JP2005506119A - 熱を用いるヘアトリートメント方法及びトリートメントに関するシグナルを提供するキャップ - Google Patents

熱を用いるヘアトリートメント方法及びトリートメントに関するシグナルを提供するキャップ Download PDF

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パイルズ,ダニエル・レイモンド
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ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ
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Abstract

変異性染料を含浸させるか塗布するかまたは含浸させかつ塗布した合成または天然の材料から成る製織基板または不織基板から成るヘアカバーリングが記載されている。

Description

【技術分野】
【0001】
多くのヘアトリートメント組成物が存在する。これらは、頭髪に塗布し、その後で一部分を頭髪に残し、次いで頭髪に熱を作用させてヘアトリートメント剤を活性化し、次いですすぎ落とすかまたはそのまま放置する。これらのトリートメント剤は、ジェル、シャンプー、コンディショナー、リーブインコンディショナー、ポマード、直毛化(straightening)髪油または髪油、乳液、トニック、直毛化(straightening)及び潤滑(smooth)用のクリーム、ローション及び髪油、半永久染毛剤及び永久染毛剤、などの形態である。
【背景技術】
【0002】
上述の方法で頭髪をトリートメントしたいと望む人々はこれまで以下の問題に直面していた:
(i)頭髪に十分な時間のトリートメントを行ったか否かを知ることができなかった;
(ii)頭髪全体のトリートメントが行われたか否かを知ることができなかった;
(iii)トリートメント中に頭髪を静止させておくことができなかった;
(iv)キャップを使用しなければヘアトリートメント剤が頭髪から滴り落ち易かった。
【0003】
本発明の目的は、上述したこれらの問題を解決することである。
【0004】
以下の特許は本発明の分野に関連する。
【0005】
米国特許第4,725,462号は、編織布に108゜Fよりも高い温度を作用させたときに出現する指標を隠し持つ編織布を開示している。
【発明の開示】
【0006】
天然または合成の材料から成る製織基板または不織基板に変異性染料を含浸させるか塗布するかまたは含浸させかつ塗布したヘアカバーリングが記載されている。
【0007】
本文中で使用された%は、異なる指示がないならば全組成物の重量%を意味する。製織基板は、ストランドまたは繊維を編織するかまたは絡み合せることによって形成された基板を意味する。
【0008】
不織基板は、その層が布に織られるのでなくシート、マットまたはパッド層に形成されている繊維から成ることを意味する。これらの繊維はランダム繊維(即ち、ランダムに配列された繊維)でもよく、または、カーデッド繊維(即ち、主として1方向に配向するように梳られた繊維)でもよい。更に、不織基板がランダム繊維層とカーデッド繊維層との組み合わせから構成されてもよい。
【0009】
変異性染料は、変色可能であること、即ち、1つの色から別の色、または無色から有色もしくはその逆の変化を生じることを意味する。一例は熱活性または熱感受性染料であろう。熱変色性染料は変異性染料の例である。熱変色性染料はロイコ染料を包含する。熱変色性染料は液晶を包含する。
【0010】
本発明は、天然または合成の材料から成る製織基板または不織基板に変異性染料を含浸させるか塗布するかまたは含浸させかつ塗布したヘアカバーリングに関する。
【0011】
本発明はまた、
(i)熱によって活性化されるヘアトリートメント剤を頭髪に塗布する段階と、
(ii)頭髪を上述のヘアカバーリングで被覆する段階と、
(iii)頭髪の熱トリートメントが適正に行われたこと、及び、ヘアトリートメント剤が頭髪中に十分に長い時間維持されたことを示す指標となる変異性染料の変色が生じるまでヘアカバーリングを加熱する段階と、
から成るヘアトリートメントの方法に関する。
【0012】
上記に指摘したように、感熱性トリートメント剤を頭髪に塗布する方法の難点は、十分な熱が頭髪に作用した時期を知るのが難しいことである。
【0013】
本発明は、変異性染料を含浸させるか塗布するかまたは含浸させかつ塗布したヘアカバーリングを使用することによってこの問題を解決する。
感熱性ヘアトリートメント剤を頭髪に塗布し、次に頭髪をヘアカバーリングで被覆する。次にブロードライヤーのような器具からヘアカバーリングに熱を作用させる。ヘアカバーリング中の変異性染料が変色すると、これは、頭髪に適正な熱が作用し、頭髪の熱トリートメントが完了したことを示す指標として役立つ。
【0014】
本発明には多くの利点が存在する。第一に、ヘアカバーリングは適正な熱が作用した時期を示す指標として役立つ。ヘアカバーリングは更に、ヘアトリートメント剤が十分に長い時間作用したことを示す指標として役立つ。ヘアカバーリングはまた、熱を加えているときに頭髪を静止させる役割も果たす。ヘアカバーリングを着用しない頭髪にブロードライヤーで熱を作用させると、吹き散らされた髪が乱れる。更にヘアカバーリングはトリートメント期間中にヘアトリートメント剤が滴り落ちるのを防ぐのに役立つ。更に、ヘアカバーリングの材料次第では、ヘアカバーリングから頭髪に熱を均一に伝達させ得る。更に、ぴったりした寸法、美しい色をもち、心地よい肌触りを与える本発明のヘアカバーリングを着用することは消費者に満足感を与える。
【0015】
本発明のヘアカバーリングは公知の方法または当業者に公知の方法に類似した方法によって作製できる。
【0016】
本発明の組成をもつヘアカバーリングの製造に使用できる成分について以下に記載する。
【0017】
ヘアカバーリングの基布または基板
上記の基準を満たしており本発明に使用することができる適当な不溶性基板の非限定例は、不織基板、製織基板、水力交絡(hydroentangled)基板、空気交絡(air entangled)基板、天然スポンジ、合成スポンジ、高分子網状メッシュ生地などである。好ましい実施態様では、経済的であり多様な材料を入手し易いという理由で不織基板を使用する。不織という用語は、層が布に製織されるのでなくシート、マットまたはパッド層に形成された繊維から構成されていることを意味する。繊維はランダム繊維(即ち、ランダムに配列された繊維)でもよく、または、カーデッド繊維(即ち、主として1方向に配向するように梳られた繊維)でもよい。更に、不織基板がランダム繊維層とカーデッド繊維層との組み合わせから構成されてもよい。
【0018】
不織基板は天然及び合成の多様な材料から成り得る。天然という用語は、材料が、植物、動物、昆虫、または、植物、動物及び昆虫の副生物に由来することを意味する。合成という用語は、材料が主として種々の人造材料または改造を加えた天然材料から得られることを意味する。慣用の基材の出発材料は一般に、常用の合成または天然の織物用の長さの繊維またはそれらの混合物のいずれかから成る繊維ウェブである。
【0019】
本発明に有用な天然材料の非限定例は、絹繊維、ケラチン繊維及びセルロース繊維である。ケラチン繊維の非限定例は、羊毛繊維、ラクダ毛繊維などから成る群から選択される繊維である。セルロース系繊維の非限定例は、木材パルプ繊維、綿繊維、大麻繊維、黄麻繊維、亜麻繊維及びそれらの混合物から成る群から選択される繊維である。
【0020】
本発明に有用な合成材料の非限定例は、アセテート繊維、アクリル繊維、セルロースエステル繊維、メタクリル繊維、ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、ポリオレフィン繊維、ポリビニルアルコール繊維、レーヨン繊維、ポリウレタンフォーム及びそれらの混合物から成る群から選択される材料である。これらの合成材料の幾つかの例は、アクリラン、クレスランのようなアクリル繊維、オーロンのようなアクリロニトリル基材の繊維;セルロースアセテート、アーネル及びアセルのようなセルロースエステル繊維;ナイロン(例えば、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン610など)のようなポリアミド;フォーテル、コデルのようなポリエステル、ダクロンのようなポリエチレンテレフタレート繊維;ポリプロピレン、ポリエチレンのようなポリオレフィン;ポリビニルアセテート繊維;ポリウレタンフォーム、及び、それらの混合物である。これら及びその他の適当な繊維及び該繊維から製造された不織材料については、Riedel,“Nonwoven Bonding Methods and Materials,” Nonwoven World(1987);The Encyclopedia Americana,vol.11,pp.147−153,and vol.26,pp.566−581(1984);米国特許第4,891,227号、Thamanら、1990年1月2日許諾;及び、米国特許第4,891,228号、に概説されている。これらの文献はその記載内容全部が参照によって本発明に含まれるものとする。
【0021】
天然材料から製造された不織基板は、最も普通には繊維の液体懸濁液から細目ワイヤスクリーン上に形成されるウェブまたはシートから成る。C.A.Hampelら,The Encyclopedia of Chemistry,third edition,1973,pp.793−795(1973);The Encyclopedia Americana,vol.21,pp.376−383(1984);及び、G.A.Smook,Hand of Pulp and Paper Technologies,Technical Association for the Pulp and Paper Industry(1986)参照。これらの文献はその記載内容全部が参照によって本発明に含まれるものとする。
【0022】
本発明に有用な天然材料から成る基板は多様な市販資源から得ることができる。本発明に有用な市販の適当な紙層の非限定例は、James River,Green Bay,Wis.から入手可能で約85g/mの坪量を有しているエンボス加工したエア−レイドセルロース層から成るAirtex(登録商標)、及び、Walkisoft U.S.A.,Mount Holy,N.C.から入手可能で約90g/mの坪量を有しているエンボス加工したエア−レイドセルロース層から成るWalkisoft(登録商標)である。
【0023】
多孔基板のような不織基板の製造方法も当業界で公知である。一般にこれらの不織基板は、エア−レイ法、ウォーター−レイ法、メルトブロー法、コンホーム法、スピンボンド法またはカーディング法を使用して製造される。即ち、先ず繊維またはフィラメントを長いストランドから所望の長さに切断し、水流または空気流に編入し、次いで、これらの空気または水をスクリーンまたはベルトに通し、これらの空気または水に保有されていた繊維をスクリーンまたはベルトの上に堆積させる。得られた層に対しては、その製造方法またはその組成にかかわりなく、個々の繊維を一緒に定着させて自立ウェブを形成するために数種類の接着処理の少なくとも1つを使用できる。本発明において不織層は、水力交絡、熱接着(thermally bonding)即ちサーモボンディングのような種々の方法、及び、これらの方法の併用によって製造できる。更に、本発明に使用される基板は、単数層から構成されてもよく、または、多数層から構成されてもよい。更に、多層基板はフィルムでもよくまたはその他の非繊維性材料でもよい。
【0024】
更に、基板はまた、基板の上に液晶の熱変色性物質を使用して製造できる。これに関しては、米国特許第6,270,783号、第5,705,093号及び第5,690,857号に注目するとよい。これらの全部の文献は参照によって本発明に含まれる。国際特許WO91/09106も参照によって本発明に含まれる。
【0025】
ヘアカバーリング
図1に示すヘアカバーリングは、上縁10を有し、これに結び紐12がつながり、これに下縁14がつながる。下縁は頭に被せるための開口を形成している。上縁10は、頭にヘアカバーリングを固定するボタン16を有している。
【0026】
変異性染料
熱変色性材料
本発明に使用できる熱変色性材料としては特に、各々が酸反応性発色物質と酸性物質とを含有する多様な公知の熱変色性材料がある。
【0027】
上記の熱変色性材料中の酸反応性発色物質としては、トリフェニルメタンフタリド化合物、フタリド化合物、フタラン化合物、アシル−ロイコメチレンブルー化合物、フルオラン化合物、トリフェニルメタン化合物、ジフェニルメタン化合物、スピロピラン化合物、などがある。このような化合物の種としては、3,6−ジメトキシフルオラン、3,6−ジブトキシフルオラン、3−ジエチルアミノ6,8−ジメチルフルオラン、3−クロロ−6−フェニルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、3−ジエチルアミノ7,8−ベンゾフルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−ジエチルアミノフルオラン、3,3′,3″−トリス(p−ジメチルアミノフェニル)フタリド、3,3′−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)フタリド、3−ジエチルアミノ−7−フェニルアミノフルオラン、3,3−ビス(p−ジエチルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリド、3−(4−ジエチルアミノフェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)フタリド、3−(4−ジエチルアミノ−2−メチル)フェニル−3−(1,2−ジメチルインドール−3−イル)フェニル、2′−(2−クロロアニリノ)−6′ジブチルアミノスピロ−[フタリド−39′−キサンテネル]、などがある。
【0028】
上述の酸性物質は、1,2,3−ベンゾトリアゾール化合物、フェノール化合物、チオウレア化合物、オキソ−芳香族カルボン酸、などである。このような化合物の特定例としては、5−ブチルベンゾトリアゾール、ビスベンゾトリアゾール−5−メタン、フェノール、ノニルフェノール、ビスフェノールA、ビスフェノールF,2,2′−ビフェノール、β−ナフトール、1,5−ジヒドロキシナフタレン、アルキルp−ヒドロキシベンゾエート、フェノール樹脂オリゴマー、などがある。
【0029】
酸性物質の量は、酸反応性発色物質の重量部あたり約0.1−50重量部の範囲でよい。
【0030】
各々が酸反応性発色物質と酸性物質とを含有する熱変色性材料のいずれかを予め溶媒に希釈して使用するのが好ましい。溶媒の使用によって温度変化に対する材料の反応がより高い感度及び鮮明度で生じる。熱変色性材料に使用できる溶媒としては特に、アルコール、アルコール−アクリロニトリルアダクト、アゾメチン化合物、エステル、などがある。溶媒の特定例のうちには、デシルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ラウリルアルコール−アクリロニトリルアダクト、ミリスチルアルコール−アクリロニトリルアダクト、ステアリルアルコールアクリロニトリルアダクト、ベンジリデン−p−トルイジン、ベンジリデン−ブチルアミン、オクチルカプレート、デシルカプレート、ミリスチルカプリレート、デシルラウレート、ラウリルラウレート、ミリスチルラウレート、デシルミリステート、ラウリルミリステート、セチルミリステート、ラウリルパルミテート、セチルパルミテート、ステアリルパルミテート、セチルp−t−ブチルベンゾエート、ステアリル4−メトキシベンゾエート、ジラウリルチオジプロピオネート、ジミリスチルチオジプロピオネート、ステアリルベンゾエート、ベンジルスタラット、ジベンジルチオジプロピオネート、ジステアリルチオジプロピオネート、ベンジルベンゾエート、グリセロールトリラウレート、などがある。
【0031】
溶媒の量は、酸反応性発色物質の重量部あたり0−800重量部、好ましくは0.1−100重量部の範囲でよい。
【0032】
熱変色性染料の非限定例はまた、ミヒラーのヒドロール、クリスタルバイオレットカルビノール、マラカイトグリーンカルビノール、N−(2,3−ジクロロフェニル)−ロイコオーラミン、N−ベンゾイルオーラミン、N−アセチルオーラミン、N−フェニルオーラミン、ローダミンBラクタム、2−(フェニルイミノエチリデン)−3,3−ジメチル−インドリン、N,3,3−トリメチル−インドリノベンゾ−スピロピラン、8′−メトキシ−N,3,3−トリメチルインドリノ−スピロピラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロロ−フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−メトキシ−フルオラン、3−ジメチルアミノ−6−ベンジルオキシ−フルオラン、1,2−ベンゾ−6−ジエチルアミノフルオラン、3,6−ジ−p−トルイジノ−4,5−ジメチルフルオラン−フェニルヒドラジド−ガンマ−ラクタム、3−アミノ−5−フェニル−8−メチル−フルオラン、2−メチル−3−アミノ−6−メチル−7−メチル−フルオラン、2,3−ブチレン−6−ジ−n−ブチルアミノ−フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−アニリノ−フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(p−トルイジノ)−フルオラン、7−アセトアミノ−3−ジエチルアミノ−フルオラン、2−ブロモ−6−シクロヘキシルアミノ−フルオラン、2,7−ジクロロ−3−メチル−6−n−ブチルアミノ−フルオラン、などである。
【0033】
熱変色性染料の非限定例はまた、ジアリールフタリド、ポリアリールカルビノール、ロイコオーラミン、ラクタムロイコ化合物、インドリン、スピロピラン及びフルオランから成る群から選択される1種または複数の電子供与性発色性有機化合物、及び、ジアリールフタリド、インドリルフタリド、ポリアリールカルビノール、ロイコオーラミン、アシルオーラミン、アリールオーラミン、ローダミンBラクタム、インドリン、スピロピラン及びフルオランから成る群から選択される1種または複数の電子供与性発色性有機化合物、及び、ジアリールフタリド、アリールフタリド、インドリルフタリド、ポリアリールカルビノール、ロイコオーラミン、アクリルオーラミン、アリールオーラミン、ローダミンBラクタム、インドリン、スピロピラン、フルオラン、チオフルオラン、フェノチアジン、トリフェニルメタン、ジアリールアリールフラン、スピロキサンテンアリールフラン及びクロメノインドールから成る群から選択された1種または複数の電子供与性発色性有機化合物を、約1重量%から約20重量%の量で含有し得る。
【0034】
熱変色性染料の非限定例はまた、3−アミノ−5−メチルフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−ジメチルアミノ−チオフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−ジベンジルアミノ−チオフルオラン、3,3−ビス(1−エチル−2−メチル−3−イル)フタリド、3,3−ビス(2−フェニルインドール−3−イル)フタリド、3−(4−ジエチルアミノフェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)フタリド、3−(4−ジ−n−ブチルアミノフェニル)−3−(2−フェニルインドール−3−イル)フタリド、3−(ジューロリジン−6′−イル)−3−(1′−メチル−2′−フェニルインドール−3′−イル)フタリド、3−(1′,2′,3′,4′−テトラヒドロキノリン−6′−イル)3−(1′−エチル−2′−メチル−インドール−3′−イル)フタリド、3,3−ビス(1−エチル−2−メチル−インドール−3−イル)−7−アザフタリド、3−(ジフェニルアミノ)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)フタリド、3−[N−(4−エトキシフェニル)N−フェニルアミノ]−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)フタリド、3−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−3−[N,N−ビス−(4−オクチルフェニル)アミノ]フタリド、
3−[4−(エチルベンジルアミノ)フェニル]−3−[N−(4−エトキシフェニル)N−フェニルアミノ]フタリド、2,2−ビス(p−N,N−ジメチルアミノフェニル)2−H−ナフト[1,8−bc]フラン、スピロ−3,6−ビス(ジメチルアミノ)キサンテン−9,2−(2H)−ナフト[1,8−bc]フラン、6,6−ビス(4−ジメチルアミノフェニル)−6H−クロメノ[4,3−b]インドール、などのような電子供与性発色性有機化合物である。
【0035】
これらの染料は、米国特許第4,028,118号、第4,421,560号及び第4,421,561号に記載されている。これらの全部の文献が参照によって本発明に含まれるものとする。
【0036】
本発明に使用できる熱変色性染料としてはまた、米国特許第5,376,699号に記載されているような基板に噴霧塗布できる液晶がある。該特許の記載内容は参照によって本発明に含まれるものとする。
【0037】
本発明に使用するための好ましい熱変色性物質としては、キラルネマチック液晶、コレステリック液晶及びスメクチック液晶がある。好ましくは、水性媒体に懸濁しているマイクロカプセル化したキラルネマチック液晶を本発明に使用する。様々な種類の適当な熱変色性物質は、英国特許明細書第1556994号、第1592161号、第1596012号、第1596013号、第1596014号及び第1603076号に開示されている。
【0038】
本発明に使用される熱変色性物質は好ましくは、典型的には−30℃から150℃まで、好ましくは0℃から50℃までの温度範囲、特に身体との接触によって生じるような温度で数色の変化を示す。熱変色性物質は無色または黒色でもよく、典型的な変色は、無色または黒色から黒褐色、赤色、緑色、青色になる変化であろう。混ざり合った変色が生じるように異なる温度で変色する2種以上の熱変色性物質を使用してもよい。
【0039】
本発明の方法は、個々の繊維に使用してもよく、衣服または帽子またはヘアカバーリングに製作する前の布に使用してもよい。好ましい繊維及び布は黒色であるが、その他の暗色の基板も適当であることが知見された。より淡い色の基板もまた、より暗い色、好ましくは黒色の層を基板の上に最初にプリントすることによって使用し得る。目の細かい基板、薄い基板または柔軟な基板が有利であろう。適当な布は、木綿、ポリエステル、絹及びシフォンである。
【0040】
本発明に使用される組成物は、スクリーンプリント法のようなプリント法、噴霧、浸漬、はけ塗、貼合せ、ドクターバー、線巻バー、静電プレス法のような任意の適当な方法で繊維及び布に塗布し得る。例えば、国際特許WO90/02054参照。
【実施例】
【0041】
30重量部のカプセル化熱変色性液晶分散液Licritherm.RTM.TCC−1001(Merck Ltd.,Poole/UKから市販)と、5重量部のアクリルポリマーHV30.RTM.(Allied Colloids Ltd.から市販)と、30重量部の可融性ポリアミド粉末Griltex 5.RTM.(P1)(EMS−Grilon UK,Ltd.から市販)と、5重量部のアンモニア溶液(10%水溶液)と、30重量部の水とを含有する表面塗料用メジウムを調製する。
【0042】
メジウムを黒色のポリエステル/綿の織布にスクリーンプリント法によってプリントし(1インチあたり180本の糸)、50℃で10分間風乾した。
【0043】
本文中で使用された“熱変色性材料”という用語は、熱変色性ヒステリシスを示す疑似熱変色性材料を含めたいかなる熱変色性材料もすべて意味することを理解されたい。熱変色性染料は、ロイコ染料も包含する。
【0044】
本発明によれば、ヘアカバーリングで頭髪の一部分だけを被覆し、従って、頭髪の一部分を熱処理して、残りは熱処理しないようにすることができる。
【0045】
本発明のヘアトリートメント方法は、ヘアカッティング及びヘアカラーリングのような別のトリートメントと共に行うこともできる。
【0046】
変異性染料は図案、ロゴグラムまたは紋章の形状でカバーリングに含浸させてもよくまたは塗布してもよい。
【0047】
変色を生じさせるために変異性染料を別の永久染料または非変異性染料とブレンドしてもよい。例えば、ヘアカバーリングの上に青色の永久染料と黄色の変異性染料とをのせてもよい。これらの染料が一緒に緑色を形成する。ヘアカバーリングに熱を作用させると、変異性染料の黄色が消え、青色だけが残る。
【0048】
本発明のヘアカバーリングは、1つの染料が閾値温度で変色し、第二の染料がもっと高い温度で変色するような2種またはもっと多い種類の変異性染料を含有してもよい。第一染料による変色は、所望の閾値温度に到達したことを示す。第二染料による変色は、頭髪が高温になり過ぎたことを示す。
【0049】
本発明の方法に使用し得るヘアトリートメント組成物は、ジェル、シャンプー、コンディショナー、リーブインコンディショナー、ポマード、直毛化髪油、乳液、トニック、クリーム、ローション、染毛剤、半永久染毛剤、などの形態である。
【0050】
本発明のヘアカバーリングに使用され得る不織材料としてポリプロピレンがある。本発明のヘアカバーリングに使用され得るポリプロピレン布は約1/2 OSYから約5 OSYまでの範囲の重量を有し得る。
【0051】
本発明のヘアカバーリングに使用されるポリマーのガラス転移温度Tgは、ヘアカバーリング中の熱変色性染料の活性化温度よりも高いのが普通である。ブロードライヤーの使用中に頭髪に作用する通常の温度範囲は約49℃+/−5−6℃である。しかしながら、ポリマーのTgは熱変色性染料の活性化温度よりもやや高いかまたは有意に高い値でよく、このようなTgは約55℃から300℃以上までの範囲になり得る。
【0052】
本発明の方法に使用し得るヘアトリートメント剤、より特定的にはヘアコンディショニング剤の幾つかの実施例を以下に示す。これらの実施例は、本発明の代表例であるが本発明はこれらに限定されない。
【0053】
【表1】
Figure 2005506119
【0054】
実施例A、B、C及びDは当業界で公知の方法によって調製する。
【0055】
本発明を完全に詳細に説明し添付図面に図示したが、本発明の要旨及び範囲を逸脱することなく本発明の多くの変更及び修正が可能であるため、本発明は記載の細部に限定されない。従って本発明は、特許請求の範囲の文言及び範囲に含まれているいかなる修正及び形態をもすべて包含すると理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【0056】
【図1】本発明のヘアカバーリングの1つの実施態様の断面図である。

Claims (21)

  1. 少なくとも1種類の変異性染料を含浸させるか塗布するかまたは含浸させかつ塗布した天然または合成の材料から成る織布または不織布から成るヘアカバーリング。
  2. 前記布に着香料を含ませてあることを特徴とする請求項1に記載のヘアカバーリング。
  3. 前記変異性染料が熱変色性であることを特徴とする請求項1に記載のヘアカバーリング。
  4. 前記変異性染料が、3,3;−ジメトキシフルオラン(黄)、3−クロロ−6−フェニルアミノフルオラン(オレンジ)、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン(朱色)、3−ジエチル−7,8−ベンゾフルオラン(薄紅色)、クリスタルバイオレットラクトン(青)、3,3′,3″−トリス(p−ジメチルアミノフェニル)フタリド(青紫)、マラカイトグリーンラクトン(緑)、3,3′−bid−(p−ジメチルアミノフェニル)フタリド(緑)及び3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン(黒)、イドリルフタリド、スピロピラン、クマリン、3,6−ジメトキシフルオラン、3,6−ジブトキシフルオラン、3−ジエチルアミノ−6,8−ジメチルフルオラン、3−クロロ−6−フェニルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、3−ジエチルアミノ−7,8−ベンゾフルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−ジエチルアミノフルオラン、3,3′,3″−トリス(p−ジメチルアミノフェニル)フタリド、3,3′−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)フタリド、3−ジエチルアミノ−7−フェニルアミノフルオラン、3,3−ビス(p−ジエチルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリド、3−(4−ジエチルアミノフェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)フタリド、3−(4−ジエチルアミノ−2−メチル)フェニル−3−(1,2−ジメチルインドール−3−イル)フタリド、2′−(2−クロロアニリノ)−6′−ジブチルアミノスピロ−[フタリド−3,9′−キサンテン]及びそれらの混合物から成る群から選択されることを特徴とする請求項3に記載のヘアカバーリング。
  5. 前記布が、製織基板、不織基板、水力交絡基板、空気交絡基板、天然スポンジ、合成スポンジ、高分子網状スポンジ及びそれらの混合物から成る群から選択される材料から成ることを特徴とする請求項1に記載のヘアカバーリング。
  6. 前記布が、絹繊維、羊毛繊維、ラクダ毛繊維、木材パルプ繊維、綿繊維、大麻繊維、黄麻繊維、亜麻繊維及びそれらの混合物から成る群から選択される材料から成ることを特徴とする請求項1に記載のヘアカバーリング。
  7. 前記布が、アクリラン、クレスラン、オーロン、セルロース、アセテート、アーネル及びアセル;ポリアミド;ポリエステル、及び、ポリエチレンテレフタレート繊維、ダクロン;ポリプロピレン、ポリエチレン;ポリ酢酸ビニル繊維;ポリウレタンフォーム、及び、それらの混合物から成る群から選択される材料から成ることを特徴とする請求項1に記載のヘアカバーリング。
  8. 前記布が、水不溶性であることを特徴とする請求項1に記載のヘアカバーリング。
  9. ボタンとボタン穴、ボタンとループ、マジックテープ、バックル及びスナップボタンから成る群から選択されるデバイスの使用によって前記布の一部分が前記布の別の部分に固定されていることを特徴とする請求項1に記載のヘアカバーリング。
  10. (i)熱によって活性化されるヘアトリートメント剤を頭髪に接触させる段階と、
    (ii)前記頭髪または前記頭髪の一部を請求項1に記載のヘアカバーリングで被覆する段階と、
    (iii)前記ヘアカバーリングに熱を作用させる段階と、
    から成り、前記ヘアカバーリングの変色が、前記頭髪中の前記ヘアトリートメント剤が前記熱によって活性化されたことを表す指標となることを特徴とするヘアトリートメントの方法。
  11. 前記ヘアトリートメント剤がヘアコンディショナーであることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. (i)請求項1に記載のヘアカバーリングと、
    (ii)ヘアトリートメント剤と、
    から成るヘアトリートメント用キット。
  13. (i)請求項1に記載のヘアカバーリングと、
    (ii)ヘアトリートメント剤と、
    (iii)熱源と、
    から成るヘアトリートメント用キット。
  14. 前記ヘアトリートメント剤が、ジェル、シャンプー、すすぎ落とし型コンディショナー、すすぎ不要コンディショナー、直毛化製品、潤滑化製品、乳液、ポマード、半永久染毛剤、及び、永久染毛剤から成る群から選択されることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  15. 一方の染料が第一温度で変色し、第二染料が前記第一温度とは異なる第二温度で変色する少なくとも2つの変異性染料を含むことを特徴とする請求項1に記載のヘアカバーリング。
  16. 前記布が前記変異性染料を図案、ロゴグラムまたは紋章の形態で含浸していることを特徴とする請求項1に記載のヘアカバーリング。
  17. 前記布が熱源の温度よりも実質的に高温のガラス転移温度を有していることを特徴とする請求項1に記載のヘアカバーリング。
  18. 前記変異性染料がロイコ染料であることを特徴とする請求項1に記載のヘアカバーリング。
  19. 前記変異性染料が、
    1,3,3−トリメチルスピロ[インドリン−2,3′−(3H)ナフト(2,1−b)(1,4)−オキサジン]、6′−インドリノ−1,3,3−トリメチルスピロ[インドリン−2,3′−(3H)ナフト(2,1−b)(1,4)−オキサジン]、5−クロロ−1,3,3−トリメチルスピロ[インドリン−2,3′−(3H)ナフト(2,1−b)(1,4)−オキサジン]、6′−ピペリジノ−1,3,3−トリメチルスピロ[インドリン−2,3′−(3H)ナフト(2,1−b)(1,4)−オキサジン]、−ベンジル−3,3−ジメチルスピロ[インドリン−2,3′−(3H)ナフト(2,1−b)(1,4)−オキサジン]、1,3,5,6−テトラメチル−3−エチルスピロ[インドリン−2,3′−(3H)ナフト(2,1−b)(1,4)−オキサジン]、1,3,3,5,6−ペンタメチルスピロ[インドリン−2,3′−(3H)ナフト(2,1−b)(1,4)−オキサジン]、1,3,5,6−テトラメチル−3−エチルスピロ[インドリン−2,3′−(3H)ピリド(3,2−f)(1,4)−ベンズオキサジン]、1,3′,3′−トリメチルスピロ(2H−2−ベンゾピラン−2,2′−インドリン)、1,3,3−トリフェニルスピロ[インドリン2,3′−(3H)ナフト(2,1−b)ピラン]、1−(2,3,4,5,6−ペンタメチルベンジル)−3,3−ジメチルスピロ[インドリン−2,3′−(3H)ナフト(2,1−b)ピラン]、1−(2−ニトロベンジル)−3,3−ジメチルスピロ[インドリン−2,3′−(3H)ナフト(2,1−b)ピラン]、2,2−ジフェニルナフト(2,1−b)ピラン、2,2−ジ(p−メトキシフェニル)ナフト(2,1−b)ピラン、2,5ジメチルフリルトリメチルフルジド、2−メチル−5−クロロトリメチルフルジド、スピロ[2H−クロメン−2,2′−トリシクロ[3.3.1.1.sup.3.7.]デカン、スピロ[2H−ナフト[1,2−b]ピラン−2,2′−トリシクロ[3.3.1.1.sup.3.7.]デカン]、5.7−ジメチルスピロ[2H−クロメン−2,2′トリシクロ[3.3.1.1.sup.3.7]デカン]、6−(4−メトキシフェニル)−9−メトキシスピロ[2Hナフト[1.2−b]ピラン−2,2′−トリシクロ][3.3.1.1.sup.3.7]デカン]、6−クロロスピロ[2H−ナフト[1.2−b]ピラン−2,2′−トリシクロ[3.3.1.1.sup.3.7]デカン及びそれらの混合物から成る群から選択されることを特徴とする請求項18に記載のヘアカバーリング。
  20. 少なくとも1種類の変異性染料と少なくとも1種類の非変異性染料とを含むことを特徴とする請求項1に記載のヘアカバーリング。
  21. 1.前記頭髪をヘアトリートメント剤に接触させる段階と、
    2.前記頭髪またはその一部を請求項1に記載のヘアカバーリングで被覆する段階と、
    3.前記ヘアカバーリングに熱を作用させる段階と、
    から成り、前記ヘアカバーリングの変色が、前記ヘアトリートメントが頭髪に十分な時間維持されたことを表す指標となることを特徴とする請求項1に記載のヘアトリートメント方法。
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