JP2005506171A - 手持ち式スプレーガン用の補充入口付きリザーバ - Google Patents

手持ち式スプレーガン用の補充入口付きリザーバ Download PDF

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Abstract

塗料リザーバが、スプレーガン(101)に連結可能な流体出口(115)と、取り外し可能なねじキャップ(132)が設けられた流体入口(131)と、を有し、それによって流体入口(131)は、スプレーガン(101)に取り付けられている間に塗料をリザーバへ導入するために直接アクセス可能である。流体出口(115)および流体入口(131)は両方ともリザーバの端壁に設けられ、出口(115)は、リザーバの長手方向軸上に、またはずらして配置されて、流体入口(131)のサイズが、リザーバのより容易な充填のために大きくされることを可能にする。出口(115)はリザーバの長手方向軸に整列されうるか、またはそれは長手方向軸に対して傾けられて、リザーバがスプレーガン(101)に取り付けられている場合、流体入口(131)へのアクセスのためにより大きい隙間を与えうる。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は液体吹付け装置の改良、またはそれに関連する改良に関する。本発明は、基材に吹き付けるための、液体リザーバを備える手持ち式スプレーガンに対して特に適用されるが、それに限定されない。
【背景技術】
【0002】
スプレーガンは、事故の後に修理された車両を再び吹き付けする場合、車体修理工場で広く使用される。既知のスプレーガンでは、液体はガンに取り付けられるリザーバに収容され、ここから液体はスプレーノズルへ供給される。スプレーノズルから出てくるときに、液体は噴霧化され、ノズルへ供給される圧縮空気でスプレーを形成する。液体は、重力供給、吸引供給、またはつい最近では圧縮空気源からリザーバへの抽気によって圧力供給される。
【0003】
典型的な塗装仕上げは下塗剤、下地塗り、および上塗りの塗布を必要とする。スプレーガンおよびリザーバは、仕上げに悪影響を及ぼすかもしれない二次汚染を防止するために、塗料ポット内の液体を変える場合、十分に清浄にされる必要がある。これは、車両の一部に吹き付けて、隣接する車体構造の既存色の色合いと正確に一致させる場合、特に重要である。
【0004】
スプレーガンおよびリザーバを清浄にすることは時間が掛かり、多くの場合、費用がかかり、かつ作業者の健康を害するかもしれない溶剤を使用する必要がある。清浄の量を減らし、1つの液体から別のものへの切換えを容易にするために、本発明者らは以前にWO 98/32539号において、液体は塗料ポット用の使い捨てできる内張りとして機能する折り畳み可能なリザーバに収容される配置を提案した。
【0005】
1つの構成において、リザーバは、塗料ポットにぴったり合う開口容器、および容器の開口端を閉じ、かつスプレーガンに連結する出口を有する別個の蓋を備える。使用時、液体が引き出されるにつれて、容器は折り畳まれ、吹付け後に容器は蓋を取り付けたまま塗料ポットから取り外され、捨てられうる。次いで、塗料ポットには、次の塗りとして塗布される異なる液体のために新しい清浄な容器が備えられる。結果として、所要の清浄の量が大幅に少なくなり、スプレーガンはより簡単な方法で様々な液体を塗布するように容易に構成されうる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
この配置では、リザーバにより多くの液体を補充することが望まれる場合、リザーバをスプレーガンから分離し、蓋を取り外す必要がある。例えば、下塗剤またはラッカー仕上げを使用する場合のような、大きい面積を塗装するか、あるいは同じ液体の数回の塗りを同じまたは異なる車両に塗布する場合である。これは時間がかかり、液体がこぼれた場合に面倒になることがある。また、より多くの液体をリザーバに添加するためにリザーバをスプレーガンから分離し、蓋を取り外すことは、他の源、例えばちりまたはほこりに因る汚染の危険を増大させる。不要な固体粒子がフィルタの介在によって除去されうるが、これは詰まってくるかもしれず、仕上げの色合いが液体中に吸収される任意の汚染物質によって悪影響を受けるのを防げない。
【0007】
清浄の量を減らすために塗料ポットを内張りする別の配置が、米国特許第A−5,582,350号に開示される。この配置では、塗料は塗料ポット内の折り畳み可能な袋に収容され、ポットの一端の出口を経由してスプレーガンに繋がる。ポットの他端が、ポット内の袋へのアクセスを与えるために取り外し可能な蓋によって閉じられる。袋は再封止可能であるジッパークロージャを有し、これを用いて塗料は袋に添加されうる。袋は最初に空のときに出口に連結される。次いで塗料は袋に注入され、袋は、蓋を取り付けてポットを閉じる前に、封止される。吹付け完了時に、袋は廃棄するために取り外され、新しい清浄な袋と交換されうる。この配置では、ジッパークロージャを締める前に袋が一杯になる場合、こぼれる危険がある。さらに、塗料を使用中の袋に添加することが必要である場合、ジッパークロージャへのアクセスが、蓋が取り外されてポットを開けている場合にだけ可能である。また、折り畳まれた、または部分的に折り畳まれた袋が、ジッパークロージャを開いて塗料を添加する前に広げられる必要があり、袋は出口から外される。結果として、袋が吹付け完了時に取り外される場合、塗料は袋から漏れて、ポットの清浄が必要になるかもしれない。従って、この配置は普通、袋はスプレーガンの最初の準備の時に一度充填され、袋に補充することを意図しない、一回だけの使用に適している。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、本発明者らの既存のシステムをさらに改善するのが目的であり、製造業者および/または使用者に対して更なる利益および利点を提供する。
【0009】
さらに具体的にいえば、本発明は、リザーバを装置から分離せずに液体がリザーバに添加されうる、リザーバに収容した液体を吹き付ける装置を提供する。
【0010】
さらに本発明は、リザーバが空で供給されるか、または液体で予め充填されうる吹付け装置に連結する折り畳み可能なリザーバを提供する。
【0011】
本発明はまた、吹付け装置に取り付けられたままで簡単な方法で補充されることが可能であり、かつ所要の清浄の量を減らすために使用後に捨てられる、装置と共に使用する折り畳み可能なリザーバを提供する。
【0012】
本発明の他の目的、利益、および利点が本明細書に後で言及される。
【0013】
本発明の第1態様によって、吹き付けられる液体用の折り畳み可能なリザーバと、リザーバから供給される液体を分配するスプレーノズルと、を備える、液体を吹き付けるスプレーガンのような装置が提供され、リザーバは、装置に連結可能な流体出口と、液体をリザーバに添加する流体入口と、を有し、流体入口は流体入口を開閉する取り外し可能なクロージャを有し、リザーバが装置に連結されている場合、クロージャは直接アクセス可能である。
【0014】
リザーバが装置に連結されている場合に直接アクセス可能である、取り外し可能なクロージャ付きの別個の流体入口を設けることによって、液体は、リザーバを装置から取り外さずに、リザーバに添加されうる。これは、リザーバの容量が所与の面積を塗装するのに必要な塗料の量より小さい場合に、特に有利である。従って、大きい面積を塗装する場合、使用者は、リザーバを装置に取り付けたままで、必要に応じてリザーバを追加の塗料で簡単に一杯にできる。結果として、塗料のこぼれ、および/または汚染の危険が小さくなる。それはまた、ラッカーのような仕上げの透明塗装を塗布する場合にも有利であり、そこでは「フェードアウトまたは調合」のために、透明塗装の粘度を小さくするための溶剤のリザーバへの添加がかなり容易になる。
【0015】
リザーバは装置への連結が取り外し可能に構成されることが有利である。例えば、リザーバおよび装置には、リザーバを取り外し可能に固定する協働構造が設けられる。協働構造は差し込み型構造のような、押し捻り(push/twist)作動機構と係合できる。この方法で、リザーバは、使用者による最小限の労力または手先の器用さを必要とする簡単な方法で、装置のガンに連結されたり、それから取り外されたりする。
【0016】
リザーバは、装置に供給される液体用の折り畳み可能な部分と、リザーバを装置に連結する、流体出口を備える取付け部分と、を備える。例えば、折り畳み可能な部分は液体用の可撓性容器を備え、取付け部分は容器の開口を閉じるように構成される蓋を備える。容器および蓋は使い捨てでき、使用後に廃棄されうることが好ましい。
【0017】
1つの配置において、流体出口および流体入口がリザーバの一端で蓋に設けられ、流体入口は、リザーバが流体出口を経由して装置に連結される場合にアクセスできるように構成され、配置される。この方法で、流体入口の設置は、液体が引き出されつつあるとき、リザーバの折り畳みを妨げない。さらに、流体入口および流体出口をリザーバの端部に設けることによって、装置は、リザーバがほぼ完全に充填されることが可能となるように、流体入口を位置決めするように構成されうる。また、流体入口を蓋に有することによって、リザーバ内の液体を掻き混ぜる棒または他の道具を挿入し、それによって、吹付けを続けるために、添加した液体とリザーバ内に残る任意の液体との十分な混合を確かにすることが可能である。振ることもまた十分な混合を確かにするために可能である。
【0018】
流体出口はリザーバの中心長手方向軸上に配置されるが、流体出口は中心長手方向軸の片側にずらされることがより好ましい。ずれた配置は流体入口を受け入れるためにより大きい余地を与え、流体入口を大きくすることができる。この方法で、流体入口を通してリザーバを充填することは、こぼれる危険が小さくて容易であり、取り外し可能なフィルタが流体入口内に位置決めされて、液体が導入されるとき、液体を濾過することができる。結果として、液体がリザーバから流体出口を通して引き出されるとき、液体を濾過し、それによって、液体の流れが吹付け中に閉塞によって制限される危険を小さくするために、フィルタをリザーバ内に設けることは不要である。流体入口は蓋の周縁の内側に受け入れられるか、またはそれは周縁を越えて外側へ延在する。
【0019】
流体出口はリザーバの長手方向軸と平行に延在するが、流体出口は長手方向軸に対して傾けられることがより好ましい。流体出口を傾けることは、装置と流体入口との間により大きい隙間を与え、そのためリザーバが装置に取り付けられている場合、流体入口へのアクセスは改善される。
【0020】
蓋は可撓性容器、および容器の開口を閉じるために蓋を固定するために設けられる手段と別個である。1つの配置において、可撓性容器はぴったりはまり、外側のポットに対して内張りを与え、蓋は、ロッキングカラーの外側のポットとの係合によって、容器に取り外し可能に固定される。この方法で、外側のポットは可撓性容器を支持し、装置に連結されるとき、リザーバの安定性を高める。また、使用後、可撓性容器および蓋は廃棄され、外側のポットは新しい清浄な可撓性容器および蓋と共に組み立てるために保持される。結果として、所要の清浄の量が小さくなる。
【0021】
別の配置において、蓋および可撓性容器は接着剤、溶接などによって互いに結合される。代替として、または追加として、蓋および可撓性容器は、インターロッキング構造の係合などによって互いに機械的に固定される。この方法で、リザーバは流体入口を通して使用者によって充填するために空で供給されるか、またはそれは液体が予め充填されて、使用者が装置に取り付ける準備ができる。かご、または他の形の外部支持体が可撓性容器のために設けられて、装置に取り付けられるとき、リザーバの安定性を改善する。
【0022】
リザーバが空で供給される場合、それは保管および輸送のためにコンパクトな形に折り畳まれる。事前充填は、必要になるまで劣化せずに包装され、保管されうる液体について用いられる。従って、事前充填は、使用する準備ができて(すなわち、色を既存の色に一致させるための変更を必要とせずに)供給されうる液体に対して特に有用である。例えば、非活性化状態で供給され、かつ(紫外)光源への露出、または所要の場合、電気エネルギーによるような、適当な手段によって(必要に応じて)活性化されうる、指定の陰影の標準色の下地塗り、および/または下塗剤またはラッカー。どの配置が用いられても、リザーバは、流体入口の使用によって装置から分離せずに、使用中に補充されうる。
【0023】
さらに別の配置において、蓋は、端壁と、端壁から延在する側壁と、を有し、側壁は蓋を可撓性容器に、上述のように取り外し可能に、或るいは恒久的に連結するように構成される。この配置の場合に、流体出口は端壁に設けられ、流体入口は側壁に設けられる。この方法で、流体入口へのアクセスが向上され、入口はリザーバ使用中に可撓性容器の折り畳みを妨げない。異なる長さの側壁を有する一組の蓋が共通の可撓性容器と共に組み立てるために設けられ、それによって異なる容積のリザーバが適当な蓋の選択によって形成される。
【0024】
さらに別の配置において、リザーバは、蓋と可撓性容器との間に延在し、かつそれらを連結するスリーブを含む。この配置の場合に、流体出口はリザーバの端で蓋に設けられ、流体入口はスリーブに設けられる。リザーバの容積が適当なスリーブの選択によって変更されるように、異なる長さの一組のスリーブが共通の可撓性容器および蓋と共に組み立てるために設けられる。また、流体入口が必要でない場合、リザーバはスリーブ無しで組み立てられる。代替として、蓋に流体入口が前述のように設けられる。
【0025】
リザーバに充填する場合、液体が濾過されて、不要な固体粒子を除去する。代替として、リザーバは、流体出口を通して装置へ供給される液体から不要な固体粒子を除去するフィルタを含む。フィルタがリザーバ内に設けられる場合、流体入口は、流体出口に対してフィルタの反対側のリザーバ内に液体を導入するように構成される。この方法で、流体入口を通してリザーバに添加される流体が、流体出口に達する前にフィルタを通過する必要がある。結果として、リザーバに添加される液体と共に導入される、不要な固体粒子、すなわち汚染物質が、リザーバ内に保持され、容器および蓋と共に廃棄される。
【0026】
流体入口は、ねじキャップのような、取り外し可能なクロージャによって閉じられる開口を備えることが好ましい。開口はリザーバから延在する管状の注ぎ口部分に設けられ、ねじキャップはそれに取り外し可能に取り付けられる。この方法で、必要な場合に液体がリザーバに添加されうるように、ねじキャップは流体入口を開けるために回して弛められ、キャップは入口を閉じるために再び取り付けられて、リザーバを装置から取り外さずに吹付けを続けることができる。
【0027】
本発明の別の態様によって、液体を吹き付けるスプレーノズルと、液体用の折り畳み可能なリザーバと、を備える、塗料のような材料を吹き付けるスプレーガンが提供され、リザーバはスプレーガンに取り外し可能に連結される流体出口を有し、それによって、使用後にリザーバは分離され、廃棄されることが可能であり、リザーバはさらに、リザーバがガンに取り付けられている場合、液体をリザーバに添加するために直接アクセスできるように構成される流体入口を有する。
【0028】
スプレーガンは重力供給型または圧力供給型である。
【0029】
本発明の別の態様によって、液体をスプレーガンなどに供給するリザーバが提供され、リザーバは流体出口と別個の流体入口とを有し、リザーバは流体出口がスプレーガンに取り外し可能に連結するように構成され、そのため流体入口は、液体をスプレーガンに取り付けられたままでリザーバへ導入するために、直接アクセス可能であり、そこでは液体がスプレーガンの使用中にリザーバから引き出される場合、リザーバは折り畳み可能である。
【0030】
リザーバは吹き付けられる液体で予め充填され、流体入口は、液体が使用中のリザーバに、リザーバをスプレーガンから分離せずに、添加されることを可能にする。代替として、使用者が自ら選択した液体を充填できるように、リザーバは空の状態で供給される。
【0031】
本発明のさらに別の態様によって、スプレーガンに取り付けるリザーバが提供され、リザーバは、液体をスプレーガンに供給する流体出口と、液体をリザーバに導入する別個の流体入口と、を有し、流体出口がスプレーガンに取り付けられている場合にアクセスできるように、流体出口はリザーバの端壁に形成され、流体入口はリザーバの側壁に形成される。
【0032】
端壁はリザーバの蓋であり、側壁は、リザーバがスプレーガンに連結される場合に流体入口が直接アクセスできるように、蓋または蓋に連結される別個のスリーブと一体であるスカートである。側壁は端壁と、液体が使用中にリザーバから引き出されるときに折り畳み可能な、液体用の可撓性容器との間に延在し、それらを連結することが好ましい。この方法で、流体入口は使用中の容器の折り畳みを妨げない。
【0033】
本発明のさらに別の態様によって、スプレーガンに取り付けるリザーバが提供され、リザーバは、液体をスプレーガンに供給する流体出口と、液体をリザーバに導入する別個の流体入口とを有し、流体出口がスプレーガンに取り付けられている場合にアクセスできるように、流体出口はリザーバの端壁に形成され、流体入口は流体出口からずれた端壁に形成される。
【0034】
流体出口はリザーバの中心長手方向軸上に配置されるが、流体出口は長手方向軸の片側にずらされることがより好ましい。ずれた配置は、流体入口を通してリザーバに充填することを容易にするためにより大きくされうる流体入口を受け入れるために、より大きい余地を与える。
【0035】
流体出口はリザーバの長手方向軸と平行に延在するが、流体出口は長手方向軸に対して傾けられることがより好ましい。角を成す配置はスプレーガンと流体入口との間の隙間を大きくし、それによって、入口を通してリザーバを充填することが容易であるように、リザーバがスプレーガンに取り付けられている場合に流体入口へのアクセスを改善する。
【0036】
流体入口は、リザーバがスプレーガンに連結されている場合に直接アクセスできることが好ましい。リザーバは液体用の折り畳み可能な容器を含み、端壁は容器の開口端を閉じるように構成される蓋によって設けられることが好ましい。
【0037】
本発明のさらに別の態様によって、スプレーガンに取り付けるリザーバが設けられ、リザーバは、液体用容器と、容器を閉じる蓋と、を有し、蓋は、スプレーガンに連結可能な流体出口と、容器と蓋との間に容積アダプタと、を有する。
【0038】
容積アダプタは蓋の一体部分、例えば従属するスカートであるか、またはそれは蓋および容器と別個であり、例えば、蓋と容器との間に挿入されるスリーブである。この方法で、同じ容器が、適当なアダプタの選択および取付けによって、任意の所望の容積を有するリザーバを設けるように構成されうる。
【0039】
アダプタは、スプレーガンに取り付けられている間に液体をリザーバに添加するための流体入口を含む。例えば、流体入口用の取り外し可能なクロージャがアダプタに設けられる。
【0040】
本発明はこれから添付図面を参照して、例示だけによってさらに詳細に説明されるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0041】
図面のうちの図1が、WO98/32539号(これの内容が本明細書に参照して組み入れられる)として公告された、本発明者らの同時係属出願で開示される重力供給型の先行技術の塗料スプレーガン1を示す。
【0042】
ガン1は、本体2と、本体の後端から下方へ延在するハンドル3と、本体の前端にスプレーノズル4と、を備える。ガン1はガンの両側に枢着されるトリガー5による手動である。
【0043】
ガンによって放出される塗料(または類似の材料)を収容する塗料リザーバ6が、本体2の上部に配置され、ガンを通ってノズル4まで延在する内部通路(見えない)に連通する。
【0044】
使用中、使用者がトリガー5を引く場合、圧縮空気がガンを通ってノズル4へ供給されるように、ガン1はハンドル3の下端のコネクタ7によって圧縮空気源(図示せず)に連結される。結果として、重力を受けて塗料ポット6からノズル4へ供給される塗料がノズル4を離れる際に霧状にされ、ノズル4から出てくる圧縮空気で噴霧を形成する。
【0045】
ここで図面のうちの図2〜4を参照するに、塗料ポット6は、外部容器8と、使い捨てできる内部容器9と、使い捨てできる蓋10と、カラー11と、を含む。内部容器9は外部容器8の内側と形状が一致し(ぴったりとはめ込まれる)、容器8の上縁に載る狭い周縁12を開口端に有する。
【0046】
蓋10は、内部容器9の開口端に押して嵌められる従属スカート13と、流体出口を形成する連結管15が延在する中央穴14と、を有する。管15には、差し込み連結部の一部分を形成する、外側の延長部分16がその自由端に設けられる。穴14は、穴14に押して嵌められるか、または蓋10の一体化部分であるフィルタ網17によって覆われる。
【0047】
スカート13は蓋10の外縁に嵌めこまれ、内部容器9の周縁12は外部容器8の端と蓋10の外縁との間に閉じ込められる。蓋10は、蓋10の上部で容器8にねじ込まれる環状カラー11によって、容器8の所定の位置に堅固に保持される。組立状態で、内部容器9および蓋10は、連結管15を通ってノズル4に供給される、塗料または他の液体を収容するリザーバを形成する。
【0048】
塗料ポット6は、図6に塗料ポット6から分離して示されるアダプタ18を用いてスプレーガン1に取り付けられる。アダプタ18は、蓋10の連結管15に取り付ける差し込み連結部の他の部分と共に、一端19で内側に形成される管状部品である。他端20で、アダプタ18は、スプレーガン塗料ポットの標準アタッチメント(典型的にはねじ山)に適合するように成形される。
【0049】
塗料ポット6の容器8はプラスチック材料、例えばポリエチレンまたはポリプロピレンから形成され、半透明(図2に示すように)または不透明であり、任意の適当な大きさである。塗料スプレーガンと共に使用する場合に、他の大きさが必要に応じて使用されることもありうるけれども、250、500または800mlの容量を有する容器8が通常使用されることもありうる。
【0050】
この実施形態において、容器8は、一端8Aで閉じられた、ほぼ円筒形の形状である。他端は開かれており、側壁8Bが外部ねじ山8Cと共に形成される。容器8が平面上で自立できるように底面8Aは平らであり、中央空気穴8Dと共に形成される。内部で、側壁8Bは開口端から底面8Aへ内側にわずかに先細になる。
【0051】
内部容器9は透明であることが好ましく、単一片のプラスチック材料、できればポリエチレンまたはポリプロピレンから熱形成される。内部容器9の形状は容器8の内側形状によって規定され、それに合致する。内部容器9は、容器8の内側に似て、一端9Aで閉じられた、ほぼ円筒形の形状であり、側壁9Bは口から閉じた端9Aへ向かって内側にわずかに先細になる。
【0052】
周縁部分12、および底面すなわち閉じた端9Aは比較的堅いが、側壁9Bは可撓性であり、折り畳み可能なように作られうる。それにもかかわらず、内部容器9は、側壁9Bが図2〜4に示すように延ばされ、直立にされると、底面9Aで自立可能である。
【0053】
内部容器9が折り畳まる場合、図5に示すように、比較的堅い底面9Aはその形を保持するが、側壁9Bの折り畳みの結果として周縁部分12の方へ動く。側壁9Bは、破断せずに(例えば、割る、裂く、または亀裂を入れることによって)プラスチックバッグと同じように折り畳まる。
【0054】
一形態において、内部容器9は、約110mmの高さ、約78mmのその底面9Aの直径、および約86mmのその口の直径(周縁部分12を除く)を有する。底面9Aは約400μmの厚さを有し、周縁部分12は約900μmの厚さを有し、側壁9Bは約150μmの厚さを有する。
【0055】
別の形態において、内部容器9は、同じ高さ、ならびにその底面9Aおよび口の同じ直径を有するが、底面9Aは約300μmの厚さを有し、周縁部分12は約200μmの厚さを有し、側壁9Bは50〜250μmの範囲の厚さを有する。
【0056】
蓋10もまたプラスチック材料、例えば、ポリエチレンまたはポリプロピレンから形成され、射出成形プロセスによって形成される。蓋10は半透明または不透明であり、着色される。カラー11は成型プラスチック部品であるか、またはそれは切削金属(例えばアルミニウム)部品である。アダプタ18は金属またはプラスチック部品であり、例えば、アルミニウムから形成され、陽極酸化されるか、またはめっきされる。
【0057】
塗料ポット6を使用するために、アダプタ18は端部20でスプレーガンに取り付けられて、所定の位置にしておかれる。次いで、図2に示すように分解された塗料ポット6について、内部容器9は外部容器8に押し込まれる。次いで、塗料が内部容器9に入れられ、必要に応じて、他の顔料、硬化剤、およびシンナー(溶剤)と混合される。次いで、蓋10は所定の位置に押し込まれ、カラー11は下方へ固くねじ込まれて、蓋10を所定の位置に保持する。
【0058】
次いで、内部容器9の上部が蓋10のスカート13と容器8の側壁8Bとの間に閉じ込められ、内部容器9の周縁12は、図4に示すように、容器8の上縁とカラー11との間に閉じ込められる。
【0059】
次いで、スプレーガン1は図1に示すその正常な動作位置から逆にされる。次いで、連結管15の端部が、簡単な押し捻り作動機構によって、リザーバに収容した塗料をこぼさずにアダプタ18に取り付けられて、協働差し込み構造と係合しうる。次いで、スプレーガン1は通常の方法で使用するためにその正常な動作位置へ戻されうる。
【0060】
塗料が内部容器9内から除去されるにしたがって、内部容器9の側面9Bは内部容器9内の圧力が低下する結果として折り畳まる。内部容器9が横方向よりも長手方向に折り畳まりやすく、それによって塗料の固まりが内部容器9内に閉じ込められる可能性を小さくするように、より堅い内部容器9の底面9Aはその形状を保持する。
【0061】
使用者は、不可欠ではないけれども、スプレーガン1を動作させる前に内部容器9内から空気を抜くことを選択できる。但し、空気が塗料ポット6からスプレーガン1に入るおそれが無いので、それはスプレーガン1が満足に機能するであろう角度の範囲を増大させる。内部容器9内から空気を抜くために、スプレーガン1が逆転位置にまだある間に、スプレーガン1のトリガー5が駆動される必要がある。
【0062】
使用後、スプレーガン1が清浄にされる場合、スプレーガン1は図1に示すその動作位置から再び逆にされうる。送気管が外され、トリガー5は短く駆動されて、スプレーガン1内の塗料がポット6内の内部容器9内へ戻ることを可能にする。次いで、ポット6は、差し込み構造を分離させ、かつスプレーガン1に付いたままであるアダプタ18から連結管15を取り外すことによって、スプレーガン1から取り外される。
【0063】
認識されるであろうように、差し込み構造は、ポット6が、ねじ連結よりも手先の器用さが少なくて済む、簡単な押し捻り作動機構で、スプレーガン1に素早く連結されたり、それから取り外されたりすることを可能にする連結システムを与える。但し、他の型の連結システムが、ポット6をスプレーガン1に取り外し可能に連結するために用いられることが理解されるであろう。
【0064】
カラー11は外部容器8から取り外され、次いで蓋10は引き出されて、それと共に図5に示すように折り畳まれた内部容器9を引き出す。蓋10(フィルタ17を含む)および内部容器9は廃棄され、外部容器8およびカラー11を清浄に、かつ新しい内部容器9および蓋10と共に再使用する準備ができているようにしておく。スプレーガン1自体だけが清浄にされる必要があるので、溶剤の使用量をかなり減らすという結果になる。
【0065】
内部容器9は、蓋10を所定の位置に付けたまま、いくぶん折り畳まれた状態で取り外され、廃棄されるので、使用されない塗料がポット6からこぼれるおそれもまたかなり小さくなる。さらに、内部容器9は折り畳まれた状態で廃棄されるので、使用した内部容器9の回収に必要なスペースの大きさが最小限にされる。
【0066】
内部容器9は、上述のように、外部容器8内側にぴったり合い、滑らかな内面を有するので、別個の容器内でなくて外部容器8中の内部容器9内で塗料を混合することが可能である。そのように、別個の混合容器の清浄もまた省かれうるので、溶剤の使用量のさらなる減少を達成する。
【0067】
外部容器8の全体形状、および、具体的にいえば、それは図2に示す配向である場合に底面が平らであり、かつ安定するという事実が、それを容器8中に支持される内部容器9内で塗料を混合するのに特に適したものにする。
【0068】
内部容器9が混合道具によって穴を開けられるか、または損傷される可能性が最小限にされる。何故ならば、第1に、内部容器9は外部容器8の内側にぴったりと合うからであり、第2に、内部容器9の自立性質が、それは混合プロセス中に外部容器8内で周りに引っ張られる可能性が低くなることを意味するからである。
【0069】
内部容器9の混合容器としての使用を容易にするために、外部容器8は透明であり、内部容器9の内容物の容積を表示する印21(図2)が側壁8Bに設けられる。代替として、外部容器8が不透明である場合、それは、スプレーガン1の使用者がいつでもポット6内の塗料の量を算定できるように内部容器9を覗くことができる、細長い穴を側壁8Bに付けて形成されることもありうる。
【0070】
塗料が内部容器9内で混合される場合、フィルタ網17を蓋10に含むことは、塗料中の不要な粒子がスプレーガン1に入るのを防止する。しかしながら、塗料がざらつきのある場合、またはそれが別個の容器で混合され、それが内部容器9へ移されるときに濾過される場合、または塗料中の汚染物質の存在が重要でない場合、網17は省かれうる。
【0071】
上述の説明から明らかであろうように、吹き付けられる塗料または他の液体を収容するリザーバを形成するために、使い捨てできる内部容器9および蓋10を配置することは、吹き付けられる液体を変える場合、または作業日の終わりにスプレーガン1を片付ける場合に必要とされる清浄の量をかなり減らす。
【0072】
また一方、吹き付けられる範囲がリザーバが収容できるよりも多い量の塗料を必要とすることが起りうる。このような場合には、使用者は、リザーバに補給できるように、スプレーガン1からポット6を取り外し、カラー11をはずし、蓋10を取り外す必要がある。次いで、使用者が吹付けを続けることができるように、蓋10は内部容器9の開口端に再配置され、カラー11は再嵌合され、ポット6はスプレーガン1に再び取り付けられる必要がある。これは時間がかかり、蓋10が取り外される場合、塗料がこぼれる、および/または汚染されるおそれがある。
【0073】
リザーバに補充する代替として、一部の使用者は、大きい面積を吹き付ける場合に順にスプレーガンに適合されうる、2つ以上のリザーバを同じ液体で充填する。使用者はリザーバを交換し、同じ液体で吹付けを続けることができるけれども、いくつかのリザーバを充填し、組み立てることは時間がかかり、運転費を増す。従って、各リザーバは吹付け後に廃棄される使い捨てできる内部容器および蓋を有し、同じ液体用にいくつかのリザーバを使用することは、そのような使い捨てできる品目の無駄遣いであり、使用者がリザーバの組立のために十分な数のポットおよびカラーを利用できるように有することを必要とする。
【0074】
ここで図面のうちの図8〜12を参照するに、使用者が塗料をリザーバにスプレーガンに取り付けられている間に添加することを可能にする、本発明の第1実施形態が示される。便宜上、100番台の似た参照番号が全体にわたって使用されて、図1〜7に対応する部品を表示し、類似の部品の構造および動作が上の説明から理解されるであろうし、詳細にさらに説明されないであろう。
【0075】
図8〜10に示すように、塗料ポット106が、外部容器108と、内部容器109と、蓋110と、カラー111とを備える。本発明に従って、中央連結管115からずれた開口130が蓋110に設けられる。開口130は、外部の管状注ぎ口部分131によって画定される。管状注ぎ口部分131は、管状注ぎ口部分131にねじ込まれる取り外し可能なキャップ132によって閉じられる流体入口を提供する。
【0076】
管状注ぎ口部分131は、蓋110と一体に形成され、キャップ132の内部ねじ山134と係合する外部ねじ山133を有する。この方法で、キャップ132は、蓋110の開口130を通してリザーバへのアクセスを可能にするために取り外され、開口130を閉じるために再び取り付けられる。ねじキャップ132は流体入口を開閉する簡単な方法を与えて、液体がリザーバ内へ導入されることを可能にする。また一方、流体入口が必要な場合に開閉されることを可能にする、液体をリザーバへ導入する任意の配置が用いられることが理解されるであろう。
【0077】
ここで図11および12を参照するに、ポット106がスプレーガン101に取り付けられ、スプレーガン101はその正常な動作位置から逆にされる場合、流体入口はリザーバの上端にあるように(図11)、管状注ぎ口部分131は配置される。この方法で、キャップ132は取り外され、塗料または他の液体が、ポット106をスプレーガン101から取り外さずに、流体入口を通してリザーバに添加されうる。次いで、キャップ132は再び取り付けられ、スプレーガン101は再び逆にされてその正常な動作位置にされて、使用者が吹付けを続けることを可能にする(図12)。液体のリザーバへの添加は、例えば塗料を別の容器から注ぐ場合、こぼれるおそれを小さくするために漏斗を使用することによって容易にされる。代替として、注ぎ口部分131は可撓性管を取り付けることによって延長されて、液体の流体入口を経由してのリザーバへの添加を容易にする。
【0078】
リザーバ内の液体を変えることが必要である場合、ポット106はスプレーガン101から取り外され、内部容器109および蓋110は完全な組立品として取り外され、上述のように廃棄される。次いで、新しい清浄な内部容器109がポット106にはめ込まれ、蓋110を取付け、かつカラー111を固定する前か或いは後に、新しい液体で充填されうる。次いで、ポット106はスプレーガン101に取り付けられ、使用中、リザーバが補給される必要がある場合、これは、上述のようにキャップ132を取り外すことによって、流体入口を経由して行われうる。
【0079】
ここで図13を参照するに、これは前の実施形態の内部容器109と共に使用するための蓋110’およびフィルタ117’の代替形を示す。蓋110’は円錐の形状であり、フィルタ117’は、スカート113’内に押し込まれる平らな網目スクリーンを備え、スカート113’が内部容器109に挿入される場合、内部容器109の開口端を横切って延在するように、圧縮によって所定の位置に保持される。この配置は、フィルタ117が連結管115の端の上に合う、前の実施形態に比べて、フィルタ117’の表面積を増大させる。結果として、塗料の流れが改善される。変更態様(図示せず)において、網目スクリーンは、スクリーンの周縁とスカート113’の内側のリブ、溝、または類似の位置決め構造との係合によって、所定の位置に機械的に保持される。
【0080】
本発明に従って、開口130’が蓋110’に、連結管115’からずれた円錐状の壁に設けられる。開口130’は、クロージャキャップ132’が取り外し可能に固定される、外部の管状注ぎ口部分131’によって界接される。管状部分131’は、連結管115’から離れて蓋110’の周縁の方へ曲がって延在する。結果として、塗料を添加するためのアクセスが改善される。
【0081】
この変更態様において、開口130’はフィルタ117’の上にあり、蓋110’は、開口130’からフィルタ117’に位置合わせした開口136’まで延在する、内部の管状注ぎ口部分135’と一体に形成される。この方法で、開口130’を経由してリザーバに添加される塗料が、フィルタ117’を通過する必要なしにリザーバ内へ直接通る。結果として、塗料が任意の粒子などを含有する場合、これらはフィルタ117’によって除去され、スプレーガン101の使用中、連結管115’を通過できない。
【0082】
ここで図14を参照するに、これは、ポット106”がスプレーガン101に取り付けられた状態で塗料をリザーバに添加するための開口130”の代替位置を示す。開口130”は内部容器109”の側壁109B”に設けられ、管状注ぎ口部分131”がクロージャキャップ132”を取り付けるために貫いて延在する開口137”が、外部容器108”に設けられる。内部容器109”は、管状注ぎ口部分131”が、容器108”内から開口137”を通して挿入されることが可能となるように折り畳まれうる。次いでキャップ132”が取り付けられるか、または開口は、注ぎ口部分131”が、キャップ132”が既に取り付けられた状態で、挿入されることが可能である程十分に大きい。
【0083】
流体入口がポット106”の側面にある、この配置は、塗料をリザーバに添加することが要求される場合、キャップ132”への比較的自由なアクセスを与える。流体入口は示すように内部容器109”の上端に設けられることが好ましい。この方法で、それは、塗料が吹付け中に引き出される場合、リザーバの折り畳みをあまり妨げない。さらに、ポット106”がスプレーガン101に取り付けられた状態で、塗料をリザーバに添加することが必要である場合、リザーバはこぼさずに開口130”のレベルまで充填されうる。
【0084】
ここで図15を参照するに、これは、ポット106”’がスプレーガン101に取り付けられた状態で塗料をリザーバに添加するための開口130”’のさらに別の可能な位置を示す。開口130”’は内部容器109”’の底部109A”’に設けられ、開口138”’が、外部容器108”’に、管状注ぎ口部分131”’が貫いて延在しうる底部に設けられる。この場合に、開口138”’は、キャップ132”’が、塗料がリザーバから引き出される場合、内部容器109”’の折り畳みを妨げないように自由に通過するために十分大きくなければならない。
【0085】
この配置の場合に、塗料は、ポット106”’がスプレーガン101に取り付けられ、かつスプレーガン101がその正常な動作位置にある状態で、リザーバに添加される。すなわちスプレーガン101は逆にされる必要がない。リザーバに補充する場合、折り畳まれた、または部分的に折り畳まれた内部容器109”’は、手によって延ばされねばならない場合がある。
【0086】
容器108”’の側壁108B”’が底部108A”’の下に延ばされて、ポット106”’が、内部容器109”’が挿入され、かつ管状部分131”’が底部108A”’の開口138”’を貫いて延在する状態で、平面上に立つことを可能にする。代替として、外部容器108”’は底部壁が無いだけの側壁108B”’を備える。
【0087】
ここで図16および17を参照するに、スプレーガンに取り付けられている間に塗料または他の液体をリザーバに添加する、本発明の第2実施形態が示される。便宜上、200番台の似た参照番号が全体にわたって使用されて、前の実施形態に対応する部品を表示し、類似の部品の構造および動作が上述の説明から理解されるであろうし、詳細にこれ以上説明されないであろう。
【0088】
この実施形態において、内部容器209が、スプレーガンに連結可能な流体出口と、塗料をリザーバに添加するための流体入口とを有する蓋210に恒久的に取り付けられる。例えば、蓋210は接着剤または溶接によって内部容器209に結合される。
【0089】
この配置はリザーバの構造が前の実施形態に比べて簡単にされることを可能にする。特に、内部容器209を収容する外部容器および蓋210を固定するカラーは、リザーバを組み立てるためにもはや必要とされないし、無しで間に合う。
【0090】
この実施形態において、容器209および蓋210用に用いられる材料は前の実施形態に似ている。しかしながら、これは本質的ではないことが理解されるであろう。従って、容器209は、引き裂く、破る、または破裂に耐え、かつ塗料が引き出されるときに折り畳まる、任意の材料から構成されうる。例えば、容器209は金属箔から作られ、および/または金属箔はプラスチック積層板に組み入れられて、容器209に要求される特性を与える。
【0091】
蓋210および容器209の組立品は液体が予め充填され、蓋210の連結管215を介してスプレーガン1に取り付けるために使用者に供給される。次いで、リザーバは、スプレーガン1にまだ取り付けられている間に、キャップ232を取り外すことによって流体入口を経由して補充されうる。事前充填は、必要になるまで劣化せずに包装され、保管されうる液体に対して用いられる。従って、事前充填は、使用する準備ができて(すなわち、色を既存の色に合わせる変更する必要なしに)供給されうる液体に対して特に有用である。例えば、活性化されない形で供給され、かつ必要な場合に(紫外)光源または電気エネルギーの被爆に因るような、適当な手段によって(必要に応じて)活性化されうる、標準色の下地塗り、および/または下塗剤、またはラッカーである。
【0092】
代替として、蓋210および容器209の組立品は空で供給されて、使用者は、キャップ232を取り外した状態で、流体入口を経由して液体で充填する。これは、使用者が標準液体か、或いは特定の色に合わせるために特別に混合された液体を使用することを可能にする。この場合も先と同様に、リザーバは、スプレーガン1に取り付けられた状態で、使用中に補充されうる。
【0093】
容器209および蓋210の組立品が空で供給される場合、容器209は折り畳まれ、それによって、製造業者による組立品の包装および輸送に必要なスペース、および最終使用者が必要とするまで組立品を保管するのに必要なスペースを減らす。組立品が折り畳まれた状態で供給され、保管される場合、容器209は、選択した液体を添加するに先立って、その最初の形状に戻されうる。
【0094】
この実施形態において、蓋210および容器209は互いに恒久的に固定され、リザーバは、任意の支持物なしにスプレーガンに取り付けるために充分に安定している。しかしながら、いくつかの応用の場合に、リザーバがスプレーガンに取り付けられる場合に容器209に対して支持を設けることが、容器209のサイズ、および/または用いられる材料に応じて望ましいか、または必要である。
【0095】
図18および19は、容器209が折り畳むときにリザーバを支持するために用いられうる、2つの支持かご280および281を示す。かご280、281は、かご280、281付きのリザーバが取り付けられるスプレーガンを取扱い易いように、必要な強度と軽さを兼ね備えるプラスチック材料から作られる。また一方、他の材料が用いられることが理解されるであろう。
【0096】
図18において、かご280は容器209’の全長にわたって支持を与え、容器209’が折り畳むときにリザーバの目視検査を可能にする、目の粗いメッシュの形をしている。図19において、かご281は容器209’の長さの部分にわたって支持を与え、容器が折り畳むときにリザーバの目視検査を可能にするために透明である、短い筒の形をしている。また一方、容器209’を適切に支持するかごの任意の適当な設計が用いられることが理解されるであろう。例えば、かごは、容器が長手方向に折り畳むように導く、複数の下に延在する脚部分を備える。
【0097】
図18および19において、かご280、281は、蓋210’および容器209’と別個であり、蓋210’に適合する環状カラー282によって固定される。また一方、かごは蓋210’の一体部分として形成されることもありうることが理解されるであろう。
【0098】
かご280、281およびカラー282は、蓋210’および容器209’が恒久的に共に取り付けられる配置に限定されないこともまた理解されるであろう。従って、かご280、281およびカラー282は、蓋および容器が蓋および容器を共に固定し、容器が折り畳むときにリザーバに対して支持を与えるために別個の部品である、第1実施形態による配置のどれにおいても使用される。
【0099】
ここで図20を参照するに、環状の溝240が容器209”の周縁212”を受け入れるために蓋210”の下側に設けられる、蓋210”と容器209”を恒久的に一体化させる代替配置が示される。相補的インターロッキング構造が周縁212”および溝240に、容器209”を蓋210”でしっかりと閉じ、容器209”が蓋210”から分離するのを防止するために設けられる。この組み立ては、上述のように液体を予め充填したか、または空の蓋210”および容器209”を供給するために、製造中に実施される。代替として、蓋210”および容器209”は使用者による組み立てのために別個に供給される。上述のような容器用の支持かごがこの配置に設けられる。かごは別個の部品であるか、または蓋210”と一体に形成される。例えば、溝240の外壁が軸方向に延長されて、容器209”の長さの全てまたは部分にわたって容器209”を囲む。
【0100】
図21〜24を参照するに、スプレーガンに取り付けられている間に塗料をリザーバに添加する、本発明の第3実施形態が示される。便宜上、300番台の似た参照番号が全体にわたって使用されて、前の実施形態に対応する部品を表示し、類似の部品の構造および動作が上の説明から理解されるであろうから、詳細にはさらに説明しない。
【0101】
この実施形態において、蓋310の端壁は円錐形であり、連結管315は蓋310の中心からずれており、蓋310の中心長手方向軸に対してある角度をなして延在する。このずれた配置は、開口330のサイズが前の実施形態に比べて大きくされることを可能にする。示すように、開口330は蓋310の直径の半分よりも少し小さい直径を有する。また一方、開口330のサイズは示すものから変更されることがあることが理解されるであろう。
【0102】
認識されるであろうように、開口330のサイズを大きくすることは、蓋310を容器309に取り付けることによって形成されるリザーバのより速い充填/補充を可能にする。さらに、取り外し可能な「ドロップイン(drop in)」ソック(sock)フィルタが、開口330と共に使用されて、リザーバ内に注がれる塗料を濾過することができる。結果として、リザーバがスプレーガンに連結されている場合、連結管315の穴314を覆うフィルタを用いる必要が無い。
【0103】
さらに、図24に示すように、リザーバがスプレーガン301に取り付けられ、かつスプレーガン310は塗料をリザーバに添加するために逆にされる場合、開口330へのアクセスが、開口330の長手方向軸に対してある角度をなして延在する連結管315のずれた配置によって改善される。結果として、開口330はスプレーガン301から離れており、塗料は、リザーバがスプレーガンに取り付けられた状態で、開口330を通ってリザーバにより容易に導入されうる。これは、こぼれる恐れを小さくして、リザーバのより速い充填にさらに寄与する。
【0104】
リザーバをスプレーガン301に固定する差し込み構造316の開始/終了位置に応じて、連結管315のずれた配置によって、リザーバはスプレーガン301の片側に突き出るかもしれない。これはスプレーガン301の取扱いに悪影響を与えることもありうる。具体的にいえば、スプレーガン301は不安定であって、操作がやりにくくなり、利用できるスペースが制限される場合には、吹付けのためのアクセスが困難になる。
【0105】
従って、差し込み構造316は、リザーバがスプレーガン301に連結される場合、それはスプレーガン301のスプレー軸に沿って整列されるように配置される。この方法で、リザーバが片側に突き出ることに因る不安定が回避される。その上、連結管315のリザーバの長手方向軸への傾きが、リザーバが作業要求に最も良く合わせるためにスプレーガンに対して最適な角度をなして配置されるように選択される。この方法で、スプレーガン301を取り扱う際に連結管315のずれた配置によって生じる、どんな悪影響も克服されるか、または少なくとも軽減される。
【0106】
この実施形態において、容器309は、接着剤、溶接、または本発明の第2実施形態に関連して前述したような任意の他の適当な方法によって、蓋310に恒久的に取り付けられる。また一方、連結管315をずらすこと、およびフィルタ開口330のサイズを大きくすることによる利点が、本明細書に説明される他の蓋/容器の組合せのどれにも適用されることが理解されるであろう。例えば、蓋は容器と別個であり、第1実施形態に関連して述べたようにカラーによって固定される。さらに、連結管315のずれた配置、およびフィルタ開口330の大きくしたサイズが、任意の形状の蓋に適用されることが認識されるであろう。例えば、蓋は図8〜17に示すような平らな端壁、または図18〜24に示すような円錐状端壁を有する。
【0107】
ここで図25〜27を参照するに、本発明の第3実施形態による、蓋310’のフィルタ開口330’のサイズを大きくして、リザーバの充填/補充を容易にする代替配置が示される。連結管315’が、蓋310’の中心長手方向軸に整列される蓋310’の円錐状端壁の頂点に位置決めされる。結果として、リザーバは、リザーバをスプレーガンに固定する差し込み構造316’の開始/終了位置とは関係なく、スプレーガンの片側へ突き出ない。リザーバがスプレーガンに取り付けられている場合、アクセスを制限せずにフィルタ開口330’の大きくしたサイズを受け入れるために、注ぎ口331’が蓋310’の周縁の上に片側で突き出るように配置される。蓋310’の周縁の上に突き出る注ぎ口331’の壁は、塗料をほぼD形の穴360’の方へ、かつそれを通るように導いて、開口330’の底部でリザーバに入る、傾斜した部分361’で形成される。
【0108】
蓋310’は前述のように容器309’に恒久的に取り付けられるか、またはそれは容器309’と別個であり、前述のように、適当に成形したカラーによって固定される。
【0109】
ここで図28〜30を参照するに、スプレーガンに取り付けられている間に塗料をリザーバに添加する、本発明の第4実施形態が示される。便宜上、400番台の似た参照番号が全体にわたって使用されて、前の実施形態に対応する部品を表示し、類似の部品の構造および動作が上の説明から理解されるであろうから、詳細にはさらに説明しない。
【0110】
この実施形態において、内部容器409が外部容器408に収容されて、周縁部分412を容器408の外端の上に置く。蓋410が蓋410の端壁と一体の円筒形状の長いスカート413を有する。スカート413の自由端が内部容器409の開口端に押し込まれて、内部容器409の周縁部分412を容器408の端とスカート413と一体の外部リップ413Aとの間に閉じ込める。
【0111】
蓋410の端壁は円錐形状であり、連結管415、および前の実施形態について述べたような、スプレーガンに連結されている間にリザーバを充填/補充するフィルタ開口430が設けられる。この実施形態において、連結注ぎ口415は蓋410の中心長手方向軸上に配置されるが、蓋410には前述した連結注ぎ口415およびフィルタ開口430のいずれも設けられることが理解されるであろう。
【0112】
認識されるであろうように、長いスカート413はリザーバの容積を大きくし、スプレーガンが、リザーバを塗料で繰り返して補充する必要なしに、大きい塗装工事に使用されることを可能にする。さらに、外部容器408と内部容器409の同じ組合せが、様々な長さのスカート413を有する蓋410と共に組み立てられて、各種の様々な容積を有するリザーバを与える。この方法で、特殊な工事用の所要の容積のリザーバが、適当なサイズのスカート413を有する蓋410を選択し、かつ選択した蓋410を外部容器408と内部容器409の同じ組合せと共に組み立てることによって、容易に組み立てられうる。結果として、各種の様々な容積のリザーバを製作するために必要である部品の数が少なくされる。より具体的にいえば、様々なサイズの外部容器408を必要とする様々なサイズの内部容器409の使用が、様々な容積のリザーバの組立てのための部品の製造、供給、保管、および組立が容易になるように、回避される。
【0113】
変更態様(図示せず)において、フィルタ開口430は蓋410の端壁から位置決めし直され、スカート413の長さによって可能である場合に、スカート413に配置される。これは、リザーバがスプレーガンに連結されている場合、フィルタ開口430への容易なアクセスを可能にする。
【0114】
ここで図31を参照するに、長いスカート413を有する蓋410が単独で使用されて、小さい修理工事、例えば小さい場所の修理用の小さい容積のリザーバを与える。これは、修理を実施するために要する時間を減らすことによって、かつ蓋410が内部容器409無しに使用されうる場合に、修理に要する使い捨てできる部品の数を2つから1つに減らすことによって、コスト削減をもたらす。
【0115】
ベント型カバー(図示せず)が、長いスカート413を有する蓋410の開口端を閉じるために使用されうる。
【0116】
ここで図32および33を参照するに、円筒形状の別個のスリーブ450が蓋410’と内部容器409’との間に設けられる、リザーバの容積を変更する代替配置が示される。
【0117】
示すように、蓋410’の下側の短いスカート413’がスリーブ450の一端に押し込まれて、蓋410’の外端をスリーブ450の端に配置する。スリーブ450の他端が内部容器409’の開口端に押し込まれて、内部容器409’の周縁部分412’を容器408’の端とスリーブ450の外部リップ450Aとの間に閉じ込める。ロッキングカラー411’が外部容器408とねじ込まれて係合することが可能であって、スリーブ450を内部容器410’に対して固定する。ロッキングカラー411’は、軸方向に延在するウェブ451を介して、ロッキングカラー411’が締められるときに別個の蓋410’をスリーブ450に圧締する、押さえカラー452に連結される。
【0118】
認識されるであろうように、内部容器409’および蓋410’がその間にスリーブ450の有無にかかわらず組み立てられうるように、スリーブ450の端は内部容器410’および蓋409’と協力するように成形される。この方法で、同じ内部容器409’と蓋410’の組合せが、様々な長さのスリーブ450の有無にかかわらず組み立てられて、各種の様々な容積を有するリザーバを与えうる。
【0119】
より具体的にいえば、リザーバが小量の塗料を保持する必要があるだけである場合に、蓋410’は内部容器409’に直接組み立てられうる。同じ蓋410’および内部容器409’もまた、その間に適当な大きさのスリーブ450を有して組み立てられて、必要に応じて大量の塗料を保持可能であるリザーバを与えうる。
【0120】
結果として、1つのサイズの内部容器409’、蓋410’、および外部容器408’が、様々なサイズのスリーブ450と共に組み立てるために用いられて、任意に所望の量のリザーバを形成しうる。この方法で、リザーバの容積が、種々の様々な使用のための塗料リザーバの製造、供給、保管、および組立を簡単にする共用部品を用いて、要望どおり変更されうる。
【0121】
図32および33に示す配置において、連結管415’およびフィルタ開口430’が蓋410’に設けられる。フィルタ開口430”が蓋410”から延長スリーブ450”の壁へ位置決めし直される、この配置の変更態様が図34に示される。これは、塗料をリザーバに添加することが要求される場合、フィルタ開口430”へのより容易なアクセスを可能にする。また、蓋410”の製造も簡単にされる。
【0122】
ここで認識されるであろうように、本発明は、スプレーガンに連結される折り畳まるリザーバを有する、液体を吹き付ける装置を提供し、そこでは、リザーバがスプレーガンに取り付けられている場合に、液体はリザーバに添加されうる。スプレーガンに取り付けられている間に液体をリザーバに添加する流体入口の他の配置が、当業者にとって明らかであり、本発明の範囲内にあると考えられるであろう。
【0123】
本明細書に述べられる例示的実施形態は、本発明の様々な範囲および応用を示すことが目的であり、実施形態のその特徴が個別に、或いは同じまたは異なる実施形態の他の特徴と組み合わせて用いられることもまた認識されるであろう。
【0124】
さらに、説明し、かつ示した例示的実施形態は、出願人にとって現在知られている最良の手段を表わすと考えられる一方で、本発明はそれに限定されず、かつ種々の変更および改善が、本明細書に概ね説明したように、本発明の精神および範囲内で行われうることが理解されるであろう。
【0125】
最後に、本明細書で使用したように、用語「液体」は、塗料、下塗剤、下地塗り、ラッカー、ワニス、および類似の塗料の様な材料、ならびに他の材料、例えば、材料の特性および/または目的とする応用に応じて噴霧化されるか、または噴霧化されない形で塗布される、接着剤、シーラー、充填剤、パテ、粉体塗装剤、吹付粉体(blasting powders)、研磨スラリー、離型剤、および鋳物用仕上げ剤を(制限無しに)含む、(表面を着色するのが目的であろうとなかろうと)スプレーガンを用いて表面に塗布されうる、全ての種類の流動性を有する材料を指し、用語「液体」はそれ相応に受け取られるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0126】
【図1】先行技術のスプレーガンの斜視図である。
【図2】図1に示す塗料リザーバの構成部品の組立分解等角図である。
【図3】図2に示す塗料リザーバ組立品の斜視図である。
【図4】図3に示す塗料リザーバの長手方向の断面図である。
【図5】使用後の図3の塗料リザーバの構成部品の分離を示す図である。
【図6】塗料リザーバをスプレーガンに連結するアダプタの斜視図である。
【図7】図6に示すアダプタの長手方向の断面図である。
【図8】本発明の第1実施形態による塗料リザーバの構成部品を示す、図2に類似の組立分解等角図である。
【図9】図8の塗料リザーバ組立品を示す、図3に類似の斜視図である。
【図10】図9の塗料リザーバの長手方向の断面図である。
【図11】図1のスプレーガンに取り付けられた図8〜10のリザーバを示す斜視図であり、スプレーガンは上下を逆にして示され、クロージャキャップは塗料をリザーバに添加するために取り外されている。
【図12】上下を元通りにし、使用する準備ができている、図11に示すスプレーガンの斜視図である。
【図13】図8〜12に示すリザーバ用の代替の蓋およびフィルタの長手方向の断面図である。
【図14】図8〜12に示すリザーバ用の流体入口およびクロージャキャップの代替の位置を示す長手方向の断面図である。
【図15】図8〜12に示すリザーバ用の流体入口およびクロージャキャップのさらに別の位置を示す長手方向の断面図である。
【図16】本発明の第2実施形態による塗料リザーバの斜視図である。
【図17】折り畳まれた状態の図16の塗料リザーバを示す図である。
【図18】支持かごを含む、図16に示す塗料リザーバの変更態様を示す図である。
【図19】図16に示す塗料リザーバ用の代替の支持かごを示す図である。
【図20】図16に示す塗料リザーバの変更態様を示す図である。
【図21】本発明の第3実施形態による塗料リザーバの長手方向の断面図である。
【図22】クロージャキャップが取り外された、図21の塗料リザーバの斜視図である。
【図23】図21の塗料リザーバの平面図である。
【図24】図1のスプレーガンに連結された図21〜23の塗料リザーバを示す斜視図であり、スプレーガンは上下を逆にして示され、クロージャキャップは塗料をリザーバに添加するために取り外されている。
【図25】図21に示す塗料リザーバ用の代替の蓋の長手方向の断面図である。
【図26】クロージャキャップが取り外された、図25に示す蓋の斜視図である。
【図27】図25に示す蓋の平面図である。
【図28】本発明の第4実施形態による塗料リザーバの長手方向の断面図である。
【図29】図28に示す塗料リザーバの蓋の長手方向の断面図である。
【図30】図28に示す塗料リザーバの斜視図である。
【図31】塗料用のリザーバを形成するためにスプレーガンに取り付けられた、図29の蓋を示す斜視図である。
【図32】図28の塗料リザーバの変更態様を示す長手方向の断面図である。
【図33】図32に示す塗料リザーバの斜視図である。
【図34】流体入口のための代替の配置を示す、図33に類似の斜視図である。

Claims (43)

  1. 吹き付けられる液体用の折り畳み可能なリザーバと、該リザーバから供給される液体を分配するスプレーノズルと、を備える、液体を吹き付けるスプレーガンのような装置であって、前記リザーバは、前記装置に連結可能な流体出口と、液体を前記リザーバに添加する流体入口と、を有し、前記流体入口は該流体入口を開閉する取り外し可能なクロージャを有し、前記リザーバが前記装置に連結されている場合、前記クロージャは直接アクセス可能である、装置。
  2. 前記リザーバが、前記スプレーガンに供給される液体用の折り畳み可能な部分と、前記リザーバを前記スプレーガンに連結する、前記流体出口を備える取付け部分と、を備える、請求項1に記載の装置。
  3. 前記取付け部分が前記流体出口を前記装置に取り外し可能に連結するように構成される、請求項2に記載の装置。
  4. 前記リザーバを前記装置に取り外し可能に固定する複数の協働構造が前記取付け部分および前記装置に設けられる、請求項3に記載の装置。
  5. 前記複数の協働構造が押しねじり動作により係合可能である、請求項4に記載の装置。
  6. 前記折り畳み可能な部分が液体用の可撓性容器を備え、前記取付け部分が該容器の開口を閉じるように配置される蓋を備える、請求項2に記載の装置。
  7. 前記容器および前記蓋が使い捨てできる、請求項6に記載の装置。
  8. 前記流体入口および流体出口が前記リザーバの一端に設けられ、該流体出口は該リザーバの中心長手方向軸上に配置される、請求項6に記載の装置。
  9. 前記流体入口が前記蓋の周縁部分の内側に配置される、請求項8に記載の装置。
  10. 前記流体入口が前記蓋の周縁部分の外側へ突出する、請求項8に記載の装置。
  11. 前記流体出口が前記リザーバの中心長手方向軸に対してある角度をなして延在する、請求項8に記載の装置。
  12. 前記流体入口および流体出口が前記リザーバの一端に設けられ、該流体出口は該リザーバの中心長手方向軸からずれて配置される、請求項6に記載の装置。
  13. 前記流体入口が前記蓋の周縁部分の内側に配置される、請求項12に記載の装置。
  14. 前記流体入口が前記蓋の周縁部分の外側へ突出する、請求項12に記載の装置。
  15. 前記流体出口が前記リザーバの中心長手方向軸に対してある角度をなして延在する、請求項12に記載の装置。
  16. 前記蓋が前記可撓性容器と別個であり、該容器の開口を閉じるために前記蓋を固定する手段が設けられる、請求項6に記載の装置。
  17. 前記蓋および前記可撓性容器が恒久的に互いに結合される、請求項6に記載の装置。
  18. 前記可撓性容器を支持する手段が設けられる、請求項6に記載の装置。
  19. 前記支持手段が、前記可撓性容器が収容されるポットを備える、請求項18に記載の装置。
  20. 前記支持手段が前記可撓性容器をその長さの少なくとも一部にわたって囲むように配置されるかごを備える、請求項18に記載の装置。
  21. 前記蓋が、端壁と、端壁から延在する側壁と、を有し、該側壁は該蓋を前記可撓性容器に連結するように配置される、請求項6に記載の装置。
  22. 前記流体出口および流体入口が前記端壁に形成される、請求項21に記載の装置。
  23. 前記流体出口が前記リザーバの中心長手方向軸上に配置される、請求項22に記載の装置。
  24. 前記流体出口が前記リザーバの中心長手方向軸の片側にずらされる、請求項22に記載の装置。
  25. 前記流体出口が前記端壁に設けられ、前記流体入口が前記側壁に設けられる、請求項21に記載の装置。
  26. 前記リザーバが、前記蓋と前記容器との間に延在してそれらを連結するスリーブを含む、請求項6に記載の装置。
  27. 前記流体出口が前記蓋に設けられ、前記流体入口が前記スリーブに設けられる、請求項26に記載の装置。
  28. 一組のスリーブが異なる軸方向長さを有し、前記リザーバの容積が選択されたスリーブの取付けによって変更可能である、請求項26に記載の装置。
  29. 前記リザーバが、前記流体出口を経由して前記装置に供給される液体から固体粒子を除去するフィルタを含み、前記流体入口が、前記流体出口に対して前記フィルタの反対側で液体を前記リザーバ内へ導入するように配置される、請求項1に記載の装置。
  30. 注ぎ口が前記流体入口に設けられ、前記取り外し可能なクロージャが、該注ぎ口のねじ山の付いた部分と分離可能に係合できるねじキャップを備える、請求項1に記載の装置。
  31. 液体を吹き付けるスプレーノズルと、液体用の折り畳み可能なリザーバと、を備える、塗料の様な材料を吹き付けるスプレーガンであって、前記リザーバは前記スプレーガンに分離可能に連結される流体出口を有し、それによって、使用後に前記リザーバは分離され廃棄されることが可能であり、前記リザーバは流体入口をさらに有し、該流体入口は、前記リザーバが前記スプレーガンに取り付けられているときに、液体を前記リザーバに添加するために直接アクセス可能であるように配置される、スプレーガン。
  32. 重力供給型、または圧力供給型である、請求項31に記載のスプレーガン。
  33. 液体をスプレーガンなどに供給するリザーバであって、スプレーガンに解除可能に連結するように構成される流体出口と、前記リザーバが前記スプレーガンに取り付けられている場合、液体を前記リザーバへ導入するために直接アクセス可能である流体入口と、を有し、液体が前記スプレーガンの使用中に前記リザーバから引き出される場合に折り畳み可能であるリザーバ。
  34. 前記リザーバが吹き付けされる液体で予め充填され、前記流体入口が、使用中に前記リザーバを前記スプレーガンから分離せずに、液体が前記リザーバに添加されることを可能にする、請求項33に記載のリザーバ。
  35. 使用者が自ら選択した液体を充填できるように、空の状態で供給される、請求項33に記載のリザーバ。
  36. 前記リザーバが、前記スプレーガンの動作中に液体が該リザーバから引き出される場合に折り畳み可能である可撓性容器を含む、請求項33に記載のリザーバ。
  37. 前記流体出口および流体入口が前記リザーバの端壁に形成される、請求項36に記載のリザーバ。
  38. 前記端壁が前記可撓性容器に連結される蓋を備える、請求項37に記載のリザーバ。
  39. 前記流体出口が前記リザーバの端壁に形成され、前記流体入口が前記リザーバの側壁に形成される、請求項36に記載のリザーバ。
  40. 前記端壁が蓋を備え、前記側壁が前記蓋と前記可撓性容器との間に延在する別個のスリーブ部材を備える、請求項39に記載のリザーバ。
  41. 前記端壁が蓋を備え、前記側壁が、該蓋と一体で、かつ該蓋と前記可撓性容器との間に延在するスカートを備える、請求項39に記載のリザーバ。
  42. 使用後に使い捨てできる、請求項33に記載のリザーバ。
  43. 塗料ポット用の取り外し可能な内張りとして使用される、請求項33に記載のリザーバ。
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