JP2005503050A - デジタル画像のクロッピング方法 - Google Patents

Abstract

デジタル画像のクロッピングおよびクロッピング済み画像の注文を行う本発明の方法は、コンピュータオペレーティングシステムのプリントウィザードアプリケーションを有効に利用する。本方法はプリントウィザードアプリケーションを修正変更してクライアント側のスクリプト記述言語で記述されたクロッピングツールアプリケーションを含むようにして、デジタル画像のクロッピングをシミュレーションするよう、ユーザーによりコントロールされるクロッピングツールを提供するものである。本発明の好適な態様において、クロッピングアプリケーションは固定縦横比を用いて、特定のデジタル画像または一群のデジタルプリントに対してユーザーが先に指示したプリントサイズに従ってクロッピングツールを修正変更する。
【選択図】図３

Description

【発明の分野】
【０００１】
本発明は、デジタル画像のプリントシステムおよび方法に関する。特に、本発明はデジタル画像のプリントの注文、およびユーザーが簡単かつ効果的なクロッピングツールを利用できるようにするオンラインシステムおよび方法に関する。
【発明の背景】
【０００２】
パーソナルコンピュータおよび同様の装置からのデジタル出力を注文するツールとしてのコンピュータネットワークの利用は、８０年代半ばにトロントのマネジマントグラフィックス社（Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｇｒａｐｈｉｃｓ Ｉｎｃ）（ＭＧＩ）から商品名“ＤＩＡＬ−Ａ−ＳＬＩＤＥ”で販売された製品までさかのぼる。
【０００３】
ＤＩＡＬ−Ａ−ＳＬＩＤＥはパーソナルコンピュータユーザーがグラフィック画像を作成（多くの場合”ＰＣ Ｓｌｉｄｅ”として公知の付随プログラムを使用する）し、次いで取付けられたモデムを使用してセンター施設にダイヤルし、そこで一連のモデムや電話回線を有するＰＤＰ−１１が呼を受信して、データリンクを確立し、ユーザーを認識して、写真フィルムまたは印画紙へ出力すべく画像およびインストラクションの送信を受け入れることを可能にした。この方式の制約は、ユーザーに対し新機能を提供する場合、“ＤＩＡＬ−Ａ−ＳＬＩＤＥ”（“カスタムクライアントソフトウェア”）の新バージョンを作成して配布するためＭＧＩが必要とされ、次いで顧客が新バージョンをイントールする必要があったである。９０年代半ばに、インターネットを用いてカスタムクライアントソフトウェアと各種のリモート処理施設の間でリンクを形成する“ＦＯＴＯＷＩＲＥ”として知られる概念的に類似のシステムがヨーロッパから生まれた。しかし、この種のシステムには全てアップグレード操作という重大な課題がある。すなわち、顧客がクライアントソフトウェアをなかなかアップグレードしてくれず、頻繁にアップグレードを求められる煩わしさを嫌がるため、ベンダーは新機能、期間限定製品、バグリリースを提供するのが困難である。
【０００４】
ウェブブラウザおよびインターネットはベンダーに新たな可能性を提供するものであり、９０年代後半に初めて登場した最も有名な方式の一つが“ＰＨＯＴＯＮＥＴ（商標）”として知られるものであった。ＰＨＯＴＯＮＥＴは当初、顧客が一巻のフィルムを近所の写真現像業者へ持ち込み、業者はその画像をデジタル化した上でそのような画像を多数のウェブサーバの１台にアップロードするという処理方式を以って市場に参入した。次いで顧客はＰＨＯＴＯＮＥＴがホスティングするウェブページに簡単な識別コードを入力することにより画像にアクセスできる。画像を見ながら、標準ウェブブラウザインターフェースを介して再プリントを注文することができる。“ＴＥＬＥＰＩＸ”等の企業が提供するＰＨＯＴＯＮＥＴその他類似サービスは標準ウェブブラウザインターフェースを介して再プリント注文フォームを表示しているので、独自にクライアントソフトウェアを開発する必要がなく、期間限定製品やサービス拡大を含む新製品オプションを顧客側でインストール済みのソフトウェアを一切修正変更する必要なしに提供することが可能であった。すなわち基本的に、ウェブブラウザインターフェースはウェブサーバ上のコードを修正変更することで、サービスプロバイダが要求に応じて活用できる豊富な機能群により全クライアントを標準化したのである。
【０００５】
デジタルカメラやスキャナを通じて消費者がデジタル化画像に触れる機会が増えたため、そのような画像を直接写真現像業者へ送りたいと望む消費者の数が、特に２０００年代初頭、急激に増加し始めた。カスタムクライアントソフトウェアを装備したベンダーは当初から、注文処理の一環として顧客から画像をアップロードさせる有効な方法を用意していたが、注文処理を開始する前に高解像度画像がすべてサーバ側に常駐していると仮定するサーバ側ソフトウェアと合わせて標準ウェブブラウザクライアントを使用するベンダーの方が困難な問題を抱えていた。単純な方法として、ウェブブラウザを通じて顧客に直接、あるいは小規模なカスタムクライアントアプリケーションを通じて、最初に画像をアップロードするように要求するだけである。アップロードされたならば、既存のウェブサーバコードは次いで、写真現像ラボロールアップロードからアップロードされた画像と全く同様に再プリント注文を可能にする。
【０００６】
しかし、この単純な方法では、カスタムクライアントソフトウェア再プリントサービスと比較してウェブベースの再プリントサービスに不都合な点が残る。カスタムクライアントソフトウェアサービスではウェブベース方式の多彩な製品やサービスを提供するのは困難ではあるものの、そのようなカスタムクライアントソフトウェアによるサービスでは、時間のかかる画像アップロードステップを再プリント注文処理の最後に回すことが可能であった。ウェブベースのサービスを利用する顧客は最初に画像をアップロードしてから処理の途中で注文の詳細事項を追加する必要があったため、実際にプリント注文の詳細を入力する前にアップロードステップが完了するまで何分間も、さらに高解像度画像の場合は何時間も待たされて我慢できなくなった顧客が当初考えていた注文のレベルを下げたり、あるいは注文ステップに辿り着くことすらできないケースもあり得る。
【０００７】
パーソナルコンピュータ向けのオペレーティングシステムは進化を続けており、ウェブブラウザで利用される技術の多くは今やオペレーティングシステム全体にわたって用いられている。そのようなオペレーティングシステムにおいて、１つの特定の作業を完了するまでにユーザーに要求されるステップを簡素化し、オペレーティングシステムをワールドワイドウェブを介して利用できるビジネスサービス用ホスト機と統合することが今後も主要な課題である。
【０００８】
デジタルカメラの人気は上昇を続けており、ユーザーは専用ソフトウェアを用いてデジタル画像を確認して操作することができる。従来のフィルムベースのカメラでも、ユーザーが従来の現像以外にデジタル画像を廉価なオプションとして選択可能になっている。
【０００９】
デジタル原画像は比較的高解像度であり、インターネット等のネットワークを介して高解像度画像を送信するには相当の帯域幅が必要である。このため、これらの画像は送信するだけにとどめ、画像の操作は、経済的に許される場合に行うのが望ましい。
【００１０】
ＷｉｎｄｏｗｓＸＰ（商標）オペレーティングシステムのベータ版はオンラインプリント注文ウィザードを含んでおり、デジタル画像から高品質の写真プリントを提供する一群の企業ユーザーに提示する。このように、オペレーティングシステム内に、オンラインプリントの注文を簡素化する一連のステップを提供するオンラインプリント注文ウィザードがある。実際の高解像度デジタル画像は、ユーザーのパーソナルコンピュータに、またはオンラインプリント企業のうち一社のプリントサーバに、あるいはユーザーが自身の画像を電子写真アルバムに保存できる別のデジタル写真サーバに格納されていてもよい。
【００１１】
高解像度デジタル画像がパーソナルコンピュータに格納されている場合、ＷｉｎｄｏｗｓＸＰ（商標）プリントウィザードは注文データがユーザーにより完了されるまで、画像のアップロードを後回しにすべく設計されている。ウィザードはまた、大多数のページがリモートウェブサーバら提供されるように設計されており、すなわち、プリントウィザードは標準ウェブブラウザのカプセル化されたバージョンである。このように、ウィザードは上述のカスタムクライアントソフトウェアの利点（注文の詳細情報を入力し終えるまで画像の退屈なアップロードを後回しにすること）およびウェブベースのサーバ側ソフトウェアの利点（クライアントソフトウェアをアップグレードする必要なしに異なる製品を提供できる点）を提供する。
【００１２】
しかし、プリントウィザードを介してプリントをオンライン注文する既存システムは、プリント注文処理の一環としてユーザーが自身のデジタル画像を操作可能にする機能は提供できない。基本的には、これらのオンラインプリントウィザードは単に、ユーザーがプリントしたいデジタル画像を選んで、プリントのサイズや向きを選べるようにするだけであった。既存のウェブベースのサーバ側ソフトウェアは、そのようなウィザードの制約範囲内でも、オンラインプリントウィザード注文処理の終了時点でそのような画像が実際にサーバへアップロードされる前に、サーバ側のコントロールと連携したローカル処理を使用することにより大いにローカル画像が操作可能であることを認識していない。
【００１３】
更に、デジタル画像のオンラインプリントにおいて、ユーザーがコントロールできる余地をより多く与える簡単なオンラインプリント注文の構成を提供するニーズが依然としてある。
【発明の要約】
【００１４】
デジタル画像のクロッピングおよびクロッピング済み画像を注文する方法は、プリントウィザードアプリケーションを備えたオペレーティングシステムを搭載したパーソナルコンピュータを用いて、コンピュータネットワークを介してパーソナルコンピュータに接続されたリモートプリントサーバとの通信を起動するステップと、クライアント側のスクリプト言語で記述されていて、プリントウィザードアプリケーションを修正変更するクロッピングツールを写真プリントサーバからダウンロードして、デジタル画像のクロッピング用にユーザーによりコントロールされるクロッピングツールを提供するステップと、パーソナルコンピュータ上にデジタル画像およびクロッピングツールを表示するステップと、プリントウィザードにおけるクロッピングツールから導出されるユーザーインストラクション信号を受信して、表示されたデジタル画像を修正変更し、デジタル画像のクロッピング対象部分を選択的に隠蔽して、クロッピング済みデジタル画像の残余部分を明瞭に表示するステップと、プリントウィザードからユーザーインストラクション信号を受信して、クロッピング済みデジタル画像の残余部分のプリントを注文するステップと、リモートプリントサーバがプリント注文を果たすことを可能にするクロッピングインストラクションを含む注文インストラクションをリモートプリントサーバへ転送するステップとを含む。
【００１５】
本発明の方法の一態様によれば、プリントサーバにクロッピング済みデジタル画像をプリントさせるステップを含む。
【００１６】
本発明の方法のまた更なる態様によれば、注文インストラクションの一環としてデジタル原画像をプリントサーバへアップロードするステップを含む。
【００１７】
本発明のまた更なる態様において、デジタル原画像をパーソナルコンピュータからプリントサーバへアップロードする。オプションとして、拡張プリント注文ウィザード（現在ＸＰその他では提供されていない）がクロッピング情報を用いて、アップロードされるデジタル原画像の解像度および領域を自動的に減少させることができる。例えば、原画像が４メガピクセルのカメラにより生成されているが、注文処理の間にユーザーが画像を４×６インチの印画紙にプリントすべく画像のわずかな領域をクロッピングした場合、注文されたプリントに実際に関係するのは画像データの四分の一未満であり、そのような情報はクロッピング後かつアップロード前のいずれかの段階で拡張プリント注文ウィザードへ送信できるため、リモートプリントサービスの指定に従い、ウィザードは関心対象の領域のみを、所与のプリントサイズに必要な解像度だけで選択的にアップロードすることができる。
【００１８】
本発明のまた更なる態様において、クロッピングツールをＪＡＶＡＳＣＲＩＰＴで記述するものである。
【００１９】
本発明のまた更なる態様において、クロッピングツールは、パーソナルコンピュータのマウスの移動によりコントロールされるクライアント側でスクリプト型イベントに対応している。
【００２０】
本発明のまた更なる態様において、クロッピングツールは、マウスの移動によりサイズおよび位置が調整される固定縦横比クロッピングフレームを表示する。
【００２１】
本発明の方法のまた更なる態様において、選択されたプリントサイズに基づいてユーザーが固定縦横比を選択するステップを含む。
【００２２】
本発明の方法のまた更なる態様において、視覚的に最適なクロッピングを得るためにユーザーがプリントウィザード内で所望のプリント配向（縦方向または横方向）または回転を選択するステップを含む。
【００２３】
本発明の方法のまた更なる態様において、オペレーティングシステムＷｉｎｄｏｗｓＸＰ（商標）内で実行される。
【００２４】
本発明の方法のまた更なる態様において、携帯電話またはＰＤＡ装置であるパーソナルコンピュータにより実行される。
【００２５】
本発明の方法のまた更なる態様によれば、クロッピングツールはクロッピング済み領域を、デジタル画像上に重なり合う半透明領域として表示する。
【００２６】
本発明の方法のまた更なる態様において、オペレーティングシステムを修正変更して、その一部としてかつプリントウィザード内部にクロッピングツールを包含するステップを含む。この実施形態において、パーソナルコンピュータのオペレーティングシステムが既にプリントウィザードアプリケーション内部にクロッピングツールを備えているため、クロッピングツールをパーソナルコンピュータへダウンロードする必要がない。
【００２７】
本発明の方法の更なる態様によりエンドユーザーがＨＴＭＬページ内でマウスの移動を利用してデジタル画像の操作およびクロッピングが行えるようになる。
【００２８】
本発明のまた更なる態様において、クロッピングツールはＨＴＭＬページ上の位置付け情報を利用するクロッピングインストラクションを生成し、ページ上にデジタル画像を位置付けすることによりクロッピング対象領域およびプリントしたい画像が効果的に規定される。
【００２９】
本発明のまた更なる態様において、デジタル原画像は、プリントウィザード内で表示するために互換性を有する代替的な画像ファイルフォーマットに変換される。
【００３０】
本発明の好適な実施形態を図面に示す。
【好ましい実施形態の詳細な説明】
【００３１】
図１に、ユーザーのパーソナルコンピュータまたは地域内のデジタル写真サーバに格納されているか、あるいは恐らくその高解像度画像がプリントサーバに格納されているデジタル画像２を示す。パーソナルコンピュータが使用するデジタル画像２は解像度が下げられていて、実際に修正変更済み画像をプリントしたい場合のみ高解像度の複製を使用するようにできる。従って、デジタル画像２は実質的に、当該コンピュータまたは他のどこかに格納された高解像度画像の代理のものであってよい。ほとんどの場合、一連のデジタル画像が存在するが、画像のクロッピングについて図１の画像に関して述べることにする。
【００３２】
図２に、図１のデジタル画像のクロッピング済みバージョンを示す。クロッピング済み画像を、デジタル原画像の周辺フレーム領域を覆う隠蔽領域６を有する番号４で示す。さらに、クロッピング済みデジタル画像４の周囲に黒い枠１０と共に狭い白い枠１０が用意されている。これは、クロッピング済みデジタル画像４の周囲に効果的なフレーミングを提供するものである。画像がクロッピング済みにもかかわらず、縦横比は維持されていることが分かる。好適な実施例におけるこの固定縦横比は、ユーザーが所望のプリントサイズを選択することにより決定される。クロッピング済み画像の調整はこの固定縦横比を用いて実現される。
【００３３】
図３においてユーザーはマウス矢印２０をデジタル画像まで移動させ、クロッピングツールを呼び出している。マウス矢印２０は、クロッピング済みデジタル画像４の隅および中点に用意されたコントロールボックス２２のうち1個に位置が合わされている。コントロールボックス２０をクリックしてキーを押したままマウスを移動させることにより、固定縦横比に従って長さおよび幅の両方でクロッピングフレームを拡大した。この移動の結果、帽子の画像は、完全に図４のクロッピング済みデジタル画像４の内側にある。
【００３４】
マウスキーを離すと、図５に示すような表示が得られる。この場合、クロッピング済み画像４は、新たな被覆領域６と共に示される。マウスキーを移動してマウスキーをコントロールボックス２２上に合わせることによりクロッピングツールが拡大されているが、実際のクロッピングウィンドウもまた、フレーム内で画像をクリックするだけでデジタル画像内を移動させることができる。従って、第５の縦横比を用いてクロッピングウィンドウのサイズを拡大したりサイズを縮小することができ、また移動させてデジタル原画像２の内側に効果的に配置することができる。
【００３５】
図６で、クロッピング済み画像がどのように表示され、また隠蔽領域がどのように用意されるかを部分的に説明する。さらに、最終的なクロッピング済みデジタル画像に関する位置情報を決定して送信することができる。図６に灰色の外枠３０を示すが、説明の都合上ＨＴＭＬページの一部であるとする。この部分３０の内側に、初期の開始位置“ＸＹ”を示し、固定縦横比が初期の幅“Ｗ”および初期の高さ“Ｈ”を規定する。これが図１のデジタル原画像２がロードされる空間である。クロッピングツールを用いることにより、サイズが“Ｗ−，Ｈ−”である新たな初期位置“Ｘ，Ｙ”が規定される。
【００３６】
隠蔽領域は、４個の単色画像オブジェクト“Ｂ、Ｃ、ＤおよびＥ”により規定される。これらは画像“Ａ”の辺を隠蔽するために配置されていて、以下の式に従う。
（Ｂ）：ｐｏｓ＝（ｘ，ｙ）；ｓｉｚｅ＝（ｗ、ｙ’−ｙ）
（Ｃ）：ｐｏｓ＝（ｘ，ｙ’）；ｓｉｚｅ＝（ｘ’−ｘ，ｈ’）
（Ｄ）：ｐｏｓ＝（ｘ’＋ｗ’，ｙ’）；ｓｉｚｅ＝（ｘ＋ｗ−ｘ’−ｗ’，ｈ’）
（Ｅ）：ｐｏｓ＝（ｘ，ｙ’＋ｈ）；ｓｉｚｅ＝（ｗ，ｙ＋ｈ−ｙ’−ｈ’）
【００３７】
クロッピングツールアプリケーションはＨＴＭＬ画像を用いて視覚的に構成されており、ＣＳＳ配置、または他の同様なＨＴＭＬオブジェクト配置スキームによりサイズが決められて、ＨＴＭＬページにおいて互いに重ね合わされている。クロッピング対象画像“Ａ”は、前記順序の最下位に割り当てられた結果、他の画像により隠蔽することができる。画像“Ａ”の上に重ねられた単色画像オブジェクト“Ｂ、Ｃ、Ｄ、およびＥ”により画像“Ａ”の辺を隠蔽することによりクロッピングの外観がシミュレーションされる。ただし、それぞれが画像“Ａ”の四辺の一つを隠蔽する単色画像オブジェクト“Ｂ、Ｃ、Ｄ、およびＥ”が図６に示されている。これにより、画像の辺が除去されたような印象を与える。
【００３８】
ユーザーとの対話は、ＪＡＶＡＳＣＲＩＰＴマウスイベントへの応答により実現される。マウスボタンが押された状態でマウス移動イベントに応答することによりドラッグ操作が実行される。ユーザーはクロッピング済み領域を変えたいこと意思表示できる。これは、クロッピング済み領域の隅の近くにマウスポインタを合わせてからマウスボタンを押して、クロッピング済み領域の隅を所望の位置へ移動させるようにマウスをドラッグすることにより行なわれる。これらのアクションに応答して、クロッピングツールが“Ｘ−、Ｙ−、Ｗ−および／またはＨ−”の値を繰り返し修正変更して、上式に従ってオブジェクト“Ｂ、Ｃ、Ｄ、およびＥ”の位置決めをやり直す。この手順にはマウスイベントに応答して表示を修正変更する効果があり、高速に実行できかつ効果的なユーザー対話クロッピングセッションを生成してサーバ側でアクションを繰り返さなくてもよい。
【００３９】
また、ＨＴＭＬのテーブルセル機能を利用するＪＡＶＡＳＣＲＩＰＴ等のクライアント側スクリプト言語で記述されたクロッピングツールを提供することが可能である。この場合、境界領域をＬ字型の周辺領域および２個の領域として規定できる。また、境界領域を４個の別々の細長い領域として規定することも可能である。
【００４０】
また、デジタル画像全体を完全に隠蔽する必要があるわけではない点を理解されたい。隠蔽用オブジェクトは単に、その後ろにあるデジタル画像をクロッピング済みデジタル画像から区別するために修正変更するのみである。このようにして、クロッピング情報により削除されている情報についてユーザーに対して何らかの付加的なフィードバックがなされる。クロッピングアプリケーションは、ＨＴＭＬオブジェクトを生成、破壊、表示、隠蔽、配置、および／または再配置することにより、自身の表示を維持する。マウスの移動および／またはキー押下イベント等、クライアント側のスクリプト型イベントに応答することにより、ユーザーとクロッピングアプリケーションとのインタラクションが行われる。このアプローチは、初期化に要する時間を最小化し、デフォルトのウェブブラウザ設定では利用できない場合が多いＪＡＶＡ仮想マシンやフラッシュプラグイン等、特定の対話型ウェブブラウザ環境の必要性を回避する。
【００４１】
このクロッピングツールは、原縦横比が通常のプリントサイズの倍数でないデジタル画像において特に有利である。この場合、何らかの初期クロッピングが実行されて、所望のプリントサイズにより規定される指定縦横比により提供される空間に当該デジタル画像をロードする。画像が適切な空間にロードされたならば、ユーザーは次いで画像を修正変更して、クロッピングインストラクンションを与えてデジタル画像に関連付けることができる。これらのクロッピングインストラクションは、プリントされるデジタル画像のサイズおよびデジタル画像の再現される部分に関する位置情報を含む。この位置情報は、ＨＴＭＬページに基づいて容易に利用できる。
【００４２】
図７~１０に、オンラインプリント注文システムの各種の画面サンプルを示す。
【００４３】
図７に、オペレーティングシステムのオンラインプリント注文ウィザードが開いている際の起動画面を示す。デジタル画像のプリントの選択および注文を可能にする標準プリントウィザードを備えた各種のオペレーティングシステムが存在すると思われる。以下はＷｉｎｄｏｗｓＸＰの初期提示の場合である。従って、オンラインプリント注文ウィザードユーザーを開いたならば、図７の初期画面を見て、図８に示す次画面へ進む。この場合、オンラインプリントウィザードは、ある一連のデジタル画像を識別して、図８の画面内にこれらのデジタル画像を再現している。図からわかるように、注文されるプリントを示すためのボックスが提供されている。
【００４４】
図９に、ユーザーが現在どの写真サービスプロバイダを利用したいと考えているかを示す別の画面を示す。特定のプロバイダは選択されて、特定のサービスプロバイダは選択される。この場合、Ｆｕｔｕｒｅ Ｐｈｏｔｏが選択され、Ｆｕｔｕｒｅ Ｐｈｏｔｏのサーバへの初期アクセスないしは初期接触が実行される。Ｆｕｔｕｒｅ Ｐｈｏｔｏでは写真のクロッピングが可能であり、サーバからユーザーのマシンで動作しているＰｒｉｎｔウィザードへ少量のコードがダウンロードされる。アプリケーションがＪＡＶＡＳＣＲＩＰＴに書かれていて非常にコンパクトあるため、このダウンロードは極めて高速で完了する。実際のクロッピングアプリケーションは１０Ｋ未満であり、そのため数秒で高速ダウンロードが可能である。
【００４５】
プリントウィザードは次いで、各々のプリントサイズが異なる固定縦横比を有する各種のプリントサイズに基づいてユーザーが高速注文を選択する注文フォームを生成する。異なるサイズのプリントが注文されるカスタム注文を行うことも可能である。
【００４６】
図１１において、画像クロッピング画面が生成されている。事前に２個の画像が選択されていて、それらの画像は選択されたプリントサイズに合うように自動クロッピング済みである。画像の個別クロッピングを可能にするボックスが用意されている。図１１において、最上部のデジタル画像が手操作によるクロッピングを受けている様子を示す。これは一般に、図１２の画面において実現される。画面１２で、縦横比の調整およびプリントしたいデジタル画像の所望部分の選択に関する明確なインストラクションが与えられる。ユーザーは、一連のボックスから、縦長、横長、またはレターボックスのいずれかを選択し、次いで手操作でクロッピングを完了する。
【００４７】
図１２でユーザーが横長を選択したのに対し、図１３ではユーザーが縦長を指定している。
【００４８】
図１４の画面において、ユーザーは選択されたレターボックスを有する。
【００４９】
各々の場合においてデジタル画像は、所望の配向に可能な限り最適な仕方で合うように初期クロッピングを受けている。
【００５０】
図１５~１９に、第二のデジタル画像に関して手操作によるクロッピングを示す。この場合、図１５の画面に木が表示されていて、デジタル画像の周辺にクロッピングボックスが表示されている。横長配向が選択されている。
【００５１】
図１７において、ユーザーはサイズを縮小させて位置を下げることによりクロッピングボックスを調整している。オプションとして、クロッピングアプリケーションにはまた、原画像の解像度およびプリントサービスが所与のプリントサイズを満足させるのに最小限必要な解像度に関する情報も与えられており、この情報を用いて、原画像のクロッピングがプリントサービスの最小限のプリント要求を満たすのに十分な解像度を備えているように最小限のクロッピング領域をコントロールする。このクロッピング動作の結果を図１７に示す。実行されたクロッピング動作はユーザーの好みに合わなかったため、図１８でクロッピングツールが持ち込まれ、クロッピングボックスが拡大されている。このクロッピング動作の結果を図１９に示す。このクロッピング動作の結果、ユーザーが求めていた所望の効果が生まれ、その結果ユーザーは図２０の画面に示す注文の確認へ進む。
【００５２】
クロッピング動作も結果は、検証順に示される。最終画像の縦横比は正しいが、実際のプリントはクロッピングの範囲に応じて拡大することができる。ユーザーは、次いで注文を承認して、図２１の画面に示される連絡先を完了する。
【００５３】
図２２の画面において、ユーザーはプリントを受信するための所望の方法を選択する。
【００５４】
支払いオプションが図２３の画面に表示される。
【００５５】
注文の概要が図２４の画面に表示される。
【００５６】
最後の画面が図２５に表示され、まもなく電子メール確認が受信されることを示す。
【００５７】
本方法およびオペレーティングシステムにより、デジタル画像のクロッピングがユーザー側コンピュータで生起し、サーバとユーザー側コンピュータとの間で大量の情報の授受が生じない。デジタル画像のクロッピングは基本的に、ユーザーの指示により、またユーザーが提供した他の情報に基づく固定縦横比に従ってデジタル画像の一部を隠蔽することによりシミュレーションされる。多くの場合、高解像度デジタル画像はパーソナルコンピュータからプリント業者のサーバへアップロードすることができる。プリント対象の高解像度画像のみがアップロードされる。このように、情報のやり取りが減少する。
【００５８】
プリントウィザードに示されるデジタル画像は通常、高解像度画像のプロキシ像である。また、高解像度画像はプリント業者のサーバに格納されていてもよい。例えば、プリント会社は、ユーザーの原３５ｍｍフィルムを現像しておいて、ユーザーが再注文やクロッピングするためにこれらのデジタル画像にアクセス可能にすることができる。このようなサービスは追加料金で、または一定期間のみ提供することができる。明らかに、高解像度デジタル画像の実際の格納場所は本発明の動作にとって重要ではない。
【００５９】
本質的な点は、原画像の格納場所にかかわらず、オンラインデジタルプリントサービスに関連付けられたプリント注文ウィザードに対する付加的特徴としてクロッピングが提供できることである。また、パーソナルコンピュータに備えられたオペレーティングシステムが、本明細書で概要を述べた画像クロッピング機能をプリントウィザード内部に具備することも可能である。画像をクロッピングしたり、クロッピング済み画像の効果をシミュレーションする正確な方法は、先に示した特定の実施形態に限定されない。ある種のオペレーティングシステムの場合、クロッピングアプリケーションを修正変更して提供し、ＪＡＶＡＳＣＲＩＰＴでアプリケーションを記述することが好適である。クライアント側で他のスクリプト記述言語を用いてもよいことが明らかである。
【００６０】
また、所定のパーソナルコンピュータ上で動作するオペレーティングシステムが組み込み式プリント注文ウィザードを備えていない場合もあるが、そのようなウィザードは別売りのアフターマーケットソフトウェア製品として提供可能である。エンドユーザーにとり、これは同様の機能を有し、特にそのような別売りウィザードはまた、本明細書で述べたクロッピングアプリケーションにより拡張することも可能である。
【００６１】
また、オペレーティングシステムのＨＴＭＬプロトコルが提供する特徴を利用することも望ましい。
【００６２】
付録Ａはクロッピングアプリケーションの実際のコードであり、付録Ｂはこのコードにコメントを付けたものである。
【００６３】
このクロッピング技術はまた、赤目修正変更やテキスト配置等、他の変換のためにプリントウィザードで用いることができる。基本的に、クロッピングツールの配置技術を利用して関心対象領域が特定される。変換はデジタル画像への重ね合わせとして加えることができる。他の変換もプリントウィザード内で本技術を利用することができる。
【００６４】
本クロッピング技術を利用するプリントウィザードは必ずしも小さいウィンドウで動作する必要がなく、画面全体を占有して、組み込み式ウェブサーバの有無にかかわらず専用プリント注文キオスクとして潜在的に装備されてもよい。そのようなキオスクが埋め込型ウェブサーバを含んでいる場合、ネットワーク接続が断続的であっても注文処理が中断されることなく進行できる。
【００６５】
最終的なクロッピング済み画像をプリンタへ出力するのではなく、携帯電話（またはＰＤＳやデジタル画像フレームを含む同様の閲覧装置）に表示させたい場合、“携帯電話画像準備ウィザード”のために、同じ技術を利用できる。ウィザードはプリントを注文するのではなく、携帯電話（またはＰＤＡ等）への送信用画像を準備し、所与の携帯電話での表示用に送信する前に、クロッピング動作から得られた関心対象の領域の解像度、およびなるべくカラー階調を相応に調整する。
【００６６】
本発明の各種の好適な実施形態を本明細書において詳細に記述してきたが、本発明の概念または添付の請求項の範囲から逸脱することなく、修正変更がなされ得ることは当業者には理解されるべきものである。
【図面の簡単な説明】
【００６７】
【図１】デジタル画像を示す。
【図２】クロッピング済みデジタル画像を示す。
【図３】クロッピングツールが起動された状態で図２のデジタル画像を示す。
【図４】関心対象領域を拡大しているクロッピングツールを示す。
【図５】新規のクロッピング済み画像を示す。
【図６】ＨＴＭＬページ内のデジタル画像空間の外枠およびクロッピングツールが用いる各種の位置基準点を示す;
【図７】プリント注文ウィザードおよびクロッピングツールの使用例を示すスクリーンショットである。
【図８】プリント注文ウィザードおよびクロッピングツールの使用例を示すスクリーンショットである。
【図９】プリント注文ウィザードおよびクロッピングツールの使用例を示すスクリーンショットである。
【図１０】プリント注文ウィザードおよびクロッピングツールの使用例を示すスクリーンショットである。
【図１１】プリント注文ウィザードおよびクロッピングツールの使用例を示すスクリーンショットである。
【図１２】プリント注文ウィザードおよびクロッピングツールの使用例を示すスクリーンショットである。
【図１３】プリント注文ウィザードおよびクロッピングツールの使用例を示すスクリーンショットである。
【図１４】プリント注文ウィザードおよびクロッピングツールの使用例を示すスクリーンショットである。
【図１５】プリント注文ウィザードおよびクロッピングツールの使用例を示すスクリーンショットである。
【図１６】プリント注文ウィザードおよびクロッピングツールの使用例を示すスクリーンショットである。
【図１７】プリント注文ウィザードおよびクロッピングツールの使用例を示すスクリーンショットである。
【図１８】プリント注文ウィザードおよびクロッピングツールの使用例を示すスクリーンショットである。
【図１９】プリント注文ウィザードおよびクロッピングツールの使用例を示すスクリーンショットである。
【図２０】プリント注文ウィザードおよびクロッピングツールの使用例を示すスクリーンショットである。
【図２１】プリント注文ウィザードおよびクロッピングツールの使用例を示すスクリーンショットである。
【図２２】プリント注文ウィザードおよびクロッピングツールの使用例を示すスクリーンショットである。
【図２３】プリント注文ウィザードおよびクロッピングツールの使用例を示すスクリーンショットである。
【図２４】プリント注文ウィザードおよびクロッピングツールの使用例を示すスクリーンショットである。
【図２５】プリント注文ウィザードおよびクロッピングツールの使用例を示すスクリーンショットである。

Claims (33)

1. デジタル画像のクロッピング、およびクロッピング済み画像の注文を行う方法であって、
   組み込み式の、または後から購入したプリントウィザードアプリケーションを備えたオペレーティングシステムを搭載したパーソナルコンピュータを用いて、コンピュータネットワークを介して前記パーソナルコンピュータに接続されたリモートプリントサーバへのアクセスを起動するステップと、
   クライアント側のスクリプト記述言語で記述されていて、前記プリントウィザードアプリケーションを修正変更するクロッピングツールを前記写真プリントサーバからダウンロードして、デジタル画像のクロッピング用にユーザーによりコントロールされるクロッピングツールを提供するステップと、
   前記パーソナルコンピュータ上にデジタル画像および前記クロッピングツールを表示するステップと、
   前記プリントウィザードにおける前記クロッピングツールから導出されるユーザーインストラクション信号を受信して、前記表示されたデジタル画像を修正変更し、前記デジタル画像のクロッピング対象部分を選択的に隠蔽して、クロッピング済みデジタル画像の残余部分を明瞭に表示するステップと、
   前記プリントウィザードからユーザーインストラクション信号を受信して、前記クロッピング済みデジタル画像の残余部分のプリントを注文するステップと、
   前記リモートプリントサーバがプリント注文を果たすことを可能にするクロッピングインストラクションを含む注文インストラクションを前記リモートプリントサーバへ送信するステップと
   を含む方法。
2. 前記プリントサーバに前記クロッピング済みデジタル画像をプリントさせるステップを含む請求項１記載の方法。
3. 前記注文インストラクションの一部としてデジタル原画像を前記プリントサーバへアップロードするステップを含む請求項１記載の方法。
4. 前記デジタル原画像を前記パーソナルコンピュータから前記プリントサーバへアップロードする請求項３記載の方法。
5. 前記クロッピングツールをＪＡＶＡＳＣＲＩＰＴで記述する請求項１記載の方法。
6. 前記クロッピングツールは、前記パーソナルコンピュータのマウスの移動によりコントロールされるクライアント側のスクリプト型イベントに応答するようにした請求項１記載の方法。
7. 前記クロッピングツールは、前記マウスの移動によりサイズおよび位置が調整される固定縦横比クロッピングフレームを表示するようにした請求項６記載の方法。
8. 前記固定縦横比は、ユーザーにより選択されるようにした請求項７記載の方法。
9. 前記固定縦横比は選択済みプリントサイズに基づくようにした請求項８記載の方法。
10. 前記プリントウィザード内で所望のプリント配向を選択するステップを含む請求項９記載の方法。
11. 前記オペレーティングシステムは、ＷＩＮＤＯＷＳ ＸＰ（商標）であるようにした請求項１記載の方法。
12. 前記パーソナルコンピュータは、携帯電話またはＰＤＡ装置であるようにした請求項１記載の方法。
13. 前記クロッピングツールは前記クロッピング済み領域を、前記デジタル画像に重なり合う半透明領域として表示するようにした請求項１記載の方法。
14. 前記クロッピングツールは前記クロッピング済み領域を、前記デジタル画像に重なり合う不透明領域として表示するようにした請求項１記載の方法。
15. 前記ダウンロードするステップを２秒未満で実行する請求項１記載の方法。
16. 前記クロッピングツールは１０Ｋ未満のメモリを必要とするものである請求項１記載の方法。
17. パーソナルコンピュータ用オペレーティングシステムであって、
    前記オペレーティングシステムはデジタル画像をプリントするプリントウィザードを含み、前記プリントウィザードはユーザーによる調節が可能なクロッピングツールを備え、
    前記プリントウィザードは前記クロッピングツールでデジタル画像を表示し、前記クロッピングツールへのユーザーイベントに応答してユーザーの承認を得るためにクロッピング済み画像を表示し、前記プリントウィザードはクロッピング済み画像を注文するためのインストラクションコマンドを含み、前記プリントウィザードは前記インストラクションコマンドに応答して、クロッピング済み画像のプリントに使用するデジタル画像の部分の位置情報を提供するよう、前記クロッピング済み画像用のクロッピングインストラクションを含むプリント注文インストラクション集合を決定する、システム。
18. 前記クロッピングアプリケーションは、拡張プリントウィザードにクロッピング情報を提供して原画像における対象領域のみを自動的にアップロードするようにした請求項１記載の方法。
19. 前記拡張プリントウィザードはまた、所望のプリントサイズ用に、関心対象領域の解像度を下げてプリントサービスの最小限必要な解像度要求を充足するようにした請求項１８記載の方法。
20. 前記クロッピングツールは、プリントウィザードまたはその他の機能から原画像に関する解像度情報を受信し、そのような情報をプリントサーバからの情報と合わせて利用することにより、クロッピング済み領域の解像度が所望のプリントサイズ用にプリントサービスが受け付ける最小解像度を下回らないように防止するようにした請求項１記載の方法。
21. 前記プリントウィザードは、コンピュータディスプレイの画面領域全体または実質的に全体を占めることによりプリント注文キオスクとして機能するようにした請求項１記載の方法。
22. 前記リモートプリントサーバを、前記プリントウィザードを動作させているシステムの一部として同一コンピュータ内またはローカルに取付けられたサーバとして実際に常駐させ、いずれの場合も、取付けられたネットワークが故障しても前記プリント注文キオスクがプリント注文機能を実行できるようにした請求項２１記載の方法。
23. デジタル画像のクロッピング、およびクロッピング済み画像の注文を行う方法であって、
    組み込み式の、または後から購入したプリントウィザードアプリケーションを備えたオペレーティングシステムを搭載したパーソナルコンピュータを用いて、コンピュータネットワークを介して前記パーソナルコンピュータに接続されたリモート画像サーバへのアクセスを起動するステップと、
    クライアント側のスクリプト記述言語で記述されていて、前記プリントウィザードアプリケーションを修正変更するクロッピングツールを前記画像サーバからダウンロードして、デジタル画像のクロッピング用にユーザーによりコントロールされるクロッピングツールを提供するステップと、
    前記パーソナルコンピュータ上にデジタル画像および前記クロッピングツールを表示するステップと、
    前記画像サーバから、プリントウィザードにおける前記クロッピングツールから導出されるユーザーインストラクション信号を受信して、携帯電話、ＰＤＡまたはデジタル画像フレーム等の対象装置の画像要求に基づいて、前記表示されたデジタル画像を修正変更し、前記デジタル画像のクロッピング対象部分を選択的に隠蔽して、クロッピング済みデジタル画像の残余部分を明瞭に表示するステップと、
    前記プリントウィザードからユーザーインストラクション信号を受信して、１つの所定の画像を、１つの特定の表示対象装置に関連付けるステップと、
    前記対象装置上で表示のため、前記リモート画像サーバがさらにデジタル画像を送信可能にするクロッピングインストラクションを含む関連付けインストラクションを前記リモート画像サーバへ送信するステップと
    を含む方法。
24. 前記プリントサーバに前記クロッピング済みデジタル画像をプリントさせるステップを含む請求項２３記載の方法。
25. 前記関連付けインストラクションの一部としてデジタル原画像を前記画像サーバへアップロードするステップを含む請求項２３記載の方法。
26. 前記デジタル原画像を前記パーソナルコンピュータから前記画像サーバへアップロードする請求項２５記載の方法。
27. 前記クロッピングツールがＪＡＶＡＳＣＲＩＰＴで記述されている請求項２３記載の方法。
28. 前記クロッピングツールが、前記パーソナルコンピュータのマウスの移動によりコントロールされるクライアント側のスクリプト型イベントに応答する請求項２３記載の方法。
29. 前記クロッピングツールが、前記マウスの移動によりサイズおよび位置が調整される固定縦横比クロッピングフレームを表示する請求項２８記載の方法。
30. 前記固定縦横比がユーザーにより選択される請求項２９記載の方法。
31. 前記固定縦横比が対象装置のディスプレイのサイズに基づいている請求項３０記載の方法。
32. 前記プリントウィザード内で所望のプリント配向を選択するステップを含む請求項３１記載の方法。
33. 前記オペレーティングシステムがＷＩＮＤＯＷＳ ＸＰ（商標）である請求項２３記載の方法。