JP2005510271A - 宝石用コレット - Google Patents
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Abstract
【課題】 宝石を補完して際立たせる装着部を有する宝飾品及び装飾品を作るための宝石及び非宝石等の装着システムを提供する。
【解決手段】 宝石を取り付けた宝飾品を作成するために支持体上に宝石及び非宝石を埋め込んで締着するためのコレットシステム。本システムは、コレット(1、21、30)が、交互に外側及び内側に向う様々な突出部(2、22、32)を有する直線的又は丸みのある多角形の閉じた輪郭で構成され、垂直溝(3、23、31)が、内側に向う突出部内に底部から上部まで作られ、このような溝は、コレット(1、21)の上面に到達しないか又は狭い寸法を有し、従って、上部に向う形状又は寸法的な肩部を作り出し、溝(3、23)は、宝石(8、28、38)を締着させるために溝(3、23、31)に適合する寸法を有する円筒形ピン(5、25、35)を正確に保持して締着すべきであることを特徴とする。
【解決手段】 宝石を取り付けた宝飾品を作成するために支持体上に宝石及び非宝石を埋め込んで締着するためのコレットシステム。本システムは、コレット(1、21、30)が、交互に外側及び内側に向う様々な突出部(2、22、32)を有する直線的又は丸みのある多角形の閉じた輪郭で構成され、垂直溝(3、23、31)が、内側に向う突出部内に底部から上部まで作られ、このような溝は、コレット(1、21)の上面に到達しないか又は狭い寸法を有し、従って、上部に向う形状又は寸法的な肩部を作り出し、溝(3、23)は、宝石(8、28、38)を締着させるために溝(3、23、31)に適合する寸法を有する円筒形ピン(5、25、35)を正確に保持して締着すべきであることを特徴とする。
Description
本発明は、宝石を補完して際立たせる装着部を有する宝飾品及び装飾品を作るための宝石及び非宝石等の装着に関する。
従来技術においては、一般的に宝飾品内の宝石の結合、支持、及び締着システムと考えられている宝石を固定して締着するための非常に多様な技術が存在する。一般的に、宝飾品及び模造宝石の宝石及び非宝石は、非常に異なるカット及び形状を有する可能性があり、それらを宝石の下のフレームに固定して結合する技術は、その形状及びそれらを受け入れるべき台座の構造に応じた特定の調節を必要とする。宝石を受け入れるべき台座に応じて、2つの基本的な埋込みシステムが可能であり、それらは、一般的に、「パーヴェー」、「ビーティング」、又は普通の方法と呼ばれる埋込み部を有する金属シート上に埋め込む方式、又は、コレット、「バスティナ」、又はベゼル内に埋め込む方式であり、一般的に、コレットは、本質的に丸い石を固定するための固定用突出部を備えた周囲を有する管状中空体を意味し、「バスティナ」は、様々な形状及びカットを有する石を埋め込んで固定するために形状が変わる万能金属構造体を意味する。
石を埋め込んで固定するためのシステムの内で最も広く用いられているのは、パーヴェー、ビーティング、ベゼル、及び「バッフォ」と一般的に呼ばれている装飾品である。パーヴェー技術は、金属シートの穿孔及び彫刻に基づくものであり、カットエッジを部分的に隆起させ、それによって隆起部又は「グラネッテ」を形成するための浮き彫りの部分を形成し、この隆起部が、次に、石の縁部で折り曲げられて石を彫刻の内側で締着する。しかし、石は、部分的に金属シート内に埋め込まれ、その可視性及び光を阻害される。同様に、ビーティング技術は、周囲を予め僅かに変形して作製した2枚の平行なシート、1枚のシート、又はコレット上に石を取り付けることに基づいている。石は、上述の方法で作製されたベースに、ビーターとして公知の工具を使用して石のガードル又はその側面上に上述の周囲を折り曲げて締着される。ビーティング技術を使用した場合もまた、石は金属支持体内に埋め込まれ、光及び可視性を失う。
ベゼル締着技術は、一種のスパイク付きクラウンが上に取り付けられたメタルスレッドで形成されたフレームの使用に基づいており、石は、その縁部でスパイクを押し曲げながら挿入される。そのような技術では、石は金属内に埋め込まれないが、いずれにしてもそのベゼル又は「クラウン」内に留まる。更に別の締着技術は、「バッフォ」として公知の技術である。石を保持すべき一連のカール又は小さな金属突出縁部が、締着コレットの下縁部から形成される。そのような技術は、埋込みを少なくして石全体が見えることを可能にするが、有効性と安全性に問題がある。
全体的に、一般に使用される技術は、石の可視性を制限し、宝石を「貴重なもの」にするその光る特徴を損なうかなり重くて取り囲む構造に石を埋め込むことを伴っている。本発明の目的は、宝石を保持して締着するがその縁部を全く覆われない状態で残し、石の全表面に光が当たることを可能にしてその特徴及び可視性を高める軽くて信頼性の高い宝石の埋込みを達成することである。本発明は、より高い可視性を有する埋込みを可能にする特別な形状を備えたコレット、すなわち石の台座に基づくものである。このような埋込みは、最早石を取り巻いてその美しさを損ねる従来技術のような支持体ではなく、限られた数の点を有するドット形状締着部材である。それは、宝石の美しさを損ねず、完全に信頼できるものである。
本発明の目的はまた、石が金属コレットからほとんど解放され、光が石の全表面に当たることを可能にして石の特徴及びその形状を際立たせる、宝飾品上に締着される宝石のための支持体を達成することである。
本発明の目的はまた、石が金属コレットからほとんど解放され、光が石の全表面に当たることを可能にして石の特徴及びその形状を際立たせる、宝飾品上に締着される宝石のための支持体を達成することである。
この目的は、特許請求項1において最も広義に規定され、その従属請求項において好ましい又は代替実施形態が規定された本発明により、宝石又は非宝石のための埋込み又は支持システムを作ることによって達成される。この埋込みシステムは、請求項12において埋込み方法が最も広義に規定され、その従属請求項において好ましい又は代替実施形態が規定される。
本発明によるコレットシステムの特徴及び利点は、添付図面を参照しながら限定する意味ではなく一例として示す以下の説明から一層明らかになるはずである。
本発明によるコレットシステムの特徴及び利点は、添付図面を参照しながら限定する意味ではなく一例として示す以下の説明から一層明らかになるはずである。
図1は、本発明によるコレットを上方から見た図である。このコレットは、図1から図7に示すように、例えば四葉のクローバの形で交互に外側及び内側に向う複数の突出部を有する、多角形の直線又は丸い閉じた輪郭1で作られる。
コレット1の輪郭の内側突出部2内には、底部から上部まで、好ましくは円形断面を有する垂直円筒溝3が形成される。図2及び図3に示すように、そのような溝は、コレットの上部側面までは達しないでコレットの上面4に達する前に終端し、上部に向う肩部を形成する。図1から図7に示す実施形態では、そのような垂直円筒溝は、180度よりも大きな角度の丸い締着断面で内側方向に開いており、その各々は、溝又は中空体3に比例する寸法を有する単一円筒形締着ピン5を正確に保持して締着するためのものである。図3は、ピン5が既にその中空体3に置かれた状態を示す。3つ又はそれ以上の宝石8の装着点が可能であるが、一般的に、その数は4と6の間に限られる。
本発明の代替実施形態によれば、中空体3及びピン5は、より良い相互結合及び宝石のより有効な締着を保証するために、僅かに円錐又は朝顔の形状を有する。
コレット1の輪郭の内側突出部2内には、底部から上部まで、好ましくは円形断面を有する垂直円筒溝3が形成される。図2及び図3に示すように、そのような溝は、コレットの上部側面までは達しないでコレットの上面4に達する前に終端し、上部に向う肩部を形成する。図1から図7に示す実施形態では、そのような垂直円筒溝は、180度よりも大きな角度の丸い締着断面で内側方向に開いており、その各々は、溝又は中空体3に比例する寸法を有する単一円筒形締着ピン5を正確に保持して締着するためのものである。図3は、ピン5が既にその中空体3に置かれた状態を示す。3つ又はそれ以上の宝石8の装着点が可能であるが、一般的に、その数は4と6の間に限られる。
本発明の代替実施形態によれば、中空体3及びピン5は、より良い相互結合及び宝石のより有効な締着を保証するために、僅かに円錐又は朝顔の形状を有する。
図4は、宝石自体を上方肩部に締着させるためにピン5を挿入した、コレット1の内側の宝石8を下方から見た図である。図5は、見えていないがピン5を挿入し、上面4の頂点2の上方肩部が頂点2において宝石の上に突出して残りの周囲を完全に自由にした、コレット1の内側の宝石8を上方から見た図である。
図6A及び6Bは、宝石の装着及び締着を一層詳細に示している。コレット1の本体は、その肩部10に宝石8を固定するために、その中空体3に円筒ピン5を受け入れる。ピン5は、中空体3の底部には達しないが、宝石8の下面に係合して、その上面を肩部10に押し付ける。ピン5の上端は、肩部10の下面と同様に、肩部に対して宝石を押し付けるために適切に丸み付け又は傾斜が付けられる。ピン5が取り付けられた状態で、宝石のコレットを固定して長期に亘って有効に保つために、これらのピンを公知の手段で締着することができる。
図6Bに示すように、宝石8の周囲は、肩部10に保持される点を除けば完全に解放されており、光が当たってその特徴を際立てることができる。宝石8の上部表面は、コレットの上面4の上に突き出して十分に可視である。
図6A及び6Bは、宝石の装着及び締着を一層詳細に示している。コレット1の本体は、その肩部10に宝石8を固定するために、その中空体3に円筒ピン5を受け入れる。ピン5は、中空体3の底部には達しないが、宝石8の下面に係合して、その上面を肩部10に押し付ける。ピン5の上端は、肩部10の下面と同様に、肩部に対して宝石を押し付けるために適切に丸み付け又は傾斜が付けられる。ピン5が取り付けられた状態で、宝石のコレットを固定して長期に亘って有効に保つために、これらのピンを公知の手段で締着することができる。
図6Bに示すように、宝石8の周囲は、肩部10に保持される点を除けば完全に解放されており、光が当たってその特徴を際立てることができる。宝石8の上部表面は、コレットの上面4の上に突き出して十分に可視である。
上述のように、溝又は中空体3及びピン5の形状は、円筒形又は僅かに円錐形とすることができるが、必ずしも円形断面を有する必要はなく、図7は、宝石8と係合してこれを締着するための中空体3及びピン5の代替形状を下方から見た図である。
円形断面を有するピン及び中空体が、位置Aに示されている。中空体3は、ピン5がそれ自身回転するのを妨げることなく、これを内部に保持するために、180度よりも大きな収納角度を常に有する。位置Bには、二重円筒を有するピン及び中空体を示す。中空体3は、上述の例と同様にすることができ、又は、代替的に、ピンを保持してピンがそれ自身回転するのを防ぐために締着することもできる。位置Cには、矩形の楔を備えた円形断面を有するピン5を示す。この場合、関連する中空体3は、位置Bに示す第2の場合と同様に、常に180度よりも大きな収納角度を有する円形に作ることができる。カム断面又は液滴形状断面を備えたピン5を位置Dに示す。これは、上述のピン及びその中空体3と同様に、上述の2つの代替例に従って作ることができる。ピン5の断面の変化は、図7に示す代替例により、宝石8を保持してそれを定位置に締着するより大きな表面をもたらすために宝石8のクランパーとして作用する上端のみに限定することができる。
上述の変化は、ピンを溝内の正しい位置に保持する結合をもたらすために、ピン及び溝を、十分に類似ではあるが、要件に適する断面を有して成形することができる方法を示している。
円形断面を有するピン及び中空体が、位置Aに示されている。中空体3は、ピン5がそれ自身回転するのを妨げることなく、これを内部に保持するために、180度よりも大きな収納角度を常に有する。位置Bには、二重円筒を有するピン及び中空体を示す。中空体3は、上述の例と同様にすることができ、又は、代替的に、ピンを保持してピンがそれ自身回転するのを防ぐために締着することもできる。位置Cには、矩形の楔を備えた円形断面を有するピン5を示す。この場合、関連する中空体3は、位置Bに示す第2の場合と同様に、常に180度よりも大きな収納角度を有する円形に作ることができる。カム断面又は液滴形状断面を備えたピン5を位置Dに示す。これは、上述のピン及びその中空体3と同様に、上述の2つの代替例に従って作ることができる。ピン5の断面の変化は、図7に示す代替例により、宝石8を保持してそれを定位置に締着するより大きな表面をもたらすために宝石8のクランパーとして作用する上端のみに限定することができる。
上述の変化は、ピンを溝内の正しい位置に保持する結合をもたらすために、ピン及び溝を、十分に類似ではあるが、要件に適する断面を有して成形することができる方法を示している。
上述の通り、本発明は、これまでに説明した実施形態の代替実施形態を許すものである。
図8、すなわち図8から8Cは、本発明によるコレットの代替実施形態を示す。図8は、上述の変形例により、上方から見たコレットを示す。これは、依然として先行の諸図に示すような四葉のクローバの形の閉じた多角形輪郭30で構成される。コレットの輪郭1の内側突出部32には、底部から上部まで、90度よりも広い角度を有する二面断面を備えた溝31が作られる。そのような溝は、コレットの上部側面に達するが、底部から上部までテーパが付されて、コレット34の上面に達する前に狭くなり、従って、上部に向う寸法的な肩部を形成する。そのようなテーパ付き溝31は、輪郭30の内側に形成することができ、又は、図8A〜8Cに示すように既に形成された垂直中空体31上に「アップリケ」31’を付加することによって得ることができる。
図8、すなわち図8から8Cは、本発明によるコレットの代替実施形態を示す。図8は、上述の変形例により、上方から見たコレットを示す。これは、依然として先行の諸図に示すような四葉のクローバの形の閉じた多角形輪郭30で構成される。コレットの輪郭1の内側突出部32には、底部から上部まで、90度よりも広い角度を有する二面断面を備えた溝31が作られる。そのような溝は、コレットの上部側面に達するが、底部から上部までテーパが付されて、コレット34の上面に達する前に狭くなり、従って、上部に向う寸法的な肩部を形成する。そのようなテーパ付き溝31は、輪郭30の内側に形成することができ、又は、図8A〜8Cに示すように既に形成された垂直中空体31上に「アップリケ」31’を付加することによって得ることができる。
ピン35は、ピンを受け入れてピンの外側部分で底部から上部まで狭くなっているべきである溝31及び31’に適合する。ピン35は、その上部内側部分に、宝石38を取り囲む溝37の上部及び下部の両方を包含する。図8Aは、宝石が溝37に埋め込まれる前の2本の対向するピン35及び宝石38を示す。図8Bは、宝石38が既にその溝37に挿入された2本の対向するピン35を示す。図8Cでは、宝石38と一体化されたピン35は、コレット30に対して溝が寸法的に狭くなる許容レベルまで、ピンの溝31及び31’内に同時に挿入されており、これは、底部から上部まで狭くなり、宝石38と結合したピン35を設定レベルに締着する埋め込みを構成する。
宝石38の装着点の典型的な数は、4点である。
宝石38の装着点の典型的な数は、4点である。
上述の変形例は、埋込みが完了した状態で、二面角の面から宝石を構成する第3の中央側面に向うスラストに基づいて溝が形成される同じコレットで構成することができるであろう。
この場合、前の例と同様に、更に、ピンは、必ずしもその細くなる断面に基づく必要はない。上方への一定断面を有してピンを傾斜させれば十分であり、これは、上部断面(上部から)を側面において小さく保つ。得られる結果は、完全に保護された宝石の密封を保証する横方向スラストの効果である。
この場合、前の例と同様に、更に、ピンは、必ずしもその細くなる断面に基づく必要はない。上方への一定断面を有してピンを傾斜させれば十分であり、これは、上部断面(上部から)を側面において小さく保つ。得られる結果は、完全に保護された宝石の密封を保証する横方向スラストの効果である。
図9の上方からの図は、対向する溝の対31及び31Aによる装着を示し、各対の溝は、他の対の溝とは異なる形態を有する。
上述の例によれば、異なる断面、すなわち、傾斜した一定断面、傾斜していないテーパ付き断面、及び傾斜したテーパ付き断面を有するピンを使用して本発明を実施することが可能であることがこの例によって明らかである。言い換えると、ピン及び/又は溝は、任意の幾何学的形状の断面を有することができる。
上述の例によれば、異なる断面、すなわち、傾斜した一定断面、傾斜していないテーパ付き断面、及び傾斜したテーパ付き断面を有するピンを使用して本発明を実施することが可能であることがこの例によって明らかである。言い換えると、ピン及び/又は溝は、任意の幾何学的形状の断面を有することができる。
本発明によるコレットシステムは、埋込みのためのシステムとして従来技術によって提案された宝石の埋込み及び締着システムと比較して、大きな利点を提供する。それらのうちの関連する利点は以下の通りである。
本発明によるコレットシステムは、宝石を取り囲むことなくコレットから突き出たその上部部分を残し、表面全体を実質的に光の屈折に関して自由な状態にし、長期間に亘って確実かつ有効なかなり多くの点が得られる宝石の締着を可能にする。
本発明によるコレットシステムは、宝石を取り囲むことなくコレットから突き出たその上部部分を残し、表面全体を実質的に光の屈折に関して自由な状態にし、長期間に亘って確実かつ有効なかなり多くの点が得られる宝石の締着を可能にする。
本発明によるコレットシステムは、輪郭のかなり多くの点で機能するので、任意の輪郭及び宝石形状に適応することができる。周囲の溝及び突出部を有する多角形コレット輪郭は、宝飾品に埋め込まれる宝石の縁部の起こり得る不均一性及び非対称性に適応する大きな能力を提供する。
コレットの多角形断面のローブ状開口部は、側面を含む宝石全体に光を到達させて宝石の美しさを際立たせる。
コレットの多角形断面のローブ状開口部は、側面を含む宝石全体に光を到達させて宝石の美しさを際立たせる。
1 コレット
3 溝又は中空体
4 上面
5 円筒形締着ピン
8 宝石
3 溝又は中空体
4 上面
5 円筒形締着ピン
8 宝石
Claims (12)
- 宝石を取り付けた宝飾品を作成するために支持体上に宝石及び非宝石を埋め込んで締着するためのコレットシステムであって、
コレット(1、21、30)が、交互に外側及び内側に向う様々な突出部(2、22、32)を有する直線的又は丸みのある多角形の閉じた輪郭で構成され、
垂直溝(3、23、31)が、内側に向う前記突出部内に底部から上部まで作られ、このような溝は、前記コレット(1、21)の上面に到達しないか又は狭い寸法を有し、従って、前記上部に向う形状又は寸法的な肩部を作り出し、
前記溝(3、23)は、宝石(8、28、38)を締着させるために前記溝(3、23、31)に適合する寸法を有する円筒形ピン(5、25、35)を正確に保持して締着すべきである、
ことを特徴とするシステム。 - 前記垂直溝(3、23)は、丸い締着断面で前記コレット(1、21)の内側に向けて開いていることを特徴とする請求項1に記載のコレットシステム。
- 前記垂直溝は、円筒形(3、23)であり、
前記ピン(5、25、35)は、僅かに円錐形及び朝顔形(31)である、
ことを特徴とする請求項1に記載のコレットシステム。 - 前記垂直溝(3)は、180度よりも大きなピン収容角度に従って前記コレット(1)の内側に向けて開いており、これらの溝は、溝又は中空体(3)に適合する寸法を有する単一円筒形締着ピン(5)を正確に保持して締着することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のコレットシステム。
- 前記ピン(5、25)及び/又は溝(3、23)は、二重円筒形断面を有することを特徴とする請求項1に記載のコレットシステム。
- 前記ピン(5、25)及び/又は溝(3、23)は、矩形楔を備えた円形断面を有することを特徴とする請求項1に記載のコレットシステム。
- 前記ピン(5、25)及び/又は溝(3、23)は、カム又は液滴の形状の断面を有することを特徴とする請求項1に記載のコレットシステム。
- 前記溝(31)は、前記コレット(30)の輪郭の内側突出部(32)に底部から上部まで作られて該コレットの上部側面に達するが、底部から上部までテーパが付けられて、溝が該コレットの上部側面(34)に達する前に狭くなり、従って、前記上部に向けて寸法的な肩部が作られ、
前記ピン(35)は、ピンを保持して底部から上部までピンの外側において狭くなるべきである前記溝(31、31’)に適応し、
前記ピン(35)はまた、それらの上部内側部分に、宝石(38)を締着する窪み(37)の上部及び下部部分の両方を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のコレットシステム。 - 前記溝(31)は、底部から上部まで90度よりも大きな角度で二面断面に作られることを特徴とする請求項8に記載のコレットシステム。
- 前記テーパ付き溝(31)は、突出部(32)に既に付加された垂直中空体(31)上に「アップリケ」(31’)を付加することによって得られることを特徴とする請求項8に記載のコレットシステム。
- 宝石を取り付けた宝飾品を作成するために支持体上に宝石及び非宝石を埋め込んで締着する方法であって、
宝石(8、28、38)は、直線的又は丸みのある多角形の閉じた輪郭と交互に外側及び内側に向う突出部(2、22、32)とで構成されたコレット(1、21、30)の底部から宝石を挿入することによって埋め込まれ、
円筒形垂直溝(3、23、31)が、内側に向う前記突出部に底部から上部まで作られ、このような溝は、不完全すなわちテーパが付けられ、従って、該上部に向けて肩部を作り出し、
宝石は、次に、宝石(8、28、38)を締着するように前記溝(3、23、31)の寸法に適合する寸法を有する円筒形ピン(5、25、35)を各溝(3、23、31)に正確に導入することにより締着される、
ことを特徴とする方法。 - 前記円筒形垂直溝(3、23、31)及びピン(5、25、35)は、僅かに円錐形又は朝顔形であることを特徴とする請求項9に記載の宝石を埋め込む方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
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