動きマージンを制限する。したがって第1の複数のバンパ90は、この後で説明するバンパと同様に、デジタルストレージ装置周囲に存在する使用可能な動きマージンを最大にするために、ほんのわずかに、デジタルストレージ要素の全体の外形を越えて外側に伸びる。この例では、バンパの高さは、デジタルストレージ要素の外形をおよそ0.5mmだけ越えて伸びるように企図される。
図5から7aを参照すると、次に、ガスケット部分82およびバンパ部分86を含む、本発明の弾性手段の設計に関して、さらに詳細に注目される。これらの様々なサブアセンブリについては、すべてのサブアセンブリが一体的に形成されていることから、混ざり合った形で説明することを理解されたい。さらに、弾性手段の一定の部分は、機能的に複数のサブアセンブリ範囲内にある可能性がある。たとえば図7aを参照すると、弾性手段20には、カバー部分60の1つのコーナーの部分拡大図に示されるコーナー部分100が含まれる。コーナー部分100は、周縁側壁70のマージンに最も近く、またこれに沿って、ガスケット部分82からカバー部分のコーナー領域へと全体的に伸びる。同時に、コーナー部分100は、コーナー領域の貫通孔64(図5を参照)のうちの1つを通って成形され、前述の構成を有する外に向かって伸びる支持アーム22を形成する。この構成は、コーナー部分100が、コーナー領域を備えた構成および全体の接触部分を有するように形成され、それによって支持アーム22に堅固な基礎を提供するため、非常に有利であるとみなされる。提供される他の利点では、図6に示されたバンパ部分86の一部を形成している第2の複数の側壁バンパ110が、コーナー部分100から図5に示された第2の複数のバンパ開口部72を介して成形され、2つの役割を果たす。第1に、第2の複数のバンパは、機能的にバンパとして働くためにデジタルストレージ要素の外形を越えて外に向かって伸び、第2に、さらに第2の複数のバンパは、支持アーム22に基礎を提供するのを支援するようにコーナー部分をしっかりと固定するために働く。側壁バンパは、カバー部分60のコーナー領域の最も近くに、弾性手段のコーナー部分100と一体的で形成されているように示されるが、本発明は、ガスケット部分82と一体的で容易に形成可能な側壁の周囲全体を囲む側壁バンパの形成を企図するものであることを理解されたい。
弾性手段20の一部を形成する様々なサブアセンブリの説明をさらに続行し、ここで図7aおよび8を取り上げる。図7aに示されるように、コーナー部分100は、1対の一体的に成形された底面バンパ112をさらに形成する上部表面110を形成する。ここでも、「底」などの用語が図面の状況の中で説明するために使用され、限定的な意図ではないことを理解されたい。図8には、以下の適切な箇所でさらに詳細に説明するように、ラッチ式構成を使用して基底部分114と組み立てられているカバー部分60が示されている。
例示された組立て構成内のカバー部分および基底部分を使用して、底面バンパ112は、基底部分114の外側表面によって形成された、デジタルストレージ要素の外形を越えて外に向かって伸びるように配置される。したがって、弾性バンパは、デジタルストレージ要素10のあらゆる表面から外に向かって提供することが可能であり、その結果、後者がホストデバイスに対して6自由度のいずれかで十分な量だけ動いた場合、1つまたは複数の弾性バンパが、ホストデバイスとデジタルストレージ要素との間で初期に接触することになる。この点に関して、支持アーム22を含む本発明の弾性支持手段は、指定された領域にわたって事前に選択された大きさおよび周波数を有する予測される機械的衝撃に対して、デジタルストレージ装置の動きを制約するように設計されることに留意されたい。この方法で、本発明の弾性支持手段は、デジタルストレージ要素が最も影響を受けやすいと思われる特定の領域の衝撃力に合わせて調整することができる。デジタルストレージ要素の外形を囲む本発明のバンパシステムの価値は、主として、最も影響を受けやすい衝撃力の領域外にある機械的衝撃力から、デジタルストレージ要素を保護することにある。したがって、範囲全体にわたる機械的衝撃力からの保護が、これまでに見られなかった包括的な方法で強化されるものと考えられる。
次に、図7bを見ると、カバー部分60の特定のコーナーが、その中に配置された前述の弾性手段のコーナー部分100と共に、部分拡大図に示されている。ただし、さらにこの特定のコーナーには、一般に参照番号115で示され、本発明の弾性手段の他の部分を形成するようにガスケット部分82から内側に向かって一体的として伸びている、再循環フィルタ支持手段が含まれている。再循環フィルタ支持手段115には、破線を使用してファントムで示された再循環フィルタ118の第1および第2の端部を支持および保持するための、第1の端部支持116および第2の端部支持117が含まれる。再循環フィルタを示された位置に置き、カバー部分を基底部分に取り付けることで、カバー部分の主側面66と基底部分との間で再循環フィルタを保持する働きをし、その水平方向の位置が端部支持116と117によって維持される。さらに、第1の端部サポート116は、ウェブ119によってガスケット部分82からオフセットされる。このウェブは、第1の端部支持116、ガスケット部分82の側壁121、および取り付けられた基底部分と非常に有利な方法で協働し、再循環フィルタ118を通じてデジタルストレージ要素のキャビティ内で空気を回すフィルタ通路122を形成する。エアフローは、後で説明するストレージ要素内の回転媒体の回転の副産物として、それ自体が従来の方法で生成される。
図7bと共に図7cを参照すると、再循環フィルタ支持手段に関してさらに詳細に注目される。具体的に言えば、図7cは、それぞれ第1および第2の支持手段116および117によって保持された再循環フィルタ118を示す、さらに拡大された部分平面図である。その第1および第2の端部123および124のそれぞれを含む再循環フィルタの周辺には、図7cに見られるV型構成が含まれる。V型構成は、第1および第2の端部支持116および117それぞれによって形成されたV型溝内でフィルタ端を保持する働きをする。さらに、フィルタはほぼ何らかの弾性フィルタリング材料から形成されるため、そのV型周辺は、カバーが基底部分の上に設置される場合に、さらにその上部および下部端をそれぞれ基底およびカバー部分に対してシールする働きもすることができる。記載された構成を形成する再循環フィルタ支持および通路は、少なくとも、複数の機能を含みながらガスケット部分と一体的で形成されているという理由で、非常に有利であるとみなされる。本発明は、単位体(item)を任意の好適な時点でその周辺の最も近くに安定して保持することを目的とするが、これに限定されるものではなく、ガスケット部分を他の一体的に形成された機構に提供するために使用するように企図されたものであることを理解することが重要である。こうした保持機構は、たとえば、一定の部品をカバー部分から所望の位置で押す、および/または引く、支柱の形状であってもよい。
次に図9を参照すると、デジタルストレージデバイス14を含んだ基底部分114が示されている。デジタルストレージデバイス14は、回転式磁気媒体125、回転式磁気媒体にアクセスするためのアクチュエータアーム126、およびアクチュエータアームを選択的に動かすための音声コイルモータアセンブリ128で構成される。中間支持アセンブリ130には、本明細書と共に本願譲受人に譲渡され、参照によりその全文が本明細書に組み込まれた、2001年9月14日出願の「Digital Device Configuration And Method」という名称の同時係属の米国特許出願第09/952998号に記載されたように、アクチュエータアームをパーク(park)位置で受け取るための傾斜路(ramp)132と共に、中間支持およびフレキシブル回路が含まれる。底板140は、前述の構成要素を保持する働きをする。さらに底板は、カバー部分60を基底部分に取り付けるために、前述のラッチ部材74(たとえば図5を参照)によって係合されている、複数のラッチ凹部(recess)142(そのうち4つだけが見える)を形成する。この構成は、少なくともねじ山付き留め具が使用されないという理由から、非常に有利であるものとみなされることに留意されたい。ねじ山付き留め具は、ねじによる係合時に汚染物質を生成するとして評判が悪い。この点に関して、ラッチ部材74が基底部分114に対して滑るように係合されることなく基底部分をカバー部分内に配置できるような好適な方法で、カバー部分の周縁側壁70を一時的に外に向かって伸張させることによって、基底部分114をカバー部分60内に配置すべきであることを理解されたい。カバー部分および基底部分が互いに相手を基準として適切な位置に配置されると、次にカバー部分がゆるめられて、ラッチ部材74がラッチ凹部142内に移動する。この方法では、ラッチ部材74が基底部分の側壁にこすり付けられることによって生じる汚染物質はほぼ避けられる。次に、基底部分とカバー部分との間で保持される弾性手段20のガスケット部分82を使用して達成されるシールに関する、特定の細部について説明する。この接合部では、その結果、大気圧の変化を均一にするため、および空気によって運ばれて来る汚染物質を筐体外にシールするために、予想される条件の下で大気ガスが通気フィルタのみを通過するように、デジタルストレージ要素が通気フィルタ(図示せず)を組み込んでいることに留意されることが望ましい。
図7aおよび9と共に図10を参照すると、カバー部分60のコーナー領域を取り上げた、部分断面概略図が示されている。この図では、カバー部分60がラッチ部材74のうちの1つと共に示されている。さらにガスケット部分82も、カバー部分の周縁コーナー領域内に配置され、図を見るとわかるように、基底部分114によって形成された周縁シールリム152(図9を参照)を係合するために、周縁側壁70に向かって傾いた、周縁の直立した弾性シールリップまたはカラー150を含むように示されている。さらにガスケット部分82は、弾性バイアスコーン154も含む。これら弾性バイアスコーンは、少なくとも2つがガスケット部分82の各縁部上に間を空けて形成される。次に、シールリップ150および弾性バイアスコーン154について詳細に説明する。
次に図11を見ると、カバー部分60が図10と同じ断面図で示されているが、周縁シールリム152がガスケット部分の周縁シールリップ150と係合するように、カバー部分内に設置された基底部分114(一部のみを図示)が含まれている。この係合によって、傾斜した周縁シールリップ150は周縁シールリムと反対に動き、周縁シールリップ150の構成が傾斜していることから周縁シールリムに自己バイアス弾力を印加する。周縁シールリムと周縁シールリップとの接触が非常に有利に働いて、ストレージデバイス14を含むデジタルストレージ要素10の内部キャビティがシールされる。上記で簡単に説明したように、初期には、矢印160で示された方向に外側に向けて、周縁側壁70を第1に移動させるかまたは臨時にバイアスをかけることによって、基底部分114をカバー部分60内に配置することが好ましい。その後カバー部分は固定され、周縁側壁がゆるめられて、ラッチ部材74がラッチ凹部142を係合する。図11には、1つのラッチ部材がラッチ凹部内の係合された位置で示されている。基底部分が完全にカバー部分の中に受け入れられる前に、リム152の内部側壁162と周縁シールリップ150との間でシールが達成され、その後、カバー部分の所定の垂直の(図の見方で)運動範囲内に維持され、ラッチ凹部142およびラッチ部材74が整列した後に解放されると、デジタルストレージ要素の内部キャビティが完全にシールされることを理解されたい。したがって、ラッチ部材と係合する対向したラッチ凹部との間の接触によって生じる任意の汚染物質は、カバー部分と基底部分とを互いにシールした後に生成されるものである。それ自体、およびそれだけで、この構成は非常に有利であると考えられる。さらに詳細に説明するように、このシールは、ラッチ部材を解放するために必要な量よりも大きな量でカバー部分がバイアスコーンを圧縮するときでさえも、有利に維持される。さらにこのシールは、カバー部分と基底部分との間に横方向の相対的な動きがある場合にさえも維持される。この横方向の動きは、周縁側壁70と周縁シールリム152との間、およびラッチ部材74と基底部分114との間の、揺れスペース163によって容易になる。
さらに図11を参照すると、次に、周縁ガスケット部分付近に分散され、そのうちの1つが図11に示された、弾性バイアスコーン154に関して特に詳細に注目される。カバー部分60および基底部分114が係合位置に入ると、周縁シールリム152の下部表面156は、ガスケット部分82と一体的に形成された弾性バイアスコーン154と接触する。各弾性バイアスコーン154には、特定の条件の下で接触点164でのラッチ部材74とカバー部分との間の接触を維持するように、カバー部分114に対して、図の見方で上方向のバイアスをかけるために、残りのバイアスコーンとまとまって協働する構成が含まれる。弾性バイアスコーンを使用すると、矢印166で示された方向に、周縁シールリム152の下部表面156に対する所定の外側に向かったバイアス力を維持するために、非常に有利である。こうした制御された力によって、印加されるバイアス力の大きさを比較的精密に制御することができる。この点に関して、周縁シールリム152の下部表面156がガスケット部分82の周縁全体とすぐに接触状態となり、これによって基底部分とカバー部分との間で周縁シールカラー150以外のガスケット部分を保持すると、ガスケット部分は比較的高い剛性を示すことになる。このことは、さらに詳細に説明するように、所望の方法でラッチ部材74がラッチ凹部142と係合できるようにするために、基底部分をカバー部分内に十分に移動させられる機能を提供するという点で問題となる可能性がある。本発明の弾性バイアスコーン154を使用することにより、段階的な剛性構成が生成され、これによって、初期の接触段階では、下部表面156が弾性コーン154と接触しこれを圧縮する際に、制御された初期剛性が提示される。さらに基底部分の動きが続行されると、ガスケット部分82内への周縁シールリム152の移動を続行させるために劇的に強い力が必要となる、後続の剛性段階が発生する。弾性バイアスコーンを使用することで、次に詳細に説明するように、非常に望ましい様式でカバー部分および基底部分にラッチが提供される。
図13と共に図12を参照して、基底部分とカバー部分とを取り付けるプロセス中に、互いに離れてカバー部分60および基底部分114に弾性的にバイアスをかける際に使用される段階的バイアス構造の説明を続けると、図12に示されるように、矢印168で示された下方に向かって基底部分114を移動させ、基底部分114に接触することなく、各ラッチ部材74をその関連するラッチ凹部142内へと移動させることのできる量だけ、バイアスコーン154を圧縮することが望ましい。その後、図11に示されるように、接触点164でラッチ部材74に接触するために上方に移動させることができるように、基底部分114を解放することによって接触を発生させることができる。したがって、ラッチ部材74と基底部分114との間の接触面174での、潜在的な汚染物質を生成するこすれが避けられる。この望ましい係合プロセスを容易にするために、弾性コーン154は、弾性バイアスコーンによって提供される初期の制御された剛性のみを使用して、基底部分とカバー部分を互いに取り付けることができるように構成される。すなわち、ガスケット部分の周辺全体を係合するシールリム152の下部表面156によって提示される、前述した後続の段階的剛性ステップには入らない。この構成は、カバー部分と基底部分とをはめ合わせるときに、比較的小さな、一貫したバイアス力の値を提供することを含み、いくつかの理由で非常に有利であると考えられる。基底部分上にカバー部分を設置するために必要な垂直移動のプロセス全体で、前述の垂直移動範囲がカバー部分と基底部分との間のシールを維持することを理解されたい。次に説明するように、カバー部分に対して基底部分のこうした動きを提供することは、特に、デジタルストレージ要素が支持される方法に鑑みて、機械的衝撃の影響を軽減することに関しても非常に有利である。機械的衝撃の軽減をさらに強化する、本発明のラッチ部材の他の非常に有利な実施については、以下の適切な箇所で説明する。
最初に図8から12を参照すると、ここで、本発明のデジタルストレージ要素が受ける機械的衝撃の影響からのデジタルストレージ装置14(図9を参照)の保護を依然としてさらに強化する、前述の構造の非常に有利な態様が注目される。この利点の一態様では、上記でも暗に言及しているが、基底部分114は、これを「浮遊」させるかまたはカバー部分60に関して移動させることのできる方法で、弾性的に支持されている。この点に関して、デジタルストレージ装置14は基底部分114によって支持され、次にカバー部分60によって支持されることを理解することが重要である。前述の弾性支持手段(たとえば図8を参照)は、カバー部分とホストデバイスとの間に伸びる。この方法では、デジタルストレージ装置14は、少なくとも2つの別のレベルの機械的衝撃の分離によって保護される。具体的に言えば、弾性支持手段は、第1レベルの分離を提供するためにホストデバイスとデジタルストレージ要素との間に伸び、デジタルストレージ要素のカバー部分内に浮遊する基底部分は、第2レベルの分離を提供する働きをする。説明された構造のいくつかの態様がこの利点に寄与しており、この後の考察でそのそれぞれについて取り上げていく。さらに、カバー部分に対する基底部分の動きが発生したときに、こうした動きをさらに和らげる、および/または制限する働きをするダンピング手段が提供される。
図11および12を参照すると、カバー部分60に対する基底部分114の動きは、周縁シールカラー150によって部分的に容易になることを理解されたい。図11の見方では、周縁シールカラーは、所定の範囲内で基底部分の縦ならびに横方向の相対的な動きを提供しながら、依然としてカバー部分と基底部分との間のシールを維持する。同時に、縦および横方向の相対的な動きは、ラッチ部材74と協働するバイアスコーン154の構成によって可能となる。ラッチ部材は、ラッチ凹部142内で横方向および縦方向に動くことができる。バイアスコーン154の圧縮、およびより高いレベルの機械的衝撃が生じた場合には、ガスケット82(たとえば図7を参照)の周縁部全体の後続の圧縮により、縦ならびに横方向の相対的な動きが提供される。
図11および12に示された特定の構成に関して、本明細書の教示が適用される限りは、任意の好適な修正が添付の特許請求の範囲内であるものとして企図および考慮されることを理解されよう。たとえば、弾性バイアスコーン154は、企図された段階的バイアス構造を提供するために、任意数の代替形式を有するバイアス台座に置き換えることができる。すなわち、円錐形である必要はなく、任意の好適な数のバイアス台座をガスケット82の周縁部付近に提供することができる。さらに、ガスケット部分の周縁シールリップ150と協働するカバー部分60の例示された構成は、カバー部分と基底部分との間でシールが達成される限り、任意の好適な方法で修正することができる。同様に、ラッチ凹部142の構成も、任意の好適な方法で修正することができる。
図7aから9を参照すると、カバー部分が基底部分に選択的に取り付けられる場合、弾性手段の一部を形成するコーナー部分100は、基底部分114のコーナーとカバー部分60との間に配置される。同時に、各コーナー部分と基底部分の対面するコーナーとの間に、揺れスペース180(図8を参照)が提供される。カバー部分の内部で基底部分が十分に動くことで、基底部分のコーナーはこの揺れスペースを介して動き、弾性手段のコーナー部分100を係合する。したがってコーナー部分は、非常に有利な方法で相対的な動きを和らげ、かつダンピングする働きをし、これによって、基底部分114によって支持されるデジタルストレージ装置14への機械的衝撃の影響を軽減することになる。
図13を参照すると、一般に参照番号22’で示され、概略的に図示された、本発明の緩衝台の代替実施形態が注目される。22’の緩衝台設計上で考慮すべき点ならびに機能上の態様は、図4に示された前述の緩衝台22のものと本質的に同じであるため、上記で登場したこれらの緩衝台についての説明を参照されたい。緩衝台22’については、ほとんどの部分で、この2つの実施形態の相違点に限って説明することとする。しかしながら、緩衝台22’が弾性手段全体と一体になった部分として容易に形成できることは、重要視するに値する。緩衝台22と同様に、緩衝台22’は、図5に参照番号64で示されているように、コーナー領域の貫通孔を通って成形することができる。前述の機構に加えて、さらに緩衝台22’は、周縁側壁70の側面マージンに最も近く、ビーム部分38の外側に配置された、1対の縦長バンパ180をさらに含む。各バンパ180は、ほぼ主要表面44aを含む平面に対して垂直な縦軸182を形成する。さらに各バンパ180は、デジタルストレージ要素10の上部および下部の主要表面と一致する平面に対して、外側に向かって伸びる。すなわち、デジタルストレージ要素全体の外形の外側である。支持円筒40は、緩衝台の末端部でホストデバイス(図3および4を参照)によってしっかりと保持され、バンパ180は、ストレージ要素10と共に、ならびにホストデバイスが機械的衝撃力を受けたときにホストデバイスに対して相対的に、移動するように構成される。デジタルストレージ要素が、十分な大きさを有する縦軸182に沿って方向付けられた成分を有する動きを経験すると、バンパ180は、ホストデバイスとデジタルストレージ要素10との間で直接発生する任意の他の接触の前に、ホストデバイスに接触するように構成される。こうした構成から導出される恩恵については、予測される範囲の衝撃力および周波数に関して、これまでに上記で述べてきた。バンパ180の円柱形の構成は、ここでは例示の目的でのみ示されているものであって、限定することを意図するものではない。したがって、本発明の緩衝台の役割として、バンパ機能を果たす任意の構成を周縁側壁70の最も近くに提供することが可能である。
次に、代替であるが、カバー部分60に組み込むことが可能な非常に有利な機構について説明するために、図14から16に注目する。図14はカバー部分の1つのコーナーの外部斜視図であり、図15はカバー部分のコーナーの内部斜視図である。図16は、図14に示され、さらに詳細に説明することになる、線16〜16に沿ってカバー部分を見た部分断面図である。本考察は、簡潔にするために、上記で述べた内容とは異なる単位体に限るものとする。
図14および16を参照すると、カバー部分60の例示された実施形態は、1対の対向する45度の曲がり202(図16で最もわかりやすく見られる)の間に、平坦であることの可能な表面を形成する、斜めに切られた周縁コーナー200を有するように形成される。複数の貫通孔204(そのうちの1つが図16に示される)が曲がり202間の平坦な表面内の、カバー部分の周縁部全体付近に形成される。次に、弾性手段20は、カバー部分内のガスケット部分82から、貫通孔204から外に向かって周縁の一体的で形成されたコーナーバンパ206へと伸びるように成形される。任意の好適な数の貫通孔204を、たとえばコーナーバンパ206に提供された支持に依存して、カバー部分の各側面に沿って形成することができる。弾性コーン154ならびに周縁シールカラー150が、図16にも見られることに留意されたい。もちろん、周縁コーナーバンパ206の例示された構成は、限定的であることを意図するものではなく、任意の好適な方法で修正することができる。たとえば、代替の一実施形態では、周縁コーナーバンパは、一般に図16の破線208によって(またはその内部に)形成される構成を含むことが可能であり、その結果、周縁コーナーバンパは、斜めに切られたコーナー200を追加する前に見られたような、カバー部分60の外形内で少なくとも通常あるように形成される。すなわち、コーナーバンパの外形は、コーナー部分の周縁側壁および主側面またはパネルの面を拡張することよって形成されるような、コーナー領域またはその内部である。したがって、この構成は、本発明のデジタルストレージ要素を取り囲む動きマージンを保持しながら、ホストデバイスが機械的衝撃を受けたことによって、カバー部分が完全に動きマージンを通り抜けて動いてしまうような場合に、依然としてホストデバイスとカバー部分との間の直接の接触に対する保護を提供するという点で有利である。コーナーバンパ206は、コーナー部分の周縁付近に連続して伸びるものであることを理解されたい。あるいは、コーナーバンパ206は、適切な構成および数の貫通孔204を使用して、カバー部分の周縁部付近に任意数の個々のバンパとして形成可能である。
さらに図14から16を参照すると、上記で簡単に述べた、非常に有利なラッチアーム220が注目される。この例では、ラッチアーム220はカバー部分60の周縁側壁内に型打ちによって形成されるが、任意の好適な方法も使用可能である。各ラッチアーム220は、図16にも見られる末端部224まで伸びる片持ちばり型(cantilevered)の弾性体222(図15を参照)を含む。ノッチ226が各ラッチアームの末端部224の直前に形成される。このカバー部分の実施形態の基底部分への取付けは、各ラッチアームの末端部224を係合するために各ノッチ226内に達するように適切なアセンブリツールを使用することで実施可能である。カバー部分を基底部分114(図9を参照)上に配置する間、末端部は同時に外側に引っ張られる。その後ラッチアーム220は解放され、ラッチ部材74に関して上記で述べたように、汚染物質を生成するようにカバー部分に対してラッチアームがこすり付けられるのを避けるように、ラッチ凹部内の位置まで移動することができる。図12を簡単に参照すると、ラッチアームをラッチ凹部内へ解放した場合、解放されたラッチアームの末端部が、破線230から前述のラッチ部材74の最も内側の縁部232へと伸びる領域を占有できることに留意されたい。ラッチアームの末端部224はまっすぐであり、断面は矩形であるように例示されているが、たとえば、曲がったフックのような形状または角のある形状などの、任意の好適な構成を含むことが可能であることを理解されよう。
ラッチアーム220の使用は、片持ちばり型のラッチアームそれ自体が、カバー部分60に対して基底部分114のアタッチメント内での弾性の度合いをさらに追加することになるため、基底部分がカバー部分内に浮遊している前述の第2のレベルの機械的衝撃の分離に関して、非常に有利であると考えられる。わずかに言い方を変えれば、ホストデバイスがカバー部分60に達したときに受け取り、本発明の弾性支持手段によって減衰される衝撃力は、基底部分に達する前に、ラッチアーム220の形のさらに上のレベルの弾性支持を通過しなければならない。カバー部分を基底部分に取り付けるために、任意の好適な数のラッチアームが使用可能であることを理解されたい。この例では、カバー部分の各周縁側壁内に形成された1対のラッチアームを使用しているが、これは必須条件ではない。
これまで、ラッチアーム220について一般的に説明してきたが、弾性支持アーム22に関して上記で述べた設計上の考察は、ラッチアームの構成に関しても適用可能であることを理解されたい。長さおよび幅を含むラッチアームの幾何形状は、適切な衝撃反応を提供するための基底部分の周縁側壁の厚さに鑑みて調整することができる。
図14および15を参照すると、後者は、周縁側壁70内に配置されるように示された、弓形の内部表面230を有する代替のコーナー部分100’を示す図である。周縁コーナーバンパ206の存在は側壁バンパ110を不要にするものであり、図面を比較することによってこれがないのがわかることに留意されたい。
この重大な局面に当たって、前述の従来技術について再度簡単に論じることが重要であろう。機械的衝撃を軽減するためにゴム製のグロメットを使用することに関して、本発明の弾性支持アーム構成は、ゴム製グロメットによって提示される複雑で多様な反応の相互作用を回避するものであることが提案されている。したがって、分析的な立場からすると、本発明は、記載された設計手法を介して精密制御の衝撃分離構成の実施を容易にするものである。すなわち、本発明の弾性支持アーム構成はより大幅に予測可能な方法で反応し、その結果、幾何形状および/または材料特性を変更することによって、反応特徴が容易に修正される。第’440号特許に関しては、ホストデバイスが受ける所与の衝撃力に鑑みて、または全体の機械的衝撃力の大きさおよび周波数範囲内で設計された全体の反応を実施することに関して、予測可能な設計された機械的衝撃分離反応が、本質的に達成不可能であることが提案されている。これに対して本発明は、こうした機能を提供しながら、同時に、デジタルストレージ要素周囲に相対的に小さな動きマージンを形成する受入れキャビティを必要とするものである。第’440号特許では相対的に大きな動きマージンが例示されており、不利なことに、これにはハードドライブが中に配置されている外部ハードドライブケースのかなりの部分が含まれる。
本明細書で開示された関連する方法と共に、デジタルストレージ要素および弾性手段を様々な異なる構成で提供することが可能であり、当該方法を様々な異なる方法で実施することが可能であるため、本発明は、本発明の精神または範囲を逸脱することなく、多くの他の特定の方法で具体化できることを理解されたい。したがって、この例および方法は例示的なものであり制限的なものでないものとみなされ、本発明は本明細書に記載された細部に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲内で修正することができる。
簡潔に言えば、本書では、キャビティを形成するホストデバイスとインターフェース可能なデジタルストレージ装置を開示している。デジタルストレージ装置は、キャビティ内に受入れ可能なハウジングを含むものであって、ハウジングとホストデバイスとの間には動きマージンが備えられており、一方で、ホストデバイスとの安定した係合のため、およびハウジングを係合するために、弾性支持手段が提供され、これは、ハウジングをストレージデバイスキャビティ内で支持するため、および、ホストデバイスが所与の機械的衝撃を受けたときにストレージデバイスの受ける機械的衝撃をより少なくするために、動きマージンを通って伸びるものである。弾性支持手段は、ハウジングの各コーナー領域からホストデバイスまで伸びることによって、支持を提供する。支持手段は、各コーナー領域内のハウジングによって形成された開口部を通って、ホストデバイスまで外側に向かって伸びるように成形される。バンパ構造は、支持手段と一体的でシール構造を含むように提供される。
非常に有利な弾性支持手段および一体的バンパ構造を含む構造の細部を例示するために示された、本発明のデジタルストレージ要素を示す斜視概略図である。 その構造の細部をさらに例示するために示された、図1のデジタルストレージ要素を示す平面図である。 弾性支持手段がホストデバイスを係合する方法を含む設置の細部を例示するためにホストデバイス内に設置された、図1および2のデジタルストレージ要素を示す立面図である。 弾性支持手段の一部を形成する弾性支持アームまたは緩衝台のうちの1つの細部を例示するために示され、支持アームがホストデバイスによって係合される方法に関してさらに細部を示す、本発明のデジタルストレージ要素の1つのコーナーを示す拡大斜視図である。 コーナー構成、コーナー部分によって形成された開口部、およびラッチ部材を含む、カバー部分の潜在的な一実施を例示するために示された、本発明のデジタルストレージ要素のハウジングの一部を形成するカバー部分を示す斜視概略図である。 デジタルストレージ要素をシールするため、およびバンパ構造を使用してデジタルストレージ要素がホストデバイスと接触するのを保護するための、デジタルストレージ要素を弾力的に支持する際に使用されるカバー部分に成形された弾性手段を含む、図5のカバー部分を示す斜視概略図である。 弾性支持アームの伸張の起点であるコーナー部分を含む、弾性手段の細部を例示するために示された、図6のカバー部分のコーナーの1つを示す、拡大部分斜視図である。 それ自体が本発明の非常に有利な弾性手段の一部を形成する、一体的で形成された再循環フィルタ支持手段の細部を例示するために示された、図6のカバー部分の他のコーナーを示す、部分斜視概略図である。 本発明の非常に有利な再循環支持手段の細部を例示するために示された、図7bの例示の一部を示す概略拡大図である。 カバー部分内での基底部分の設置を例示するために示された、本発明のデジタルストレージ要素を示す拡大斜視概略図である。弾性手段のコーナー部分と一体的に形成された底側のバンパ構造がさらに例示される。 基底部分によって支持された構成要素に関する細部を例示するため、ならびに、周縁シールリムおよびカバー部分に基底部分を取り付ける際に使用される関連するラッチ部材凹部の構成を例示するために示された、デジタルストレージ要素の基底部分を示す斜視概略図である。 周縁シールカラーまたはリップおよび円錐型構成を有するように示された弾性バイアス台座を含む、弾性手段のガスケット部分の細部を例示するために示された、図7の10〜10線に沿って見たカバー部分の周縁コーナー領域を示す、拡大断面概略図である。図9に示されたラッチ凹部のうちの1つを係合するためのラッチ部材がさらに例示される。 ラッチ部材とラッチ凹部との間の協働、ならびに周縁シールカラーを個々に動作させるバイアス台座の機能を示す、図10に示されたような、またさらに基底部分とカバー部分の係合を例示する、カバー部分のコーナー領域を示す拡大断面概略図である。 バイアス台座を圧縮する基底部分に対するカバー部分の動きを示す、基底部分と係合した図11に示されるような、カバー部分のコーナー領域を示す拡大断面概略図である。 本発明の緩衝台アームまたは弾性支持アームの代替実施形態を例示するために示された、デジタルストレージ要素のカバー部分のコーナーの1つを示す、拡大斜視概略図である。 コーナーの外形を示し、基底部分にカバー部分を取り付ける際に使用される代替のラッチ部材の細部を例示する、本発明のデジタルストレージ要素のカバー部分のコーナーの1つを示す、拡大斜視概略図である。 図14で示されたカバー部分のコーナーであるが、代替ラッチ部材の他の細部を示すためにこのコーナーでのカバー部分の内部を示す、拡大斜視概略図である。 本発明に従って生成された非常に有利かつ一体的で形成されたコーナーバンパに関する細部を例示する、一般に図14の16〜16線に沿って見た拡大断面概略図である。

Claims (186)

  1. ストレージデバイスキャビティを形成するホストデバイスと電気的にインターフェース可能なデジタルストレージ装置であって、
    前記ホストデバイスとの間に動きマージンを与えるように、前記ストレージデバイスキャビティ内に受入れ可能なハウジングと、
    前記ハウジング内に配置され、少なくとも限られた範囲まで所与の機械的衝撃の影響を受けやすいデジタルストレージ手段と、
    前記動きマージンを横切ってデジタルストレージ手段とホストデバイスとの間に電気通信を提供するための、可撓性の電気的相互接続手段と、
    前記ホストデバイスとの安定した係合のために、前記動きマージンを通って伸びる一方、前記ハウジングと係合して、前記ホストデバイスが前記所与の機械的衝撃を受けたときに、前記デジタルストレージ手段にかかる機械的衝撃の度合いを少なくするように、前記ストレージデバイスキャビティ内で前記ハウジングを支持するための弾性支持手段と
    を備える、デジタルストレージ装置。
  2. 前記弾性支持手段は、前記動きマージンを通って伸びる弾性材料を含む、請求項1に記載のデジタルストレージ装置。
  3. 前記弾性材料は低比率材料である、請求項2に記載のデジタルストレージ装置。
  4. 前記デジタルストレージ手段は電子機械的である、請求項1に記載のデジタルストレージ装置。
  5. 前記デジタルストレージ手段は、回転可能媒体と、少なくとも回転可能媒体を読み取るために構成されたヘッド手段とを含む、請求項4に記載のデジタルストレージ装置。
  6. 前記ハウジングは、少なくとも全体的に対向する1対の主側面と、対向する前記主側面間に伸びる周縁側壁とを含み、前記弾性支持手段は前記周縁側壁から伸びている、請求項1に記載のデジタルストレージ装置。
  7. 前記周縁側壁は複数のコーナー領域を形成し、そして、前記弾性支持手段は各コーナー領域から前記ホストデバイスへと伸びることによって、支持をもたらす、請求項6に記載のデジタルストレージ装置。
  8. 各コーナー領域における前記周縁側壁は貫通孔を形成し、そして、前記弾性支持手段は、周縁側壁内にある少なくとも一部分と、それぞれを介して開口部を通じて前記ホストデバイスへと外に向かって伸びる他の部分とを含む、請求項7に記載のデジタルストレージ装置。
  9. 弾性支持手段の周縁側壁内にある前記部分は、そこからハウジングと共に動くバンパ構造を形成するように伸びて、ホストデバイスに対するハウジングの動きによって、ハウジングとホストデバイスとが直接接触する前に、前記バンパ構造が前記ホストデバイスと接触する、請求項8に記載のデジタルストレージ装置。
  10. 前記バンパ構造は、ハウジングとホストデバイスとが直接接触する前に、ホストデバイスに接触するために、前記主側面のうちの1つとほぼ一致する平面に対して外に向かって伸びる少なくとも1つのバンパを形成する、請求項9に記載のデジタルストレージ装置。
  11. 前記バンパ構造は、ハウジングとホストデバイスとが直接接触する前に、ホストデバイスに接触するために、前記周縁側壁を通じて外に向かって伸びる少なくとも1つのバンパを形成する、請求項9に記載のデジタルストレージ装置。
  12. 弾性支持手段の周縁側壁内にある前記部分は、そこからハウジングと共に動くバンパ構造を形成するように伸びて、ハウジングが前記対向する主側面に対して垂直の十分な成分を有する動きをしたときに、ハウジングとホストデバイスとの直接接触を誘発する機械的衝撃の前に、バンパ構造がホストデバイスと接触する、請求項8に記載のデジタルストレージ装置。
  13. ほぼ対向する前記主側面はそれらの間の厚さを形成し、少なくとも1対の平行な面の中にほぼ含まれ、前記バンパ構造は、前記平行な平面にほぼ垂直であり、平行な面のそれぞれを越えて外に向かって突出するように前記厚さより長い、請求項12に記載のデジタルストレージ装置。
  14. 前記ハウジング内の空気をフィルタリングするための再循環フィルタを含み、前記コーナー領域の1つに最も近い前記弾性支持手段は、前記再循環フィルタを少なくとも部分的に支持するためのフィルタ構造を含む、請求項8に記載のデジタルストレージ装置。
  15. さらにフィルタ構造は、再循環フィルタを介して空気を送るためのフィルタ通路を少なくとも部分的に形成するものである、請求項14に記載のデジタルストレージ装置。
  16. 前記ハウジングは、1対のほぼ対向する主側面と、前記対向する主側面の間に伸びる周縁側壁とを含み、前記弾性支持手段は、周縁側壁とホストデバイスとの間に伸びる少なくとも1つの弾性支持アームを含む前記周縁側壁から伸び、その結果、ホストデバイスに対するデジタルストレージ装置の動きが前記弾性支持アーム上に動的な機械的応力をかける、請求項1に記載のデジタルストレージ装置。
  17. 前記ハウジングは、1対のほぼ対向する主側面と、前記対向する主側面の間に伸びる周縁側壁とを含み、前記周縁側壁は複数のコーナー領域を形成し、前記弾性支持手段は複数の支持部材を使用してコーナー領域を支持し、その支持部材のうちの1つは各コーナー領域とホストデバイスの間に伸び、その結果、前記機械的衝撃なしに前記支持部材のそれぞれに応力をかけてハウジングが支持される、請求項1に記載のデジタルストレージ装置。
  18. 前記支持部材は、ホストデバイスに対するデジタルストレージ装置の動きが、動きを減衰させるように、前記支持部材に動的な機械的応力をかけて配置される、請求項17に記載のデジタルストレージ装置。
  19. 前記支持部材および前記動きマージンは、6自由度でホストデバイスに関連して機械的に誘発されたハウジングの動きを可能にするために協働し、6自由度のそれぞれに対して制御された反応をもたらすように構成される、請求項17に記載のデジタルストレージ装置。
  20. 前記支持部材は、所与の力に対してホストデバイスとの接触を避けるために協働し、ハウジングの動きを制約するように構成される、請求項19に記載のデジタルストレージ装置。
  21. 前記ハウジングは、前記ストレージデバイスキャビティ内に配置されて、動きマージンが少なくとも部分的にホストデバイスとハウジングとの間の熱伝達率を制限する働きをする、請求項1に記載のデジタルストレージ装置。
  22. 前記弾性支持手段は、少なくとも1つの一体的に形成された弾性アームを含んでおり、前記アームは、前記ハウジングから外に向かって伸び、前記ホストデバイスを支持しながら係合するために1対の対向する接触点を形成する末端部構造を有している、請求項1に記載のデジタルストレージ装置。
  23. 前記末端部構造は、1対の対向する接触点に互いに向けてバイアスをかけた状態で、ホストデバイスによって保持されるように構成される、請求項22に記載のデジタルストレージ装置。
  24. 前記末端部構造は、1対の対向する端部を有する支持円柱を含み、それぞれが前記接触点のうちの1つを形成する、請求項23に記載のデジタルストレージ装置。
  25. 前記ハウジングは、1対のほぼ対向する主側面を形成し、前記支持円柱は、ホストデバイスによる支持円柱の保持の前に、対向する主側面に対してほぼ垂直の縦軸を形成する、請求項24に記載のデジタルストレージ装置。
  26. 前記弾性支持手段は、前記ハウジングから外に向かって伸び、前記ホストデバイスを支持しながら係合するために末端部構造を有する、少なくとも1つの一体的に形成された弾性アームを含み、前記弾性アームは、ハウジングと共に、およびホストデバイスに関連して動くように構成された、前記ハウジングに最も近いバンパ構造を含み、その結果、バンパ構造は、ハウジングが選択された方向に沿った十分な成分を有する動きをしたときに、ハウジングとホストデバイスとが直接接触する前に、ホストデバイスと接触する、請求項1に記載のデジタルストレージ装置。
  27. 前記ハウジングは、1対のほぼ対向する主側面を形成し、前記バンパ構造は、動きの十分な成分が前記対向する主側面に対して垂直であるときに、ホストデバイスと接触するように構成される、請求項26に記載のデジタルストレージ装置。
  28. 前記ハウジングは、それらの間に厚みを有する1対のほぼ対向する主側面を形成し、1対の平行な面の中にほぼ含まれるハウジングアウトラインを含み、前記バンパ構造は、前記平行な平面にほぼ垂直であり、平行な面のそれぞれを越えて外に向かって突出するように前記厚さより長い長さを含む、請求項26に記載のデジタルストレージ装置。
  29. 前記バンパ構造は、前記支持アームの側面マージンに沿って配置された1対のバンパ円柱を含み、前記長さを、対向する平面に対して垂直に設定する、請求項28に記載のデジタルストレージ装置。
  30. 前記ハウジングは、カバー部分の一部および基底部分の一部を形成するラッチ手段を使用して互いに取付け可能な、基底部分およびカバー部分を含む、請求項1に記載のデジタルストレージ装置。
  31. 前記カバー部分は、前記ラッチ手段の一部として、少なくともラッチが掛けられていない位置からラッチが掛けられる位置まで移動可能な複数のラッチアームを含み、前記基底部分は前記ラッチ手段の他の部分として複数のラッチ凹部を形成し、その結果、前記ラッチが掛けられていない位置のラッチアームは、基底部分上にカバー部分を置いた状態で、ラッチ凹部と位置合わせ可能であり、その後前記ラッチアームはラッチが掛けられる位置に移動してカバー部分を基底部分に取り付けることが可能である、請求項30に記載のデジタルストレージ装置。
  32. 前記カバー部分はシート材料から形成され、前記ラッチアームは前記シート材料の一体的部分として型打ちされる、請求項31に記載のデジタルストレージ装置。
  33. 前記ハウジングは、互いに取付け可能である基底部分およびカバー部分を含み、前記弾性支持手段は、ハウジング内にデジタルストレージ手段のシールのため、カバー部分と基底部分のうちの互いに取り付けられた部分をシールするように、一体的に形成されたガスケット部分をさらに含む弾性手段の一体的に形成された部分である、請求項1に記載のデジタルストレージ装置。
  34. 前記ガスケット部分は、基底部分およびカバー部分のうちの1つに固定的に配置され、前記ガスケット部分は、基底部分およびカバー部分のうちの他の1つを係合するためのシール構造を含み、さらに前記ガスケット部分は、カバーおよび基底部分のうちの取り付けられた部分に互いに離れて弾性的にバイアスをかけるために、前記シール構造から離れてバイアス構造を形成する、請求項33に記載のデジタルストレージ装置。
  35. 前記ガスケット部分は前記カバー部分内の位置に成形される、請求項34に記載のデジタルストレージ装置。
  36. 前記ガスケット部分はカバー部分に取り付けられ、前記バイアス構造は、制御された方法で互いに離れた基底およびカバー部分に弾性的にバイアスをかけるために、基底部分に接触する複数のバイアス台座を含む、請求項34に記載のデジタルストレージ装置。
  37. 前記カバー部分は第1の主側面を含み、前記ガスケット部分は少なくとも部分的に前記第1の主側面の内部表面に取り付けられる、請求項33に記載のデジタルストレージ装置。
  38. 前記カバー部分は前記第1の主側面から外に向かって伸びる周縁側壁を含み、前記ガスケット部分は前記周縁側壁の内部域に少なくとも部分的に取り付けられる、請求項37に記載のデジタルストレージ装置。
  39. 前記カバー部分は、第1の主領域を形成し周縁部を有する第1のパネルを含み、第1のパネルと協働して周縁コーナー領域を形成するように、前記周縁部から横方向に伸びる側壁をさらに含み、前記ガスケット部分は、少なくとも部分的に前記コーナー領域内に固定的に配置される、請求項33に記載のデジタルストレージ装置。
  40. 前記ガスケット部分は周縁コーナー領域内に成形される、請求項39に記載のデジタルストレージ装置。
  41. 前記基底部分は、前記ハウジング内にデジタルストレージ手段をシールするために、ガスケット部分を係合するように構成された周縁シールリムを含む、請求項39に記載のデジタルストレージ装置。
  42. 前記カバー部分は複数の貫通孔を形成し、そこへ、少なくとも部分的にガスケット部分および弾性支持手段を位置的に保持する働きをするように、前記弾性手段が成形される、請求項33に記載のデジタルストレージ装置。
  43. 前記カバー部分は、カバー部分の主要表面を形成し、前記貫通孔を形成する第1のパネルを含む、請求項42に記載のデジタルストレージ装置。
  44. 前記カバー部分は、前記貫通孔を形成し、外部表面を含むシート材料から形成され、前記弾性手段は、複数の弾性バンパのうちの1つとして、各貫通孔の外側に弾性バンパを形成するために各貫通孔を通じて前記外部表面から外に向かって伸びる、請求項42に記載のデジタルストレージ装置。
  45. 前記カバー部分は主パネルと、主パネルの周縁部に取り付けられた周縁側壁とを含み、前記複数の弾性バンパの少なくとも1つのグループは、前記主パネルから外に向かって伸びるように形成される、請求項44に記載のデジタルストレージ装置。
  46. 前記複数の弾性バンパの少なくとも1つの他のグループは、前記周縁側壁から外に向かって伸びる、請求項45に記載のデジタルストレージ装置。
  47. 前記複数の弾性バンパは、動きマージンの周縁部でホストデバイスと初期に接触するためのバンパ構造を形成する、請求項44に記載のデジタルストレージ装置。
  48. 前記カバー部分は、前記貫通孔を形成し、外部表面を含むシート材料から形成され、前記弾性手段は、前記貫通孔のうちの少なくとも2つの間に連続して伸びる弾性バンパを形成するために、各貫通孔を通じて前記外部表面から外に向かって伸びる、請求項42に記載のデジタルストレージ装置。
  49. 前記カバー部分は周縁部を含み、前記弾性バンパは、カバー部分の周縁部付近に連続して伸びる、請求項48に記載のデジタルストレージ装置。
  50. 前記カバー部分は周縁コーナー領域を含み、前記弾性バンパは、周縁コーナー領域付近に連続して伸びる、請求項48に記載のデジタルストレージ装置。
  51. 前記周縁コーナー領域は、コーナー部分の主側面とその周囲の周縁側壁との間に形成された斜めに切られた表面を含み、前記弾性バンパは、前記斜めに切られた表面上、ならびに前記周縁コーナー領域内の周縁側壁および主側面の延長によって形成されるカバー外形内に形成される、請求項50に記載のデジタルストレージ装置。
  52. 前記デジタルストレージ手段は、ホストデバイスを介して所与の振動を受ける可能性があり、前記弾性支持手段は所与の振動を抑制するように構成される、請求項1に記載のデジタルストレージ装置。
  53. ホストデバイスとインターフェース可能なデジタルストレージ装置であって、
    選択的に互いに取付け可能なカバー部分と基底部分とを含むハウジングであって、少なくとも前記カバー部分が複数の貫通孔を形成し、外部表面を含むシート材料から形成されるところのハウジングと、
    前記ハウジング内に配置するためのデジタルストレージ手段と、
    ハウジング内にデジタルストレージ手段をシールするために、カバー部分と基底部分のうちの相互に取り付けられた部分をシールするように、一体的に形成されたガスケット部分を含む弾性支持手段であって、複数の弾性バンパを提供するように、各貫通孔の外側に弾性バンパを形成するために各貫通孔を通じて前記外部表面から外に向かって伸びるところの弾性支持手段と、
    ストレージデバイスとデジタルストレージ手段との間に前記ハウジングを介して電気通信を提供するための可撓性電気インターフェース手段と、
    前記ホストデバイス内にハウジングを支持するための支持手段と
    を含むデジタルストレージ装置。
  54. ホストデバイスとインターフェース可能なデジタルストレージ装置の製造において、
    選択的に互いに取付け可能なカバー部分と基底部分とを含むハウジングを形成するステップであって、少なくとも前記カバー部分は複数の貫通孔を形成し、外部表面を含むシート材料から形成されるところのステップと
    前記ハウジング内にデジタルストレージ手段を配置するステップと、
    ハウジング内にデジタルストレージ手段をシールするために、カバー部分と基底部分のうちの互いに取り付けられた部分をシールするように、ガスケット部分を含む弾性支持手段を成形し、さらに、そのうちの1つは各貫通孔の外側に弾性バンパを形成するために各貫通孔を通じて前記外部表面から外に向かって伸びるために提供される複数の弾性バンパを、弾性手段の一部として一体的に成形するステップと、
    ストレージデバイスとデジタルストレージ手段との間に電気通信を確立するための可撓性電気インターフェース手段を提供するステップと、
    前記ホストデバイス内にハウジングを支持するステップと
    を含む方法。
  55. ホストデバイスとインターフェース可能なデジタルストレージ装置であって、
    カバー部分と基底部分の一部を形成するラッチ手段を使用して、互いに取付け可能なカバー部分と基底部分とを含むハウジングと、
    前記ハウジング内に配置するためのデジタルストレージ手段と、
    基底部分とカバー部分のうちの取り付けられた部分の間のハウジング内にデジタルストレージ手段をシールするためのシール構造と、
    ストレージデバイスとデジタルストレージ手段との間に前記ハウジングを介して電気通信を提供するための可撓性電気インターフェース手段と、
    前記ホストデバイス内にハウジングを支持するための支持手段と
    を含むデジタルストレージ装置。
  56. 前記カバー部分は、前記ラッチ手段の一部として、ラッチが掛けられていない位置とラッチが掛けられる位置との間を移動可能な複数のラッチアームを含み、前記基底部分は前記ラッチ手段の他の部分として複数のラッチ凹部を形成し、その結果、前記ラッチが掛けられていない位置のラッチアームは、基底部分上にカバー部分を置くとラッチ凹部と位置合わせ可能であり、その後ラッチが掛けられる位置に移動してカバー部分を基底部分に固定することが可能である、請求項55に記載のデジタルストレージ装置。
  57. 前記カバー部分はシート材料から形成され、前記ラッチアームは前記シート材料の一体的部分として型打ちされる、請求項56に記載のデジタルストレージ装置。
  58. ホストデバイスとインターフェース可能なデジタルストレージ装置の製造において、
    カバー部分と、基底部分と、ラッチ手段を使用してカバー部分を基底部分に取り付けるためにカバー部分の一部と基底部分の一部とを形成するラッチ手段とを含むように、ハウジングを構成するステップと、
    前記ハウジング内に配置するためのデジタルストレージ手段を提供するステップと、
    シール構造を使用して、基底部分とカバー部分のうちの取り付けられた部分の間のハウジング内にデジタルストレージ手段をシールするステップと、
    デジタルストレージ手段とデジタルストレージ装置との間に電気通信を提供するために、それらの間で可撓性電気インターフェース手段を接続するステップと、
    前記ホストデバイス内にハウジングを支持するためのステップと
    を含む方法。
  59. 前記ハウジングを構成するステップは、前記ラッチ手段の一部として、ラッチが掛けられていない位置とラッチが掛けられる位置との間を移動可能な複数のラッチアーム形成するステップと、前記ラッチ手段の他の部分として複数のラッチ凹部を前記基底部分内に形成するステップとを含み、その結果、前記ラッチが掛けられていない位置のラッチアームは、基底部分上にカバー部分を置くとラッチ凹部と位置合わせ可能であり、その後ラッチが掛けられる位置に移動してカバー部分を基底部分に固定することが可能である、請求項58に記載の方法。
  60. 前記カバー部分はシート材料から形成され、前記ラッチアームを形成するステップは前記ラッチアームを前記シート材料の一体的部分として型打ちするステップを含む、請求項59に記載の方法。
  61. ホストデバイスと電気的にインターフェース可能であり、かつ所与の機械的衝撃を受けやすいデジタルストレージ手段を含む、デジタルストレージ装置内で使用するための弾性手段であり、前記デジタルストレージ装置は、互いに選択的に取付け可能な基底部分およびカバー部分を有するハウジングを含み、前記ホストデバイスはストレージデバイスキャビティを形成するところの前記弾性手段であって、
    ハウジング内にデジタルストレージ手段をシールするために、カバー部分と基底部分のうちの互いに取り付けられた部分をシールするように、一体的に形成されたガスケット部分と、
    一体的に形成され、前記ハウジングから外に向かって伸び、ホストデバイスが前記所与の機械的衝撃を受けたときにデジタルストレージ手段にかかる機械的衝撃の度合いを少なくするように、ストレージデバイスキャビティ内でハウジングを支持するために前記ホストデバイスと係合するように構成された支持部分と
    を含む弾性手段。
  62. 前記ハウジングは外部表面を形成し、前記弾性手段は、一体的に形成され、複数の弾性バンパを形成するために、前記外部表面の少なくとも一部から外に向かって伸びるバンパ部分を含む、請求項61に記載の弾性手段。
  63. ホストデバイスと電気的にインターフェース可能であり、かつ所与の機械的衝撃を受けやすいデジタルストレージ手段を含む、デジタルストレージ装置内で使用するための弾性手段を生成するための方法であり、前記デジタルストレージ装置は、互いに選択的に取付け可能な基底部分およびカバー部分を有するハウジングを含み、前記ホストデバイスはストレージデバイスキャビティを形成するところの方法であって、
    (i)ハウジング内にデジタルストレージ手段をシールするために、カバー部分と基底部分のうちの互いに取り付けられた部分をシールするためのガスケット部分と、(ii)ホストデバイスが前記所与の機械的衝撃を受けたときにデジタルストレージ手段にかかる機械的衝撃の度合いを少なくするように、ストレージデバイスキャビティ内でハウジングを支持するために前記ホストデバイスと係合するように構成された、前記ハウジングから外に向かって伸びるための支持部分とを含むように、前記弾性手段を一体的に形成するステップを含む方法。
  64. 前記ハウジングは、外部表面を形成し、そして、一体的に形成する前記ステップは、
    前記外部表面の一部からすくなくとも外に向かって伸びるバンパ部分を形成して、複数の弾性バンパを形成するステップを更に含む、請求項63に記載の方法。
  65. デジタルストレージ手段を含むデジタルストレージ装置内で使用するための弾性手段であり、前記デジタルストレージ装置は、それぞれが外部表面を有する基底部分およびカバー部分を有するハウジングを含み、その結果、基底部分およびカバー部分は互いに選択的に取付け可能であるところの弾性手段であって、
    ハウジング内にデジタルストレージ手段をシールするために、カバー部分と基底部分のうちの互いに取り付けられた部分をシールするためのガスケット部分と、
    ガスケット部分と共に一体的に形成され、少なくとも1つの弾性バンパを形成するために前記外部表面のうちの少なくとも1つを越えて外に向かって伸びるバンパ部分と
    を備える弾性手段。
  66. デジタルストレージ手段を含むデジタルストレージ装置内で使用するための弾性手段を生成するための方法であり、前記デジタルストレージ装置は、それぞれが外部表面を有する基底部分およびカバー部分を有するハウジングを含み、その結果、基底部分およびカバー部分は互いに選択的に取付け可能であるところの方法であって、
    ハウジング内にデジタルストレージ手段をシールするために、カバー部分と基底部分のうちの互いに取り付けられた部分をシールするためのガスケット部分を形成するステップと、
    複数の弾性バンパを形成するために、前記外部表面のうちの少なくとも1つを越えて外に向かって伸びるために、ガスケット部分と共にバンパ部分を一体的に形成するステップと
    を含む方法。
  67. デジタルストレージ手段を含むデジタルストレージ装置内で使用するための弾性手段であり、前記デジタルストレージ装置は基底部分およびカバー部分を有するハウジングをさらに含み、その結果、基底部分およびカバー部分は互いに選択的に取付け可能であるところの弾性手段であって、
    基底部分とカバー部分のうちの1つに受け入れられ、ハウジング内にデジタルストレージ手段をシールするために、カバー部分と基底部分のうちの他の部分を係合するように構成されたシール部分と、
    前記シール部分とは分離しているが、カバー部分と基底部分のうちの係合された部分に互いに離れて弾性的にバイアスをかけるために一体的で形成されるバイアス部分と
    を備える弾性手段。
  68. 前記バイアス部分は、カバー部分と基底部分のうちの係合された部分に、制御された方法で互いに離れてバイアスをかけるために、カバー部分に接触する複数のバイアス台座を含む、請求項67に記載の弾性手段。
  69. 前記バイアス台座は円錐形の構成を含む、請求項68に記載の弾性手段。
  70. デジタルストレージ手段を含むデジタルストレージ装置内で弾性手段を使用するための方法であり、前記デジタルストレージ装置は基底部分およびカバー部分を有するハウジングをさらに含み、その結果、基底部分およびカバー部分は互いに選択的に取付け可能であるところの方法であって、
    弾性手段のシール部分を基底部分とカバー部分のうちの1つに配置するステップであって、シール部分はハウジング内にデジタルストレージ手段をシールするためにカバー部分と基底部分のうちの他の部分を係合するように構成されているところのステップと、
    前記シール部分とは分離しているが、カバー部分と基底部分のうちの係合された部分に互いに離れて弾性的にバイアスをかけるために一体的で形成される、弾性手段のバイアス部分を使用するステップと
    を含む方法。
  71. バイアス部分を使用する前記ステップは、変形させられるようにカバー部分に接触する複数のバイアス台座を使用して、制御された方法で互いに離れて基底部分およびカバー部分のうちの係合された部分に弾性的にバイアスをかけ、バイアス部分の一部を形成するステップを含む、請求項70に記載の方法。
  72. 円錐形の構成を含めるように前記バイアス台座を形成するステップを含む、請求項71に記載の方法。
  73. ハウジングアウトラインと、前記ハウジング内に支持された少なくとも限られた範囲まで所与の機械的衝撃の影響を受けやすいデジタルストレージ手段とを有する、ハウジングを含むデジタルストレージ装置を提供するステップと、
    デジタルストレージ装置を受け入れるためのストレージデバイスキャビティを形成するホストデバイスを提供するステップと、
    前記ハウジングから伸び、そして、ホストデバイスが前記所与の機械的衝撃を受けたときに、デジタルストレージ装置にかかる機械的衝撃の度合いを少なくするように、ストレージデバイスキャビティ内でハウジングを支持するようにそれらの間で伸びるように、前記ホストデバイスを安定して係合するように、弾性支持手段を形成するステップと、
    デジタルストレージ装置とホストデバイスとの間に電気通信を提供するために、可撓性電気インターフェース手段を使用して、ホストデバイスを前記デジタルストレージ装置に電気的にインターフェースさせるステップと
    を含む、電子アセンブリを製造するための方法
  74. 前記弾性支持手段を形成するために、低係数材料を使用する、請求項73に記載の方法。
  75. 前記形成するステップは、機械的衝撃減衰特性を有する弾性材料を使用して、前記弾性支持手段を形成する、請求項73に記載の方法。
  76. 少なくともほぼ対向する1対の主側面と前記対向する主側面の間に伸びる周縁側壁とを含むようにハウジングを構成するステップを含み、前記形成するステップは弾性支持手段を前記周縁側壁から伸張させるステップを含む、請求項73に記載の方法。
  77. 前記デジタルストレージ装置は、前記ハウジング内の空気をフィルタリングするための再循環フィルタを含み、前記方法は、前記コーナー領域の1つに最も近い前記弾性支持手段を、前記再循環フィルタを少なくとも部分的に支持するためのフィルタ構造を含むように構成するステップを含む、請求項76に記載の方法。
  78. フィルタ構造を、再循環フィルタを介して空気を送るためのフィルタ通路を少なくとも部分的に形成するように形成するステップを含む、請求項77に記載の方法。
  79. 前記周縁側壁は複数のコーナー領域を形成し、前記形成するステップは、各コーナー領域に前記弾性支持手段を固定するステップを含む、請求項76に記載の方法。
  80. 各コーナー領域にある前記周縁側壁は貫通孔を形成するように構成され、前記固定するステップは、弾性支持手段の一部分が周縁側壁の中にあり、弾性支持手段の他の部分がホストデバイスとの接続のために外に向かって伸びるように、弾性支持手段を各コーナー領域の貫通孔内に突出成形するステップを含む、請求項79に記載の方法。
  81. 周縁側壁内にある弾性支持手段の前記部分は、ハウジングと共に動くバンパ構造を形成するように伸び、結果として、ホストデバイスに対するハウジングの動きでハウジングとホストデバイスとが直接接触する前に、バンパ構造がホストデバイスと接触する、請求項80に記載の方法。
  82. 前記バンパ構造は、ハウジングとホストデバイスとが直接接触する前に、ホストデバイスに接触するために、少なくともほぼ前記主側面のうちの1つと一致する平面に対して外に向かって伸びる少なくとも1つのバンパを形成するように形成される、請求項81に記載の方法。
  83. 前記バンパ構造は、ハウジングとホストデバイスとが直接接触する前に、ホストデバイスに接触するために、前記周縁側壁を通じて外に向かって伸びる少なくとも1つのバンパを形成するように形成される、請求項81に記載の方法。
  84. 弾性支持手段の周縁側壁内にある前記部分は、そこからハウジングと共に動くバンパ構造が伸びるように形成され、結果として、ハウジングが前記対向する主側面に対して垂直の十分な成分を有する動きをしたときに、ハウジングとホストデバイスとが直接接触する前に、バンパ構造がホストデバイスと接触する、請求項80に記載の方法。
  85. 前記ほぼ対向する主側面は、それらの間の厚さを形成するように構成され、少なくとも1対の平行な面の中にほぼ含まれ、そして、前記バンパ構造は、前記平行な平面にほぼ垂直であり、平行な面のそれぞれを越えて外に向かって突出するように前記厚さより長い長さを含むように形成される、請求項84に記載の方法。
  86. 前記ハウジングを、1対のほぼ対向する主側面と、前記対向する主側面の間に伸びる周縁側壁とを含むように構成するステップを含み、前記形成するステップは、弾性支持手段を、周縁側壁とホストデバイスとの間に伸びる少なくとも1つの支持部材を含むように前記周縁側壁から伸張させるステップを含み、その結果、ホストデバイスに対するデジタルストレージ装置の動きが前記支持部材上に動的な機械的応力をかける、請求項73に記載の方法。
  87. 前記ハウジングを、1対のほぼ対向する主側面と、前記対向する主側面の間に伸び複数のコーナー領域を有する周縁側壁とを含むように構成するステップを含み、前記形成するステップは、弾性支持手段を、複数の支持部材のうちの1つを使用して各コーナー領域で前記周縁側壁から伸張させるステップを含み、その支持部材のうちの1つは各コーナー領域とホストデバイスの間に伸び、その結果、前記機械的衝撃なしに前記支持部材のそれぞれに応力をかけてハウジングが支持される、請求項73に記載の方法。
  88. ホストデバイスに対するデジタルストレージ装置の動きが、動きを減衰させるように、前記支持部材に動的な機械的応力を周期的にかけて、前記支持部材を構成するステップを含む、請求項87に記載の方法。
  89. 前記支持部材および前記動きマージンは、3本の直交する回転軸を中心にほぼ等量の減衰を提供するように協働的に構成される、請求項88に記載の方法。
  90. 6自由度のそれぞれに対して制御された反応を提供するように、前記支持部材を形成するステップを含む、請求項88に記載の方法。
  91. 前記ハウジングは、動きマージンが少なくとも部分的にホストデバイスとハウジングとの間の熱伝達率を制限する働きをするように、前記ストレージデバイスキャビティ内に構成される、請求項73に記載の方法。
  92. 前記弾性支持手段は、前記ハウジングから外に向かって伸び、前記ホストデバイスを支持しながら係合するために、1対の対向する接触点を形成する末端部構造を有する、少なくとも1つの一体的に形成された弾性アームを含むように形成される、請求項73に記載の方法。
  93. 前記末端部構造を、1対の対向する接触点に互いに向けてバイアスをかけた状態で、
    ホストデバイスが保持するように構成するステップを含む、請求項92に記載の方法。
  94. 前記末端部構造が、1対の対向する端部を有する支持円柱を含み、それぞれが前記接触点のうちの1つを形成するように構成される、請求項93に記載の方法。
  95. 前記ハウジングは、1対のほぼ対向する主側面を形成するように構成され、前記支持円柱は、ホストデバイスによる支持円柱の保持の前に、対向する主側面に対してほぼ垂直の縦軸を形成するように形成される、請求項94に記載の方法。
  96. 前記弾性支持手段は、前記ハウジングから外に向かって伸び、前記ホストデバイスを支持しながら係合するために末端部構造を有する、少なくとも1つの一体的に形成された弾性アームを含むように形成され、前記弾性アームは、ハウジングと共に、およびホストデバイスに関連して動く、前記ハウジングに最も近いバンパ構造を含むように構成され、その結果、バンパ構造は、ハウジングが選択された方向に沿った十分な成分を有する動きをしたときに、ハウジングとホストデバイスとが直接接触する前に、ホストデバイスと接触する、請求項73に記載の方法。
  97. 前記ハウジングは1対のほぼ対向する主側面を形成するように形成され、前記バンパ構造は、動きの十分な成分が前記対向する主側面に対して垂直であるときに、ホストデバイスと接触するように構成される、請求項96に記載の方法。
  98. 前記ハウジングは、それらの間に厚みを有する1対の少なくともほぼ対向する主側面を形成し、1対の平行な面の中に少なくともほぼ含まれるハウジングアウトラインを含むように構成され、前記バンパ構造は、前記平行な平面にほぼ垂直であり、平行な面のそれぞれを越えて外に向かって突出するように前記厚さより長い長さを含むように形成される、請求項96に記載の方法。
  99. 前記バンパ構造は、前記支持アームの側面マージンに沿って配置された1対のバンパ円柱を含み、そして、前記長さを対抗する平面に対して垂直に形成するように形成される、請求項98に記載の方法。
  100. 前記ハウジングは、カバー部分を基底部分に取り付けるために、カバー部分の一部および基底部分の一部を形成するラッチ手段を有する基底部分およびカバー部分を含むように設けられる、請求項73に記載の方法。
  101. 前記カバー部分は、前記ラッチ手段の一部として、少なくともラッチが掛けられていない位置からラッチが掛けられる位置まで移動可能な複数のラッチアームを含むように形成され、前記基底部分は、前記ラッチ手段の他の部分として複数のラッチ凹部を形成するように形成され、その結果、前記ラッチが掛けられていない位置のラッチアームは、基底部分上にカバー部分を置くとラッチ凹部と位置合わせ可能であり、その後前記ラッチアームはラッチが掛けられる位置に移動してカバー部分を基底部分に取り付けることが可能である、請求項100に記載の方法。
  102. 前記カバー部分をシート材料から形成するステップと、前記ラッチアームを前記シート材料の一体的部分として型打ちするステップとを含む、請求項101に記載の方法。
  103. 前記ハウジングは、互いに取付け可能である基底部分およびカバー部分を含むように形成され、前記弾性支持手段は、ハウジング内にデジタルストレージ手段をシールするために、カバー部分と基底部分のうちの互いに取り付けられた部分をシールするように、一体的に形成されたガスケット部分を備えてさらに形成された弾性手段の一体的に形成された部分として形成される、請求項73に記載の方法。
  104. 前記ガスケット部分を、基底部分およびカバー部分のうちの1つに固定的に配置し、前記ガスケット部分を、基底部分およびカバー部分のうちの他の1つを係合するためのシール構造を含むように形成し、さらに前記ガスケット部分は、カバーおよび基底部分のうちの取り付けられた部分に互いに離れて弾性的にバイアスをかけるために、前記シール構造から離れてバイアス構造を形成するように形成される、請求項103に記載の方法。
  105. 前記ガスケット部分を、前記カバー部分内の所定の位置に成形するステップを含む、請求項104に記載の方法。
  106. ガスケット部分をカバー部分に取り付けるステップと、前記バイアス構造の一部として、制御された方法で互いに離れた基底およびカバー部分に弾性的にバイアスをかけるために基底部分に接触するように構成された複数のバイアス台座を形成するステップとを含む、請求項104に記載の方法。
  107. 前記カバー部分は、カバー部分の第1の主側面を形成する第1のパネルを含むように形成され、前記ガスケット部分を少なくとも部分的に前記第1の主側面の内部表面に取り付けるステップを含む、請求項103に記載の方法。
  108. 前記カバー部分を、前記第1の主側面から外に向かって伸びる周縁側壁を含むように形成するステップと、前記ガスケット部分を前記周縁側壁の内部域に少なくとも部分的に取り付けるステップとを含む、請求項107に記載の方法。
  109. 前記カバー部分は、第1の主領域を形成し周縁部を有する第1のパネルを含むように、および第1のパネルと協働して周縁コーナー領域を形成するように、前記周縁部から横方向に伸びる側壁をさらに含んで形成され、前記ガスケット部分を少なくとも部分的に前記コーナー領域内に固定的に配置するステップを含む、請求項94に記載の方法。
  110. 前記ガスケット部分を、周縁コーナー領域内に成形するステップを含む、請求項109に記載の方法。
  111. 前記基底部分を、前記ハウジング内にデジタルストレージ手段をシールするためにガスケット部分を係合するように構成された周縁シールリムを含むように構成するステップを含む、請求項109に記載の方法。
  112. 前記カバー部分の孔に複数の貫通孔を形成するステップと、少なくとも部分的にガスケット部分および弾性支持手段を位置的に保持する働きをするように前記弾性手段を前記貫通孔内に成形するステップとを含む、請求項103に記載の方法。
  113. 前記カバー部分は、カバー部分の主要表面を形成する第1のパネルを含み、そして、前記貫通孔を形成するように形成される、請求項112に記載の方法。
  114. 前記カバー部分は、前記貫通孔を形成し外部表面を含むシート材料から形成され、前記成形ステップは、前記弾性手段を、複数の弾性バンパのうちの1つとして各貫通孔の外側に弾性バンパを形成するために、各貫通孔を通じて前記外部表面から外に向かって伸張させる、請求項112に記載の方法。
  115. 前記カバー部分は、主パネルと主パネルの周縁部に取り付けられた周縁側壁とを含み、前記複数の弾性バンパの少なくとも1つのグループを、前記主パネルから外に向かって伸びるように形成するステップを含む、請求項114に記載の方法。
  116. 前記複数の弾性バンパの少なくとも他のグループは、前記周縁側壁から外に向かって伸びるように形成される、請求項115に記載の方法。
  117. 前記複数の弾性バンパを形成するステップは、動きマージンの周縁部でホストデバイスと初期に接触するためのバンパ構造を形成する、請求項114に記載の方法。
  118. 前記デジタルストレージ手段は、ホストデバイスを介して所与の振動を受ける可能性があり、前記弾性支持手段を所与の振動を抑制するように構成するステップを含む、請求項73に記載の方法。
  119. 前記カバー部分を、前記貫通孔を形成し外部表面を含むシート材料から形成するステップと、前記弾性手段を、前記貫通孔のうちの少なくとも2つの間に連続して伸びる弾性バンパを形成するために、各貫通孔を通じて前記外部表面から外に向かって伸張させるステップとを含む、請求項112に記載の方法。
  120. 前記カバー部分は周縁部を含み、そして、弾性手段を伸張させるステップは、前記弾性バンパをカバー部分の周縁部付近に連続して形成するステップを含む、請求項119に記載の方法。
  121. 周縁コーナー領域を含む前記カバー部分を形成するステップを含み、そして、弾性手段を伸張させる前記ステップは、前記弾性バンパを周縁コーナー領域付近に連続して形成するステップを含む、請求項119に記載の方法。
  122. 前記周縁コーナー領域は、コーナー部分の主側面とその周囲の周縁側壁との間に形成された斜めに切られた表面を含むように、前記カバー部分が形成され、前記形成ステップは、前記弾性バンパを、前記斜めに切られた表面上、ならびに前記周縁コーナー領域内の周縁側壁および主側面の延長によって形成されるカバー外形内に形成する、請求項121に記載の方法。
  123. ストレージデバイスキャビティを形成するホストデバイスと電気的にインターフェース可能なデジタルストレージ装置であって、
    ハウジングとホストデバイスとの間に動きマージンを与えるように、ストレージデバイスキャビティ内に受入れ可能なハウジングと、
    前記ハウジング内で支持され、少なくとも限られた範囲まで所与の機械的衝撃の影響を受けやすいデジタルストレージ手段と、
    デジタルストレージ手段をホストデバイスと電気的にインターフェースさせる可撓性の電気的相互接続手段と、
    前記ホストデバイスおよび前記ハウジングに接続され、それらの間に伸びて、所与の機械的衝撃に対する6自由度の反応で、ホストデバイスに関連するハウジングの動きを伴う制御された反応を提供するようにハウジングを支持する支持手段と
    を備えるデジタルストレージ装置。
  124. 前記支持手段は、所与の力に対してホストデバイスとの接触を回避するため、ハウジングの動きを制約するように構成される、請求項123に記載のデジタルストレージ装置。
  125. ハウジングおよびデジタルストレージ手段を含み、少なくとも限られた範囲まで所与の機械的衝撃の影響を受けやすく、前記ハウジング内で支持されたデジタルストレージ装置と、
    前記デジタルストレージ装置と電気的にインターフェース可能であり、デジタルストレージ装置を受け入れるためのストレージデバイスキャビティを形成するホストデバイスと、
    デジタルストレージ手段とホストデバイスとの間に電気通信を提供する可撓性の電気的相互接続手段と、
    前記ホストデバイスおよび前記ハウジングに接続され、それらの間に伸びて、ホストデバイスが所与の機械的衝撃を受けたときに、デジタルストレージ装置にかかり、次いで、デジタルストレージ手段にかかる機械的衝撃の度合いが少なくなるように、ストレージデバイスキャビティ内でハウジングを支持する弾性支持手段と
    を含む電子アセンブリ。
  126. 前記電気的相互接続手段は、ホストデバイスが前記所与の機械的衝撃を受ける前および受けた後に、少なくとも、デジタルストレージ装置とホストデバイスとの間の電気通信を維持するように構成される、請求項125に記載のアセンブリ。
  127. 前記電気的相互接続手段は、デジタルストレージ装置が受ける機械的衝撃の度合いが少ない場合に対する寄与を大幅に減らすように構成される、請求項126に記載のアセンブリ。
  128. 前記デジタルストレージ手段は電子機械的である、請求項125に記載のアセンブリ。
  129. 前記デジタルストレージ手段は、回転可能媒体および少なくとも回転可能媒体を読み取るように構成されたヘッド手段を含む、請求項128に記載のアセンブリ。
  130. 前記弾性支持手段は、前記動きマージンを通じて伸びる衝撃減衰特性を有する弾性材料を含む、請求項125に記載のアセンブリ。
  131. 前記弾性材料は低係数材料である、請求項130に記載のアセンブリ。
  132. 前記ハウジングは、ほぼ対向する1対の主側面と前記対向する主側面の間に伸びる周縁側壁とを含み、前記弾性支持手段は前記周縁側壁から伸びる、請求項125に記載のアセンブリ。
  133. 前記周縁側壁は、複数のコーナー領域を形成し、前記弾性支持手段は、各コーナー領域からホストデバイスへと伸びることによって支持を提供する、請求項132に記載のアセンブリ。
  134. 各コーナー領域の前記周縁側壁は、貫通孔を形成し、前記弾性支持手段は、周縁側壁内にある少なくとも一部分と、前記介して開口部を通じてホストデバイスへと外に向かって伸びる他の部分とを含む、請求項133に記載のアセンブリ。
  135. 弾性支持手段の周縁側壁内にある前記部分は、そこからハウジングと共に動くバンパ構造を形成するように伸び、結果として、ホストデバイスに対するハウジングの動きでハウジングとホストデバイスとが直接接触する前に、バンパ構造がホストデバイスと接触する、請求項134に記載のアセンブリ。
  136. 前記ハウジングは、ほぼ対向する1対の主側面を形成し、前記バンパ構造は、ハウジングとホストデバイスとが直接接触する前に、ホストデバイスに接触するために、少なくともほぼ前記主側面のうちの1つと一致する平面に対して外に向かって伸びる少なくとも1つのバンパを形成する、請求項135に記載のアセンブリ。
  137. 前記ハウジングは、ほぼ対向する1対の主側面とその間に伸びる側壁とを形成し、前記バンパ構造は、ハウジングとホストデバイスとが直接接触する前に、ホストデバイスに接触するために、前記周縁側壁を通じて外に向かって伸びる少なくとも1つのバンパを形成する、請求項135に記載のアセンブリ。
  138. 前記弾性支持手段は、周縁側壁とホストデバイスとの間に伸びる少なくとも1つの弾性支持アームを含み、その結果、ホストデバイスに対するデジタルストレージ装置の動きが前記弾性支持アーム上に動的な機械的応力をかける、請求項132に記載のアセンブリ。
  139. 前記周縁側壁は、複数のコーナー領域を形成し、前記弾性支持手段は、複数の支持部材を使用してコーナー領域を支持し、その支持部材のうちの1つは各コーナー領域とホストデバイスの間に伸び、その結果、前記機械的衝撃なしに前記支持部材のそれぞれに応力をかけてハウジングが支持される、請求項132に記載のアセンブリ。
  140. 前記支持部材は、ホストデバイスに対するデジタルストレージ装置の動きが、動きを減衰させるように、前記支持部材に動的な機械的応力をかけて配置される、請求項139に記載のアセンブリ。
  141. 前記支持部材および前記動きマージンは、6自由度でホストデバイスに関連して機械的に誘発されたハウジングの動きを可能にするために協働し、6自由度のそれぞれに対して制御された反応を提供するように構成される、請求項140に記載のアセンブリ。
  142. 前記支持部材は、3本の直交する回転軸を中心にほぼ等量の減衰を提供するように協働的に構成される、請求項140に記載のアセンブリ。
  143. 前記ハウジングは、ホストデバイスとデジタルストレージ装置との間に熱分離を提供するために、前記ストレージデバイスキャビティ内に配置される、請求項125に記載のアセンブリ。
  144. 前記弾性支持手段は、前記ハウジングから外に向かって伸び、前記ホストデバイスを支持しながら係合するために1対の対向する接触点を形成する末端部構造を有する、少なくとも1つの一体的に形成された弾性アームを含む、請求項125に記載のアセンブリ。
  145. 前記末端部構造は、1対の対向する接触点に互いに向けてバイアスをかけた状態で、ホストデバイスによって保持されるように構成される、請求項144に記載のアセンブリ。
  146. 前記末端部構造は、1対の対向する端部を有する支持円柱を含み、それぞれが前記接触点のうちの1つを形成する、請求項145に記載のアセンブリ。
  147. 前記弾性支持手段は、前記ハウジングから外に向かって伸び、前記ホストデバイスを支持しながら係合するために末端部構造を有する、少なくとも1つの一体的に形成された弾性アームを含み、前記弾性アームは、ハウジングと共に、およびホストデバイスに関連して動くように構成された、前記ハウジングに最も近いバンパ構造を含み、その結果、バンパ構造は、ハウジングが選択された方向に沿った十分な成分を有する動きをしたときに、ハウジングとホストデバイスとが直接接触する前に、ホストデバイスと接触する、請求項125に記載のアセンブリ。
  148. 前記ハウジングは、それらの間に厚みを有する1対の少なくともほぼ対向する主側面を形成し、1対の平行な面の中に少なくともほぼ含まれるハウジングアウトラインを含み、前記バンパ構造は、前記平行な平面にほぼ垂直であり、平行な面のそれぞれを越えて外に向かって突出するように前記厚さより長い長さを含む、請求項147に記載のアセンブリ。
  149. 前記バンパ構造は、前記支持アームの側面マージンに沿って配置された1対のバンパ円柱を含み、前記長さを対抗する平面に対して垂直に形成するものである、請求項148に記載のアセンブリ。
  150. 前記ハウジングは、カバー部分の一部および基底部分の一部を形成するラッチ手段を使用して互いに取付け可能な、基底部分およびカバー部分を含む、請求項125に記載のアセンブリ。
  151. 前記カバー部分は、前記ラッチ手段の一部として、少なくともラッチが掛けられていない位置からラッチが掛けられる位置まで移動可能な複数のラッチアームを含み、前記基底部分は前記ラッチ手段の他の部分として複数のラッチ凹部を形成し、その結果、前記ラッチが掛けられていない位置のラッチアームは、基底部分上にカバー部分を置くとラッチ凹部と位置合わせ可能であり、その後前記ラッチアームはラッチが掛けられる位置に移動してカバー部分を基底部分に取り付けることが可能である、請求項150に記載のアセンブリ。
  152. 前記カバー部分は、シート材料から形成され、前記ラッチアームは、前記シート材料の一体的部分として型打ちされる、請求項151に記載のアセンブリ。
  153. 前記ハウジングは、互いに取付け可能である基底部分およびカバー部分を含み、前記弾性支持手段は、ハウジング内にデジタルストレージ手段をシールするために、カバー部分と基底部分のうちの互いに取り付けられた部分をシールするように、一体的に形成されたガスケット部分をさらに含む弾性手段の一体的に形成された部分である、請求項125に記載のアセンブリ。
  154. 前記ガスケット部分は、基底部分およびカバー部分のうちの1つに固定的に配置され、前記ガスケット部分は、基底部分およびカバー部分のうちの他の1つを係合するためのシール構造を含み、さらに前記ガスケット部分は、カバーおよび基底部分のうちの取り付けられた部分に互いに離れて弾性的にバイアスをかけるために、前記シール構造から離れてバイアス構造を形成する、請求項153に記載のアセンブリ。
  155. 前記ガスケット部分は、前記カバー部分内の所定の位置に成形される、請求項154に記載のアセンブリ。
  156. 前記ガスケット部分は、カバー部分に取り付けられ、前記バイアス構造は、制御された方法で互いに離れた基底およびカバー部分に弾性的にバイアスをかけるために基底部分に接触する複数のバイアス台座を含む、請求項154に記載のアセンブリ。
  157. 前記カバー部分は、カバー部分の第1の主側面を形成する第1のパネルを含み、前記ガスケット部分は、少なくとも部分的に前記第1の主側面の内部表面に取り付けられる、請求項153に記載のアセンブリ。
  158. 前記カバー部分は、前記第1の主側面から外に向かって伸びる周縁側壁を含み、前記ガスケット部分は、前記周縁側壁の内部域に少なくとも部分的に取り付けられる、請求項157に記載のアセンブリ。
  159. 前記カバー部分は、第1の主領域を形成し周縁部を有する第1のパネルを含み、第1のパネルと協働して周縁コーナー領域を形成するように前記周縁部から横方向に伸びる側壁をさらに含み、前記ガスケット部分は、少なくとも部分的に前記コーナー領域内に固定的に配置される、請求項153に記載のアセンブリ。
  160. 前記ガスケット部分は、周縁コーナー領域内に成形される、請求項159に記載のアセンブリ。
  161. 前記基底部分は、前記ハウジング内にデジタルストレージ手段をシールするためにガスケット部分を係合するように構成された周縁シールリムを含む、請求項159に記載のアセンブリ。
  162. 前記カバー部分は、複数の貫通孔を形成し、そこへ、少なくとも部分的にガスケット部分および弾性支持手段を位置的に保持する働きをするように前記弾性手段が成形される、請求項153に記載のアセンブリ。
  163. 前記カバー部分は、カバー部分の主要表面を形成し、前記貫通孔を形成する第1のパネルを含む、請求項162に記載のアセンブリ。
  164. 前記カバー部分は、前記貫通孔を形成し、外部表面を含むシート材料から形成され、前記弾性手段は、複数の弾性バンパのうちの1つとして各貫通孔の外側に弾性バンパを形成するために各貫通孔を通じて前記外部表面から外に向かって伸びる、請求項162に記載のアセンブリ。
  165. 前記カバー部分は、主パネルと、主パネルの周縁部に取り付けられた周縁側壁とを含み、前記複数の弾性バンパの少なくとも1つのグループは、前記主パネルから外に向かって伸びるように形成される、請求項164に記載のアセンブリ。
  166. 前記複数の弾性バンパの少なくとも他のグループは、前記周縁側壁から外に向かって伸びる、請求項165に記載のアセンブリ。
  167. 前記複数の弾性バンパは、動きマージンの周縁部でホストデバイスと初期に接触するためのバンパ構造を形成する、請求項164に記載のアセンブリ。
  168. 前記デジタルストレージ手段は、ホストデバイスを介して所与の振動を受ける可能性があり、前記弾性支持手段は所与の振動を抑制するように構成される、請求項125に記載のアセンブリ。
  169. 協働してハウジングキャビティを形成するように構成されたカバー部分および基底部分を含むハウジングと、
    前記ハウジングキャビティ内に支持されるデジタルストレージ手段と、
    ハウジングキャビティ内の空気をフィルタリングするための再循環フィルタと、
    (i)基底部分に対してカバー部分をシールし、そして、(ii)ハウジングキャビティ内に前記再循環フィルタを少なくとも部分的に支持するために、弾性材料から一体的で形成される手段と
    を備えるデジタルストレージ装置。
  170. 前記手段は、再循環フィルタを介して空気を送るためのフィルタ通路を少なくとも部分的に形成する、請求項169に記載のデジタルストレージ装置。
  171. 前記カバー部分は、シール周縁部を含み、前記基底部分は、周縁シールリップを形成し、前記手段は、基底部分に対してカバー部分をシールするように、シール周縁部および周縁部シールリップと協働して構成され、前記手段は、基底部分とカバー部分とのうちの1つによって支持され、その結果、カバー部分を基底部分に取り付けることでカバー部分と基底部分との間に再循環フィルタを保持する、請求項169に記載のデジタルストレージ装置。
  172. 協働してハウジングキャビティを形成するために、カバー部分および基底部分を含むように、ハウジングを構成するステップと、
    前記ハウジングキャビティ内にデジタルストレージ手段を支持するステップと、
    ハウジングキャビティ内の空気をフィルタリングするための再循環フィルタを提供するステップと、
    (i)基底部分に対してカバー部分をシールし、そして、(ii)ハウジングキャビティ内に前記再循環フィルタを少なくとも部分的に支持するための手段を、弾性材料を使用して一体的に形成するステップと
    を含む、デジタルストレージ装置を製造する方法。
  173. 前記手段を形成するステップは、再循環フィルタを通じて空気を送るためのフィルタ通路を少なくとも部分的に形成するステップを含む、請求項172に記載の方法。
  174. 前記カバー部分は、シール周縁部を含み、前記基底部分は、周縁シールリップを形成し、前記方法は、基底部分とカバー部分のうちの1つを使用して前記手段を支持するステップと、シール周縁部および周縁部シールリップと協働してカバー部分と基底部分のうちの取り付けられた部分をシールするように前記手段を構成するステップと、前記手段とカバー部分および基底部分のうちの他方の部分との間に再循環フィルタを保持するために、カバー部分を基底部分に取り付けるステップとを含む、請求項172に記載の方法。
  175. ホストデバイスと電気的にインターフェース可能なデジタルストレージ装置であって、
    少なくとも限られた範囲まで機械的衝撃の影響を受けやすいデジタルストレージ手段と、
    前記デジタルストレージ手段を支持するベース手段と、
    デジタルストレージ手段をキャビティ内に収納するために、ベース手段に取り付けられたカバー手段であって、カバー手段に対するベース手段の動きを許容するように、前記キャビティは、ベース手段とカバー手段とを取り付けることによって協働して形成されており、そして、前記カバー手段は、前記ホストデバイスによって係合するように構成されており、もって、ベース手段およびこれによって支持されるデジタルストレージ手段が、カバー手段に対するベース手段の動きによって、ホストデバイスが受け取る前記機械的衝撃から少なくとも部分的に分離されるところのカバー手段と
    を備える装置。
  176. ベース手段とカバー手段の間に配置されたダンピング部分を有する弾性手段を含み、その結果、ベース手段とカバー手段との間の十分な量の相対的な動きがダンピング部分を圧縮し、ベース手段とそれによって支持されるデジタルストレージ手段とを機械的衝撃から分離する、請求項175に記載のデジタルストレージ装置。
  177. 前記カバー部分は、複数のカバーコーナーを形成する周縁側壁を含み、ベース手段は、前記カバーコーナーに対応する複数の基底コーナーを形成し、その結果、ベース手段がカバー手段に取り付けられた場合、各基底コーナーとカバーコーナーの1つとは間隔を空けた関係にあり、前記ダンピング部分は複数のコーナークッションを含み、そのうちの1つがそれぞれ間隔を空けた基底コーナーとカバーコーナーの間に配置される、請求項176に記載のデジタルストレージ装置。
  178. 前記弾性手段は、カバー手段とベース手段との取付け部分を互いにシールするために、ダンピング部分と一体的に形成されたシール部分を含む、請求項176に記載のデジタルストレージ装置。
  179. 前記弾性手段は、互いから離れてカバー手段とベース手段との取付け部分に弾性的にバイアスをかけるためにバイアス力を提供し、そして、前記バイアス力にほぼ対向する方向のカバー手段およびベース手段の互いの方に向かう動きを少なくとも制限するように、の前記ダンピング部分の一部として作用するために、一体的に形成されたバイアス部分を含む、請求項176に記載のデジタルストレージ装置。
  180. 前記弾性手段は、前記相対的な動きを可能にするように、ベース手段にカバー手段を選択的に取り付けるために、前記カバー手段の一部を形成する複数のラッチアームを含む、請求項179に記載のデジタルストレージ装置。
  181. ホストデバイスと電気的にインターフェース可能であり、少なくとも限られた範囲まで機械的衝撃の影響を受けやすいデジタルストレージ手段を含むデジタルストレージ装置の製造において、
    ベース手段を使用して、前記デジタルストレージ手段を支持するステップと、
    カバー手段に対するベース手段の動きを可能にするように、ベース手段およびカバー手段によって協働的に形成されるキャビティ内にデジタルストレージ手段を配置するために、ベース手段をカバー手段に取り付けるステップと、
    ベース手段およびこれによって支持されるデジタルストレージ手段が、カバー手段に対するベース手段の動きによってホストデバイスが受け取る前記機械的衝撃から少なくとも部分的に分離されるように、前記ホストデバイスを係合するように前記カバー手段を構成するステップと
    を含む方法。
  182. ベース手段とカバー手段の間にダンピング手段を配置するステップを含み、その結果、ベース手段とカバー手段との間の十分な量の相対的な動きがダンピング手段を圧縮し、ベース手段とこれによって支持されるデジタルストレージ手段とを機械的衝撃から少なくとも部分的に分離する、請求項181に記載の方法。
  183. 前記カバー部分は、複数のカバーコーナーを形成する周縁側壁を含み、ベース手段は、前記カバーコーナーに対応する複数の基底コーナーを形成し、その結果、ベース手段がカバー手段に取り付けられた場合、各基底コーナーとカバーコーナーの1つとは間隔を空けた関係にあり、前記配置ステップは、ダンピング手段を少なくともほぼそれぞれ間隔を空けた基底コーナーとカバーコーナーの間に配置する、請求項182に記載の方法。
  184. 前記ダンピング手段を含み、カバー手段とベース手段のうちの取り付けられた構成を互いにシールするためのシール部分をさらに有する弾性手段を一体的に形成するステップを含む、請求項182に記載の方法。
  185. 前記弾性手段を一体的に形成するステップは、互いから離れてカバー手段とベース手段との取付け部分に弾性的にバイアスをかけるためにバイアス力を提供し、そして、前記バイアス力にほぼ対向する方向のカバー手段およびベース手段の互いの方に向かう動きを少なくとも制限するための前記ダンピング部分の一部として作用するためのバイアス部分を形成するステップ含む、請求項184に記載の方法。
  186. 前記相対的な動きを可能にするように、ベース手段にカバー手段を選択的に取り付けるために、前記カバー手段の一部として複数のラッチアームを形成するステップを含む、請求項185に記載の方法。
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