JP2005509771A5

JP2005509771A5 -

Info

Publication number: JP2005509771A5
Application number: JP2003545902A
Authority: JP
Filing date: 2002-11-22
Publication date: 2005-12-22

Claims

建築構造物の床または他の完全体と、前記床または他の完全体の適正なカバーとの間に使用するのに好適な音響伝播減衰システムであって、
厚さが１４ｍｍ以下で、３ＧＰａから１８ＧＰａの弾性係数を有する、石膏ファイバーボード、ファイバー・セメント、ハードボード、合板または安定化再構成木材の剛体の単一層基板と、
前記基板の１つの面に固定された、または固定可能な、厚さ１０ｍｍ以下の単一弾性層と、を含み、
前記弾性層がその反対面を前記床または他の完全体に固定され、または固定可能であり、配置が、使用時に、前記基板と弾性層を一体に固定することと、前記弾性層を床または他の完全体に固定することとが、前記床または他の完全体を通る音響伝播の減衰を与えるようなものである、音響伝播減衰システム。
前記基板の厚さが４ｍｍから１４ｍｍである、請求項１に記載の音響伝播減衰システム。
前記基板の厚さが６ｍｍから１４ｍｍである、請求項２に記載の音響伝播減衰システム。
前記基板の厚さがほぼ６．５ｍｍである、請求項３に記載の音響伝播減衰システム。
前記基板がほぼ７ＧＰａの弾性係数を有する、請求項１から４のいずれか一項に記載の音響伝播減衰システム。
前記基板が５ＭＰａから２５ＭＰａの破断係数を有する、請求項１から５のいずれか一項に記載の音響伝播減衰システム。
前記基板がほぼ１１ＧＰａの破断係数を有する、請求項６に記載の音響伝播減衰システム。
前記弾性材料の厚さが２ｍｍから１０ｍｍである、請求項１から７に記載の音響伝播減衰システム。
前記弾性材料の厚さが２ｍｍから３ｍｍである、請求項８に記載の音響伝播減衰システム。
前記弾性材料の厚さがほぼ３ｍｍである、請求項９に記載の音響伝播減衰システム。
前記弾性層の密度が２０ｋｇ／ｍ^３から１５０ｋｇ／ｍ^３である、請求項１から１０のいずれか一項に記載の音響伝播減衰システム。
前記弾性層の密度がほぼ７５ｋｇ／ｍ^３である、請求項１１に記載の音響伝播減衰システム。
前記弾性層がポリオレフィンである、請求項１から１２のいずれか一項に記載の音響伝播減衰システム。
前記弾性層が発泡ポリエチレンである、請求項１３に記載の音響伝播減衰システム。
前記基板が石膏ファイバーボードである、請求項１から１４のいずれか一項に記載の音響伝播減衰システム。
前記システムの全体厚さが１１ｍｍ未満である、請求項１から１５のいずれか一項に記載の音響伝播減衰システム。
点荷重破壊試験結果が、本明細書の定義では、少なくとも１．５ｋＮである、請求項１から１６のいずれか一項に記載の音響伝播減衰システム。
点荷重破壊試験結果が、本明細書の定義では、少なくとも１．８ｋＮである、請求項１７に記載の音響伝播減衰システム。
前記基板が複数のシートを含み、このシートの隣接縁端部が一体に接着されて突合せ接合部を形成する、請求項１から１８のいずれか一項に記載の音響伝播減衰システム。
建築構造物の床または他の完全体を通る音響伝播を減衰する方法であって、
厚さが１０ｍｍ以下の単一弾性層の片側を前記床または他の完全体に固定し、
厚さが１４ｍｍ以下で、３ＧＰａから１８ＧＰａの弾性係数を有する、石膏ファイバーボード、ファイバー・セメント、ハードボード、合板または安定化再構成木材の単一基板を、前記弾性層の反対側に固定することを含み、
前記床または他の完全体を通る音響伝播が減衰されるように、弾性層が前記基板および前記床または他の完全体に固定される音響伝播を減衰させる方法。
適正なカバーを前記弾性層の反対側の前記基板に固定する工程を含む、請求項２０に記載の方法。
前記単一弾性層を、コンタクト接着剤を用いて前記床または他の完全体に固定する工程を含む、請求項２０または２１に記載の方法。
前記基板を、コンタクト接着剤を用いて前記単一弾性層に固定する工程を含む、請求項２０から２２のいずれか一項に記載の方法。
前記弾性材料がポリオレフィンである、請求項２０から２３のいずれか一項に記載の方法。
前記弾性材料が発泡ポリエチレンである、請求項２４に記載の方法。
前記基板が石膏ファイバーボード、ファイバー・セメントまたはハードボードの複数のシートにより形成され、
前記シートの隣接縁端部を一体に接着して、突合せ接合を形成する工程を含む、請求項２０から２５のいずれか一項に記載の方法。
前記基板が石膏ファイバーボードである、請求項２０から２６のいずれか一項に記載の方法。
本明細書で実質的に図１または２を参照して説明した、音響伝播減衰システム。