JPH08111850A - 映像提供方法および装置 - Google Patents

映像提供方法および装置

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JPH08111850A
JPH08111850A JP6246074A JP24607494A JPH08111850A JP H08111850 A JPH08111850 A JP H08111850A JP 6246074 A JP6246074 A JP 6246074A JP 24607494 A JP24607494 A JP 24607494A JP H08111850 A JPH08111850 A JP H08111850A
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video
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JP6246074A
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Yuji Oba
有二 大庭
Shinsuke Nabeta
慎介 鍋田
Toru Nefu
透 根布
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 利用度の大きな映像提供を与える。 【構成】 実時間で蓄積する映像の蓄積装置からの映像
の提供方法において、前記映像の蓄積装置より、実時間
中継映像のフレーム番号と、早送り再生映像のフレーム
番号を取り込み、映像を早送り再生し、前記実時間中継
映像のフレーム番号と再生中の前記早送り再生映像のフ
レーム番号の差を、予め決められたフレーム差と比較
し、その差が前記フレーム差以下となった時に、実時間
中継再生に切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像提供方法およびそ
の方法を用いた装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に映像の視聴方法として、実時間中
継映像や録画映像の視聴をテレビあるいはビデオを用い
て行っている。
【0003】テレビは実時間中継再生には適したもので
あるが、視聴の中断やその後の継続再生ができないもの
となっている。
【0004】一方、ビデオは実時間中継再生には適さな
いが、視聴の中断やその後の継続再生ができるものとな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、テレビおよび
ビデオは、そのいずれも次のような条件を満足するには
至っていないものであった。
【0006】たとえばサッカー中継を視聴している際
に、電話がかかってきてその視聴を一時的に中断し電話
の終了後に再び視聴を開始する場合、中断がなされてい
る間に得点がなされた際に、そのシーンを視聴するとと
もにその後の映像をももれなく視聴すること。
【0007】そして、テレビ会議への参加に遅れてしま
った場合に、それまでの欠落した映像を視聴していない
と議論に加わるのに情報が不足してしまっている際に、
その欠落情報を補ってその後の議論に加わるのに支障を
なくすこと。
【0008】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たものであり、その目的は、上記のような各条件を満足
できる映像提供装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0010】すなわち、実時間で蓄積する映像の蓄積装
置からの映像の提供方法において、前記映像の蓄積装置
より、実時間中継映像のフレーム番号と、早送り再生映
像のフレーム番号を取り込み、映像を早送り再生し、前
記実時間中継映像のフレーム番号と再生中の前記早送り
再生映像のフレーム番号の差を、予め決められたフレー
ム差と比較し、その差が前記フレーム差以下となった時
に、実時間中継再生に切り換えることを特徴とするもの
である。
【0011】
【作用】このような構成からなる映像提供方法によれ
ば、見逃した映像を早送り再生で視聴でき、この早送り
再生による視聴はその時点で逐次伝送されてくる映像に
まで及ぶことになる。
【0012】そして、その早送り再生による視聴が終了
した時点で実時間中継像をそのまま視聴できるようにな
る。
【0013】したがって、たとえばサッカー中継を視聴
している際に、電話がかかってきてその視聴を一時的に
中断し電話の終了後に再び視聴を開始する場合、中断が
なされている間に得点がなされた際に、そのシーンを視
聴するとともにその後の映像をももれなく視聴すること
ができるようになる。
【0014】そして、テレビ会議への参加に遅れてしま
った場合に、それまでの欠落した映像を視聴していない
と議論に加わるのに情報が不足してしまっている際に、
その欠落情報を補ってその後の議論に加わるのに支障を
なくすことができるようになる。
【0015】
【実施例】図1は、本発明による映像提供装置の一実施
例を示す概略ブロック構成図である。
【0016】同図において、この映像提供装置は大きく
分けて映像取り込み手段100、伝送手段101、およ
び視聴手段102とで構成されている。
【0017】映像取り込み手段100は、カメラ1およ
びマイク2が備えられ、それぞれの映像情報および音声
情報は蓄積装置3に蓄えられるようになっている。
【0018】この蓄積装置3は、たとえば磁気ディス
ク、光磁気ディスク、相変態型光ディスク、追記型ディ
スク、および半導体メモリ等のうちいずれかで構成され
ていることが好ましい。このような装置を用いることに
よって書き込みおよび読みだしを短時間の遅れで行うこ
とができるからである。
【0019】したがって、時間遅れを問題にしないよう
な場合には磁気テープのようなものであってもよい。
【0020】そして、蓄積装置3に蓄えられた映像情報
は前記伝送手段101のうちの送信装置6に出力される
ようになっている。また、蓄積装置3に蓄えられた音声
情報は周波数変換器5を介して前記送信装置6に出力さ
れるようになっている。
【0021】ここで、映像取り込み手段100には制御
装置4をも備えられ、この制御装置4は、前記視聴手段
102から伝送手段101を介して伝送されてくる情報
に基づいて駆動され、前記蓄積装置3および周波数変換
器5を制御するようになっている。
【0022】制御装置4によって制御される蓄積装置3
からは実時間中継映像の情報あるいは早送り再生映像の
情報が読みだされようになっているとともに、早送り再
生映像が読みだされた際には、その再生速度に比例して
オクターブが高くなる音声情報を周波数変換器5によっ
て正規のオクターブに戻すようになっている。
【0023】伝送手段101は、映像取り込み手段10
0の側において前記送信装置6、視聴手段102からの
情報を受信するための受信装置8とが備えられている。
【0024】また、視聴手段102の側において前記送
信装置6からの情報を受信するための受信装置7、視聴
手段102からの情報を映像取り込み手段100の側へ
送信するための送信装置9とが備えられている。
【0025】視聴手段102には、受信装置7から得ら
れた映像情報および音声情報をそれぞれ出力させるため
のモニタ12、およびスピーカ11とが備えられてい
る。
【0026】また、視聴手段102の側にいる視聴者が
前記映像取り込み手段100の側に情報を入力するため
の制御装置13が備えられており、この制御装置13か
らの情報は、前述した送信装置9および受信装置8を介
して前記制御装置4を駆動するようになっている。
【0027】次に、このような装置を用いてその映像提
供方法の一実施例を図2を用いて説明する。
【0028】ここで、以下の説明に用いられる実時間再
生は早送り再生の再生速度倍率が1であること、実時間
中継再生とは実時間再生でかつ映像の取り込みと再生に
おいて人が許容する遅延以内(数秒から数十秒以内、遅
くとも数分以内)にある再生をいう。
【0029】同図において、たとえばテレビ会議に遅刻
した場合を例にして説明すると、まず、実際に会議が開
始する時刻Aに対して、遅刻者が参加した時点をCとす
る。
【0030】この時点では参加者は直接会議には参加せ
ずに、これまでの経過を早送りにより視聴する。この際
にたとえば2倍速でその内容を視聴すると会議開始時刻
Aと参加開始時刻Cの半分の時間で視聴が完了する。こ
の場合の音声は正規のオクターブとなっており自然な音
として聴くことができ、次に、時刻C以降の欠落した映
像を視聴する必要があるが、これについても2倍速で視
聴することにより、時刻Dにおいて実際の会議に追いつ
くことが可能になる。
【0031】この時点から実時間中継再生あるいは直接
再生で正規の会議に参加することにより、会議終了Bま
で情報の欠落なく会議の議論に参加することができる。
【0032】ここで、時刻Dにおいては早送り再生を終
了し、実時間再生で内容を中継することになる。
【0033】次に、このような速度変換を行なう制御装
置4の動作フローを図3を用いて各ステップ毎に説明す
る。
【0034】ステップ1.まず、プログラムの実行開始
を行なう。
【0035】ステップ2.早送り映像のフレーム番号と
実時間中継映像のフレーム番号FRの許容されるフレー
ム差FD値を取り込む。このFD値は好ましくはFD=
0となるが、視聴者が情報の欠落をある程度許容するこ
とを利用して、制御に余裕をもたすため有限のフレーム
数とするのが通常である。
【0036】ステップ3.蓄積装置3に蓄積した映像の
早送り再生要求を判断する。この判断によって、早送り
再生である場合にはステップ4に移行する。また、早送
り再生でなければ後述する図7に示すステップ19に移
行する。
【0037】ステップ4.視聴者が指定するフレームか
らの早送り再生を開始する。
【0038】ステップ5.再生中の早送り中の早送り映
像のフレーム番号FSを取り込む。
【0039】ステップ6.蓄積装置3に蓄積されている
最新の映像の実時間中継映像フレーム番号FRを取り込
む。
【0040】ステップ7.早送り映像のフレーム番号F
Sと実時間映像フレーム番号FRとの差を前記FD値と
比較する。この場合、早送り映像のフレーム番号FSと
実時間映像フレーム番号FRとの差が前記FD値と等し
くない場合には、ステップ5に戻り上述した動作が繰り
変えされる。早送り映像のフレーム番号FSと実時間映
像フレーム番号FRとの差が前記FD値と等しくなった
場合には、ステップ8に移行する。
【0041】ステップ8.早送り映像再生を実時間中継
再生に切り換える。
【0042】ステップ9.蓄積映像の残量があるか否か
の判断を行なう。ここで、残量がなければ、時刻Dに達
する前に会議等が終了したと判断し、映像の再生を終了
する。残量がある場合にはステップ10に移行する。
【0043】ステップ10.視聴を終了しているか否か
の判断を行う。この場合に、終了要求を入手しておれば
動作の終了がなされ、また、終了要求がなければ後述す
る図7のステップ11に移行する。
【0044】上述した説明では、時刻Aから時刻Dまで
の映像の再生を2倍速の一定速度で視聴する場合を示し
たものであるが、この再生速度は制御装置によって自由
に設定できるようになっている。見逃した映像の中には
視聴者にとって重要な部分とそうでもない部分とがある
からである。
【0045】次に、上記装置を用いてその映像提供方法
の他の実施例を図4を用いて説明する。
【0046】同図において、たとえばサッカー中継を視
聴している際に、その視聴を中断する場合を例にして説
明すると、まず、サッカーは時刻Aで開始し、電話が時
刻Eから時刻Fまでかかり、その期間中において視聴が
中断されるとする。
【0047】この間の映像は時刻Eから早送り再生で視
聴し、時刻Fから時刻Gまでの不足映像についても早送
り再生で視聴する。時刻Gは早送り再生から実時間再生
に変更する時点である。その後、サッカーが終了時点B
まで映像を視聴する。
【0048】次に、このような速度変換を行なう制御装
置4の動作フローを図7を用いて各ステップ毎に説明す
る。ここで、同図に示す動作フローは図3に示した動作
フローとともに用いられるものである。
【0049】ステップ11.前述した図3の動作フロー
のステップ10から移行されるステップで、視聴者から
既に転送されてきた映像の再度の視聴要求があるか否か
を判断する。この場合、再要求がなければ図3に示した
ステップ9に戻る。ここで、制御装置4は、視聴手段側
102側に転送した映像は全て視聴済みということを理
解していることする。
【0050】再要求があった場合はステップ12に移行
する。
【0051】ステップ12.要求のあった時点の実時間
映像のフレーム番号FNを取り込む。
【0052】ステップ13.指定されたフレーム番号か
らの早送り映像再生を開始する。
【0053】ステップ14.早送り再生が中断している
か否かを判定し、中断しておればステップ17に移行す
る。中断でなければステップ15に移行する。
【0054】ステップ15.現在再生中の早送り映像の
フレーム番号FSを取り込む。
【0055】ステップ16.フレーム番号FNとフレー
ム番号FSとの差がFD値に等しいかあるいはそれ以下
であるかを判定する。この条件に合わなければ、ステッ
プ14に戻る。また、条件に合っていればステップ17
に移行する。
【0056】ステップ17.早送り再生時に視聴の欠落
した期間の映像の視聴要求の有無を判定する。この判断
は予め、あるいはその時点の視聴者の移行に基づいて行
われるようになっている。
【0057】視聴要求がない場合にはステップ19に移
行し、視聴要求がある場合にはステップ18に移行す
る。
【0058】ステップ18.早送り再生の開始フレーム
番号をフレーム番号FNとして図3に示したステップ4
に移行する。
【0059】ステップ19.実時間中継再生を開始し、
図3に示したステップ9に移行する。
【0060】このような動作フローによれば、図4に示
した映像提供方法の他に、図5あるいは図6に示す映像
提供方法を行うことができるようになる。
【0061】すなわち、図5に示すように、時刻Aで映
像の実時間中継再生が行われ、時刻Fで時刻Eに戻って
映像を見直す場合であり、この場合、時刻Fから時刻G
までは早送り再生を行い、時刻Gで実時間中継再生に戻
して終了Bまで視聴する。
【0062】また、図6に示すように、時刻Aで映像の
実時間中継再生が行われ、時刻Jで時刻Hに戻って映像
を見直す場合であり、この再生では時刻Hから時刻Iま
では早送り再生を行い、時刻Iから時刻Jまでは再視聴
を行わずに、視聴を欠落した期間の時刻Jから時刻Kま
でを早送り再生し、時刻Kからは実時間中継再生に戻し
て終了Bまで視聴する。
【0063】これにより、視聴中に特定のシーンを思い
だし、再確認するために、後戻りをしてそのシーンを視
聴しようと思った場合等に極めて有効となる。
【0064】図8は、本発明による映像提供装置の他の
実施例を示すブロック図ある。図1と異なる部分は、映
像取り込み手段100の側において、カメラ1からの映
像情報を符号化装置20によって情報を圧縮した後に蓄
積装置3に蓄積する点と、視聴手段102の側におい
て、送信された情報を復号化装置23によって復号化し
た後にモニタ12に出力させている点にある。
【0065】この実施例による映像は、符号化したまま
送信側11の伝送装置21で受信側111の伝送装置2
2に転送される。受信した信号は復号化装置で23で復
号化されてモニタ12に出力されるようになる。
【0066】一方、音声は各々の符号化方法に付随する
音声符号化方法を利用して蓄積することができるが、こ
こでは直接蓄積装置3に蓄積し、周波数変換器5を介し
て伝送装置21により、伝送装置22に転送してスピー
カ11で再生する方法を採用している。
【0067】そして、この装置構成では、実時間映像再
生の場合の音声は周波数変換器5を素通りして音声を受
信側に転送するが、早送り映像再生時には周波数変換部
5により音声のオクターブを元に戻す処理をするように
なっている。しかし、音声を符号化する場合には符号化
を(1)蓄積装置3に蓄積する前に行う方法と、(2)
周波数変換器5と伝送装置21との間で行う方法があ
る。
【0068】(1)の場合に周波数変換を行うに際して
は(3)符号化した音声を復号化した後、周波数変換器
5により変換後、再び符号化して伝送装置21で受信側
に転送する方向と、(4)符号化した音声を直接周波数
変換する方法がある。
【0069】一方、映像の場合は音声に比べてその情報
量が多いため、符号化をしないで蓄積することは蓄積装
置3の有効利用のために好ましくない。蓄積された映像
を早送り再生するには(1)一旦、符号化して早送り再
生映像を作成した後、再び符号化する方法と、(2)符
号化した映像を直接、早送り再生映像する方法がある。
【0070】(1)の場合は、映像のフレームを間引き
して転送することにより早送り再生となる。(2)の場
合は、たとえばMPEG−2符号化ではIピクチャ(in
tra-coded:フレーム内/フィールド内符号化を用いるフ
レームまたはフィールド)とPピクチャ(predictive-c
oded:前方向予測のフレーム間/フィールド間符号化を
用いるフレームまたはフィールド)とBピクチャ(bi-d
irectioniiy predictive-coded:両方向予測のフレーム
間/フィールド間符号化を用いるフレームまたはフィー
ルド)とを利用するが、符号化して蓄積装置3に蓄積す
る際のI、P、Bの各ピクチャの組合せ割合と復号化装
置23の復号化のI、P、Bの各ピクチャの組合せ割合
を変更することにより、早送り再生と実時間再生の両者
が区別できるようになる。
【0071】たとえば、蓄積装置3に蓄積する際は、
I、P、Bの各ピクチャの組合せ割合をIBBPBBP
BBPBBIの順として蓄積し、復号化時にはIBPB
PBPBIとして再生すれば13/13.4=1.44
倍の再生速度となり、IBPPPBIとして再生すれば
13/13.6=1.86倍の再生速度となり、IPP
PIとして再生すれば13/13.8=2.8倍の再生
速度となる。
【0072】これらは離散的に早送り再生速度が変化す
るが、早送り再生と実時間再生の区別は情報の転送時の
ヘッダに復号化条件を指示するだけで可能になる。
【0073】図9は、本発明による映像提供装置の他の
実施例を示すブロック図てある。図8と異なる部分は、
映像取り込み手段100の出力側に無線伝送装置31を
備えるようにし、視聴手段102の側の構成を携帯化し
たことにある。
【0074】これにより携帯化された視聴手段102
は、アンテナ33、無線伝送装置(図示せず)、復号可
装置(図示せず)、モニタ12、スピーカ11、および
制御装置13がそれぞれ組み込まれた一体構成となる。
【0075】このように構成することによって、携帯化
が容易になるとともに、視聴が個人レベルで可能にな
る。そして、たとえばビデオオンディマンドサービスと
組合せかつ実時間中継再生を可能にして、会議や講演会
に使用することにより極めて有効となる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明による映像提供装置によれば、次のような効果を
奏することができるようになる。
【0077】すなわち、たとえばサッカー中継を視聴し
ている際に、電話がかかってきてその視聴を一時的に中
断し電話の終了後に再び視聴を開始する場合、中断がな
されている間に得点がなされた際に、そのシーンを視聴
するとともにその後の映像をももれなく視聴することが
できるようになる。
【0078】また、たとえばテレビ会議への参加に遅れ
てしまった場合に、それまでの欠落した映像を視聴して
いないと議論に加わるのに情報が不足してしまっている
際に、その欠落情報を補ってその後の議論に加わるのに
支障をなくすことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による映像提供装置の一実施例を示す
ブロック構成図である。
【図2】 本発明による映像提供方法の一実施例を示す
タイムチャートである。
【図3】 本発明による映像提供装置に用いられる制御
装置の動作の一実施例を示すフロー図である。
【図4】 本発明による映像提供方法の他の実施例を示
すタイムチャートである。
【図5】 本発明による映像提供方法の他の実施例を示
すタイムチャートである。
【図6】 本発明による映像提供方法の他の実施例を示
すタイムチャートである。
【図7】 本発明による映像提供装置に用いられる制御
装置の動作の他の実施例を示すフロー図である。
【図8】 本発明による映像提供装置の他の実施例を示
すブロック構成図である。
【図9】 本発明による映像提供装置の他の実施例を示
すブロック構成図である。
【符号の説明】
1……カメラ、2……マイク、3……蓄積装置、4……
制御装置、5……周波数変換装置、11……スピーカ、
12……モニタ、13……制御装置。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実時間で蓄積する映像の蓄積装置からの
    映像の提供方法において、 前記映像の蓄積装置より、実時間中継映像のフレーム番
    号と、早送り再生映像のフレーム番号を取り込み、映像
    を早送り再生し、 前記実時間中継映像のフレーム番号と再生中の前記早送
    り再生映像のフレーム番号の差を、予め決められたフレ
    ーム差と比較し、 その差が前記フレーム差以下となった時に、実時間中継
    再生に切り換えることを特徴とする映像提供方法。
  2. 【請求項2】 映像と音声の各情報を入力する入力手段
    と、この入力手段からの情報を蓄積する蓄積手段と、こ
    の蓄積手段に蓄積された情報を伝送手段を介して映像化
    および音声化する視聴手段と、この視聴手段側に設けら
    れ前記蓄積手段に蓄積されている情報を制御する制御装
    置とを備え、 この制御装置は、前記蓄積手段より実時間中継映像のフ
    レーム番号と早送り再生映像のフレーム番号を取り込み
    映像を早送り再生する手段と、前記実時間中継映像のフ
    レーム番号と再生中の前記早送り再生映像のフレーム番
    号の差を予め決められたフレーム差と比較する手段と、
    その差が前記フレーム差以下となった時に実時間中継再
    生に切り換える手段とを備えることを特徴とする映像提
    供装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の発明において、蓄積手段
    から出力される早送り再生における音声情報のオクター
    ブを変換する手段が設けられていることを特徴とする映
    像提供装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の発明において、蓄積手段
    は、磁気ディスク、光磁気ディスク、相変態型ディス
    ク、追記型ディスク、および半導体メモリのうちのいず
    れかであることを特徴とする映像提供装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の発明において伝送手段は
    無線でなされていることを特徴とする映像提供装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005176164A (ja) * 2003-12-15 2005-06-30 Hitachi Kokusai Electric Inc 映像蓄積配信装置および映像配信システム
JP2006101000A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Saxa Inc 監視用画像配信システム
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JP2019128967A (ja) * 2018-01-19 2019-08-01 株式会社リコー 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム

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