JPH07326875A - 電子機器におけるダンパーの組付構造 - Google Patents
電子機器におけるダンパーの組付構造Info
- Publication number
- JPH07326875A JPH07326875A JP11913394A JP11913394A JPH07326875A JP H07326875 A JPH07326875 A JP H07326875A JP 11913394 A JP11913394 A JP 11913394A JP 11913394 A JP11913394 A JP 11913394A JP H07326875 A JPH07326875 A JP H07326875A
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- JP
- Japan
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- damper
- main body
- chassis
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- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シャーシーとメカデッキの間に振動吸収用の
ダンパー20が介在されてなる電子機器において、シャ
ーシーの支持板部2aに対するダンパー20の組付性を
改善する。 【構成】 ダンパー20を、メカデッキを支持するダン
パー本体部21と、このダンパー本体部21をシャーシ
ーの支持板部2aに固定保持するための保持部22とが
接続帯部26を介して展開される一体形状に形成する。
そして、このダンパー20を、ダンパー本体部21と保
持部22とでシャーシーの支持板部2aを挟むように接
続帯部26で折曲げて、ダンパー本体部21と保持部2
2を結合させることによって組付ける。
ダンパー20が介在されてなる電子機器において、シャ
ーシーの支持板部2aに対するダンパー20の組付性を
改善する。 【構成】 ダンパー20を、メカデッキを支持するダン
パー本体部21と、このダンパー本体部21をシャーシ
ーの支持板部2aに固定保持するための保持部22とが
接続帯部26を介して展開される一体形状に形成する。
そして、このダンパー20を、ダンパー本体部21と保
持部22とでシャーシーの支持板部2aを挟むように接
続帯部26で折曲げて、ダンパー本体部21と保持部2
2を結合させることによって組付ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器における耐振機
構に用いられるダンパーに関し、特にその組付構造に係
るものである。
構に用いられるダンパーに関し、特にその組付構造に係
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に駆動機構を有する電子機器におい
ては、駆動機構部(メカデッキ)を外部振動から守るた
めの耐振構造が採用されている。この電子機器における
耐振構造の一例を図1に示す。
ては、駆動機構部(メカデッキ)を外部振動から守るた
めの耐振構造が採用されている。この電子機器における
耐振構造の一例を図1に示す。
【0003】ここに例示されるものは、MD(ミニディ
スク)と称される小型の記録ディスクを再生するプレー
ヤーで、図において1はこのMDプレーヤーを全体とし
て示し、2はその構体の枠組となるシャーシーである。
3はこのシャーシー2に収まるように組込まれるメカデ
ッキを示し、4はそのベースとなるシャーシー(以下メ
カシャーシーという)、5はMDを内蔵したカートリッ
ジ6が挿入保持されるカートリッジホルダーで、メカシ
ャーシー4上には、カートリッジ6の中のMDを回転駆
動させるためのモーターや、MDに記録された信号を読
取るための光学ヘッド等が搭載されている。
スク)と称される小型の記録ディスクを再生するプレー
ヤーで、図において1はこのMDプレーヤーを全体とし
て示し、2はその構体の枠組となるシャーシーである。
3はこのシャーシー2に収まるように組込まれるメカデ
ッキを示し、4はそのベースとなるシャーシー(以下メ
カシャーシーという)、5はMDを内蔵したカートリッ
ジ6が挿入保持されるカートリッジホルダーで、メカシ
ャーシー4上には、カートリッジ6の中のMDを回転駆
動させるためのモーターや、MDに記録された信号を読
取るための光学ヘッド等が搭載されている。
【0004】このメカデッキ3はシャーシー2に対し耐
振機構を介してフローティング状態で支持されており、
これによって外部から加わる振動が吸収される構造とな
っている。この耐振機構は、シャーシー2とメカデッキ
3の間の複数箇所(通常4箇所)に介在される圧縮コイ
ルばね10及びゴム製のダンパー20によりなり、これ
ら圧縮コイルばね10及びダンパー20の組付部は、図
2に示すような構造となっている。
振機構を介してフローティング状態で支持されており、
これによって外部から加わる振動が吸収される構造とな
っている。この耐振機構は、シャーシー2とメカデッキ
3の間の複数箇所(通常4箇所)に介在される圧縮コイ
ルばね10及びゴム製のダンパー20によりなり、これ
ら圧縮コイルばね10及びダンパー20の組付部は、図
2に示すような構造となっている。
【0005】即ち、シャーシ2にはその内面側から支持
板部2aが水平に突出され、この支持板部2aには取付
穴2bが形成されており、一方これに対応してメカデッ
キ3側においてはメカシャーシー4の下面側から脚柱7
が突出されている。そしてこの脚柱7と同軸的に圧縮コ
イルばね10がシャーシー2の支持板部2aとメカシャ
ーシー4との間に圧縮介挿されている。
板部2aが水平に突出され、この支持板部2aには取付
穴2bが形成されており、一方これに対応してメカデッ
キ3側においてはメカシャーシー4の下面側から脚柱7
が突出されている。そしてこの脚柱7と同軸的に圧縮コ
イルばね10がシャーシー2の支持板部2aとメカシャ
ーシー4との間に圧縮介挿されている。
【0006】またダンパー20は、メカデッキ3を支持
する袋状のダンパー本体部21と、このダンパー本体部
21をシャーシ2の支持板部2aに固定保持するための
フランジ状の保持部22とを一体に有してなり、このダ
ンパー本体部21と保持部22の間のくびれ部23にお
いて支持板部2aの取付穴2bに嵌合されている。そし
てこのダンパー20の中心部に形成された通穴24、2
5にメカデッキ3の脚柱7が挿通され、さらにこの脚柱
7の下端部にはダンパー20の保持部22の下面に当接
する抜け止め部材8が螺着されている。
する袋状のダンパー本体部21と、このダンパー本体部
21をシャーシ2の支持板部2aに固定保持するための
フランジ状の保持部22とを一体に有してなり、このダ
ンパー本体部21と保持部22の間のくびれ部23にお
いて支持板部2aの取付穴2bに嵌合されている。そし
てこのダンパー20の中心部に形成された通穴24、2
5にメカデッキ3の脚柱7が挿通され、さらにこの脚柱
7の下端部にはダンパー20の保持部22の下面に当接
する抜け止め部材8が螺着されている。
【0007】このように構成される耐振機構部において
は、シャーシ2に対しメカデッキ3が圧縮コイルばね1
0及びダンパー20によって弾性的に支持され、これを
もってシャーシ2からメカデッキ3に伝わる振動を効果
的に吸収し、即ちメカデッキ3を振動から保護している
ものである。
は、シャーシ2に対しメカデッキ3が圧縮コイルばね1
0及びダンパー20によって弾性的に支持され、これを
もってシャーシ2からメカデッキ3に伝わる振動を効果
的に吸収し、即ちメカデッキ3を振動から保護している
ものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上の如き
耐振機構においてシャーシー2の支持板部2aにダンパ
ー20を組付ける際には、図3A〜Bに示す如く、ダン
パー20を支持板部2aの下方から取付穴2bに通して
ダンパー本体部21と保持部22の間のくびれ部23で
嵌合させるようにしている。この場合、支持板部2aの
取付穴2bの径より大きいダンパー本体部21を潰すよ
うに変形させて取付穴2bに通さねばならないため、非
常に組込みずらいという欠点がある。
耐振機構においてシャーシー2の支持板部2aにダンパ
ー20を組付ける際には、図3A〜Bに示す如く、ダン
パー20を支持板部2aの下方から取付穴2bに通して
ダンパー本体部21と保持部22の間のくびれ部23で
嵌合させるようにしている。この場合、支持板部2aの
取付穴2bの径より大きいダンパー本体部21を潰すよ
うに変形させて取付穴2bに通さねばならないため、非
常に組込みずらいという欠点がある。
【0009】また、最近では耐振機構を簡略化するため
に、圧縮コイルばねを省略してゴム硬度の大きいダンパ
ーを単体で使用する構造が考えられているが、このよう
にダンパーの硬度が増した場合には、これを上記の如く
変形させて組込むことが不可能となることも予想され
る。本発明はこのような問題点を解消することを目的と
してなされたものである。
に、圧縮コイルばねを省略してゴム硬度の大きいダンパ
ーを単体で使用する構造が考えられているが、このよう
にダンパーの硬度が増した場合には、これを上記の如く
変形させて組込むことが不可能となることも予想され
る。本発明はこのような問題点を解消することを目的と
してなされたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、シャーシーとメカデッキの間に振動吸収
用のダンパーが介在されてなる電子機器において、上記
ダンパーを、メカデッキを支持するダンパー本体部と、
このダンパー本体部をシャーシーの支持板部に固定保持
するための保持部とが接続部を介して展開される一体形
状に形成し、このダンパーを、ダンパー本体部と保持部
とでシャーシーの支持板部を挟むように接続部で折曲げ
てダンパー本体部と保持部とを結合させることによりシ
ャーシーに組付ける構造としたものである。また、この
ダンパーにおいては、ダンパー本体部と保持部とを結合
状態で保持するための係合手段を設ける。
めに本発明は、シャーシーとメカデッキの間に振動吸収
用のダンパーが介在されてなる電子機器において、上記
ダンパーを、メカデッキを支持するダンパー本体部と、
このダンパー本体部をシャーシーの支持板部に固定保持
するための保持部とが接続部を介して展開される一体形
状に形成し、このダンパーを、ダンパー本体部と保持部
とでシャーシーの支持板部を挟むように接続部で折曲げ
てダンパー本体部と保持部とを結合させることによりシ
ャーシーに組付ける構造としたものである。また、この
ダンパーにおいては、ダンパー本体部と保持部とを結合
状態で保持するための係合手段を設ける。
【0011】
【作用】上記の如き本発明構造においては、シャーシー
の支持板部に対するダンパーの組付けを、ダンパー本体
部を変形させることなく簡単に行なえるので、従来に比
してダンパーの組付性が大幅に改善される。また、ダン
パーのダンパー本体部と保持部とは、係合手段によって
ワンタッチで結合できるので、さらに良好なダンパーの
組付性が得られる。
の支持板部に対するダンパーの組付けを、ダンパー本体
部を変形させることなく簡単に行なえるので、従来に比
してダンパーの組付性が大幅に改善される。また、ダン
パーのダンパー本体部と保持部とは、係合手段によって
ワンタッチで結合できるので、さらに良好なダンパーの
組付性が得られる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて説明する。本発明におけるダンパー20は、図4
Aに示す如く、袋状のダンパー本体部21と、このダン
パー本体部21をシャーシーの支持板部2aに固定保持
するための板状の保持部22とが薄肉の接続帯部26を
介して展開される一体形状に形成されている。
ついて説明する。本発明におけるダンパー20は、図4
Aに示す如く、袋状のダンパー本体部21と、このダン
パー本体部21をシャーシーの支持板部2aに固定保持
するための板状の保持部22とが薄肉の接続帯部26を
介して展開される一体形状に形成されている。
【0013】またこのダンパー20においては、これを
シャーシーの支持板部2aに組付けたときにダンパー本
体部21と保持部22とを結合状態で係合保持するため
の係合手段が設けられている。この係合手段は次のよう
に構成される。
シャーシーの支持板部2aに組付けたときにダンパー本
体部21と保持部22とを結合状態で係合保持するため
の係合手段が設けられている。この係合手段は次のよう
に構成される。
【0014】即ち、ダンパー20の保持部22において
は中心部にボス部27が突設されており、このボス部2
7の先端部には、外周方向に突出する係合爪部27aが
形成されている。尚、上記ボス部27は、シャーシーの
支持板部2aの取付穴2bの径と略等しい外径に形成さ
れており、また本例ではこのボス部27の内周面がメカ
デッキの脚柱を挿通する通穴25となされている。一方
この保持部22側のボス部27に対応してダンパー本体
部21側には、ボス部27の外径と略等しい径の係合穴
28が形成されている。
は中心部にボス部27が突設されており、このボス部2
7の先端部には、外周方向に突出する係合爪部27aが
形成されている。尚、上記ボス部27は、シャーシーの
支持板部2aの取付穴2bの径と略等しい外径に形成さ
れており、また本例ではこのボス部27の内周面がメカ
デッキの脚柱を挿通する通穴25となされている。一方
この保持部22側のボス部27に対応してダンパー本体
部21側には、ボス部27の外径と略等しい径の係合穴
28が形成されている。
【0015】そして以上の如く構成されるダンパー20
をシャーシーの支持板部2aに組付ける際には、図4B
に示す如く、ダンパー本体部21と保持部22とで支持
板部2aを上下から挟むように接続帯部26において折
曲げ、ボス部27を支持板部2aの取付穴2bに通すと
共に係合爪部27aをダンパー本体部21の係合穴28
に挿通係合させることにより、ダンパー本体部21と保
持部22が結合状態で保持され、これによってダンパー
20は支持板部2aに固定状態に組付けられる。
をシャーシーの支持板部2aに組付ける際には、図4B
に示す如く、ダンパー本体部21と保持部22とで支持
板部2aを上下から挟むように接続帯部26において折
曲げ、ボス部27を支持板部2aの取付穴2bに通すと
共に係合爪部27aをダンパー本体部21の係合穴28
に挿通係合させることにより、ダンパー本体部21と保
持部22が結合状態で保持され、これによってダンパー
20は支持板部2aに固定状態に組付けられる。
【0016】尚、このダンパー20の組付けにおいて
は、ボス部27の先端の係合爪部27aがテーパー形状
を有していることにより、この係合爪部27aを支持板
部2aの取付穴2b及びダンパー本体部21の係合穴2
8にスムーズに通すことができ、このため組付作業性は
良好である。
は、ボス部27の先端の係合爪部27aがテーパー形状
を有していることにより、この係合爪部27aを支持板
部2aの取付穴2b及びダンパー本体部21の係合穴2
8にスムーズに通すことができ、このため組付作業性は
良好である。
【0017】また図5はダンパー20の他の形状例を示
し、即ち本例のダンパー20はダンパー本体部21の形
状を、前述した図4に示した如き袋状ではなく、所要の
厚みを有する板状に形成したものである。このダンパー
本体部21の形状を除いては本例のダンパー20は前述
した図4のダンパーと同様に構成され、即ち図5Aに示
す如くダンパー本体部21と保持部22とが接続帯部2
6を介して展開される一体形状を有し、これを同図Bに
示すようにダンパー本体部21と保持部22とで支持板
部2aを挟むように接続帯部26において折曲げ、保持
部22のボス部27を支持板部2aの取付穴2bに通す
と共に係合爪部27aをダンパー本体部21の係合穴2
8に挿通係合させることによって組付ける。
し、即ち本例のダンパー20はダンパー本体部21の形
状を、前述した図4に示した如き袋状ではなく、所要の
厚みを有する板状に形成したものである。このダンパー
本体部21の形状を除いては本例のダンパー20は前述
した図4のダンパーと同様に構成され、即ち図5Aに示
す如くダンパー本体部21と保持部22とが接続帯部2
6を介して展開される一体形状を有し、これを同図Bに
示すようにダンパー本体部21と保持部22とで支持板
部2aを挟むように接続帯部26において折曲げ、保持
部22のボス部27を支持板部2aの取付穴2bに通す
と共に係合爪部27aをダンパー本体部21の係合穴2
8に挿通係合させることによって組付ける。
【0018】以上の図4及び図5の実施例で明らかなよ
うに本発明によるダンパー20は、図3で示した従来例
のダンパーに比して簡単にシャーシーに組付けることが
できる。即ち、従来はダンパー本体部21を潰すように
変形させて支持板部2aの取付穴2bに通して組付けて
いたが、上記実施例ではダンパー本体部21と保持部2
2とで支持板部2aを挟むようにして組付けるため、従
来と比較してダンパーの組付性が大幅に改善された。
うに本発明によるダンパー20は、図3で示した従来例
のダンパーに比して簡単にシャーシーに組付けることが
できる。即ち、従来はダンパー本体部21を潰すように
変形させて支持板部2aの取付穴2bに通して組付けて
いたが、上記実施例ではダンパー本体部21と保持部2
2とで支持板部2aを挟むようにして組付けるため、従
来と比較してダンパーの組付性が大幅に改善された。
【0019】また、最近では耐振機構を簡略化するため
に、圧縮コイルばねを省略してゴム硬度の大きい(硬
い)ダンパーを単体で使用するようにした耐振構造が考
えられているが、上記実施例によれば、このようにダン
パーの硬度が増加した場合でもこれを容易に組付けるこ
とができるものである。
に、圧縮コイルばねを省略してゴム硬度の大きい(硬
い)ダンパーを単体で使用するようにした耐振構造が考
えられているが、上記実施例によれば、このようにダン
パーの硬度が増加した場合でもこれを容易に組付けるこ
とができるものである。
【0020】さらに実施例では、ダンパー本体部21と
保持部22とを係合手段即ち係合爪部27aと係合穴2
8の係合によりワンタッチで結合でき、結合後は確実に
固定保持されるので、ダンパーの組付性においてさらに
効果が大きい。
保持部22とを係合手段即ち係合爪部27aと係合穴2
8の係合によりワンタッチで結合でき、結合後は確実に
固定保持されるので、ダンパーの組付性においてさらに
効果が大きい。
【0021】尚、上記実施例において、ダンパー本体部
21と保持部22の間の接続帯部26(折曲げ部)の弾
性をもって圧縮コイルばねと同等のばね効果を得る構造
とすることもできる。
21と保持部22の間の接続帯部26(折曲げ部)の弾
性をもって圧縮コイルばねと同等のばね効果を得る構造
とすることもできる。
【0022】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではないこと
は言うまでもない。
が、本発明は上記実施例に限定されるものではないこと
は言うまでもない。
【0023】
【発明の効果】以上に説明した如く本発明は、シャーシ
ーとメカデッキの間に振動吸収用のダンパーが介在され
てなる電子機器において、上記ダンパーを、メカデッキ
を支持するダンパー本体部と、このダンパー本体部をシ
ャーシーの支持板部に固定保持するための保持部とが接
続部を介して展開される一体形状に形成し、このように
構成されるダンパーを、ダンパー本体部と保持部とでシ
ャーシーの支持板部を挟むように接続部で折曲げ、ダン
パー本体部と保持部を結合させて組付ける構造としたこ
とにより、従来に比してダンパーの組付性が大幅に改善
される。しかもこれは、ダンパーと圧縮コイルばねの並
用タイプの耐振機構からダンパー単体使用タイプの耐振
機構まで応用できるものである。また、ダンパーにはダ
ンパー本体部と保持部を結合状態で係合保持するための
係合手段が設けられていることにより、ダンパーをワン
タッチで組付けることができるので、さらに良好なダン
パーの組付性を得ることができる。
ーとメカデッキの間に振動吸収用のダンパーが介在され
てなる電子機器において、上記ダンパーを、メカデッキ
を支持するダンパー本体部と、このダンパー本体部をシ
ャーシーの支持板部に固定保持するための保持部とが接
続部を介して展開される一体形状に形成し、このように
構成されるダンパーを、ダンパー本体部と保持部とでシ
ャーシーの支持板部を挟むように接続部で折曲げ、ダン
パー本体部と保持部を結合させて組付ける構造としたこ
とにより、従来に比してダンパーの組付性が大幅に改善
される。しかもこれは、ダンパーと圧縮コイルばねの並
用タイプの耐振機構からダンパー単体使用タイプの耐振
機構まで応用できるものである。また、ダンパーにはダ
ンパー本体部と保持部を結合状態で係合保持するための
係合手段が設けられていることにより、ダンパーをワン
タッチで組付けることができるので、さらに良好なダン
パーの組付性を得ることができる。
【図1】電子機器における耐振機構の説明図である。
【図2】耐振機構の要部の断面図である。
【図3】従来例を示すダンパーの断面図で、Aは組付
前、Bは組付後の状態である。
前、Bは組付後の状態である。
【図4】実施例を示すダンパーの断面図で、Aは組付
前、Bは組付後の状態である。
前、Bは組付後の状態である。
【図5】他の実施例を示すダンパーの断面図で、Aは組
付前、Bは組付後の状態である。
付前、Bは組付後の状態である。
1 電子機器 2 シャーシー 2a 支持板部 2b 取付穴 3 メカデッキ 20 ダンパー 21 ダンパー本体部 22 保持部 26 接続帯部 27 ボス部 27a 係合爪部 28 係合穴
Claims (2)
- 【請求項1】 シャーシーとメカデッキ部の間に振動吸
収用のダンパーが介在されてなる電子機器において、 上記ダンパーは、メカデッキ部を支持するダンパー本体
部と、このダンパー本体部をシャーシの支持板部に固定
保持するための保持部とが接続部を介して展開される一
体形状に形成され、 このダンパーを、上記ダンパー本体部と保持部とでシャ
ーシーの支持板部を挟むように上記接続部で折曲げて上
記ダンパー本体部と保持部を結合させることによりシャ
ーシーに組付けるようにしたことを特徴とする、電子機
器におけるダンパーの組付構造。 - 【請求項2】 上記ダンパーには、ダンパー本体部と保
持部を結合状態で係合保持するための係合手段が設けら
れてなる請求項1に記載の電子機器におけるダンパーの
組付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11913394A JPH07326875A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 電子機器におけるダンパーの組付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11913394A JPH07326875A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 電子機器におけるダンパーの組付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07326875A true JPH07326875A (ja) | 1995-12-12 |
Family
ID=14753759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11913394A Pending JPH07326875A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 電子機器におけるダンパーの組付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07326875A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016084698A (ja) * | 2015-08-25 | 2016-05-19 | 株式会社小松製作所 | コントローラ組立体および作業機械用キャブ |
US9487158B2 (en) | 2014-10-23 | 2016-11-08 | Komatsu Ltd. | Controller assembly and work machine cab |
KR20190023332A (ko) * | 2017-08-28 | 2019-03-08 | (주) 에프티에스코리아 | 기계구조물용 내진장치 |
-
1994
- 1994-05-31 JP JP11913394A patent/JPH07326875A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9487158B2 (en) | 2014-10-23 | 2016-11-08 | Komatsu Ltd. | Controller assembly and work machine cab |
JP2016084698A (ja) * | 2015-08-25 | 2016-05-19 | 株式会社小松製作所 | コントローラ組立体および作業機械用キャブ |
KR20190023332A (ko) * | 2017-08-28 | 2019-03-08 | (주) 에프티에스코리아 | 기계구조물용 내진장치 |
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