JPH1085001A - 胴部の枢動を固定するための装置を備えたスポーツ靴 - Google Patents

胴部の枢動を固定するための装置を備えたスポーツ靴

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JPH1085001A
JPH1085001A JP9239561A JP23956197A JPH1085001A JP H1085001 A JPH1085001 A JP H1085001A JP 9239561 A JP9239561 A JP 9239561A JP 23956197 A JP23956197 A JP 23956197A JP H1085001 A JPH1085001 A JP H1085001A
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Salomon SAS
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    • A43B5/0427Ski or like boots characterised by type or construction details
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    • A43B5/0456Adjustment of the forward inclination of the boot leg including flex control; Dampening means with the actuator being disposed at the rear side of the boot
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    • A43B5/0474Ski or like boots characterised by type or construction details provided with means to improve walking with the skiboot having a walk/ski position

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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、前−後方向20と後−前方向21
に枢動可能な靴胴部3が乗るシェル低部2を有するスポ
ーツ靴に関し、またさらに、該靴胴部3上に位置して、
シェル低部2上に設けられる2の止め具区域14、15
と共働するための固定装置10に関する。 【解決手段】 この固定装置10は回転カム30と2の
可動要素12、13とを備えた操作部材11を含み、各
可動要素12、13は止め具区域14、15と共働する
ためのものである。該固定装置10は、或る瞬間におい
て考慮される靴の使用に応じて、前−後方向20および
後−前方向21の少なくとも一方向に靴胴部3の撓曲能
力を変化させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、前−後および後−前の両方向に
枢動可能な靴胴部を上に乗せたシェル低部を有する、い
わゆる「硬質シェル」型と呼ばれるスポーツ靴に関し、
また靴胴部上に位置する回転操作部材を介して靴胴部の
二方向の枢動に作用する、シェル低部に対する固定装置
に関し、さらに、ある瞬間に考慮される靴の使用に応じ
て少なくとも一方向に靴胴部の撓曲能力を変えるための
調節可能な固定装置に特に関する。
【0002】この型式のスポーツ靴は、欧州特許第52
1282号で知られている。この特許によれば、シェル
低部に対する靴胴部の固定装置は、シェル低部上に得ら
れる止め具区域を介して少なくとも1の枢動方向に作用
できる。この目的のために、該装置は、カムの所与の角
度位置について、シェル低部の止め具区域と共働し、ま
た、カムの別の所与の角度位置について、該止め具区域
から離脱する、可動要素に作用する回転カムを備える回
転操作部材を有する。教示されているように、可動要素
がシェル低部の止め具区域と共働するとき、靴胴部は、
後方向へ向けて系統的に固定される(すなわち、一般に
「前角度」と呼ばれる傾斜を取るよう強制される)と同
時に、前方へ向かういかなる枢動も阻止されるか、ある
いは、構造によって決定され、かつ止め具区域とこの止
め具区域と共働する可動要素の部分との間における調節
から生じる、固定前の或る程度の遊間の自由を有する。
逆に可動要素が止め具区域と共働しないときには、靴胴
部は解錠され、したがって前方と同様に後方へ向けて枢
動する自由をも有する。
【0003】明確に分かるように、記載の固定装置は、
所定の構造に従って、前方へ向けて撓曲能力を有する
か、または有することなしに、スキーを実施する位置と
靴胴部が自由に枢動する歩行・リラックス位置との間
で、靴胴部の枢動適性を変更することができる。利用者
が、予め決められている靴胴部の前方撓曲能力だけを保
持するならば、この種の固定装置は満足すべきものであ
る。事実、前−後方向における靴胴部の固定位置を出発
点として、該靴胴部の撓曲能力だけを決定する後−前方
向における固定位置のみが得られる。しかしながら、考
えられるスキーの実施(例えば、競技スキーまたはレジ
ャー・リラックススキー)に応じて、あるいは厚みのあ
る雪、重い雪、凍った雪など、雪の状態に応じて、スキ
ーヤーが前方へ向けてこの撓曲能力を増加させたり、ま
たは無くしたりすることが必要であるという問題が残
る。教示されている固定装置は、製作後、可動要素の部
分とシェル低部の止め具区域との間で行われる調節を変
更可能にするものが何もなく、したがって靴胴部の撓曲
(とりわけ前方撓曲)の可能性がないので、適応不能な
ことが明らかである。
【0004】本発明の目的は、上記スポーツ靴の欠点を
排除することにある。この目的のために、本発明は以下
に述べるような性能を有する、スポーツ靴の胴部の固定
装置を提案する。すなわち、この固定装置は、回転操作
部材を用いて制御される回転カムの所与の角度位置につ
いては、固定に先立って後−前方向に或る程度の撓曲性
能を靴胴部に同時に付与することによってスキーを実施
するために、該靴胴部を後−前方向に固定させることが
でき、また、同じくカムの別の所与の角度位置について
は、靴胴部に同時に別の撓曲性を付与するか、あるいは
また、撓曲性を無くすことによって後−前方向における
靴胴部の固定を保証することができる。事実、本発明
は、前−後方向における靴胴部の定常的な固定位置につ
いて、該靴胴部の2の異なる撓曲能力を決定する後−前
方向における2の可能な固定位置を提供する。
【0005】本発明の別の目的は、例えば歩行または靴
の着脱を容易にするため、回転カムを靴胴部の先行する
固定用角度位置間にある、少なくとも1の中間的な角度
位置へ移動させることによって(すなわち、後−前方向
に或る程度の撓曲性能を残すことによって)、靴胴部を
前−後方向における枢動から解放可能にすることにあ
る。
【0006】これらの諸目的を達成するために、硬質シ
ェルを有するスポーツ靴は、欧州特許第521282号
明細書の記載によって構成される技術の現況におけるよ
うに、前−後方向と、後−前方向の2の方向に枢動でき
る靴胴部を上に乗せたシェル低部を有し、この靴胴部
は、その背面区域において、該シェル低部に設けられる
止め具区域を介して、その少なくとも1の枢動方向につ
いて作動できるシェル低部に対する固定装置を備えてい
る。この固定装置は、回転カムを備えた操作部材を有
し、この操作部材はカムの所与の角度位置について、シ
ェル低部の止め具区域と共働するための可動要素に作用
する。
【0007】このスポーツ靴の特徴は、固定装置が、回
転カムによって作動可能であるとともに、カムの少なく
とも1の所与の角度位置について、シェル低部上に設け
られる第二の止め具区域と共働するための、第二の可動
要素を含むことにある。第二の可動要素とこの第二の止
め具区域との共働は、その2の枢動方向のうちの一方に
ついて靴胴部の固定を得るためであり、それに対して第
一の可動要素と第一の止め具区域との共働は、2の枢動
方向のうちの他方について靴胴部の固定を得るためであ
る。
【0008】したがって、2の可動要素と2の止め具区
域との同時使用は、2の枢動方向における靴胴部の固定
を生じ、また単一の可動要素とその止め具区域との使用
は、1の枢動方向における靴胴部の固定のみを生じる。
その逆に、2の可動要素の同時解放(すなわち、引っ込
み)は、2の枢動方向における靴胴部の解放を生じ、そ
れに対して1の可動要素の解放は、1の枢動方向におけ
る靴胴部の解放のみを生じる。
【0009】このようにして、靴胴部の枢動能力の少な
くとも3種の変更の可能性を利用することができ、それ
により、特に、歩行または走行といった通常の動作を変
更する、スキー、スケート、アイゼンなどのスポーツを
実施するのに必要な用具または付属品が靴に配設される
とき、靴の役割を最適にすることができる。
【0010】本発明の一特徴によれば、固定装置の回転
カムは台板から成り、この台板は操作部材に軸合わせさ
れて、高作業区域と低作業区域を有する少なくとも1の
円形探触面を含み、該固定装置の2の可動要素は、該可
動要素がそれぞれ具備する探触部材を介して、この探触
面と共働する。
【0011】別の一特徴によれば、可動要素の探触部材
は、その各々が操作部材の回転軸に対して対置される点
において、高作業区域と低作業区域にひとつずつ、互い
に距離を置いてカムの探触面と接触する。
【0012】固定装置の一実施態様によれば、回転カム
を構成する台板は、各面上にひとつずつ配され、互いに
平行で、かつ、各々が1の高作業区域と1の低作業区域
を有する2の探触面を含み、各可動要素はその探触部材
を介して、2の探触面の1と共働するようになる。
【0013】固定装置の別の一実施態様によれば、回転
カムを構成する台板は、カムの回転軸に対して、したが
って操作部材に対して対称的に対置される2の底部を互
いに画定する、同一高さで異なる長さの円弧状の2の突
部を360゜に亙って有する唯一の探触面を含み、突部
は高作業区域を構成し、底部は低作業区域を構成する。
【0014】本発明の好ましい一特徴によれば、シェル
低部の2の止め具区域はシェル低部の踵部に設けられ
て、この箇所に位置し、各止め具区域は固定装置の2の
可動要素の1と共働し、かつ、回転カムの少なくとも1
の所与の角度位置について、靴胴部の枢動方向の1にお
いてこの靴胴部の固定を確実にするためのものである。
【0015】一実施態様によれば、シェル低部の2の止
め具区域は、一方が、上方へ開き、かつ後−前方向の固
定のために撓曲可能な縁部によって画定される垂直切り
欠きから成り、また他方が前−後方向の固定のためにそ
の肩部から成る。
【0016】この実施態様において、切り欠きから成る
止め具区域は、肩部から成る止め具区域の上方に位置す
る。切り欠きから成る止め具区域は靴胴部の背面区域に
よって覆われ、かつ可動要素の1と共働するためのもの
である。この止め具区域は、回転カムの作用により、か
つ該カムの所定の角度位置について、任意に、該切り欠
きから引っ込むか、あるいは該切り欠きの撓曲可能な縁
部間に嵌入することができ、それにより靴胴部の後−前
方向の枢動またはこの方向における固定の或る程度の可
能性を提供する。実際、固定装置の可動要素が切り欠き
から引っ込むと、切り欠きの撓曲可能な縁部は、この切
り欠きを覆い、かつ該切り欠きの箇所でシェル低部の踵
部上で嵌合軌道を描く、靴胴部の背面区域の押圧力の作
用による弾性変形で互いに接近することができる。この
枢動の可能性は、靴胴部に加えられる撓曲応力が切り欠
きの撓曲可能な縁部が靴胴部に対応する抵抗応力よりも
強いときにのみ許されるのはもちろんである。可動要素
の他方の位置において(すなわち、該可動要素が回転カ
ムの他の所与の角度位置について、該カムの作用により
切り欠きの撓曲可能な縁部間に嵌入されることによって
該切り欠きと共働するとき)、この撓曲可能な縁部は、
いかなる相互接近をも阻止されて、可動要素に衝止す
る。その結果、切り欠きの撓曲可能な縁部は、靴胴部の
背面区域の押圧力に対抗し、この靴胴部は該撓曲可能な
縁部上に嵌合軌道を描くことが最早できなくなる。この
ようにして切り欠きは、靴胴部を後−前方向に固定する
ことのできるシェル低部の止め具区域を構成し、かつ操
作部材により回転カムに与えられる角度位置に従って、
同じく後−前方向に靴胴部の或る程度の撓曲の可能性を
もたらすことのできる止め具区域を構成する。
【0017】切り欠きに関連して、第二の止め具区域を
構成する肩部は、同じくシェル低部の踵部分において、
切り欠きの下方でかつ横断方向に位置し、かつ、一緒に
共働するのは、固定装置の第二の可動要素(すなわち、
切り欠きと機能的に連接されない可動要素)である。好
ましい一構造によれば、この可動要素は、回転カムの所
与の角度位置について、また、とりわけ靴胴部が前−後
方向に撓曲する作用を受けるとき、回転カムの作用によ
り肩部に支承される。
【0018】本発明は、例として、2の典型的な実施態
様を示す添付の概略図を参照して以下の説明を読むこと
により、より良く理解されよう。
【0019】非限定的な図示の例として、図1から図3
までに表した、全体を参照番号1で示す靴は「前部から
足を挿入する(フロント・エントリー)」型のものであ
る。
【0020】この靴1は靴装着者(図示せず)のくるぶ
し(踝)関節に対応して位置するのが好ましい側方連結
部4、4’を中心とする回転により、矢印20で示され
る前−後方向および矢印21で示される後−前方向に枢
動可能な靴胴部3が上に乗るとともに、靴底6を備える
シェル低部2を有する、「硬質」シェルと呼ばれる靴本
体から成る。靴胴部3の背面区域5に位置する固定装置
10は靴のシェルの外部から到達可能な回転操作部材1
1を備え、この回転操作部には、該回転操作部材が備え
られる回転カム(図示せず)を介して2の可動部材1
2、13が移動を規制される。
【0021】2の止め具区域14、15は、固定装置1
0の可動要素12、13に対応してシェル低部2の踵部
分16に設けられる。それにより、これら可動要素1
2、13は、回転カムによって生じる移動の後、少なく
とも回転カム(すなわち、該カムが備えられる操作部材
11)の所定の角度位置について、該止め具区域14、
15と共働することができる。該止め具区域14、15
は、可動要素12および/または13が一緒に共働する
とき、前−後方向20および/または後−前方向21に
靴胴部3が枢動するのを妨げるように方向付けられる。
事実、2の可動要素12、13が止め具区域14、15
上で使用されるとき、靴胴部3は、図1に示すように、
2の枢動方向20、21に固定される。靴胴部3が枢動
の自由度を実質的に有していないので、「硬質」靴を使
用することになる。この固定の結果、装着者の脚部と靴
底6および/または靴1に配設されるスポーツ用の材料
または付属品との間に介在する応力は、靴胴部3から靴
底6に、またはその逆方向にほぼ瞬間的に伝達される。
靴1のこのような挙動は、装着者が反作用を示さなけれ
ばならないとき(例えば、競技を行うとき)、特に有利
である。なぜなら、このように靴胴部3に与えられる剛
直性が装着者の支承のごく小さな変化を感知可能にし、
したがって結果として反作用を可能にするからである。
【0022】図2に示す別の状態では、可動要素13だ
けが止め具区域15と共働する。靴胴部3は前−後方向
20に固定されたままであるが、足甲部に対応する区域
においてシェル低部2上で前縁部3’の支承により、固
定前に後−前方向に或る程度の撓曲が可能である。この
場合、前−後方向20では「硬質」であるが、後−前方
向21では比較的柔軟な靴が使用される。このような靴
は、装着者の側に反作用をそれほど要求しないスポーツ
を実施するとき、あるいはまた靴装着者が後−前方向2
1に或る程度の撓曲の自由度を所望するときにしばしば
求められるものである。
【0023】なお、図3に示すように、2の可動要素1
2、13が止め具区域14、15から引っ込んでいると
き、靴胴部3は、シェル低部2に対してその連結部4、
4’を中心として後−前方向21と前−後方向20の両
方向に或る程度の幅で自由に枢動できる。固定装置10
のこの調節の場合、靴1は、靴胴部3の大きな撓曲性を
備えることになり、このような撓曲性は、例えば歩行お
よび/または靴の着脱を容易にするために好適である。
【0024】図4に示す好ましい一構造態様によれば、
靴胴部3の背面区域5(図示せず)によって覆われる止
め具区域14は、シェル低部2の踵部分16内に得られ
る垂直切り欠きで構成される。上方へ向けて開いている
この垂直切り欠き14は撓曲可能な縁部14’により画
定される。該撓曲可能な縁部14’は、靴胴部3がその
連結部4、4’を中心として後−前方向21に枢動する
とき、また可動要素12がその間に挿入されないとき、
矢印22で示すように、靴胴部3の背面区域5の押圧力
の作用で、弾性変形によって互いに接近するためのもの
である。靴胴部3に加えられる応力が、或る程度の撓曲
を得るための撓曲可能な縁部14’に抵抗による応力よ
りも大きくなければならないのはもちろんである。切り
欠きの縁部14’の撓曲に対する抵抗を弱め、したがっ
て弱い応力の下で可能な前−後方向20における或る程
度の撓曲性を靴胴部3に付与するために、シェル低部2
の踵部分16の比較的前方に、場合によりシェル低部2
内に側方切り込み17、17’を形成することができ
る。このような側方切り込み17、17’の範囲と形状
は、靴胴部3の箇所において所望される初期緩衝に応じ
てシェル低部2の構造を決定するときに、構造面で考慮
されるのは当然である。
【0025】固定装置10の回転カム(図示せず)の作
用による切り欠き14の縁部14’間に可動要素12を
嵌合させる位置において、靴胴部3の背面区域5が及ぼ
す押圧力は、最早、縁部14’の接近を生じることがで
きなくなり、したがって後−前方向21における靴胴部
3の撓曲を全体的に妨げるのはシェル低部2の踵部分1
6である。事実、可動要素12のこの位置において、靴
胴部3の固定(すなわち、前方への固定)がほぼ得られ
る。
【0026】切り欠き14に関連して、第二の止め具区
域15は下方に位置し、かつ切り欠き14にほぼ垂直な
横断方向肩部の形状を呈する。固定装置10の第二可動
要素13は、靴胴部3が前−後方向20に枢動するよう
付勢されるときだけ、該回転カム(図示せず)の作用
で、上方に支承されることにより該肩部15と共働する
ためのものである。
【0027】このことにより、可動要素13の位置がど
のようであっても(すなわち、止め具区域14との共働
位置または引っ込み位置のいずれであっても)、後−前
方向21における靴胴部3の撓曲の可能性は、本質的
に、該可動要素12に与えられる位置によって決定され
る状態のままである。
【0028】後続の図5、図6および図7は前述した3
の調節位置における靴1の固定装置10の一実施態様
(すなわち、図5=図1、図6=図2、図7=図3の調
節位置における実施態様)を示す。固定装置10のこの
構造において、回転カム30は、図5aに示すような探
触面31、32を両面に含む円板からなる。この探触面
31、32は互いに平行であり、各々360゜の範囲に
亙って、高作業区域33と低作業区域34を有する。そ
のようにして、高作業区域33と低作業区域34は、回
転カム30の回転軸30’(図5a参照)に対して角度
的に、同一箇所に位置することになる。そのうえ、高作
業区域33から低作業区域34への移行は漸次傾斜路
(ランプ)によって行われ、約90゜の角度で延在す
る。探触面31、32の各々と共働するために、可動要
素12、13はそれぞれ探触子12’、13’を備え、
該探触面31、32と接触してそれらの恒常的な維持を
保証するばね18の作用を受ける。この構造例におい
て、可動要素12は、止め具区域15に近接して靴胴部
3の背面区域5の一部分を貫通する軸19に枢動可能状
態に取り付けられ、かつ該可動要素12は、シェル低部
2の止め具区域14に対応して、該背面区域5内に得ら
れる案内部22に滑動可能に取り付けられる。止め具区
域14、15と向き合うこの取り付けは、可動要素1
2、13とその探触子12’、13’が、カム30の回
転軸30’に対して角度的に互いに180゜で配置され
る。その結果、所与の角度位置から、操作部材11によ
るカム30の90゜の各回転は、止め具区域14または
15に対する可動要素12、13の少なくとも一方の移
動を引き起こして、シェル低部2に対する靴胴部3の固
定条件および/または枢動条件を本質的に変える。
【0029】例えば、図5に示すように、2の可動要素
12、13は、止め具区域14、15との共働を可能に
する所与の角度位置に配置される回転カム30を介して
該止め具区域14、15上で使用される。より正確に言
えば、該可動要素12の探触子12’はカム30の探触
面32の高作業区域33と接触し、また可動要素13の
探触子13’はカム30の探触面31の低作業区域34
と接触する。それゆえ、固定装置10のこの調節位置に
おいて、靴胴部3は、前−後方向20または後−前方向
21のいずれにあってもシェル低部2に対してその連結
部4、4’を中心とする枢動が停止されることになる。
【0030】図6に示すように、カム30に与えられる
この角度位置から、固定装置10の操作部材(したがっ
て、カム30の90゜の回転)は、止め具区域14(す
なわち、切り欠き)に対する可動要素12の後退だけを
引き起こす。事実、カム30は、そのとき、シェル低部
2の止め具区域14に比べて、その高作業区域33より
ももっと離れているその低作業区域34を可動要素12
の探触子12’と向かい合わせに有する。それに対し
て、可動要素13の探触子13’と向かい合わせに接触
しているのは、やはりその低作業区域34である。固定
装置10のこの調節装置において、靴胴部3は前−後方
向20に枢動することを常時阻止されるが、この方向に
加えられる応力が、切り欠き14の撓曲可能な縁部1
4’の対抗する変形抵抗を克服するために十分であると
きには、後−前方向21に撓曲することができる。
【0031】図7でも、やはり、同じ操作方向を尊重し
ながら、図6に示すカム30の前の位置から新たに90
゜回転させることにより、今度は可動要素13がその止
め具区域15から引っ込む。実際、カム30のこの角度
位置において、可動要素13の探触子13’と共働する
ようになるのは探触面32の高作業区域33である。止
め具区域15に関連してこの高作業区域33が低作業区
域34よりも接近しているので、該高作業区域33は、
介装される探触子13’によって可動要素13をその分
だけその軸19上で強制的に傾動させ、それにより該止
め具区域15から引っ込ませる。固定装置10のこの別
の調節位置において、靴胴部3は、前−後方向20と後
−前方向21の両方向に自由に枢動できる。この場合、
後−前方向21に沿って撓曲するためには、靴胴部3に
加えられる応力は、該靴胴部の背面区域5が支承される
切り欠き40の撓曲可能な縁部14’が対抗する応力よ
りも少なくとも大きくなければならないことはもちろん
である。
【0032】後続の図8から図11に示す固定装置10
の別の一実施態様によれば、回転カムを構成する円板4
0は、360゜の範囲に亙って2の突部42、43を有
する円形の単一探触面41を含み、2の可動要素12、
13は、各々、軸19に傾動可能に取り付けられる。円
弧状のこの突部42、43は、同一高さであるが異なっ
た長さで設けられ、両者間にカム40の回転軸40’に
対して対称的に対置する底部(creneaux)44、45を
画定する。この構造の場合、突部42、43は高作業区
域を構成し、底部44、45は低作業区域を構成する。
他方、突部42、43および底部44、45は、角度的
に互いに間隔を置いて配置されているので、操作部材1
1によりカム40の所与の角度位置について、2の可動
要素12、13の探触子12’、13’に対して、ある
いは42と43または44と45を2つずつ、あるいは
突部42(または43)を底部44(または45)に作
用させることができる。
【0033】例として、図8は、回転カム40が可動要
素12、13の探触子12’、13’と共働してカムの
低作業区域を構成する2の底部44、45を有する、調
節位置にある固定装置10を示す。図10で、カム40
の別の任意の角度位置について、可動性要素12、13
の探触子12’、13’と共働する高作業区域を構成す
るのは2の突部42、43である。それとは対照的に図
9は、カム40のまた別の所与の角度位置について、可
動要素12、13の探触子12’、13’と1の突部4
3および1の底部45との共働関係を示す。
【0034】図示のように、図8、図9および図10
は、先に図1、図2および図3を参照してそれぞれ述べ
た調節位置に対応する調節位置にある固定装置10を示
す。すなわち、図8では、靴胴部3は、シェル低部に対
して2の枢動方向20、21に固定され、図9では、反
対方向21では解放されるよう前−後方向20のみで固
定され、図10では、2の枢動方向20、21に解放さ
れるようになっている。しかしながら、別の調節位置も
可能である。実際、カム40は、突部43が可動要素1
3の探触子13’と共働し、かつ底部45が可動要素1
2の探触子12’と共働する角度位置に移すことができ
る。この場合、靴胴部3は、前−後方向20において枢
動可能に解放され、前−後方向20において枢動を阻止
されたままになっている。
【0035】固定装置10の構成手段および/または止
め具区域14、15は、本発明の範囲を逸脱することな
く異なる方法で実現できることはもちろんである。
【0036】例えば、可動要素12、13は、傾動可能
または滑動可能のいずれの状態で取り付けても差し支え
なく、また、ばね18または他の何らかの同等の要素を
用いて回転カム30または40の探触面31と32また
は41と接触させて保持するようにしても良い。さら
に、さらに、止め具区域14、15は、図8から図10
までに示すように、止め具区域15を構成するために切
り欠き14の底部を利用する該切り欠きの調整のみで容
易に実現することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による固定装置の調節位置および前−後
方向と後−前方向における靴胴部の枢動の可能性に対す
る該装置の作用を示す後方斜視図である。
【図2】本発明による固定装置の調節位置および前−後
方向と後−前方向における靴胴部の枢動の可能性に対す
る該装置の作用を示す後方斜視図である。
【図3】本発明による固定装置の調節位置および前−後
方向と後−前方向における靴胴部の枢動の可能性に対す
る該装置の作用を示す後方斜視図である。
【図4】図1ないし図3の靴のシェル低部の踵部に設け
られる2の止め具区域の実施態様を概略的に示す後方斜
視図である。
【図5】図1のV−V線に沿って見た靴の部分断面図
で、本発明の第一の実施態様により、図1の調節位置に
おける固定装置を示すものである。
【図5a】図5の固定装置の回転カムの実施態様を示す
拡大図である。
【図6】図1のV−V線に沿って見た靴の部分断面図
で、本発明の第一の実施態様により、図2の調節位置に
おける固定装置を示すものである。
【図7】図1のV−V線に沿って見た靴の部分断面図
で、本発明の第一の実施態様により、図3の調節位置に
おける固定装置を示すものである。
【図8】図1の調節位置に対応する調節位置にある本発
明の第二の実施態様にしたがって、図1の靴胴部の別の
固定装置をV−V線に沿って見た部分断面図であり、
(8a)部分は固定装置の調節位置に対する回転カムの
探触区域の位置を平面的に示す。
【図9】図2の調節位置に対応する調節位置にある本発
明の第二の実施態様にしたがって、図1の靴胴部の別の
固定装置をV−V線に沿って見た部分断面図であり、
(9a)部分は固定装置の調節位置に対する回転カムの
探触区域の位置を平面的に示す。
【図10】図3の調節位置に対応する調節位置にある本
発明の第二の実施態様にしたがって、図1の靴胴部の別
の固定装置をV−V線に沿って見た部分断面図であり、
(10a)部分は固定装置の調節位置に対する回転カム
の探触区域の位置を平面的に示す。
【図11】図8の固定装置の回転カムの探触区域を明示
するため、その端部すなわち円板を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 シェル低部 3 靴胴部 5 背面区域 10 固定装置 11 回転操作部材 12、13 可動要素 14、15 止め具区域 20 前−後方向 21 後−前方向 30、40 回転カム 30’、40’ 回転軸 31、32、41 探触面 33 高作業区域 34 低作業区域 42、43 突部 44、45 底部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前−後方向(20)と後−前方向(2
    1)の二方向に枢動可能な靴胴部(3)を上に乗せたシ
    ェル低部(2)を有し、前記靴胴部(3)は、その背面
    区域に、前記シェル底部(2)に設けられる止め具区域
    を介して、前記枢動方向の少なくとも1について作動す
    る前記シェル低部(2)に対する固定装置(10)を備
    え、前記固定装置は回転カム(30,40)を備えた操
    作部材(11)を有し、前記操作部材は前記カムの所与
    の角度位置については、シェル低部の止め具区域と共働
    するための可動要素に作用する、硬質シェル型のスポー
    ツ靴において、 前記固定装置(10)は前記回転カム(30,40)に
    よって作動可能であるとともに、前記回転カムの少なく
    とも1の所与の角度位置については、前記シェル低部
    (2)上に設けられる第二の止め具区域(14,15)
    と共働するための第二の可動要素(12,13)を含
    み、 前記第二の可動要素(12,13)と前記第二の止め具
    区域(14,15)との共働は、前記第2の枢動方向
    (20,21)のうちの一方については、靴胴部(3)
    を固定させるためであり、それに対して前記第一の可動
    要素(12,13)と前記第一の止め具区域(14,1
    5)との共働は、該2の枢動方向(20,21)のうち
    の他方について靴胴部を固定させるためであることを特
    徴とするスポーツ靴。
  2. 【請求項2】 前記回転カム(30,40)が、操作部
    材(11)上で軸合わせ(30’,40’)されて、高
    作業区域(33,42,43)と低作業区域(34,4
    4,45)とを有する少なくとも1の円形探触面(3
    1,32,41)を含む台板から成ること、および前記
    固定装置(10)の2の可動要素(12,13)は、該
    可動要素の各々が設けられる探触部材(12’,1
    3’)を介して、前記探触面(31,32,41)と共
    働することを特徴とする請求項1によるスポーツ靴。
  3. 【請求項3】 前記探触部材(12’,13’)の各々
    が、前記カム(30,40)の回転軸(30’,4
    0’)に対して対置される点において、前記高作業区域
    (33,42,43)と低作業区域(34,44,4
    5)の1上で、互いに距離を置いて、前記カムの探触面
    (31,32,41)と接触するようになることを特徴
    とする請求項2によるスポーツ靴。
  4. 【請求項4】 前記回転カム(30)を構成する台板
    が、各面上に一つずつ配され、互いに平行で、かつ、各
    々が1の高作業区域(33)と1の低作業区域(34)
    とを有する2の探触面(31,32)を含み、前記各可
    動要素(12,13)は前記探触部材(12’,1
    3’)を介して前記カム(30)の2の探触面(31,
    33)の1と共働することを特徴とする請求項3による
    スポーツ靴。
  5. 【請求項5】 前記回転カム(40)を構成する台板
    が、操作部材に対して対称的に対置される2の底部(4
    4,45)を互いに画定する、同一高さで異なる長さの
    円弧状の2の突部(42,43)を360゜に亙って有
    する唯一の探触面(41)を含み、前記突部(42,4
    3)は高作業区域を構成し、前記底部(44,45)は
    低作業区域を構成することを特徴とする請求項3による
    スポーツ靴。
  6. 【請求項6】 前記シェル低部(2)に設けられる2の
    止め具区域(14,15)が、該シェル低部の踵部分
    (16)に位置すること、および前記各止め具区域(1
    4,15)が、前−後方向(20)および後−前方向
    (21)の2の枢動方向のうちの1にのみ、靴胴部
    (3)を確実に固定することを特徴とする請求項1ない
    し5のいずれか1によるスポーツ靴。
  7. 【請求項7】 前記シェル低部(2)が、その踵部分
    (16)に、撓曲可能な縁部(14’)によって画定さ
    れ、かつ前記胴部(3)の背面区域(5)によって覆わ
    れる、上方へ向けて開いた垂直切り込み部(14)を有
    し、前記切り込み部は、互いに接近できる前記撓曲可能
    な縁部(14’)の可能な弾性変形により、前記胴部
    (3)を後−前方向(21)に枢動可能にすること、お
    よび、 前記切り込み部(14)の撓曲可能な縁部(14’)の
    相互接近を防止するため、前記固定装置(10)の可動
    要素(12,13)が、前記回転カム(30,40)の
    作用により前記切り込み部に挿入されることにより、前
    記回転カムの所与の角度位置について、前記切り込み部
    (14)と共働し、それにより前記切り込み部が後−前
    方向(21)に該靴胴部の固定を実現する止め具区域を
    構成することを特徴とする請求項6によるスポーツ靴。
  8. 【請求項8】 前記シェル低部(2)が、その踵部分
    (16)に、前記垂直切り込み部(14)を横切って該
    切り込みの下方に位置する肩部(15)を有し、前記回
    転カム(30,40)の作用で上方に支承されることに
    より、前記回転カムの所与の角度位置について、前記固
    定装置(10)の他方の可動要素(13)が前記肩部と
    共働するようになり、前記肩部(15)は前−後方向
    (20)に靴胴部(3)の固定を実現する止め具区域
    (15)を構成することを特徴とする請求項7によるス
    ポーツ靴。
  9. 【請求項9】 前記固定装置(10)の少なくとも1の
    可動要素(12,13)が軸(19)を中心として枢動
    可能に取り付けられるとともに、前記回転カム(30,
    40)の探触面(31,32,41)上で、その探触部
    材(12’,13’)の恒久的な保持を確実にするばね
    (18)の作用を受けることを特徴とする請求項2ない
    し8のいずれか1によるスポーツ靴。
  10. 【請求項10】 前記固定装置(10)の少なくとも1
    の可動要素(12,13)が案内部(22)内で並進移
    動できるとともに、前記回転カム(30,40)の探触
    面(31,32,41)上で、その探触部材(12’,
    13’)の恒久的な保持を確実にするばね(18)の作
    用を受けることを特徴とする請求項2ないし8のいずれ
    か1によるスポーツ靴。
JP9239561A 1996-09-04 1997-09-04 胴部の枢動を固定するための装置を備えたスポーツ靴 Pending JPH1085001A (ja)

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