JPH11243349A - 高周波信号の受信装置 - Google Patents
高周波信号の受信装置Info
- Publication number
- JPH11243349A JPH11243349A JP10043169A JP4316998A JPH11243349A JP H11243349 A JPH11243349 A JP H11243349A JP 10043169 A JP10043169 A JP 10043169A JP 4316998 A JP4316998 A JP 4316998A JP H11243349 A JPH11243349 A JP H11243349A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- band
- frequency signal
- circuit
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Superheterodyne Receivers (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 テレビジョン放送の受信機などに好適に用い
られ、高周波信号を周波数変換して所望とする周波数の
中間周波信号を得るようにした受信装置２１において、
ＮＦの低下を抑えつつ、相互変調妨害の抑制を図る。 【解決手段】 ＶＨＦローチャネル帯域、ＶＨＦハイチ
ャネル帯域およびＵＨＦチャネル帯域などの選局チャネ
ルの帯域に対応した通過帯域をそれぞれ有するＢＰＦＦ
ａ，Ｆｂ，Ｆｃを設け、これらをＰＬＬ回路２８のバン
ドスイッチに応答した切換回路２５，２６によって、選
択的に高周波増幅回路２４とミキサ２７との間に接続す
る。したがって、選局チャネルの帯域外の成分のミキサ
２７への侵入を抑えることができ、相互変調妨害による
歪みの発生を防止することができる。また、損失の大き
い切換回路２５，２６は高周波増幅回路２４の後段側と
なり、ＮＦの低下を抑えることができる。
られ、高周波信号を周波数変換して所望とする周波数の
中間周波信号を得るようにした受信装置２１において、
ＮＦの低下を抑えつつ、相互変調妨害の抑制を図る。 【解決手段】 ＶＨＦローチャネル帯域、ＶＨＦハイチ
ャネル帯域およびＵＨＦチャネル帯域などの選局チャネ
ルの帯域に対応した通過帯域をそれぞれ有するＢＰＦＦ
ａ，Ｆｂ，Ｆｃを設け、これらをＰＬＬ回路２８のバン
ドスイッチに応答した切換回路２５，２６によって、選
択的に高周波増幅回路２４とミキサ２７との間に接続す
る。したがって、選局チャネルの帯域外の成分のミキサ
２７への侵入を抑えることができ、相互変調妨害による
歪みの発生を防止することができる。また、損失の大き
い切換回路２５，２６は高周波増幅回路２４の後段側と
なり、ＮＦの低下を抑えることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン放送
などの高周波信号を受信するための装置に関する。
などの高周波信号を受信するための装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図６は、従来からのＣＡＴＶ（Cable Te
levision）放送の受信機における受信装置１の電気的構
成を示すブロック図である。この受信装置１は、受信高
周波信号を、一旦、該受信高周波信号の帯域よりも充分
高域側にアップコンバートし、イメージ周波数を高周波
信号帯域から追出し、これを中間周波フィルタで除去し
た後、ダウンコンバートするようにしたダブルコンバー
ジョン方式の受信装置である。
levision）放送の受信機における受信装置１の電気的構
成を示すブロック図である。この受信装置１は、受信高
周波信号を、一旦、該受信高周波信号の帯域よりも充分
高域側にアップコンバートし、イメージ周波数を高周波
信号帯域から追出し、これを中間周波フィルタで除去し
た後、ダウンコンバートするようにしたダブルコンバー
ジョン方式の受信装置である。
【０００３】この受信装置１では、入力端子２に入力さ
れた受信高周波信号は、固定周波数のバンドパスフィル
タ（以下、ＢＰＦと略称する）３において、たとえば５
４〜８０６（ＭＨｚ）の受信全周波数帯域成分が抽出さ
れた後、図示しないフィードバック回路によって自動的
に利得が制御される増幅回路４によって所定レベル範囲
に制限され、さらに高周波増幅回路５で増幅されて、第
１のミキサ６に入力される。ミキサ６には、フェイズロ
ックループ（以下、ＰＬＬと略称する）回路７によっ
て、発振周波数が所望とする周波数に安定的に制御され
る第１の局部発振回路８からの局部発振信号が入力され
ている。前記局部発振信号の周波数ｆLO1は、高周波信
号の周波数をｆRFとし、作成すべき所定の周波数帯域の
第１の中間周波信号の周波数をｆIF1 とするとき、 ｆLO1 ＝ｆRF＋ｆIF1 となるように、選局すべき放送局の周波数に対応して出
力される選局データ信号発生回路９からの選局データ信
号に応答して、前記ＰＬＬ回路７によって制御される。
こうしてミキサ６からは、前記高周波信号がアップコン
バートされた周波数ｆIF1 の第１の中間周波信号が出力
される。
れた受信高周波信号は、固定周波数のバンドパスフィル
タ（以下、ＢＰＦと略称する）３において、たとえば５
４〜８０６（ＭＨｚ）の受信全周波数帯域成分が抽出さ
れた後、図示しないフィードバック回路によって自動的
に利得が制御される増幅回路４によって所定レベル範囲
に制限され、さらに高周波増幅回路５で増幅されて、第
１のミキサ６に入力される。ミキサ６には、フェイズロ
ックループ（以下、ＰＬＬと略称する）回路７によっ
て、発振周波数が所望とする周波数に安定的に制御され
る第１の局部発振回路８からの局部発振信号が入力され
ている。前記局部発振信号の周波数ｆLO1は、高周波信
号の周波数をｆRFとし、作成すべき所定の周波数帯域の
第１の中間周波信号の周波数をｆIF1 とするとき、 ｆLO1 ＝ｆRF＋ｆIF1 となるように、選局すべき放送局の周波数に対応して出
力される選局データ信号発生回路９からの選局データ信
号に応答して、前記ＰＬＬ回路７によって制御される。
こうしてミキサ６からは、前記高周波信号がアップコン
バートされた周波数ｆIF1 の第１の中間周波信号が出力
される。
【０００４】この第１の中間周波信号は、固定周波数の
ＢＰＦ１０において、選局チャネルの信号成分のみがフ
ィルタリング処理され、第１の中間周波増幅回路１１で
増幅された後、再び固定周波数のＢＰＦ１２で選局チャ
ネルの信号成分がフィルタリング処理されて、第２のミ
キサ１３に入力される。中間周波フィルタを、前記ＢＰ
Ｆ１０，１２のように２段に分割することによって、少
ない挿入損失で、急峻なフィルタ特性を得ることができ
る。
ＢＰＦ１０において、選局チャネルの信号成分のみがフ
ィルタリング処理され、第１の中間周波増幅回路１１で
増幅された後、再び固定周波数のＢＰＦ１２で選局チャ
ネルの信号成分がフィルタリング処理されて、第２のミ
キサ１３に入力される。中間周波フィルタを、前記ＢＰ
Ｆ１０，１２のように２段に分割することによって、少
ない挿入損失で、急峻なフィルタ特性を得ることができ
る。
【０００５】同様に、第２のミキサ１３では、ＢＰＦ１
２からの第１の中間周波信号に対して、ＰＬＬ回路１４
によって、発振周波数が所望とする周波数に安定的に制
御される第２の局部発振回路１５からの局部発振信号が
混合され、第２の中間周波信号が作成される。この第２
の中間周波信号の周波数ｆIF2 は、局部発振回路１５か
らの局部発振信号の周波数をｆLO2 とするとき、 ｆIF2 ＝ｆIF1 −ｆLO2 となる。すなわち、ミキサ１３において、第１の中間周
波信号は、テレビジョン放送で規定されている周波数ｆ
IF2 の第２の中間周波信号にダウンコンバートされる。
前記第２の中間周波信号の中心周波数ｆIF2Cは、たとえ
ば我国では５７（ＭＨｚ）であり、米国では４４（ＭＨ
ｚ）である。
２からの第１の中間周波信号に対して、ＰＬＬ回路１４
によって、発振周波数が所望とする周波数に安定的に制
御される第２の局部発振回路１５からの局部発振信号が
混合され、第２の中間周波信号が作成される。この第２
の中間周波信号の周波数ｆIF2 は、局部発振回路１５か
らの局部発振信号の周波数をｆLO2 とするとき、 ｆIF2 ＝ｆIF1 −ｆLO2 となる。すなわち、ミキサ１３において、第１の中間周
波信号は、テレビジョン放送で規定されている周波数ｆ
IF2 の第２の中間周波信号にダウンコンバートされる。
前記第２の中間周波信号の中心周波数ｆIF2Cは、たとえ
ば我国では５７（ＭＨｚ）であり、米国では４４（ＭＨ
ｚ）である。
【０００６】前記第２の中間周波信号は、ＢＰＦ１６お
よび第２の中間周波増幅回路１７によって、前記選局チ
ャネルの信号成分がフィルタリングおよび増幅された
後、出力端子１８から出力され、後続の検波回路で検波
されて、映像および音声信号に復調される。
よび第２の中間周波増幅回路１７によって、前記選局チ
ャネルの信号成分がフィルタリングおよび増幅された
後、出力端子１８から出力され、後続の検波回路で検波
されて、映像および音声信号に復調される。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上述のように構成され
た受信装置１は、前述のようにＣＡＴＶ放送用であり、
したがって入力端子２からの受信高周波信号は、各チャ
ネル間のレベルにあまり差が生じないように、所定のレ
ベル範囲となるように管理されている。このため、前述
のように受信全周波数帯域に対応したＢＰＦ３におい
て、受信周波数帯域外の成分は除去され、かつＢＰＦ１
０，１２，１６において、選局しているチャネル以外の
チャネル成分は除去される。また、ＣＡＴＶ放送では、
妨害信号の混入する恐れも小さく、前記受信装置１は、
妨害信号の影響を受けることなく、選局したチャネルの
成分のみを忠実に抽出することができる。
た受信装置１は、前述のようにＣＡＴＶ放送用であり、
したがって入力端子２からの受信高周波信号は、各チャ
ネル間のレベルにあまり差が生じないように、所定のレ
ベル範囲となるように管理されている。このため、前述
のように受信全周波数帯域に対応したＢＰＦ３におい
て、受信周波数帯域外の成分は除去され、かつＢＰＦ１
０，１２，１６において、選局しているチャネル以外の
チャネル成分は除去される。また、ＣＡＴＶ放送では、
妨害信号の混入する恐れも小さく、前記受信装置１は、
妨害信号の影響を受けることなく、選局したチャネルの
成分のみを忠実に抽出することができる。
【０００８】しかしながら、この受信装置１を地上波の
テレビジョン放送の受信機に用いると、たとえば周波数
変調放送などのテレビジョン放送波の帯域外で、該放送
波のレベルよりも、たとえば数十ｄＢも高い妨害信号が
受信高周波信号に混入することになり、固定周波数帯域
のＢＰＦ３では、前記妨害信号を充分に除去することが
できず、そのような妨害信号は、さらに後段のＢＰＦ１
０，１２，１６でも除去することができず、ミキサ６，
１３で相互変調妨害による歪みを発生させてしまうとい
う問題がある。また、たとえばＶＨＦチャネルとＵＨＦ
チャネルとのように、各選局チャネル間でのレベル差も
大きなものとなり、選局チャネルに対して隣接チャネル
のレベルがあまり大きくなると、前記ＢＰＦ１０，１
２，１６でも、前記隣接チャネル成分を除去することが
できない。
テレビジョン放送の受信機に用いると、たとえば周波数
変調放送などのテレビジョン放送波の帯域外で、該放送
波のレベルよりも、たとえば数十ｄＢも高い妨害信号が
受信高周波信号に混入することになり、固定周波数帯域
のＢＰＦ３では、前記妨害信号を充分に除去することが
できず、そのような妨害信号は、さらに後段のＢＰＦ１
０，１２，１６でも除去することができず、ミキサ６，
１３で相互変調妨害による歪みを発生させてしまうとい
う問題がある。また、たとえばＶＨＦチャネルとＵＨＦ
チャネルとのように、各選局チャネル間でのレベル差も
大きなものとなり、選局チャネルに対して隣接チャネル
のレベルがあまり大きくなると、前記ＢＰＦ１０，１
２，１６でも、前記隣接チャネル成分を除去することが
できない。
【０００９】この点、ＢＰＦ３の遮断周波数を可変とす
ると、たとえば米国では５４〜８０６（ＭＨｚ）の前記
高周波信号の周波数ｆRFに対して、前記遮断周波数を１
０倍以上変化させる必要があり、選局チャネルによっ
て、通過帯域特性およびフィルタ減衰特性が大きく変化
してしまうとともに、そのような遮断周波数の大きな変
化を実現するためのバイアス回路などの構成が複雑にな
り、実用的でない。
ると、たとえば米国では５４〜８０６（ＭＨｚ）の前記
高周波信号の周波数ｆRFに対して、前記遮断周波数を１
０倍以上変化させる必要があり、選局チャネルによっ
て、通過帯域特性およびフィルタ減衰特性が大きく変化
してしまうとともに、そのような遮断周波数の大きな変
化を実現するためのバイアス回路などの構成が複雑にな
り、実用的でない。
【００１０】本発明の目的は、妨害信号の影響を除去す
ることができる高周波信号の受信装置を提供することで
ある。
ることができる高周波信号の受信装置を提供することで
ある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明に係る高
周波信号の受信装置は、入力された受信高周波信号を高
周波増幅回路を介して周波数変換手段に与え、該周波数
変換手段によって中間周波信号に変換して出力する高周
波信号の受信装置において、複数の相互に異なる通過周
波数帯域をそれぞれ有し、相互に並列に配置される複数
のバンドパスフィルタと、前記複数のバンドパスフィル
タを、選択的に、前記高周波増幅回路と周波数変換手段
との間に直列に介在させる切換手段と、受信周波数帯域
の切換えに連動して、前記切換手段を切換制御する制御
手段とを含むことを特徴とする。
周波信号の受信装置は、入力された受信高周波信号を高
周波増幅回路を介して周波数変換手段に与え、該周波数
変換手段によって中間周波信号に変換して出力する高周
波信号の受信装置において、複数の相互に異なる通過周
波数帯域をそれぞれ有し、相互に並列に配置される複数
のバンドパスフィルタと、前記複数のバンドパスフィル
タを、選択的に、前記高周波増幅回路と周波数変換手段
との間に直列に介在させる切換手段と、受信周波数帯域
の切換えに連動して、前記切換手段を切換制御する制御
手段とを含むことを特徴とする。
【００１２】上記の構成によれば、たとえばテレビジョ
ン放送の受信機において、ＶＨＦローチャネル、ＶＨＦ
ハイチャネルまたはＵＨＦチャネルなどの受信周波数帯
域に対応した複数のバンドパスフィルタを設けておき、
前記受信周波数帯域の切換えに連動して、制御手段が切
換手段を切換制御して、その受信周波数帯域に対応した
バンドパスフィルタを、高周波増幅回路と周波数変換手
段との間に直列に介在させる。これによって、妨害信号
の周波数変換手段への侵入を阻止し、該周波数変換手段
での相互変調妨害の発生を抑制し、歪みを低減すること
ができる。
ン放送の受信機において、ＶＨＦローチャネル、ＶＨＦ
ハイチャネルまたはＵＨＦチャネルなどの受信周波数帯
域に対応した複数のバンドパスフィルタを設けておき、
前記受信周波数帯域の切換えに連動して、制御手段が切
換手段を切換制御して、その受信周波数帯域に対応した
バンドパスフィルタを、高周波増幅回路と周波数変換手
段との間に直列に介在させる。これによって、妨害信号
の周波数変換手段への侵入を阻止し、該周波数変換手段
での相互変調妨害の発生を抑制し、歪みを低減すること
ができる。
【００１３】また、バンドパスフィルタを高周波増幅回
路の前段側に挿入すると、該バンドパスフィルタの前後
に介在される切換手段で生じる損失によって、雑音指数
ＮＦ（Noise Figure）が悪化してしまうのに対して、バ
ンドパスフィルタを高周波増幅回路と周波数変換手段と
の間に挿入することによって、そのようなＮＦの悪化を
抑えることもできる。
路の前段側に挿入すると、該バンドパスフィルタの前後
に介在される切換手段で生じる損失によって、雑音指数
ＮＦ（Noise Figure）が悪化してしまうのに対して、バ
ンドパスフィルタを高周波増幅回路と周波数変換手段と
の間に挿入することによって、そのようなＮＦの悪化を
抑えることもできる。
【００１４】また、請求項２の発明に係る高周波信号の
受信装置では、前記制御手段は、前記周波数変換手段に
おける局部発振回路の発振周波数を、受信すべき高周波
信号の周波数に対応するように制御するフェイズロック
ループ回路であり、前記切換手段を、該フェイズロック
ループ回路内のバンドスイッチによって制御することを
特徴とする。
受信装置では、前記制御手段は、前記周波数変換手段に
おける局部発振回路の発振周波数を、受信すべき高周波
信号の周波数に対応するように制御するフェイズロック
ループ回路であり、前記切換手段を、該フェイズロック
ループ回路内のバンドスイッチによって制御することを
特徴とする。
【００１５】上記の構成によれば、特別な構成を設ける
ことなく、既存のフェイズロックループ回路をそのまま
利用して、バンドパスフィルタの切換制御を行うことが
できる。
ことなく、既存のフェイズロックループ回路をそのまま
利用して、バンドパスフィルタの切換制御を行うことが
できる。
【００１６】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について、
図１〜図５に基づいて説明すれば、以下のとおりであ
る。
図１〜図５に基づいて説明すれば、以下のとおりであ
る。
【００１７】図１は、本発明の実施の一形態の受信装置
２１の電気的構成を示すブロック図である。この受信装
置２１は、地上波のテレビジョン放送の受信機の受信装
置として好適に用いられるダブルコンバージョン方式の
受信装置である。
２１の電気的構成を示すブロック図である。この受信装
置２１は、地上波のテレビジョン放送の受信機の受信装
置として好適に用いられるダブルコンバージョン方式の
受信装置である。
【００１８】この受信装置２１では、入力端子２２に入
力された受信高周波信号は、図示しないフィードバック
回路によって自動的に利得が制御される増幅回路２３に
よって所定レベル範囲に制限され、さらに高周波増幅回
路２４で増幅された後、切換回路２５を介して、ＢＰＦ
Ｆａ，Ｆｂ，Ｆｃのいずれかに入力される。
力された受信高周波信号は、図示しないフィードバック
回路によって自動的に利得が制御される増幅回路２３に
よって所定レベル範囲に制限され、さらに高周波増幅回
路２４で増幅された後、切換回路２５を介して、ＢＰＦ
Ｆａ，Ｆｂ，Ｆｃのいずれかに入力される。
【００１９】前記ＢＰＦＦａ，Ｆｂ，Ｆｃは、たとえば
ＶＨＦローチャネル、ＶＨＦハイチャネルおよびＵＨＦ
チャネルなどの選局すべきチャネルに対応した通過周波
数帯域をそれぞれ有し、このＢＰＦＦａ，Ｆｂ，Ｆｃに
よって、選局すべきチャネルの帯域以外の信号成分が除
去され、これによって前述の大きなレベルの妨害信号成
分も除去される。
ＶＨＦローチャネル、ＶＨＦハイチャネルおよびＵＨＦ
チャネルなどの選局すべきチャネルに対応した通過周波
数帯域をそれぞれ有し、このＢＰＦＦａ，Ｆｂ，Ｆｃに
よって、選局すべきチャネルの帯域以外の信号成分が除
去され、これによって前述の大きなレベルの妨害信号成
分も除去される。
【００２０】こうして、ＢＰＦＦａ，Ｆｂ，Ｆｃによっ
て、選局チャネルに対応した帯域、たとえばＶＨＦロー
チャネルの帯域の高周波信号成分のみが抽出され、該高
周波信号成分は、前記切換回路２５と相互に連動して切
換制御される切換回路２６を介して、第１のミキサ２７
に入力される。ミキサ２７には、電圧制御発振回路など
で実現され、ＰＬＬ回路２８からのチューニング電圧Ｖ
T に応答して、発振周波数が所望とする周波数に安定的
に制御される第１の局部発振回路２９からの局部発振信
号が入力されている。前記局部発振信号の周波数ｆLO1
は、高周波信号の周波数をｆRFとし、作成すべき所定の
周波数帯域の第１の中間周波信号の周波数をｆIF1 とす
るとき、 ｆLO1 ＝ｆRF＋ｆIF1 となるように、選局すべき放送局の周波数に対応して出
力される選局データ信号発生回路３０からの選局データ
信号に応答して、前記ＰＬＬ回路２８によって制御され
る。こうしてミキサ２７からは、前記高周波信号がアッ
プコンバートされた周波数ｆIF1 の第１の中間周波信号
が出力される。
て、選局チャネルに対応した帯域、たとえばＶＨＦロー
チャネルの帯域の高周波信号成分のみが抽出され、該高
周波信号成分は、前記切換回路２５と相互に連動して切
換制御される切換回路２６を介して、第１のミキサ２７
に入力される。ミキサ２７には、電圧制御発振回路など
で実現され、ＰＬＬ回路２８からのチューニング電圧Ｖ
T に応答して、発振周波数が所望とする周波数に安定的
に制御される第１の局部発振回路２９からの局部発振信
号が入力されている。前記局部発振信号の周波数ｆLO1
は、高周波信号の周波数をｆRFとし、作成すべき所定の
周波数帯域の第１の中間周波信号の周波数をｆIF1 とす
るとき、 ｆLO1 ＝ｆRF＋ｆIF1 となるように、選局すべき放送局の周波数に対応して出
力される選局データ信号発生回路３０からの選局データ
信号に応答して、前記ＰＬＬ回路２８によって制御され
る。こうしてミキサ２７からは、前記高周波信号がアッ
プコンバートされた周波数ｆIF1 の第１の中間周波信号
が出力される。
【００２１】この第１の中間周波信号は、固定周波数の
ＢＰＦ３１において、選局チャネルの信号成分のみがフ
ィルタリング処理され、第１の中間周波増幅回路３２で
増幅された後、再び固定周波数のＢＰＦ３３で選局チャ
ネルの信号成分がフィルタリング処理されて、第２のミ
キサ３４に入力される。中間周波フィルタを、前記ＢＰ
Ｆ３１，３３のように２段に分割することによって、少
ない挿入損失で、急峻なフィルタ特性を得ることができ
る。
ＢＰＦ３１において、選局チャネルの信号成分のみがフ
ィルタリング処理され、第１の中間周波増幅回路３２で
増幅された後、再び固定周波数のＢＰＦ３３で選局チャ
ネルの信号成分がフィルタリング処理されて、第２のミ
キサ３４に入力される。中間周波フィルタを、前記ＢＰ
Ｆ３１，３３のように２段に分割することによって、少
ない挿入損失で、急峻なフィルタ特性を得ることができ
る。
【００２２】同様に、第２のミキサ３４では、ＢＰＦ３
３からの第１の中間周波信号に対して、ＰＬＬ回路３５
によって、発振周波数が所望とする周波数に安定的に制
御される第２の局部発振回路３６からの局部発振信号が
混合され、第２の中間周波信号が作成される。この第２
の中間周波信号の周波数ｆIF2 は、局部発振回路３６か
らの局部発振信号の周波数をｆLO2 とするとき、 ｆIF2 ＝ｆIF1 −ｆLO2 となる。すなわち、ミキサ３４において、第１の中間周
波信号は、テレビジョン放送で規定されている周波数ｆ
IF2 の第２の中間周波信号にダウンコンバートされる。
前記第２の中間周波信号の中心周波数ｆIF2Cは、たとえ
ば我国では５７（ＭＨｚ）であり、米国では４４（ＭＨ
ｚ）である。
３からの第１の中間周波信号に対して、ＰＬＬ回路３５
によって、発振周波数が所望とする周波数に安定的に制
御される第２の局部発振回路３６からの局部発振信号が
混合され、第２の中間周波信号が作成される。この第２
の中間周波信号の周波数ｆIF2 は、局部発振回路３６か
らの局部発振信号の周波数をｆLO2 とするとき、 ｆIF2 ＝ｆIF1 −ｆLO2 となる。すなわち、ミキサ３４において、第１の中間周
波信号は、テレビジョン放送で規定されている周波数ｆ
IF2 の第２の中間周波信号にダウンコンバートされる。
前記第２の中間周波信号の中心周波数ｆIF2Cは、たとえ
ば我国では５７（ＭＨｚ）であり、米国では４４（ＭＨ
ｚ）である。
【００２３】前記第２の中間周波信号は、ＢＰＦ３７お
よび第２の中間周波増幅回路３８によって、前記選局チ
ャネルの信号成分がフィルタリングおよび増幅された
後、出力端子３９から出力され、後続の検波回路で検波
されて、映像および音声信号に復調される。
よび第２の中間周波増幅回路３８によって、前記選局チ
ャネルの信号成分がフィルタリングおよび増幅された
後、出力端子３９から出力され、後続の検波回路で検波
されて、映像および音声信号に復調される。
【００２４】図２は、前記ＰＬＬ回路２８の具体的構成
を示すブロック図である。前記選局データ信号発生回路
３０からは、たとえば図３で示すような選局データ信号
が入力されており、この選局データ信号は、デコーダ４
１において、バンドスイッチデータと周波数データとに
デコードされる。前記バンドスイッチデータは、たとえ
ばＶＨＦローチャネル、ＶＨＦハイチャネルおよびＵＨ
Ｆチャネルなどの選局すべきチャネルの帯域を表すデー
タであり、このバンドスイッチデータはデコーダ４１で
デコードされ、バンドスイッチ４２に与えられる。バン
ドスイッチ４２は、前記バンドスイッチデータに対応し
た切換制御信号Ｓａ，Ｓｂ，Ｓｃを、それぞれ前記ＢＰ
ＦＦａ，Ｆｂ，Ｆｃに個別的に対応する切換回路２５，
２６内のスイッチに与える。
を示すブロック図である。前記選局データ信号発生回路
３０からは、たとえば図３で示すような選局データ信号
が入力されており、この選局データ信号は、デコーダ４
１において、バンドスイッチデータと周波数データとに
デコードされる。前記バンドスイッチデータは、たとえ
ばＶＨＦローチャネル、ＶＨＦハイチャネルおよびＵＨ
Ｆチャネルなどの選局すべきチャネルの帯域を表すデー
タであり、このバンドスイッチデータはデコーダ４１で
デコードされ、バンドスイッチ４２に与えられる。バン
ドスイッチ４２は、前記バンドスイッチデータに対応し
た切換制御信号Ｓａ，Ｓｂ，Ｓｃを、それぞれ前記ＢＰ
ＦＦａ，Ｆｂ，Ｆｃに個別的に対応する切換回路２５，
２６内のスイッチに与える。
【００２５】こうして、たとえば前記ＶＨＦローチャネ
ル選局時には、該ＶＨＦローチャネルの帯域に対応した
ＢＰＦＦａが高周波信号段に直列に接続されて、該帯域
の成分のみが抽出され、またＶＨＦハイチャネル選局時
には、該ＶＨＦハイチャネルの帯域に対応したＢＰＦＦ
ｂが接続され、該帯域の成分のみが抽出される。同様
に、ＵＨＦチャネルの選局時には、該ＵＨＦチャネルの
帯域に対応したＢＰＦＦｃが前記高周波信号段に直列に
接続され、これによって該ＵＨＦチャネルの帯域成分の
みが抽出される。
ル選局時には、該ＶＨＦローチャネルの帯域に対応した
ＢＰＦＦａが高周波信号段に直列に接続されて、該帯域
の成分のみが抽出され、またＶＨＦハイチャネル選局時
には、該ＶＨＦハイチャネルの帯域に対応したＢＰＦＦ
ｂが接続され、該帯域の成分のみが抽出される。同様
に、ＵＨＦチャネルの選局時には、該ＵＨＦチャネルの
帯域に対応したＢＰＦＦｃが前記高周波信号段に直列に
接続され、これによって該ＵＨＦチャネルの帯域成分の
みが抽出される。
【００２６】デコーダ４１はまた、前記選局データ信号
の周波数データをデコードし、選局すべきチャネルの周
波数に対応した分周比をプログラマブル分周器４３に設
定する。このプログラマブル分周器４３には、前記局部
発振回路２９からの第１の局部発振信号が入力されてお
り、このプログラマブル分周器４３は、前記第１の局部
発振信号を設定された分周比で分周して、位相比較器４
４へ出力する。位相比較器４４は、前記プログラマブル
分周器４３からの出力と、水晶発振子などで実現される
基準信号発生器４５からの基準信号とを比較し、両者の
位相差に対応した信号をループフィルタ４６へ出力す
る。ループフィルタ４６は、ＬＰＦなどで実現され、前
記位相比較器４４からの出力の高周波成分を除去して、
直流の前記チューニング電圧ＶT を作成して、前記局部
発振回路２９へ出力する。
の周波数データをデコードし、選局すべきチャネルの周
波数に対応した分周比をプログラマブル分周器４３に設
定する。このプログラマブル分周器４３には、前記局部
発振回路２９からの第１の局部発振信号が入力されてお
り、このプログラマブル分周器４３は、前記第１の局部
発振信号を設定された分周比で分周して、位相比較器４
４へ出力する。位相比較器４４は、前記プログラマブル
分周器４３からの出力と、水晶発振子などで実現される
基準信号発生器４５からの基準信号とを比較し、両者の
位相差に対応した信号をループフィルタ４６へ出力す
る。ループフィルタ４６は、ＬＰＦなどで実現され、前
記位相比較器４４からの出力の高周波成分を除去して、
直流の前記チューニング電圧ＶT を作成して、前記局部
発振回路２９へ出力する。
【００２７】このようにして、前記ＢＰＦＦａ，Ｆｂ，
Ｆｃによって、高周波信号から選局すべきチャネルの帯
域成分のみを抽出し、残余の妨害信号を、そのレベルが
大きくても確実に除去して、ミキサ２７へ入力すること
ができ、該ミキサ２７での相互変調妨害による歪みの発
生を防止することができる。
Ｆｃによって、高周波信号から選局すべきチャネルの帯
域成分のみを抽出し、残余の妨害信号を、そのレベルが
大きくても確実に除去して、ミキサ２７へ入力すること
ができ、該ミキサ２７での相互変調妨害による歪みの発
生を防止することができる。
【００２８】また、切換回路２５，２６のスイッチング
状態の切換えに、ＰＬＬ回路２８のバンドスイッチ４２
を用いるので、新たな構成を追加することなく、前記ス
イッチング状態の制御を行うことができる。
状態の切換えに、ＰＬＬ回路２８のバンドスイッチ４２
を用いるので、新たな構成を追加することなく、前記ス
イッチング状態の制御を行うことができる。
【００２９】一方、前記ＢＰＦＦａ，Ｆｂ，Ｆｃを高周
波増幅回路２４の前段側に設けるようにした場合の構成
を、図４で示す。この図４において、図１の構成に対応
する部分には、同一の参照符号を付している。
波増幅回路２４の前段側に設けるようにした場合の構成
を、図４で示す。この図４において、図１の構成に対応
する部分には、同一の参照符号を付している。
【００３０】ここで、図５で示すように、それぞれゲイ
ンＧ1 ，Ｇ2 ，Ｇ3 …および雑音指数ＮＦ1 ，ＮＦ2 ，
ＮＦ3 …を有する回路Ｃ1 ，Ｃ2 ，Ｃ3 …を直列に接続
した構成を考えると、雑音指数ＮＦの総和ΣＮＦは、
ンＧ1 ，Ｇ2 ，Ｇ3 …および雑音指数ＮＦ1 ，ＮＦ2 ，
ＮＦ3 …を有する回路Ｃ1 ，Ｃ2 ，Ｃ3 …を直列に接続
した構成を考えると、雑音指数ＮＦの総和ΣＮＦは、
【００３１】
【数１】
【００３２】で求めることができる。
【００３３】したがって、図４で示すように、高周波増
幅回路２４の前段側にＢＰＦＦａ，Ｆｂ，Ｆｃが設けら
れると、切換回路２５，２６での損失による雑音指数Ｎ
Ｆの低下が、該雑音指数ＮＦの総和ΣＮＦに大きく影響
し、該雑音指数ＮＦが悪化してしまう。これに対して、
図１で示す本発明のように、高周波増幅回路２４の後段
側にＢＰＦＦａ，Ｆｂ，Ｆｃを設けると、受信高周波信
号は、高周波増幅回路２４において、たとえば数十ｄＢ
のゲインで増幅された後、損失の大きい切換回路２５，
２６に入力されることになり、前記雑音指数ＮＦの総和
ΣＮＦへの影響を小さくし、該雑音指数ＮＦの悪化を抑
えることができる。
幅回路２４の前段側にＢＰＦＦａ，Ｆｂ，Ｆｃが設けら
れると、切換回路２５，２６での損失による雑音指数Ｎ
Ｆの低下が、該雑音指数ＮＦの総和ΣＮＦに大きく影響
し、該雑音指数ＮＦが悪化してしまう。これに対して、
図１で示す本発明のように、高周波増幅回路２４の後段
側にＢＰＦＦａ，Ｆｂ，Ｆｃを設けると、受信高周波信
号は、高周波増幅回路２４において、たとえば数十ｄＢ
のゲインで増幅された後、損失の大きい切換回路２５，
２６に入力されることになり、前記雑音指数ＮＦの総和
ΣＮＦへの影響を小さくし、該雑音指数ＮＦの悪化を抑
えることができる。
【００３４】なお、ＰＬＬ回路２８および選局データ信
号は、それぞれ前記図２および図３で示す構成に限ら
ず、他の構成であってもよいことは言うまでもない。ま
た、ＢＰＦＦａ，Ｆｂ，Ｆｃは、２つまたは４つ以上設
けられていてもよい。さらにまた、ＢＰＦＦａ，Ｆｂ，
Ｆｃは、上述のように、たとえばＶＨＦローチャネル、
ＶＨＦハイチャネル等の選局チャネルの帯域に対応して
切換えられるだけでなく、特定のチャネルに対応して切
換えられてもよい。
号は、それぞれ前記図２および図３で示す構成に限ら
ず、他の構成であってもよいことは言うまでもない。ま
た、ＢＰＦＦａ，Ｆｂ，Ｆｃは、２つまたは４つ以上設
けられていてもよい。さらにまた、ＢＰＦＦａ，Ｆｂ，
Ｆｃは、上述のように、たとえばＶＨＦローチャネル、
ＶＨＦハイチャネル等の選局チャネルの帯域に対応して
切換えられるだけでなく、特定のチャネルに対応して切
換えられてもよい。
【００３５】
【発明の効果】請求項１の発明に係る高周波信号の受信
装置は、以上のように、たとえばテレビジョン放送の受
信機において、ＶＨＦローチャネル、ＶＨＦハイチャネ
ルまたはＵＨＦチャネルなどの受信周波数帯域に対応し
た複数のバンドパスフィルタを設けておき、前記受信周
波数帯域の切換えに連動して、その受信周波数帯域に対
応したバンドパスフィルタを、高周波増幅回路と周波数
変換手段との間に直列に介在させる。
装置は、以上のように、たとえばテレビジョン放送の受
信機において、ＶＨＦローチャネル、ＶＨＦハイチャネ
ルまたはＵＨＦチャネルなどの受信周波数帯域に対応し
た複数のバンドパスフィルタを設けておき、前記受信周
波数帯域の切換えに連動して、その受信周波数帯域に対
応したバンドパスフィルタを、高周波増幅回路と周波数
変換手段との間に直列に介在させる。
【００３６】それゆえ、妨害信号の周波数変換手段への
侵入を阻止し、該周波数変換手段での相互変調妨害の発
生を抑制し、歪みを低減することができる。
侵入を阻止し、該周波数変換手段での相互変調妨害の発
生を抑制し、歪みを低減することができる。
【００３７】また、バンドパスフィルタを高周波増幅回
路の前段側に挿入すると、該バンドパスフィルタの前後
に介在される切換手段で生じる損失によってＮＦが悪化
してしまうのに対して、バンドパスフィルタを高周波増
幅回路と周波数変換手段との間に挿入することによっ
て、そのようなＮＦの悪化を抑えることもできる。
路の前段側に挿入すると、該バンドパスフィルタの前後
に介在される切換手段で生じる損失によってＮＦが悪化
してしまうのに対して、バンドパスフィルタを高周波増
幅回路と周波数変換手段との間に挿入することによっ
て、そのようなＮＦの悪化を抑えることもできる。
【００３８】また、請求項２の発明に係る高周波信号の
受信装置は、以上のように、前記複数のバンドパスフィ
ルタの切換えを、前記周波数変換手段におけるフェイズ
ロックループ回路内のバンドスイッチによって行う。
受信装置は、以上のように、前記複数のバンドパスフィ
ルタの切換えを、前記周波数変換手段におけるフェイズ
ロックループ回路内のバンドスイッチによって行う。
【００３９】それゆえ、特別な構成を設けることなく、
既存のフェイズロックループ回路をそのまま利用して、
バンドパスフィルタの切換制御を行うことができる。
既存のフェイズロックループ回路をそのまま利用して、
バンドパスフィルタの切換制御を行うことができる。
【図１】本発明の実施の一形態のテレビジョン放送の受
信機における受信装置の電気的構成を示すブロック図で
ある。
信機における受信装置の電気的構成を示すブロック図で
ある。
【図２】図１で示す受信装置に用いられるＰＬＬ回路の
具体的構成を示すブロック図である。
具体的構成を示すブロック図である。
【図３】図１で示す受信装置において、選局チャネルを
制御するために用いられる選局データ信号の一構成例を
示す図である。
制御するために用いられる選局データ信号の一構成例を
示す図である。
【図４】他の考え方を、図１で示す受信装置に適用した
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【図５】雑音指数ＮＦを説明するための直列回路の例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図６】従来技術のＣＡＴＶ放送の受信機における受信
装置の電気的構成を示すブロック図である。
装置の電気的構成を示すブロック図である。
２１ 受信装置 ２３ 増幅回路 ２４ 高周波増幅回路 ２５ 切換回路（切換手段） ２６ 切換回路（切換手段） ２７ ミキサ（周波数変換手段） ２８ ＰＬＬ回路（周波数変換手段、制御手段） ２９ 局部発振回路（周波数変換手段） ３０ 選局データ信号発生回路（制御手段） ３１ ＢＰＦ ３２ 中間周波増幅回路 ３３ ＢＰＦ ３４ ミキサ ３５ ＰＬＬ回路 ３６ 局部発振回路 ３７ ＢＰＦ ３８ 中間周波増幅回路 ４１ デコーダ ４２ バンドスイッチ ４３ プログラマブル分周器 ４４ 位相比較器 ４５ 基準信号発生器 ４６ ループフィルタ Ｆａ，Ｆｂ，Ｆｃ ＢＰＦ
Claims (2)
- 【請求項１】入力された受信高周波信号を高周波増幅回
路を介して周波数変換手段に与え、該周波数変換手段に
よって中間周波信号に変換して出力する高周波信号の受
信装置において、 複数の相互に異なる通過周波数帯域をそれぞれ有し、相
互に並列に配置される複数のバンドパスフィルタと、 前記複数のバンドパスフィルタを、選択的に、前記高周
波増幅回路と周波数変換手段との間に直列に介在させる
切換手段と、 受信周波数帯域の切換えに連動して、前記切換手段を切
換制御する制御手段とを含むことを特徴とする高周波信
号の受信装置。 - 【請求項２】前記制御手段は、前記周波数変換手段にお
ける局部発振回路の発振周波数を、受信すべき高周波信
号の周波数に対応するように制御するフェイズロックル
ープ回路であり、前記切換手段を、該フェイズロックル
ープ回路内のバンドスイッチによって制御することを特
徴とする請求項１記載の高周波信号の受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10043169A JPH11243349A (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | 高周波信号の受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10043169A JPH11243349A (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | 高周波信号の受信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11243349A true JPH11243349A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=12656389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10043169A Pending JPH11243349A (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | 高周波信号の受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11243349A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6275113B1 (en) | 1999-05-21 | 2001-08-14 | Alps Electric Co., Ltd. | High frequency tuning amplifier for buffer |
| US6720843B2 (en) | 2001-04-25 | 2004-04-13 | Alps Electric Co., Ltd. | Filter switching circuit having a shorter distance of connection for a higher frequency passband |
-
1998
- 1998-02-25 JP JP10043169A patent/JPH11243349A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6275113B1 (en) | 1999-05-21 | 2001-08-14 | Alps Electric Co., Ltd. | High frequency tuning amplifier for buffer |
| US6720843B2 (en) | 2001-04-25 | 2004-04-13 | Alps Electric Co., Ltd. | Filter switching circuit having a shorter distance of connection for a higher frequency passband |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6118499A (en) | Digital television signal receiver | |
| US8457574B2 (en) | Front-end integrated circuit for television receivers | |
| JP4235560B2 (ja) | チューナ用の自動利得制御 | |
| JP4089275B2 (ja) | 受信制御方法、受信制御装置、受信装置 | |
| JP2004519871A (ja) | オフセットチューニング手段を有するデジタル信号のためのテレビジョン受信機 | |
| KR100753919B1 (ko) | 신호 처리 장치 및 ｉｆ 신호 처리 방법 | |
| JP3128371B2 (ja) | 受信装置 | |
| JPH11243349A (ja) | 高周波信号の受信装置 | |
| JP3501947B2 (ja) | テレビジョン放送の受信装置 | |
| JPH11243348A (ja) | 高周波信号の受信装置 | |
| US7202910B1 (en) | Signal processing apparatus | |
| JP2008533941A (ja) | フィルタ装置、そのようなフィルタ装置を具える回路装置及びそのようなフィルタ装置を操作する方法 | |
| JPH07226888A (ja) | 受信装置 | |
| JPH0537406A (ja) | チユーナ回路 | |
| KR20020030379A (ko) | 트랩 회로를 이용한 더블 컨버젼 방식의 튜너 | |
| JP2003283352A (ja) | 高周波受信装置 | |
| GB2342238A (en) | Digital terrestrial TV tuner | |
| JP3709866B2 (ja) | デジタル放送受信装置 | |
| JP2005512412A (ja) | Ｆｍラジオ受信を行うテレビ装置 | |
| JP3685167B2 (ja) | 受信装置 | |
| JP3036880B2 (ja) | バンドパスフィルタの分割方法 | |
| JPH11239303A (ja) | 高周波信号の受信装置 | |
| JP3495661B2 (ja) | 受信装置 | |
| JP3038280B2 (ja) | 受信装置 | |
| JP3617521B2 (ja) | 受信装置 |