JP2004160962A - タイヤの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】カーカス補強体の折り返し部をビードワイヤと上記補強体との間に位置決めすることができるタイヤの製造を可能にするタイヤを製造する簡単な方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は下記段階、
―カーカス補強体(A)を概ね平らな受け面(1)に設置し、
―カーカス補強体(A)の少なくとも一方の端部(A’)をそれ自身に折り返し、
―そのようにして得られた半仕上げ品(SF)を概ね円筒形の受け面のまわり全体に周方向に位置決めし、
―互いに向かい合った半仕上げ品(SF)の端部を互いに溶接し、
―そのように形成された各折り返し部上にビードワイヤ(T)を位置決めする、
ことよりなるタイヤの製造方法に関する。
【選択図】 図1C
【解決手段】本発明は下記段階、
―カーカス補強体(A)を概ね平らな受け面(1)に設置し、
―カーカス補強体(A)の少なくとも一方の端部(A’)をそれ自身に折り返し、
―そのようにして得られた半仕上げ品(SF)を概ね円筒形の受け面のまわり全体に周方向に位置決めし、
―互いに向かい合った半仕上げ品(SF)の端部を互いに溶接し、
―そのように形成された各折り返し部上にビードワイヤ(T)を位置決めする、
ことよりなるタイヤの製造方法に関する。
【選択図】 図1C
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はタイヤの製造方法に関する。より詳細には、本発明はビードの各々に少なくとも1つの補強用ビードワイヤを有するカーカス補強体を備えており、カーカス補強体がビードのまわりに巻かれて折り返し部を形成しているタイヤであって、一般実施とは対照的に、カーカス補強体の折り返し部がビードワイヤとカーカス補強体自身との間に配置されているようなタイヤの製造に関する。タイヤのより十分な理解にためには、特にフランス特許出願第FR−2716645号(図2)を参照すればよい。
【0002】
【従来技術】
タイヤの製造方法のいくつかの種類があり、或る方法は次々に使用されるいくつかの組立てドラムを使用しており、他の方法は、中央部分が円筒形であり、端部が肩部を有する受け面を有する組立てドラムを使用しており、更に他の方法は組立てドラムを使用するに先立って「ポケット」として一般に知られる半仕上げ円筒形製造物を得るのにカラーを使用している。どの方法を選ぼうと、ビードワイヤのまわりにカーカス補強体を折り返す操作は、実際そのようにすることを望むのであれば、カーカス補強体を組立てドラムに位置決めしたときに行われるだけである。
【0003】
このような折り返し部は組立てドラムに固定してもしなくてもよいカーカス補強体を折り返す装置により作られる。例として、米国特許第3698987号を挙げることができ、この特許はトラスの一般外観を有する膨らまし可能な第1ブラダを備えた折り返し装置を述べており、折り返し操作をもたらすのに必要とされる折り返し装置の変位は第1ブラダを横方向に押す膨らまし可能な第2プラダまたは金属カラーよりなる中間要素により行われる。米国特許第4087306号では、折り返し装置はカーカス補強体の折り返しをもたらすのに必要とされる横方向の転動を展開する折り返しプラダよりなる。
【0004】
これらの折り返しドラムおよび装置によれば、カーカス補強体を未膨らましドラムに位置決めしたら、すなわち、その周寸法が最も小さく、ビードワイヤがカーカスに対して不動の位置と軸方向に向かい合っているときに、カーカス補強体にビードワイヤの位置決めを定めるためにドラムを膨らまし、次いでカーカス補強体の各横端部を対応するビードワイヤのまわりに折り返すことができる折り返し装置を作動させることよりなる段階を実施することによりタイヤの製造が可能になる。
【0005】
かかるドラムはカーカス補強体の折り返し部をビードワイヤ下に位置決めする製造方法の変更例には適していない。折り返し装置の操作がビードワイヤよりなりカーカス補強体が折り返される固定箇所の存在に依存しているという点で、折り曲げ位置を定めるためにビードワイヤを使用してカーカス補強体を折り返すことができ、同時に折り返し部をビードワイヤの下に半径方向に入れることができる明白な方法がない。
【0006】
フランス特許公告第FR−2777827号またはヨーロッパ特許公告第EP−0953435号に記載のもののような或る特定のドラムは、半径方向に延びるか、或いはカーカス補強体の端部を自由にするように半径方向に変位することができるフィンガーよりなる折り返し装置を備えており、この場合、半径方向に変位可能なガイドにより移動されるビードワイヤ自身により折り返し部を作ることができる。このようなドラムは折り返し部を形成するための重要且つ複雑な機構を必要とする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、特に、カーカス補強体の折り返し部をビードワイヤと上記補強体との間に位置決めすることができるタイヤの製造を可能にするタイヤを製造する簡単な方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、タイヤの製造方法は下記の段階、
―カーカス補強体(A)を概ね平らである受け面(1)に設置し、
―カーカス補強体(A)の少なくとも一方の端部(A’)をそれ自身に折り返し、
―そのように作られた半仕上げ品(SF)を、概ね円筒形の受け面のまわり全体に周方向に位置決めし、
―互いに向かい合った半仕上げ品(SF)の端部を互いに溶接し、
―そのように形成された各折り返し部上にビードワイヤ(T)を位置決めする、
ことよりなる。
【0009】
また、本発明は、概ね円筒形の表面全体に周方向に半仕上げ品を位置決めする段階が下記段階、
―連続カーカスプライの一部を概ね平らな受け面に設置し、
―このプライ部分の少なくとも一方の端部をそれ自身に折り返し、
―半仕上げ品を長尺物に切断する、
ことにより進行されることを特徴とする方法に関する。
【0010】
本発明の利点は、上記折り返し部をビードワイヤとカーカス補強体との間に位置決めしながら、その結果得られる半仕上げ品を概ね円筒形の受け面に位置決めする段階の前に、プライをそれ自身に折り返す操作を有利に行うことができると言う点にある。本発明の他の利点および特徴は図面を参照して行う本発明による方法の使用例の説明を読むと明らかになる。
【0011】
【実施例】
図1Aないし図1Fを参照すると、本発明による方法は下記の段階よりなる。
すなわち、ここに記載の例では、図1Aに示すように、それ自身にカーカス補強体Aを構成する織物ケーブルよりなるプライを受け台の表面のような概ね平らな表面に設置する。
図1Aないし図1Cおよび図5ないし図7における位置の参照を容易にするために平らな表面1における直交軸線にX’XおよびY’Yを付してある。
【0012】
なお、考察するカーカス補強体はケーブルNCのプライよりなることができ、このプライのX’X方向における2つの横方向両端NC’、NC’’は台1上のプライの位置に対してプライの下に配置されたゴム混合物よりなる長さ方向部分R’、R’’(ケーブルよりなるゴム混合物ストリップ)を有していて、図7に示すように、上記部分R’、R’’はプライの上記端部の各々に沿ってX’X方向にプライを越えて延びている。下記において、「X’X方向における横方向両端部A’、A’’」は、これらがプライ自身の端部よりなろうと、プライに対して後に設定されようと、カーカス補強体の端部を意味する。
なお、図面において、カーカス補強体はX’X方向と平行な縁部を有しているが、カーカス補強体を或る角度で切断することができるので、本発明はもちろん、かかる例に限定されない。
【0013】
製造しようとするタイヤの種類によっては、2つのゴム混合物部分P’、P’’が図1Bに示すようにそれぞれカーカス補強体Aの横方向両端部A’、A’’の帯域のわたって設置される。図面には、これらの部分は半円形横断面を有する場合について示されているが、他の形状をはっきり予想することができる。
詳細には、これらの部分の存在により、カーカス補強体と、各々が少なくとも1つの補強ビードワイヤを含む2つのビードとを備えたタイヤを製造し得、このタイヤでは、カーカス補強体はビードワイヤとカーカス補強体自身との間に配置された折り返し部を構成しており、上記ビードのうちの一方を図4に概略的に示してある。しかしながら、この例は本発明の範囲を上記タイヤの種類の製造に限定するためのものではない。
【0014】
詳細には、異なるタイヤ構造を製造するために、図1Cに示すようにプライ端部を折り返す段階に直接進むことができる。
この方法によれば、他の種類のタイヤ、詳細には、同じタイヤの2つのビードが異なる直径を有するタイヤを製造することもできる。
【0015】
次いで、図1Cに示すように、プライ端部A’、A’’をそれら自身に或いは部P’、P’’のまわりに折り返す。折り返し部は任意の方法、例えば、台自身に存在することができるか、或いは台に載せることができる折り返し装置(折り返し膜、フィンガーなど)によって形成することができる。緒部分が存在しない場合でも、平らのままでなければならないような、折り返すべき端部に近いカーカス補強体の帯域の位置を維持するための手段を設けることが有利である。
【0016】
単一の折り返し段階だけでもよいが、特に特定の構造を得るために、カーカス補強体の端部のいくつかの折り返し部を考えることもできる。事実上、本方法は折り返し部の非常に多くの可能性を呈し、且つビードワイヤを適所に設置する前にカーカス補強体に付設すべき可能な製造物を許容する。
従って、この段階では、半仕上げ品を製造し、もちろん、この半仕上げ品に他の製造物、例えば、ゴム混合物、または構成ドラムへの移送の前にゴム混合物のプライに埋め込まれるコードよりなる補強体を付設することができる。
【0017】
図1Cに示す例では、折り返し端部に隣接していて、カーカス補強体のY’Y方向における横方向両縁部A1、A2が上記折り返し部と整合される。しかしながら、図2に示すように、外側において縁部A1が端部A’、A’’の折り返し部に対してY’Y方向にカーカス補強体の中心を超えて延びるように、カーカス補強体がその縁部のうちの一方A1の角に切欠きを有することをもくろむことができる。切欠きの大きさは、縁部A1の長さが図3に示すように中心部分におけるカーカス補強体の長さより小さいように図2に示すものより大きくてもよい。
カーカス補強体の縁部A1のこれらの変形実施例は下記でより詳細にわかるようにカーカス補強体が溶接される帯域を変更している。
【0018】
次いで、SFで示すこの半仕上げ品を図1Dに示すように組立てドラムの表面のような概ね円筒形の表面2に設置する。
製造物を逆に、すなわち、折り返し部を表面2と接触させて位置決めすることが考え得る。
【0019】
製造物を移送する操作を行うには、ガイドチャンネルを設けるのがよく、これらのガイドチャンネルは受け台の出口に直接設けられ、組立てドラムを送るようになっているか、或いは半仕上げ品の中間貯蔵を行うようになっている。
組立てドラムへの半仕上げ品SFの位置決めは、図1Dに示す例では、折り返し端部を有するカーカス補強体Aの中央帯域の「縁対縁」シームよりなる溶接部を形成することにより完了される。なお、実際、カーカス補強体の自然変形が端部A1を折り曲げるときに端部A1のわずかな湾曲をもたらすが、それでも、溶接部は縁対縁シームとみなされる。
【0020】
明らかに、図2および図3に示す変形例では、縁部A1の全長にそって重なり部があり、先の変形例と同様に、諸部分のある或いは無い折り返し帯域のX’X方向における外端部が縁対縁溶接されている。
【0021】
折り返し帯域のX’X方向における外端部の縁対縁溶接部は当然、開口したり、得られるタイヤの品質を保証するために硬化段階まで溶接部を閉じたままにしたりする傾向があり、溶接部にわたって配置される機械的連接要素を設けることが有利であり、この機械的連接要素は一時的でもよく、或は好ましくは硬化タイヤに留まってもよい。この機械的連接要素はゴム混合物と適合可能な材料製のフックでも、モールドにタイヤを設置するまでジョイントが維持されるようにする爪部のような機械装置でも、本方法において例として述べるように、ゴム混合物よりなる小さいストリップ3でもよく、このストリップ3はその長さ方向に互いに平行であって積み重ねられた織物コードまたは金属コードよりなり、ストリップ3のコードは図5に示すように折り返し部にうちの一方のみにドラムに対して周方向に配置されている。同じ方向に配置され、且つ図6に示すようにカーカス補強体の周囲全体にわたって延びているストリップ3’を意図することもできる。
【0022】
タイヤの他の製造物を必要に応じて位置決めした後、ビードワイヤT、T’をガイドを経て取り入れる(図1E)。次いで、ビードワイヤT、T’を運ぶガイドをカーカス補強体に対する、より正確には、上記補強体上の折り返し部に対する所望位置に達するまでカーカス補強体Aに向けて前進させる。
この製造例では、ガイドの前進はドラムの膨張と同期化される。ビードワイヤT’、T’’が最終の所望位置に対応する軸方向位置になると、これらのビードワイヤを緩め、ドラムの膨張をその全膨張位置まで完了させて図1Fに示すようにビードワイヤの位置を軸方向および半径方向に固定する。
【0023】
次いで、タイヤの他の成分製造物を適所に設置する。この分野に係るものには、多くの方法が利用可能であり、従って、本発明の内容におけるこの製造面を説明しても役にたたない。最後に、タイヤを加硫する。
以前わかっていたように、実施するのが簡単なこの方法によれば、ビードワイヤが異なり且つ複雑である構造を有するタイヤを製造することが可能である。
【0024】
なお、本方法の変形例によれば、巻き出されるスプールに巻かれたカーカスプライから初めて方法を連続的に行うことができる。このプライの一部は、プライの一端または対向端部が連続的に折り返される平らな表面に位置する。次いで、そのようにして得られた半仕上げ品を長尺体に切断し、円筒形表面に設置する。本方法は上記変形例と同じようにして連続する。
【図面の簡単な説明】
【図1A】本方法の段階の概略斜視図である。
【図1B】本方法の段階の概略斜視図である。
【図1C】本方法の段階の概略斜視図である。
【図1D】本方法の段階の概略斜視図である。
【図1E】本方法の段階の概略斜視図である。
【図1F】本方法の段階の概略斜視図である。
【図2】一変形例により図1Bに示すタイヤ1Bの製造に使用される半仕上げ品の概略斜視図である。
【図3】第2変形例により図1Bに示すタイヤ1Bの製造に使用される半仕上げ品の概略斜視図である。
【図4】本発明による方法を使用して製造することができる第1種類のタイヤのビードの概略部分半径方向横断面図である。
【図5】本発明による方法の第1変形例による図1Dに示す段階の概略斜視図である。
【図6】本発明による方法の第2変形例による図1Dに示す段階の概略斜視図である。
【図7】本発明による方法の変形例による図1Aに示す段階の概略斜視図である。
【符号の説明】
1 平らな表面
NC ケーブルプライ
NC’ ケーブルプライの端部
NC’’ ケーブルプライの端部
A カーカス補強体
A’ カーカス補強体の端部
A’’ カーカス補強体の端部
P’ ゴム混合物部分
P’’ ゴム混合物部分
SF 半仕上げ品
【発明の属する技術分野】
本発明はタイヤの製造方法に関する。より詳細には、本発明はビードの各々に少なくとも1つの補強用ビードワイヤを有するカーカス補強体を備えており、カーカス補強体がビードのまわりに巻かれて折り返し部を形成しているタイヤであって、一般実施とは対照的に、カーカス補強体の折り返し部がビードワイヤとカーカス補強体自身との間に配置されているようなタイヤの製造に関する。タイヤのより十分な理解にためには、特にフランス特許出願第FR−2716645号(図2)を参照すればよい。
【0002】
【従来技術】
タイヤの製造方法のいくつかの種類があり、或る方法は次々に使用されるいくつかの組立てドラムを使用しており、他の方法は、中央部分が円筒形であり、端部が肩部を有する受け面を有する組立てドラムを使用しており、更に他の方法は組立てドラムを使用するに先立って「ポケット」として一般に知られる半仕上げ円筒形製造物を得るのにカラーを使用している。どの方法を選ぼうと、ビードワイヤのまわりにカーカス補強体を折り返す操作は、実際そのようにすることを望むのであれば、カーカス補強体を組立てドラムに位置決めしたときに行われるだけである。
【0003】
このような折り返し部は組立てドラムに固定してもしなくてもよいカーカス補強体を折り返す装置により作られる。例として、米国特許第3698987号を挙げることができ、この特許はトラスの一般外観を有する膨らまし可能な第1ブラダを備えた折り返し装置を述べており、折り返し操作をもたらすのに必要とされる折り返し装置の変位は第1ブラダを横方向に押す膨らまし可能な第2プラダまたは金属カラーよりなる中間要素により行われる。米国特許第4087306号では、折り返し装置はカーカス補強体の折り返しをもたらすのに必要とされる横方向の転動を展開する折り返しプラダよりなる。
【0004】
これらの折り返しドラムおよび装置によれば、カーカス補強体を未膨らましドラムに位置決めしたら、すなわち、その周寸法が最も小さく、ビードワイヤがカーカスに対して不動の位置と軸方向に向かい合っているときに、カーカス補強体にビードワイヤの位置決めを定めるためにドラムを膨らまし、次いでカーカス補強体の各横端部を対応するビードワイヤのまわりに折り返すことができる折り返し装置を作動させることよりなる段階を実施することによりタイヤの製造が可能になる。
【0005】
かかるドラムはカーカス補強体の折り返し部をビードワイヤ下に位置決めする製造方法の変更例には適していない。折り返し装置の操作がビードワイヤよりなりカーカス補強体が折り返される固定箇所の存在に依存しているという点で、折り曲げ位置を定めるためにビードワイヤを使用してカーカス補強体を折り返すことができ、同時に折り返し部をビードワイヤの下に半径方向に入れることができる明白な方法がない。
【0006】
フランス特許公告第FR−2777827号またはヨーロッパ特許公告第EP−0953435号に記載のもののような或る特定のドラムは、半径方向に延びるか、或いはカーカス補強体の端部を自由にするように半径方向に変位することができるフィンガーよりなる折り返し装置を備えており、この場合、半径方向に変位可能なガイドにより移動されるビードワイヤ自身により折り返し部を作ることができる。このようなドラムは折り返し部を形成するための重要且つ複雑な機構を必要とする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、特に、カーカス補強体の折り返し部をビードワイヤと上記補強体との間に位置決めすることができるタイヤの製造を可能にするタイヤを製造する簡単な方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、タイヤの製造方法は下記の段階、
―カーカス補強体(A)を概ね平らである受け面(1)に設置し、
―カーカス補強体(A)の少なくとも一方の端部(A’)をそれ自身に折り返し、
―そのように作られた半仕上げ品(SF)を、概ね円筒形の受け面のまわり全体に周方向に位置決めし、
―互いに向かい合った半仕上げ品(SF)の端部を互いに溶接し、
―そのように形成された各折り返し部上にビードワイヤ(T)を位置決めする、
ことよりなる。
【0009】
また、本発明は、概ね円筒形の表面全体に周方向に半仕上げ品を位置決めする段階が下記段階、
―連続カーカスプライの一部を概ね平らな受け面に設置し、
―このプライ部分の少なくとも一方の端部をそれ自身に折り返し、
―半仕上げ品を長尺物に切断する、
ことにより進行されることを特徴とする方法に関する。
【0010】
本発明の利点は、上記折り返し部をビードワイヤとカーカス補強体との間に位置決めしながら、その結果得られる半仕上げ品を概ね円筒形の受け面に位置決めする段階の前に、プライをそれ自身に折り返す操作を有利に行うことができると言う点にある。本発明の他の利点および特徴は図面を参照して行う本発明による方法の使用例の説明を読むと明らかになる。
【0011】
【実施例】
図1Aないし図1Fを参照すると、本発明による方法は下記の段階よりなる。
すなわち、ここに記載の例では、図1Aに示すように、それ自身にカーカス補強体Aを構成する織物ケーブルよりなるプライを受け台の表面のような概ね平らな表面に設置する。
図1Aないし図1Cおよび図5ないし図7における位置の参照を容易にするために平らな表面1における直交軸線にX’XおよびY’Yを付してある。
【0012】
なお、考察するカーカス補強体はケーブルNCのプライよりなることができ、このプライのX’X方向における2つの横方向両端NC’、NC’’は台1上のプライの位置に対してプライの下に配置されたゴム混合物よりなる長さ方向部分R’、R’’(ケーブルよりなるゴム混合物ストリップ)を有していて、図7に示すように、上記部分R’、R’’はプライの上記端部の各々に沿ってX’X方向にプライを越えて延びている。下記において、「X’X方向における横方向両端部A’、A’’」は、これらがプライ自身の端部よりなろうと、プライに対して後に設定されようと、カーカス補強体の端部を意味する。
なお、図面において、カーカス補強体はX’X方向と平行な縁部を有しているが、カーカス補強体を或る角度で切断することができるので、本発明はもちろん、かかる例に限定されない。
【0013】
製造しようとするタイヤの種類によっては、2つのゴム混合物部分P’、P’’が図1Bに示すようにそれぞれカーカス補強体Aの横方向両端部A’、A’’の帯域のわたって設置される。図面には、これらの部分は半円形横断面を有する場合について示されているが、他の形状をはっきり予想することができる。
詳細には、これらの部分の存在により、カーカス補強体と、各々が少なくとも1つの補強ビードワイヤを含む2つのビードとを備えたタイヤを製造し得、このタイヤでは、カーカス補強体はビードワイヤとカーカス補強体自身との間に配置された折り返し部を構成しており、上記ビードのうちの一方を図4に概略的に示してある。しかしながら、この例は本発明の範囲を上記タイヤの種類の製造に限定するためのものではない。
【0014】
詳細には、異なるタイヤ構造を製造するために、図1Cに示すようにプライ端部を折り返す段階に直接進むことができる。
この方法によれば、他の種類のタイヤ、詳細には、同じタイヤの2つのビードが異なる直径を有するタイヤを製造することもできる。
【0015】
次いで、図1Cに示すように、プライ端部A’、A’’をそれら自身に或いは部P’、P’’のまわりに折り返す。折り返し部は任意の方法、例えば、台自身に存在することができるか、或いは台に載せることができる折り返し装置(折り返し膜、フィンガーなど)によって形成することができる。緒部分が存在しない場合でも、平らのままでなければならないような、折り返すべき端部に近いカーカス補強体の帯域の位置を維持するための手段を設けることが有利である。
【0016】
単一の折り返し段階だけでもよいが、特に特定の構造を得るために、カーカス補強体の端部のいくつかの折り返し部を考えることもできる。事実上、本方法は折り返し部の非常に多くの可能性を呈し、且つビードワイヤを適所に設置する前にカーカス補強体に付設すべき可能な製造物を許容する。
従って、この段階では、半仕上げ品を製造し、もちろん、この半仕上げ品に他の製造物、例えば、ゴム混合物、または構成ドラムへの移送の前にゴム混合物のプライに埋め込まれるコードよりなる補強体を付設することができる。
【0017】
図1Cに示す例では、折り返し端部に隣接していて、カーカス補強体のY’Y方向における横方向両縁部A1、A2が上記折り返し部と整合される。しかしながら、図2に示すように、外側において縁部A1が端部A’、A’’の折り返し部に対してY’Y方向にカーカス補強体の中心を超えて延びるように、カーカス補強体がその縁部のうちの一方A1の角に切欠きを有することをもくろむことができる。切欠きの大きさは、縁部A1の長さが図3に示すように中心部分におけるカーカス補強体の長さより小さいように図2に示すものより大きくてもよい。
カーカス補強体の縁部A1のこれらの変形実施例は下記でより詳細にわかるようにカーカス補強体が溶接される帯域を変更している。
【0018】
次いで、SFで示すこの半仕上げ品を図1Dに示すように組立てドラムの表面のような概ね円筒形の表面2に設置する。
製造物を逆に、すなわち、折り返し部を表面2と接触させて位置決めすることが考え得る。
【0019】
製造物を移送する操作を行うには、ガイドチャンネルを設けるのがよく、これらのガイドチャンネルは受け台の出口に直接設けられ、組立てドラムを送るようになっているか、或いは半仕上げ品の中間貯蔵を行うようになっている。
組立てドラムへの半仕上げ品SFの位置決めは、図1Dに示す例では、折り返し端部を有するカーカス補強体Aの中央帯域の「縁対縁」シームよりなる溶接部を形成することにより完了される。なお、実際、カーカス補強体の自然変形が端部A1を折り曲げるときに端部A1のわずかな湾曲をもたらすが、それでも、溶接部は縁対縁シームとみなされる。
【0020】
明らかに、図2および図3に示す変形例では、縁部A1の全長にそって重なり部があり、先の変形例と同様に、諸部分のある或いは無い折り返し帯域のX’X方向における外端部が縁対縁溶接されている。
【0021】
折り返し帯域のX’X方向における外端部の縁対縁溶接部は当然、開口したり、得られるタイヤの品質を保証するために硬化段階まで溶接部を閉じたままにしたりする傾向があり、溶接部にわたって配置される機械的連接要素を設けることが有利であり、この機械的連接要素は一時的でもよく、或は好ましくは硬化タイヤに留まってもよい。この機械的連接要素はゴム混合物と適合可能な材料製のフックでも、モールドにタイヤを設置するまでジョイントが維持されるようにする爪部のような機械装置でも、本方法において例として述べるように、ゴム混合物よりなる小さいストリップ3でもよく、このストリップ3はその長さ方向に互いに平行であって積み重ねられた織物コードまたは金属コードよりなり、ストリップ3のコードは図5に示すように折り返し部にうちの一方のみにドラムに対して周方向に配置されている。同じ方向に配置され、且つ図6に示すようにカーカス補強体の周囲全体にわたって延びているストリップ3’を意図することもできる。
【0022】
タイヤの他の製造物を必要に応じて位置決めした後、ビードワイヤT、T’をガイドを経て取り入れる(図1E)。次いで、ビードワイヤT、T’を運ぶガイドをカーカス補強体に対する、より正確には、上記補強体上の折り返し部に対する所望位置に達するまでカーカス補強体Aに向けて前進させる。
この製造例では、ガイドの前進はドラムの膨張と同期化される。ビードワイヤT’、T’’が最終の所望位置に対応する軸方向位置になると、これらのビードワイヤを緩め、ドラムの膨張をその全膨張位置まで完了させて図1Fに示すようにビードワイヤの位置を軸方向および半径方向に固定する。
【0023】
次いで、タイヤの他の成分製造物を適所に設置する。この分野に係るものには、多くの方法が利用可能であり、従って、本発明の内容におけるこの製造面を説明しても役にたたない。最後に、タイヤを加硫する。
以前わかっていたように、実施するのが簡単なこの方法によれば、ビードワイヤが異なり且つ複雑である構造を有するタイヤを製造することが可能である。
【0024】
なお、本方法の変形例によれば、巻き出されるスプールに巻かれたカーカスプライから初めて方法を連続的に行うことができる。このプライの一部は、プライの一端または対向端部が連続的に折り返される平らな表面に位置する。次いで、そのようにして得られた半仕上げ品を長尺体に切断し、円筒形表面に設置する。本方法は上記変形例と同じようにして連続する。
【図面の簡単な説明】
【図1A】本方法の段階の概略斜視図である。
【図1B】本方法の段階の概略斜視図である。
【図1C】本方法の段階の概略斜視図である。
【図1D】本方法の段階の概略斜視図である。
【図1E】本方法の段階の概略斜視図である。
【図1F】本方法の段階の概略斜視図である。
【図2】一変形例により図1Bに示すタイヤ1Bの製造に使用される半仕上げ品の概略斜視図である。
【図3】第2変形例により図1Bに示すタイヤ1Bの製造に使用される半仕上げ品の概略斜視図である。
【図4】本発明による方法を使用して製造することができる第1種類のタイヤのビードの概略部分半径方向横断面図である。
【図5】本発明による方法の第1変形例による図1Dに示す段階の概略斜視図である。
【図6】本発明による方法の第2変形例による図1Dに示す段階の概略斜視図である。
【図7】本発明による方法の変形例による図1Aに示す段階の概略斜視図である。
【符号の説明】
1 平らな表面
NC ケーブルプライ
NC’ ケーブルプライの端部
NC’’ ケーブルプライの端部
A カーカス補強体
A’ カーカス補強体の端部
A’’ カーカス補強体の端部
P’ ゴム混合物部分
P’’ ゴム混合物部分
SF 半仕上げ品
Claims (10)
- タイヤを製造するのに際し、
a)カーカス補強体(A)を概ね平らである受け面(1)に設置し、
b)カーカス補強体(A)の少なくとも一方の端部(A’)をそれ自身に折り返し、
c)そのようにして得られた半仕上げ品(SF)を、概ね円筒形の受け面のまわり全体に周方向に位置決めし、
―互いに向かい合った半仕上げ品(SF)の端部を互いに溶接し、
―そのように形成された各折り返し部上にビードワイヤ(T)を位置決めする、
ことよりなることを特徴とするタイヤの製造方法。 - 半仕上げ品(SF)の溶接を、互いに溶接すべき上記半仕上げ品の端部の全長に沿って縁対縁的に行うことを特徴とする請求項1に記載のタイヤの製造方法。
- カーカス補強体の帯域における重なり部を2つの端部帯域間に位置決めして各折り返し部の一部がカーカス補強体(A)の外側に向けて位置決めされるように溶接部を縁対縁的に形成することを特徴とする請求項1に記載のタイヤの製造方法。
- カーカス補強体(A)の横方向端部(A’、A’’)のうちの少なくとも一方を折り返す段階を、ゴム混合物よりなる少なくとも1つの部分を上記端部(A’、A’’)に位置決めすることにより進行させ、上記端部をゴム混合物よりなる上記部分のまわりに折り返すことを特徴とする請求項1ないし3のうちのいずれか1項に記載のタイヤの製造方法。
- ゴム混合物部分の溶接を縁対縁的に行うことを特徴とする請求項4に記載のタイヤの製造方法。
- 連接装置により、タイヤを加硫するまで下流カーカス補強体(A)の折り返し部の溶接帯域を保持することができることを特徴とする請求項1ないし5のうちのいずれか1項に記載のタイヤの製造方法。
- タイヤを加硫するまで下流カーカス補強体(A)の折り返し部の溶接帯域を保持することができ、且つ長さ方向に互いに平行なコードよりなる少なくとも1つの小さいストリップ(3)を、そのコードをドラムに対して周方向に配列させてカーカス補強体の折り返し部のうちの少なくとも一方の溶接帯域にわたって付着させることを特徴とする請求項1ないし5のうちのいずれかの項に記載のタイヤの製造方法。
- ストリップ(3’)は折り返し部の溶接帯域の全周を覆うことを特徴とする請求項6に記載のタイヤの製造方法。
- 半仕上げ品を概ね円筒形の表面全体に周方向に位置決めする段階を下記段階、
a) 連続カーカスプライの一部を概ね平らな受け面に設置し、
b)このプライ部分の少なくとも一方の端部をそれ自身に折り返し、
c)半仕上げ品を長尺物に切断する、
ことにより進行されることを特徴とする請求項1に記載のタイヤの製造方法。 - 横方向端部がそれ自身に数回折り返されたことを特徴とする請求項1ないし9のうちのいずれか1項に記載の方法を実施することにより得られる半仕上げ品。
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