JP2005520055A - 増大した引張強さ及び硬さを有するキャパシタ−グレードのリードワイヤ - Google Patents

増大した引張強さ及び硬さを有するキャパシタ−グレードのリードワイヤ Download PDF

Info

Publication number
JP2005520055A
JP2005520055A JP2004517499A JP2004517499A JP2005520055A JP 2005520055 A JP2005520055 A JP 2005520055A JP 2004517499 A JP2004517499 A JP 2004517499A JP 2004517499 A JP2004517499 A JP 2004517499A JP 2005520055 A JP2005520055 A JP 2005520055A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
niobium
wire
powder
capacitor
silicon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004517499A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005520055A5 (ja
Inventor
マーレン リチャード
クマー プラブハット
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HC Starck Inc
Original Assignee
HC Starck Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HC Starck Inc filed Critical HC Starck Inc
Publication of JP2005520055A publication Critical patent/JP2005520055A/ja
Publication of JP2005520055A5 publication Critical patent/JP2005520055A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
    • B22F3/00Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the manner of compacting or sintering; Apparatus specially adapted therefor ; Presses and furnaces
    • B22F3/20Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the manner of compacting or sintering; Apparatus specially adapted therefor ; Presses and furnaces by extruding
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C1/00Making non-ferrous alloys
    • C22C1/04Making non-ferrous alloys by powder metallurgy
    • C22C1/045Alloys based on refractory metals
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G9/00Electrolytic capacitors, rectifiers, detectors, switching devices, light-sensitive or temperature-sensitive devices; Processes of their manufacture
    • H01G9/004Details
    • H01G9/04Electrodes or formation of dielectric layers thereon
    • H01G9/042Electrodes or formation of dielectric layers thereon characterised by the material
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G9/00Electrolytic capacitors, rectifiers, detectors, switching devices, light-sensitive or temperature-sensitive devices; Processes of their manufacture
    • H01G9/004Details
    • H01G9/04Electrodes or formation of dielectric layers thereon
    • H01G9/048Electrodes or formation of dielectric layers thereon characterised by their structure
    • H01G9/052Sintered electrodes
    • H01G9/0525Powder therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
    • B22F2998/00Supplementary information concerning processes or compositions relating to powder metallurgy
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
    • B22F2998/00Supplementary information concerning processes or compositions relating to powder metallurgy
    • B22F2998/10Processes characterised by the sequence of their steps

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)
  • Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)

Abstract

少なくともニオブ及びケイ素を含有している粉末冶金から製造されたキャパシタ−グレードのワイヤであり、その際に、ニオブは、ニオブワイヤ中に存在している金属の最も高い質量百分率である。制御された引張強さを有するワイヤは完成直径で、インゴット冶金により形成されたキャパシタ−グレードのワイヤの強さを超えている。また、粉末冶金ワイヤの硬さは、インゴット冶金から形成されたキャパシタ−グレードのワイヤを超えており、その際に、漏電は、通常、約1150℃及びそれ以上の焼結温度でキャパシタグレードのタンタル、ニオブ又はニオブ−ジルコニウムリードワイヤに適用される規格を満たす。

Description

本発明は、一般にキャパシタリードワイヤ、より好ましくはタンタル又はニオブのアノードコンパクトと共に使用できるニオブリードワイヤに関する。本発明は、ワイヤの漏電定格に著しい損害なく、ケイ素でドープされたニオブの、好ましくは改善された強さ及び硬さを有している、ニオブ粉末冶金に由来するリードワイヤを包含する。
溶融源(melt source)に由来するニオブ及びニオブ合金リードワイヤはキャパシタリードワイヤとして使用されてきた。溶融法起源の純粋なニオブワイヤは1150℃及びそれ以上の焼結温度で低い漏電を有する。しかしながらワイヤは、引張強さ及び硬さにおいて制限されており、これは前記ワイヤを取り扱うのを困難にし;このことは、ワイヤをキャパシタアノードコンパクトにボンディングする際及び/又は取り付けられたリードワイヤを有する、コンパクトの焼結又は固体電解質の熱分解の過程で、低い生産処理量となる。ニオブ合金、例えばニオブ−ジルコニウムは、溶融法起源の純粋なニオブワイヤよりも良好な引張強さ及び1150℃を上回り許容できる漏電を有する。しかしながら1050℃を上回りジルコニウムは、ワイヤから離れて拡散し、アノードを汚染し、その際に、キャパシタリードワイヤとして許容できなくする。
本発明の対象は、キャパシタグレードのリードワイヤの化学的、機械的、冶金的及び機能的な一貫性を改善することである。
さらに本発明の対象は、焼結及びボンディングの問題を低減することである。
なお、さらに本発明の対象は、ワイヤ及びワイヤ−アノードアセンブリの電気的性質に重大な影響を与えることなく前記の欠点を克服するようにニオブワイヤを改善することである。
本発明は、キャパシタグレードの、ケイ素ドープしたニオブリードワイヤの製造方法に関するものであり、前記方法は、(a)ニオブインゴット又はニオブバーを水素化し、前記インゴット又は前記バーを粉砕するか(grinding)又はミリングし(milling)、それにより約150μm未満の粒径範囲のフィッシャー平均粒子直径を有する粉末を製造することによって、低酸素ニオブ粉末を形成させ、(b)前記粉末を脱水素し(dehyriding)、場合により前記粉末を脱酸素し、低酸素ニオブ粉末を形成させ、(c)前記低酸素ニオブ粉末をケイ素添加剤粉末とブレンドし、前記粉末をコールドアイソスタィックプレスにより圧縮してバーにし、(d)前記バーを熱機械的にロッドに加工し、かつ(e)前記ロッドを圧延及び冷間引抜段階の組合せにかけ、ケイ素ドープしたワイヤを形成させることにより特徴付けられる。本発明はまた、そのようなプロセスからなされる方法にも関する。
本発明は、約600ppm未満のケイ素添加剤を含有している粉末冶金(P/M)から製造されたニオブワイヤを包含する。一般にケイ素の量は約150〜約600ppmの範囲に亘る。好ましくはケイ素の量は約150〜300ppmの範囲に亘る。本発明は、制御された、インゴット冶金(I/M)に直接由来するニオブ及びニオブ−ジルコニウム合金から形成されたキャパシタ−グレードのワイヤを超える、完成直径でのニオブワイヤにより高い機械的な引張強さを付与する。好ましくはまたP/M源ニオブは、ケイ素が酸化物の形で添加される場合でさえも、400ppm未満の酸素含量を有する。P/Mに由来するニオブ及びニオブ−ケイ素ワイヤはまた、I/Mニオブのキャパシタ−グレードのワイヤ及びニオブ−ジルコニウムワイヤの硬さを超える増大した硬さ及び約1150℃及びそれ以上又は約1250及びそれ以上の焼結温度で現行の規格内の漏電を有する。P/M源材料は、約1150℃より十分低いか又は1250℃及びそれ以上で焼結される及び/又は約1150℃未満又は1250℃未満で焼結されるアノードコンパクトに取り付けられる場合に、より高い漏洩を有するであろう。しかし約1150℃又は1250℃及びそれ以上で差は最小になる。
前記の一般的な記述及び以下のより詳細な記述の双方とも、例示的でありかつ説明的であるに過ぎず、かつ記載されているような本発明のさらなる説明を提供することを目的とするものであることが理解されるべきである。
本発明の好ましい実施態様の1つは、以下のように製造されるケイ素ドープしたニオブのリードワイヤである。ニオブ粉末は、ニオブのインゴット又はバーを水素化し、前記インゴット又は前記バーを粉砕するか又はさもなければミリングしてFAPD(フィッシャー平均粒子直径)150μm未満のサイズ範囲で粉末を生じさせ、脱水素及び脱酸することにより形成される。Fincham他のU.S. 3,295,951に開示されているような水素化物−粉砕法及び脱酸(組み合わされた脱水素的脱酸を有する)は、Kumarの米国特許第6,261,337号明細書に記載されており、これらは全体として参考のために本明細書に取り入れられ、前記特許の双方とも、本出願及び本発明の共同発明者としてのKumar氏との共通の帰属のものである。前記ニオブ粉末は好ましくは、400ppm未満、好ましくは200ppm未満の酸素レベルで達成される。ケイ素添加剤粉末は、前記低酸素ニオブ粉末とブレンドされ、コールドアイソスタィックプレス(60 KSIまでで)により圧縮されて、押出し又は焼結バー用のビレットが予備形成されて、好ましくはその際に直径約1.3インチのバーが生じる。前記バーはロッドに熱機械的に加工される。前記ロッドはついで圧延され(又はスエージ加工され)、冷間引き抜きされ、典型的には次のような絞り(reductions)及び中間アニールの工程を有する:
2500°Fで1.5時間アニールし;
直径0.440インチに圧延し;
2500゜Fで1.5時間アニールし;
直径0.103インチに絞り;
直径0.0346インチのワイヤを引き抜き;
最終直径を引き抜く。
一般的な面で述べると、前記ロッドは、圧延され(又はスエージ加工され)、冷間引き抜きされることができ、典型的には次のような絞り及び中間アニールの工程を有する:
約2100°F〜約2700°Fの範囲に亘る温度で約0.5時間〜約2.0時間の範囲の期間に亘りアニールし;
直径約1インチ〜約0.25インチの範囲に亘る直径に圧延し;
約2100〜約2700°Fの範囲に亘る温度で約0.5時間〜約2.0時間の範囲の期間に亘りアニールし;
直径約1インチ〜約0.075インチに絞り;
最終直径を引き抜く。
本発明に従って製造されたワイヤの直径は約0.005インチ〜約0.1インチの範囲に亘っていてよい。本発明のワイヤは、他の付加的な成分、例えば他の金属又は典型的にはニオブ金属に添加される成分、例えばタンタル、ジルコニウム、チタン又はその混合物を含有していてよい。これらの付加的な成分の種類及び量は、常用のニオブで使用されるものと同じであってよく、かつ当業者に公知であろう。以下の第1表は、直径0.5インチ及び直径0.103インチに減少されたような粉末冶金起源のケイ素ドープしたニオブワイヤの特定の実験1〜5において使用された試験片の化学組成を挙げている。
Figure 2005520055
ワイヤを、第1表の実験1〜5に示されたケイ素マスターブレンドから製造し、かつ試料を多様なサイズマイルストーンで取り、引張強さ及び硬さ(ロックウェル硬さBスケール、HRB)について試験した。I/Mに由来するニオブ−ジルコニウムワイヤ(先行技術)も類似して試験した。
Figure 2005520055
第2表及び図1の結果からわかるように、ニオブ−ケイ素ワイヤは、直径約0.050インチ及びそれ未満でニオブ−ジルコニウムワイヤよりもずっと高い引張強さ及び硬さを有していた。
また、漏電試験(90%で40V)を、ワイヤ(キャパシタ試験条件におけるワイヤ−アノードアセンブリ)又は選んだケイ素マスターブレンド(実験#1及び#2)を有するアノードについて行い、図2に示した。試験を、多様な焼結温度で製造されたリードワイヤを有するアノードアセンブリについて行った。以下の第3表及び図2の結果からわかるように、ニオブ−ケイ素ワイヤは、1250℃及びそれ以上の焼結温度での使用に許容でき、しかしそれより低い場合はそうではないが、1250℃で0.6μA/inの現行のタンタルキャパシタグレードのワイヤ規格の漏洩に適合する。
Figure 2005520055
アノードコンパクトにボンディングされた本発明のニオブ−ケイ素キャパシタリードワイヤの例の側面図及び正面図は図3A〜3Fに説明されている。図3A及び3Bは、アノードコンパクト12に突合せ溶接されたニオブ−ケイ素キャパシタリードワイヤ10を説明している。図3C及び3Dは、コンパクト12内部の縦方向14に埋め込まれたニオブ−ケイ素キャパシタリードワイヤ10を説明している。図3E及び3Fは、コンパクト12の頂部16にリードワイヤ10を溶接しているさらに他の取り付け技術を説明している。図3A〜3Fのいずれのリードワイヤ10及び/又は前記の図のいずれのコンパクト12も、円形又は平らな形状(リボン形)又は他の形状であってよい。
また、漏電試験(90%で40V)を、ワイヤ(キャパシタ試験条件におけるワイヤ−アノードアセンブリ)又は選んだケイ素マスターブレンド(実験#3、4及び5)を有するアノードについて行い、図4に示した。試験を、多様な焼結温度で製造されたリードワイヤを有するアノードアセンブリについて行った。以下の第4表及び図4の結果からわかるように、ニオブ−ケイ素ワイヤは、1150℃及びそれ以上の焼結温度での使用に許容でき、しかしそれより低い場合はそうではないが、1150℃で0.6μA/inの現行のタンタルキャパシタグレードのワイヤ規格の漏洩に適合する。
Figure 2005520055
当業者に全て十分公知である、電解質含浸及び熱分解カソード取り付け及びパッケージングの人工物は、説明の便宜性のために図から省略されている。
本発明の他の実施態様は、本明細書に開示された発明の詳述及び実施の考慮から当業者には明らかである。詳述及び例が単に例示的であるとみなされるべきであることを意味している。
インゴット冶金に由来するニオブ及びニオブ合金ワイヤと比較した、粉末冶金に由来する本発明の選んだニオブ及びニオブ合金ワイヤのワイヤ直径の関数としての極限引張強さを示すグラフ。
インゴット冶金に由来するニオブ及びニオブ合金ワイヤと比較した、粉末冶金に由来する本発明の選んだニオブ及びニオブ合金ワイヤの焼結温度の関数としてのDC漏電を示すグラフ。
アノードコンパクトにボンディングしたキャパシタリードワイヤの例を示す側面図及び正面図。
インゴット冶金に由来するニオブ及びニオブ合金ワイヤと比較した、粉末冶金に由来する本発明の選んだニオブ及びニオブ合金ワイヤの焼結温度の関数としてのDC漏電を示すグラフ。
符号の説明
10 リードワイヤ、12 アノードコンパクト、 14 縦方向、 16 頂部

Claims (18)

  1. ケイ素ドープしたニオブリードワイヤの製造方法において、
    (a)ニオブインゴット又はニオブバーを水素化し、前記インゴット又は前記バーを粉砕するか又はミリングし、それにより約150μm未満の粒径範囲のフィッシャー平均粒子直径を有する粉末を製造することによって、低酸素ニオブ粉末を形成させ、
    (b)前記粉末を脱水素及び脱酸素し、場合により前記粉末を脱酸し、低酸素ニオブ粉末を形成させ、
    (c)前記低酸素ニオブ粉末をケイ素添加剤粉末とブレンドし、前記粉末をコールドアイソスタィックプレスにより圧縮してバーにし;
    (d)前記バーを熱機械的に加工してロッドにし、かつ
    (e)前記ロッドを圧延及び冷間引抜段階の組合せにかけ、キャパシタグレードのケイ素ドープしたワイヤを形成させる
    ことを特徴とする、ケイ素ドープしたニオブリードワイヤの製造方法。
  2. 前記ケイ素を約600ppm未満である量で添加する、請求項1記載の方法。
  3. 前記ケイ素を約150〜約300ppmの範囲に亘る量で添加する、請求項1記載の方法。
  4. 前記ロッドを、アニール段階、圧延段階、アニール段階、絞り段階及び引抜段階を含む絞り及び中間アニールの工程にかける、請求項1記載の方法。
  5. 前記ロッドを、(i)第一アニール段階、(ii)圧延段階、(iii)第二アニール段階、(iv)絞り段階及び(v)引抜段階からなる段階の組合せにかける、請求項1記載の方法。
  6. 前記の絞り及び中間アニールの工程が、次の段階:
    約2500°Fの温度で1.5時間アニールする段階;約0.440インチの直径に圧延する段階;約2500°Fの温度で1.5時間アニールする段階;直径約0.1インチの直径に絞る段階;少なくとも約0.005インチの直径を有しているワイヤを引き抜く段階
    を含む段階の組合せを含む、請求項5記載の方法。
  7. 前記ワイヤがさらに、タンタル、ジルコニウム、チタン及びその組合せからなる群から選択される金属成分を含有する、請求項1記載の方法。
  8. 前記ニオブ粉末が約400ppm未満である酸素レベルを有する、請求項1記載の方法。
  9. 前記ワイヤが、インゴット冶金に直接由来するキャパシタ−グレードのニオブワイヤ及びニオブ−ジルコニウム合金を超える引張強さを有する、請求項1記載の方法。
  10. インゴット冶金に直接由来するキャパシタ−グレードのニオブワイヤ及びニオブ−ジルコニウム合金を超える引張強さを有するキャパシタグレードのワイヤにおいて、
    前記ワイヤが、
    (a)ニオブインゴット又はニオブバーを水素化し、前記インゴット又は前記バーを粉砕するか又はミリングし、それにより約150μm未満の粒径範囲のフィッシャー平均粒子直径を有している粉末を製造することによって、低酸素ニオブ粉末を形成させ、
    (b)前記粉末を脱水素し、場合により前記粉末を脱酸し、低酸素ニオブ粉末を形成させ、
    (c)前記低酸素ニオブ粉末をケイ素添加剤粉末とブレンドし、前記粉末をコールドアイソスタィックプレスにより圧縮してバーにし;
    (d)前記バーを熱機械的に加工してロッドにし、かつ
    (e)前記ロッドを圧延及び冷間引抜段階の組合せにかけ、前記ケイ素ドープしたワイヤを形成させる
    ことを特徴とする方法から製造される、キャパシタグレードのワイヤ。
  11. 前記ケイ素が約600ppm未満である量で添加されている、請求項10記載のキャパシタグレードのワイヤ。
  12. 前記ケイ素が約150〜約300ppmの範囲に亘る量で添加されている、請求項10記載のキャパシタグレードのワイヤ。
  13. 前記ロッドがアニール段階、圧延段階、アニーリング段階、絞り段階及び引抜段階を含む絞り及び中間アニールの工程にかけられている、請求項10記載のキャパシタグレードのワイヤ。
  14. 前記ロッドが、(i)第一アニール段階、(ii)圧延段階、(iii)第二アニール段階、(iv)絞り段階及び(v)引抜段階からなる段階の組合せにかけられている、請求項10記載のキャパシタグレードのワイヤ。
  15. 前記の絞り及び中間アニールの工程が、次の段階:
    (i)約2500°Fの温度で1.5時間アニールする段階;約0.440インチの直径に圧延する段階;約2500°Fの温度で1.5時間アニールする段階;直径約0.1インチの直径に絞る段階;少なくとも約0.005インチの直径を有しているワイヤを引き抜く段階
    を含む段階の組合せを含んでいる、請求項14記載のキャパシタグレードのワイヤ。
  16. 前記ワイヤがさらに、タンタル、ジルコニウム、チタン及びその組合せからなる群から選択されている金属成分を含有している、請求項10記載のキャパシタグレードのワイヤ。
  17. 前記ニオブ粉末が約400ppm未満である酸素レベルを有している、請求項10記載のキャパシタグレードのワイヤ。
  18. 前記ワイヤが、インゴット冶金に直接由来するキャパシタ−グレードのニオブワイヤ及びニオブ−ジルコニウム合金を超える引張強さを有している、請求項10記載のキャパシタグレードのワイヤ。
JP2004517499A 2002-01-24 2003-01-21 増大した引張強さ及び硬さを有するキャパシタ−グレードのリードワイヤ Pending JP2005520055A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US35155402P 2002-01-24 2002-01-24
PCT/US2003/001822 WO2004003949A1 (en) 2002-01-24 2003-01-21 Capacitor-grade lead wires with increased tensile strength and hardness

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005520055A true JP2005520055A (ja) 2005-07-07
JP2005520055A5 JP2005520055A5 (ja) 2009-05-14

Family

ID=30000374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004517499A Pending JP2005520055A (ja) 2002-01-24 2003-01-21 増大した引張強さ及び硬さを有するキャパシタ−グレードのリードワイヤ

Country Status (17)

Country Link
US (1) US7056470B2 (ja)
EP (1) EP1470561A1 (ja)
JP (1) JP2005520055A (ja)
KR (1) KR100947392B1 (ja)
CN (1) CN100431073C (ja)
AU (1) AU2003274890B2 (ja)
BR (1) BR0307059A (ja)
CA (1) CA2473845A1 (ja)
IL (1) IL162966A (ja)
MX (1) MXPA04007118A (ja)
NZ (1) NZ534239A (ja)
PL (1) PL370639A1 (ja)
RU (1) RU2308113C2 (ja)
TW (1) TWI267413B (ja)
UA (1) UA84126C2 (ja)
WO (1) WO2004003949A1 (ja)
ZA (1) ZA200405766B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008153585A (ja) * 2006-12-20 2008-07-03 Sanyo Electric Co Ltd 固体電解コンデンサ
JP2008153589A (ja) * 2006-12-20 2008-07-03 Sanyo Electric Co Ltd 固体電解コンデンサ

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004011214A1 (de) * 2004-03-04 2005-10-06 W.C. Heraeus Gmbh Hochtemperaturbeständiger Niob-Draht
DE102004024026A1 (de) 2004-03-11 2005-09-29 W.C. Heraeus Gmbh Katalysator zur N2O-Zersetzung beim Ostwaldprozess
US20050202966A1 (en) * 2004-03-11 2005-09-15 W.C. Heraeus Gmbh Catalyst for the decomposition of N2O in the Ostwald process
JP2011500962A (ja) * 2007-10-15 2011-01-06 ハイ−テンプ・スペシャルティー・メタルス・インコーポレーテッド 再生スクラップを原材料として使用したタンタル粉末の生産方法
KR20130027785A (ko) * 2011-09-08 2013-03-18 삼성전기주식회사 탄탈 캐패시터
CN104903983A (zh) * 2013-02-26 2015-09-09 宁夏东方钽业股份有限公司 一种电容器级钽铌合金丝及其制造方法
CN103111623B (zh) * 2013-03-19 2015-06-17 北京科技大学 一种制备纳米晶Nb-W-Mo-Zr合金粉末的方法
WO2018142723A1 (ja) * 2017-01-31 2018-08-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 電池用リードおよび捲回型電池
US20190287730A1 (en) * 2018-03-15 2019-09-19 Kemet Electronics Corporation Method to Reduce Anode Lead Wire Embrittlement in Capacitors

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4235629A (en) * 1977-10-17 1980-11-25 Fansteel Inc. Method for producing an embrittlement-resistant tantalum wire
GB2185756A (en) * 1986-01-29 1987-07-29 Fansteel Inc Tantalum niobium or vanadium base alloys
US6261337B1 (en) * 1999-08-19 2001-07-17 Prabhat Kumar Low oxygen refractory metal powder for powder metallurgy

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3295951A (en) * 1965-02-02 1967-01-03 Nat Res Corp Production of metals
US4084965A (en) * 1977-01-05 1978-04-18 Fansteel Inc. Columbium powder and method of making the same
US4441927A (en) * 1982-11-16 1984-04-10 Cabot Corporation Tantalum powder composition
US4555268A (en) * 1984-12-18 1985-11-26 Cabot Corporation Method for improving handling properties of a flaked tantalum powder composition
US5482672A (en) * 1995-02-09 1996-01-09 Friedman; Ira Process for extruding tantalum and/or niobium
US6269536B1 (en) * 1996-03-28 2001-08-07 H.C. Starck, Inc. Production of low oxygen metal wire
CN100381234C (zh) * 1999-03-19 2008-04-16 卡伯特公司 通过研磨制备铌和其它金属粉末
US6558447B1 (en) * 1999-05-05 2003-05-06 H.C. Starck, Inc. Metal powders produced by the reduction of the oxides with gaseous magnesium
US6600646B1 (en) * 1999-08-11 2003-07-29 Showa Denko Kabushiki Kaisha Niobium powder, sintered body thereof and capacitor using same
US6521173B2 (en) * 1999-08-19 2003-02-18 H.C. Starck, Inc. Low oxygen refractory metal powder for powder metallurgy
US7110244B2 (en) * 2001-04-12 2006-09-19 Showa Denko K.K. Production process for niobium capacitor
KR100524166B1 (ko) * 2001-05-15 2005-10-25 쇼와 덴코 가부시키가이샤 일산화 니오브분말, 일산화 니오브 소결체 및 일산화니오브 소결체를 사용한 콘덴서
US6780218B2 (en) * 2001-06-20 2004-08-24 Showa Denko Kabushiki Kaisha Production process for niobium powder
JP2003213301A (ja) * 2002-01-21 2003-07-30 Kawatetsu Mining Co Ltd ニオブ粉末及び固体電解コンデンサ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4235629A (en) * 1977-10-17 1980-11-25 Fansteel Inc. Method for producing an embrittlement-resistant tantalum wire
GB2185756A (en) * 1986-01-29 1987-07-29 Fansteel Inc Tantalum niobium or vanadium base alloys
US6261337B1 (en) * 1999-08-19 2001-07-17 Prabhat Kumar Low oxygen refractory metal powder for powder metallurgy

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008153585A (ja) * 2006-12-20 2008-07-03 Sanyo Electric Co Ltd 固体電解コンデンサ
JP2008153589A (ja) * 2006-12-20 2008-07-03 Sanyo Electric Co Ltd 固体電解コンデンサ

Also Published As

Publication number Publication date
CA2473845A1 (en) 2004-01-08
AU2003274890B2 (en) 2008-05-29
BR0307059A (pt) 2004-12-28
US20050031481A1 (en) 2005-02-10
EP1470561A1 (en) 2004-10-27
ZA200405766B (en) 2005-07-20
CN100431073C (zh) 2008-11-05
US7056470B2 (en) 2006-06-06
UA84126C2 (ru) 2008-09-25
WO2004003949A1 (en) 2004-01-08
TW200305468A (en) 2003-11-01
CN1623215A (zh) 2005-06-01
RU2004125881A (ru) 2006-02-10
KR20040090982A (ko) 2004-10-27
IL162966A (en) 2010-11-30
KR100947392B1 (ko) 2010-03-12
MXPA04007118A (es) 2004-10-29
TWI267413B (en) 2006-12-01
AU2003274890A1 (en) 2004-01-19
RU2308113C2 (ru) 2007-10-10
NZ534239A (en) 2006-02-24
PL370639A1 (en) 2005-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10563291B2 (en) Method of forming a sintered nickel-titanium-rare earth (Ni—Ti—Re) alloy
JP6199897B2 (ja) ニッケル−チタン−希土類金属(Ni−Ti−RE)焼結合金を製造するための粉末混合物
EP2653574A1 (en) Copper alloy and method for producing copper alloy
JP5880789B1 (ja) 固溶体粒子を成形した成形体にCuを溶浸した複合金属
RU2341577C2 (ru) Стойкая к высоким температурам ниобиевая проволока
JP2005520055A (ja) 増大した引張強さ及び硬さを有するキャパシタ−グレードのリードワイヤ
JPWO2015133262A1 (ja) 電極材料の製造方法
US9969004B2 (en) α+β or β titanium alloy and method for producing same
JPWO2015133263A1 (ja) 電極材料の製造方法
JP2005520055A5 (ja)
EP1801247B1 (de) Verfahren zur Herstellung eines hochdichten Halbzeugs oder Bauteils
Nestorovic et al. Influence of alloying on the anneal hardening effect in sintered copper alloys
US20060162822A1 (en) Capacitor-grade lead wires with increased tensile strength and hardness
US20050118052A1 (en) Stabilized grain size refractory metal powder metallurgy mill products
JPH0762467A (ja) 分散強化型銅合金及び分散強化型銅合金の製造方法
AU2003207637A1 (en) Stabilized grain size refractory metal powder metallurgy mill products
JPH06108182A (ja) 銅合金

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051114

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081128

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090226

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090305

A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20090325

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090918

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100118

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100225

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20100611

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101228

RD13 Notification of appointment of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433

Effective date: 20110715

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20110715