JP2005513733A - 懸垂ピンをカラー表示管のガラスパネルに設ける方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、弾性懸垂素子(21)を有するマスクボックス(22)をカラー表示管(1)のガラスパネル(2)からの公称位置で懸垂する懸垂ピン(24)を前記パネル(2)に設ける方法に関するものである。第1に、懸垂ピンベース(26)をパネル(2)の内面上に位置決めし、次に、パネル内面を溶融させることによりこのパネル内面に取付ける。第2に、懸垂ピンヘッド(25)を懸垂ピンベース(26)上に位置決めし、次に、この懸垂ピンベース(26)に取付ける。この工程で、懸垂ピンベース(26)及び懸垂ピンヘッド(25)の位置決めが、位置決め点を有するパネル位置決め装置(35)に対し実行される。特に、懸垂ピンヘッド(25)が、公称弾性懸垂素子(21´)の公称収容部により描かれる公称収容路内にもたらされる。
Description
本発明は、マスクボックスをカラー表示管のガラスパネルからの公称位置に懸垂する懸垂ピンをカラー表示管のガラスパネルに設ける方法であって、前記懸垂ピンが、
懸垂されるべきマスクボックスの弾性懸垂素子の収容部により少なくとも部分的に収容されるのに適した懸垂ピンヘッドと、
この懸垂ピンヘッドを支持する支持面を有するとともにこの懸垂ピンヘッドを前記ガラスパネルの内面に連結する懸垂ピンベースと
を有し、
この方法が、
位置決め点を有するパネル位置決め装置上に前記ガラスパネルを配置する工程と、
少なくとも3つの懸垂ピンベースを前記位置決め点に対して公称的に位置決めする工程と、
これら懸垂ピンベースをガラスパネルの内面に取付ける工程と、
前記懸垂ピンヘッドを前記懸垂ピンベースの支持面上に配置する工程と、
これら懸垂ピンヘッドをこれら懸垂ピンベースに取付ける工程と
を具えている当該方法に関するものである。
懸垂されるべきマスクボックスの弾性懸垂素子の収容部により少なくとも部分的に収容されるのに適した懸垂ピンヘッドと、
この懸垂ピンヘッドを支持する支持面を有するとともにこの懸垂ピンヘッドを前記ガラスパネルの内面に連結する懸垂ピンベースと
を有し、
この方法が、
位置決め点を有するパネル位置決め装置上に前記ガラスパネルを配置する工程と、
少なくとも3つの懸垂ピンベースを前記位置決め点に対して公称的に位置決めする工程と、
これら懸垂ピンベースをガラスパネルの内面に取付ける工程と、
前記懸垂ピンヘッドを前記懸垂ピンベースの支持面上に配置する工程と、
これら懸垂ピンヘッドをこれら懸垂ピンベースに取付ける工程と
を具えている当該方法に関するものである。
上記及び下記において、公称とは、正確な予め決定した値又は値の組の予め決定した範囲内にあることとして規定する。
懸垂ピンをガラスパネルに設ける方法は実際に周知であり、カラー表示管の製造方法の一部である。
カラー表示管はパネル‐マスクボックス組合せ体を有し、マスクボックスがパネルから懸垂されるということは周知である。パネルはガラスから成り、直立エッジが設けられたほぼ方形の表示窓を有している。マスクボックスは、多数の孔を有するほぼ方形のマスクを具えている。更に、マスクボックスは、マスクブランクの直立エッジに取付けられたフレームを有し、このフレームは、フレーム部分と、相互連結部分と、弾性懸垂素子とを有している。
マスクブランクは表示窓から適切な位置で懸垂することが極めて重要である。実際に、表示窓とマスクとの距離がカラー表示管の性能の決定要因となる。懸垂ピンの位置がマスクブランクの位置を直接決定する為、パネルには懸垂ピンを正確に設ける必要がある。従って、多数の位置決め点を有するパネル位置決め装置上にパネルを配置した状態で、懸垂ピンベースをパネルの内面に取付ける。懸垂ピンベースの位置は位置決め点に対して決定される。このようにして、パネルのレイアウトの相違が原因で生じるおそれのある懸垂ピンベースの位置のずれが回避される。
既知の方法によれば、マスクボックスの弾性懸垂素子と共働させるための懸垂ピンヘッドの位置が懸垂ピンベースの位置により決定される。その理由は、懸垂ピンヘッドが通常支持面の中央に配置される為である。それ故、懸垂ピンベースが位置決めされる精度が、懸垂ピンヘッドの位置決めの精度を、従って、懸垂ピン全体としての位置決めの精度を決定する。
既知の方法では、懸垂ピンの位置決め精度を実際に±0.6mmとすることができる。懸垂ピンの位置の比較的大きなずれはある欠点の原因となるものであり、そのうちの幾つかを以下に説明する。
カラー表示管製造方法は、表示スクリーンをパネルの表示窓上に設ける写真処理を有するものであり、この場合マスクブランクが用いられる。この目的のために、マスクボックスの着脱を繰返す必要がある。この処理で、マスクブランクの挿入再現性、すなわち、位置の再現度が極めて重要であり、考慮されるずれの許容量は2μmよりも少ない。従って、装着中には、弾性懸垂素子の再現性のある変形を除いて、マスクボックスの素子に変形が生じないようにすることが極めて望ましいことである。
既知の方法により懸垂ピンが設けられたパネルからマスクボックスを懸垂することに関しては、マスクボックスの弾性懸垂素子の変形により、懸垂ピンの位置の比較的大きなずれが充分に補償される。このように、実際には、マスクボックスをパネルから適切な位置に懸垂することができる。しかし、多くの場合、懸垂ピンの位置のずれにより、弾性懸垂素子を変形させるだけではなく、フレーム部分又は相互連結部分又はマスクブランクをも不所望に変形させる。これにより、マスクブランクの挿入再現性が悪影響を受け、写真処理の終了時には役に立たない表示スクリーンが得られるようになってしまう。従って、表示スクリーンをパネルから外す必要があり、写真処理をそっくり再開する必要がある。このことは、特にカラー表示管の製造費を高めてしまう重大な欠点となることが理解されるであろう。
既知の方法を用いて懸垂ピンをパネルに設けることにより生じる他の欠点は、マスクボックスを1つの特定のパネルのみと共働させうるにすぎないということである。最初は、弾性懸垂素子の収容部が弾性懸垂素子の基部に対して摺動しうる。特定のパネルからのマスクボックスの最初の懸垂に当り、収容部がこのパネルの懸垂ピンヘッドによりある位置に押しやられる。次に、これらの収容部が基部に対して固定される。その結果、マスクボックスはこの特定のパネル内に適合するが、もはや他のパネルから懸垂させることができない。その理由は、他のパネルにおける懸垂ピンヘッドの位置は、この特定のパネルにおける懸垂ピンヘッドの位置からあまりにも大きくずれている為である。収容部が基部に対して一旦固定されると、このマスクボックスは1つの特定のパネルに割当られたものとなる。従って、マスクボックスとパネルとの対は、写真処理中のみならず、その処理の前にも、すなわち、収容部を基部に対して固定した時から互いに保ち続ける必要がある。更に、製造処理中に何らかの理由でパネルが紛失されると、もはやマスクボックスも使用できなくなる。
収容部は、一般には、溶接により基部に対して固定される。溶接処理は、マスクボックスがパネルから懸垂されており、このパネルの懸垂ピンヘッドが収容部を保持している間に行なわれる。溶接処理中に、溶接スパッタがパネルの内面上に落下するおそれがあり、このことは不所望であること勿論である。
以下では、公称弾性懸垂素子を、位置決め点に対し公称的に位置決めされ且つ公称ばね特性に応じてばね動作する弾性懸垂素子として規定し、公称収容部を、公称弾性懸垂素子上に公称的に位置決めされた収容部として規定する。
本発明の目的は、ガラスパネルに懸垂ピンを設ける既知の方法の欠点の少なくとも1つを解消することにある。この目的は、懸垂ピンヘッドを懸垂ピンベースに取付ける前に、懸垂ピンヘッドを位置決め点に対する公称位置にもたらすことにより達成される。特に、各懸垂ピンヘッドを、公称的に収容部により描かれる公称収容路内にもたらす。
本発明によれば、懸垂ピンヘッドはパネル位置決め装置の位置決め点に対して位置決めされるのに対し、従来技術によれば、懸垂ピンヘッドは懸垂ピンベースに対して位置決めされる。
本発明の重要な利点は、懸垂ピンベースの位置に比較的大きなずれがあるにもかかわらず、懸垂ピンヘッドを公称位置にもたらすことができるということである。各懸垂ピンヘッドの位置は部分的に、割当られた懸垂ピンベースの支持面の位置により決定されるが、懸垂ピンヘッドを依然として公称位置にもたらすことができる。その理由は、公称収容路が、充分に大きな範囲の可能な位置をカバーし、懸垂ピンヘッドを常に支持面上で且つ公称収容路内で位置決めしうる為である。
懸垂ピンヘッドを公称収容路内に位置決めすることにより、マスクブランクの挿入再現性が著しく増大する。その結果、懸垂ピンヘッドの位置は、マスクボックスをパネルから懸垂する際に弾性懸垂素子の再現性のある変形のみが生じる程度に、マスクボックスのレイアウトに良好に適合されるようになる。
本発明による方法を適用すると、懸垂ピンヘッドは公称的に位置決めされ、懸垂ピンヘッドの位置決めに対して±25mmの精度を達成しうる。その結果、いかなる適合問題をも生じることなく、写真処理の前の製造処理でマスクボックスやパネルを交換することができる。又、弾性懸垂素子の収容部を基部に溶接することにより、パネル内に適切に適合しうる複数のマスクボックスを得るためのジグとして、1つのパネルを用いることもできる。この場合、ジグとして用いたこの1つのパネル以外の全てのパネルは溶接スパッタの影響を受けない。
本発明は、懸垂ピンヘッドを懸垂ピンベース上に位置決めする方法や、少なくとも2つの実質的に同一のマスクボックスの群を製造する方法や、少なくとも2つのパネル‐マスクボックスの組合せ体の群を製造する方法や、疑似のマスクボックスにも関するものである。
次に、本発明を図面につき詳細に説明する。各図間で同一又は同様な部分には同じ符号を付した。
図1は、パネル2と、コーン部3と、ネック部4とを有するガラスエンベロープを具えるカラー表示管1の長手方向断面図である。パネル2は、ほぼ方形の表示窓5と、直立エッジ6とを有している。パネル2の内面を符号7で示してある。ネック部4は、3つの電子ビーム9、10及び11を発生する3つの電子銃を有する電極システム8を収容している。電子ビーム9、10及び11は、表示窓5の内面上に設けられた表示スクリーン12の方向に進む。表示スクリーン12は、多数の赤、緑及び青発光蛍光体素子を有する。これら電子ビーム9、10及び11は表示スクリーン12に向う途中で、カラー表示管1の長手軸線14を中心として同心的に配置された偏向コイル13により偏向される。電子ビーム9、10及び11は更に、孔16を有するマスクブランク15を通過する。これら電子ビーム9、10及び11は互いに僅かな角度を成して孔16を通過し、従って、これら電子ビームの各々は1色の蛍光体素子に入射する。
図1は、パネル2と、コーン部3と、ネック部4とを有するガラスエンベロープを具えるカラー表示管1の長手方向断面図である。パネル2は、ほぼ方形の表示窓5と、直立エッジ6とを有している。パネル2の内面を符号7で示してある。ネック部4は、3つの電子ビーム9、10及び11を発生する3つの電子銃を有する電極システム8を収容している。電子ビーム9、10及び11は、表示窓5の内面上に設けられた表示スクリーン12の方向に進む。表示スクリーン12は、多数の赤、緑及び青発光蛍光体素子を有する。これら電子ビーム9、10及び11は表示スクリーン12に向う途中で、カラー表示管1の長手軸線14を中心として同心的に配置された偏向コイル13により偏向される。電子ビーム9、10及び11は更に、孔16を有するマスクブランク15を通過する。これら電子ビーム9、10及び11は互いに僅かな角度を成して孔16を通過し、従って、これら電子ビームの各々は1色の蛍光体素子に入射する。
図2及び3を参照するに、マスクブランク15の直立エッジ17は、フレーム部分19と、相互連結部分20と、弾性懸垂素子21とを有するフレーム18に固着されている。マスクブランク15とフレーム18との組合せをマスクボックス22と称する。フレーム部分19と相互連結部分20とは種々の形状にすることができ、この場合重要なことは、充分に剛固なフレーム18が得られるとともに、マスクブランク15の直立エッジ17をフレーム18に容易に取付け得るということである。
図2は、4つの弾性懸垂素子21が設けられたマスクボックス22の一実施例を示している。図面を簡明にするために、多くの孔のうちの数個のみを図示してある。本例では、各弾性懸垂素子21が、フレーム18の隅部で相互連結部分20上に配置されている。更に、各弾性懸垂素子21は、関連の隅部の方向に偏向された電子ビームに対しほぼ垂直に延在する板ばねのような形状をしている。
図3は、3つの弾性懸垂素子21が設けられたマスクボックス22の他の実施例を示しており、この場合、各弾性懸垂素子21はフレーム部分19に沿った位置に配置されている。
マスクブランク15とフレーム18との熱膨張の相違を無くすために、これらの双方を同じ材料から造るのが好ましく、しかもほぼ同じ厚さにするのが好ましい。更に、マスクブランク15とフレーム18とは溶接により互いに取付けるのが好ましい。
図4は、カラー表示管1の一部であり、パネル2と、このパネル2から懸垂されているマスクボックス22とを有するパネル‐マスクボックス組合せ体23の隅部の分解斜視図である。
パネル2の直立エッジ6の隅部には懸垂ピン24が配置されている。この懸垂ピン24は、懸垂ピンヘッド(頭部)25と、この懸垂ピンヘッドを支持する支持面27を有する懸垂ピンベース(基部)26とを具えている。懸垂ピン24は金属から形成し、パネルの内面7を溶融させることによりこの内面に取付けるのが好ましい。懸垂ピンヘッド25は図示のように球状とするが、この懸垂ピンヘッド25は種々の形状にすることができる。支持面27は平坦とするのが好ましい。懸垂ピンヘッド25は支持面27上に直接配置することができるが、例えば、懸垂ピンヘッド25と支持面27との間にワッシャを配置することもできる。
図示の例では、弾性懸垂素子21は、ばね軸線28を中心にばね運動する板ばねのような形状をしている。弾性懸垂素子21は基部29と懸垂部分30とを有し、例えば溶接により、基部29はフレーム18の相互連結部分20に取付けられ且つ懸垂部分30は基部29に取付けられている。懸垂部分30は、懸垂ピンヘッド25の大部分を収容するのに適した収容部31を有している。従って、弾性懸垂素子21の収容部31が懸垂ピンヘッド25の大部分を収容することにより、マスクボックス22がパネル2から懸垂される。
懸垂ピンヘッド25と収容部31とは、この収容部31が懸垂ピンヘッド25を少なくとも部分的に収容しうる限り、種々の形状にすることができる。
図5は図4のA‐A線上を断面とする断面図であり、組合せた状態のパネル‐マスクボックス組合せ体23の一部を示している。この状態では、マスクボックス22がパネル2から懸垂されており、懸垂ピンヘッド25の大部分が弾性懸垂素子21の収容部31に収容されている。
図5に示すように、弾性懸垂素子21はコーナーピース32によりフレーム18の相互連結部分20に連結されており、例えば溶接により、コーナーピース32の一辺33が弾性懸垂素子21の基部29に取付けられ且つ他辺34がフレーム18の相互連結部分20の前面に取付けられている。
次に、4つの懸垂ピン24をパネル2の隅部に配置する例に基づいて、パネルに懸垂ピンを設ける新規な方法を説明する。しかし、この新規な方法は、例えば、パネルの内面7上に3つの懸垂ピン24を配置したり、パネル2を、図3に示すように3つの弾性懸垂素子21を有するマスクボックス22と共働させるようにしたりするのにも用いることができる。
図6及び7を参照するに、パネル2を、それ自体既知の方法でパネル位置決め装置35上に配置する。このパネル位置決め装置35は、図6に線図的に示すように2つの固定位置決め点36及び37を有する。図示の例では、固定位置決め点36及び37は、パネル2の対向する隅部に近い位置でこのパネル2を支持している。パネル位置決め装置35は更に、4対の可調整位置決め点を有している。これら可調整位置決め点は、各対で、中心点に対する相関移動を可能にしうる。パネル2を位置決めするに当り、一対の可調整位置決め点を、これらの双方が予め決定したようにパネル2の表面に接触するまで、例えば、これらがパネル2の直立エッジ6の対向面に当接するまで移動させる。これにより、パネル2はこの一対の可調整位置決め点の中心に対して予め決定した位置にあるようになる。
図6には、第1の対の可調整位置決め点38及び39を示してある。図示の例では、可調整位置決め点38及び39がパネル2の対向する隅部に近い位置でパネル2を支持し、これによりパネル2を中心点40に対して位置決めしている。
第2の対の可調整位置決め点41及び42は図7に示してある。図示の例では、可調整位置決め点41及び42をパネル2の対向面に接触させることにより、これら可調整位置決め点がパネル2を中心点43に対して位置決めすることができる。
図7には、第3の対の可調整位置決め点44及び45をも示してある。図示の例では、可調整位置決め点44及び45をパネル2の対向面に接触させることにより、これら可調整位置決め点がパネル2を中心点46に対して位置決めすることができる。
図7には、第4の対の可調整位置決め点47及び48をも示してある。図示の例では、可調整位置決め点47及び48をパネル2の対向面に接触させることにより、これら可調整位置決め点がパネル2を中心点49に対して位置決めすることができる。
固定位置決め点36及び37と、中心点40、43、46及び49とは、パネル2の自由度を全部で6つ固定する完全な6点システムを構成することが分るであろう。
更に、図6及び7に示すパネル位置決め装置35は、位置決め点の個数及び位置に関して多くの可能な中の一例にすぎないことが理解されるであろう。
パネルがパネル位置決め装置35上で一旦位置決めされたら、このパネル位置決め装置35を、パネル2を処理するための、例えば、パネル2に懸垂ピン24を設けるための基準システムとしても用いるのが好ましい。
パネル2に懸垂ピン24を設ける第1の工程では、例えば、パネル2のガラスを溶融することによりこれに懸垂ピンベース26を取付けることにより、これら懸垂ピンベース26をパネルの内面7に取付ける。本例では、懸垂ピンベース26をパネル2の全ての隅部に設ける。懸垂ピンベース26の位置決めは、パネル2が載置されているパネル位置決め装置35の位置決め点に対し行われる。前述したように、懸垂ピンベース26をあらゆる方向で±0.6mmの精度で位置決めすることができる。
懸垂ピンベース26をパネルの内面7に取付けた後、懸垂ピンヘッド25を懸垂ピンベース26の支持面27上に配置することができる。本発明によれば、次に、懸垂ピンヘッド25を懸垂ピンベース26に取付ける前に懸垂ピンヘッド25をパネル位置決め装置35の位置決め点に対し位置決めする。
パネル位置決め装置35の位置決め点に対する各懸垂ピンヘッド25の位置決めは、公称弾性懸垂素子21´との推定共働に基づいて行なうものであり、この公称弾性懸垂素子は、位置決め点に関して公称的に位置決めされるとともに公称ばね特性に応じてばね動作する弾性懸垂素子21として規定される。公称弾性懸垂素子21´は公称収容部31´を具えており、この公称収容部が公称弾性懸垂素子21´上に公称的に位置決めされる、すなわち、公称弾性懸垂素子21´の公称ばね軸線28´に対する公称位置を有する。本発明によれば、懸垂ピンヘッド25を、支持面27上に位置させて、公称収容部31´によって描かれる公称収容路内に入れる。
以下において、接線方向は、公称ばね軸線28´が延在する方向と同様であり、軸線方向は、接線方向に対し垂直で支持面27が延在する方向として規定し、径方向は、接線方向と軸線方向との双方に対し垂直な方向として規定する。図8、9及び10においては、軸線方向を矢印aで示し、接線方向を矢印tで示し、径方向を矢印rで示している。
図8には、パネル2の一部の横断面図を示している。懸垂ピンベース26はパネル2の隅部においてこのパネル2に取付けられている。懸垂ピンヘッド25は支持面27上に配置されている。懸垂ピンヘッド25の接線方向位置は、懸垂ピンヘッド25が、図8に破線で示す公称収容路内に配置されるようにする。
図9には、パネル2の一部の縦断面図を示している。懸垂ピンベース26は表示窓5からある距離の位置でパネル2に取付けられている。懸垂ピンヘッド25は支持面27上に配置されている。懸垂ピンヘッド25の軸線方向位置は、懸垂ピンヘッド25が、図9に破線で示す公称収容路内に配置されるようにする。図9に明瞭に示すように、懸垂ピンヘッド25を公称収容路内に位置決めすることにより、懸垂ピンヘッド25を支持面27の中心を外して位置決めすることができる。実際には、異なる懸垂ピンヘッド25の軸線方向位置を互いに異ならせることができる。その理由は、各懸垂ピンヘッド25の軸線方向位置は支持面27の径方向位置により影響を受る為である。
懸垂ピンヘッド25の軸線方向位置と支持面27の径方向位置との相関関係は図10を参照することにより理解しうる。図10では、可能な第1の支持面を符号27´で示し、パネルの内面7に一層近い可能な第2の支持面を符号27″で示してある。公称収容路は図9と同様に破線で示してある。支持面27´及び27″の径方向位置は互いに異なっているにもかかわらず、懸垂ピンヘッド25を双方の支持面27´及び27″上の位置で且つ公称収容路内で位置決めすることができる。その結果、支持面27´上に位置決めされた懸垂ピンヘッド25´の軸線方向位置は支持面27″上に位置決めされた懸垂ピンヘッド25″の軸線方向位置と相違する。本例では、懸垂ピンヘッド25″は懸垂ピンヘッド25´よりも表示窓5に近づいて位置する。
本発明による上述した方法を適用すると、懸垂ピンヘッド25が公称的に位置決めされ、少なくとも±25μmの精度をあらゆる方向で懸垂ピンヘッド25の位置決めに対し達成しうる。接線方向では、±10μmの精度を達成することもできる。
本発明によりパネル2に懸垂ピン24を設ける方法を実施する第1の好適例では、懸垂ピンベース26をパネル2に取付けた後に、位置決め点に対する支持面27の径方向位置を測定することにより、位置決め点に対する懸垂ピンヘッド25の軸線方向位置を決定する。公称収容部31´に対し、径方向位置と軸線方向位置との可能な組合せが分っている為、懸垂ピンヘッド25の軸線方向位置を測定結果に基づいて決定しうる。
図11を参照するに、本発明によりパネル2の懸垂ピン24を設ける方法を実施する第2の好適例では、パネル2から懸垂すべきマスクボックス22とほぼ同じ設計とした疑似のマスクボックス50を用いる。この場合、疑似のマスクボックス50の弾性懸垂素子21を公称弾性懸垂素子21´とみなすことができる。各弾性懸垂素子21´は公称収容部31´を表わす孔51を有する。疑似のマスクボックス50をパネル2に対し公称的に位置決めし、パネルの内面7上の懸垂ピンベース26に取付けるべき懸垂ピンヘッド25を孔51内に且つ支持面27上に配置する。この工程で、懸垂ピンヘッド25が公称位置で支持面27上に配置される。その理由は、これらの懸垂ピンヘッドは実際に公称収容路内に位置決めされる為である。疑似のマスクボックス50の公称的な位置決めは、当該技術分野で既知のいかなる適切な方法でも行なうことができ、例えば、パネルの内面7と疑似のマスクボックス50との間に配置される少なくとも1つのディスタンスピースを用いることにより行なうことができる。懸垂ピンヘッド25を支持面27上に配置したのに続いて、疑似のマスクボックス50を除去し、懸垂ピンヘッド25を、例えば溶接により懸垂ピンベース26に取付ける。
好ましくは、懸垂ピンヘッド25を懸垂ピンベース26に取付けた後に、位置決め点に対する懸垂ピンヘッド25の得られた位置を測定し、懸垂ピンヘッド25の所定の位置決め精度が達成されたかどうかを検査するようにする。
懸垂ピンヘッド25が極めて正確に位置決めされる結果として、マスクボックス22の群を製造するのに1つの同じパネル2を用いることができる。好ましくは、パネル2を代表するマスクボックス位置決め装置を用いる。このマスクボックス位置決め装置は、代表するパネル2の懸垂ピンヘッド25に対応する疑似の懸垂ピンヘッドを有する。
マスクボックス位置決め装置を用いることにより、マスクボックス22をそれ自体既知の方法で製造する。製造処理の開始時に、フレーム18をマスクボックス位置決め装置上に配置し、フレーム部分19を疑似の懸垂ピンヘッドに対して位置決めする。この段階では、弾性懸垂素子21の懸垂部分30が基部29に対し摺動でき、従って、収容部31の位置を疑似の懸垂ピンヘッドの位置に完全に合わせることができる。収容部31を適切に位置決めした後に、懸垂部分30を好ましくは溶接により基部29に対し固定する。これにより、フレーム18はマスクボックス位置決め装置で代表されるいかなるパネル2にも用いるのに適したものとなる。収容部31の位置は疑似の懸垂ピンヘッドの位置に完全に適合したものとなる為、フレーム18には歪が生ぜず、このことは、フレーム18を用いる必要のあるマスクボックス22の挿入再現性に関して極めて有利なことである。
更に、マスクブランク15を疑似の懸垂ピンヘッドに対して公称的に位置決めする。公称位置は、表示窓5の公称輪郭と、マスクブランク15自体の公称輪郭と、表示窓及びマスクブランク間の公称間隔とから得る。次に、マスクブランク15を、好ましくは溶接を用いてフレーム18に取付ける。この段階で、マスクボックス22は、マスクボックス位置決め装置により代表されるいかなるパネル2にも用いるのにそのまま適したものとなっている。従って、マスクボックス位置決め装置を用いて製造するいかなるマスクボックス22と、同じマスクボックス位置決め装置により代表されるいかなるパネル2とを組合せることにより、パネル‐マスクボックス組合せ体23の群を製造することができる。写真処理は極めて正確に実行する必要があるという事実のために、この写真処理を開始した後にのみ、特定のパネル2と特定のマスクボックス22とを一緒に保持する必要がある。
マスクボックス位置決め装置の疑似の懸垂ピンヘッドに対するフレーム部分19及びマスクブランク15の位置決めは、当該技術分野で既知の適切ないかなる方法でも実行することができ、例えば、少なくとも1つのディスタンスピースを用いることにより実行しうる。マスクボックス位置決め装置は、疑似の懸垂ピンヘッドよりもわずかに多い位置決め点を有することもできる。
以上要するに、本発明は、弾性懸垂素子21を有するマスクボックス22をカラー表示管のガラスパネル2からの公称位置で懸垂する懸垂ピン24を前記パネル2に設ける方法に関するものである。第1に、懸垂ピンベース26をパネル2の内面7上に位置決めし、次に、パネルの内面7を溶融させることによりこのパネルの内面に取付ける。第2に、懸垂ピンヘッド25を懸垂ピンベース26上に位置決めし、次に、この懸垂ピンベース26に取付ける。この工程で、懸垂ピンベース26及び懸垂ピンヘッド25の位置決めが、位置決め点36,37;38,39;41,42;44,45;47,48を有するパネル位置決め装置35に対し実行される。特に、懸垂ピンヘッド25が、公称弾性懸垂素子21´の公称収容部31´により描かれる公称収容路内にもたらされる。
当業者にとって明らかなように、本発明の範囲は上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく本発明を種々に変更しうるものである。
Claims (13)
- マスクボックスをカラー表示管のガラスパネルからの公称位置に懸垂する懸垂ピンをカラー表示管のガラスパネルに設ける方法であって、前記懸垂ピンが、
懸垂されるべきマスクボックスの弾性懸垂素子の収容部により少なくとも部分的に収容されるのに適した懸垂ピンヘッドと、
この懸垂ピンヘッドを支持する支持面を有するとともにこの懸垂ピンヘッドを前記ガラスパネルの内面に連結する懸垂ピンベースと
を有し、
この方法が、
位置決め点を有するパネル位置決め装置上に前記ガラスパネルを配置する工程と、
少なくとも3つの懸垂ピンベースを前記位置決め点に対して公称的に位置決めする工程と、
これら懸垂ピンベースをガラスパネルの内面に取付ける工程と、
前記懸垂ピンヘッドを前記懸垂ピンベースの支持面上に配置する工程と、
これら懸垂ピンヘッドをこれら懸垂ピンベースに取付ける工程と
を具えている当該方法において、
前記懸垂ピンヘッドを前記位置決め点に対し公称的に位置決めすることを特徴とする懸垂ピンをカラー表示管のガラスパネルに設ける方法。 - 請求項1に記載の懸垂ピンをカラー表示管のガラスパネルに設ける方法において、公称弾性懸垂素子の公称収容部により描かれる公称収容路内に各懸垂ピンヘッドをもたらすことを特徴とする懸垂ピンをカラー表示管のガラスパネルに設ける方法。
- 請求項2に記載の懸垂ピンをカラー表示管のガラスパネルに設ける方法において、各懸垂ピンヘッドを最初に、公称収容路の接線方向位置により決定される接線方向位置にもたらし、この各懸垂ピンヘッドを次に、公称収容路の軸線方向位置及び径方向位置と、支持面の径方向位置との可能な組合せにより決定される軸線方向位置にもたらすことを特徴とする懸垂ピンをカラー表示管のガラスパネルに設ける方法。
- 請求項3に記載の懸垂ピンをカラー表示管のガラスパネルに設ける方法において、懸垂ピンベースをガラスパネルの内面に取付けた後に、懸垂ピンヘッドをもたらす必要のある、位置決め点に対する軸線方向位置を決定するために、これら位置決め点に対する支持面の径方向位置を測定することを特徴とする懸垂ピンをカラー表示管のガラスパネルに設ける方法。
- 請求項2に記載の懸垂ピンをカラー表示管のガラスパネルに設ける方法において、各懸垂ピンヘッドを公称収容路内にもたらすために、疑似マスクボックスであって、この疑似マスクボックスの弾性懸垂素子が懸垂ピンヘッドを収容する孔を有している当該疑似マスクボックスを用い、
前記疑似マスクボックスを位置決め点に対する公称位置にもたらす工程と、
前記懸垂ピンヘッドを前記孔内に且つ前記支持面上に配置する工程と、
これら懸垂ピンヘッドを前記懸垂ピンベースに取付ける工程と
を有することを特徴とする懸垂ピンをカラー表示管のガラスパネルに設ける方法。 - 請求項5に記載の懸垂ピンをカラー表示管のガラスパネルに設ける方法において、前記疑似マスクボックスを位置決め点に対する公称位置にもたらすために、少なくとも1つのディスタンスピースを用いることを特徴とする懸垂ピンをカラー表示管のガラスパネルに設ける方法。
- 請求項1〜6のいずれか一項に記載の懸垂ピンをカラー表示管のガラスパネルに設ける方法において、前記懸垂ピンヘッドを前記懸垂ピンベースに取付けた後に、位置決め点に対する懸垂ピンヘッドの位置を測定することを特徴とする懸垂ピンをカラー表示管のガラスパネルに設ける方法。
- 位置決め点を有するパネル位置決め装置上に配置されたガラスパネルの内面に取付けられた懸垂ピンベース上に懸垂ピンヘッドを位置決めする位置決め方法であって、懸垂ピンヘッドを懸垂ピンヘッドの支持面上に配置する工程を有する当該位置決め方法において、前記懸垂ピンヘッドを前記位置決め点に対して公称的に位置決めすることを特徴とする位置決め方法。
- 表示窓を有するガラスパネルからの公称位置に懸垂すべき少なくとも2つの実質的に同一なマスクボックスの群であって、各マスクボックスが、
ガラスパネルの内面上に配置された懸垂ピンの懸垂ピンヘッドを少なくとも部分的に収容する収容部及び基部を有する少なくとも3つの弾性懸垂素子と、複数のフレーム部とを具えるフレームであって、前記収容部は前記基部に対し摺動しうるようになっており、各フレーム部は2つの弾性懸垂素子を相互連結している当該フレームと、
マスクブランクと
を具えている当該マスクボックスの群を製造する製造方法において、
各マスクボックスを製造する方法が、
位置決め点であって、これらの少なくとも3つの位置決め点が弾性懸垂素子の収容部と共働する疑似の懸垂ピンヘッドを有している当該位置決め点を具えているマスクボックス位置決め装置に対し、前記フレームを位置決めする工程と、
前記収容部を前記弾性懸垂素子の基部に対し固定する工程と、
前記マスクブランクを前記位置決め点に対する公称位置にもたらす工程と、
前記マスクブランクを前記フレームに取付ける工程と
を有し、マスクボックスの群を製造するために、1つの同一のマスクボックス位置決め装置を用いる製造方法。 - 請求項9に記載の製造方法において、前記フレームを前記位置決め点に対し位置決めするために、少なくとも1つのディスタンスピースを用いることを特徴とする製造方法。
- 請求項9又は10に記載の製造方法において、前記マスクブランクを前記位置決め点に対する公称位置にもたらすために、少なくとも1つのディスタンスピースを用いることを特徴とする製造方法。
- 少なくとも2つのパネル‐マスクボックス組合せ体の群を製造する製造方法であって、
請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法を用いて、少なくとも2つのガラスパネルの群に懸垂ピンを設ける工程と、
請求項9〜11のいずれか一項に記載の方法を用いて、少なくとも2つのマスクボックスの群を製造する工程と、
ガラスパネルの群のいずれかのガラスパネルからマスクボックスの群のいずれかのマスクボックスを懸垂させることにより、パネル‐マスクボックス組合せ体を形成する工程と
を具えている製造方法。 - 少なくとも3つの弾性懸垂素子を有する疑似のマスクボックスにおいて、各弾性懸垂素子が、公称収容部を表わす孔を有していることを特徴とする疑似のマスクボックス。
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