JP2005512467A - ビット・ストリームからの表示を該ビット・ストリームのコンテンツに基づいて同期化する装置及び方法 - Google Patents

ビット・ストリームからの表示を該ビット・ストリームのコンテンツに基づいて同期化する装置及び方法 Download PDF

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Abstract

実質的に同様なレンダリング可能なコンテンツを有してお互いに遠隔な場所にある複数のディジタル・ビット・ストリームのコンテンツが一致して再生される。第1に、同期化視聴セッションに参加するプロセッサ間で時間が、各々のストリームを再生することによって、同期化される。第2に、再生が、コンテンツの点で、巻き戻し又は早送りによって、正確に同期化された表示をもたらすよう、アラインされる。コンテンツの点でのアラインメントは送信側のビット・ストリームの情報特性を有するプロセッサ間のステータス・メッセージによって実現される。如何なる参加者が制御機能(例えば、巻き戻し、早送り、停止)を実行する場合でも、全ての他の参加者は同期化して後続する。セッションを起動するプロセッサが起動者であると考えられ、この役目は以降、制御機能を最後に実行した参加者が担う。起動者はセッション起動時に全ての参加者に、各制御機能が実行されると、更に定期的に、それらの再生を起動者のそれに同期化するよう、指令し、それによって全ての再生が同期化されて同期化状態が維持される。

Description

本発明は、一般に、ディジタル画像再生、特に、2つ以上のディジタル・ストリームの再生を該ストリームのレンダリング可能なコンテンツに基づいて同期化する手法に関するものである。
パーソナル・ビデオ・レコーダ(PVR)は事実上全てのテレビ放送システム(例えば、ケーブル、ディジタル・ケーブル、衛星、アンテナ、又はその組み合わせ)とともに、更には、VHS(ビデオ・ホーム・システム)、DVD(ディジタル多用途ディスク)、インターネット・ソースなどから記録するよう、用い得るビデオ記録装置である。PVRは利用者が選好するテレビ番組を、利用者が自ら所望するものを何でもいつでも視聴し得るように、自動的に見出して記録するようプログラム化し得る。一般に、PVRは実質的なメモリ量を有して30時間を超える番組を記録することができる。記録番組はその場合、利用者が必要に応じて取り出して視聴することが可能である。
現行のPVR技術は利用者が、記録する番組(一般にテレビ放送)のコンテンツを、タイム・シフトすることを可能にする。すなわち、利用者はテレビ放送を記録して数時間後か、更には数日後に該放送を視聴し得る。その代わりに、利用者は番組を記録する決定をして該番組の開始から所定の時間量後に該番組を視聴し始めることも可能であるので、利用者は該番組に分散する如何なるコマーシャルをも飛ばすことができる。したがって、利用者は生放送を視聴している人と事実上同様な時間帯に該番組を視聴することになる。しかしながら、コマーシャルを飛ばすことができることを考慮に入れると、PVRの利用者は他の人と同様な番組を更に少ない時間で視聴することになる。
PVRの上記の利点にもかかわらず、該PVRの利用に関連する欠点が存在する。例えば、多くの人々は、物理的に異なる場所にいても、種々の番組(例えば、スポーツ・イベント、トーク番組又はドラマ)の同時視聴を楽しむことがある。これらの人々はよく、該番組中に電話又はインターネットのような他の通信手段によって通信する。したがって、人々は該番組について該イベントが実現するにつれて話し合うことができる。しかしながら、人々がコンテンツをタイム・シフトすると、各々が自らの場所にいながら、番組を「一緒に」同時に視聴することができなくなる。必然的に、2人の利用者は同様な番組を同期がずれて視聴するので、1人の利用者は劇的な場面又はスポーツ・イベントの結果を、例えば、もう1人の前に、知ることになる。
「Synchronized Personal Video Recorders」と題する、本出願の承継人による西暦2001年6月28日出願の同時係属出願(米国特許出願番号第09/894060号)は1つのPVRが別のPVRと、該別のPVRにステータス・メッセージを送信することによって同期化するシステムを開示する。該メッセージは、該起動者PVRの利用者が起動、早送り又は巻き戻しのようなPVR機能を操作する場合に、送出されて、該メッセージの受信側が相当する機能を行って両方のPVR上の表示が同期化されたままにすることを可能にする。該メッセージは更に、同期化を更新するよう、定期的に送信される。該メッセージ内部には視聴中又は視聴予定の番組の識別子、視聴のモード(例えば、通常再生、早送り、中断など)のインディケータ、及び番組が始まってからの時間又はフレームがある。該時間又はフレームは受信側PVRがその再生を送信側のPVRと同期化することを、該メッセージにおける該時間又はフレームを自らの現在の時間又はフレームと比較することによって、可能にする。
この、送信側PVRを受信側PVRと、送信側PVRから受信側PVRに時間又はフレームを送信することによって、同期化する、考え方を拡張すれば、本発明を例示する目的で、両方のPVRが各々の同一のビデオのコピーを再生することをまず、想定する。送信側PVRのフレームはビデオの送信側のコピーの一部であり、それは記憶媒体に記憶されたビット・ストリームに存在する。同様に、ビデオの受信側PVRのコピーのフレームは受信側の記憶媒体に記憶されたビット・ストリームに存在する。
更に、一方のPVRのビデオ・タイマがその出力として他方のPVRのビデオ・タイマと同様な時間を表す場合、各々のビデオ再生は各々の再生においてコンテンツの点で同様な時点にあることをまず、想定する。如何なるPVRも早送り又は巻き戻しする場合、これはその各々のビデオ・タイマのタイム・カウントを一致して同期化して進めるか、巻き戻す。
例えば、行き先PVRのビデオ・タイマが、行き先PVRが送信側PVRからその出力タイム・スタンプとして(送信側PVRのビデオ・タイマによって設定された)1時、1分及び2秒を有するメッセージを受信する時に、1時、1分及び1秒を表示する場合、これは行き先PVRの再生が送信側のPVRのそれよりも1秒遅れているかも知れない。例えば、単一の基準クロックのタイミングによって、行き先PVRがその再生を、送信側PVRがその再生を開始してから1秒後に、開始したかもしれない。その前提に基づくと、行き先PVRは該1秒時間差を補正する是正措置をとり得る。特に、メッセージの伝送時間が無視できるものである、例えば、該時間差が1秒である一方、1ミリ秒である、場合、PVR上の各再生を同期化する是正措置をとるのに丸々1秒間の差異を当てにできる。行き先PVRは、例えば、その番組の局所コピーを丸々1秒だけ「早送り」してそのビデオ・タイマを1秒だけ増やす。この措置によって、行き先の再生は送信側のものとコンテンツの点で遅れを取り戻して、送信側及び行き先PVR各々のビデオ・タイマは同期化される。
しかしながら、伝送時間が無視できるものでない場合、それは受信メッセージの出力タイム・スタンプを、メッセージが受信側PVRで受信された時間と比較するうえで、施された是正措置が、各ビデオ・タイマの同期がはずれている程度及び、これに対応して、各再生がコンテンツの点で同期がはずれている程度を適切に反映するように、考慮する必要がある。
しかしながら、上記の手法だけでは常にビデオ表示を同期化する、すなわち、各々の再生において相当するフレームの再生を同時にさせる、ものでない。如何なる任意に選定された、共通のビデオ・タイマ時間で何れかのPVR上で表示されるコンテンツが同一のものであるという上記の前提は、厳密にはあてはまるものでない。2つのPVR上で記録された番組は、例えば、同様な名目ビデオ開始時間で開始し得るが、それら各々が開始するビデオにおける実際の時点がわずかに、ことによると1秒ほど、変わってくることがある。その結果、両方の再生を並んで視聴する場合には、一方が他方より遅れるものである。したがって、両方のPVR各々のビデオ・タイマが完全に同期化されていた場合においても、ビデオの各々の表示は同期がずれているかもしれない。
更に、2つの再生の同期が当初、とれていても、再生は、それが進むにつれて、同期がはずれて離れていくことがある。例えば、各々のPVRがビデオの各々のコピーを再生する速度は変わってくることがある。これらの差異によって、2つのPVRの早送り又は巻き戻しモードにおける実際の速度が異なる場合に、更に有意のものになって、当該再生を、PVRの一方が早送りか巻き戻しした後に、同期がはずれた状態に、させてしまうことがある。
更に、同期化状態がなくなることが時折、例えば、2つの再生における、異なるコマーシャル、更には、したがって、異なるコマーシャル時間帯、によって、起こることがある。両方の視聴者は、例えば、同様なネットワーク(例えば、ナショナル・ブロードキャスティング・カンパニー(NBC))を、異なるケーブル又は衛星プロバイダ、例えば、RCN(アール・シー・エヌ)又はタイム・ワーナー、によって視聴することがある。
他方で、メッセージにおいて伝達されたものが、現行の時間ではなくて、現行のフレームである場合、表示を同期化するよう、無視できない伝送時間をなお、考慮する必要がある。例えば、ソースPVRが行き先PVRに、フレーム番号「n」がソースPVR上で現在再生中であることを示すメッセージ、を送信する場合、行き先PVRは、伝送時間を、無視できない場合は、メッセージの受信時に再生中のフレーム番号をメッセージ中に示されたフレーム番号と比較するのに、知る必要がある。
フレーム・ベースの手法においては、再生の同期がとれているか、伝送時間が、再生を同期状態にするよう、考慮されている場合でも、PVRは異なる圧縮手法を使用する異なるサービス・プロバイダを用い得る。1つの手法は、更に多くのフレームを有することによって、更に高い画質をもたらす;したがって、ビデオの送信側のコピーが受信側のコピーと同様なものであるという上記の前提は厳密には当てにできない。更に、ある瞬間から次の瞬間までの画像における動きの量に基づいて動画像を捕捉するフレームの数を変えるのに適応的手法が良く用いられる。相当するビデオ・コンテンツに対するフレーム番号における差異はフレーム番号に基づいた同期化を問題のあるものにする。
多くの場合、これらの同期化エラーは各々の再生の視聴者がわからないような小さな程度のものである。
それにもかかわらず、「同期がはずれている」影響が有意のものであって視聴を楽しむことを妨げる視聴構成が存在する。更に、例えば、お互いに遠隔地にいる人々が共同で同時に作業を、例えば、大規模オンライン・システムを修復するようビデオ形態であらかじめ記録されたマニュアルを用いて、実行している、いくつかの場面においては、電話メッセージ、表示及びメッセージ並びに/又は表示に基づいた厳密な同期化が必要になり得る。
厳密な同期化を実現するよう、本発明は同期化するビデオ再生の対の相当するコンテンツ又は「目印」を比較して、該目印対間のビデオ再生「距離」を判定して、これらの距離によって選定再生を減速又は加速する。問い合わせビデオ・クリップの「DC(直流)+M(動きベクトル)シグネチャ」をデータベースにおけるDC+Mシグネチャと比較して問い合わせビデオ・クリップのものと同様なコンテンツのビデオ列を取り出すことを記載したものがある(「Video Retrieval of MPEG Compressed Sequences Using DC and Motion Signatures」と題する、Dimitrova他による、特許文献1参照。)。
該文献における一実施例においては、IフレームからのDC係数情報及び後続するフレームからの動きベクトル情報が合成されてディジタル・シグネチャ、すなわち「DC+Mシグネチャ」、を形成する。
MPEG(動画像専門家グループ)圧縮標準における、「Iフレーム」はフレーム内符号化フレームで、動画像の単一静止画の符号化である。単に、動画像の現行の状態と動画像が先行する瞬間で存在した基準状態との間の差異を表す情報を有するフレーム間符号化フレームがIフレーム間に点在する。
シグネチャはそれが表すフレームの特性を表示するが、更に少ないデータを用いる。問い合わせビデオ・クリップにおけるIフレーム各々のシグネチャはデータべースのビデオ・クリップにおけるIフレーム・シグネチャ各々と比較される。問い合わせ・クリップのシグネチャとデータベース・クリップのシグネチャとの間の総ハミング距離が算定される(総ハミング距離は現行の問い合わせクリップとデータベース・クリップとの問い合わせ/データベース・フレーム対のシグネチャ各々の間のハミング距離の和であり、2つのシグネチャ間のハミング距離は、特許文献1に記載されたように、シグネチャ間のビット毎の比較に基づくものである。)。
特に、該方法論は、データベース上で繰り返しシフトして、繰り返し毎に、現行のデータベースのビデオ・クリップを規定すると同時に、該クリップに、データベース・フレーム(Iフレーム)を付加して、データベース・フレーム(Iフレーム)を取り去る。総ハミング距離は繰り返し毎に再計算されて、全ての繰り返しにおける最小ハミング距離が問い合わせビデオ・クリップに最も似ているデータベース・ビデオ・クリップを特定する。
ディミトロワ(Dimitrova)・シグネチャを用いる場合に有利な点は画像ビット・ストリームを完全に復元するオーバヘッドなしで導き出し得ることである。したがって、ハフマン又は算術符号化を復号化してビット・ストリームを部分的に復号化された状態のままにしておくことが可能であるので、更に復元することなく、離散コサイン変換(DCT)のような画像変換のDC係数のような周波数成分を、更に詳細に特許文献1で説明されたように、シグネチャを形成するのに、用い得る。
上記のディミトロワの実施例においては、Iフレームは「代表フレーム」、すなわち、キー・フレームがディミトロワの処理に先行したビデオ列において特定されていない場合に、シグネチャが導き出されるフレーム、として用いられる。キー・フレームはショット境界でのフレームで、ショットは情景のビデオ列である。一般に、映画においては一千以上のショットが存在する。別の実施例では、ディミトロワは全てのフレームを代表フレームとして用いる。
時間同期化は多くの異なる既知の方法によって実施し得る。ネットワークにおける分散プロセッサ(ノード)が各々のクロック値を、同期化を維持するよう、定期的に同報配信し得ることを記載したものがある(非特許文献1参照。)。更に、同期化メッセージをソース及び行き先プロセッサ間で配信し得、配信ノードは誤ったノードから来ているものとして認識されたメッセージを破棄することを記載したものもある(非特許文献2参照。)。
更に、シグネチャを生成する手法を記載したものもある(「Method for Conforming the Integrity of an Image Transmitted with a Loss」と題する、Lord他による特許文献2参照。)。
米国特許第5870754号明細書 米国特許第6266429号明細書 Azevedo, Marcelo Moraes de, 他, "Fault-Tolerant Clock Synchronization for Distributed Systems with High Message Delay Variation", Irvine, California (1995) Pfluegl, Manfred J.他, "Communications Protocols for Fault-Tolerant Clock Synchronization in Not-Completely Connected Networks", Irvine, California (1992)
本発明はディミトロワのものと同様な目的を有し、それは2つのビデオ・ストリームの特性を比較するものであるが、ディミトロワが単に問い合わせビデオ・クリップに類似したビデオ・クリップを探し出すものである一方、本発明は該比較を用いて該ストリームのレンダリング可能なコンテンツの表示を同期化するものである。本発明に対してディミトロワの突合を形成するよう、ディミトロワと同様に、データベース・フレームに対してではなく、ビデオの参加側のコピーにおけるフレームに対して、比較されるものであるので、起動者によるビデオの表示と参加側によるビデオの表示を、結果として、同期化させ得る。更に、処理速度を意図して、好適的には、主に単一フレームに相当する、単一問い合わせシグネチャが、ディミトロワの問い合わせビデオ・クリップのシグネチャ全てを送信するのではなくて、比較するよう参加側に対して送信され、そしてそれは各々が主に別のフレームに相当する。したがって、単一の問い合わせシグネチャが、繰り返し毎に、単一候補参加側フレームに対して、比較されるので、フレームのその対のシグネチャ間のハミング距離が算定される。「総ハミング距離」算定の負荷がしたがって回避される。
本発明は、パーソナル・ビデオ・レコーダ(PVR)のある2人以上の人達が正確に自らのタイム・シフト視聴を同期化することを可能にするシステムを設ける。
一特徴においては、本発明は各々の記憶媒体に存在する2つのディジタル・ビット・ストリームのレンダリング可能なコンテンツの表示を同期化する装置に関するものである。ここで用いられた、レンダリング可能なコンテンツは、利用者が、例えば、視覚的又は聴覚的に、感知し得る形態で表示可能なコンテンツを表す。該装置は上記ストリームの一方のコンテンツの特性を有する情報を導き出して他方のストリームのコンテンツの特性を有する情報と比較するストリーム特性装置を有する。一方のストリームのコンテンツは一方のストリームにおいて前方に進行させることによって再生される。該表示は該比較に基づいたその進行を修正することによって同期化される。
別の特徴においては、本発明は各々の記憶媒体に存在する2つ以上のディジタル・ビット・ストリームのレンダリング可能なコンテンツの表示を同期化することに関係する。該ストリームの一方が受信されて、受信ストリームのコンテンツの特性を有する情報が導き出されて出力される信号に組み入れられる。信号が受信されると、その特性情報が他方のディジタル・ビット・ストリームの1つ以上のコンテンツの各々の特性を有する情報と比較される。2つ以上のディジタル・ビット・ストリームの表示が該比較に基づいた2つ以上のストリームの各々の再生における前方の進行を修正することによって同期化される。
本発明の他の目的及び特徴は以下の詳細説明を添付図面とともに検討することから明らかになるものである。しかしながら、該図面は、本発明の限界を規定するものではなく、単に例示の目的で企図されたものであることが、わかるものであり、該限界は本特許請求の範囲によるものである。更に、該図面は必ずしも一定の縮小比で表されたものでなくて、別途示していない限り、単に、ここで説明した構造及び手順を概念的に例示するよう企図されたものであることがわかるものである。
該図面においては、同様な参照番号によって該図面全体にわたって同様な又は同一の構成部分を識別する。
図1によって、本発明による同期化PVR視聴システム110の例を示す。図1に示すように、ネットワークAからのテレビ番組の放送112a、bは、ケーブル、ディジタル・ケーブル、衛星、アンテナ、インターネット上、又はその組み合わせのような、当業者がわかる如何なる通信手段にもよるものとされる。同様なネットワーク番組、例えば、特定の野球の試合、が家1及び家2各々に対して送信される。放送112a、bが家1及び家2各々に入ると、それらは各PVR114a、b各々内部に収容された受信機113a、bによって受信される。以降、サフィックス「a」は「起動者」を表して、サフィックス「b」は「参加者」を、同期化視聴セッションにおいて、表す。当初、「起動者」はセッションを開始するPVRであるが、その役目は、その利用者によって指令されたように、制御機能(例えば、停止、中断、早送り、巻き戻し)を実行する如何なるPVRにも渡されるものである。セッションに参加する他のPVRは全て、「参加者」である。状況に応じて、起動者PVRの利用者は「起動者」と呼ばれて、参加者PVRの利用者は「参加者」と呼ばれる。放送112a、bは利用者によって受信されるので、利用者はPVR114a、bにおいて放送112a、bを記録することができる。放送は、セット・トップ・ボックス、DVDプレイヤ、VHSプレイヤ、パーソナル・コンピュータ、テレビ、などの内部に収容された受信機において受信されてPVR114a、bに配信されることがある。利用者は受信放送信号の帯域内でPVR114a、bにおいて種々の異なる番組を記録することができる。更に、放送信号は各家に対して別個に配信されるので、各家は放送信号をオン又はオフ状態に別々に切り替えることができる。PVR114a,、bはテレビ122a、b上の入力に接続される出力を有するので利用者はテレビ122a、b上で記録番組を視聴し得る。
リモコン166a、bは通常、パーソナル・ビデオ・レコーダ114a、bに関係して利用者がパーソナル・ビデオ・レコーダ114a、bを遠隔に操作することを可能にする。一般に、リモコン116a、bは赤外線信号をテレビ122a、bに送信するよう構成される。
システム110はそれに関連する2つの通信ネットワークを有することが好適である。第1は2つの別の場所(例えば、家1及び家2)にあるPVR114a、bを相互接続するインターネット網118である。インターネット網118は、同期化を実現し得るよう、PVR114a、b間で情報を通信し合う手段119を供給する。第2通信ネットワークは電話網120、例えば、加入電話網(PSTN)又は私設電話網、であって、そしてそれは、2人の利用者が、記録番組112a、bを同時に視聴中に通信し合う通信手段を設けるものである。その代わりに、2つの通信ネットワークの何れか又は両方がインターネット及び/又は電話の構成部分を有し得る。
システム110を実施するよう、利用者の一方、例えば、家1からの利用者1、が他方の利用者、例えば、家2からの利用者2を呼び出して、利用者各々は各々のテレビであらかじめ記録された放送を同時にかつ同期化されて視聴することを合意する。ここでは、あらかじめ記録された放送は遅延期間中にバッファされた生放送を有するよう企図されていて、それは受信機の一部はできるので、放送はずらした時間帯において連続してコマーシャルなしで再生し得る。利用者が同期化された番組を視聴するよう合意した後、利用者の一方がシステムを起動するのをリードする。
利用者1が「起動者」としてリードするとみなした場合、利用者1は、リモコン116によって、PVR114a自体にある調整用つまみによって、又はテレビ上で表示されてキーボード又はリモコンのような入力装置によって起動される制御コマンドによって、PVR114a上での同期化視聴用メニューを起動する。利用者1はメニューに応答してメニューを送信する。結果として発生する他のメニューは利用者2に送信される。利用者は各々、各々の応答によって、受信したメニューに対して、セッションに参加するかどうかを、示す。該応答に基づいて、同期化視聴セッションが合意された時間に開始されるよう確立される。合意された時間は、9:00PMのような世界時か、5分後のような、相対時間である。視聴セッションを確立するメニュー群は上記の特許文献1に記載されている。メモリ装置及びプロセッサはPVR114a、bの何れか又はシステム110に関係した他の装置の1つにあることが好適である。システム110に関係するプログラミング・コードはメモリ装置にあってプロセッサによって処理されることが好適である。
2人を超える利用者が同期化視聴セッションに参加しても良い;例えば、3つ以上の遠隔地にいる利用者が、同時に特定の番組を視聴するよう、お互いに電話、メニュー、電子メール、又は、インターネット・チャット、によって取り決めても良い。セッション中に、視聴者はセッションから離脱するか、セッションに加わっても良い。あるセッション参加者が制御機能(例えば、開始、中断、巻き戻し、早送り)を実行する場合、その参加者のPVR114bはその機能に対するコマンドを同報配信して、それは直ちに通信されて各参加者のPVR114bに、該表示を同期化したままにするよう、もたらされる。セッションに参加しているPVR114a、bが同期化したままであることを徹底するよう、ステータス・メッセージが「起動者」、すなわち、セッションを起動したPVR114a、によって定期的に送出される。ステータス・メッセージは更に、制御機能を実行する参加者に応じて同報配信される各コマンドとともに送信される。ステータス・メッセージは視聴されている番組のインディケータ、視聴の現行のモード(例えば、通常再生、早送り、中断)、番組開始後の時間のインディケータ、及びメッセージ送信者に対する再生が生成されるディジタル・ビット・ストリームのコンテンツの特性を有する情報を有する。該特性情報は同期化を、メッセージの受信者のPVR114b上で視聴されている類似したコンテンツにねらいを定めることによって、「微調整」する。
図2は本発明による例示的PVR114aの詳細図を設ける。起動者PVRを表すので、サフィックス「a」を用いているが、どの特定のPVRも一般に同様なアーキテクチャを有する;これは、起動者の役目がセッション中に制御機能を実行する最後のPVRに渡されるからである。PVR114aは受信機113a、及び、マイクロプロセッサ202、リモコン・センサ204、及びディジタル・メモリ206を有する、ビデオ処理装置201を有する。マイクロプロセッサ202は画像又はビデオ・プレイヤ208、ストリーム特性装置210、ビデオ・タイマ212及び期間タイマ213を有する。ディジタル・メモリ206は同期レジスタ214、シグネチャ処理ワークプレース216、ビデオ・ブロック218、ステータス・バッファ220及びその他記憶装置222を有する。リモコン・センサ204は、テレビ122aの利用者又は視聴者によって操作された、リモコン116aから信号を受信して、相当する信号をマイクロプロセッサ202に伝達する。マイクロプロセッサ202はディジタル・メモリ206から読み取り、該メモリに書き込む。
図3は、更に詳細に、ディジタル・メモリ206の例示的構造を表す。同期レジスタ214は左シフトのもので、非循環型で、エントリ302、304、306及び点で示した他の介在エントリを有する。ビデオ・ブロック218は、ビデオ・フレームK、K+L、N、N+M及び点によって示す先行並びに介在フレームを有する番組又はビデオ308を有する。フレームK及びフレームMを有する、フレームKとフレームNとの間のフレーム、の一部はレジスタ214に現行にあるエントリ各々に相当する。したがって、例えば、エントリ302はフレームKに対するポインタK、及びフレームKの再生の時間に相当するタイム・スタンプKを有する。エントリ304はフレームK+Lに対するポインタK+L、及びフレームK+Lの再生の時間に相当するタイム・スタンプK+Lを有する。フレームK及びK+L間の点は介在フレームがあることを示す;しかしながら、同期レジスタ214には対応するエントリはない。このように対応関係がない理由はK及びK+Lが「Iフレーム」である一方、フレームKとフレームK+Lとの間に介在するフレームはどれも「Iフレーム」でないからである。
同期レジスタ214におけるエントリは全てIフレームに関係する、すなわち、各ポインタ及び関連タイム・スタンプはビデオ308におけるIフレームに関係する。エントリ306はIフレームであるフレームNに対するポインタN、及びフレームNの再生の時間に対応するタイム・スタンプNを有する。各エントリは、全てのエントリについて一様であるエントリ長さ、だけ同期レジスタ214を左シフトして該エントリをレジスタ214に右から、該エントリによって参照されたフレーム(すなわち、Iフレーム)の再生中に、ロードすることによって生成される。ビデオ308の表示はビデオ308のフレームに対するポインタを有するエントリにおけるタイム・スタンプに対応する時間全てに及ぶ。ステータス・バッファ220は再生のステータスに関する現行のデータを有す。その他記憶装置222には、メニュー画面の保護フィールドに出現するデータ、エラー・メッセージのような、処理中に必要な如何なるデータをも有する。
図4は、2つのPVR114a、bのビデオ・タイマ212のタイミング各々において、ミスアラインがあるかを判定する、本発明において考えられるメッセージの流れの設計を表すものである。図示を容易にするよう、下記においては、セッションの起動者と単一の参加者との間の同期化を重点的に取り扱うが、それは起動者が各参加者を同期化するのに同様な処理を行うからであり、それによって全ての参加者が同期化される。上記のように、「起動者」はセッション中に代わっても良い。参加者が視聴モードを変える、すなわち、制御機能(巻き戻し、早送りなど)を実行する度に、その参加者はコマンドを(「現行の」起動者を有する)全ての他の参加者、に同報配信して、それによって新しい起動者になる。
ここに表す実施例においては、時間同期化は起動者PVR114aによって各参加者PVR114bと個別に行われて、起動者PVR114aからの送信元同期化メッセージ402を参加者PVR114bに送信することと応答同期化メッセージ404を参加者PVR114bから起動者PVR114aに送信することに関係する。起動者PVR114aから参加者PVR114bまでの送信時間及び参加者PVR114bから起動者114aまでの送信時間は可変のものとみなす。更に、応答メッセージ404の送信時間は応答メッセージ404が応答する送信元メッセージ402の送信時間にほぼ等しいものとみなす。各々の送信時間の間の差異は本発明の「微調整」アラインメントによって、下記のように、起動者及び参加者のディジタル・ビット・ストリーム各々のコンテンツに基づいて解決される。
「ケース1」として図4に示した、タイマ又は時間同期化の第1の例示的ケースにおいては、起動者PVR114aは送信元同期化メッセージ402を参加者PVR114bに送信する。メッセージ402は起動者PVR114aのビデオ・タイマ212による0時、0分及び2秒の時間Aに送信される。メッセージ402は参加者PVR114bのビデオ・タイマ212が0時、0分及び3秒を表示する時間Bに参加者PVR114bに到着する。参加者PVR114bは応答同期化メッセージ404を参加者PVR114bのビデオ・タイマ212が0時、0分及び4秒を表示する時間Cに返信する。メッセージ404は起動者PVR114によって起動者PVR114aのビデオ・タイマ212が0時、0分及び5秒を表示する時間Dに受信される。
起動者及び参加者PVR114a、bのビデオ・タイマ212各々の間の時間誤登録、TMは以下の:
TM=1/2〔(A+D)−(C+B)〕 (1);
の式によって表される。
この第1ケースにおいては、時間誤登録は1/2〔(2+5)−(4+3)〕=0秒、すなわち、2つのタイマ212は完全に同期化されている、すなわち、メッセージ402及び404各々に関する1秒の伝送時間がこのケースにおけるタイミングに相当する。
ケース2においては、発信元同期化メッセージ402が起動者から参加者PVR114bに送信されて、応答同期化メッセージ404が参加者から起動者PVR114aに送信される。ケース2における時間誤登録は1/2〔(2+3)−(4+3)〕=−1秒である。ここでは、起動者のビデオ・タイマ212は参加者のタイマ212より遅れ、送信時間は無視できるものであって時間差はほとんど全く、2つのビデオ・タイマ212間の誤登録によるものである。時間誤登録の大きさは1秒である。時間誤登録の符号は起動者が参加者より遅れているか、その逆か、を示す。本ケースのように、符号が負の場合、起動者は参加者より遅れている;符号が正の場合、参加者は起動者より遅れている。
ケース3においては、発信元同期化メッセージ402が発信元から参加者PVR114bに送信されて、応答同期化メッセージ404が参加者PVR114bから起動者114aに送信される。ケース3における時間誤登録は1/2〔(2+6)−(4+3)〕=1/2秒である;事実上、送信時間は(1+1/2)秒で参加者は起動者より1/2だけ遅れている。すなわち、メッセージ402は、起動者PVR114aのビデオ・タイマ212が(3+1/2)秒を表示すると同時に参加者PVR114bのビデオ・タイマ212が3秒を表示する場合に、参加者PVR114bに到達していて、この(3+1/2)−3=1/2秒の差が1/2秒の時間誤登録の大きさを表す。したがって、1秒後に、起動者PVR114aのタイマ212が(4+1/2)秒を表示し、参加者が応答メッセージ404を送信し、それは、(1+1/2)秒の送信時間後、起動者PVR114aのタイマ212が6秒を表示する場合に、到着する。
図5は時間同期化を行う、本発明において使用されるメッセージ・フォーマットの例を示す。図4のケース1、2,3の何れかによれば、発信元メッセージ402は、それが起動者PVR114aによって送信された時に、図4における第1フォーマットに表すように、(図4における時間Aに相当する)タイム・スタンプAを有するフィールド510を有する。参加者PVR114bに到着すると、タイム・スタンプBを有するフィールド520は送信元メッセージ402に、第2フォーマットにおいて表すように、付加される。応答メッセージ404を起動者PVR114aに返信する直前に、参加者PVR114bは更に、タイム・スタンプCを有するフィールド530を、第3フォーマットにおいて表すように、付加して、発信元メッセージ402を応答メッセージ404に変換する。起動者PVR114aは時間Dに応答メッセージ404を(図4のように)受信して、式(1)に基づいて、時間誤登録、TM、を算定して、算定時間誤登録540をステータス・メッセージ550に入れて、該メッセージには更に番組識別子560、視聴モード570、問い合わせシグネチャ580及び問い合わせタイム・スタンプ590を挿入する。番組識別子560は現在再生中のビデオ308を識別する。視聴モード570はPVR114a、bの処理を制御する制御情報であって、更に以下で説明するように、PVR114a、bの状態を表す。
問い合わせシグネチャ580は起動者がビデオ308の自らのコピーを再生するディジタル・ビット・ストリームのコンテンツの特性を有する情報である。その情報はビデオ308の参加者のコピーに基づいて導き出されたシグネチャと、ビデオ308の自らのコピーの参加者の再生の同期化をビデオ308の起動者のコピーの再生と微調整するよう、比較される。
本発明においては、本発明における第1繰り返しにおける(問い合わせフレームがIフレームなので、Iフレームのシグネチャである)問い合わせシグネチャ580と比較されるシグネチャはタイム・スタンプが問い合わせフレームのタイム・スタンプ590に最も近い参加者PVR114bのIフレームのシグネチャである。(全ての候補参加者フレームがIフレームであるので、又Iフレームである)その候補フレームが最も近いタイム・スタンプとともに、参加者の第1候補フレームである。繰り返し毎に各々が漸次、参加者ビット・ストリームの中を更に進む、後続する候補参加者フレームは、1つずつ問い合わせフレームと比較される。候補参加者フレーム毎に、候補参加者フレーム及び問い合わせフレームのシグネチャ間のハミング距離の各々の算定が行われる。本発明におけるシグネチャはディミトロワにおいて開示された手法によって算定される。全ての繰り返しに及ぶ最小ハミング距離はコンテンツの点で問い合わせフレームに最も類似した参加者フレームを特定するよう判定されて、特定されたフレームに到達するまでの参加者のビデオ・フレーム列の先頭からの累積シフトは起動者再生及び参加者再生間の「フレーム誤登録」の予測に相当する。「フレーム誤登録」は以降、2つの再生のコンテンツの点でのミスアラインメントを表す。フレーム誤登録が予測された場合、参加者は更にフレーム誤登録を補正するようビデオ308の自らのコピーを早送り又は巻き戻しする。
参加者がフレーム誤登録を予測することなく早送りする状況は参加者が進行中のセッションに新規に参加する場合にある。新規参加者は一般に、起動者の再生に追いつくよう自らの再生を広範囲に早送りすることが必要になり、新規参加者の再生が最初に、起動者のビデオ時間に似る「ビデオ時間」における一時点に進められていない限り、フレーム誤登録を予測することはやっかいなものである。
まず、現在進行中の同期化視聴セッションに参加するには、潜在参加者PVR114bは、電話124又はメニュー画面によって、現行の参加者PVR114a、bの利用者の同意を請い求めて、次にメニュー画面によってサイン・オンする。現行の参加者PVR114a、bの利用者が承認する場合、潜在参加者PVR114bは、起動者PVR114aと同期化される、新規参加者PVR114bになる。
図6の進行中セッション参加処理に見られるように、新規参加者PVR114bは、それが現行のセッションに参加することを起動者PVR114aに通知する(工程S602)。これに応じて、起動者PVR114aは送信元同期化メッセージ402を新規参加者PVR114bに送信する(工程S604)。受信すると、新規参加者PVR114bはタイム・カウントの値がメッセージ402の有するタイム・スタンプAと突合するよう自らのビデオ・タイマ212のタイム・カウントを進めて、これに対応して、ビデオ308の自らのコピーを早送りする(工程S606)。再生において早送りされて到達した時点は進められたタイム・カウントの値に相当するので、新規参加者の再生は起動者の再生とコンテンツの点で遅れを取り戻している。新規参加者PVR114bは更に起動者PVR114aに参加要求メッセージを送信し(工程S608)、起動者PVR114aとの自らの同期化の微調整を、時間同期化及び後続するフレーム同期化によって、進める。
図7A及び図7Bは本発明による時間同期化の例の流れ図を表すものである。本例においては、同期化処理を引起すことが考えられるイベントは5つある:(1)セッションの開始;(2)起動者の期間タイマ213の失効;(3)制御機能の起動;(4)再試行要求メッセージが受信される;又は(5)参加要求メッセージが受信される(工程S701)。起動者の期間タイマ213は起動者が再びセッション参加者を同期化するまで時間間隔を算定する。再試行要求メッセージが参加者によって起動者に、試行フレーム同期が正常でなかった場合に、送出されて、参加者との同期化が所定の期間後に再試行されるよう要求される。
工程S701における5つのイベントの最初の3つについては、起動者PVR114aは全ての参加者PVR114bと同期化する;一方、最後の2つのイベントについては、起動者PVR114aが参加者PVR114bの1つだけと同期化し、この場合には、起動者PVR114a期間タイマ213は再設定されないが、これは単一参加者PVR114bのみが同期化されるからである。工程S702においては、引起すイベントが最後の2つのイベントの1つであるかが確かめられる。そうでない場合、起動者はその期間タイマを再設定する(工程S703)。
次に、起動者PVR114aのマイクロプロセッサ202はそのビデオ・タイマ212を確かめ、タイム・スタンプAとしてのそのタイム・カウントを送信元同期化メッセージ402のフィールド510に入れて、メッセージ402を送信する(工程S704)。参加者PVR114bのマイクロプロセッサ202はそのビデオ・タイマ212をメッセージ402の受信によって確かめてタイム・スタンプBとしてのタイム・カウントをメッセージ402のフィールド520にセーブする。参加者PVR114bは更に、フィールド530を生成して参加者のビデオ・タイマ212からのタイム・スタンプCをメッセージ402のフィールド530に入れることによって、送信元同期化メッセージ402を拡充して、それによって送信元同期化メッセージ402を応答同期化メッセージ404に変換する。参加者PVR114bは更に、直ちに応答メッセージ404を起動者のPVR114aに送信する(工程S705)。応答メッセージ404を受信すると。起動者のマイクロプロセッサ202はそのビデオ・タイマ212を受信時間、時間D、について確かめて、それを、メッセージ404のフィールドにおけるタイム・スタンプとともに用いて、時間誤登録540、TMを、式(1)に基づいて判定する。
時間誤登録算定の前に、又は、時間誤登録算定と同時に、起動者のマイクロプロセッサ202は問い合わせフレームを選定する。これは、問い合わせフレームのコンテンツ及びその各々のタイム・スタンプが、現行である特定の時間で再生しているコンテンツにおける位置、を表すよう、起動者がたった今再生したか、直近に再生した、フレームであることが好適である。いずれにしても、選定問い合わせフレームは起動者の同期化レジスタ214におけるエントリとしてなお表されるものであり、該レジスタは絶えず、再生が進むにつれてエントリをシフト・アウトしている(非循環型シフト・レジスタはデータをシフト・アウトすることによって消去する)。ストリーム特性装置210は問い合わせフレームに対する問い合わせシグネチャ550を算定する(工程S706)。
起動者のマイクロプロセッサ202は、もしあれば、算定時間誤登録540を、問い合わせタイム・スタンプ590から取り消すよう、時間誤登録、TM、を問い合わせタイム・スタンプ590から減じ(工程S708)、該タイム・スタンプは同期化レジスタにおける、問い合わせフレームに対するポインタに従って存在している、タイム・スタンプである。時間誤登録540を取り消すことによって、問い合わせフレームにコンテンツの点で最も似ている参加者フレームについてサーチが行われる領域の配置及びサイズを標準化する。したがって、時間誤登録540はタイム・カウントに付加されるが(工程S714)、それは問い合わせタイム・スタンプ590から減じられる。
起動者のマイクロプロセッサ202は更に、ステータス・バッファ220から番組識別子560及び視聴モード570を取り出して、それらを、時間誤登録540、問い合わせシグネチャ580及び修正問い合わせタイム・スタンプ590とともに、ステータス・メッセージ550中に記憶する。起動者のマイクロプロセッサ202は更にステータス・メッセージ550を参加者に送信する(工程S710)。
メッセージ550が受信されると、参加者の利用者が起動者の利用者と同様なビデオを現在視聴していることを確実にするよう、参加者のマイクロプロセッサ202はメッセージ中の番組識別子560をそのステータス・バッファ220における自身の番組識別子560と比較する(工程S712)。そうでない場合(工程S714)、参加者のマイクロプロセッサはエラー・メッセージをその他記憶装置222から取り出して、該メッセージを起動者に送信する(S716)が、それは、同期化視聴セッションにおいては、全ての参加者が同様な番組を同時に視聴することが企図されているからである。さもなければ、参加者が同様な番組を視聴している場合、参加者のマイクロプロセッサはメッセージ550における視聴モード570を確かめる(S718)。それが参加者のステータス・バッファ220における現行の視聴モードと突合する場合、処理は進行する。突合しない場合は、参加者のマイクロプロセッサ202は制御機能をそのPVR114bに送出して直ちにその現行の視聴モードを、メッセージ550において受信された視聴モードに突合するよう、すなわち、例えば、起動者の早送り又は巻き戻しに応じた早送り又は巻き戻しに、変換する(工程S720)。参加者のマイクロプロセッサ202は更にそのステータス・バッファ220において視聴モードにおける相当する変更を行う。
いずれにせよ、参加者及び起動者の番組識別子が突合する場合、参加者のマイクロプロセッサ202は時間誤登録を、時間誤登録が正の場合にはそのビデオ・タイマ212のタイム・カウントを時間誤登録の大きさだけ進めることによって、時間誤登録が負の場合にはそのビデオ・タイマ212のタイム・カウントを時間誤登録の大きさだけ巻き戻すことによって、補正する(工程S722乃至S728)。(タイム・カウントを進めたり戻したりすることは再生中のビデオ308上での相当する早送り又は巻き戻し操作を何も実行することなく行われ、該機能はその代わりに後続するフレーム補正中に対応される。)時間誤登録補正(又は「時間補正」)は、該補正がある場合は、参加者によって、参加者がメッセージ550に応じて行う視聴モードにおける変更がある場合には該変更と同時に、行われることが好適である。
代替的実施例においては、起動者は時間補正任務を参加者と共有し得る。特に、セッションが、起動者に加えて、1人の参加者だけ、を有する場合、起動者は時間誤登録補正を全て引き受けて、ステータス・メッセージ550において時間誤登録フィールド540を保持するオーバヘッドを除去することができる。別の選択肢は起動者が早送りのみ又は巻き戻しのみの任務を引き受けて他の任務、例えば、早送り又は巻き戻し、を参加者に委任することである。別の拡充例においては、算定時間誤登録、TM、が所定の閾値を超える場合、起動者及び参加者は、更に速く同期化するよう、一方を巻き戻して他方を早送りして、同期化してそのギャップを埋めることが可能である。
更に、本発明は、しかしながら、如何なる特定の時間同期化方法にも限定されないものである。
時間補正後、参加者は更にフレーム誤登録の判定に進んで、それがある場合には、フレーム同期化が実現されるようそれを補正する。フレーム誤登録及び対応する補正を判定する例示的処理は図8に続くような流れ図において更に詳細に説明する。まず、繰り返し処理における変数が初期化される(工程S802)。MINOFF(最小オフセット)はもう検討されている如何なる候補フレームもの最小オフセットである。MINOFF及びITERATION COUNT(繰り返しカウント)はゼロに設定される。MINDIST(最小距離)は、問い合わせフレームと確かめられた参加者のフレームとの間の現行の最小ハミング距離を表し、それは、第1の繰り返しの当初に、なお突合が見出されていないことを、示すのに十分大きく設定される。
「サーチ範囲」は参加者のビット・ストリームにおける候補フレームの範囲を定義する。SEARCH RANGE(サーチ範囲)は所定の数「N」、サーチ範囲におけるIフレームの数、に設定される。サーチ範囲(工程S802)は最も近いタイム・スタンプと関係して、同期化レジスタ214においてエントリとしてのタイム・スタンプとともにあるフレーム・ポインタがサーチ範囲の中央に配置されたフレームを指し示す。「N」は予期されるフレーム誤登録の程度によって変わってくることがある;「N」が大きいほど更に広範囲のサーチをもたらし、判定誤登録に応じて更に際立った補正を可能にする。
値「N」は更に、送信元メッセージ402及びそれに対応する応答メッセージ404の伝送時間における予期された相違によって変わってくることがあるが、それは該相違が算定時間誤登録、及び、それに対応する、問い合わせタイム・スタンプから消去された時間量を歪ませるものであるからである。該消去手順はサーチ範囲の配置を基準化するので、更に大きな「N」によって該ひずみを補正するよう更に広いサーチ範囲を設ける。上記のように、本発明の方法論は、これらの2つの伝送時間が等しいが、上記の仕組みによって、等しくないことを補正することができることを前提とする。
OFFSET(オフセット)は現行の候補フレームがあるSEARCH RANGEの中央からのオフセットである。現行の候補フレームは、当初、最も早いタイム・スタンプのフレームとともにサーチ範囲の最後にあるので、OFFSETは−N/2に初期化される。
工程S803においては、参加者は問い合わせタイム・スタンプ590をその同期化レジスタ214における各タイム・スタンプと比較して最も近いタイム・スタンプを判定する。レジスタ214における各タイム・スタンプに対する比較を行う代わりに、該比較は、問い合わせタイム・スタンプが如何なる比較におけるタイム・スタンプとの間でも差が所定の閾値未満であって、突合を表すと考えられた場合に、終了し得る。
CURRENT FRAME(現行フレーム)は、繰り返しの開始時に、中央フレームにIフレーム分先行するフレームN/2、すなわち、時間的にサーチ範囲の最も早い末尾(開始末尾)を指し示すよう設定される(工程S804)。現行及び問い合わせフレームのシグネチャ間のハミング距離が算定され(工程S806)、該算定はディミトロワに記載された手法によって参加者のマイクロプロセッサ202によるものである。ハミング距離は現行及び問い合わせフレーム間のコンテンツ類似性の度合いを示す;ハミング距離が小さいことは類似性が更に高いことを示す一方、距離が更に大きいことは類似性が更に少ないことを示す。該算定はシグネチャ処理ワークプレース216に備えられた記憶装置を使用する。
可変のHAMMING DISTANCE(ハミング距離)によって表される、現行のハミング距離がMINDISTよりも少ない場合(工程S808)、MINDIST及びMINOFFは更新される(工程S810)。最終的には、MINOFFはフレーム列誤登録を補正するよう早送り又は巻き戻しにおいて出くわすIフレームの数に相当する。
最小距離MINDIST及び最小オフセットMINOFFが更新されると、OFFSET及びITERATION COUNTは1だけ増やされて、次のIフレームが、別の繰り返しに備えてCURRENT FRAMEとして表される(工程S812)。ITERATION COUNTがSEARCH RANGEよりも小さい場合(工程S814)、別の繰り返しが実行される。さもなければ、MINDISTがKと比較される(工程S816)。MINDISTがKよりも少ない場合、それは突合が見出されたことを示し、すなわち、参加者は、早送りする、すなわち、ビデオ308において該ビデオが通常再生において進むよりも速く進む(工程S820)(正のMINOFF値の場合(工程S822));又は、巻き戻す、すなわち、該ビデオにおいて後方に進む(工程S824)(負のMINOFF値の場合(工程S824))ものであり、それは、│MINOFF│がMINOFFの絶対値すなわち大きさである場合、フレーム誤登録を補正するようそのビデオ・ビット・ストリームにおいて│MINOFF│Iフレーム分だけである。したがって、ビデオ308を再生する間に、参加者のビデオ・プレイヤ208はそのビット・ストリームにおいて該ストリームのコンテンツを再生するのに前方に進行するが、その進行はMINOFFの符号および大きさ各々に基づいて方向及び大きさについて修正され、それは参加者及び起動者各々のビット・ストリームの特性情報間の比較を表す。巻き戻しの代替策としては、ビデオ・プレイヤ208の前方の進行を減速すること、又は、│MINOFF│が小さい場合に実行可能な手法として、│MINOFF│に基づいた期間についてビデオ・プレイヤ208の前方の進行を停止すること、があることを特筆する。別の選択肢として、ビデオ・プレイヤ208はビデオ308において前方又は後方に、MINOFFの値に基づいた「ビデオ時間」の量だけ進むよう実施し得る。ビデオ時間の増加又は減少はMINOFFによって参照されるテーブルから判定されるか、又は、アルゴリズムによって算定し得る。その代わりに、ビデオ時間における前方及び/又は後方の動きは、マクロ、例えば、時間xだけ前方に進んでIフレーム1つ分だけ戻る、のような、複雑な、所定の命令セットによって左右され得る。
他方で、MINDISTがKに等しいままである場合、問い合わせフレームの突合は何も見出されなかったことが決定される。その結果、参加者PVR114bはその期間タイマを開始し、それは所定の期間後に失効する。期間タイマが失効する場合、参加者PVR114bは再試行要求メッセージを起動者に送信する(工程S828)。
時間補正の場合と同様に、フレーム補正の任務は、代替的実施例においては、起動者及び参加者間で共有し得る。
操作上、ビデオ308の潜在視聴者は、特定のビデオ開始時間を他の潜在視聴者とともに、例えば、電話124aによって、又は、テレビ122a上に出現したメニューを探査して完成するリモコン116aを用いることによって、手配する。メニュー・テンプレートは、例えば、その他記憶装置222に存在し得る。潜在視聴者は、同期化視聴セッションの起動者としての役目を担い、次に、起動メニューによって、セッションがビデオ開始時間に開始するようスケジュール化する。各セッション参加者のビデオ・タイマ212は、ビデオ308の各々の局所コピーを再生するのに、例えば、0時、0分及び0秒で、開始する。ビデオ308の各局所コピーは事実上同様なものである;しかしながら、例えば、用いられる圧縮手法並びにパラメータ、厳密な制御機能速度及びビデオ番組における厳密な開始時点において、変わってくることがある。
時間補正後、参加者PVR114bはフレーム誤登録を補正し、それは再生において巻き戻し又は早送りを伴うことがあり、その間においては、同期化レジスタ214に対してエントリを付加することは一時停止される。該補正が巻き戻しを伴う場合、レジスタ214のエントリの付加は、レジスタ214においてエントリがもう何もあらかじめ存在していない時点まで進んだ時に、再開される;早送りを伴う場合、エントリの付加は早送りの行き先フレームから再開される。
時間及びフレーム同期化は表示を同期化させたままにするよう定期的に行われることが好適である。それらは更に、例えば、視聴モードを変更する表示を視聴している利用者によってPVR114aに対する入力装置の対話操作の結果、PVR114aによって送出される各機能制御コマンドによって行われることが好適である。該ケースにおいては、利用者のPVR114a、bは、別の参加者PVR114bが起動者PVR114aの役目を、別の参加者PVR114bがその制御機能に従うというコマンドを同報配信することによって、引き受けるまでは、全ての参加者PVR114bが同期化を維持する新規起動者PVR114aになる。したがって、視聴モードを変えるコマンドを受信する起動者PVR114aはそれがもう起動者PVR114aではないことを知っていて、該コマンドを送出する参加者PVR114bはそれが現在、起動者PVR114aであることを知っている。
開示する実施例は単に本発明を例示するものである。例えば、視聴モードが変わる場合、番組識別子560及び視聴モード570は、時間誤登録540、問い合わせシグネチャ580及び問い合わせタイム・スタンプ590を伴うことなく、同報配信し得るので、新規視聴モードは全ての受信者PVRによって更に速く実行に移される。代替的に、番組識別子560及び視聴モード570は、例えば、早送りする、又は、巻き戻す、選定視聴モードの遷移の場合にのみ、単独で送信し得る。実際に、視聴モードが変わるかどうかに拘わらず、問い合わせシグネチャ580及び問い合わせタイム・スタンプ590は時間誤登録540、番組識別子560及び視聴モード570からは別個に送信し得る;すなわち、時間誤登録及びフレーム誤登録は非同期的に算定して補正し得る。
例示を容易にするよう、本明細書の図面及び一部は2つのビット・ストリームの表示を同期化するセッションを説明又は参照するが、本発明の範囲は複数のビット・ストリームの表示を同期化することに形成されることがわかる。したがって、例えば、一方の起動者PVR及び一方の参加者PVRが表されるか参照される場合、当該実施例は起動者PVR及び複数の参加者PVRを対象とする。
起動者PVR114aは要求参加者からの再試行要求メッセージを受信して該メッセージに対して応答するものとして説明されているが、代替的に、他の如何なる参加者も再試行要求メッセージを受信して応答し得る。
ビデオ308のコピーは放送から記録されたものとして説明されているが、これは限定されるものではない。ビデオ・コピーはサービス・プロバイダからダウンロードされるかビデオ・コピーを有するコンパクト・ディスクが各々のPVRに挿入され得る。再生が同期化されるビデオ・コピーは必ずしも遠隔にある必要なく、各PVRに局所的にある必要もない。
上記実施例においては、Iフレームのみがフレーム誤登録を判定するのに考慮される。本発明においては、ディミトロワにおけるように、Iフレームではなく、キー・フレームを代表フレームとして用い得る。キー・フレームの群は、使用される圧縮手法に関係なく参加者毎におおよそ同様なものであるので、正確なフレーム列誤登録判定、及び、したがって、正確な同期化をもたらす。代替的に、全てのフレームが代表フレームであると考えることができるが、その場合、シグネチャ判定はディミトロワにおいて規定された手順に従う。
本発明の範囲はディミトロワのシグネチャに限定されない。
本発明は一般に、2つ以上のディジタル・ビット・ストリームのレンダリング可能なコンテンツの表示を同期化することに形成される。該表示は単に視覚的なものか、又は、単に聴覚的なものか、さもなければ、視覚的なものと聴覚的なものとの両方であり得る。したがって、特性情報は可視画面の特性を有するか、又は、可聴音の特徴を有するものであり得る。又、特性情報はシグネチャを有することも必要でない。例えば、画像及び/又は音声変換係数は、適宜、ビット・ストリームのコンテンツを特徴付けるよう用い得る。
上記の実施例に表されるように、シグネチャは必要に応じて「急ぎで」導き出されるが、代替的に、更に速い同期化処理がシグネチャをあらかじめ算定することによって、例えば、PVR114が後に再生される放送を受信する間に、実現される。放送ディジタル・ビット・ストリームは、受信されると、部分的にシグネチャを導き出すよう復元され得、それはディジタル・ビット・ストリームに埋め込まれた相当するタッグによって記憶されて参照される。再生の間、各タッグは問い合わせ又は候補フレーム各々のシグネチャを呼び出すよう用いられる。したがって、問い合わせ同期化メッセージを形成する場合及び/又は候補フレームのシグネチャを受信問い合わせシグネチャと突合する場合、「急ぎで」導き出すことに頼る必要性は回避される。
更に、本発明はシグネチャの代わりにすかし又はテキスト・タグを用いて実施し得る。すかしは意図的に雑音をコンテンツに定期的に、例えば、毎秒、挿入する。テキスト・タグはテキスト形式による識別子である。ストリーム特性装置はすかし又はタッグを、ディジタル・ビット・ストリームから導き出し、それはビデオ308を、該ビット・ストリームのコンテンツの特性を有する情報として組み入れる。時間同期後、コンテンツに関する調整が各すかし又はタグを各々の時間と関連付けることによって実現される。
したがって、本発明の根本的な新規の特徴をその好適実施例に形成したものが表されて説明されて指摘されたが、示された当該装置の、形態並びに詳細、及び操作、における種々の省略及び置換並びに変更が本発明の精神から逸脱することなく、当業者によって行い得ることがわかる。例えば、同様な結果を実現するよう実質的に同様な方法において実質的に同様な機能を実行する構成要素及び/又は方法工程の組み合わせは全て、本発明の範囲内のものであることが明確に企図される。更に、本発明の如何なる開示形態又は実施例に関して表された及び/又は記載された構造及び/又は構成部分及び/又は方法工程も、如何なる他の開示又は記載若しくは言及された形態又は実施例において、一般的な設計上の選択肢として、組み入れられ得ることがわかるはずである。したがって、本特許請求の範囲によって示されたようにのみ限定されることを企図するものである。
本発明が利用可能な同期化視聴システムの図である。 本発明によるパーソナル・ビデオ・レコーダ(PVR)の構造の図である。 本発明によるPVRの構成部分の図である。 本発明による同期化手法を表すメッセージ流れ図である。 図4に表すメッセージについてのメッセージ・フォーマット図である。 本発明による、進行中のセッションに参加する処理の流れ図である。 本発明による時間同期化の流れ図である。 本発明による時間同期化の流れ図である。 本発明によるフレーム同期化を表す流れ図である。

Claims (27)

  1. 各々の記憶媒体に存在する少なくとも2つのディジタル・ビット・ストリームのレンダリング可能なコンテンツの表示を同期化する装置であって:
    前記ストリームの一方のコンテンツの特性を有する情報を導出するストリーム特性装置;
    前記ストリームの他方のコンテンツの特性を有する情報を収容する信号を受信する手段;
    前記一方ストリームの前記情報を前記他方ストリームの前記情報と比較する手段;
    前記一方ストリームにおいて前方に、該一方ストリームのコンテンツを再生するよう、進行するプレイヤ;及び
    前記表示を、前記比較する手段による前記比較に基づいて前記進行を修正することによって、同期化する手段;
    を有することを特徴とする装置。
  2. 請求項1記載の装置であって、前記ストリームが画像データを有して前記表示が少なくとも部分的に視覚的なものであることを特徴とする装置。
  3. 請求項1記載の装置であって、前記ストリームが音声データを有して前記表示が少なくとも部分的に聴覚的なものであることを特徴とする装置。
  4. 請求項1記載の装置であって、前記表示が第1時間及び第2時間に及んで、前記一方ストリームの前記コンテンツ及び前記他方ストリームの前記コンテンツが、前記第1時間に前記ストリームの各々の第1部分に関係があって、かつ、前記第2時間に前記ストリームの各々の第2部分に関係があることを特徴とする装置。
  5. 請求項1記載の装置であって、前記信号が前記同期化をもたらすよう前記他方ストリームの処理を制御する制御情報を有することを特徴とする装置。
  6. 請求項1記載の装置であって、更に:
    入力手段;
    を有し、該入力手段が、機能制御コマンドを、前記他方ストリームのレンダリングに応答する利用者による該入力手段の対話操作によって、送出させるよう、構成され、該コマンドが該他方ストリームのコンテンツの情報を有する前記情報を生成させることを特徴とする装置。
  7. 請求項1記載の装置であって、前記プレイヤは前記コンテンツを前記一方ストリームから導出された可視画像として再生し、該再生は表示装置上に該可視画像を、前記他方ストリームから導出された可視画像の別の表示装置上の再生と同期化して、生成することを特徴とする装置。
  8. 請求項1記載の装置であって、前記一方ストリームは画像データを有して、画像データの周波数成分を操作する画像変換による復元の前の部分復元形態を有し、前記導出が前記部分復元形態における該ストリームに基づいて、更に復元することなく、行われることを特徴とする装置。
  9. 請求項1記載の装置であって、前記導出が前記一方ストリームの前記記憶の前に行われて、前記記憶ストリームが埋め込みタグに前記特性を有する情報の相当部分に参照させることを特徴とする装置。
  10. 請求項1記載の装置であって、更に:
    パーソナル・ビデオ・レコーダ;
    を有することを特徴とする装置。
  11. 請求項1記載の装置であって、更に:
    前記他方ストリームのコンテンツの特性を有する前記情報を導出する第2ストリーム特性装置;
    該第2ストリーム特性装置によって導出された該情報から前記信号を形成する手段;及び
    該信号を出力する手段;
    を有することを特徴とする装置。
  12. 請求項11記載の装置であって、更に:
    レンダリング可能なコンテンツを有して第3記憶媒体に存在する第3ディジタル・ビット・ストリームのコンテンツの特性を有する情報を導出する第3ストリーム特性装置;
    前記一方ストリームのコンテンツの特性を有する情報を収容する信号を受信する手段;
    前記第3ストリームの前記情報を前記他方ストリームの前記情報と比較する手段;
    前記第3ストリームにおいて前方に、該第3ストリームのコンテンツを再生するよう、進行するプレイヤ;及び
    前記表示を、前記第3ストリームにおける前記進行を、前記第3ストリームの前記情報を比較する前記手段による前記比較に基づいて修正することによって、同期化する手段;
    を有することを特徴とする装置。
  13. 請求項1記載の装置であって、前記特性情報がすかしであることを特徴とする装置。
  14. 請求項1記載の装置であって、前記特性情報がテキスト・タッグであることを特徴とする装置。
  15. 請求項1記載の装置であって、前記特性情報がディジタル・シグネチャであることを特徴とする装置。
  16. 請求項1記載の装置であって、前記修正が前記進行の方向を修正することを特徴とする装置。
  17. 請求項1記載の装置であって、前記修正が前記進行の大きさを修正することを特徴とする装置。
  18. 請求項1記載の装置であって、前記比較する手段による前記比較の出力がフレーム内符号化フレームの算定値であることを特徴とする装置。
  19. 請求項1記載の装置であって、更に:
    前記他方ストリームにおいて前方に、該他方ストリームのコンテンツを再生するよう、進行するプレイヤ;
    を有し、前記表示を同期化する前記手段が前記比較する手段による前記比較に基づいて前記他方ストリームにおける前記進行を修正することを特徴とする装置。
  20. 請求項1記載の装置であって、前記修正が前記再生を早送りすることを特徴とする装置。
  21. 請求項20記載の装置であって、更に:
    タイム・カウントを前記再生と一致した状態のままにするビデオ・タイマ;
    を有し、前記早送りが該タイム・カウントの所定値に相当する前記再生における一時点までのものであることを特徴とする装置。
  22. 請求項1記載の装置であって、前記修正が前記再生を巻き戻すことを特徴とする装置。
  23. 請求項1記載の装置であって、前記修正が前記再生を停止することを特徴とする装置。
  24. 請求項1記載の装置であって、前記修正が:
    前記再生の早送り、巻き戻し、減速及び停止;
    の群から選定された修正の組み合わせを有することを特徴とする装置。
  25. 各々の記憶媒体に存在する少なくとも2つのディジタル・ビット・ストリームのレンダリング可能なコンテンツの表示を同期化する方法であって:
    前記ストリームの一方のコンテンツの特性を有する情報を導出する工程;
    該情報を前記ストリームの他方のコンテンツの特性を有する情報と比較する工程;
    前記一方ストリームのコンテンツを再生するよう前記一方ストリームにおいて前方に進行する工程;及び
    前記表示を、前記比較する工程による前記比較に基づいて前記進行を修正することによって、同期化する工程;
    を有することを特徴とする方法。
  26. 各々の記憶媒体に存在する2つ以上のディジタル・ビット・ストリームのレンダリング可能なコンテンツの表示を同期化する方法であって、該コンテンツは該2つ以上のストリームにおいて前方に進行することによって再生され:
    前記ディジタル・ビット・ストリームの一方を受信する工程;
    該受信ストリームのコンテンツの特性を有する情報を導出する工程;
    該導出された情報を収容する信号を出力する工程;及び
    該信号を受信する工程;
    該受信信号における特性情報を該受信ストリーム以外の前記ディジタル・ビット・ストリームの1つ以上のコンテンツの各々の特性を有する情報と比較する工程;及び
    前記表示を、該1つ以上の比較に基づいて前記各々の再生の前記進行を修正することによって、同期化する工程;
    を有することを特徴とする方法。
  27. 各々の記憶媒体に存在する少なくとも2つのディジタル・ビット・ストリームのレンダリング可能なコンテンツの表示を同期化するコンピュータ・プログラムであって:
    前記ストリームの一方のコンテンツの特性を有する情報を導出するよう命令する手段;
    前記情報を前記ストリームの他方のコンテンツの特性を有する情報と比較するよう命令する手段;
    前記一方ストリームにおいて前方に、該一方ストリームのコンテンツを再生するのに、進行するよう命令する手段;及び
    比較するよう命令する前記手段による前記比較に基づいて前記進行を修正することによって前記表示を同期化するよう命令する手段;
    を有することを特徴とするコンピュータ・プログラム。
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