JP2005510388A - 車輪のタイヤ用ベルト構造を形成する方法、およびかかるベルトを含むラジアルタイヤ - Google Patents

車輪のタイヤ用ベルト構造を形成する方法、およびかかるベルトを含むラジアルタイヤ Download PDF

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Abstract

タイヤの製造時、ベルト構造はバンド状部分(5)により形成され、各々のバンド状部分(5)は、エラストマー層内に組み込まれた平行コード(16)であって、トロイダル状サポート(3)上に相互に周方向に隣接する構成で連続的に配置される平行コード(16)を含む。本発明によると、バンド状部分(5)は、少なくとも1つの比較的小さい側部が、少なくとも1本の周方向に隣接するバンド状部分(5)の対応する比較的小さい側部と周方向に整列しないように付与され、その結果、こうして得られるラジアルタイヤのベルト構造の側部領域における前記コード(16)は、不均一な密度を有する。

Description

本発明は、補強構造、特に車輪のタイヤ用ベルト構造を製造する方法であって、各々が互いに平行に配置された長手方向の糸状要素であって、エラストマー材料の少なくとも1つの層で少なくとも部分的に裏打ちされた長手方向の糸状要素を含むバンド状部分を作製し、幾何学的回転軸周囲に連続的に周方向延在部分を有する少なくとも1本のベルトストリップを形成する段階を含む方法に関する。
本発明は、上記の方法を使用して形成される自動車用タイヤにも関する。
車輪用タイヤは、一般に、実質的にトロイダル構成状に賦形されて、軸方向に対向する側縁が、周方向に伸張不能な個々の環状補強構造、つまり一般に「ビードワイヤ」と呼ばれる構造に係合する、1つ以上のカーカスプライから本質的に構成されるカーカス構造を備える。各々の環状補強構造は、タイヤの内周縁部に沿って画定されて、タイヤを対応する取付リム上に固定するためのいわゆる「ビード」内に組み込まれる。
カーカス構造は、その半径方向外側位置にベルト構造が取り付けられ、このベルト構造は、閉ループ状に賦形された1本以上のベルトストリップであって、本質的に、エラストマー材料層中に組み込まれ、互いに対して、かつ隣接するカーカスプライのコードに対して適切に方向付けられた紡織繊維または金属コードから構成されたベルトストリップを備える。
ベルト構造の半径方向外側の位置には、トレッドバンドも取り付けられ、前記トレッドバンドは、適切な厚さのエラストマー材料のストリップから一般に構成される。本発明の目的上、「エラストマー材料」という用語は、少なくとも1種類のエラストマーポリマーと、少なくとも1種類の補強充填剤と、必要に応じて各種添加剤(たとえば、架橋材、可塑剤、および先行技術で公知のその他の添加剤)を含む組成物を意味すると考えるべきであることを指摘しなければならない。
1対の側壁はタイヤの対向側部上に取り付けられ、側部の各々は、トレッドバンドの個々の側縁付近に位置するいわゆるショルダー領域と、個々のビードワイヤとの間に存在するタイヤの側部部分を裏打ちする(lining)。
比較的最近に開発された製造プロセスでは、各々のベルトストリップの形成は、ゴム引き布帛の連続ストリップを前記支持装置上に付与して、適切なサイズに切断して行われる。連続ストリップは、互いに平行でエラストマー材料層中に組み込まれた複数の長手方向コードを含むゴム引き布帛のストリップから得られる、複数の部分を順に結合して形成され、複数の部分は、前記ストリップを前記コードの方向に対して予め定義された値の角度で切断して得られる。詳細には、前記装置上における切断および結合作業は、いわゆるベルトリングであって、各部分のコードが、前記リングの周方向延在部分に対して予め決められた傾斜で方向付けられるベルトリングを得るために行われる。
半径方向に重畳した構成で連続的に形成される2本以上のストリップも含むベルト構造は、半径方向外側の位置において、一般に、最初は円筒状スリーブの形態で製造されたカーカス構造をトロイダル構成状に賦形する作業段階と組み合わせて、カーカス構造と結合される。
より最近の製造方法によると、1つまたは複数のカーカスプライ、および各々のベルトストリップは、複数のバンド状部分を互いに周方向に隣接した配列で、取得するタイヤの内部の形態に応じて賦形されたトロイダル状サポート上に配置することにより得られる。この種の方法は、タイヤを製造するための中間半完成品の製造をなくすか、または少なくとも制限することを可能にし、たとえば本願と同一の出願人名義のEP0 928 680号に基づいて発行された欧州特許出願に記載されている。
さらに、WO第99/17920号には、互いに平行な長手糸状要素であって、少なくとも部分的に1つのエラストマー材料層で裏打ちされた長手糸状要素を含む連続バンド状要素から切断したバンド状部分を配置することにより、ベルトストリップを製造する方法および装置が記載されている。各々の部分は、連続バンド状要素から切断された後、適切な作動装置により動作する磁気または吸着カップタイプの把持手段により除去される。把持手段は、バンド状部分の対向端部、任意にその中心部分を保持して、前記部分をトロイダル状サポートの外面上に、トロイダル状サポートの周方向延在部分に対して予め決められた角度で付与するように移動させる。付与が完了すると、トロイダル状サポートは、幾何学的軸線の周囲で予め決められた角度まで回転し、前に付与されたバンド状ストリップに隣接して新しいバンド状ストリップを付与することが可能になる。上記の段階を連続して繰り返すと、トロイダル状サポートの周方向延在部分全体に延在するベルトストリップが形成される。
本願の特許出願人は、ベルトストリップに連続周方向縁部が形成される先行技術の示唆するところに従って行うと、ベルトストリップを形成するバンド状部分を配置することから生じる一連の欠点が存在することに気付いた。実際、ベルトストリップの前記縁部により形成される段付き領域は、非常に著しい剛性勾配が生じ、つまりベルト構造の縁部に沿ったタイヤのカーカスの剛性値が突然変化するため、タイヤの性能に負の影響を与える。
この勾配は、タイヤの縁部上に「ヒンジ効果」を生じ、つまりタイヤの構造が変形する優先的な線が生じ、その線に沿ってトレッドの屈曲応力(flexing stresses)が集中し、その結果、特にショルダー上においてトレッドの磨耗が増加する。こうした影響は、段付き領域がトレッドの側方キャビティの底部に位置する場合は特に著しく、この底部では、構造の変形が増加するほか、トレッドバンドを形成するゴムの厚さも減少する。この問題は、ラジアルカーカスを備えたタイヤが普及するにつれて、さらに重大になってきいているといえる。というのは、クロスプライカーカスを備えた従来のタイヤの場合、カーカスは、半径方向に重畳した少なくとも1対のプライを有し、ベルト構造は、存在する場合は一般に、紡織繊維コードで補強されたベルトストリップから構成されるため、無視できない程度であるとしても、剛性勾配は非常に著しくはないからである。
さらに、横断方向に切断してベルトストリップの布帛部分を取得する場合、長手方向の金属補強要素を遮断し、こうして得られたベルト構造におけるこれらの糸状要素の端部は先端が切り取られ、実質的に構造の周方向縁部に沿って整列する保護ライニングがなくなる。こうした周方向の整列により、タイヤの使用時に、遮断された金属要素の両端においてゴムと金属との間の付着程度が低下するために、ゴムと金属との間の分離および引裂が広がる選択的な経路が生じ、水が浸入すると、前記糸状要素の表面に沿って急速に広がる腐食現象の可能性が増加する。
本願の特許出願人は、少なくとも一方の周方向縁部が、破線に沿って延在するプロファイルを有するベルト構造を製造すると、公知のタイヤに存在する優先的な経路が遮断されるために、上記の理由で形成される引裂の広がりが防止されることを発見した。したがって、タイヤ構造における上記の「ヒンジ効果」の生成、つまり、前記優先的変形線の発生が防止され、その結果、ベルト構造の動的不具合の危険性、並びに、一般にタイヤの路面保持性能および挙動の劣化が減少する。
「破線」は、この場合および以下では、直線および/または曲線の連続から成る実質的に連続する線を意味すると考えるべきであることを指摘する。
特に、本発明は、第1態様では、車輌のタイヤ用ベルト構造を製造するための方法であって、連続的な周方向延在部分を有する少なくとも1本のベルトストリップを製造ドラムの幾何学的回転軸の周囲に形成する段階を含み、前記少なくとも1本のベルトストリップが、破線に沿って延在するプロファイルを有する少なくとも1つの周方向縁部を有するように形成されることを特徴とする方法に関する。
好ましくは、前記ドラムは、タイヤの半径方向内面に従って形成されたトロイダル状サポートである。
好ましい実施態様では、前記方法は、前記ドラムの周方向延在部分の方向に対して予め定義された配置角度で傾斜する方向に、外方および復帰運動を交互に行うことにより(by means of an alternating outward and returnmovement)、少なくとも1本の連続長手方向糸状要素を前記ドラム上に巻き付けて前記ベルトストリップを形成するという事実を特徴とする。
別の実施態様では、前記方法は、
長さが異なる連続側部を有し、少なくとも1本の長手方向糸状要素を含むバンド状部分を作製する段階と、
前記ドラムの周方向延在部分の方向に対して予め定義された角度で、前記ドラムの周方向延在部分に、比較的大きい側部の一つに沿って相互に隣接する配列で、前記バンド状部分を付与する段階とを含むことを特徴とする。
本発明の好ましい実施態様によると、バンド状部分は、連続するバンド状要素から切断される。
本発明のもう1つの実施態様によると、前記バンド状部分は、互いに平行に配列された複数の長手方向糸状要素を含む。
連続するバンド状部分の切断方向は、長手方向糸状要素の方向に対して、ある切断角度を形成する。
好ましくは、切断角度は前記予め定義された配置角度に等しい。
この場合、前記バンド状部分は、少なくとも1つの比較的小さい側部が、周方向に隣接する少なくとも1つのバンド状部分の対応する比較的小さい側部に対して、周方向に整列しないように、有利に付与される。
あるいは、バンド状部分の切断は、比較的大きい側部の方向に実質的に垂直な方向に行われる。
第1の実施態様によると、前記バンド状部分は少なくとも2つの異なる長さに切断され、有利には、長さが異なる2つのバンド状部分は、それら中心が、形成されるタイヤの赤道平面に平行に方向付けられた同じ直線上に配置される。
本発明のさらなる好ましい実施態様によると、バンド状部分は同じ長さに切断され、この場合、前記バンド状部分は、中心が、形成されるタイヤの赤道平面に平行で、タイヤに対して対向する側部に位置する2本の直線の1本に交互に位置するように付与することが好ましい。
構成上の変形によると、前記2本の平行な直線は、形成されるタイヤの赤道平面から等距離にある。
好ましくは、形成されるタイヤの赤道平面からの前記平行直線の距離は、2mm〜10mmの範囲である。
さらに他の態様によると、本発明は、自動車用タイヤであって、
− タイヤの回転軸を含む半径方向平面に実質的に沿って方向付けられた補強コードを有する少なくとも1つのカーカスプライを含むカーカス構造と、
− 前記カーカス構造の周方向周囲に延在するトレッドバンドと、
− カーカス構造とトレッドバンドとの間に周方向に挿置されるベルト構造であって、互いに半径方向に重畳されて、実質的に前記トレッドバンドまで軸方向に延在する少なくとも1対のベルトストリップを含み、前記ベルトストリップが、各々のストリップ内で互いに平行な複数の補強コードであって、半径方向に隣接するストリップの補強コードと交差し、タイヤの赤道平面に対して反対の方向に斜めに方向付けられる複数の補強コードを有する、ベルト構造とを備え、前記タイヤは、前記ベルトストリップの少なくとも1本が、破線に沿って延在するプロファイルを有する少なくとも1つの周方向縁部を有することを特徴とするタイヤに関する。
当該タイヤの特定の実施態様では、前記ベルトストリップは、長さが異なる連続的な側部を有する複数のバンド状部分を含む。
本発明によるタイヤの好ましい実施態様では、前記ベルトストリップにおいて、少なくとも1つの前記バンド状部分は、該バンド状部分に周方向に隣接する少なくとも1つのバンド状部分の対応する比較的小さい側部と周方向に整列しない、少なくとも1つの比較的小さい側部を有することが考えられる。
当該タイヤのさらなる他の好ましい実施態様では、前記ベルトストリップの縁部の周方向プロファイルは、タイヤの赤道平面の方向に平行な、前記バンド状部分の比較的小さい側部を含むことが考えられる。
あるいは、当該タイヤは、前記ベルトストリップの縁部の周方向プロファイルが、タイヤの赤道平面の方向に対して傾斜する、前記バンド状部分の比較的小さい側部を含むことが考えられる。
本発明によるタイヤの別の実施態様では、各々のバンド状部分の比較的小さい側部は4mm〜30mmの長さを有することが考えられる。
当該タイヤのさらに他の実施態様によると、前記ベルトストリップは、前記タイヤの周方向延在部分の方向に対して予め定義された配置角度で傾斜する方向に配列された連続する回旋部を有する、少なくとも1本の連続する長手方向糸状要素を含む。
本発明のその他の特有な特徴および利点は、本発明に基づく車輪のタイヤの補強構造およびラジアルタイヤを製造する方法の好ましいが排他的ではない実施態様に関する詳細な説明からより明白になるであろう。
以下で、単なる一例として、したがって非制限的に提供する添付の図面を参照して説明する。
前記図面に関して、特に図1〜4では、1は、本発明の方法により車輌用タイヤのベルト構造を製造するために可能な装置全体を示す。
記載する実施態様の例では、装置1は、取得されるタイヤの内部構成に実質的に従って形成される外面3aを有するトロイダル状サポート3上で、ベルト構造(図5、6および7参照)を製造するために設計される。この種の装置は、たとえばWO第01/38077号に記載されており、構造上および動作の詳細に関してこの特許を参照するべきである。本発明による方法は、一例として本明細書で考察する装置と異なる装置に使用することもできる。特に、形成されるベルトの支持装置は、どのタイプの製造ドラムでも良いが、好ましくは先行技術の形成ドラム、または形成されるタイヤの実際のカーカスであり、このカーカスは、より一般的には第2段階ドラムとして周知されている拡張可能なドラム上に取り付けられて膨張し、加硫処理の前のタイヤの完成作業のためにトロイダル状に賦形される。
好ましくは、ベルト構造の形成を開始する前に、カーカス構造(図示しない)をトロイダル状サポート3上に取り付け、カーカス構造は、どちらも本願と同一の出願人名義でEP0 943 421号およびEP0 928 680号の下に発行された特許出願の何れかに記載されたものと同一のトロイダル状サポート3上で有利に形成することができる。トロイダル状サポート3は、当業者が適切な方法で製造できるため、詳細に説明しないが、取得されるタイヤからトロイダル状サポート3をその後容易に取り外すことができるように、たとえば、分解するかまたは折り畳むことができる金属ドラムから構成する。別法による実施態様では、上記のとおり、ベルト構造はカーカス構造上に直接形成され、カーカス構造は適切な形成ドラム上に取り付けられ、たとえば膨張により適切に剛化されて、この場合、トロイダル状サポートの機能も果たす。
装置1は、予め定義された長さのバンド状部分5を好ましくは一度に供給するように設計された少なくとも1個の供給ユニット4を備え、バンド状部分5は、伸張および/またはカレンダ加工装置、または供給リールにより供給される、少なくとも1本のバンド状要素6に関して、連続的に行われる切断作業により得られる。連続バンド状要素6、したがってバンド状部分6から得られる部分5の各々は、互いに平行な複数のコード16又は類似の糸状要素であって、バンド状要素およびバンド状部分自体の長手方向に延在すると共に、伸張および/またはカレンダ加工作業により付与されたエラストマー材料層で少なくとも部分的に裏打ちされた複数のコード16かまたは類似の糸状要素を有する。
あるいは、前記エラストマー材料は存在しないか、または任意の適切な材料と置き換えることができる。バンド状要素6には、任意の数の糸状要素、たとえばコードが存在し、この数は当業者が選択し、方法を容易に実施するのに適する数であり、本明細書では、この数は1に等しくても良い、つまり各部分は1本のコードから形成されてもよいことを指摘する。この場合、当該部分の小さい方の寸法は、上記のコードの直径に実質的に等しいことを指摘する。
この選択肢は、ワイヤまたはコードを配置する動作システム、または連続するコードを支持装置の表面の周囲に、特定の配置角度で連続する回旋状に巻き付けることによりベルトストリップを形成するシステムを使用する場合、特に好都合である。
本発明によると、ワイヤの前記部分の両端、または、前記回旋部を形成すべく、前記連続コードの運動が、ドラム上に配置する時に逆転する箇所は、お互いに軸方向に互い違いに配置される。
供給ユニット4は、連続するバンド状要素6を切断して、個々のバンド状部分5を得るために意図される、少なくとも1個の切断部材7を備える。
ベルトストリップに使用する部分5は、たとえば、高炭素含有量の鋼から製造された撚り線により各々形成される補強コードを含むゴム引き布帛の連続ストリップ(薄いバンド)から切断した。本願の特許出願人は、3〜10本の補強コードを含む薄いバンドを使用することを選択する。
しかし、この場合および以下では、「薄いバンド」は、任意の数のコード、場合によっては1本のコードを含む連続ストリップを意味すると考えるべきであることを強調する。この場合、1本のコードにより形成される各々の部分は、数本のコードを含む薄いバンドから得られる部分の場合について以下に記載する方法を用いて、トロイダル状オスサポート(male support)3上に配置しても良い。
個々のバンド状部分5を得るため、連続するバンド状要素6は、該要素の長手方向延在部分に対して予め決められた傾斜(角度α’)で、または該要素に対して垂直に、切断される。切断部材7は、図1から分かるように、切断部材7付近にある連続バンド状要素6の一方の端部6aに係わる第1作業位置と、前記切断部材からある距離に位置する第2作業位置との間で移動可能であり、該切断部材に結合される、少なくとも1個の把持部材8を有する。図2から分かるように、把持部材8は、第1作業位置から第2作業位置に変位した後、連続バンド状要素6を引っ張り、連続バンド状要素6が、前記切断部材の後続の作業後に得られる部分5の長さに対応する長さを有する距離だけ切断部材7を超える状態で、好ましくはトロイダル状サポート3に対して半径方向に隣接する位置に、延在させる。部分5の横断位置は、必要に応じて、把持部材8の位置、したがって作業位置を調節することにより画定することができる。特に、本発明の方法によると、部分5の端部が任意に配置される特定の位置が画定される。詳細には、装置1は、把持部材8と切断部材7の位置とを固定することにより、両方の部分を同じ長さに切断し、把持部材8および/または切断部材7の位置に異なる値を交互に設定することにより、長さが異なる部分を切断することができる。
図1〜3では、9は、切断部材7のすぐ上流の領域にある連続バンド状要素6に作用する1対の案内ローラを指示する。
装置1は、上記の方法で作製されたバンド状部分5の各々に順に係合するように設計された少なくとも1個の配置ユニット10も備え、この配置ユニット10は、バンド状部分をトロイダル状サポート3の外面3a上、またはトロイダル状サポート3上に形成されたカーカス構造上に、前記トロイダル状サポートの周方向延在部分の方向に対して配置角度α(図5参照)で付与する。配置角度αは、配置ユニット10および供給ユニット4をトロイダル状サポート3に対して適切に方向付けるか、またはトロイダル状サポート3を前記配置ユニット10および供給ユニット4に対して適切に方向付けることにより容易に予め設定することができる。
あるいは、前記バンド状部分5は、前記外面3a上に全体的に付与される完全なベルトストリップを形成するまで、異なる支持具上に順に配置して良い。
任意に、前記バンド状部分5は、少なくとも1つの曲線状側部を有するように、前記切断部材7で切断することができる。
好ましくは、配置ユニット10は、バンド状部分5に沿って移動可能で、トロイダル状サポート3の外面3aに作用する少なくとも1個の圧迫要素11を備える。詳細には、好ましい構成の解決方法では、少なくとも2個の圧迫要素11を使用することが考えられ、前記要素の各々は、横断方向移動装置、たとえばエンドレススクリュータイプの作動によって案内構造13に沿って移動可能な支持要素12上に取り付けられるが、こうした横断方向移動装置は、当業者にとって都合の良い何らかの方法で実現することができるため、図示しない。
各々の支持要素12には、好ましくは、個々の圧迫要素11と協働するように設計された少なくとも1個の軸方向保持要素14が係合し、切断ユニット7の動作によるバンド状部分5の切断と、バンド状部分5のトロイダル状サポート3上への付与との間で生じる時間中、バンド状部分5を保持する。詳細には、各々の保持要素14は、たとえば、個々の支持要素12から突出するローラから構成され、把持部材8により駆動されるバンド状要素6、および切断されたバンド状部分5の軸受座(bearing seat)を提供する。把持部材8が第1および第2動作位置間において機械的に妨げられずに変位するのを促進するため、支持要素12を、案内構造13の長手方向延在部分の軸の周囲で角度的に回転可能にして、個々の圧迫要素11と軸方向保持要素14とを、図1から分かるように、把持部材8により連続バンド状要素6に与えられる長手方向移動の経路からある距離に位置する静止位置と、図2から分かるように、前記移動経路に沿って配置され、前記バンド状要素と係合する作業位置との間で、変位させることも考えられる。
圧迫要素11をトロイダル状サポート3の外面3a方向に半径方向に変位させるように設計された半径方向移動装置もまた、配置ユニット10に結合される。これらの半径方向移動装置については、図示および詳細な説明は行わない。つまり、これらの装置は、当業者にとって好都合な何らかの方法で実現することができ、たとえば案内構造13上、および/または圧迫要素11上で直接動作させて、バンド状部分5をトロイダル状サポート3の外面3aと接触させることができる。また、補助保持要素14が、圧迫要素11との関係で、トロイダル状サポート3に対して実質的に半径方向に移動可能であるように考えることも好ましい。こうして、圧迫要素11は、トロイダル状サポート3と補助保持要素14との間で機械的に妨げられないように、バンド状部分5を外面3aと接触させることができる。図示の実施態様の実施例では、上記の相対運動は、圧迫要素11をブロック12に沿ってトロイダル状サポート3の方向に直接変位させることにより得られる。
横断方向移動装置は、何らかの適切な方法で実現できるためやはり図示しないが、同様に、たとえば案内構造13とブロック12との間で動作し、圧迫要素が相互に隣接する第1動作状態と、トロイダル状サポート3の赤道平面からある距離にある第2動作状態との間で、圧迫要素11を変位させるように備えられる。
各バンド状部分5の作製および配置は、以下の方法で行われる。
把持部材8は、図1に示す状態から開始して第1作業位置になり、切断部材7付近にある案内ローラ9間に係合する連続バンド状要素6の端部6aに係合する(図1)。把持部材8が第2作業位置に達すると、支持要素12は、案内構造13の長手方向延在部分方向の周囲で角度的に回転し、補助保持要素14は、前記把持部材により駆動される連続バンド状要素6の下側に係合する(図2)。
次に、切断部材7は、バンド状部分5を切断するように動作する。この状態では、補助保持要素14は、トロイダル状サポート3の赤道平面に対して実質的に中心にある位置において横断方向に延在するようにバンド状部分5を保持する。
トロイダル状サポート3方向への圧迫要素11の変位も行われ、バンド状部分5はトロイダル状サポート3方向に半径方向に移動し、バンド状部分5の中心部分が前記トロイダル状サポートの赤道平面付近において外面3aに接触して圧迫される。支持要素12が案内構造13に沿って互いに離れて移動すると、圧迫要素11は、バンド状部分5に沿って赤道平面から離れるように同時に変位し、前記バンド状部分は、前記バンド状部分の中心部分から開始して、前記バンド状部分の対向端部方向に徐々に延在する圧迫作用により、全長に沿ってトロイダル状サポート3上に付与される。
次に、第1の角度移動装置の動作により、トロイダル状サポート3は、その幾何学的軸線周囲、好ましくは回転軸X−X周囲において、予め定義された角度間隔で角度的に回転し、別のバンド状部分5を付与する準備が整う。上記動作が連続的に繰り返され、幾何学的回転軸X−X周囲に連続周方向延在部分を有し、トロイダル状サポート3の周方向延在部分に沿って相互に隣接して分布する複数のバンド状部分5により形成される、ベルトストリップ2が形成される。
単なる一例として、第1の角度移動装置は、トロイダル状サポート3に同軸状に結合されるハブ15上で動作するステッパモータまたはその他のタイプのアクチュエータを備えることができる。あるいは、前記第1角度移動装置は、当業者にとって好都合で、配置ユニット10とトロイダル状サポート3との間において、選択した幾何学的軸線周囲で相対運動を生じるのに適する、その他の何らかの構造的形態を取ることもできる。
好ましくは、回転軸X−Xの周囲における上記相対運動は、バンド状部分5の配置が、トロイダル状サポート3の赤道平面に沿って測定した前記バンド状部分の幅に対応する周方向分布間隔で行われるように調節される。あるいは、バンド状部分5の配置は、トロイダル状サポート3が回転軸X−X周囲で2回以上完全に回転した後に連続層が形成されるように、上記の幅の倍数に対応する周方向分布間隔で行っても良い。
次に、図5、6および7を参照して、本発明による方法を詳細に説明する。
図5および6に大まかに示す本発明の方法の実施態様によると、バンド状部分5は、同じ長さを有するように作製した場合、不規則な横断方向の位置で、つまり横断方向に互い違いに配列されるように(arranged staggered transversely)、好ましくは反復手順を用いて、比較的大きい側部Lに沿って相互に隣接する構成で配置される。このようにした場合、各バンド状部分5の比較的小さい側部は、周方向に隣接するバンド状部分の比較的小さい側部と周方向に整列しない。
より詳細には、バンド状部分の互い違いの配置は、各部分5の中心線を比較的大きい側部に対して配列し、好ましくは、形成されるタイヤの赤道平面(Y−Y)から横断方向に変位させた少なくとも2つの位置の一方において交互に、各部分5の中心線を配列することにより行われる。
したがって、連続的に配置される部分の中心Cは、赤道平面(Y−Y)に沿って1本の直線上にすべて配列するのではなく、少なくとも2つ、好ましくは、赤道平面の両側に存在する1対の平行直線A1、A2の一方に交互に整列させて、配置される。好ましくは、前記対の2本の直線は、タイヤの赤道平面(Y−Y)から等距離にある。
図5では、これらの部分は、薄いバンドを角度α’、特に配置角度αに等しい角度で横断方向に切断し、ベルトストリップの部分の側縁をタイヤの赤道平面(Y−Y)の方向に平行に配列して取得した。
図6に示す実施態様では、部分5は、薄いバンドを補強要素16の方向、つまり比較的大きい側部Lに対して垂直に切断し、ベルトストリップの部分の側縁をタイヤの赤道平面(Y−Y)に対して傾斜する方向に配列して取得した。
直線A1およびA2が、形成されるタイヤの赤道平面(Y−Y)と一致する特定の例では、切断角度α’が配置角度αと異なる場合、何れの例でも、ベルト縁部の非線形周方向プロファイル(non-linear circumferential profile)が得られる。しかし、こうした例では、破線に沿って延在するプロファイルを有する周方向縁部を得るために、前記角度間の差は基本的に重要であり、この差は、好ましくは3°を超えるべきである。
この方法の別の実施態様によると、図7に示すように、バンド状部分5は、互いに異なる長さを有するように作製され、たとえば、より大きい長さのバンド状部分5’、およびより小さい長さのバンド状部分5’’が可能である。後者は、反復手順を用いて、交互に連続して配置され、つまり1つの長い部分および1つの短い部分が比較的長い側部Lに沿って相互に隣接して配置され、横断方向の配置は好ましくは均一であり、つまり横断方向では互い違いに配置されず、その結果、連続的に配置される中心Cは、形成されるタイヤの赤道平面(Y−Y)と一致する1本の直線A3に沿って整列する。
したがって、この例では、各バンド状部分5’、5’’の比較的小さい側部は、周方向に隣接するバンド状部分の比較的小さい側部と周方向に整列しない。
上記で図5、6に図示した方法に類似する方法では、この場合も、上記部分は、特に配置角度αに等しい角度α’で横断方向に切断するか、または補強要素16の方向に垂直に切断して得られ、その結果、側縁はそれぞれタイヤの赤道平面(Y−Y)の方向に平行であるか、または前記平面に対して傾斜する。
したがって、要約すると、本発明による方法は、配置した時に、中心が整列しない長さが同じバンド状部分、または配置した時に、中心が任意に整列するかまたは整列しない長さが異なるバンド状部分を交互に使用して実施することが可能であり、各々の場合に、部分の比較的小さい側部はタイヤに対して周方向に方向付けるか、または異なる傾斜角度で、特に比較的大きい側部に対して垂直に方向付けることができる。
好ましくは、バンド状部分の比較的小さい側部は4mm〜30mmの長さを有する。
上記のバンド状部分が同じ長さおよび曲線状の比較的小さい側部を有する場合、この方法は、何れの場合も、中心を整列させてある配置角度で前記部分を整列させて実施することもできる。結果として得られるベルトストリップの周方向縁部は、何れの場合も、上記で定義するこの用語の意味での破線により形成される点に注目するべきである。
図示しないもう1つの実施態様によると、2つの横断方向に異なる位置における交互の配置は、2つ以上の隣接する部分5の群に関連する。考えられるもう1つの配列は、1つ、2つまたはそれ以上の隣接する部分により形成される隣接部分の群が、2つ、3つまたはそれ以上の横断方向に偏位する位置において交互に分配される配列である。
この場合、ベルトを2つ以上の層により形成するなら、周囲の側部領域におけるコード密度の推移は連続的に変化するのではなく、各部分5のコードの密度またはコードの密度全体の約数に対応する特定の値の倍数として変化する点に注目するべきである。しかし、バンド状部分5の密度、互い違いの配置の推移、およびベルトの層の数を適切に選択することにより、所望の方法で変化する周囲側部領域における密度プロファイルを得ることが可能である。
たとえば、形成されるタイヤの赤道平面(Y−Y)からの前記平行直線の距離は、2mm〜10mmの範囲である。したがって、密度が不均一な周囲側部領域の幅(または、側方の互い違いの程度)は、4〜20mmの領域にある。
最後に、タイヤのベルト構造は、一般に、2本以上のベルトストリップにより形成される。この方法の好ましい実施態様では、半径方向一番内側のベルトストリップのみが、上記で図示した別法による解決方法の何れかにより形成される。次に、前記ストリップの少なくとも端部が、エラストマー材料の非常に薄い膜で裏打ちされ、この膜は、配置後に圧延することが好ましい。前記圧延は、前記ベルトストリップの端部とエラストマー材料の前記膜との間に捕捉されるエアポケットをなくす。さもなければ、前記エアポケットは、タイヤの加硫処理時に体積が増加して、タイヤ自体の構造を損なう可能性がある。
ベルト構造の連続ストリップは、従来の技術を使用するか、またはワイヤまたは薄いバンドを上記膜の上に配置して形成され、前記ストリップは、先行技術で公知のベルトストリップのように、破線部分がない実質的に周方向縁部を有する。さらに、前記追加の半径方向一番外側のベルトストリップは、前に形成されたストリップの幅より小さい幅を有し、前記ストリップは、一般に、前に形成されたストリップの破線状縁部内に含まれる。
最後に、上記の半径方向一番外側のストリップの少なくとも表面全体に延在するように、軸方向に0°の一つの層を配することが好ましい。
こうして形成されたベルト構造は、破線部分により形成された周方向縁部の利点を維持する。なぜなら、第1ベルトストリップ上に重畳されるエラストマー材料の膜は、厚さが限られているために、ベルトストリップの幾何学的形状に関連する挙動を抑制せず、しかも、上記のとおり、加硫処理段階におけるタイヤ内部のエアポケットの存在によって生じる問題を防止する。
したがって、この方法では、追加のコストまたはプラントの構造上の変更を必要とせずに、たとえば、上記のようにバンド状部分を配置することによりベルト構造を形成して、タイヤの側部上の「ヒンジ効果」をなくし、その結果、タイヤの構造上の強度を増加し、磨耗を減少させることが可能である。
さらに、糸状補強要素の先端が切り取られた端部は、保護ライニングがなくなるが、単一の周方向側部プロファイルに沿って整列しなくなるので、その結果、ゴムと金属との間の分離または引裂が広がる優先的な経路の形成が防止される。
最後に、本発明の方法によると、ベルトストリップの縁部に沿った剛性勾配が比較的小さく、タイヤのカーカスの剛性値がベルト構造の縁部に沿って突然変化することが実質的に減少し、改善された、より緩やかな移動特性を得ることができる。
連続するバンド状要素の端部が把持要素によりちょうど把持される作業段階中の、本発明による方法を実施することが可能な装置を大まかに示す。 図1に示す段階の次の段階であって、バンド状要素が、配置ユニットが係合するようにトロイダル状サポートに沿って延在した段階を示す。 図2に示す段階の次の段階であって、バンド状部分がその中心部分に沿ってトロイダル状サポート上にちょうど付与される段階を示す。 バンド状部分を付与する最終段階を示す。 本発明の一実施態様に基づいて行われるバンド状部分の配置を示す図である。 本発明の他の実施態様に基づいて行われるバンド状部分の配置を示す図である。 別の実施態様に基づいて行われるバンド状部分の配置を示すさらに他の図である。

Claims (22)

  1. 車輌のタイヤ用ベルト構造を製造するための方法であって、製造ドラム(3)の幾何学的回転軸(X−X)周囲に連続的な周方向延在部分を有する少なくとも1本のベルトストリップ(2)を形成する段階を含む方法であって、
    前記少なくとも1本のベルトストリップ(2)が、破線に沿って延在するプロファイルを有する少なくとも1つの周方向縁部を有するように形成されることを特徴とする方法。
  2. 前記ドラム(3)が、前記タイヤの半径方向内面に従って形成されるトロイダル状サポートであることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ドラム(3)の周方向延在部分の方向に対して予め定義された配置角度(α)で傾斜する方向に外方および復帰を交互に行うことにより、少なくとも1本の連続長手方向糸状要素を前記ドラム(3)上に巻き付けて前記ベルトストリップ(2)を形成するという事実を特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 長さが異なる連続側部を有し、少なくとも1本の長手方向糸状要素(16)を含むバンド状部分(5)を形成する段階と、
    前記ドラム(3)の周方向延在部分の方向に対して予め定義された配置角度(α)で、前記ドラム(3)の周方向延在部分に、比較的大きい側部(L)の一つに沿って相互に隣接する配列で前記バンド状部分(5)を付与する段階とを含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. 前記バンド状部分(5)が、連続バンド状要素(6)から切断される、請求項4に記載の方法。
  6. 前記バンド状部分(5)が、互いに平行に配置された複数の長手方向糸状要素(16)を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記連続バンド状要素(6)の切断方向が、前記長手方向糸状要素の方向に対してある切断角度(α’)を形成する、請求項6に記載の方法。
  8. 前記切断角度(α’)が前記予め定義された配置角度(α)に等しい、請求項7に記載の方法。
  9. 前記バンド状部分(5)は、比較的小さい側部の少なくとも1つが、周方向に隣接するバンド状部分(5)の少なくとも1つの対応する比較的小さい側部と周方向に整列しないように付与されることを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  10. 前記バンド状部分の前記切断が、比較的大きい側部(L)の方向に実質的に垂直な方向に行われる、請求項6に記載の方法。
  11. 前記バンド状部分(5)は、それぞれの中心(C)が、形成されるタイヤの赤道平面(Y−Y)と一致する直線(A3)上に配置されるように付与されることを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  12. 前記バンド状部分(5)が同じ長さに切断されることを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  13. 前記バンド状部分(5)は、それぞれの中心(C)が、形成されるタイヤの赤道平面(Y−Y)の両側に位置する少なくとも2本の平行直線(A1、A2)上に交互に配置されるように付与されることを特徴する、請求項12に記載の方法。
  14. 前記平行直線(A1、A2)が、形成されるタイヤの平行直線(A1、A2)から等距離にあることを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  15. 形成されるタイヤの赤道平面(Y−Y)からの前記平行直線(A1、A2)の距離が、2mm〜10mmの範囲である、請求項14に記載の方法。
  16. 自動車のタイヤであって、タイヤの回転軸を含む半径方向平面に実質的に沿って方向付けられた補強コードを有する少なくとも1つのカーカスプライを含むカーカス構造と、前記カーカス構造の周方向周囲に延在するトレッドバンド(4)と、前記カーカス構造と前記トレッドバンド(4)との間に周方向に挿置されるベルト構造であって、互いに半径方向重畳されて、実質的に前記トレッドバンドまで軸方向に延在する少なくとも1対のベルトストリップを含み、前記ベルトストリップが、各々のストリップ内で互いに平行な複数の補強コードで、半径方向に隣接するストリップの補強コードと交差し、タイヤ(1)の赤道平面(Y−Y)に対して反対の方向に斜めに方向付けられる複数の補強コードを有する、ベルト構造と、を備えるタイヤであって、
    前記ベルトストリップの少なくとも1本(2)が、破線に沿って延在するプロファイルを有する少なくとも1つの周方向縁部を有することを特徴とするタイヤ。
  17. 前記ベルト構造(2)が、長さが異なる連続側部を有する複数のバンド状部分(5)を備えることを特徴とする、請求項16に記載のタイヤ。
  18. 前記ベルトストリップ(2)において、前記バンド状部分(5)の少なくとも1つが、周方向に隣接するバンド状部分の少なくとも1つの対応する比較的小さい側部と周方向に整列しない、比較的小さい側部の少なくとも1つを有することを特徴とする、請求項17に記載のタイヤ。
  19. 前記ベルトストリップ(2)の少なくとも1つの縁部の周方向プロファイルが、タイヤの赤道平面(Y−Y)の方向に平行な前記バンド状部分(5)の比較的小さい側部を含むことを特徴とする、請求項18に記載のタイヤ。
  20. 少なくとも1本の前記ベルトストリップ(2)の周方向プロファイルが、タイヤの赤道平面(Y−Y)の方向に対して傾斜する前記バンド状部分(5)の比較的小さい側部を含むことを特徴とする、請求項18に記載のタイヤ。
  21. 各バンド状部分(5)の比較的小さい側部が4mm〜30mmの長さを有することを特徴とする、請求項17に記載のタイヤ。
  22. 前記ベルトストリップ(2)が、前記タイヤの周方向延在部分の方向に対して予め定義された配置角度(α)で傾斜する方向に配置された連続する回旋部を有する、少なくとも1本の連続する長手方向糸状要素を含む、請求項16に記載のタイヤ。
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