JPH1093841A - 映像同期信号補正装置 - Google Patents
映像同期信号補正装置Info
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- JPH1093841A JPH1093841A JP24052996A JP24052996A JPH1093841A JP H1093841 A JPH1093841 A JP H1093841A JP 24052996 A JP24052996 A JP 24052996A JP 24052996 A JP24052996 A JP 24052996A JP H1093841 A JPH1093841 A JP H1093841A
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Abstract
し、またクロック偏差による映像ストリームのオーバー
フロー/アンダーフローの発生を防止する。 【解決手段】映像同期信号補正装置21内にシステムタ
イムクロック(STCs)24を持ち、映像同期信号補
正装置21から送出されるストリームの映像同期信号の
タイミングはこのSTCsで決める。映像出力装置内の
映像同期信号に同期させて送出するための遅延時間決定
機能と遅延用バッファ23を持ち、システムタイムクロ
ック(STCs)24によるタイムスタンプに書き換え
た後遅延時間だけ遅らせて送出する。また、STCeと
STCsとの偏差を計算し、偏差が1フレーム同期信号
時間以上になったらストリームにフレーム単位でピクチ
ャーの挿入/削除を行い、送出するストリームではシス
テムタイムクロックが連続になるようにタイムスタンプ
を書き換えて送出する。
Description
置に関し、特にデジタル映像ビットストリームを受信し
て再送信するとった放送局の映像出力装置などのような
中継装置で使用される映像同期信号補正装置に関する。
符号化技術及び広帯域ネットワーク技術の進展により、
これらを利用したアプリケーションの開発が盛んになっ
ている。中でも有望なアプリケーションの1つと考えら
れているものとして、ディジタルCATVなどに代表さ
れるディジタル放送システムがある。
局側では、複数の映像送出装置が用いられ、それら送出
装置からはカメラなどで撮影された映像信号がMPEG
2ストリームなどの映像ストリームとして映像出力装置
に送出される。この映像出力装置では、受信した複数の
映像ストリームの1つを選んで、それをネットワークを
介して加入者に再送信するという中継処理が行われる。
おける映像同期信号はその送出装置毎に別個のクロック
を基に作られているため、映像出力装置には、映像同期
信号のタイミングが異なる複数の映像ストリームが送出
されることになる。したがって、このように映像同期信
号のタイミングが異なる複数の送出装置から送られてき
たストリームを、映像出力装置にて途中で切り替えて再
送信すると、加入者、つまり受信側で映像同期信号の不
連続が生じてしまい、これによって例えば表示再生画面
に乱れが生じるなどの問題が発生する。
装置のクロックとの間にクロック偏差があると、そのク
ロック偏差は時間と共に累積されていく。このため、映
像送出装置からの映像ストリームを映像出力装置の同期
信号に同期させるための同期処理を映像出力装置にて行
うと、いずれ映像フレームのオーバーフロー/アンダー
フローが映像出力装置にて生じることになる。
の映像送出装置それぞれにおける映像同期信号はその送
出装置毎に別個のクロックを基に作られているため、映
像同期信号のタイミングが異なる複数の送出装置から送
られてきたストリームを映像出力装置にて途中で切り替
えて再送信すると、受信側で映像同期信号の不連続が生
じるという問題がある。また、映像送出装置のクロック
と映像出力装置のクロックとの間のクロック偏差の値は
時間と共に累積されて大きくなるため、映像送出装置か
らの映像ストリームを映像出力装置の同期信号に同期さ
せるための同期処理を行うと、これによって映像出力装
置で映像フレームのオーバーフロー/アンダーフローが
発生するという問題が生じる。
であり、映像同期信号のタイミングが異なる各映像ビッ
トストリームを同一の映像同期信号で作成したストリー
ムになるように送出タイミングを補正できるようにし、
再送信の際のストリーム切り替え、受信時のストリーム
のデコードを容易に行うことを可能になる同期信号補正
装置を提供することを目的とする。
によって生ずるクロック偏差をも補正できるようにし
て、映像ストリームのオーバーフロー/アンダーフロー
の発生を防止することを目的とする。
め、本発明は、映像ストリーム送出装置から送られてく
る映像ストリームを受信して再送信する中継装置で使用
される映像同期信号補正装置において、前記映像ストリ
ーム送出装置からの映像ストリームに付加されたタイム
スタンプと前記映像同期信号補正装置のシステムタイム
クロックの値とから前記映像ストリーム送出装置と前記
中継装置の映像同期信号のずれを検出し、前記中継装置
の持つ映像同期信号に同期させて前記映像ストリーム送
出装置からの映像ストリームを再送信することを特徴と
する。
像ストリーム送出装置からの映像ストリームに付加され
たタイムスタンプと映像同期信号補正装置のシステムタ
イムクロックの値とから映像ストリーム送出装置と中継
装置との間の映像同期信号のずれが検出され、そのずれ
量に対応する時間だけ、中継装置からの再送信を遅らせ
ることなどによって、中継装置の持つ映像同期信号に同
期させて映像ストリーム送出装置からの映像ストリーム
が再送信される。これにより、映像ストリーム送出装置
からの映像ストリームがどのようなタイミングであって
も中継装置の持つ映像同期信号のタイミングに合わせる
ことができるため、特に複数の映像ストリームを切り替
えながらその再送信を行う放送局の映像出力装置のよう
な中継装置に適用することにより、デジタル放送システ
ムにおけるストリーム再送信の際のストリーム切り替
え、受信時のストリームのデコードを容易に行うことが
可能となる。
ステムタイムクロック、デコード部、遅延用バッファな
どによって構成することができる。この場合、映像同期
信号補正装置の映像同期信号のタイミングはシステムタ
イムクロックの時刻で決まる。デコード部がシステムタ
イムクロックの値とストリームに書かれているタイムス
タンプの値から映像同期信号を補正するために必要なス
トリーム遅延時間を決定する。タイムスタンプを映像同
期信号補正装置内のシステムタイムクロックによる値に
書き換えた後、遅延バッファで遅延時間だけ遅らせた後
送出する。これにより、映像ストリームを中継装置の持
つ映像同期信号に同期させることができる。
タイムクロックと中継装置のシステムタイムクロックの
偏差を計算し、偏差が1フレーム同期信号時間以上にな
ったらストリームにフレーム単位でピクチャーデータの
挿入/削除を行い、送出する。ストリームではシステム
タイムクロックが連続になるようにタイムスタンプを書
き換えて送出する。これにより、送出タイミング補正処
理によって生ずるクロック偏差をも補正できるようにし
て、映像ストリームのオーバーフロー/アンダーフロー
の発生を防止することができる。
施形態を説明する。図1には、この発明の一実施形態に
係る映像同期信号補正装置を使用したディジタル放送シ
ステムの構成が示されている。このディジタル放送シス
テムはMPEG2システムを用いたものであり、MPE
G2トランスポートストリームから構成されるディジタ
ル映像信号をネットワークを通じて放送局から加入者に
伝送するものであり、このシステムにおいては、映像同
期信号補正装置は、放送局において、エンコーダから送
られてきたストリームを受信してそれをネットワークを
介して加入者に再送出するという中継処理を行う映像出
力装置に設けられる。
から取り込んだ映像をエンコーダ13によってリアルタ
イムでMPEG2ビデオストリームにエンコードし、M
PEG2トランスポートストリームに多重して送出す
る。ストリーム送出装置11はシステムタイムクロック
(STCe)15をクロックマスタとし、トランスポー
トストリームのタイムスタンプはSTCeから生成さ
れ、映像同期信号発生回路14からの映像同期信号もS
TCeに同期している。
イムクロック(STCs)24があり、映像同期信号補
正装置21からネットワークへ送り出すMPEG2トラ
ンスポートストリームのタイムスタンプはSTCsから
生成する。映像出力装置の映像同期信号のタイミングは
STCsを基に規定され、STCsのカウンタ値によっ
て指定される時刻STCssyncが映像同期信号のタ
イミングとなる。
イムクロック(STCs)24の他、デコード部22、
遅延バッファ23を備えている。デコード部22は、シ
ステムタイムクロック(STCs)24の値とストリー
ム送出装置11からのMPEG2トランスポートストリ
ームに書かれているタイムスタンプの値とからそのスト
リームの映像同期信号のタイミングを補正するために必
要なストリーム遅延時間を決定する。そして、タイムス
タンプを映像同期信号補正装置21内のシステムタイム
クロック(STCs)24による値に書き換えた後、遅
延バッファ23で遅延時間だけ遅らせた後送出する。こ
れにより、ストリーム送出装置11からのMPEG2ト
ランスポートストリームを、映像出力装置の映像同期信
号のタイミングSTCssyncに同期させることがで
きる。
装置11のSTCeと映像同期信号補正装置21のST
Csとの間のクロック偏差を計算し、偏差が1フレーム
同期信号時間以上になったらストリームにフレーム単位
でピクチャーデータの挿入/削除を行い、送出する。ス
トリームではシステムタイムクロックが連続になるよう
にタイムスタンプを書き換えて送出する。これにより、
送出タイミング補正処理によって生ずるクロック偏差を
も補正できるようになる。
を図2に示す。図2に示されているように、デコード部
22は、PSIデコード部221、PCRデコード部2
22、中間バッファ223、およびΔSTC0テーブル
224を備えている。PSIデコード部221は、MP
EG2トランスポートストリームに含まれるPSI(P
rogram Specific Informati
on、プログラム仕様情報)をデコードし、PCR(P
rogram Clock Reference、プロ
グラム時刻基準参照値)を含むパケットのパケットID
(PCR PID)を調べるなどの処理を行う。PCR
デコード部222は、PCRパケットのPCRの値とS
TCsを用いて、同期信号補正のためのクロック関係の
処理を行う。以下、このPCRデコード部22の具体的
な処理の内容を図3を用いて説明する。
SIからPCR PIDが調べられ、そのPCR PI
Dが、PCRデコード部22に与えられる(ステップS
11)。PCRデコード部22では、トランスポートパ
ケットを受信する度にそのパケットIDがPCR PI
Dか否かが調べられ、これによってトランスポートパケ
ットの中からPCRが探し出される(ステップS12,
S13)。最初のPCRを受信すると、PCRデコード
部22は、その時のSTCsの値からPCRの値を減算
することにより初期のずれ時間ΔSTC0を計算し、そ
のΔSTC0をΔSTC0テーブル224に記憶する
(ステップS14,S15)。
(=STCs−PCR)を計算し、そしてそのΔSTC
からΔSTC0を減算して、その時までに累積されたク
ロック偏差(ΔSTC−ΔSTC0)が1フレーム時間
を越えるか、−1フレーム時間を越えるか、あるいはそ
れ以外かを判断する(ステップS16,S17)。クロ
ック偏差(ΔSTC−ΔSTC0)が1フレーム時間を
越えた場合には、ピクチャーの追加が行われるので、Δ
STC0の値を1フレーム時間分増加し、初期のずれ時
間ΔSTC0の値をピクチャーの追加による時間分だけ
修正する(ステップS18)。クロック偏差(ΔSTC
−ΔSTC0)が−1フレーム時間を越えた場合には、
ピクチャーの削除が行われるので、ΔSTC0の値を1
フレーム時間分減少し、初期のずれ時間ΔSTC0の値
をピクチャーの削除による時間分だけ修正する(ステッ
プS19)。いずれの場合においても、受信されたトラ
ンスポートパケットはそのまま中間バッファ223に書
き込まれる(ステップS20)。
スポートパケットは順次ストリーム解析部225が読み
込み、図4で示される処理を行い遅延時間Tdを決め、
タイムスタンプをSTCsに合わせて書き直したトラン
スポートパケットを遅延バッファ23に書き込む。
トリーム解析部225は、遅延バッファ23からトラン
スポートパケットを読み込むと、まず、ΔSTC0テー
ブル224にΔSTC0が存在するか否かを調べること
によってΔSTC0が計算済みかどうかを判断する(ス
テップS22)。ΔSTC0が計算済みで無い場合に
は、同期のための処理を開始できないため、それまでの
トランスポートパケットについては廃棄される(ステッ
プS26)。ΔSTC0が計算済みならば、遅延時間が
計算済みか否かを判断し(ステップS23)、計算済み
で無い場合は、その遅延時間計算のための処理を開始す
る(ステップS24,S25)。
み出したトランスポートパケットに復号用タイムスタン
プDTS(Decording Time Stam
p)が存在するか否かが調べられ、無い場合には、再生
出力用タイムスタンプPTS(Presentatio
n Time Stamp)が存在するか否かが調べら
れる。これは、DTSは、MPEGのビデオストリーム
ではIピクチャーとPピクチャーで復号化のタイミング
と表示のタイミングが異なる場合に対応して設けられた
ものであり、Bピクチャーや、ローディレーモードでは
復号化のタイミングと表示のタイミングが同時なのでP
TSとDTSの値が一致するため、PTSだけが付加さ
れるためである。
それを基にステップS25で遅延時間の計算が行われ
る。この遅延時間の計算処理は、図5の手順で行われ
る。すなわち、まず、DTS(PTSの場合も同じ)に
ついてΔSTC0の値を考慮してそのDTSの値の換算
値DTS’(DTS’=DTS+ΔSTC0)が求めら
れる(ステップS41)。この後、DTS’をSTCs
上の同期信号、つまりSTCssyncに同期させる処
理が行われ(ステップS42)、ここでは、DTS’よ
りも時間的に後で最も近いSTCssyncの値+1フ
レーム時間によって、同期化処理後のDTSsが求めら
れる。ここで、1フレーム時間だけ増加させているの
は、STCeとSTCsとのクロック偏差によって同期
処理後直ぐにアンダーフローが発生するという不具合を
防止するためである。
ことで遅延時間Td(=DTSs−DTS’)が求めら
れる(ステップS43)。このように、Tdは映像同期
信号補正装置21と映像ストリーム送出装置11の映像
同期信号のズレで決まる値であり、映像同期信号補正装
置21と映像ストリーム送出装置11の映像同期信号の
クロック偏差の補正も映像同期信号単位で行われるの
で、この遅延時間は映像ストリーム送出装置11に対し
て一定である。
次に、図4のステップS27に進み、ΔSTC0テーブ
ル224上のΔSTC0の値の変化が調べられる。ΔS
TC0の値が増加された場合には、アンダーフローに対
処するためにピクチャーの追加が行われ(ステップS2
8)、またΔSTC0の値が減少された場合には、オー
バーフローに対処するためにピクチャーの削除が行われ
る(ステップS29)。この後、遅延時間Tdに基づい
て該当するトランスポートパケットのタイムスタンプ
(PCR,DTS,PTS)の書き換えが行われ、その
後、そのトランスポートパケットが遅延バッファ23に
書き込まれる(ステップS30,S31)。遅延バッフ
ァ23では、バケットが遅延時間Tdだけ遅らされた後
に送出される。
対するピクチャーの挿入、削除の処理について説明す
る。
のピクチャー(Ppicture)で全マクロブロック
が直前のピクチャーをそのままコピーするピクチャーを
用いる。そのため画面の両端以外のマクロブロックをす
べてスキップドマクロブロックとする。ここでは、直前
のピクチャーがそのまま使用されるので、このピクチャ
ーを万能Pピクチャーと呼ぶことにする。
で挿入する。・ストリーム上でGOPの最後のピクチャ
ーの後に万能Pピクチャーを挿入する。
れるPpictureのtemporal refer
ence+1 ここで、temporal refernceはGOP
の中の何番目のピクチャーであるかを示すものである。
クチャーの次のIpictureのvbv delay ・挿入する符号量=挿入した万能Ppictureの符
号量+スタッフィング=ビットレート×1フレーム時間 である。
合とM=2以上の場合で処理が異なる。M=1の場合は
GOPの最後の2枚のPピクチャーを削除して万能Pピ
クチャーを1枚挿入する。
クチャーのうち先に表示されるピクチャーのtempo
ral reference ・vbv delay=削除したPピクチャーのうち先
に表示されるピクチャーのvbv delay ・挿入する総符号量=挿入するPピクチャーの符号量+
スタッフィングの0=削除したピクチャーの総符号量−
ビットレート×1フレーム時間 M=2以上の場合はGOPの最後に表示されるPピクチ
ャーとその前に表示されるBピクチャーをすべて削除
し、削除したピクチャーの枚数より1枚少ない万能Pピ
クチャーを挿入する。
クチャーのうち先に表示されるピクチャーのtempo
ral reference ・vbv delay=削除したBピクチャーのうち先
に表示されるピクチャーのvbv delay ・挿入する総符号量=挿入するPpictureの総符
号量+スタッフィングの0 =削除する総符号量−ビットレート×1フレーム時間 上記処理を行う場合、ピクチャーを挿入する寸前には遅
延バッファ23内のデータ残量は動作開始時より(ビッ
トレート×1フレーム時間)分だけデータが減少してい
る。この時に遅延バッファ23がアンダーフローしない
ために遅延時間Tdを計算する際に遅延時間に1フレー
ム時間加えてある。また、これらの処理を行うために
は、遅延バッファ23のサイズは最低でも(ビットレー
ト×3フレーム時間)だけの量が必要である。
の挿入および削除処理について具体的に説明する。図6
はPピクチャーを挿入する例であり、ここでは、GOP
の最後のピクチャー(B13)の後に、直前のPピクチ
ャー、つまり14番目のPピクチャー(P14)、と同
じ万能Pピクチャーが15番目のPピクチャー(P1
5)として挿入されている。
1)の例であり、ここでは、GOPの最後の2枚のピク
チャー(P13,P14)が削除され、その前のPピク
チャー、つまり12番目のPピクチャー(P12)、と
同じPピクチャーが13番目のPピクチャー(P13)
として挿入されている。
3)の例であり、ここでは、GOPの最後に表示される
Pピクチャー(P14)と、その前に表示されるBピク
チャー(B12,B13)が全て削除され、これら削除
された3枚のピクチャーよりも1枚少ない2枚の万能P
ピクチャーP12,P13が挿入されている。
送られてきたストリームを映像同期信号補正装置21で
受信し、その中から随時1つを選んで送信する映像出力
装置の例を説明する。
11a,11b,11cから送られてくるストリームか
ら1つを選択する映像出力装置に設けられる映像同期信
号補正装置21の例が示されている。
11cは互いに独立なシステムクロックSTCeを持っ
ており、映像同期信号は個々の映像ストリーム送信装置
のシステムタイムクロックに同期している。これら映像
ストリーム送信装置11a,11b,11cの各々は、
MPEG2トランスポートストリームの形でストリーム
を同一ネットワークに送出する。
置11a,11b,11cにそれぞれ対応する映像同期
信号補正部21a,21b,21cが設けられており、
システムタイムクロック(STCs)24については映
像出力装置に1つであり、個々の映像同期信号補正部は
同一のシステムタイムクロックSTCsを用いる。
ストリーム分配部31で各映像ストリーム送信装置11
a,11b,11cから送られてきたストリームに分け
られ、それぞれ映像同期信号補正部21a,21b,2
1cに入る。ここでシステムタイムクロックに対するフ
レーム同期の補正が行われ、映像出力装置のシステムク
ロックSTCsに同期したストリームに変換される。各
映像同期信号補正部21a,21b,21cにおける同
期処理およびクロック偏差に対応したピクチャーの挿入
および削除処理は、図1映像同期信号補正21と同様に
して行われる。
同期信号補正部21a,21b,21cから出力される
ストリームの中から1つを選んでネットワークに送り出
し、他のストリームは廃棄する。
合には以下の手順で行う。各映像同期信号補正部21
a,21b,21cはこれから送り出す最新のGOPの
最初のIpictureのDTS、PTSの値を内部に
保持していてそれがストリーム選択部32から読めるよ
うになっている。また、ストリームのアクセスポイント
はトランスポートストリームのrandom acce
ss indicatorで分かるようになっているも
のとする。
は、GOPの最後まで用いて送信をやめる。前に送信し
ていたストリームの最後のピクチャーのPTSと次に送
る最初のピクチャーのPTSから間に挿入すべきピクチ
ャーの枚数を決める。その枚数分の万能Pピクチャーを
ストリームに挿入し、その後は新たに送出するストリー
ムの先頭を送出するまでの間スタッフィングを送出す
る。この様子を図10に示す。
のピクチャーB13の後に、P14と同じ万能Pピクチ
ャーP15,P16,P17,P18が挿入され、その
後に、ストリーム2のGOPに切り替えられている。
映像同期信号のタイミングが異なる各映像ビットストリ
ームを同一の映像同期信号で作成したストリームになる
ように送出タイミングを補正できるようになり、再送信
の際のストリーム切り替え、受信時のストリームのデコ
ードを容易に行うことを可能になる。また、送出タイミ
ング補正処理によって生ずるクロック偏差をも補正でき
るので、映像ストリームのオーバーフロー/アンダーフ
ローの発生を防止することができる。
置の構成を示すブロック図。
たデコード部の構成を示すブロック図。
たPCRデコード部によって実行される処理手順を示す
フローチャート。
たストリーム解析部によって実行される処理手順を示す
フローチャート。
延時間Tdの計算処理の手順を示すフローチャート。
クチャー挿入動作を説明するための図。
クチャー削除動作(M=1)を説明するための図。
クチャー削除動作(M=3)を説明するための図。
て構成した映像出力装置の構成を示すブロック図。
替え動作を説明するための図。
12…カメラ、13…デコーダ、14…映像同期信号発
生回路、15…システムタイムクロック(STCe)、
21、21a,21b,21c…映像同期信号補正装
置、22…デコード部、23…遅延バッファ、24…シ
ステムタイムクロック(STCs)、221…PSIデ
コード部、222…PSRデコード部、223…中間バ
ッファ、224…ΔSTC0テーブル、225…ストリ
ーム解析部。
Claims (7)
- 【請求項1】 映像ストリーム送出装置から送られてく
る映像ストリームを受信して再送信する中継装置で使用
される映像同期信号補正装置において、 前記映像ストリーム送出装置からの映像ストリームに付
加されたタイムスタンプと前記映像同期信号補正装置の
システムタイムクロックの値とから前記映像ストリーム
送出装置と前記中継装置の映像同期信号のずれを検出
し、前記中継装置の持つ映像同期信号に同期させて前記
映像ストリーム送出装置からの映像ストリームを再送信
することを特徴とする映像同期信号補正装置。 - 【請求項2】 前記映像ストリーム送出装置からの映像
ストリームに付加されたタイムスタンプと前記映像同期
信号補正装置のシステムタイムクロックの値とから前記
映像ストリーム送出装置のシステムタイムクロックと前
記映像同期信号補正装置のシステムタイムクロックとの
クロック偏差を検出し、その検出したクロック偏差の大
きさに基づいて、受信したストリームに対してデータ挿
入またはデータ削除、タイムスタンプの書き換えを行
い、クロック偏差を補正することを特徴とする請求項1
記載の映像同期信号補正装置。 - 【請求項3】 前記クロック偏差の補正は、映像フレー
ムの挿入または削除により、映像フレーム単位で行われ
ることを特徴とする請求項2記載の映像同期信号補正装
置。 - 【請求項4】 前記映像フレームを挿入または削除する
場合に直前のピクチャーをそのままもう1度表示する片
方向予測のピクチャーを用いることを特徴とする請求項
3記載の映像選択送信装置。 - 【請求項5】 複数の映像ストリーム送出装置からそれ
ぞれ送られてくる複数の映像ストリームを受信し、その
中から1つの映像ストリームを選択して再送信する中継
装置で使用される映像同期信号補正装置において、 前記複数の映像ストリームそれぞれに対して、各映像ス
トリームに付加されたタイムスタンプと前記映像同期信
号補正装置のシステムタイムクロックの値とから映像ス
トリーム送出装置と前記中継装置の映像同期信号のずれ
を検出し、前記中継装置の持つ映像同期信号に同期させ
て、選択した映像ストリームを再送信することを特徴と
する映像同期信号補正装置。 - 【請求項6】 前記複数の映像ストリームにそれぞれ対
応する複数の映像同期信号補正手段を有し、これら映像
同期信号補正手段は、前記映像同期信号補正装置の1つ
のシステムタイムクロックを用いて、前記複数の映像ス
トリームを同一の映像同期信号に同期させることを特徴
とする請求項5記載の映像同期信号補正装置。 - 【請求項7】 選択する映像ストリームが切り替えられ
る際に切り替え前の最後のピクチャーと切り替え後の最
初のピクチャーが時間的に不連続な場合に、直前のピク
チャーをそのままもう1度表示する片方向予測のピクチ
ャーを挿入することを特徴とする請求項5記載の映像同
期信号補正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24052996A JP3350365B2 (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | 映像同期信号補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24052996A JP3350365B2 (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | 映像同期信号補正装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1093841A true JPH1093841A (ja) | 1998-04-10 |
JP3350365B2 JP3350365B2 (ja) | 2002-11-25 |
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ID=17060891
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP24052996A Expired - Fee Related JP3350365B2 (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | 映像同期信号補正装置 |
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1996
- 1996-09-11 JP JP24052996A patent/JP3350365B2/ja not_active Expired - Fee Related
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