JP4703431B2 - Ts処理装置及びts処理方法 - Google Patents
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Description
ネット送り局から送られ、サービスごとに時間情報としてのSTC(System Time Clock)及びNPT(Normal Play Time)、STC及びNPTの関係を示すNPT参照メッセージ及びネット送り局の時間情報を示す第1のPCR(Program Clock Reference)値を含むTS(Transport Stream)を受信するネット受け局に用いられるTS処理装置において、ネット受け局の時間情報を示す第2のPCR値を発生する発生手段と、ネット送り局からのTSを受信して第1のPCR値を抽出する抽出手段と、第1のPCR値と第2のPCR値との差分を求める演算手段と、この演算手段で求められた差分データに基づいて、TSに含まれるNPT参照メッセージ内のSTCを基準とする基準STC値をサービスごとに補正する補正手段とを備えるようにしたものである。
図1は、この発明のTS処理装置が適用されるネット受信放送の概略構成図である。
図1において、符号10はネット送り局としての発局、符号20はネット受け局としての受局を示している。発局10は、TSをアンテナ11から自局が属する放送サービスエリアに向けて送出する。また、発局10には、放送中継ネットワークNWを介して受局20が接続される。受局20は、発局10から放送中継ネットワークNWを介して伝送されたTSと自局のTSとを切り替えて、このTSをアンテナ201から自局が属する放送サービスエリアに向けて送出する。
図2は、この発明の第1の実施形態として上記受局20内に用いられるTS処理装置の構成を示すブロック図である。ここでは、受局20に送出装置を備えていない場合について説明する。
図2において、受局PCR抽出器21は、受局で発生されるTS(以下、受局TS)を受信し、電圧制御型水晶発振器(VCXO)22から発振される発振周波数に同期したシステムの時間情報としての受局PCRを抽出する。
すなわち、差分演算器24は、受局PCR抽出器21により抽出される受局PCR値と、発局PCR抽出器23により抽出される発局PCR値との差分を求める。そして、NPT補正部25は、上記PCR差分値をもとに、(1)式に従って発局NPT参照メッセージの基準STC値(STCreference値)をサービス単位で補正する。
但し、STCreference_other:発局NPT参照メッセージのSTCreference値
これにより、発局10と受局20のNPT時間軸を合わせることができる。なお、発局NPT発火型汎用イベントメッセージは、そのまま送出する。
図3は、この発明の第2の実施形態として上記受局20内に用いられるTS処理装置の構成を示すブロック図である。ここでは、受局20に送出装置を備えている場合について説明する。
図3において、第1の受信部31は、発局TSに含まれる発局NPT参照メッセージを受信し、発局STC抽出器311により発局STC値を抽出し、発局NPT抽出器312により発局NPT値を抽出し、差分演算器313にて発局STC値と発局NPT値との差分を求める。
第1,第2の受信部31,32では、入力された発局NPT参照メッセージ及び受局NPT参照メッセージを受信し、それぞれ(2),(3)式に従って発局PCR値の差分A及び受局PCR値の差分Bを求める。
受局NPT値、PCR値の差分B=NPTref_E−STCref_E…(3)
但し、NPTref_C:発局NPT参照メッセージの基準NPT値
STCref_C:発局NPT参照メッセージの基準STC値
NPTref_E:受局NPT参照メッセージの基準NPT値
STCref_E:受局NPT参照メッセージの基準STC値
そして、差分演算器33では、発局NPT発火型汎用イベントメッセージ受信時のSTC値及び上記差分A,Bから(4),(5)式に従って、発局10の基準NPT値及び受局20の基準NPT値を求める。
NPTref_E_new=STC_E+B…(5)
但し、NPTref_C_new:発局NPT基準値
NPTref_E_new:受局NPT基準値
NPT補正部34では、上記(4),(5)式で求めた値の差分をNPT発火時刻に加算し補正する。
以上のように上記第2の実施形態では、受局20に受局TSを送出する送出装置がある場合に、差分演算器33にて、発局TSに含まれる基準STC値、基準NPT値及びNPT発火型イベントメッセージの受信時におけるSTC値と、受局TSに含まれる基準STC値、基準NPT値及びNPT発火型イベントメッセージの受信時におけるSTC値とを利用して、発局10から送出されるNPT発火型イベントメッセージのNPT発火時刻を補正するための補正信号を作成している。
この発明は、上記各実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、TS受信系統を2系統としたが、さらに系統数を増加しても同様に実施可能である。
Claims (4)
- ネット送り局から送られ、サービスごとに時間情報としてのSTC(System Time Clock)及びNPT(Normal Play Time)、前記STC及び前記NPTの関係を示すNPT参照メッセージ及び前記ネット送り局の時間情報を示す第1のPCR(Program Clock Reference)値を含むTS(Transport Stream)を受信するネット受け局に用いられるTS処理装置において、
前記ネット受け局の時間情報を示す第2のPCR値を発生する発生手段と、
前記ネット送り局からのTSを受信して前記第1のPCR値を抽出する抽出手段と、
前記第1のPCR値と前記第2のPCR値との差分を求める演算手段と、
この演算手段で求められた差分データに基づいて、前記TSに含まれるNPT参照メッセージ内のSTCを基準とする基準STC値をサービスごとに補正する補正手段とを具備したことを特徴とするTS処理装置。 - ネット送り局から送られ、サービスごとに時間情報としてのSTC(System Time Clock)及びNPT(Normal Play Time)、前記STC及び前記NPTの関係を示すNPT参照メッセージ及びNPT発火型イベントメッセージを含む発局TS(Transport Stream)を受信し、受局TSを送出するネット受け局に用いられるTS処理装置において、
前記ネット送り局から送られた発局TS内のNPTを基準とする基準NPT値と前記STCを基準とする基準STC値との差分を求める第1の演算手段と、
前記受局TS内のNPTを基準とする基準NPT値と前記STCを基準とする基準STC値との差分を求める第2の演算手段と、
前記NPT発火型イベントメッセージの受信時における前記発局TS内のSTC値に前記第1の演算手段で求められた差分データを加算することで、第1の基準NPT値を求める第3の演算手段と、
前記NPT発火型イベントメッセージの受信時における前記受局TS内のSTC値に前記第2の演算手段で求められた差分データを加算することで、第2の基準NPT値を求める第4の演算手段と、
前記第1の基準NPT値と前記第2の基準NPT値との差分を求める第5の演算手段と、
この第5の演算手段で得られた差分データに基づいて、前記NPT発火型イベントメッセージの発火時刻を補正する補正手段とを具備したことを特徴とするTS処理装置。 - ネット送り局から送られ、サービスごとに時間情報としてのSTC(System Time Clock)及びNPT(Normal Play Time)、前記STC及び前記NPTの関係を示すNPT参照メッセージ及び前記ネット送り局の時間情報を示す第1のPCR(Program Clock Reference)値を含むTS(Transport Stream)を受信するネット受け局に用いられるTS処理方法において、
前記ネット受け局の時間情報を示す第2のPCR値を発生し、
前記ネット送り局からのTSを受信して前記第1のPCR値を抽出し、
前記第1のPCR値と前記第2のPCR値との差分を求め、
この差分データに基づいて、前記TSに含まれるNPT参照メッセージ内のSTCを基準とする基準STC値をサービスごとに補正するようにしたことを特徴とするTS処理方法。 - ネット送り局から送られ、サービスごとに時間情報としてのSTC(System Time Clock)及びNPT(Normal Play Time)、前記STC及び前記NPTの関係を示すNPT参照メッセージ及びNPT発火型イベントメッセージを含む発局TS(Transport Stream)を受信し、受局TSを送出するネット受け局に用いられるTS処理方法において、
前記ネット送り局から送られた発局TS内のNPTを基準とする基準NPT値と前記STCを基準とする基準STC値との差分を求め、
前記受局TS内のNPTを基準とする基準NPT値と前記STCを基準とする基準STC値との差分を求め、
前記NPT発火型イベントメッセージの受信時における前記発局TS内のSTC値に前記第1の演算手段で求められた差分データを加算することで、第1の基準NPT値を求め、
前記NPT発火型イベントメッセージの受信時における前記受局TS内のSTC値に前記第2の演算手段で求められた差分データを加算することで、第2の基準NPT値を求め、
前記第1の基準NPT値と前記第2の基準NPT値との差分を求め、
この差分データに基づいて、前記NPT発火型イベントメッセージの発火時刻を補正するようにしたことを特徴とするTS処理方法。
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