JPWO2016140089A1 - 送信装置、送信方法、受信装置、及び、受信方法 - Google Patents

送信装置、送信方法、受信装置、及び、受信方法 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2016140089A1
JPWO2016140089A1 JP2017503423A JP2017503423A JPWO2016140089A1 JP WO2016140089 A1 JPWO2016140089 A1 JP WO2016140089A1 JP 2017503423 A JP2017503423 A JP 2017503423A JP 2017503423 A JP2017503423 A JP 2017503423A JP WO2016140089 A1 JPWO2016140089 A1 JP WO2016140089A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
preamble
frame
physical layer
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017503423A
Other languages
English (en)
Inventor
ロックラン ブルース マイケル
ロックラン ブルース マイケル
高橋 和幸
和幸 高橋
諭志 岡田
諭志 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Publication of JPWO2016140089A1 publication Critical patent/JPWO2016140089A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/0635Clock or time synchronisation in a network
    • H04J3/0638Clock or time synchronisation among nodes; Internode synchronisation
    • H04J3/0658Clock or time synchronisation among packet nodes
    • H04J3/0661Clock or time synchronisation among packet nodes using timestamps
    • H04J3/0667Bidirectional timestamps, e.g. NTP or PTP for compensation of clock drift and for compensation of propagation delays
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H20/00Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
    • H04H20/18Arrangements for synchronising broadcast or distribution via plural systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/60Network streaming of media packets
    • H04L65/61Network streaming of media packets for supporting one-way streaming services, e.g. Internet radio
    • H04L65/611Network streaming of media packets for supporting one-way streaming services, e.g. Internet radio for multicast or broadcast
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/60Network streaming of media packets
    • H04L65/65Network streaming protocols, e.g. real-time transport protocol [RTP] or real-time control protocol [RTCP]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/60Network streaming of media packets
    • H04L65/70Media network packetisation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H60/00Arrangements for broadcast applications with a direct linking to broadcast information or broadcast space-time; Broadcast-related systems
    • H04H60/35Arrangements for identifying or recognising characteristics with a direct linkage to broadcast information or to broadcast space-time, e.g. for identifying broadcast stations or for identifying users
    • H04H60/38Arrangements for identifying or recognising characteristics with a direct linkage to broadcast information or to broadcast space-time, e.g. for identifying broadcast stations or for identifying users for identifying broadcast time or space
    • H04H60/40Arrangements for identifying or recognising characteristics with a direct linkage to broadcast information or to broadcast space-time, e.g. for identifying broadcast stations or for identifying users for identifying broadcast time or space for identifying broadcast time
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/0635Clock or time synchronisation in a network
    • H04J3/0638Clock or time synchronisation among nodes; Internode synchronisation
    • H04J3/0658Clock or time synchronisation among packet nodes
    • H04J3/0661Clock or time synchronisation among packet nodes using timestamps
    • H04J3/0664Clock or time synchronisation among packet nodes using timestamps unidirectional timestamps
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/22Parsing or analysis of headers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/28Timers or timing mechanisms used in protocols

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

本技術は、時刻情報等を効率的に伝送することができるようにする送信装置、送信方法、受信装置、及び、受信方法に関する。送信装置は、プリアンブルとペイロードとを有する物理層フレームのストリームにおける所定の位置の時刻を表す時刻情報をプリアンブルに含む物理層フレームを生成して送信する。受信装置は、物理層フレームを受信し、時刻情報を用いて、処理を行う。本技術は、例えば、IPパケット等の放送に適用することができる。

Description

本技術は、送信装置、送信方法、受信装置、及び、受信方法に関し、特に、時刻情報等を効率的に伝送することができるようにする送信装置、送信方法、受信装置、及び、受信方法に関する。
例えば、次世代地上放送規格の1つであるATSC(Advanced Television Systems Committee)3.0では、データ伝送に、主として、TS(Transport Stream)パケットではなく、UDP/IP、すなわち、UDP(User Datagram Protocol)パケットを含むIP(Internet Protocol)パケットを用いることが決定されている。ATSC3.0以外の放送方式でも、将来的に、IPパケットを用いることが期待されている。
なお、TSを放送する場合には、送信側と受信側とで同期をとるための時刻情報として、PCR(Program Clock Reference)が伝送される(例えば、非特許文献1を参照)。
「ARIB STD-B44 2.0版」、一般社団法人 電波産業会
ATSC3.0等の放送方式において、送信側と受信側とで同期をとるための時刻情報を伝送する場合には、その時刻情報の伝送を効率的に行うことが要請される。
時刻情報以外のオーバヘッドとなる情報の伝送も効率的に行うことが要請される。
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、時刻情報等を効率的に伝送することができるようにするものである。
本技術の第1の送信装置は、プリアンブルとペイロードとを有する物理層フレームのストリームにおける所定の位置の時刻を表す時刻情報を前記プリアンブルに含む前記物理層フレームを生成する生成部と、前記物理層フレームを送信する送信部とを備える送信装置である。
本技術の第1の送信方法は、プリアンブルとペイロードとを有する物理層フレームのストリームにおける所定の位置の時刻を表す時刻情報を前記プリアンブルに含む前記物理層フレームを生成することと、前記物理層フレームを送信することとを含む送信方法である。
本技術の第1の送信装置及び送信方法においては、プリアンブルとペイロードとを有する物理層フレームのストリームにおける所定の位置の時刻を表す時刻情報を前記プリアンブルに含む前記物理層フレームが生成されて送信される。
本技術の第1の受信装置は、プリアンブルとペイロードとを有する物理層フレームのストリームにおける所定の位置の時刻を表す時刻情報を前記プリアンブルに含む前記物理層フレームを受信する受信部と、前記物理層フレームのプリアンブルに含まれる前記時刻情報を用いて、処理を行う処理部とを備える受信装置である。
本技術の第1の受信方法は、プリアンブルとペイロードとを有する物理層フレームのストリームにおける所定の位置の時刻を表す時刻情報を前記プリアンブルに含む前記物理層フレームを受信することと、前記物理層フレームのプリアンブルに含まれる前記時刻情報を用いて、処理を行うこととを含む受信方法である。
本技術の第1の受信装置及び受信方法においては、プリアンブルとペイロードとを有する物理層フレームのストリームにおける所定の位置の時刻を表す時刻情報を前記プリアンブルに含む前記物理層フレームが受信され、前記物理層フレームのプリアンブルに含まれる前記時刻情報を用いて、処理が行われる。
本技術の第2の送信装置は、BB(BaseBand)フレームの順番に関する順番情報をBBヘッダに含む前記BBフレームを生成する生成部と、前記BBフレームを送信する送信部とを備える送信装置である。
本技術の第2の送信方法は、BB(BaseBand)フレームの順番に関する順番情報をBBヘッダに含む前記BBフレームを生成することと、前記BBフレームを送信することとを含む送信方法である。
本技術の第2の送信装置及び送信方法においては、BB(BaseBand)フレームの順番に関する順番情報をBBヘッダに含む前記BBフレームが生成されて送信される。
本技術の第2の受信装置は、BB(BaseBand)フレームの順番に関する順番情報をBBヘッダに含む前記BBフレームを受信する受信部と、前記BBフレームの前記BBヘッダに含まれる前記順番情報を用いて、処理を行う処理部とを備える受信装置である。
本技術の第2の受信方法は、BB(BaseBand)フレームの順番に関する順番情報をBBヘッダに含む前記BBフレームを受信することと、前記BBフレームの前記BBヘッダに含まれる前記順番情報を用いて、処理を行うこととを含む受信方法である。
本技術の第2の受信装置及び受信方法においては、BB(BaseBand)フレームの順番に関する順番情報をBBヘッダに含む前記BBフレームが受信され、前記BBフレームの前記BBヘッダに含まれる前記順番情報を用いて、処理が行われる。
なお、送信装置や受信装置は、独立した装置であっても良いし、1つの装置を構成している内部ブロックであっても良い。
本技術によれば、時刻情報等を効率的に伝送することができる。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本技術を適用した伝送システムの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。 伝送システムで行われる放送のプロトコルスタックの例を示す図である。 時刻情報を説明する図である。 NTPパケットのフォーマットを示す図である。 時刻情報の配置位置の例を説明する図である。 時刻情報を、物理層フレームのペイロードの先頭に配置する場合の第1の配置例を説明する図である。 Genericパケットのタイプ情報を説明する図である。 時刻情報を、物理層フレームのペイロードの先頭に配置する場合の第2の配置例を説明する図である。 時刻情報を、物理層フレームのペイロードの先頭に配置する場合の第3の配置例を説明する図である。 拡張タイプ情報(EXT_TYPE)を説明する図である。 順番情報を説明する図である。 順番情報を、BBフレームのBBヘッダに含めることがある場合の拡張タイプ情報(EXT_TYPE)を説明する図である。 順番情報の第1の例を説明する図である。 順番情報の第2の例を説明する図である。 順番情報の第2の例としての16ビットのオフセット時刻を生成する方法の例を説明する図である。 順番情報の第3の例を説明する図である。 送信装置10の構成例を示すブロック図である。 送信装置10が行う送信処理の例を説明するフローチャートである。 受信装置20の構成例を示すブロック図である。 受信装置20が行う受信処理を説明するフローチャートである。 DVB-T.2の物理層フレームであるT2フレーム(T2frame)の構成を示す図である。 本技術を適用したコンピュータの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
<本技術を適用した伝送システムの一実施の形態>
図1は、本技術を適用した伝送システムの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図1において、伝送システムは、送信装置10と受信装置20から構成される。
送信装置10は、例えば、番組等のサービスの送信(ディジタル放送やデータ伝送)を行う。すなわち、送信装置10は、例えば、番組(テレビジョン放送番組)等のサービスを構成するコンポーネントとしての画像や音声のデータ等の送信の対象である対象データのストリームを、ディジタル放送信号として、伝送路30を介して送信(伝送)する。
受信装置20は、送信装置10から伝送路30を介して送信されてくるディジタル放送信号を受信し、元のストリームに復元して出力する。例えば、受信装置20は、番組等のサービスを構成するコンポーネントとしての画像や音声のデータを出力する。
なお、図1の伝送システムは、ATSC(Advanced Television Systems Committee standards)や、DVB(Digital Video Broadcasting).ISDB(Integrated Services Digital Broadcasting)等に準拠したデータ伝送、その他のデータ伝送に適用することができる。また、伝送路30としては、地上波や、衛星回線、ケーブルテレビジョン網(有線回線)等を採用することができる。
<プロトコルスタック>
図2は、図1の伝送システムで行われる放送のプロトコルスタックの例を示す図である。
すなわち、図2は、図1の伝送システムにおいて扱われるデータ(パケット及びフレーム)のデータ構造を示している。
伝送システムでは、OSI(Open Systems Interconnection)参照モデルの第1層(物理層)L1、第2層(データリンク層)L2、及び、第3層(ネットワーク層)L3のデータが扱われる。
図2において、IPパケット(IP Packet)は、第3層L3のデータであり、Genericパケット(Generic Packet)は、第2層L2のデータである。BBフレーム(Baseband Frame)、FECフレーム(FEC Frame)、及び、物理層フレーム(Physical Frame)は、第1層L1のデータである。
図1の伝送システムでは、データ放送が、IPパケットを用いて行われる。
IPパケットは、IPヘッダ(IP Header)とデータ(Data)とから構成される。IPパケットのデータには、画像や音声等のデータが配置される。
送信装置10では、IPパケットから、Genericパケットが構成(生成)される。
Genericパケットは、Genericヘッダ(Generic Header)とペイロード(Payload)とから構成される。Genericパケットのペイロードには、1又は複数のIPパケットが配置される。
送信装置10では、Genericパケットから、BBフレームが構成される。
BBフレームは、BBヘッダ(Baseband Frame Header)とペイロード(Payload)とから構成される。BBフレームのペイロードには、1又は複数のGenericパケットが配置される。
送信装置10では、1又は複数のBBフレームが必要に応じてスクランブルされ、そのBBフレームに、物理層のエラー訂正用のパリティ(Parity)が付加されることで、FECフレームが構成される。
さらに、送信装置10では、1又は複数のFECフレームに対して、ビットインターリーブや、コンスタレーション上の信号点へのマッピング、時間方向や周波数方向へのインターリーブ等の物理層の処理が必要に応じて行われる。そして、送信装置10では、物理層の処理後のFECフレームに、プリアンブルが付加され、物理層フレームが構成される。
すなわち、物理層フレームは、プリアンブル(BS, Preamble)とペイロード(Payload)とから構成される。物理層フレームのペイロードには、FECフレームが配置される。
図2では、物理層フレームは、例えば、ATSC3.0のATSCフレームと同様に、プリアンブルとして、"BS(BootStrap)"と"Preamble"とを有する。
ここで、"BS"を、第1プリアンブルBSともいうこととするとともに、"Preamble"を、第2プリアンブルPreambleともいうこととする。
第1プリアンブルBSは、例えば、DVB-T.2のT2フレームを構成するP1シンボルに対応し、第2プリアンブルPreambleは、例えば、T2フレームを構成するP2シンボルに対応する。
また、物理層フレームのペイロードは、例えば、例えば、T2フレームを構成するデータシンボルに対応する。
DVB-T2やATSC3.0で用いられる物理層フレーム構造は、100msないし200ms程度の長さで構成される。物理層フレームについては、プリアンブルを取得した後に、その後のペイロードを取得することが可能となる。
すなわち、受信装置20は、物理層フレームを受信し、その物理層フレームのプリアンブルを復調する。さらに、受信装置20は、物理層フレームのプリアンブルを用いて、その物理層フレームのペイロードを処理し、物理層フレームから、FECフレーム、BBフレーム、Genericパケット、及び、IPパケットを、その順で復元する。
なお、物理層フレームのペイロードの処理には、その物理層フレームのプリアンブルが必要となる。そのため、受信装置20において、物理層フレームの途中から受信が開始された場合には、受信の開始後、次にプリアンブルが出現するまでの間に受信されたデータは破棄される。
<時刻情報>
図3は、時刻情報を説明する図である。
図1の伝送システムでは、図2で説明したように、送信装置10において、IPパケットから、物理層フレームが構成され、その物理層フレームのストリームが、受信装置20に送信される。
IPパケットでは、TSのPCRのような時刻情報が送信されない。そのため、送信装置10と受信装置20との間で同期をとるには、時刻情報を、物理層フレームのストリームに含めることが望ましい。
そこで、送信装置10は、物理層フレームのストリームに、時刻情報を含めることができる。
時刻情報は、図3に示すように、物理層フレームのプリアンブルに含めることができる。
ここで、物理層フレームのプリアンブルのうちの第1プリアンブルBSとしては、例えば、ATSC3.0では、30ないし40ビット程度が想定されている。したがって、第プリアンブルBSは、時刻情報を含めるために十分なビット数でないことがある。
そこで、時刻情報は、物理層フレームのプリアンブルのうちの第2プリアンブルPreambleに含めることができる。
時刻情報は、物理層フレームのストリームにおける所定の位置の絶対的な時刻を表す。ストリームにおける所定の位置の時刻とは、所定の位置のビットが、送信装置10で処理されている最中の所定のタイミングの時刻である。所定の位置のビットが送信装置10で処理されている最中の所定のタイミングの時刻としては、例えば、送信装置10のあるブロックから、所定の位置のビットが出力されたときのタイミングの時刻や、送信装置10のあるブロックで、所定の位置のビットの処理が行われたタイミングの時刻等がある。
ここで、時刻情報が時刻を表す物理層フレームのストリームにおける所定の位置を、時刻位置ということとする。
時刻位置としては、例えば、時刻情報が含まれるプリアンブルを有する物理層フレームの先頭の位置(第1プリアンブルBSの先頭の位置)を採用することができる。
また、時刻位置としては、例えば、時刻情報が含まれるプリアンブルを有する物理層フレームの第1プリアンブルBSと第2プリアンブルPreambleとの境界の位置(第1プリアンブルBSの最後の位置)(第2プリアンブルPreambleの先頭の位置)を採用することができる。
さらに、時刻位置としては、例えば、時刻情報が含まれるプリアンブルを有する物理層フレームの第2プリアンブルPreambleの最後の位置を採用することができる。
その他、時刻位置としては、物理層フレームの任意の位置を採用することができる。
なお、物理層フレームにおいて、第1プリアンブルBSのサンプリング周波数と、第2プリアンブルPreamble以降のサンプリング周波数とは、異なることがあり得る。第1プリアンブルBSのサンプリング周波数と、第2プリアンブルPreamble以降のサンプリング周波数とが異なる場合、第1プリアンブルBSと、第2プリアンブルPreamble以降とでは、時刻のカウントの仕方が異なる。このため、時刻位置として、第1プリアンブルBSの先頭の位置を採用した場合、その時刻位置を基準とした時刻のカウントについては、第1プリアンブルBSと、第2プリアンブルPreamble以降とで、カウントの仕方を変更する必要があることがある。一方、時刻位置として、第2プリアンブルPreambleの先頭の位置を採用した場合、その時刻位置を基準とした時刻のカウント、すなわち、第2プリアンブルPreamble以降の時刻のカウントについては、そのカウントの仕方を変更する必要はない。
そこで、図3では、時刻位置として、時刻情報が含まれるプリアンブルを有する物理層フレームの第2プリアンブルPreambleの先頭の位置(第1プリアンブルBSと第2プリアンブルPreambleとの境界の位置)が採用されている。
プリアンブル(第1プリアンブルBS、第2プリアンブルPreamble)は、各物理層フレームの決まった位置、すなわち、先頭に存在し、物理層フレームを処理するにあたって、必ず、最初に処理される。したがって、受信装置20では、プリアンブルに含まれる時刻情報を、容易に取得して処理することができる。
また、プリアンブルは、比較的ロバストに伝送されるので、そのようなプリアンブルも比較的ロバストに伝送することができる。
ここで、時刻情報としては、例えば、NTP(Network Time Protocol)で規定されている時刻の情報や、3GPP(Third Generation Partnership Project)で規定されている時刻の情報、PTP(Precise Time Protocol)で規定される時刻の情報、GPS(Global Positioning System)情報に含まれる時刻の情報、その他独自に決定された形式の時刻の情報等の任意の時刻の情報を採用することができる。
図4は、NTPパケットのフォーマットを示す図である。
2ビットのL1は、Leap Indicatorの略であって、現在月の最後の1分に、うるう秒を挿入又は削除することを示す。3ビットのVNは、Version Numberの略であって、NTPのバージョンを示す。3ビットのModeは、NTPの動作モードを示す。
8ビットのStratumは、階層を示し、当該階層に応じて符号化される。8ビットのPollは、ポーリング間隔として、連続するNTPメッセージの最大間隔(秒単位)を示す。8ビットのPrecisionは、システムクロックの精度(秒単位)を示す。
Root Delayは、ルート遅延として、参照時刻までの往復の遅延をNTP短形式で示す。Root Dispersionは、参照時刻までの合計遅延の分散をNTP短形式で示す。Reference IDは、参照時刻を表す識別子を示す。放送システムでは、NULLを示す"0000"を格納することができる。
Reference Timestampは、参照タイムスタンプとして、システム時刻が最後に補正された時刻をNTP長形式で示す。Origin Timestampは、開始タイムスタンプとして、クライアントからサーバへリクエスト送出したクライアントの時刻をNTP長形式で示す。放送システムでは、"0"を格納することができる。
Receive Timestampは、受信タイムスタンプとして、クライアントからのリクエストを受信したサーバの時刻をNTP長形式で示す。放送システムでは、"0"を格納する。Transmit Timestampは、送信タイムスタンプとして、クライアントへの応答を送出したサーバの時刻をNTP長形式で示す。
その他、NTPパケットは、拡張用のフィールドであるExtension Field 1や、Extension Field 2、さらには、Key Identifierやdgst(メッセージダイジェスト)を、必要に応じて有する。
時刻情報としては、NTPパケットのReference Timestamp等のタイムスタンプと同様の形式で表される64ビットの時刻の情報を採用することができる。
ここで、NTPパケットのタイムスタンプの64ビットの時刻については、リープ秒に起因して、時刻が不連続になる問題があるが、物理層フレームに含める時刻情報としては、十分な粒度がある。
また、時刻情報としては、NTPパケットのタイムスタンプの他、3GPPで規定されている時刻の情報、すなわち、例えば、3GPP TS 36 331において規定されている時刻の情報であるtimeInfo-r11を採用することができる。
timeInfo-r11は、39ビットのtimeInfoUTC-r11、2ビットのdayLightSavingTime-r11、8ビットのleapSeconds-r11、及び、7ビットのlocalTimeOffset-r11の56ビットで構成される。timeInfo-r11については、物理層フレームに含める時刻情報としては、粒度がやや不足気味ではあるが、リープ秒の問題は発生しない。
その他、時刻情報としては、PTPで規定される時刻の情報、すなわち、PTPパケットについて、IEEE1588で規定されている時刻を表す80ビットを採用することができる。PTPパケットの時刻を表す80ビットについては、その80ビットのうちの48ビットが、秒単位の時刻を表し、残りの32ビットがナノ秒単位の時刻を表す。したがって、PTPで規定される時刻の情報は、物理層フレームに含める時刻情報としては、十分な粒度があり、正確な時刻を表すことができる。時刻情報は、受信装置10で正確な時刻を再生する観点から、より正確な時刻を表すことが望ましく、PTPで規定される時刻の情報を、物理層フレームに含める時刻情報として採用した場合には、正確な時刻情報を伝送し、受信装置10で正確な時刻を再生することができる。さらに、PTPで規定される時刻の情報については、リープ秒の問題は発生しない。
<時刻情報の配置位置>
図5は、時刻情報の配置位置の例を説明する図である。
図3では、時刻情報を、物理層フレームのプリアンブルに配置する(含める)こととしたが、時刻情報は、物理層フレームのプリアンブルの他、例えば、物理層フレームのペイロードに配置することができる。
図5では、時刻情報が、物理層フレームのペイロードの先頭部分に配置されている。
時刻情報を、物理層フレームのペイロードの先頭部分に配置する場合には、受信装置20では、物理層フレームのプリアンブル(第1プリアンブルBS、第2プリアンブルPreamble)の処理後に、ペイロードの先頭に配置された時刻情報を取得することができる。
<時刻情報をペイロードに配置する場合の第1の配置例>
図6は、時刻情報を、物理層フレームのペイロードの先頭に配置する場合の第1の配置例を説明する図である。
第1の配置例では、時刻情報は、物理層フレームのペイロードの先頭としての、物理層フレームのペイロードの先頭のBBフレームの先頭のGenericパケットのペイロードに配置される。
図6は、Genericパケットの構成例を示している。
図6のGenericパケットにおいて、Genericヘッダの先頭には、3ビットのタイプ情報(Type)が設定される。このタイプ情報には、Genericパケットのペイロードに配置されるデータのタイプに関する情報が設定される。
Genericパケットのペイロードに、時刻情報、その他、シグナリングのためのシグナリング情報が配置される場合、Genericヘッダのタイプ情報には、例えば、"100"が設定される。また、Genericヘッダにおいて、"100"が設定されたタイプ情報の次は、1ビットのリザーブド領域(Res:Reserved)とされ、その次に、ヘッダモード(HM:Header Mode)が配置される。
ヘッダモードとして、"0"が設定された場合、それに続いて、11ビットのレングス情報(Length(LSB))が配置される。このレングス情報は、Genericパケットのペイロードの長さに設定される。一方、ヘッダモードとして、"1"が設定された場合、それに続いて、11ビットのレングス情報(Length(LSB))と、5ビットのレングス情報(Length(MSB))との合計16ビットのレングス情報が配置され、さらに、3ビットのリザーブド領域(Res)が設けられる。
ヘッダモードとして"0"が設定された場合、レングス情報(Length(LSB))は、11ビットであり、その11ビットのレングス情報によって、Genericパケットのペイロードの長さとして、0〜2047(=211-1)バイトの範囲の値を表すことができる。しかしながら、11ビットのレングス情報では、2048バイト以上のペイロードの長さを表すことができない。そこで、ペイロードに、2048バイト以上のデータが配置される場合には、ヘッダモードとして"1"が設定される。この場合、Genericヘッダの領域として1バイトが追加され、レングス情報が、16ビットとなる。この16ビットのレングス情報によって、2048バイト以上のペイロードの長さを表すことができる。
Genericパケットにおいては、以上のように構成されるGenericヘッダに続いて、ペイロードが配置される。ここでは、Genericヘッダのタイプ情報として、"100"が設定されているため、ペイロードには、時刻情報を含むシグナリング情報が配置される。
図7は、図6のGenericパケットのタイプ情報を説明する図である。
GenericパケットのペイロードにIPv4のIPパケットが配置される場合、タイプ情報には、"000"が設定される。また、ペイロードに、圧縮されたIPパケットが配置される場合、タイプ情報には、"001"が設定される。さらに、ペイロードに、MPEG2-TS方式のTSパケットが配置される場合、タイプ情報には、"010"が設定される。
また、ペイロードに、時刻情報等のシグナリング情報が配置される場合には、タイプ情報には、"100"が設定される。なお、図7において、"011","101","110"の3値のタイプ情報は、未定義(Reserved)となっている。また、3値の未定義(Reserved)だけでは、タイプ情報の拡張に不足が生じる場合には、タイプ情報に、"111"を設定することで、タイプ情報(の領域)を、さらに拡張することができる。
<時刻情報をペイロードに配置する場合の第2の配置例>
図8は、時刻情報を、物理層フレームのペイロードの先頭に配置する場合の第2の配置例を説明する図である。
第2の配置例では、時刻情報は、物理層フレームのペイロードの先頭としての、物理層フレームのペイロードの先頭のBBフレームの先頭のGenericパケットのヘッダに配置される。
図8は、Genericパケットの構成例を示している。
図6で説明したように、Genericパケットにおいて、Genericヘッダの先頭の3ビットのタイプ情報(Type)には、Genericパケットのペイロードに配置されるデータのタイプに関するタイプ情報が設定される。
第2の配置例では、Genericヘッダにおいて、3ビットのタイプ情報には、"000","001",又は"010"が設定される。
図7で説明したように、タイプ情報として、"000"が設定された場合、ペイロードには、IPv4のIPパケットが配置され、"001"が設定された場合、ペイロードには、圧縮されたIPパケットが配置される。また、タイプ情報として、"010"が設定された場合、ペイロードには、TSパケットが配置される。
Genericヘッダにおいて、"000","001",又は"010"が設定されたタイプ情報の次には、1ビットのパケット設定情報(PC:Packet Configuration)が配置される。パケット設定情報として、"0"が設定された場合、Genericヘッダはノーマルモード(Normal mode)となって、その次に配置されるヘッダモード(HM)に応じて、11ビットのレングス情報(Length)、又は、16ビットのレングス情報及び3ビットのリザーブド領域(Res)が配置される。そして、Genericヘッダに続くペイロードには、Genericヘッダのタイプ情報に応じて、IPv4のIPパケット、圧縮されたIPパケット、又はTSパケットが配置される。
一方、パケット設定情報(PC)として、"1"が設定された場合には、Genericヘッダはシグナリングモード(Signaling mode)となって、その次に配置されるヘッダモード(HM)に応じて、レングス情報(Length)が配置される。すなわち、ヘッダモードとして、"0"が設定された場合、それに続いて、11ビットのレングス情報(Length(LSB))が配置される。さらに、Genericヘッダが拡張されて、レングス情報の次に、時刻情報を含むシグナリング情報(Signaling)が配置される。
また、パケット設定情報(PC)として"1"が設定された場合に、ヘッダモード(HM)として"1"が設定されているときには、ヘッダモードに続いて、16ビットのレングス情報(Length)と3ビットのリザーブド領域(Res)が配置される。さらに、Genericヘッダが拡張されて、リザーブド領域(Res)の次に、時刻情報を含むシグナリング情報(Signaling)が配置される。
以上のシグナリング情報までを、Genericヘッダ(拡張ヘッダ)として、その後に、ペイロードが配置される。ペイロードには、Genericヘッダのタイプ情報に応じて、IPv4や圧縮されたIPパケット等が配置される。
<時刻情報をペイロードに配置する場合の第3の配置例>
図9は、時刻情報を、物理層フレームのペイロードの先頭に配置する場合の第3の配置例を説明する図である。
第3の配置例では、時刻情報は、物理層フレームのペイロードの先頭としての、物理層フレームのペイロードの先頭のBBフレームのBBヘッダに配置される。
図9は、BBフレームの構成例を示している。
図9において、BBフレームは、BBヘッダとペイロード(Payload)から構成される。BBヘッダには、1又は2バイトのヘッダ(Header)の他、1又は2バイトのオプショナルフィールド(Optional Field)と、拡張フィールド(Extension Field)とを配置することができる。
ヘッダ(Header)の先頭には、1ビットのモード(MODE)が設定される。
1ビットのモード(MODE)として、"0"が設定された場合には、7ビットのポインタ情報(Pointer(LSB))が配置される。なお、ポインタ情報は、BBフレームのペイロードに配置されるGenericパケットの位置を示すための情報である。例えば、あるBBフレームに最後に配置されたGenericパケットのデータが、次のBBフレームにまたがって配置される場合に、ポインタ情報として、次のBBフレームの先頭に配置されるGenericパケットの位置情報を設定することができる。
また、モード(MODE)として、"1"が設定された場合には、7ビットのポインタ情報(Pointer(LSB))と、6ビットのポインタ情報(Pointer(MSB))と、2ビットのオプショナルフラグ(OPTI:OPTIONAL)とが配置される。オプショナルフラグは、オプショナルフィールド(Optional Field)と、拡張フィールド(Extension Field)を配置して、BBヘッダを拡張するかどうかを示す情報である。
オプショナルフィールドと拡張フィールドの拡張を行わない場合、オプショナルフラグは、"00"が設定される。また、オプショナルフィールドの拡張のみを行う場合、オプショナルフラグは、"01"又は"10"が設定される。なお、オプショナルフラグとして"01"が設定された場合、オプショナルフィールドには、1バイト(8ビット)のパディングが行われる。また、オプショナルフラグとして"10"が設定された場合、オプショナルフィールドには、2バイト(16ビット)のパディングが行われる。
また、オプショナルフィールドと拡張フィールドの拡張を行う場合、オプショナルフラグは、"11"が設定される。この場合、オプショナルフィールドの先頭には、3ビットの拡張タイプ情報(TYPE(EXT_TYPE))が設定される。この拡張タイプ情報には、拡張タイプ情報の次に配置される拡張レングス情報(EXT_Length(LSB))と拡張フィールドのタイプ(Extension type)に関する情報が設定される。
第3の配置例では、拡張フィールド(拡張ヘッダ)に、時刻情報を含むシグナリング情報が配置される。
すなわち、第3の配置例では、オプショナルフラグ(OPTI)として"11"が設定され、オプショナルフィールドと拡張フィールドの拡張が行われる。さらに、オプショナルフィールドの拡張タイプ情報(TYPE(EXT_TYPE))として"011"が設定され、拡張フィールドに、時刻情報を含むシグナリング情報が配置される。
図10は、図9の拡張タイプ情報(TYPE(EXT_TYPE))を説明する図である。
拡張タイプ情報には、その拡張タイプ情報の次に配置される拡張レングス情報(EXT_Length(LSB))と拡張フィールドのタイプ(Extension type)に関する情報が設定される。
すなわち、拡張レングス情報を配置し、スタッフィングバイト(Stuffing Bytes)のみが配置される場合、拡張タイプ情報は、"000"が設定される。また、拡張レングス情報を配置せずに、拡張フィールドに、ISSY(Input Stream Synchronizer)が配置される場合、拡張タイプ情報は、"001"が設定される。さらに、拡張レングス情報を配置し、拡張フィールドに、ISSYとともに、スタッフィングバイトが配置される場合、拡張タイプ情報は、"010"が設定される。
また、拡張レングス情報を配置し、拡張フィールドに、時刻情報を含むシグナリング情報が配置される場合、拡張タイプ情報は、"011"が設定される。この場合、スタッフィングバイトを配置するかどうかは任意である。なお、図10において、"100"ないし"111"の拡張タイプ情報は、未定義(Reserved)となっている。
以上のように、時刻情報は、物理層フレームのペイロードの先頭に配置することができる。
<順番情報>
図11は、順番情報を説明する図である。
図1の伝送システムについては、受信装置20において、BBフレームを順番通りに処理する仕組みがあることが望ましい。
そこで、送信装置10は、BBフレームの順番に関する順番情報を、BBフレームに含めることができる。
順番情報は、図11に示すように、BBフレームのBBヘッダに含めることができる。
ここで、以下では、時刻情報は、例えば、図3で説明したように、物理層フレームのプリアンブル(第1プリアンブルBS、第2プリアンブルPreamble)に含まれることとする。
図11は、BBフレームの構成例を示している。
図11において、BBフレームは、BBヘッダとペイロード(Payload)から構成される。
BBヘッダは、1又は2バイトのヘッダ(Base Header)で構成される。
さらに、BBヘッダには、ヘッダ(Base Header)の他、1又は2バイトのオプショナルフィールド(Optional Field)と、拡張フィールド(Extension Field)とを配置することができる。
ヘッダ(Header)の先頭には、1ビットのモード(MODE)が設定される。
1ビットのモード(MODE)として、"0"が設定された場合には、7ビットのポインタ情報(Pointer(LSB))が配置される。ポインタ情報は、図9で説明したように、BBフレームのペイロードに配置されるGenericパケットの位置を示す。
モード(MODE)として、"1"が設定された場合には、13=7+6ビットのポインタ情報(Pointer(LSB)及びPointer(MSB))と、2ビットのオプショナルフラグ(OPTI:OPTIONAL)とが配置される。
13ビットのポインタ情報は、7ビットのポインタ情報(Pointer(LSB))と、6ビットのポインタ情報(Pointer(MSB))とから構成される。7ビットのポインタ情報(Pointer(LSB))、及び、6ビットのポインタ情報(Pointer(MSB))は、13ビットのポインタ情報の下位ビット及び上位ビットを、それぞれ表す。オプショナルフラグは、図9で説明したように、オプショナルフィールド(Optional Field)と、拡張フィールド(Extension Field)を配置して、ヘッダを拡張するかどうかを示す。
オプショナルフィールドと拡張フィールドの拡張を行わない場合、オプショナルフラグは、"00"が設定される。また、オプショナルフィールドの拡張のみを行う場合、オプショナルフラグは、"01"又は"10"が設定される。
オプショナルフィールドの先頭には、拡張フィールド(Extension Field)に関する3ビットの拡張タイプ情報(EXT_TYPE)が設定される。
オプショナルフラグが、"01"又は"10"である場合、拡張タイプ情報は、"000"に設定される。さらに、オプショナルフィールドの3ビットの拡張タイプ情報"000"の後に、5ビットの"00000"が設定される。
オプショナルフラグが、"10"である場合、オプショナルフィールドについては、3ビットの拡張タイプ情報"000"、及び、5ビットの"00000"に続いて、8ビットの"00000000"が設定される。
オプショナルフラグが、"11"である場合、拡張タイプ情報は、拡張フィールドのタイプ(type of Extention field)に応じて設定され、拡張タイプ情報の後に、5ビットのEXT_Length(LSB)、又は、その5ビットのEXT_Length(LSB)と、8ビットのEXT_Length(MSB)とが設定される。
EXT_Length(LSB)は、例えば、拡張フィールドのサイズに関する情報の下位6ビットを表し、EXT_Length(MSB)は、例えば、拡張フィールドのサイズに関する情報の上位8ビットを表す。
なお、EXT_Length(MSB)は、拡張タイプ情報(EXT_TYPE)が所定値になっている場合には、存在しない。EXT_Length(MSB)が存在する場合、拡張フィールドのサイズは、5ビットのEXT_Length(LSB)を下位ビットとするとともに、8ビットのEXT_Length(MSB)を上位ビットとする13ビットで表される。また、EXT_Length(MSB)が存在しない場合、拡張フィールドのサイズは、5ビットのEXT_Length(LSB)だけで表される。
オプショナルフィールドと拡張フィールドの拡張を行う場合、オプショナルフラグは、"11"が設定される。
そして、順番情報は、拡張タイプ情報(EXT_TYPE)に応じて、拡張フィールド(拡張ヘッダ)に配置される。
すなわち、順番情報を、BBフレームのBBヘッダに含める場合には、オプショナルフラグ(OPTI)として"11"が設定され、オプショナルフィールドと拡張フィールドの拡張が行われる。さらに、オプショナルフィールドの拡張タイプ情報(EXT_TYPE)として、例えば、"001"が設定され、拡張フィールドに、順番情報が配置される。
図12は、順番情報を、BBフレームのBBヘッダに含めることがある場合の図11の拡張タイプ情報(EXT_TYPE)を説明する図である。
図12では、拡張タイプ情報が"000"である場合、拡張フィールド(Extension Field)には、例えば、スタッフィングバイト(Stuffing Bytes)が配置される。
また、拡張タイプ情報が"001"である場合、拡張フィールド(Extension Field)には、例えば、順番情報が配置される。
図12では、その他の値の拡張タイプ情報は、予約(Reserved)になっている。
なお、BBフレームのペイロードに配置されるGenericパケットは、順番通りに配置され、Genericパケットのペイロードに配置されるIPパケットも、順番通り配置されることとする。
この場合、BBフレームの順番が、順番情報によって維持されるときには、BBフレームのペイロードに配置されるGenericパケットの順番も維持され、Genericパケットのペイロードに配置されるIPパケットの順番も維持される。
<順番情報の第1の例>
図13は、順番情報の第1の例を説明する図である。
順番情報としては、例えば、所定のクロックをカウントしたクロックカウント値を採用することができる。
ここで、DVB-T2やC2,S2では、ISSYが規定されている。
ISSYの構成要素には、タイムスタンプとして機能するISCR(Input Stream Clock Reference)がある。
ISSYのサイズは、2バイト又は3バイトであり、ISCRには、ShortとLongの2種類がある。
ShortのISCRのサイズは、15ビットであり、その15ビットのShortのISCRは、ISCRがShortのISCRであることを識別するための1ビットの識別情報とともに、2バイト(16ビット)のISSYを構成する。
LongのISCRのサイズは、22ビットであり、その22ビットのLongのISCRは、ISCRがLongのISCRであることを識別するための2ビットの識別情報とともに、3バイト(24ビット)のISSYを構成する。
ISCRは、サンプリングクロックをカウントしたカウント値であり、順番情報としては、このようなISCRと同様な情報であるクロックカウント値を採用することができる。
図13では、例えば、送信装置10において、その送信装置10のシステムクロックが、カウンタによってカウントされ、そのシステムクロックをカウントした、例えば、24ビットのクロックカウント値が出力される。
フレームのBBヘッダに含める順番情報としては、例えば、そのBBフレームが構成されるとき等にカウンタが出力するクロックカウント値を採用することができる。
順番情報として、クロックカウント値を採用する場合には、受信装置20において、順番情報としてのクロックカウント値を用いて、BBフレームどうし(ひいては、Genericパケットどうし、さらには、IPパケットどうし)の間の順番を維持することができる。さらに、受信装置20において、BBフレームどうしの間の時間の調整(維持)を行うことができる。
なお、順番情報として、例えば、上述のように、24ビットのクロックカウント値を採用する場合において、カウンタがカウントするクロックが、例えば、ATSC3.0のサンプリングクロックと同様の6.144MHzのクロックであるとすると、24ビットのクロックカウント値によれば、1/(6.144MHz)×224=2.73秒をカウントすることができる。
また、順番情報として、例えば、16ビットのクロックカウント値を採用する場合において、カウンタがカウントするクロックが、例えば、上述のように、6.144MHzのクロックであるとすると、16ビットのクロックカウント値によれば、1/(6.144MHz)×216=10.6ミリ秒をカウントすることができる。
順番情報として、6.144MHzのクロックをカウントするクロックカウント値を採用する場合には、物理層フレームの長さを考慮すると、クロックカウント値は、16ビットよりも24ビット(3バイト)とすることが望ましい。
<順番情報の第2の例>
図14は、順番情報の第2の例を説明する図である。
順番情報としては、例えば、BBフレームを含む物理層フレームのストリームにおける所定の位置の時刻を基準とする、BBフレームの位置の相対的な時刻を表すオフセット時刻を採用することができる。
所定の位置としては、例えば、物理層フレームのプリアンブルに含まれる時刻情報が時刻を表す時刻位置、すなわち、例えば、第2プリアンブルPreambleの先頭の位置を採用することができる。
この場合、BBフレームのBBヘッダに含まれる順番情報としてのオフセット時刻は、そのBBフレームを含む物理層フレームのプリアンブルに含まれる時刻情報が表す時刻を基準とする、BBフレームの位置の時刻となる。
図14では、物理層フレームのプリアンブルに含まれる時刻情報が表す時刻位置の時刻を基準とする、その物理層フレームのペイロードの最初のBBフレーム(BBF)の位置の時刻が、50.5ミリ秒になっている。
また、図14では、物理層フレームのプリアンブルに含まれる時刻情報が表す時刻位置の時刻を基準とする、その物理層フレームのペイロードの2番目のBBフレーム(BBF)の位置の時刻が、73.79ミリ秒になっている。
ここで、順番情報としてのオフセット時刻の単位時間が、例えば、10マイクロ秒であることとすると、例えば、16ビット(2バイト)のオフセット時刻によれば、0.65536秒(約655ミリ秒)=10マイクロ秒×216の時間を表すことができる。
0.65536秒は、例えば、ATSC3.0の物理層フレーム等の最大の長さ以上の時間である。したがって、16ビットのオフセット時刻を順番情報として用いることにより、各BBフレームの時刻を、そのBBフレームが含まれる物理層フレームのプリアンブルに含まれる時刻情報が表す時刻位置の時刻を基準として表すことができる。
図15は、順番情報の第2の例としての16ビットのオフセット時刻を生成する方法の例を説明する図である。
図15では、例えば、送信装置10において、時刻位置、すなわち、物理層フレームの第2プリアンブルの先頭の位置の時刻と、その物理層フレームに含まれるBBフレーム(BBF)の先頭の位置の時刻との差分が、16ビットのオフセット時刻として、演算部で演算される。
順番情報として、オフセット時刻を採用する場合には、クロックカウント値を採用する場合と同様に、受信装置20において、順番情報としてのクロックカウント値を用いて、BBフレームどうしの間の順番や時間を維持することができる。
<順番情報の第3の例>
図16は、順番情報の第3の例を説明する図である。
順番情報としては、例えば、BBフレームをカウントしたフレームカウント値を採用することができる。
図16では、例えば、送信装置10において、その送信装置10で構成されるBBフレームが、カウンタによってカウントされ、そのBBフレームをカウントした、例えば、8ビットのフレームカウント値が出力される。
フレームのBBヘッダに含める順番情報としては、例えば、そのBBフレームが構成されたとき等にカウンタが出力するフレームカウント値を採用することができる。
順番情報として、フレームカウント値を採用する場合には、クロックカウント値や、オフセット時刻を採用する場合と同様に、受信装置20において、順番情報としてのフレームカウント値を用いて、BBフレームどうしの間の順番を維持することができる。但し、順番情報として、フレームカウント値を採用する場合には、受信装置20において、BBフレームどうしの間の時間を維持することは困難になる。
なお、順番情報として、フレームカウント値を採用する場合、各物理層フレームにおいて、BBフレームの順番を維持するためには、フレームカウント値は、物理層フレームに含められる最大のBBフレーム数までをカウントすることができれば十分である。
したがって、フレームカウント値のサイズとしては、例えば、8ビット(1バイト)を採用することができる。
ここで、例えば、本実施の形態のように、クロックカウント値、オフセット時刻、及び、フレームカウント値のサイズとして、それぞれ、24ビット、16ビット、及び、8ビットを採用する場合には、BBフレームのオーバヘッドが少ないという観点からは、8ビットのフレームカウント値が最も有利である。
<送信装置10の構成例>
図17は、図1の送信装置10の構成例を示すブロック図である。
図17において、送信装置10は、順番情報取得部61、時刻情報取得部62、プリアンブル生成部63、コンポーネント取得部64、エンコーダ65、フレーム生成部66、送信部67、及び、アンテナ68を有する。
順番情報取得部61は、順番情報を取得(生成)し、フレーム生成部66に供給する。
時刻情報取得部62は、時刻情報を取得し、プリアンブル生成部63に供給する。時刻情報の取得は、以下のようにして行われる。すなわち、BBフレームの構成に必要なパケットが、図示せぬスケジューラに到着すると、フレーム生成部66でのBBフレームが生成されるときの時刻tから、そのBBフレームを含んで構成される物理層フレームが求められ、その物理層フレームの第2プリアンブルPreambleの先頭の時刻Tが求時刻Tが求められる。そして、時刻Tは、スケジューラからコントロール信号として、時刻情報取得部62に供給される。時刻情報は、後述するプリアンブル生成部63で第2プリアンブルPreambleに含められる。なお、時刻情報は、SFN同期に用いることができる。
プリアンブル生成部63は、時刻情報取得部62からの時刻情報を、例えば、第2プリアンブルPreambleに含めたプリアンブル(第1プリアンブルBS、第2プリアンブルPreamble)を生成し、フレーム生成部66に供給する。
コンポーネント取得部64は、サービス(例えば、番組)を構成するコンポーネントとしての画像や音声のデータを取得し、エンコーダ65に供給する。
すなわち、コンポーネント取得部64は、例えば、既に収録されたコンテンツの保管場所から、放送時間帯に応じて該当するコンテンツを取得し、あるいはスタジオやロケーション場所からライブのコンテンツを取得し、そのコンテンツ(のデータ)を、エンコーダ65に供給する。
エンコーダ65は、コンポーネント取得部64から供給される画像や音声のデータを、所定の符号化方式に従って符号化し、例えば、IPパケットの形で、フレーム生成部66に供給する。
フレーム生成部66は、順番情報取得部61からの順番情報、プリアンブル生成部63からのプリアンブル、及び、エンコーダ64からのIPパケットを適宜用いて、物理層フレームを生成(構成)し、送信部67に供給する。
すなわち、フレーム生成部66は、エンコーダ65からのIPパケットを配置したGenericパケットを構成する。さらに、フレーム生成部66は、GenericパケットをBBフレームのペイロードに配置するとともに、順番情報取得部61からの順番情報をBBヘッダに含めたBBフレームを構成する。
また、フレーム生成部66は、BBフレームからFECフレームを構成し、必要な処理を施して、物理層フレームのペイロードに配置する。
そして、フレーム生成部66は、物理層フレームのペイロードに、プリアンブル生成部63からのプリアンブルを付加することで、物理層フレームを構成し、送信部67に供給する。
送信部67は、フレーム生成部66からの物理層フレームのディジタル変調やアップコンバート等の処理を行い、アンテナ68を介して、ディジタル放送信号として送信する。
なお、図17の送信装置10において、すべての機能ブロックが、物理的に単一の装置内に配置される必要はなく、少なくとも一部の機能ブロックが、他の機能ブロックとは物理的に独立した装置として構成されるようにしてもよい。
<送信処理>
図18は、図17の送信装置10が行う送信処理の例を説明するフローチャートである。
ステップS11において、時刻情報取得部62は、時刻情報を取得し、プリアンブル生成部63に供給して、処理は、ステップS12に進む。
ステップS12では、プリアンブル生成部63は、時刻情報取得部62からの時刻情報を、第2プリアンブルPreambleに含めた物理層フレームのプリアンブルを生成し、フレーム生成部66に供給して、処理は、ステップS13に進む。
ステップS13では、順番情報取得部61は、順番情報を取得し、フレーム生成部66に供給して、処理は、ステップS14に進む。
ステップS14では、コンポーネント取得部64は、サービスを構成するコンポーネントとしての画像や音声のデータを取得し、エンコーダ65に供給する。
エンコーダ65は、コンポーネント取得部64から供給される画像や音声のデータの符号化等の処理を行い、IPパケットの形で、フレーム生成部66に供給して、処理は、ステップS14からステップS15に進む。
ステップS15では、フレーム生成部66は、順番情報取得部61からの順番情報、プリアンブル生成部63からのプリアンブル、及び、エンコーダ64からのIPパケットを適宜用いて、物理層フレームを生成し、送信部67に供給して、処理は、ステップS16に進む。
ステップS16では、送信部67は、フレーム生成部66からの物理層フレームを、アンテナ68を介して、ディジタル放送信号として送信する。
<受信装置20の構成例>
図19は、図1の受信装置20の構成例を示すブロック図である。
図19において、受信装置20は、アンテナ71、チューナ72、復調部73、処理部74、表示部75、及び、スピーカ76から構成される。
アンテナ71は、送信装置10からのディジタル放送信号を受信し、チューナ72に供給する。
チューナ72は、アンテナ71からのディジタル放送信号から、所定の周波数チャンネルの成分を選局することで、その周波数チャンネルで送信されてくる物理層フレームを受信し、復調部73に供給する。
復調部73は、チューナ72から供給される物理層フレームの復調処理を行う。
すなわち、復調部73は、物理層フレームのプリアンブル(第1プリアンブルBS、第2プリアンブルPreamble)を復調し、さらに、そのプリアンブルの復調結果を必要に応じて用いて、物理層フレームのペイロードを復調する。
また、復調部73は、物理層フレームのペイロードの復調によって得られるFECフレームを復調(復号)する。
そして、復調部73は、FECフレームの復調の結果得られるBBフレームから、Genericパケットを復調し、そのGenericパケットから、IPパケットを復調して、処理部74に供給する。
また、復調部73は、復調処理において、物理層フレームのプリアンブルに含まれる時刻情報や、BBフレームのBBヘッダに含まれる順番情報を取得し、処理部74に供給する。
処理部74は、復調部73からのIPパケットから番組の画像や音声を復号し、画像を表示部75に供給するとともに、音声をスピーカ76に供給する。
また、処理部74(又は復調部73)は、復調部73からの時刻情報や順番情報を用いて、必要な処理を行う。
すなわち、処理部74(又は復調部73)は、時刻情報を用いて、例えば、送信装置10との同期をとる処理等を行う。また、処理部74は、順番情報を用いて、BBフレーム(に配置されたGenericパケットのペイロードに含まれるIPパケット)の順番や時間を維持する処理等を行う。なお、時刻情報は、その他、例えば、DVB-T.2のSFN同期のような同期等に適用することができる。
表示部75は、処理部74からの画像を表示する。スピーカ76は、処理部74からの音声を出力する。
なお、図19の受信装置20においては、表示部75及びスピーカ76が内蔵されている構成を説明したが、表示部75及びスピーカ76は、外部に設けてもよい。
<受信処理>
図20は、図19の受信装置20が行う受信処理を説明するフローチャートである。
ステップS21において、チューナ72は、アンテナ71からのディジタル放送信号から、物理層フレームを受信し、復調部73に供給して、処理は、ステップS22に進む。
ステップS22では、復調部73は、チューナ72から供給される物理層フレームの復調処理を行い、その結果得られるIPパケットや、時刻情報、順序情報を、処理部74に供給して、処理は、ステップS23に進む。
ステップS23では、処理部74は、時刻情報を用いて、送信装置10との同期をとる処理を行い、さらに、順番情報を用いて、BBフレーム(に配置されたGenericパケットのペイロードに含まれるIPパケット)の順番を維持する処理を行う。
そして、処理部74は、送信装置10との同期がとられ、BBフレームの順番が維持された状態の下で、復調部73からのIPパケットから番組の画像や音声を復号し、画像を表示部75に供給して表示させるとともに、音声をスピーカ76に供給して出力させる。
以上のように、図1の伝送システムでは、送信装置10が、物理層フレームのプリアンブルに、時刻情報を含めて送信するとともに、BBフレームのBBヘッダに、順番情報を含めて送信するので、時刻情報や順番情報を効率的に伝送することができる。
さらに、図1の伝送システムでは、受信装置20が、物理層フレームのプリアンブルに含まれる時刻情報や、BBフレームのBBヘッダに含まれる順番情報を用いて、処理を行うので、迅速に処理を行うことができる。
なお、以上においては、図1の伝送システムにおいて、IPパケットを伝送することとしたが、IPパケット以外のデータを伝送することができる。すなわち、例えば、順番情報として、BBフレームどうしの間の時間の調整を行うことができるクロックカウント値やオフセット時刻を採用する場合には、例えば、TSパケットを伝送することができる。
また、図1の伝送システムは、例えば、ATSC3.0や、DVB,ISDB等の任意のデータ伝送に適用することができる。
<DVB-T.2の物理層フレーム>
図21は、DVB-T.2の物理層フレームであるT2フレーム(T2frame)の構成を示す図である。
T2フレームは、プリアンブルとしてのP1及びP2と、ペイロードとしてのデータシンボル(Data Symbols)とを有する。
P1は、P1 signalingを有し、P2は、L1-pre signaling及びL1-post signalingを有する。
L1-post signalingは、Configurable, Dynamic, Extension, CRC, L1 paddingを有する。
時刻情報は、以上のようなT2フレームのプリアンブル(のうちの、例えば、P2)に含めることができる。
また、順番情報は、以上のようなT2フレームのデータシンボルとして配置されるBBフレームのBBヘッダに含めることができる。
<本技術を適用したコンピュータの説明>
次に、送信装置10や受信装置20の一連の処理は、ハードウェアにより行うこともできるし、ソフトウェアにより行うこともできる。一連の処理をソフトウェアによって行う場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。
図22は、上述した一連の処理を実行するプログラムがインストールされるコンピュータの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
プログラムは、コンピュータに内蔵されている記録媒体としてのハードディスク105やROM103に予め記録しておくことができる。
あるいはまた、プログラムは、リムーバブル記録媒体111に格納(記録)しておくことができる。このようなリムーバブル記録媒体111は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することができる。ここで、リムーバブル記録媒体111としては、例えば、フレキシブルディスク、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto Optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリ等がある。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体111からコンピュータにインストールする他、通信網や放送網を介して、コンピュータにダウンロードし、内蔵するハードディスク105にインストールすることができる。すなわち、プログラムは、例えば、ダウンロードサイトから、ディジタル衛星放送用の人工衛星を介して、コンピュータに無線で転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送することができる。
コンピュータは、CPU(Central Processing Unit)102を内蔵しており、CPU102には、バス101を介して、入出力インタフェース110が接続されている。
CPU102は、入出力インタフェース110を介して、ユーザによって、入力部107が操作等されることにより指令が入力されると、それに従って、ROM(Read Only Memory)103に格納されているプログラムを実行する。あるいは、CPU102は、ハードディスク105に格納されたプログラムを、RAM(Random Access Memory)104にロードして実行する。
これにより、CPU102は、上述したフローチャートにしたがった処理、あるいは上述したブロック図の構成により行われる処理を行う。そして、CPU102は、その処理結果を、必要に応じて、例えば、入出力インタフェース110を介して、出力部106から出力、あるいは、通信部108から送信、さらには、ハードディスク105に記録等させる。
なお、入力部107は、キーボードや、マウス、マイク等で構成される。また、出力部106は、LCD(Liquid Crystal Display)やスピーカ等で構成される。
ここで、本明細書において、コンピュータがプログラムに従って行う処理は、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に行われる必要はない。すなわち、コンピュータがプログラムに従って行う処理は、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含む。
また、プログラムは、1のコンピュータ(プロセッサ)により処理されるものであっても良いし、複数のコンピュータによって分散処理されるものであっても良い。さらに、プログラムは、遠方のコンピュータに転送されて実行されるものであっても良い。
さらに、本明細書において、システムとは、複数の構成要素(装置、モジュール(部品)等)の集合を意味し、すべての構成要素が同一筐体中にあるか否かは問わない。したがって、別個の筐体に収納され、ネットワークを介して接続されている複数の装置、及び、1つの筐体の中に複数のモジュールが収納されている1つの装置は、いずれも、システムである。
なお、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、本技術は、1つの機能をネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。
また、上述のフローチャートで説明した各ステップは、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その1つのステップに含まれる複数の処理は、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
また、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、他の効果があってもよい。
なお、本技術は、以下のような構成をとることができる。
<1>
プリアンブルとペイロードとを有する物理層フレームのストリームにおける所定の位置の時刻を表す時刻情報を前記プリアンブルに含む前記物理層フレームを生成する生成部と、
前記物理層フレームを送信する送信部と
を備える送信装置。
<2>
前記プリアンブルは、第1プリアンブルと、前記第1プリアンブルに続く第2プリアンブルとを有し、
前記時刻情報は、
前記第2プリアンブルに含まれ、
前記第2プリアンブルの先頭の位置の時刻を表す
<1>に記載の送信装置。
<3>
前記時刻情報は、
NTP(Network Time Protocol)で規定される時刻の情報、
3GPP(Third Generation Partnership Project)で規定される時刻の情報、
又は、PTP(Precise Time Protocol)で規定される時刻の情報である
<1>又は<2>に記載の送信装置。
<4>
プリアンブルとペイロードとを有する物理層フレームのストリームにおける所定の位置の時刻を表す時刻情報を前記プリアンブルに含む前記物理層フレームを生成することと、
前記物理層フレームを送信することと
を含む送信方法。
<5>
プリアンブルとペイロードとを有する物理層フレームのストリームにおける所定の位置の時刻を表す時刻情報を前記プリアンブルに含む前記物理層フレームを受信する受信部と、
前記物理層フレームのプリアンブルに含まれる前記時刻情報を用いて、処理を行う処理部と
を備える受信装置。
<6>
前記プリアンブルは、第1プリアンブルと、前記第1プリアンブルに続く第2プリアンブルとを有し、
前記時刻情報は、
前記第2プリアンブルに含まれ、
前記第2プリアンブルの先頭の位置の時刻を表す
<5>に記載の受信装置。
<7>
前記時刻情報は、
NTP(Network Time Protocol)で規定される時刻の情報、
3GPP(Third Generation Partnership Project)で規定される時刻の情報、
又は、PTP(Precise Time Protocol)で規定される時刻の情報である
<5>又は<6>に記載の受信装置。
<8>
プリアンブルとペイロードとを有する物理層フレームのストリームにおける所定の位置の時刻を表す時刻情報を前記プリアンブルに含む前記物理層フレームを受信することと、
前記物理層フレームのプリアンブルに含まれる前記時刻情報を用いて、処理を行うことと
を含む受信方法。
<9>
BB(BaseBand)フレームの順番に関する順番情報をBBヘッダに含む前記BBフレームを生成する生成部と、
前記BBフレームを送信する送信部と
を備える送信装置。
<10>
前記順番情報は、前記BBフレームをカウントしたフレームカウント値である
<9>に記載の送信装置。
<11>
前記順番情報は、前記BBフレームを含む物理層フレームのストリームにおける所定の位置の時刻を基準とする、前記BBフレームの位置の相対的な時刻を表すオフセット時刻である
<9>に記載の送信装置。
<12>
前記順番情報は、所定のクロックをカウントしたクロックカウント値である
<9>に記載の送信装置。
<13>
BB(BaseBand)フレームの順番に関する順番情報をBBヘッダに含む前記BBフレームを生成することと、
前記BBフレームを送信することと
を含む送信方法。
<14>
BB(BaseBand)フレームの順番に関する順番情報をBBヘッダに含む前記BBフレームを受信する受信部と、
前記BBフレームの前記BBヘッダに含まれる前記順番情報を用いて、処理を行う処理部と
を備える受信装置。
<15>
前記順番情報は、前記BBフレームをカウントしたフレームカウント値である
<14>に記載の受信装置。
<16>
前記順番情報は、前記BBフレームを含む物理層フレームのストリームにおける所定の位置の時刻を基準とする、前記BBフレームの位置の相対的な時刻を表すオフセット時刻である
<14>に記載の受信装置。
<17>
前記順番情報は、所定のクロックをカウントしたクロックカウント値である
<14>に記載の受信装置。
<18>
BB(BaseBand)フレームの順番に関する順番情報をBBヘッダに含む前記BBフレームを受信することと、
前記BBフレームの前記BBヘッダに含まれる前記順番情報を用いて、処理を行うことと
を含む受信方法。
10 送信装置, 20 受信装置, 30 伝送路, 61 順番情報取得部, 62 時刻情報取得部, 63 プリアンブル生成部, 64 コンポーネント取得部, 65 エンコーダ, 66 フレーム生成部, 67 送信部, 68,71 アンテナ, 72 チューナ, 73 復調部, 74 処理部, 75 表示部, 76 スピーカ, 101 バス, 102 CPU, 103 ROM, 104 RAM, 105 ハードディスク, 106 出力部, 107 入力部, 108 通信部, 109 ドライブ, 110 入出力インタフェース, 111 リムーバブル記録媒体

Claims (18)

  1. プリアンブルとペイロードとを有する物理層フレームのストリームにおける所定の位置の時刻を表す時刻情報を前記プリアンブルに含む前記物理層フレームを生成する生成部と、
    前記物理層フレームを送信する送信部と
    を備える送信装置。
  2. 前記プリアンブルは、第1プリアンブルと、前記第1プリアンブルに続く第2プリアンブルとを有し、
    前記時刻情報は、
    前記第2プリアンブルに含まれ、
    前記第2プリアンブルの先頭の位置の時刻を表す
    請求項1に記載の送信装置。
  3. 前記時刻情報は、
    NTP(Network Time Protocol)で規定される時刻の情報、
    3GPP(Third Generation Partnership Project)で規定される時刻の情報、
    又は、PTP(Precise Time Protocol)で規定される時刻の情報である
    請求項1に記載の送信装置。
  4. プリアンブルとペイロードとを有する物理層フレームのストリームにおける所定の位置の時刻を表す時刻情報を前記プリアンブルに含む前記物理層フレームを生成することと、
    前記物理層フレームを送信することと
    を含む送信方法。
  5. プリアンブルとペイロードとを有する物理層フレームのストリームにおける所定の位置の時刻を表す時刻情報を前記プリアンブルに含む前記物理層フレームを受信する受信部と、
    前記物理層フレームのプリアンブルに含まれる前記時刻情報を用いて、処理を行う処理部と
    を備える受信装置。
  6. 前記プリアンブルは、第1プリアンブルと、前記第1プリアンブルに続く第2プリアンブルとを有し、
    前記時刻情報は、
    前記第2プリアンブルに含まれ、
    前記第2プリアンブルの先頭の位置の時刻を表す
    請求項5に記載の受信装置。
  7. 前記時刻情報は、
    NTP(Network Time Protocol)で規定される時刻の情報、
    3GPP(Third Generation Partnership Project)で規定される時刻の情報、
    又は、PTP(Precise Time Protocol)で規定される時刻の情報である
    請求項5に記載の受信装置。
  8. プリアンブルとペイロードとを有する物理層フレームのストリームにおける所定の位置の時刻を表す時刻情報を前記プリアンブルに含む前記物理層フレームを受信することと、
    前記物理層フレームのプリアンブルに含まれる前記時刻情報を用いて、処理を行うことと
    を含む受信方法。
  9. BB(BaseBand)フレームの順番に関する順番情報をBBヘッダに含む前記BBフレームを生成する生成部と、
    前記BBフレームを送信する送信部と
    を備える送信装置。
  10. 前記順番情報は、前記BBフレームをカウントしたフレームカウント値である
    請求項9に記載の送信装置。
  11. 前記順番情報は、前記BBフレームを含む物理層フレームのストリームにおける所定の位置の時刻を基準とする、前記BBフレームの位置の相対的な時刻を表すオフセット時刻である
    請求項9に記載の送信装置。
  12. 前記順番情報は、所定のクロックをカウントしたクロックカウント値である
    請求項9に記載の送信装置。
  13. BB(BaseBand)フレームの順番に関する順番情報をBBヘッダに含む前記BBフレームを生成することと、
    前記BBフレームを送信することと
    を含む送信方法。
  14. BB(BaseBand)フレームの順番に関する順番情報をBBヘッダに含む前記BBフレームを受信する受信部と、
    前記BBフレームの前記BBヘッダに含まれる前記順番情報を用いて、処理を行う処理部と
    を備える受信装置。
  15. 前記順番情報は、前記BBフレームをカウントしたフレームカウント値である
    請求項14に記載の受信装置。
  16. 前記順番情報は、前記BBフレームを含む物理層フレームのストリームにおける所定の位置の時刻を基準とする、前記BBフレームの位置の相対的な時刻を表すオフセット時刻である
    請求項14に記載の受信装置。
  17. 前記順番情報は、所定のクロックをカウントしたクロックカウント値である
    請求項14に記載の受信装置。
  18. BB(BaseBand)フレームの順番に関する順番情報をBBヘッダに含む前記BBフレームを受信することと、
    前記BBフレームの前記BBヘッダに含まれる前記順番情報を用いて、処理を行うことと
    を含む受信方法。
JP2017503423A 2015-03-04 2016-02-22 送信装置、送信方法、受信装置、及び、受信方法 Pending JPWO2016140089A1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015042247 2015-03-04
JP2015042247 2015-03-04
PCT/JP2016/055041 WO2016140089A1 (ja) 2015-03-04 2016-02-22 送信装置、送信方法、受信装置、及び、受信方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2016140089A1 true JPWO2016140089A1 (ja) 2017-12-14

Family

ID=56848565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017503423A Pending JPWO2016140089A1 (ja) 2015-03-04 2016-02-22 送信装置、送信方法、受信装置、及び、受信方法

Country Status (7)

Country Link
US (3) US10574375B2 (ja)
EP (1) EP3267692A4 (ja)
JP (1) JPWO2016140089A1 (ja)
KR (1) KR102467738B1 (ja)
CA (1) CA2977201C (ja)
MX (2) MX2017010954A (ja)
WO (1) WO2016140089A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3267692A4 (en) 2015-03-04 2018-12-05 Sony Corporation Transmission device, transmission method, receiving device, and receiving method
US10432680B2 (en) 2015-06-02 2019-10-01 Sony Corporation System time frequency and time information
CN110474702A (zh) * 2018-05-10 2019-11-19 杭州涂鸦信息技术有限公司 一种基于System Clock,并且依赖服务端自动修复的时间服务的实现方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130219431A1 (en) * 2010-09-14 2013-08-22 Lg Electronics Inc. Apparatus for transmitting broadcasting signal, apparatus for receiving broadcasting signal, and method for transmitting/receiving broadcasting signal through apparatus for transmitting/receiving broadcasting signal
US20150010018A1 (en) * 2013-07-05 2015-01-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Transmitting apparatus and receiving apparatus, and signal processing method thereof

Family Cites Families (66)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7606575B2 (en) * 1988-08-04 2009-10-20 Broadcom Corporation Remote radio data communication system with data rate switching
AU2001293783A1 (en) * 2000-09-29 2002-04-08 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and system for transmitting data
US20030069988A1 (en) * 2001-10-09 2003-04-10 Johan Rune In-band signaling
US20030081603A1 (en) * 2001-10-26 2003-05-01 Johan Rune Pending data announcements
US7197685B2 (en) * 2003-01-02 2007-03-27 Samsung Electronics, Co., Ltd. Robust signal transmission in digital television broadcasting
GB2417866B (en) * 2004-09-03 2007-09-19 Sony Uk Ltd Data transmission
EP1825620B1 (de) 2004-12-16 2009-04-08 Siemens Aktiengesellschaft Synchronisationsmodul
US20080044012A1 (en) * 2006-08-15 2008-02-21 Nokia Corporation Reducing Security Protocol Overhead In Low Data Rate Applications Over A Wireless Link
JP4221676B2 (ja) * 2006-09-05 2009-02-12 ソニー株式会社 情報処理装置および情報処理方法、記録媒体、並びに、プログラム
KR101315571B1 (ko) 2006-10-27 2013-10-08 엘지전자 주식회사 영상표시기기의 채널 탐색 제어 장치 및 방법.
US7730230B1 (en) 2006-12-29 2010-06-01 Marvell International Ltd. Floating frame timing circuits for network devices
JP5162939B2 (ja) * 2007-03-30 2013-03-13 ソニー株式会社 情報処理装置および方法、並びにプログラム
KR101405967B1 (ko) 2007-06-28 2014-06-12 엘지전자 주식회사 디지털 방송 시스템 및 데이터 처리 방법
JP4935661B2 (ja) * 2007-12-14 2012-05-23 ソニー株式会社 再生装置、再生方法および再生プログラム
KR101498063B1 (ko) * 2008-03-04 2015-03-03 엘지전자 주식회사 디지털 방송 시스템 및 데이터 처리 방법
US8155695B2 (en) * 2008-07-29 2012-04-10 Sony Ericsson Mobile Communications Ab Apparatus and method to improve WLAN performance in a dual WLAN modality environment
US20100043038A1 (en) 2008-08-14 2010-02-18 Zoran Corporation System and method for efficient video and audio instant replay for digital television
JP4748211B2 (ja) * 2008-12-02 2011-08-17 ソニー株式会社 通信装置、並びに適応等化装置
US8379757B1 (en) * 2009-05-29 2013-02-19 Marvell International Ltd. Narrow-band OFDM mode for WLAN
US8958490B2 (en) * 2009-12-31 2015-02-17 Allen LeRoy Limberg COFDM broadcasting with single-time retransmission of COFDM symbols
JP2011160075A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Sony Corp 画像処理装置および方法
EP2362650A1 (en) * 2010-02-26 2011-08-31 Panasonic Corporation Efficient physical layer signalling for a digital broadcast system
JPWO2012008158A1 (ja) * 2010-07-13 2013-09-05 三洋電機株式会社 端末装置
US9606219B2 (en) 2010-08-02 2017-03-28 Progeny Systems Corporation Systems and methods for locating a target in a GPS-denied environment
WO2012111979A2 (ko) * 2011-02-15 2012-08-23 엘지전자 주식회사 방송 서비스 전송 방법, 그 수신 방법 및 그 수신 장치
US20120300877A1 (en) * 2011-05-27 2012-11-29 Yutaka Murakami Precoding method, transmitting device, and receiving device
FR2978319B1 (fr) * 2011-07-20 2013-07-05 Enensys Technologies Systeme de diffusion de programmes videos
US9713019B2 (en) * 2011-08-17 2017-07-18 CBF Networks, Inc. Self organizing backhaul radio
US20130205343A1 (en) 2012-02-03 2013-08-08 John J. Kirby Method & Apparatus for an Enhanced Television Viewing Experience
JP2013172280A (ja) 2012-02-21 2013-09-02 Sony Corp 送信装置、送信方法、およびプログラム、並びに通信システム
US9544641B2 (en) * 2012-05-10 2017-01-10 Humax Co., Ltd. Hybrid transmission method through MMT packet format extension
KR20140008237A (ko) 2012-07-10 2014-01-21 한국전자통신연구원 엠엠티의 하이브리드 전송 서비스에서 패킷 전송 및 수신 장치 및 방법
US9246788B2 (en) * 2012-11-09 2016-01-26 Cisco Technology, Inc. Apparatus, system, and method for providing energy management, profiles, and message blocks in a cable service environment
US9118352B2 (en) * 2012-12-26 2015-08-25 Allen LeRoy Limberg Remedying low densities of ONEs in transmission and reception of digital television signals
US8842571B1 (en) * 2013-02-22 2014-09-23 Marvell International Ltd. Method and apparatus for determining a time of arrival of a data unit
US9300421B2 (en) 2013-03-14 2016-03-29 Altera Corporation Methods to achieve accurate time stamp in IEEE 1588 for system with FEC encoder
JP6123481B2 (ja) 2013-05-23 2017-05-10 富士通株式会社 基地局装置、タイミング調整方法及びプログラム
KR102087216B1 (ko) * 2013-07-05 2020-04-14 삼성전자주식회사 송신 장치, 수신 장치 및 그 신호 처리 방법
EP3036899B1 (en) * 2013-08-19 2022-03-02 LG Electronics Inc. Method and apparatus for receiving broadcast signals
WO2015046836A1 (en) * 2013-09-26 2015-04-02 Lg Electronics Inc. Apparatus for transmitting signaling information, apparatus for receiving signaling information, method for transmitting signaling information and method for receiving signaling information
US9681407B2 (en) * 2013-12-28 2017-06-13 Qualcomm Incorporated Time synchronization function rollover solution
US10148476B2 (en) * 2014-04-05 2018-12-04 Shanghai National Engineering Research Center Of Digital Television Co., Ltd. Preamble symbol generation and receiving method, and frequency-domain symbol generation method and device
US9974056B2 (en) * 2014-05-02 2018-05-15 Electronics And Telecommunications Research Institute Method and apparatus for transmitting and receiving information in wireless distributed system
US10057899B2 (en) * 2014-05-09 2018-08-21 Newracom, Inc. Method for transmitting and receiving frame
WO2015178603A1 (ko) 2014-05-20 2015-11-26 엘지전자 주식회사 방송 전송 장치, 방송 전송 장치의 동작 방법. 방송 수신 장치 및 방송 수신 장치의 동작 방법
US9602245B2 (en) * 2014-05-21 2017-03-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Transmitting apparatus and interleaving method thereof
US9780808B2 (en) 2014-05-21 2017-10-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Transmitter apparatus and bit interleaving method thereof
WO2015199420A1 (ko) * 2014-06-24 2015-12-30 삼성전자 주식회사 방송 시스템에서 시스템 시간 정보를 송수신하는 기법
CN106537822B (zh) * 2014-07-17 2019-07-05 Lg 电子株式会社 广播发送设备及其处理数据的方法、广播接收设备及其处理数据的方法
KR101758882B1 (ko) * 2014-08-01 2017-07-14 엘지전자 주식회사 방송신호 전송방법, 방송신호 수신방법, 방송신호 전송장치, 방송신호 수신장치
US9853895B2 (en) * 2014-08-12 2017-12-26 Lg Electronics Inc. Broadcast signal transmitting method, broadcast signal receiving method, broadcast signal transmitting apparatus, and broadcast signal receiving apparatus
KR102384790B1 (ko) 2014-08-25 2022-04-08 한국전자통신연구원 레이어드 디비전 멀티플렉싱을 이용한 방송 신호 프레임 생성 장치 및 방송 신호 프레임 생성 방법
US9451571B2 (en) * 2014-09-22 2016-09-20 Alcatel Lucent Determining uplink and downlink delays between a baseband unit and a remote radio head
KR20160052313A (ko) * 2014-11-04 2016-05-12 삼성전자주식회사 송신 장치, 수신 장치 및 그 신호 처리 방법
WO2016072747A1 (en) * 2014-11-04 2016-05-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Transmitting apparatus and receiving apparatus and signal processing method thereof
WO2016076631A1 (en) * 2014-11-11 2016-05-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Transmitting apparatus, receiving apparatus and controlling method thereof
CN105900400B (zh) * 2014-12-05 2020-10-27 Lg电子株式会社 广播信号发送方法、广播信号发送装置、广播信号接收方法、和广播信号接收装置
KR101764635B1 (ko) * 2014-12-10 2017-08-03 엘지전자 주식회사 방송 신호 송신 장치, 방송 신호 수신 장치, 방송 신호 송신 방법, 및 방송 신호 수신 방법
KR101911275B1 (ko) * 2014-12-31 2018-10-24 엘지전자 주식회사 방송 신호 송신 장치, 방송 신호 수신 장치, 방송 신호 송신 방법, 및 방송 신호 수신 방법
US9763074B2 (en) * 2015-01-01 2017-09-12 Intel IP Corporation Apparatus, system and method of communicating a beacon frame
WO2016125991A1 (ko) * 2015-02-04 2016-08-11 엘지전자(주) 방송 신호 송수신 장치 및 방법
WO2016125989A1 (ko) 2015-02-04 2016-08-11 엘지전자(주) 방송 신호 송수신 장치 및 방법
EP3267692A4 (en) * 2015-03-04 2018-12-05 Sony Corporation Transmission device, transmission method, receiving device, and receiving method
KR102454643B1 (ko) * 2015-03-06 2022-10-17 한국전자통신연구원 부트스트랩 및 프리앰블을 이용한 방송 신호 프레임 생성 장치 및 방송 신호 프레임 생성 방법
JP2016225906A (ja) * 2015-06-02 2016-12-28 ソニー株式会社 送信装置、送信方法、受信装置、及び、受信方法
JPWO2017026249A1 (ja) * 2015-08-07 2018-06-07 ソニー株式会社 受信装置、及び、データ処理方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130219431A1 (en) * 2010-09-14 2013-08-22 Lg Electronics Inc. Apparatus for transmitting broadcasting signal, apparatus for receiving broadcasting signal, and method for transmitting/receiving broadcasting signal through apparatus for transmitting/receiving broadcasting signal
US20150010018A1 (en) * 2013-07-05 2015-01-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Transmitting apparatus and receiving apparatus, and signal processing method thereof

Also Published As

Publication number Publication date
WO2016140089A1 (ja) 2016-09-09
US11451315B2 (en) 2022-09-20
KR20170124532A (ko) 2017-11-10
US20180048410A1 (en) 2018-02-15
US20200044761A1 (en) 2020-02-06
CA2977201C (en) 2024-02-20
US20200169346A1 (en) 2020-05-28
EP3267692A4 (en) 2018-12-05
EP3267692A1 (en) 2018-01-10
MX2020006949A (es) 2020-09-09
US10574375B2 (en) 2020-02-25
CA2977201A1 (en) 2016-09-09
US11290200B2 (en) 2022-03-29
MX2017010954A (es) 2017-10-20
KR102467738B1 (ko) 2022-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2016098601A1 (ja) 送信装置、送信方法、受信装置、及び、受信方法
US11057686B2 (en) Transmission device, transmission method, reception device, and reception method
US11032338B2 (en) Determining time at which transmission frames were transmitted
WO2017026249A1 (ja) 受信装置、及び、データ処理方法
US20230336800A1 (en) Data processing apparatus and data processing method
US11290200B2 (en) Transmission device, transmission method, reception device, and reception method
JPWO2017073336A1 (ja) 送信装置、受信装置、及び、データ処理方法
JP2021118467A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、並びにプログラム
KR102675843B1 (ko) 송신 장치, 수신 장치 및 데이터 처리 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A527

Effective date: 20170726

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200428

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20201117