JP2005515861A - 改善されたスキービンディング - Google Patents

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Abstract

本発明は、スキー又はスキーボード用の安全なスキービンディングを提供していて、スキービンディングは、中央取り付け手段を有しており、ブーツとビンディングとの間の摩擦に反応可能である。このことは、お互いに対して可動である一対のプレートを備えることにより達成されている。前方と後方とのブーツ保持カップは、各プレートに可動に取り付けられている。

Description

【0001】
発明の背景
1.発明の分野
本発明は、スキーブーツをスキー又はスキーボードに係合するための安全スキービンディングに関する。
2.関連技術の検討
スキーボードは、数年の間固定式ビンディング付きで売られてきた。固定式ビンディングは100cm以下のスキーに使用することが正当化されてきた。これは、限定した長さのスキーはスキーヤの足にかかる荷重を安全なレベルに限定できると信じられてきたことによるものである。最近、入手可能な統計は、スキーボーダーの負傷において、スキーヤにおける全体の負傷率としては不相応なものではないけれど、下脚部の負傷数が不相応なものであることを示めしている。これらの負傷は、脛骨のらせん骨折を含んでいて、1970年代、1980年代におけるスキー用にすぐれた非固定式安全ビンディングが、入手できる以前には、スキーヤにとって非常に一般的なものであった。スキー用非固定式安全ビンディングの開発は、下脚部骨折を部分的に排除し、従って適切に作られたスキー用非固定式安全ビンディングは、スキーボードに見られる下脚部骨折を部分的に排除することが期待されるのも当然のことであった。
【0002】
従来のスキー用安全ビンディングは、スキーボードあるいは他の短かいスキーに使用するには以下の理由により適切なものではない。
a)従来のスキー用安全ビンディングは一般に長すぎる。取りはずし機構は一般にブーツのつま先の前方及びかかとの後方に配置されている。スキーボードの滑走面の長さは通常65cmである。ブーツビンディング装置が通常60cmである。
b)スキーボード構造において必要とされる厚さは、トウピースとヒールピースとをスキーに取りつける一般的な取り付けねじに対して十分な厚さとはなっていない。
c)スキーボード端部の好適なフレキシビリティーは、従来のスキーに典型的な、かつASTM規格及びISO規格の規定に適合した非常に剛で安定したプラットフォームに依存する従来のビンディングの機能との妥協である。
d)スキーボードは、スキーにおけるビンディング取り付け部分に対して、ASTM規格及びISO規格に準拠して合理的に作ることはできない。これらの規格は、従来のビンディング設計において両立するスキーの設計をするために作成されたものである。
【0003】
さらに、安全ビンディングの基本的構造は、スキーボードや成人用の短かいスキーがない70年代80年代に開発されたので、種々のビンディング製造者により続けられてきた構造の制限や不備を排除する機会である。
【0004】
最近のスキー構造の傾向は、非常に短かいスキーになっている。世界クラスのエリート選手が使用スキーでさえ、時に160cmより短かい長さであり、滑走面長さは135cmより短かい。ASTM規格及びISO規格により規定されるビンディング取り付け長さは60cmである。160cmスキーの滑走面長さの約45%である。市場における種々のビンディングへの適合を確保することを意図した、ASTM規格及びISO規格に準拠して、これらの短かいスキーを設計するためには妥協しなければならない。もしビンディングが、従来のビンディング設計による制約を排除あるいは低減するべく設計されるなら、スキー構造は新たな性能レベルに進歩するであろう。かつてスキーがたわむ性能を損なわないビンディングを作る努力がなされてきた。例えば米国特許第5129668号(Hecht による)及び米国特許第5671939号(Pineauによる)であって、両特許はスキービンディング用取り付け部を備えた装置を開示しており、前記取り付け部はビンディング用の隆起面を有していて、スキーが完全な弧にたわむことを可能にしている。しかしながら、これらの取り付け部はコストの増加及びビンディングの複雑さの増大を招くものである。というのは全く新しい部品が増加するからである。
【0005】
従来のビンディングの取り付けは複雑な手順であり、その取りつけはスキーショップにより雇用されかつ専門家により訓練された、認定された専門家により行なわれる。もしビンディングが、小ねじを用いて標準の挿入パターンで、スキーの中へ組込まれた金属インサートに取り付けるようになっているならば、この複雑さを排除することができる。ビンディングは使用者によりPhillipsのねじ回しで簡単に取りつけることができることは、スノーボード産業界の責任である。
【0006】
ビンディング性能においてブーツ/ビンディング摩擦の作用を制御することがビンディング構造の最も困難な要素である。従来のビンディングの設計者による摩擦の取り扱いにおける欠点は、ブーツへのビンディングの調節と、そのような調節が所望する取りはずし特性をもたらすことの確証とを、通常認定された専門家により達成できるような非常に複雑なものにしていることである。これは、ブーツとビンディングとの間の摩擦のほとんどが、ビンディングの取りはずし機構により“検出”されないという事実によるものである。従って、摩擦力の変化のいずれもが、取りはずしトルクの変化をもたらす。ビンディングを調節する人は、ビンディングを正しく調節するためにこの関係を理解しなければならない。
【0007】
もしビンディングがブーツとビンディングとの間における、經骨にトルクをもたらすすべての力を検出する検出機構を用いて設計されていれば、摩擦を非常に限定した範囲で制御する必要はない。摩擦荷重は、通常の靴底と地面との間における摩擦の範囲の値以下に保たれねばならない。というのは人間はそのような力に耐える強さを進化させてきたからである。取りはずし機構により検出されない摩擦力のすべては、ビンディング機構の中に保持されるものであって、従って設計技術者の係わる問題であり、ビンディングを取りつけかつ調節する人に係わる問題ではない。ブーツビンディングの調節はビンディング性能にクリティカルなものではなくて、使用者により実行可能なものである。
【0008】
過去において、この問題を解決する試みに使用された一つの解決方法はプレートビンディングである。種々のタイプのプレートビンディングが、ビンディングと一体に形成されたプレートを有しているタイプの例は、米国特許第4052086号(Eckhart )、米国特許第5240275号(Jungkind )、米国特許第5044657号(Freisinger等)、米国特許第4893831号(Pscal 等)、米国特許第4892326号(Svoboda 等)、米国特許第4314714号(Gertsch)及び米国特許第40735095(Gertsch)であり;又スキーブーツに締めつける着脱プレートを有しているタイプの例は、米国特許第5145202号(Miller)、米国特許第5044654号(Meyer )、米国特許第4395055号(Teague)、米国特許第4185851号及び米国特許第3944237号である。これらのビンディングの両タイプにおいて、設計者は、ブーツをプレートに固定することにより、かつプレートとビンディングとの間における既知の摩擦だけを残して、ブーツとビンディングとの間における未知の摩擦を考りょするのを排除した。
【0009】
従来のビンディングは、ブーツのつま先における横向きの力を検出することにより放出していて、經骨軸の周囲に同一のトルクをもたらす、スキーの先端における荷重とスキーのテールにおける荷重とを区別することができない。例えば、經骨軸の後方において、70cmスキーの中央(内側)エッジに同一の荷重が作用する場合に比較すると、經骨軸の前方において、70cmスキーの側面(外側)エッジに作用する力によりもたらされる放出は、經骨と接続している筋肉組織とに同一のトルクであるが対向する剪断荷重を作用する。スキービンディングの設計技術とスキー負傷解析の多くの知識により、膝関節への前十字靭帯負傷(Anterior Cruciate Ligament (ACL))はスキーのテールの中央(内側)エッジへの荷重により引き起こされることが信じられている。この種の荷重は、下脚部における外転と内向のひねりとをもたらす。もしビンディングが、スキー先端に作用する荷重と、スキーテールの側面に作用する外向きのひねり荷重と、スキーテールの中央側面に作用する内向きのひねり荷重との間における違いを区別するように設計されていれば、ビンディングは、従来のビンディングが提供することのできなかった、ACL負傷に対する防護をスキーヤへ提供する可能性を有することになる。
【0010】
発明の要約
本発明の目的は、これに限定されるものではないが前述の改善したスキービンディングを提供し、かつスキーブーツをスキー又はスキーボードに係合させるための安全ビンディングを提供することである。前述したように、スキーボードは全長が100cm以下のスキーとして定義されている。本発明の好適な実施態様におけるベースプレートを有する安全ビンディングは、従来のスキービンディングより短かくて、スキーに設置された標準インサートに取りつけることができる。スキー自身との接続部は、ビンディングの中央に配置されていて、ベースプレートに取りつけられた場合、スキーの表面からわずかに高くなっている。したがって、ビンディングは従来のビンディングと同様の平らな表面区域を必要とすることなく、かつビンディングによりスキーの通常のフレキシビリティーが損なわれることはない。
【0011】
横方向に回動するトッププレートがベースプレート上に取りつけられている。トッププレートは所定位置に付勢されている。スキーブーツを所定位置に保持するための手段がトッププレート上に取りつけられている。取りつけは、トッププレートのいずれの回動運動もが少なくとも一つの保持手段の回動あるいは他の運動をもたらすようになっている。この回動あるいは運動は保持手段が放出をもたらすようになっている。ヒールは従来の手段を用いて放出されるようにもなっている。ブーツは、ビンディングにおいてトップパッドとヒールパッドとの上に載置される。これらのパッドは、トッププレートに接続されていて、ブーツに作用するトルクのいずれもがパッドを介してトッププレートに伝達される。もし力がトッププレートに作用する付勢力を上廻ると、トッププレートは回動し、そしてブーツが放出される。ブーツが放出された後、トッププレートに作用する付勢力はトッププレートを通常状態にもどす。ビンディングのヒール部分は、放出の際にスキーが滑り落ちるのを防止するために、従来のスキーブレーキを備えている。
【0012】
図3に示めす本発明の第一実施態様において、スキービンディングは、スキーブーツをスキーに取りつけるために提供されている。ビンディングは、ベースと、ベースの重心近くに回動可能に取りつけられた二枚の細長いプレートと、二枚の細長いプレートに回転可能に取りつけられた、トウカップ及びヒールカップとを備えている。二枚の細長いプレートと、トウカップと、ヒールカップとは、平行四辺形配置でお互いに回動可能に取りつけられている。二枚の細長いプレートは、ばね及びカムに付勢されて、自身の長手軸をスキーの長手軸に整列するようになっている。トウカップとヒールカップとは、スキーブーツを二枚の細長いプレートにほぼ平行に拘束する。スキーブーツに作用するいずれのトルクもが、トウカップとヒールカップとを介して二枚の細長いプレートへ伝達される。所定荷重において、二枚の細長いプレートがそれらの付勢された位置から回転し、そして平行四辺形配置がゆがみ、トウカップとヒールカップとが回転し、ブーツがビンディングから放出されるべく自由になるようになっている。
【0013】
図4に説明する本発明の第二実施態様において、スキービンディングは、ベースと、ベースの重心近くに回動可能に取りつけられた剛プレートと、剛プレートの端部近くに回動可能に取りつけられた、トウカップ及びヒールカップと、ベースに回動可能に取りつけられ、かつトウカップの及び/又はヒールカップの離間した点に回動可能に取りつけられた、一本以上の連接棒とを備えている。剛プレートは、自身の長手軸がスキーの長手軸に整列するように、ばねにより付勢されている。トウカップとヒールカップとは、スキーブーツを剛プレートにほぼ平行に拘束している。スキーブーツに作用するいずれのトルクもがトウカップとヒールカップとを介して剛プレートへ伝達される。所定荷重において、剛プレートがその付勢された位置から回転し、そして連接棒は、トウカップとヒールカップとの回転をもたらし、ブーツがビンディングから放出されるべく自由になるようになっている。
【0014】
本発明の第三実施態様において、スキービンディングは、ベースと、ベースの重心近くに回動可能に取りつけられた剛プレートと、剛プレートの端部近くに摺動可能に取りつけられた、トウカップ及びヒールカップと、自身の一方の端部においてトウカップ及び/又はヒールカップに取りつけられ、かつ自身の他方の端部においてベースのリンク又はベースのカム面へ接続されるか接触している一本以上の連接棒とを備えていて、付勢された剛プレートの整列を上廻る、トウカップとヒールカップとを介してのブーツからのいずれの回転モーメントも、連接棒がトウカップ及び/又はヒールカップをブーツから離間させるようにし、ブーツはビンディングから放出されるべく自由になるようになっている。
【0015】
図5に示めす、本発明の第四実施態様において、スキービンディングは、細長いベースプレートと、細長いベースプレートの重心近くに回動可能に取りつけられた細長い剛プレートと、細長いベースプレートと回動可能な剛プレートとの両方に、離間した点において回動可能に取りつけられた、トウカップ及び/又はヒールカップと、を備えている。付勢された回動可能なプレートの整列を上廻り、かつ回動可能なプレートのベースプレートへの移動をもたらす、ブーツに作用しトウカップとヒールカップとへ伝達された回転モーメントが、トウカップ及び/又はヒールカップの回転又は移動をもたらし、ブーツがビンディングから放出されるべく自由になるようになっている。付勢された回動可能なプレートの整列が、二つのばねを有するダブルスプリング/カム配置により維持されていて、その二つのばねは、四つの異なるカム面の接続しているピンに取りつけられている。カム面は、対向して回動可能なプレートに取りつけられている。カム面を変えることにより、回動可能なプレートが回動できる異なる方向への付勢が可能である。
【0016】
本発明は、以下の例示の実施態様の説明と添付図面とにより、理解されるであろう。
【0017】
好適な実施態様の説明
本発明は、添付図面を参照した好適な実施態様の以下の詳細説明により、より理解されるであろう。
図1及び2は本発明の好適な実施の態様を示めしている。この実施態様において、ビンディング100がスキー10に取り付けられている。ビンディングは、底部パッド110によりスキーから隔てられていて、スキーがたわむことを可能にしており、スキーがたわむ際にビンディングにより損傷されないことを確実なものにしている。底部パッド110に支えられているのは固定ベースプレート120である。固定ベースプレート120の中央部には、トッププレート130を正常位置に保持する付勢手段180(図5及び6に示めす)が入っている。トッププレート130は、トッププレート130が付勢手段180の周囲で横方向に回動できるように、固定プレート120の頂部に取りつけられている。ヒール保持カップ150とトウ保持カップ140とがトッププレート130に取りつけられている。これらのカップはブーツ(符号60で概略的に示めす)をビンディングに保持するようになっている。ヒール保持カップ150は従来形ブーツ放出手段160にも取りつけられる。ブーツ60はヒールパッド155とトウパッド145とに載置される。これらのパッドは、ブーツ60に作用するトルクのいずれもがトッププレート130へ伝達されるように、トッププレート130に取りつけられる。ヒールパッド155は、ブーツ60がはずれた場合におけるスキーの滑り落ちを防ぐ従来形のスキーブレーキ170に取り付けられる。
【0018】
図2に示めすように、ビンディング100は、ねじ20によりスキー10の中央部に取りつけられている。ビンディング100が底部パッド110によりスキー10から隔てられていて、その底部パッド110は、スペース15を形成するためにビンディングの先端へ向けてテーパがついているか、又は代りにスペースを形成するべくたわませ押しつけるために先端へ向けて十分に柔軟なものとなっている。スペース15の存在は、スキーがビンディングに邪魔されることなくたわむことを可能にしている。
【0019】
図3は本発明のもう一つの実施態様を示めしている。この実施態様において本発明は、スキー(図示されていない)に取りつけたベースパッド210を有している。二枚の細長いプレート222及び224が、ベースパッド210の頂部に取りつけられていて、自身の重心221及び223周囲を横方向に回動できる。プレート222及び224は、付勢機構280によりスキーに向かって整列するように付勢されている。この付勢機構は、ホイール282により付勢力を大きくあるいは小さくするべく調節可能になっている。トウカップ240とヒールカップ250とがプレート222と224との頂部に取りつけられている。この実施態様において、トウカップ240及びヒールカップ250は、トウパッド245及びヒールパッド255と一体的に形成されている。トウパッド245とヒールパッド255との各々が、点246,247,256及び257において、両方の細長いプレート222及び224へ回動可能に接続されている。ブーツ(図示されていない)がトウパッド245とヒールパッド255とに載っていて、ブーツにおけるねじり力(垂直軸周囲の)が、ブーツによりトウパッド245とヒールパッド255へ作用する、摩擦力及び/又は衝突力をもたらすようになっている。これらの力はプレート222と224とに伝達される。もし力が付勢機構280によりもたらされる付勢力を上廻ると、プレート222と224とは、横方向に回動し、従ってお互いに対して離間する。この変位は、トウカップ245とヒールカップ255との回動、従ってブーツに対する保持の解除をもたらしている。
【0020】
図4が本発明のもう一つの実施態様を示めしている。この実施態様において、ベースパッド310があって、その頂部にトッププレート23が回動可能に取りつけられている。ばね(図示されていない)が、トッププレート310にスキー(図示されていない)に向けて整列するような付勢力を付与している。トウカップ340とヒールカップ350とがトッププレート310の頂部に取りつけられていて、両方のカップは垂直軸周囲を回動可能である。トウカップとヒールカップとはトッププレート330に回動可能に取りつけられていて、トウカップ340とヒールカップ350との間に保持されたブーツに作用している垂直軸周囲のねじり力のいずれかが、トッププレート330の自身の重心周囲における回動をもたらすようになっている。トウカップ340とヒールカップ350とが、さらにトッププレート330の内部にある連接棒320に取りつけられている。もしねじり力が、ビンディングに締めつけられたブーツにおいて発生し、トッププレート330における付勢力を十分に上廻ると、トッププレート330は、横方向に回動し、連接棒320の移動をもたらし、従ってトップカップ340とヒールカップ350とを放出位置へ回転する。ブーツが放出された後に、トッププレートにおける付勢力はトッププレートを中立位置へもどしている。
【0021】
図5,5A,5B及び6は付勢手段180の内部を明瞭に示めしていて、その付勢手段180はトッププレート130にその所定付勢力を与えるようになっている。付勢手段180は、付勢力を上廻るために必要な力を調節する調節器182と、トッププレート130に付勢を与えるために、トッププレート130へ接続された二つのばね184及び186とから構成されている。これらの図は留め具142及び152も示めしていて、その留め具142及び152によりヒールパッド145とトウパッド155とがトッププレート130へ接続されている。ブーツにおけるねじり力をトッププレート130に伝達するのは、これらの留め具である。トップカップ140とヒールカップ150とをベースプレートに保持する接続手段144及び145も図示されている。この二つの異なる接続具を介して、トウカップ140とヒールカップ150とが、放出時に回動あるいは移動されるようになっている。付勢ピン183及び185が図示されていて、その付勢ピン183及び185がカム面187,188,189及び190により、ばね184及び186とトッププレートとへ接続されていて、それらのカム面187,188,189及び190は前方カムローラ191と後方カムローラ192とに接触している。
【0022】
カム面187,188、189及び190を正しく設計することにより、荷重がスキーの前方の側面(外側)エッジに作用する場合に比較して、同様の荷重がスキーのテールの中央(内側)エッジに作用する場合、スキーブーツは容易に放出されるスキービンディングを得ることが可能となる。
【0023】
図7は、本発明の好適な実施態様の平面図であって、開状態の構成配置を示めしている。本図において、スキーの前方ボデーに作用するツイスト荷重はトッププレート130にどのように影きょうするかが図示されている。トッププレート130が後方カムローラ192周囲を反時計回りに回動していて、トウカップ140とヒールカップ150とが接続手段142と152との周囲を時計回りに回動されており、従ってブーツは放出される。代りに、ツイスト荷重がスキーのテールに作用すると、トッププレートは前方カムローラ191周囲を回動する。
【0024】
図8は、図7と同一のものであるが、この場合、ブーツ60が重ね合わせてあって、トウカップ140とヒールカップ150とが回動するとき、どのようにくつが放出されるかを図示している。
【0025】
当業者においては、ここに説明していない修正と変更とがあることは理解されるであろう。従って前述の記述は説明の目的だけのものであって、本発明を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は、本発明における第一実施態様の斜視図であって、通常のスキーボードに取りつけたブーツを示めしている。
【図1A】
図1Aは、図1に示めす実施態様の斜視図であってブーツは省略してある。
【図2】
図2は図1に示めす実施態様の側面図である。
【図3】
図3は、本発明における第二実施態様の斜視図であって、あるコンポネントは省略されている。
【図4】
図4は、本発明における第三実施態様の斜視図であって、あるコンポネントは省略されている。
【図5】
図5は、図1に示めす本発明の実施態様の断面斜視図である。
【図5A】
図5Aは、図5に示めす付勢手段の拡大図である。
【図5B】
図5Bは、図1に示めす本発明における実施態様の斜視図であって、あるコンポネントは省略されている。
【図6】
図6は、図1に示めす本発明における実施態様の平面図であって、あるコンポネントは省略されていて、細長いベースプレートとばね付勢手段とを示めしている。
【図6A】
図6Aは、図1に示めす実施態様の平面図である。
【図7】
図7は、図1に示めす実施態様の開位置における平面図であって、ブーツは省略されている。
【図8】
図8は、図1に示めす実施態様の開位置における平面図であって、スキーブーツを重ねて示めしてある。
【図9】
図9は、図1に示めす実施態様の分解図である。
【図10】
図10は、図4に示めす実施態様の分解図である。
【図11】
図11は、図4に示めす実施態様の斜視図である。

Claims (20)

  1. スキービンディングが:
    a)お互いに対し可動な一対の細長い手段と;
    b)スキーブーツのトウ部分を受け入れるようになっているトウカップと;
    c)前記スキーブーツのヒール部分を受け入れるようになっているヒールカップと;
    d)該スキービンディングをスキーに取り付けるようになっている、中央に配置された手段と;を具備していて、
    前記トウカップが、前記一対の細長い手段各々へ回動可能に接続されている、スキービンディング。
  2. 前記ヒールカップが、前記一対の細長い手段各々へ回動可能に接続されている、請求項1に記載のスキービンディング。
  3. スキー又はスキーボードに使用するためのスキービンディングが:
    a)前記スキー又はスキーボードに取り付け可能なベースプレートと;
    b)該ベースプレートに回動可能に取り付けられたトッププレートと;
    c)該トッププレートを所定位置へ向けて付勢するための付勢手段と;
    d)トウ保持手段であって、該トウ保持手段は、該トウ保持手段に作用する横向きの力が該トッププレートへ伝達されるように、該トッププレートへ回動可能に接続されていて、該トウ保持手段が回動されるときに、放出するトウ放出手段を有しているトウ保持手段と;
    e)該トッププレートが所定位置から移動されるとき、該トウ保持手段を回動するための手段と;
    を具備しているスキービンディング。
  4. 該ベースプレートが、該ベースプレートの中央部分において該スキーに取り付けられている、請求項3に記載のスキービンディング。
  5. 該ベースプレートの長さが、従来のビンディングより短かい、請求項3に記載のスキービンディング。
  6. 該ベースプレートの長さが、従来のビンディングより短かい、請求項4に記載のスキービンディング。
  7. 該付勢手段が、上部前方付勢手段と、下部前方付勢手段と、上部後方付勢手段と、下部後方付勢手段とを備えていて、上部前方付勢手段と、下部前方付勢手段と、上部後方付勢手段と、下部後方付勢手段とが自身の調節された付勢力を受けることが可能である、請求項5に記載のスキービンディング。
  8. 該付勢手段が、上部前方付勢手段と、下部前方付勢手段と、上部後方付勢手段と、下部後方付勢手段とを備えていて、上部前方付勢手段と、下部前方付勢手段と、上部後方付勢手段と、下部後方付勢手段とが自身の調節された付勢力を受けることが可能である、請求項6に記載のスキービンディング。
  9. スキー又はスキーボードに使用するためのスキービンディングが:
    a)前記スキー又はスキーボードに取り付け可能なベースプレートと;
    b)該ベースプレートに回動可能に取り付けられた二枚の細長いプレートと;
    c)該二枚の細長いプレートを所定位置へ向けて付勢するための付勢手段と;
    d)トウ保持手段であって、該トウ保持手段は、該トウ保持手段に作用するねじり力が該二枚の細長いプレートへ伝達されるように、該二枚の細長いプレートへ回動可能に接続されていて、該トウ保持手段が回動されるときに、放出するトウ放出手段を有しているトウ保持手段と;
    e)該二枚の細長いプレートが所定位置から移動されるとき、該トウ保持手段を回動するための手段と;
    を具備しているスキービンディング。
  10. 該ベースプレートの長さが、従来のビンディングより短かい、請求項9に記載のスキービンディング。
  11. 該二枚の細長いプレートが、それらの長手軸を該スキー又はスキーボードの長手軸に整列するように付勢されている、請求項9に記載のスキービンディング。
  12. 該所定位置が、該スキー又はスキーボードの長手軸に整列した、該二枚の細長いプレートの長手軸となっている、請求項10に記載のスキービンディング。
  13. ヒール保持手段であって、該ヒール保持手段は、該ヒール保持手段に作用する横向きの力が該二枚の細長いプレートへ伝達されるように、該二枚の細長いプレートへ回動可能に接続されていて、該ヒール保持手段が回動されるときに、放出するヒール放出手段と;従来の上向ヒール放出手段と;該二枚の細長いプレートが該所定位置から移動されるときに、該ヒール保持手段を回動するための手段と;をさらに具備している、請求項11に記載のスキービンディング。
  14. ヒール保持手段であって、該ヒール保持手段は、該ヒール保持手段に作用する横向きの力が該二枚の細長いプレートへ伝達されるように、該二枚の細長いプレートへ回動可能に接続されていて、該ヒール保持手段が回動されるときに、放出するヒール放出手段と;従来の上向ヒール放出手段と;該二枚の細長いプレートが該所定位置から移動されるときに、該ヒール保持手段を回動するための手段と;をさらに具備している、請求項12に記載のスキービンディング。
  15. スキー又はスキーボードに使用するためのスキービンディングが:
    a)前記スキー又はスキーボードに取り付け可能なベースプレートと;
    b)該ベースプレートに回動可能に取り付けられたトッププレートと;
    c)該トッププレートを所定位置へ向けて付勢するための付勢手段と;
    d)トウ保持手段であって、該トウ保持手段は、該トウ保持手段に作用する横向きの力が該トッププレートへ伝達されるように、該トッププレートへ移動可能に接続されていて、該トウ保持手段が回動されるときに、放出するトウ放出手段を有しているトウ保持手段と;
    e)該トッププレートが所定位置から移動されるとき、該トウ保持手段を移動するための手段と;
    を具備しているスキービンディング。
  16. 該ベースプレートが、該ベースプレートの中央部分において該スキーに取り付けられている、請求項15に記載のスキービンディング。
  17. 該ベースプレートの長さが、従来のビンディングより短かい、請求項15に記載のスキービンディング。
  18. 該ベースプレートの長さが、従来のビンディングより短かい、請求項16に記載のスキービンディング。
  19. 該付勢手段が、上部前方付勢手段と、下部前方付勢手段と、上部後方付勢手段と、下部後方付勢手段とを備えていて、上部前方付勢手段と、下部前方付勢手段と、上部後方付勢手段と、下部後方付勢手段とが自身の調節された付勢力を受けることが可能である、請求項17に記載のスキービンディング。
  20. 該付勢手段が、上部前方付勢手段と、下部前方付勢手段と、上部後方付勢手段と、下部後方付勢手段とを備えていて、上部前方付勢手段と、下部前方付勢手段と、上部後方付勢手段と、下部後方付勢手段とが自身の調節された付勢力を受けることが可能である、請求項18に記載のスキービンディング。
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