JP2005512412A - Fmラジオ受信を行うテレビ装置 - Google Patents

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Abstract


テレビ装置(100)はラジオ受信モードに切り換え可能である。ラジオ信号は、テレビ装置の画像処理パスにおいて処理され、前記画像処理パスの画像通過帯の範囲内にある所定補助中間ラジオキャリア周波数(fIR)に変換され、前記所定補助中間ラジオキャリア周波数(fIR)と、PLL参照信号生成器の固有周波数fref,iと、テレビ信号の所定中間画像周波数(fIP)と所定中間音声キャリア周波数(fIS)との周波数差(f)とはfIR=fref,i−fの関係を満たす。

Description

本発明は一般にテレビ装置に係り、特にFMラジオ信号を処理可能なテレビ装置に係る。
周知であるようにテレビ装置は、テレビ信号、すなわちビデオ信号(画像)及び音声信号(音声)からなるテレビ信号又はプログラムを受信して処理するように設計されている。テレビ信号は、所定の周波数(RFキャリア周波数)を有する電磁波(伝送用搬送波)を放出することにより放送される。この場合テレビ信号は伝送用搬送波上で変調され、その結果一定の帯域幅を有する変調キャリアが生成される。複数のテレビ信号の同時放送を実現するためには、変調キャリアにおいて複数の等距離許容帯域幅を設定し、これら許容帯域幅の上限に対応する許容キャリア周波数を定義し、これらの許容キャリア周波数を「チャンネル」としてそれぞれに番号1,2,…などを振り当てる一方、変調キャリアの最大許容帯域幅をチャンネル幅又は帯域幅として示す。これらのチャンネルは全体で広い範囲にわたる電磁スペクトルを占拠する。
テレビ装置は少なくとも原則的にはすべてのテレビチャンネルを受信することが可能なはずであるが、このうち処理されるのは選択された1チャンネルの信号だけである。この処理を実現するためにテレビ装置は、チャンネルを1つ選択し、この選択されたチャンネルのビデオ信号及び音声信号をそれぞれ対応する中間キャリア周波数、すなわち画像中間周波数(Picture Intermediate Frequency)及び音声中間周波数(Sound Intermediate Frequency)で変調して出力信号として提供するチューナを有する。なお、画像中間周波数の具体的な数値はテレビ信号形式などによって異なるが、この数値はそれぞれの特定テレビ装置においては固定されている。これは音声中間周波数についても同様である。
テレビ装置において、チューナの出力ビデオ信号及び出力音声信号は、これらの信号に対応する画像及び音声を得るためにさらに処理される。なお、これ以降、これらの処理における信号パスをそれぞれビデオパス及び音声パスと呼ぶ。
画像及び音声からなるテレビ信号とは別に音声信号のみからなるラジオ信号も知られている。上記の説明同様にラジオ信号は所定のキャリア周波数及び所定のチャンネル幅を有するラジオチャンネルにおいて放送され、ラジオ受信器はチャンネルを1つ選択し、選択されたチャンネルの音声信号を中間周波数で変調した出力音声信号を供給するチューナを有する。
従ってラジオ信号を取り扱うことも可能であるテレビ装置が要求されている。これを実現する1つの方法として、ラジオ回路を標準テレビ装置に搭載する方法がある。非特許文献1ではこの方法の一例として1つのモジュールにテレビ回路とラジオ回路とを合体させた構成が示される。しかしこの場合新たなハードウェアが必要となり、コストが上昇してしまうという欠点がある。
これに対し、テレビ回路がラジオ信号を取り扱えるように設定されたテレビ装置を提供することがコスト的には好都合である。これを実現する1つの方法として、ラジオ信号をテレビ装置の音声パスを介して処理する方法がある。しかしこの場合、チューナの自動利得制御(AGC)が適正に機能しなくなるなどの欠点がある。
IEEE Transactions on Consumer Electronics, Brekelmans, Vol. 44, No. 2, May 1998, p. 280
本発明の1仕様によると、ラジオ信号はテレビ装置の画像パスを介して処理される。適正な処理を実現するために、復調部における位相ロックループ(PLL)発振器は、特定の周波数を用いてシンセサイザ・モードで動作される。なお、このPLL発振器のための特定周波数と、表面音波(SAW)フィルタの通過帯域周波数との差は、テレビ装置の標準第2音声中間周波数に等しくなるよう調整される。
以下、添付図面を参照しながら本発明に係るテレビ装置の好適な実施例を説明する。
図1Aは、テレビチャンネルの電磁スペクトルを概略的に示す。テレビ信号1は、帯域幅BWVを有し、ビデオ基本周波数f0,Vのチャンネルビデオ搬送波において変調されるビデオ信号2、及び帯域幅BWAを有し、音声基本周波数f0,Aのチャンネル音声搬送波において変調される音声信号3の組み合わせからなる。なお、ビデオ基本周波数f0,Vと音声基本周波数f0,Aとの間の周波数差は、fとして示される。信号1全体の帯域幅はチャンネル幅BWCとして示される。また、信号1の中央周波数チャンネル中央周波数f0,Cとして示される。
テレビスペクトルは相互に隣接する複数のテレビチャンネルから構成される。このテレビスペクトルは典型的には50MHz程度から800MHz程度の幅を有し、個々のチャンネルはアメリカの場合典型的には6MHzの帯域幅BWCを有する。チャンネルには順々に番号が振り当てられる。例えば第2チャンネルの画像キャリア周波数は55.25MHzで、音声キャリア周波数は60.75MHzでありうる。
同様に図1Bは、ラジオチャンネルの電磁スペクトルを概略的に示す。ラジオ信号6は帯域幅BWRを有し、ラジオ基本周波数f0,Rのチャンネルラジオ搬送波において変調される。この場合チャンネル中央周波数はこのラジオ基本周波数f0,Rに対応し、チャンネルの帯域幅はラジオ帯域幅BWRに対応する。
図2はテレビ受信器100における信号処理を概略的に示す。テレビ受信器100はテレビ信号1を受信し、選択されたテレビチャンネルに対応する所望のビデオ及び音声信号を提供する。一般的にテレビ受信器100は、チューナ段110、フィルタ段130、アンプ段150、及びプロセッサ170から構成される。
チューナ段110はアンテナ111からアンテナ信号SAを受信する。このアンテナ信号SAは原則的に(テレビ)電磁スペクトルにおける周波数すべてを含む。そしてチューナ段110は、ユーザなどによって発されるコマンド入力信号112に基づきチューナ出力信号STを生成する。このチューナ出力信号STは選択された1つのテレビチャンネルのビデオ及び音声信号を所定周波数の範囲内にシフトした信号からなる。そしてこのチューナ出力信号STはフィルタ段130によってフィルタされ、上記所定の周波数範囲外の不要な周波数を全て除去され、選択チャンネルの画像及び音声信号のうちの所望の周波数だけを含むフィルタチューナ出力信号STFを生成する。次にこのフィルタチューナ出力信号STFはアンプ段150によって適正に増幅された後プロセッサ170によって復調される。プロセッサ170は後述するようにビデオ信号V、音声信号A、及び場合によってはその他の信号を提供する。
図3はチューナ段110の構成及び動作を示すブロック図である。
上記広帯域アンテナ信号SAは広帯域アンプ115によって増幅される。
ローカル発振器114は、チューニング電圧生成器113が上記コマンド入力信号112に基づいて生成するチューニング電圧Vによる制御の下でローカル発振器周波数fLOのローカル発振器信号SLOを生成する。
ミキサ116は上記増幅アンテナ信号SA及びローカル発振器信号SLOを混合させ、混合信号SMを生成する。このミキサ116によって実施される混合処理の結果、増幅アンテナ信号SAにおける特定の周波数fの信号成分が混合信号SMにおいて周波数f*=fLO−fの信号成分に置き換えられる。
IFアンプ117は、ミキサ116からの混合信号SMを適正に増幅しチューナ出力信号STを生成する。
フィルタ段130は典型的には表面音波フィルタから構成されるが、他のフィルタ構成を有することも可能である。要するにフィルタ段130は、全ての周波数を第1の所定中央周波数f1を中心とする第1所定周波数帯を通過させるとともに、全ての周波数を第2の所定中央周波数f2を中心とする第2所定周波数帯を通過させ、実質的にその他の周波数を抑圧するフィルタ特性を有する。なお、上記第2の所定中央周波数f2は第1の所定中央周波数よりも低く、f1−f2=fの関係が成立する。なお、帯域幅全体の通過域はチャンネル帯域幅BWCに対応する。
アンプ段150は、フィルタ出力信号STFを適正に増幅する。通常第2所定中央周波数f2付近の周波数は第1所定中央周波数f1付近の周波数に対して10dB減衰する。
ある特定チャンネルへのチューニングを希望する場合、ユーザは所望のチャンネル番号あるいは所望のチャンネル周波数を示すユーザコマンド112を入力する。ローカル発振器信号SLOは、選択されたチャンネルのビデオ基本周波数f0,Vが上記第1所定中央周波数f1と一致する周波数f*=fLO−fを有する混合信号SMにおける周波数成分に変換されるよう調整される。同様に選択されたチャンネルの音声基本周波数f0,Aは、第2所定中央周波数f2と一致する周波数f0、A*=fLO−f0、Aを有する混合信号SMにおける周波数成分に変換される。
よってフィルタ出力信号STFは常に同じ周波数範囲を有する。なお、以後の説明においては、選択チャンネルの画像信号を搬送する上記第1所定中央周波数f1を中間画像周波数fIPと示し、選択チャンネルの音声信号を搬送する上記第2所定中央周波数f2を中間音声周波数fISと示す。
中間画像周波数及び中間音声周波数の具体的な数値は基本的にはどんな値をとってもよいが、現在いくつかのシステムが開発されていて、これらのシステムそれぞれにおいて周波数が特定の値に定められている。以下の表はいくつかの具体的なシステムの例を示す。
Figure 2005512412
例えばCCIRシステムに対応するテレビ装置において、3チャンネルの番組を受信するためには、ローカル発振器が94.15MHzにチューニングされる。そして周波数55.25MHzのアンテナ信号成分が周波数94.15−55.25=38.9MHzの混合信号成分に変換され、この周波数成分が中間画像周波数としてフィルタ130を通過する間、周波数60.75MHzのアンテナ信号成分は周波数94.15−60.75=33.4MHzの混合信号成分に変換され、この周波数成分は中間音声周波数としてフィルタ130を通過する。
こうして選択されたチャンネルのビデオ信号は中間画像周波数fIPによって定義される中間画像キャリアのビデオ信号パスを進み、選択されたチャンネルの音声信号は中間音声周波数fISによって定義される中間音声キャリアの音声信号パスを進む。これらのパスは図4A及び図4Bに示されるように空間的に分離されているかあるいは空間的に一致していてもよい。
図4Aは、チューナ出力信号STが1つの共通チャンネルフィルタ130Cに供給されるフィルタ設計を示すブロック図であり、ここでのフィルタ出力信号STFは中間画像周波数fIPと中間音声周波数fISとの両方からなる。
図4Bは、チューナ出力信号STが画像専用フィルタ130P及び音声専用フィルタ130Sに供給されるフィルタ設計を示すブロック図であり、ここで画像専用フィルタ130Pのフィルタ出力信号STFは、中間画像周波数fIPのみからなり、音声専用フィルタ130Sのフィルタ出力信号STFは、中間音声周波数fISのみからなる。また、図4Aでの共通アンプ150の代わりに、この実施例では画像専用アンプ150P及び音声専用アンプ150Sが設けられる。
なお、同業者にとっては自明であるように、上記画像専用フィルタ130P及び音声専用フィルタ130Sそれぞれの帯域幅は共通チャンネルフィルタ130Cの帯域幅よりも小さい。上記画像専用フィルタ130P及び音声専用フィルタ130Sが適用された場合、これらのフィルタにはそれぞれ中間画像周波数fIP及び中間音声周波数fISに対応した異なる通過帯中央周波数が設定される。また、共通チャンネルフィルタ130Cが適用された場合、上記テーブルにも示されるようにこのフィルタには中間画像周波数fIPと中間音声周波数fISとの間の通過帯中央周波数fが設定される。
なお、図4Aのフィルタ設計はインタキャリア型設計に対応し、図4Bのフィルタ設計はQSS型(Quasi Split Sound)設計に対応する。
図5Aは、インタキャリア型設計、すなわち図4Aに示されるフィルタ設計において適用される標準復調プロセッサ170Iを概略的に示す。ここでは、アンプ150からの入力信号STFがPLL復調器171に供給される。このPLL復調器171はPLL比較器172に連結していて、PLL参照信号発振器173から参照信号Srefを受信する。PLL復調器171から出力される出力信号Sdemod,Iは、中間画像周波数fIPから開放されたビデオ信号V(CVBS)とfに近似する中央周波数を有する第2音声キャリアにおいて変調される音声信号との両方を含む。このPLL復調器171からの出力信号Sdemod,Iは、復調プロセッサ170の第1出力信号S1として提供される。ここからビデオ信号V(CVBS)を抽出するためにこの第1出力信号S1は上記第2音声キャリア周波数成分fを除去する機能を有する外部フィルタ175によってフィルタされる。また、音声信号Aを抽出するために第1出力信号S1は、周波数fに対応する中央周波数及びBWAに対応する帯域幅を有する帯域通過フィルタ178を通され、音声復調器176に処理される。なお、帯域通過フィルタ178及び音声復調器176は図示されるように復調プロセッサ170と同一チップ上に搭載されていても外部素子として復調プロセッサ170外部に設けられてもよい。
また、自動利得制御のために制御信号を抽出する際、上記PLL復調器171からの出力信号Sdemod,Iは、内部AGCユニット177にも供給される。この内部AGCユニット177はその第1AGC出力において共通アンプ段150のための第1AGC制御信号SAGC,Iを提供し、第2AGC出力においてチューナ段110のための第2AGC制御信号SAGC,Rを提供する。
なお、上記第1AGC制御信号SAGC,I及び第2AGC制御信号SAGC,Rはビデオ信号から抽出される。
図5Bは、QSS型設計、すなわち図4Bに示されるフィルタ設計において適用される標準復調プロセッサ170Qを概略的に示すブロック図である。画像信号及び音声信号が大半において共通素子によって取り扱われるインタキャリア型設計とは異なり、QSS型設計においては画像パスと音声パスはそれぞれ異なる素子によって規定される。具体的には、画像アンプ150Pからの画像入力信号STFは、PLL画像復調器171Pに供給される。このPLL画像復調器171Pは、PLL比較器172と連結していて、PLL参照信号発振器173からの参照信号Srefを受信する。PLL画像復調器171Pからの出力信号Sdemod,Pはビデオ信号のみから構成され、このビデオ信号が復調プロセッサ170の第1出力信号Vとして提供される。
また、音声アンプ150Sからの音声入力信号STFは、PLL音声復調器171Sに供給される。このPLL音声復調器171Sは、PLL参照信号発振器173からの参照信号Srefを受信する。PLL音声復調器171Sからの出力信号Sdemod,Sは、周波数fに近似する中央周波数の第2音声キャリアにおいて変調され、復調プロセッサ170の第2出力信号2NDAとして提供される音声信号のみから構成される。このビデオ信号が復調プロセッサ170の第1出力信号Vとして提供される。個々から音声信号を抽出するために、PLL音声復調器171Sからの出力信号Sdemod,Sは、帯域通過フィルタ188によってフィルタされ、FM復調器184によって復調され、復調プロセッサ170の第3出力信号Aとして出力される。
また、PLL画像復調器171Pからの出力信号Sdemod,Pは、第1内部AGCユニット181にも供給される。この第1内部AGCユニット181はその第1AGC出力において画像アンプ150Pのための第1AGC制御信号SAGC,Pを提供し、第2AGC出力においてチューナ段110のための第2AGC制御信号SAGC,Rを提供する。また、PLL音声復調器171Sからの出力信号Sdemod,Sは、第2内部音声AGCユニット187にも供給され、その出力信号は音声アンプ150Sのための音声AGC制御信号SAGC,Sとして提供される。
なお、チューナ110のためのAGC制御信号は1種類だけであり、PLL画像復調器171Pのビデオ出力信号Vは一定の振幅を有することが重要である。上述のようにチューナ110のためのAGC制御信号は第1内部AGCユニット181、すなわち画像パスにおける内部AGCユニットによって提供される。
また、標準設計のチューナAGCは以下のように作動する。アンテナ信号SAが所定のレベル、典型的には60dB/μV以下である限りは、RFアンプ115の利得は一定の値、すなわち同RFアンプ115の最大利得の値に保たれる。ここではAGC回路(177)、[181]、{187}からのACG制御信号(SAGC,I)、[SAGC,P]、{SAGC,S}の働きによりそれぞれ出力信号(V)、[V]、{A}が一定レベルに保たれる。なお、チューナ110のためのAGC回路(177)、[181]からの第2AGC制御信号SAGC,Rは、チューナ利得が常に最大値をとるように一定レベルに維持される。RFアンプ115の利得は、アンテナ信号SAが所定レベル以上である場合においてのみチューナ出力信号STの信号レベルが典型的には105dB/μVなどの所定レベルにおおよそ維持されるようにAGC回路(177)、[181]からの第2AGC制御信号SAGC,Rによって変動させられる。ここではAGC回路(177)、[181]、{187}からのACG制御信号(SAGC,I)、[SAGC,P]、{SAGC,S}の働きによりそれぞれのアンプ(150)、[150P]、{150S}の利得が略一定レベルに保たれる。
また、QSS型設計では、音声パスにおけるPLL復調器171SはPLL比較器172からの出力信号を受信し、PLL比較器172は一方で画像パスにおけるPLL復調器171Pと交信し、他方でPLL参照信号発振器173と交信する。PLL参照信号発振器173は、中間画像周波数fIPに近い周波数frefのPLL参照信号Srefを生成する。PLL比較器172はPLL参照信号Srefの位相とPLL復調器171Pの入力で受信される画像キャリア信号の位相とを比較し、PLL参照信号Srefをこの入力信号にロックする。よってPLL比較器172の出力信号は、PLL復調器171Pの入力で受信された画像キャリア信号と同じ周波数及び位相を有する信号である。また、この出力信号は音声パスのPLL復調器171Sにも供給される。よってPLL復調器171Sの出力信号は、以下の式に示されるように、PLL比較器172の出力信号の周波数と中間音声周波数fISとの差、すなわちfに等しい周波数を有するキャリア上で変調された音声情報信号を含む信号に相当する。
171S=fref−fIS=fref−(fIP−f)=f
なお、標準設計のPLL参照信号発振器173では、2つの動作モード間のモード切り替えが可能であり、これらの動作モードにはそれぞれ異なるPLL参照信号Srefの固有周波数frefが設定されている。例えばある特定の標準設計を有するPLL参照信号発振器173は、PLL参照信号Srefの固有周波数fref、1が42MHzに設定されている第1動作モードで動作することができ、またPLL参照信号Srefの固有周波数fref、2が48MHzに設定されている第2動作モードで動作することができる。なお、PLL参照信号発振器173は基本的には切り替え可能であるが、実際には適用されるシステムによって1つの固定モードで動作するように設定される。例えばPLL参照信号発振器173はアメリカのシステムが適用される場合第2動作モード(48MHz)で動作するよう設定され、ヨーロッパのシステムが適用された場合第1動作モード(42MHz)で動作するよう設定される。また動作中、PLL参照信号発振器173の出力信号Srefは、上述のようにこの出力信号Srefの周波数が中間画像キャリアの周波数に対応するようにPLL比較器172の動作によって左右される。
上記では、テレビ信号を処理するための標準システムを説明してきた。しかしこれらの標準システムをFMラジオ信号の処理に適用した場合、いくつかの問題が生じる。従来の一般的なFMラジオ機能を有するテレビ装置においては、通常FMラジオ信号がテレビ装置の音声パスを介して処理され、すなわち中間音声周波数fISに変換されるような設計がなされている。
これに対し図5Aに示されるようなインタキャリア方式では、AGCユニット177はビデオ信号に基づいて機能する。さらに復調プロセッサ170Iに入力されるフィルタチューナ出力信号STFでは、中間音声周波数fISの信号レベルが中間画像周波数fIPの信号レベルよりも10dB以上低く設定されている。これは通常のインタキャリア信号処理において混変調を回避するための標準条件である。なお、AGCユニット177からのAGC信号は、復調プロセッサ170に対する入力信号の入力信号レベル全体に基づいて生成されるため、チューナ出力における信号レベルは、チューナ110に供給される第2AGC制御信号SAGC,Rがチューナ利得を減衰されるまでは10dB以上上昇していることとなる。この信号レベルは典型的には105+10=115dB/μV程度である。なお、FMラジオ信号の帯域幅は400kHz程度であるため、チューナ出力信号STは多くのIF信号を含んでいる可能性がある。よってチューナ出力における信号レベルが高い場合、この信号がチューナ入力回路及び/又はチューナ出力回路を飽和状態にする可能性がある。さらにフィルタ130Cにおける中間音声周波数の減衰により、感度までが10dB低下してしまう可能性がある。
上述のような事情及びその他の理由により、従来インタキャリア方式を適用することが懸念されがちであった。よって従来におけるFMラジオ機能を具備するテレビ装置はQSS方式を適用する。ここではAGCユニット187が音声アンプ150SのためのAGC制御信号SAGC,Sを生成することができる。
しかし、チューナ段110のためのAGC制御信号SAGC,Rは画像パスのAGCユニット181によってのみ生成される。AGCユニット181は、音声信号とこれに伴う画像信号とが存在しない限りチューナ段110のためのAGC制御信号SAGC,Rを生成することができない。その場合チューナ段110の利得は常にその最大値に維持される。ここでチューナ入力における信号レベルが比較的高いと、音声アンプ150S、チューナ入力回路、及びチューナ出力回路は飽和状態になり得る。
なお、ラジオチャンネルの間隔(通常400kHz)はテレビチャンネルの間隔よりも狭く、チューナ段110は通常6MHzの帯域幅を有するテレビチャンネルに対応して設計されているため、このチューナ段110は比較的多くの隣接ラジオチャンネルを通過することとなり、これが高レベルのチャンネルであった場合音声アンプ150Sの飽和を助長する。音声専用フィルタ130Sは、帯域幅が500kHz程度の狭周波数帯フィルタである。したがって音声アンプ150SのためのAGC制御信号SAGC,Sはチューニングされたチャンネルの信号レベルだけについて生成される。アンテナ入力がFMラジオ信号である場合、周波数帯において多様な信号レベルで多くのラジオ信号が存在しうるため、受信器が比較的信号レベルの低いチャンネルにチューニングされる際チューナが飽和状態となり得る。よってFMラジオ受信フロントエンドでは通常広帯域AGC方式、すなわち選択チャンネル及び隣接チャンネルの両方のレベルに基づくAGC動作が好適である。
これに対し、インタキャリア型設計における共通チャンネルフィルタ130Cでは中間音声周波数fISよりも200kHz以上低い周波数の信号については大幅な減衰がみられ、周波数が(fIS+f)以下の信号については減衰がほとんどみられない。したがって音声信号が画像パスを通る場合、選択されたラジオチャンネル(f0,R)よりも高い周波数の隣接チャンネルは広帯域AGC動作に対してほとんど影響を及ぼすことはない。よってここでは対称広帯域AGCの生成はみられない。
さらに従来のFMラジオ機能を具備するテレビ装置においては、チューナ110は選択されたチャンネルのラジオ信号が音声パスを介してチャンネルフィルタ段130を通過するようチューニングされる。すなわちこの信号の周波数が中間音声周波数fISに変換される。しかし上述のようにこのような信号には画像信号が伴わないため、PLL比較器172はPLL参照信号発振器173のPLL参照信号Srefを同伴する中間画像周波数fIPにロックすることができない。よってPLL参照信号発振器173のPLL参照信号Srefはその固有周波数のみを有する(自励発振器)。
上記アメリカのシステムを適用した例においては、fIS=41.25MHzで、PLL参照信号発振器173はPLL参照信号Srefの固有周波数fref、2が48MHzに対応する第2動作モードで動作し、さらにPLL復調器171Sの出力信号Sdemod,Sのキャリア周波数は6.75MHzとなりこれは標準値である4.5MHzとは一致しない。同様にヨーロッパのシステムの例においては、fIS=33.4MHzで、PLL参照信号発振器173はPLL参照信号Srefの固有周波数fref、1が42MHzに対応する第1動作モードで動作し、さらにPLL復調器171Sの出力信号Sdemod,Sのキャリア周波数は8.6MHzとなりこれは標準値である5.5MHzとは一致しない。したがって実際の音声信号を抽出すするためには、非標準的なさらなる処理が必要となる。
この問題に対する1つの対処法として、第3モード(FMラジオチャンネルを処理する際に設定されるラジオモード)でも動作可能なPLL参照信号発振器173を適用する方法がある。この第3動作モードでのPLL参照信号発振器173の第3固有周波数fref、3は標準値fに対応する。ここで例えばアメリカのシステムの場合、この第3固有周波数fref、3は45.75MHzに対応し、ヨーロッパのシステムの場合、この第3固有周波数fref、3は38.9MHzに対応する。しかしこの場合新たなPLL参照信号発振器の新たな開発が必要とされる。
この問題に対するまた別の対処法として、ラジオ信号を処理するための第3のラジオ処理パスを適用する方法がある。この第3ラジオ処理パスは通常のラジオ受信器同様の専用中間ラジオキャリア周波数を有する。しかしこの場合追加的な構成要素が必要となる。
このような欠点を解消するために本発明はさらに別の対処法をとる。
まず本発明の第1仕様によると、ラジオ信号はテレビ装置における画像パスを介して処理される。
また、本発明の第2仕様によると、中間音声キャリアの中間音声周波数fISはテレビモードからラジオモードへ切り替えられることが可能であり、この場合、中間音声周波数fISは以下の条件を満たすように設定される。
a)中間音声周波数fISは以下の関係式を満たす。
IS=fref,i−f
ここでfref,iはPLL参照信号発振器173のどの固有周波数であってもよく、fは上記定義された標準第2音声キャリア周波数に対応する。
b)中間音声周波数fISは共通チャンネルフィルタ130C(インタキャリア型設計)の通過帯域の範囲内あるいは画像専用フィルタ130P(QSS型設計)の通過帯域の範囲内にある。
例えば上記アメリカのシステムの場合、f=4.5MHzで、PLL参照信号発振器173がPLL参照信号Srefの固有周波数fref、2が48MHzに対応する第2動作モードで動作するとき、中間音声周波数fISは43.5MHzに設定される。同様にヨーロッパのシステムの場合、f=5.5MHzで、PLL参照信号発振器173がPLL参照信号Srefの固有周波数fref、1が42MHzに対応する第1動作モードで動作するとき、中間音声周波数fISは42.5MHzに設定される。
なお、PLL参照信号は、中間音声信号fISにロックしないように設定される。したがってPLL参照信号発振器173は好ましくはシンセサイザ(固定)モードで作動される。あるいはPLL比較器172が滞るように設定することも可能である。
さらにPLL参照信号発振器173の固有周波数fref,iは中間音声周波数fISがチューナIFアンプ117の通過帯域の範囲内にあるように設定される。この通過帯域は典型的には39MHzから47MHzの範囲である。なお、この条件は通常中間音声周波数fISが画像処理パスの画像通過帯域内(典型的には42MHzから45.75MHzの間)にある場合は既に満たされる。
本発明では、いくつかの重要な効果が得られる。まず、AGCユニット177が所定の画像キャリア周波数範囲内の入力信号を受信するため、画像チューナ段110のAGC制御が可能となる。さらにPLL復調器171の復調出力信号Sdemod,Iが標準第2中間音声周波数fでの音声信号を含む第1出力信号S1から構成されるため、後段の処理が標準の構成部によって実行されうる。
さらに、AGC制御は広帯域方式をとることができ、これはラジオ処理において好適である。上述のように、標準中間音声周波数を考慮して、これが画像処理パスにおいて適用されるとすると、インタキャリア型設計においてはどの広帯域もその隣接するチャンネルレベルに対して対称的にはならない。これに対して本発明の実施例においては、フィルタ130Cあるいは130Pが所定周波数周辺(上述の典型例では41.75から45.25MHz)の周波数での実質的に一定の応答を有するため、広帯域AGCが対称的になり得る。また、標準中間音声周波数を考慮して、これが画像処理パスにおいて適用されるとすると、QSS型設計では画像専用フィルタ130Pがこの周波数を35dB以上減衰させるため、この周波数には信号が乗せられない。
また、本発明の実施例において音声信号を搬送するために用いられる中間キャリア信号は標準中間画像周波数により近いため、チャンネルアンプ150による音声信号の減衰が緩和され、性能が向上する。
また、本発明における重要な利点として、上記の効果はハードウェア構成を変更することなく実現可能である。PLL参照信号生成器173の自励モード/シンセサイザ・モードでの作動はソフトウェアによって実現可能である。同様にローカル発振器114をラジオチャンネルの選択に応じて上記の式が満たされるようローカル発振器周波数fLOを設定するように適応するのもソフトウェアによって実現可能である。
なお、同業者には自明であるように、本発明は上述の実施例に限定されることはなく、これ以外にも本発明の請求範囲内で様々な変形例や改造例を構想することが可能である。
図1Aはテレビチャンネルの電磁スペクトルの概略図であり、図1Bはラジオチャンネルの電磁スペクトルの概略図である。 テレビ受信器における信号処理を概略的に示す図である。 チューナの構成及び動作を示すブロック図である。 図4Aは1つの共通チャンネルフィルタを有する回路のブロック図であり、図4Bは画像専用フィルタ及び音声専用フィルタを有する回路のブロック図である。 図5A及び図5Bは、標準復調プロセッサのブロック図である。

Claims (14)

  1. 画像処理パス及び音声処理パスを有するテレビ装置においてラジオ信号を処理する方法において、前記ラジオ信号は前記画像処理パスで処理されることを特徴とする方法。
  2. 所定の固有周波数fref,iを有するPLL参照信号を生成するPLL参照信号生成器を有する復調プロセッサを有するテレビ装置において実施される請求項1記載の方法であって、
    選択チャンネル中央周波数f0、Rを有する選択ラジオチャンネルを示すコマンド入力信号を受信する工程、及び
    前記選択ラジオ信号を,補助中間周波数fIRを有する補助中間キャリア信号に変換する工程において、前記補助中間周波数fIRと、前記固有周波数fref,iと、テレビ信号の画像キャリア周波数と音声キャリア周波数との周波数差fとはfIR=fref,i−fの関係を満たすような工程を有することを特徴とする方法。
  3. ローカル発振器周波数fLOを有するローカル発振器信号を生成するローカル発振器を有するチューナ,及び増幅アンテナ信号と前記ローカル発振器信号を混合して混合信号を生成するミキサを有するテレビ装置において実施される請求項2記載の方法であって、
    前記ミキサによって実施される混合処理によって前記増幅アンテナ信号における所定周波数の信号成分が前記混合信号において周波数f*=fLO−fの信号成分に置き換えられるところにおいて、
    前記ローカル発振器周波数fLOを、fLO=fref,i−f+f0,Rを満たす値に設定する工程を有することを特徴とする方法。
  4. 所定中間画像キャリア周波数fIPを中心とする画像信号通過帯を有し、チューナ出力信号をフィルタ処理するフィルタ、を有するテレビ装置において実施される請求項2又は3に記載の方法であって、
    前記補助中間周波数fIRが前記フィルタの通過帯の範囲内になるように前記所定固有周波数fref,iを設定することを特徴とする方法。
  5. 所定帯域幅を有し、所定周波数差fだけ離れている画像キャリア周波数及び音声キャリア周波数を有するテレビチャンネルからなるシステムにおいて適用されるテレビ装置であって、
    アンテナ信号を受信し、チューニングされたテレビチャンネルのビデオ信号を所定中間画像キャリア周波数fIPに変換して得られる信号と、チューニングされたテレビチャンネルの音声信号を所定中間音声キャリア周波数fISに変換して得られる信号とを有するチューナ出力信号を提供するチューナ手段、
    前記所定中間画像キャリア周波数fIPを中心とする画像信号通過帯を有し、少なくとも前記テレビチャンネルのビデオ帯域幅に対応する帯域幅を有するフィルタ手段で、前記チューナ出力信号を受信し、前記中間フィルタチューナ出力信号を提供するフィルタ手段、
    前記フィルタチューナ出力信号を適正に増幅するアンプ手段、及び
    PLLロック動作状態において動作可能なPLL復調プロセッサ手段であって、
    −制御入力及び信号出力を有し、前記制御入力において受信される制御信号に応じて調整される位相及び所定固有周波数fref,iを有する参照信号を前記信号出力において生成するPLL参照信号発振手段、
    −前記アンプ手段によって増幅されたフィルタチューナ出力信号を受信し、前記PLL参照信号発振手段から前記参照信号を受信し、復調出力信号を生成するPLL復調手段、及び
    −前記PLL参照信号発振手段の制御入力に連結する制御出力を有し、前記アンプ手段によって増幅されたフィルタチューナ出力信号を受信し、前記PLL参照信号発振手段から前記参照信号を受信するPLL比較手段で、テレビモードでは前記制御出力において前記フィルタチューナ出力信号における前記参照信号が前記所定中間画像キャリア周波数fIPの位相及び周波数にロックされるようにする制御信号を生成するPLL比較手段を有するPLL復調プロセッサ手段、を有するテレビ装置において、
    前記テレビ装置は、ラジオ受信モードに切り換え可能であり、この際
    前記PLL復調プロセッサ手段は、前記PLL参照信号発振手段の参照信号が前記所定固有周波数fref,iを有するように設定されるシンセサイザモードで作動し、
    前記チューナは、選択チャンネル中央周波数を有する選択ラジオチャンネルの周波数帯を所定補助中間ラジオキャリア周波数fIRに変換して得られる前記チューナ出力信号を提供し、前記所定補助中間ラジオキャリア周波数fIR、前記所定固有周波数fref,i、及び前記所定周波数差fはfIR=fref,i−fの関係を満たし、
    前記所定補助中間ラジオキャリア周波数fIRは、前記画像処理パスの画像通過帯の範囲内にあることを特徴とするテレビ装置。
  6. 前記ラジオ受信モードにおいて、前記PLL参照信号発振手段はシンセサイザモードに切り替え可能であり、この際、前記L参照信号発振手段は前記PLL比較手段からの制御信号を無視することを特徴とする請求項5記載のテレビ装置。
  7. 前記ラジオ受信モードにおいて、前記PLL比較手段は非比較モードに切り替え可能であり、この際、前記PLL比較手段は前記フィルタチューナ出力信号を無視することを特徴とする請求項5記載のテレビ装置。
  8. 前記ラジオ受信モードにおいて、前記PLL比較手段は非生成モードに切り替え可能であり、この際、前記PLL比較手段はPLL参照信号発振手段における制御信号の生成を抑制することを特徴とする請求項5記載のテレビ装置。
  9. 前記PLL参照信号発振手段は、複数の参照信号生成モードで動作可能であり、各生成モードは互いに異なる固有周波数によって特徴付けられ、前記ラジオ受信モードにおいて、前記PLL参照信号発振手段のPLL参照信号発振手段の固有周波数は、前記中間ラジオキャリア周波数が前記画像処理パスの画像通過帯の範囲内にあるように設定されることを特徴とする請求項5乃至8のいずれかに記載のテレビ装置。
  10. 前記ラジオ受信モードにおいて、前記PLL参照信号発振手段の固有周波数は、前記中間ラジオキャリア周波数が前記フィルタ手段の画像通過帯の範囲内にあるように設定されることを特徴とする請求項9記載のテレビ装置。
  11. 前記画像通過帯は減衰が3dB未満の周波数特性部に対応することを特徴とする請求項9又は10記載のテレビ装置。
  12. 前記チューナ手段は、選択チャンネル中央周波数を有する選択ラジオ信号を示すコマンド入力信号を受信するためのコマンド入力手段、
    ローカル発振周波数fLOを有するローカル発振信号を生成するローカル発振手段、及び
    増幅されたアンテナ信号と前記ローカル発振信号とを混合して混合信号を生成するミキサ手段で、前記混合の結果前記増幅アンテナ信号における所定周波数fを有する信号成分が前記混合信号において周波数f*=fLO−fの信号成分に置き換えられるようなミキサ手段を有し、
    前記チューナ手段はテレビ受信モードからラジオ受信モードに切り替え可能であり、前記ラジオ受信モードにおいて、前記ローカル発振手段は前記ローカル発振器周波数fLOをfLO=fref,i−f+f0,Rの関係が満たされるように生成することを特徴とする請求項5乃至11のいずれかに記載のテレビ装置。
  13. 画像信号及び音声信号が共通素子によって処理されるインタキャリア型設計の構成を有することを特徴とする請求項5乃至12のいずれかに記載のテレビ装置。
  14. 広帯域AGC信号を生成するAGC制御信号生成手段をさらに有することを特徴とする請求項5乃至12いずれかに記載のテレビ装置。
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