JP2008236399A - 放送tsパケット送信装置および放送tsパケット受信装置 - Google Patents

放送tsパケット送信装置および放送tsパケット受信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】放送TSパケットを通信網経由で伝送する際に、通信帯域を節約すると共に、受信側において受信した放送TSパケットから放送波を復元するときの放送品質向上を図る。
【解決手段】配信サーバ1は、ヌルパケットの制御情報が以前の放送TSパケットの制御情報から推定可能である場合に、当該ヌルパケットを除去して放送TSパケットをIP網3に送信し、受信機2は、IP網3から受信された放送TSパケットの抜けを補完するヌルパケットの制御情報を以前受信された放送TSパケットの制御情報から作り、該ヌルパケットで放送TSパケットの抜けを補完する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信網を介して放送TS(Transport Stream)パケットを伝送する放送TSパケット送信装置および放送TSパケット受信装置に関する。
近年、IP(Internet Protocol)網を利用したマルチキャスト(IPマルチキャスト)等を用いて、地上波デジタル放送等の放送TSパケットやMPEG2−TSパケットを通信網経由で伝送するサービスに関する検討が行われている。例えば、放送TSパケットを含む放送波を受信し、該受信信号から放送TSパケットを取り出し、放送TSパケットをIP網等の通信網経由で伝送する「再送信」と呼ばれる方式がある。ここで、放送波に含まれる放送TSパケットの中には、伝送速度を一定に保つために挿入されたパケット(「ヌル(NULL)パケット」と称されている)が多く含まれている。NULLパケットは、映像、音声、文字情報等の放送データを持たない。このため、従来、通信帯域を節約するために、放送TSパケットの中からNULLパケットを除去し、NULLパケット以外の放送TSパケットのみを通信網経由で伝送する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
「地上デジタルテレビジョン放送の伝送方式標準規格」 ARIB STD-B31 「地上デジタル放送の利活用の在り方と普及に向けて行政の果たすべき役割」 (総務省 情報通信審議会 平成16年諮問第8号 第3次中間答申) 倉掛,日下部,中村,小山田、「イーサネットフレームを用いたデジタル放送のベースバンド一括再送信システム」、映情学技報、BCT2006-81 (2006) 特開2003−115807号公報
しかし、上述した従来技術では、NULLパケットに含まれる「放送波を制御する情報」が受信側に伝達されない。このため、受信側において、受信した放送TSパケットから放送波を復元する際に、放送品質を維持することが難しいという問題がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、放送TSパケットを通信網経由で伝送する際に、通信帯域を節約すると共に、受信側において受信した放送TSパケットから放送波を復元するときの放送品質向上を図ることのできる放送TSパケット送信装置および放送TSパケット受信装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係る放送TSパケット送信装置は、放送波に含まれる放送TSパケットを通信網経由で伝送するときの放送TSパケット送信装置において、該放送TSパケットは放送波を制御する制御情報を有しており、放送TSパケットの中からヌルパケットを検出する検出手段と、ヌルパケットの前記制御情報が以前の放送TSパケットの制御情報から推定可能である場合に、当該ヌルパケットを除去するヌルパケット除去手段と、前記ヌルパケット除去後の放送TSパケットを前記通信網に送信する送信手段とを備えたことを特徴とする。
本発明に係る放送TSパケット送信装置においては、前記制御情報のうち推定可能な情報を分類して定義し、前記通信網に送信される放送TSパケットの前記推定可能な情報を記憶する制御情報記憶手段を設け、前記ヌルパケット除去手段は、ヌルパケットの前記推定可能な情報が以前送信された放送TSパケットの前記推定可能な情報と一致している場合に、当該ヌルパケットを除去することを特徴とする。
本発明に係る放送TSパケット受信装置は、放送波に含まれる放送TSパケットを通信網経由で伝送するときの放送TSパケット受信装置において、該放送TSパケットは放送波を制御する制御情報を有しており、前記通信網から受信された放送TSパケットの抜けを検出する検出手段と、該受信された放送TSパケットの前記制御情報を記憶する制御情報記憶手段と、以前受信された放送TSパケットの前記制御情報から放送TSパケットの抜けを補完するヌルパケットの前記制御情報を作り、該ヌルパケットで放送TSパケットの抜けを補完するヌルパケット生成手段とを備えたことを特徴とする。
本発明に係る放送TSパケット受信装置においては、前記制御情報のうち推定可能な情報を分類して定義し、前記ヌルパケット生成手段は、以前受信された放送TSパケットの前記推定可能な情報を、前記補完用のヌルパケットの前記推定可能な情報に使用することを特徴とする。
本発明によれば、放送TSパケットを通信網経由で伝送する際に、通信帯域を節約すると共に、受信側において受信した放送TSパケットから放送波を復元するときの放送品質向上を図ることができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る放送TSパケット伝送システムの全体構成を示すブロック図である。図1において、放送TSパケット伝送システムは、配信サーバ1と受信機2を備える。配信サーバ1及び受信機2は、IP網3に接続されている。アンテナ4で受信された放送波はチューナ5に入力される。チューナ5は、受信した放送信号から放送TSパケットを得て配信サーバ1に出力する。配信サーバ1には、放送波に含まれる全ての放送TSパケット(この中にはNULLパケットも含まれる)が入力される。なお、配信サーバ1は、放送波に含まれる全ての放送TSパケットを、放送局のサーバ6から受け取るものであってもよい。
配信サーバ1は、入力された放送TSパケットの中から所定の条件に合致したNULLパケットを除去し、残った放送TSパケット(この中には、除去されなかったNULLパケットも含まれる)をIPパケットに格納し、該IPパケットをIP網3に送信する。なお、IPパケットの送信形式は、ユニキャスト形式であってもよく、若しくはマルチキャスト形式であってもよい。
受信機2は、配信サーバ1から送られたIPパケットをIP網3から受信する。受信機2は、受信したIPパケットから放送TSパケットを取り出し、不足するパケットがあれば補い、パケットが補完された放送TSパケット列から放送波を復元する。受信機2は、復元した放送波をテレビ受像機7に出力する。テレビ受像機7は、受信機2から入力された放送波からテレビ画像を再生する。
図2は、図1に示す配信サーバ1の構成を示すブロック図である。図3は、図1に示す受信機2の構成を示すブロック図である。
まず、図2に示される配信サーバ1について説明する。図2において、配信サーバ1は、受信部11とNULLパケット除去部12と制御情報記憶部13と送信部14を有する。受信部11は、放送波に含まれる全ての放送TSパケットを、例えばチューナ5から受信する。受信部11は、受信した放送TSパケットをNULLパケット除去部12に出力する。
NULLパケット除去部12は、受信部11から受け取った放送TSパケットの中から所定の条件に合致したNULLパケットを除去し、残った放送TSパケットを送信部14に出力する。NULLパケットの除去処理については後述する。制御情報記憶部13は、NULLパケット除去部12からアクセスされる。制御情報記憶部13は、NULLパケットの除去処理に用いられる制御情報を記憶する。
送信部14は、NULLパケット除去部12から受け取った放送TSパケットをIPパケットに格納し、該IPパケットをIP網3に出力する。
ここで、NULLパケット除去部12によるNULLパケット除去処理を説明する。図4は、本実施形態に係るNULLパケット除去処理の手順を示すフローチャートである。図5は、放送TSパケットの構成を示すフォーマット図である。図6は、図5に示す放送TSパケット内の制御情報部の構成を示す図表である。これら図5および図6は、ARIB STD-B31(非特許文献1)で規定される地上波デジタル放送における放送TSパケットである。
図5において、放送TSパケットは、TSデータ部と制御情報部とパリティ部とから構成される。TSデータ部は、映像、音声、文字情報等の放送データを格納する。制御情報部は、放送波を制御する情報(以下、単に「制御情報」と称する)を格納する。パリティ部は、TSデータ部および制御情報部から計算されたパリティを格納する。
図6には、制御情報部に格納される制御情報の詳細が示されている。図6に示されるように、制御情報は放送波を制御する各種の情報を有する。この制御情報に含まれる情報のうち、(1)カウンタ動作やトグル動作を行なうエントリ、(2)NULLパケットには含まれない情報エントリ、(3)同一放送において変化しない情報エントリ、が存在する。これら(1)〜(3)の情報は、推定可能な情報として扱う。図6中の「比較対象」の欄に「○」が付されているものが、(1)〜(3)の情報に該当する。
図4において、NULLパケット除去部12は、受信部11から放送TSパケットを受け取ると(S1)、当該放送TSパケットが自装置1の起動後に初めて受信するパケットか否かを判断する。この判断は、装置起動時点でリセットされる初期パケット受信フラグを参照することで行う。初めて受信するパケットである場合には、ステップS3に進み、NULLパケット除去部12は、当該受信パケットの制御情報部内の制御情報を制御情報記憶部13に保存し、当該受信パケットを送信部14に渡す。また、NULLパケット除去部12は、初期パケット受信フラグをオンする。
一方、初めて受信するパケットではない場合には、ステップS4に進み、NULLパケット除去部12は、当該受信パケットの制御情報部内の制御情報のうち「TSPの階層化情報」を参照し、「TSPの階層化情報」が0であるか否かを判断する。「TSPの階層化情報」が0である放送TSパケットは、NULLパケットである。その判断の結果、「TSPの階層化情報」が0である(NULLパケットである)ならば、ステップS5に進む。「TSPの階層化情報」が0ではない(NULLパケットではない)ならば、ステップS3に進み、NULLパケット除去部12は、当該受信パケットの制御情報部内の制御情報を制御情報記憶部13に保存し、当該受信パケットを送信部14に渡す。このとき、制御情報記憶部13において既に保存されている制御情報に上書きする。
ステップS5では、NULLパケット除去部12は、当該受信パケットであるNULLパケットの制御情報部内の推定可能な情報に関し、以前の受信パケットの制御情報部内の制御情報から推定できない変化があるか否かを判断する。
具体的には、NULLパケット除去部12は、図6中の「比較対象」の欄に「○」が付されている情報について、当該受信パケットの情報と制御情報記憶部13内の情報とを比較する。この比較の結果、両者が不一致の場合には、推定できない変化があるので、ステップS3に進み、パケット除去部12は、当該受信パケットの制御情報部内の制御情報を制御情報記憶部13に上書き保存し、当該受信パケットを送信部14に渡す。この場合、当該NULLパケットは、除去されず、IP網3経由で伝送される。一方、該比較の結果、両者が一致した場合には推定できない変化がないので、当該処理を終了する。この場合、当該NULLパケットは、除去され、IP網3経由で伝送されない。
図7に本実施形態に係るNULLパケット除去処理の概念図が示されている。図7中の配信サーバ1において、放送TSパケット101〜107が受信される。これら放送TSパケット101〜107のうち、放送TSパケット102と105はNULLパケットである。そして、NULLパケット102の制御情報は、以前の放送TSパケット101の制御情報から推定可能である。このため、NULLパケット102は、除去され、IPパケットに格納されない。一方、NULLパケット105の制御情報は、以前の放送TSパケット104の制御情報から推定することができない。このため、NULLパケット105は、除去されず、IPパケットに格納され、IP網3経由で受信機2へ伝送される。
このように本実施形態では、NULLパケットについて、その制御情報が以前送信された放送TSパケットの制御情報から、推定可能な場合は除去し、推定不可能な場合は除去せずに伝送する。
次に、図3に示される受信機2について説明する。図3において、受信機2は、受信部21とNULLパケット生成部22と制御情報記憶部23と出力部24を有する。受信部21は、配信サーバ1から送られたIPパケットをIP網3から受信する。受信部21は、受信したIPパケットから放送TSパケットを取り出し、NULLパケット生成部22に出力する。
NULLパケット生成部22は、受信部21から入力される放送TSパケット列において放送TSパケットの抜けを検出し、その抜けを補うNULLパケットを生成し、NULLパケットで補完した放送TSパケット列を出力部24に出力する。NULLパケットの生成処理については後述する。制御情報記憶部23は、NULLパケット生成部22からアクセスされる。制御情報記憶部23は、NULLパケットの生成処理に用いられる制御情報を記憶する。
出力部24は、NULLパケット生成部22から入力される放送TSパケット列から放送波を復元し、復元した放送波をテレビ受像機7に出力する。
ここで、NULLパケット生成部22によるNULLパケット生成処理を説明する。図8は、本実施形態に係るNULLパケット生成処理の手順を示すフローチャートである。
図8において、NULLパケット生成部22は、受信部21から放送TSパケットを受け取ると(S11)、当該放送TSパケットが自装置2の起動後に初めて受信するパケットか否かを判断する。この判断は、装置起動時点でリセットされる初期パケット受信フラグを参照することで行う。初めて受信するパケットである場合には、ステップS13に進み、NULLパケット生成部22は、当該受信パケットの制御情報部内の制御情報を制御情報記憶部23に保存し、当該受信パケットを出力部24に渡す。また、NULLパケット生成部22は、初期パケット受信フラグをオンする。
一方、初めて受信するパケットではない場合には、ステップS14に進み、NULLパケット生成部22は、当該受信パケットの制御情報部内の制御情報のうち「TSPカウンタ」を参照し、「TSPカウンタ」の値(シーケンス番号)が制御情報記憶部23内の「TSPカウンタ」の値と連続しているか否かを判断する。この結果、シーケンス番号が連続していれば、ステップS13に進み、NULLパケット生成部22は、当該受信パケットの制御情報部内の制御情報を制御情報記憶部23に保存し、当該受信パケットを出力部24に渡す。このとき、制御情報記憶部23において既に保存されている制御情報に上書きする。一方、シーケンス番号が連続していなければ、ステップS15に進む。
ステップS15〜S18では、シーケンス番号が連続していない数分の回数だけ、つまり、抜けている放送TSパケットの個数分の回数だけステップS16,S17を繰り返す。
ステップS16では、NULLパケット生成部22は、制御情報記憶部23内の制御情報から、NULLパケットに格納する制御情報を作る。具体的には、図6中の「比較対象」の欄に「○」が付されている情報については、制御情報記憶部23内の情報をそのまま使用する。図6中の「比較対象」の欄に「○」が付されていない情報については、次の規則に従う。「TMCC識別」は制御情報記憶部23内の情報をそのまま使用する。「フレーム同期識別」は制御情報記憶部23内の情報を反転して使用する。「TSPの階層化情報」は0とする。「ACデータフラグ」は0とする。「ACデータバイト数」は0とする。「TSPカウンタ」は制御情報記憶部23内の情報に1加算して使用する。「ACデータ」は0とする。
次いで、ステップS17では、その作成した制御情報を制御情報記憶部23に上書き保存し、当該制御情報を格納したNULLパケットを作り、このNULLパケットを出力部24に渡す。
ステップS16,S17がシーケンス番号が連続していない数分の回数だけ繰り返されることにより、抜けている放送TSパケットの個数分のNULLパケットが作成されて出力部24に渡される。
図7に本実施形態に係るNULLパケット生成処理の概念図が示されている。図7中の受信機2において、配信サーバ1からIP網3経由で伝送されたIPパケットが受信される。当該IPパケット中には、放送TSパケット101,103〜107が格納されている。放送TSパケット105はNULLパケットである。放送TSパケット102のNULLパケットは、配信サーバ1で除去されたために抜けている。この抜けが検出されると、以前の放送TSパケット101の制御情報から当該補完用のNULLパケットの制御情報が作られ、該作成された制御情報が格納された補完用のNULLパケット102’が作られる。そして、そのNULLパケット102’により、パケットの抜けが補完された放送TSパケット列が出力部24に渡される。これにより、出力部24では制御情報の損失がないので、放送波を復元する際に放送品質を保つことができる。
なお、IPパケットがIP網3で廃棄された場合には、受信機2は、当該IPパケットに格納されていた個数分のNULLパケットを生成し補完する。このとき、受信機2は、保持している以前の放送TSパケットの制御情報から、補完用のNULLパケットの制御情報を作る。
上述したように本実施形態によれば、放送TSパケットを通信網経由で伝送する際に、NULLパケットについて、その制御情報が以前の放送TSパケットの制御情報から推定可能な場合は除去することにより、通信帯域を節約することができる。また、NULLパケットについて、その制御情報が以前の放送TSパケットの制御情報から推定不可能な場合は除去せずに伝送することにより、制御情報の損失を防ぐ。また、受信側で、放送TSパケットの抜けに対して、以前の放送TSパケットの制御情報から補完用のNULLパケットの制御情報を作り、この作成された制御情報を格納したNULLパケットによって補完する。これにより、制御情報が損なわれることがなく、受信側において受信した放送TSパケットから放送波を復元するときに放送品質を保つことが可能になり、放送品質の向上に寄与することができる。
また、本実施形態によれば、制御情報部のデータを分類し、単純なビット比較により推定の可否を判断するので、簡易な処理構成で実現することができる。
なお、IP網における伝送エラーを保証するために、IPパケット単位でエラー訂正処理を施すことが好ましい。
以上、本発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上述の実施形態ではIP網を利用したが、IP網以外の他の通信網を利用して放送TSパケットを伝送してもよい。
本発明の一実施形態に係る放送TSパケット伝送システムの全体構成を示すブロック図である。 図1に示す配信サーバ1の構成を示すブロック図である。 図1に示す受信機2の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るNULLパケット除去処理の手順を示すフローチャートである。 放送TSパケットの構成を示すフォーマット図である。 図5に示す放送TSパケット内の制御情報部の構成を示す図表である。 本発明の一実施形態に係るNULLパケット除去処理およびNULLパケット生成処理を説明するための概念図である。 本発明の一実施形態に係るNULLパケット生成処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1…配信サーバ(放送TSパケット送信装置)、2…受信機(放送TSパケット受信装置)、11,21…受信部、12…NULLパケット除去部、13,23…制御情報記憶部、14…送信部、22…NULLパケット生成部、24…出力部。

Claims (4)

  1. 放送波に含まれる放送TSパケットを通信網経由で伝送するときの放送TSパケット送信装置において、該放送TSパケットは放送波を制御する制御情報を有しており、
    放送TSパケットの中からヌルパケットを検出する検出手段と、
    ヌルパケットの前記制御情報が以前の放送TSパケットの制御情報から推定可能である場合に、当該ヌルパケットを除去するヌルパケット除去手段と、
    前記ヌルパケット除去後の放送TSパケットを前記通信網に送信する送信手段と、
    を備えたことを特徴とする放送TSパケット送信装置。
  2. 前記制御情報のうち推定可能な情報を分類して定義し、
    前記通信網に送信される放送TSパケットの前記推定可能な情報を記憶する制御情報記憶手段を設け、
    前記ヌルパケット除去手段は、ヌルパケットの前記推定可能な情報が以前送信された放送TSパケットの前記推定可能な情報と一致している場合に、当該ヌルパケットを除去することを特徴とする請求項1に記載の放送TSパケット送信装置。
  3. 放送波に含まれる放送TSパケットを通信網経由で伝送するときの放送TSパケット受信装置において、該放送TSパケットは放送波を制御する制御情報を有しており、
    前記通信網から受信された放送TSパケットの抜けを検出する検出手段と、
    該受信された放送TSパケットの前記制御情報を記憶する制御情報記憶手段と、
    以前受信された放送TSパケットの前記制御情報から放送TSパケットの抜けを補完するヌルパケットの前記制御情報を作り、該ヌルパケットで放送TSパケットの抜けを補完するヌルパケット生成手段と、
    を備えたことを特徴とする放送TSパケット受信装置。
  4. 前記制御情報のうち推定可能な情報を分類して定義し、
    前記ヌルパケット生成手段は、以前受信された放送TSパケットの前記推定可能な情報を、前記補完用のヌルパケットの前記推定可能な情報に使用することを特徴とする請求項3に記載の放送TSパケット受信装置。
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