JP2005502812A - 自動車の内燃機関エンジンの取り入れ空気を熱制御するための改善された装置 - Google Patents

自動車の内燃機関エンジンの取り入れ空気を熱制御するための改善された装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、自動車の内燃機関エンジンの取り入れ空気を熱制御するための装置に関する。本発明の装置は、取り入れ空気の温度を制御するように構成され、かつ低温熱伝達流体回路24に接続された第1の取り入れ空気/熱伝達流体交換器22と、同様に取り入れ空気の温度を制御するように構成され、かつ非常に低温の熱伝達流体回路28に接続された第2の取り入れ空気/熱伝達流体交換器26とを備え、この非常に低温の熱伝達流体が、低温熱伝達流体回路24の熱伝達流体より低温である。低温熱伝達流体回路24は、好ましくは、例えば、自動車の前面31に支持された空気/熱伝達流体交換器30を備える。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車の内燃機関エンジンに取り入れられた空気の温度を調整するための改善された装置に関する。
【0002】
本発明は、適切であれば、粒子フィルタが取り付けられた排気システムに接続された過給エンジンに取り入れられた空気の温度を調整するために特に適用される。
【背景技術】
【0003】
特に、エンジンが、第1にエンジンから下流側に配置されかつエンジンからの排気ガスによって駆動されるタービンを備え、第2にエンジンから上流側に配置された取り入れ空気コンプレッサを備えるターボコンプレッサユニットによって過給されるとき、エンジンに取り入れられた空気を冷却することが望ましい。コンプレッサ内で加熱されるので、エンジンに取り入れられた空気は、エンジンの性能を最適化しかつ汚染排出物を最小化するために、コンプレッサを出るときに冷却されなければならない。
【0004】
特にターボコンプレッサユニットのコンプレッサからの出口で、エンジンに取り入れられた空気を冷却するために、自動車の内燃機関エンジンに取り入れられた空気の温度を調整するための装置を提供することが、従来技術において既に知られている。この装置は、第1の熱交換器を備えるタイプであり、第1の熱交換器は、取り入れ空気と熱伝達液体との間で熱交換し、取り入れ空気の温度を調整するよう作用し、かつ低温熱伝達液体の回路に接続される。
【0005】
そのような温度調整器装置は、特に米国特許第4096697号に記載されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の特定の目的は、特にターボコンプレッサユニットのコンプレッサからの出口で、エンジンに取り入れられた空気の冷却を最適化することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
このために、本発明は、自動車内燃機関エンジンに取り入れられた空気の温度を調整するための装置を提供し、この装置は、上記で特定されたタイプであり、第2の熱交換器を備え、この第2の熱交換器は、取り入れ空気と熱伝達流体との間で熱交換し、同様に取り入れ空気の温度を調整するように作用し、低温熱伝達液体回路の熱交換液体より低温である非常に低温の熱伝達流体のための回路に接続されることを特徴とする。
【0008】
装置の様々な実施形態の特徴によれば、
低温熱伝達液体回路は、空気と低温熱伝達液体との間で熱交換するための熱交換器を備え、この熱交換器は、低温度熱交換器と呼ばれ、好ましくは自動車の前面で担持される。
【0009】
熱伝達液体は、ポンプによって低温熱伝達液体回路内で循環させられる。
【0010】
取り入れ空気と熱伝達流体との間で熱交換するための第2の熱交換器内と、非常に低温の熱伝達流体回路内との両方で循環する熱伝達流体は、液体である。
【0011】
取り入れ空気と熱伝達流体との間で熱交換するための第2の熱交換器内と、非常に低温の熱伝達流体回路内との両方で循環する熱伝達流体は、ヒートポンプによって循環される二酸化炭素COまたはフロンなどの流体である。
【0012】
装置が、ヒートポンプを備え、非常に低温の熱伝達液体回路が、ヒートポンプの低温源と熱的に結合される。
【0013】
取り入れ空気と熱伝達液体との間で熱交換するための第1の熱交換器と、取り入れ空気と熱伝達流体との間で熱交換するための第2の熱交換器とが、同一のモジュールに配置される。
【0014】
エンジンは、一部分がリサイクルされる排気ガスを送り、装置は、取り入れ空気と熱伝達液体との間で熱交換するための第1の熱交換器と並列に接続された、リサイクルされた排気ガスと熱伝達液体との間で熱交換するための熱交換器をさらに備える。
【0015】
リサイクルされた排気ガスと熱伝達液体との間で熱交換するための熱交換器も、そのモジュールに配置される。
【0016】
取り入れ空気と熱伝達液体との間で熱交換するための第1の熱交換器が、低温熱伝達液体回路の液体より高温である、「高温」であると呼ばれる液体のための回路に接続され、接続が、取り入れ空気と熱伝達液体との間で熱交換するための第1の熱交換器に対して高温または低温液体を選択するためのセレクタ手段を介する。
【0017】
高温熱伝達液体回路が、内燃機関エンジンを冷却する回路に接続される。
【0018】
高温熱伝達液体回路が、ヒートポンプの高温源に熱的に結合される。
【0019】
セレクタ手段が、少なくとも3つのポートを有するセレクタバルブを備え、ポートが、低温熱伝達液体回路に接続された熱伝達液体入口のための第1のポートと、高温熱伝達液体回路に接続された熱伝達液体入口のための第2のポートと、取り入れ空気と熱伝達液体との間で熱交換するための第1の熱交換器の熱伝達液体入口に接続された熱伝達液体出口のための第3のポートとを含む。
【0020】
セレクタバルブの第3のポートが、低温および高温熱伝達液体回路に共通のダクトを介して、取り入れ空気と熱伝達液体との間で熱交換するための熱交換器の熱伝達液体入口と、リサイクルされた排気ガスと熱伝達液体との間で熱交換するための熱交換器の液体入口との両方に接続される。
【0021】
セレクタ手段が、リサイクルされた排気ガスと熱伝達液体との間で熱交換するための熱交換器を通る熱伝達液体の流量を制御するバルブを含み、バルブが、共通ダクトを、リサイクルされた排気ガスと熱伝達液体熱交換器との間で熱交換するための前記熱交換器の入口に接続する。
【0022】
取り入れ空気が、内燃機関エンジンからの排気ガスによって駆動されるタービンを有するターボコンプレッサユニットによって、取り入れ空気と熱伝達液体との間で熱交換するための第1の熱交換器と、取り入れ空気と熱伝達流体との間で熱交換するための第2の熱交換器とを通って、大気圧より高い圧力で入れられる。
【0023】
例えばディーゼルタイプの内燃機関エンジンが、粒子フィルタを備える排気システムに接続される。
【0024】
熱伝達液体が、水と不凍剤との混合物である。
【0025】
取り入れ空気と熱伝達流体との間で熱交換するための第2の熱交換器が、取り入れ空気の流れ方向において、取り入れ空気と熱伝達液体との間で熱交換するための第1の熱交換器から下流側に配置される。
【0026】
本発明は、添付の図面を参照してなされ、純粋に例として与えられる以下の記載を読めばより良く理解されるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0027】
図1は、エンジン10に空気を取り入れるための回路12を形成する上流側手段と、排気システム14を形成する下流側手段とに接続された、例えばディーゼルタイプエンジンである、自動車の内燃機関エンジン10を示す。
【0028】
エンジン10は、ターボコンプレッサユニットによって過給され、このエンジンは、第1に、エンジン10からの排気ガスによって駆動され、かつ排気システム14においてエンジン10から下流側に配置されたタービン16を備え、第2に、取り入れ空気回路12においてエンジン10から上流側に配置された取り入れ空気コンプレッサ18を備える。タービン16およびコンプレッサ18は、従来の方法でともに順番に結合される。
【0029】
排気システムは、従来の粒子フィルタ19を備える。
【0030】
コンプレッサ18を出る取り入れ空気の温度は、本発明の温度調整器装置20によって調整され、本発明の2つの実施形態が、図2および図3に示される。これらの図において、同様な要素は、同一の参照符号で示されていることが見られる。
【0031】
以下の記載において、2つの部材が、適切な熱交換器によって互いの間で熱交換するときに、互いに熱的に結合されると呼ばれる。
【0032】
図2は、本発明の第1の実施形態における取り入れ空気の温度を調整する装置20を示す。
【0033】
装置20は、コンプレッサ18によって送られるとき、取り入れ空気の温度を調整するために、取り入れ空気と熱伝達液体との間で熱交換するための従来の第1の熱交換器22を備える。第1の熱交換器22は、取り入れ空気を冷却するために低温熱伝達液体のための回路24に接続される。
【0034】
装置20は、同様に取り入れ空気の温度を調整するように作用する、取り入れ空気と熱伝達液体との間で熱交換するための従来の第2の熱交換器26をも備える。この第2の熱交換器26は、低温熱伝達液体回路24の液体より低温である非常に低温の熱伝達液体のための回路28に接続される。
【0035】
取り入れ空気は、コンプレッサ18によって大気圧より高い圧力で、取り入れ空気と熱伝達液体との間で熱交換するための第1の熱交換器22および第2の熱交換器26を通って駆動される。これらの熱交換器22および26を通過する冷却空気の流れは、図2において、左から右へ進む矢印によって示される。
【0036】
取り入れ空気と熱伝達液体との間で熱交換するための第2の熱交換器26が、取り入れ空気の流れ方向において、取り入れ空気と熱伝達液体との間で熱交換するための従来の第1の熱交換器22から下流側に配置されることが見られる。
【0037】
変形形態において、取り入れ空気と冷却流体との間で熱交換するための第2の熱交換器が、取り入れ空気の流れ方向において、取り入れ空気と熱伝達液体との間で熱交換するための従来の第1の熱交換器から上流側に配置されることができる。
【0038】
低温熱伝達液体回路24は、自動車外部の空気と低温熱伝達液体との間で熱交換するための従来の熱交換器30を備え、この従来の熱交換器30は、低温度熱交換器と呼ばれ、好ましくは、自動車の前面31に担持される。低温熱伝達液体は、従来の電気ポンプ32によって第1の低温熱伝達液体回路24を回って循環される。
【0039】
図4は、例えば、車内の空調のためのヒートポンプ34を示し、ヒートポンプ34は、低温源38の少なくともいくらかの熱を高温源40へ伝達するために、低温源38から熱を奪うための圧縮タイプの冷却流体回路36を備える。冷却流体は、メタンまたはエタンの塩素およびフッ素誘導体(フロン)、アンモニア、二酸化炭素などの従来のタイプである。
【0040】
低温源38および高温源40は、コンプレッサ42および膨張弁44によって相互接続される。冷却流体は、低温源38から熱を奪って気化する。コンプレッサ42は、気化された流体を吸い込み、それを高温源に向かって送り、高温源で、気化された流体は冷却される間に凝縮する。膨張弁44は、液体冷却流体が、その下げられた圧力によって低温源38を通ることを可能にする。回路36における冷却流体の流れ方向は、図4において矢印によって示される。
【0041】
例として、非常に低温の熱伝達液体回路28は、直接または間接に、ヒートポンプ34の低温源38に熱的に結合される。
【0042】
それぞれ低温熱伝達液体回路24および非常に低温の熱伝達液体回路28を流れる熱伝達液体は、例えば、水と不凍剤との混合物を含む従来のタイプである。
【0043】
好ましくは、第1の空気/液体熱交換器22および第2の空気/液体熱交換器26は、共通のモジュール内に配置される。
【0044】
以下に、図2に示されるように、本発明の第1の実施形態を構成する、温度調整器装置20の動作の特定の本質的な態様が記載される。
【0045】
この動作の記載から分かるように、取り入れ空気と熱伝達液体との間の熱交換するための第1の熱交換器22および第2の熱交換器26は、取り入れ空気を冷却する段階的な手段を形成する。
【0046】
非常に低温の熱伝達液体回路28に接続される、取り入れ空気と熱伝達液体との間で熱交換するための第2の熱交換器26は、より詳細には、エンジン10が高いトルクを提供するとき、例えば、自動車が丘を登るとき、またはエンジン10が加速するとき、過給されたエンジン10の動作が最適化されることを可能にする。
【0047】
自動車を囲む周囲の空気が、初期的に25℃の温度であると仮定すると、コンプレッサに吸い込まれたときにこの空気は、コンプレッサ18からの出口で約150℃の温度に達する。
【0048】
150℃の温度の取り入れ空気は、低温熱伝達液体回路24によって低温熱交換器30に接続された、取り入れ空気と熱伝達液体との間の熱交換するための第1の熱交換器22によって初期的に冷却される。第1の熱交換器22を出るとき、取り入れ空気の温度は約50℃である。空気は、次に、非常に低温の熱伝達液体回路28に接続された、取り入れ空気と熱伝達液体との間の熱交換するための第2の熱交換器26を通過する。
【0049】
非常に低温の熱伝達液体回路28が、ヒートポンプの低温源38に熱的に結合されると仮定すると、第2の熱交換器26からの出口での取り入れ空気の温度は、約20℃になり得る。
【0050】
上記例において、空気は、周囲空気の温度(25℃)より低い温度(20℃)でエンジン10に取り入れられ、それによって、エンジンの性能を改善することができる。取り入れ空気の温度で10℃下げることは、ディーゼルまたはガソリンタイプのエンジンの性能における3%の利得を提供することが見出された。
【0051】
取り入れ空気と熱伝達液体との間の熱交換するための第2の熱交換器26で変換されるパワーは、比較的低い(約2キロワット(kW))ことが見られる。このパワーは、取り入れ空気流の流れ方向における、比較的小さい寸法の第2の熱交換器26によって得られることができる。したがって、この小型の熱交換器26は、空気流が受けるヘッドロスに対して限定された影響を有する。
【0052】
一般に、ヒートポンプ34のコンプレッサ42(非常に低温の熱伝達液体回路28に熱的に結合される低温源38を備える)は、エンジン10のシャフトに自体が結合される。
【0053】
したがって、ヒートポンプ34を動作させることは、エンジンの機械性能を低減させる。それにもかかわらず、全体のエネルギー収支は、正のままである。取り入れ空気の温度で30℃下げることは、エンジン10のシャフトでの機械性能における7%の正味の利得に対応する。
【0054】
取り入れ空気と熱伝達液体との間の熱交換するための第1の熱交換器22は、上記例において、取り入れ空気の温度を50℃に低下させるために、その最大パワーで使用される。第1の熱交換器22と直列の、取り入れ空気と熱伝達液体との間の熱交換するための第2の熱交換器26は、エンジンの動作を最適にするように、取り入れ空気の温度をさらに低下させるように作用する。
【0055】
図3は、本発明の第2の実施形態における、取り入れ空気の温度を調整するための装置20を示す。
【0056】
特定のタイプのエンジンにおいて、排気ガスの一部は、適切な従来の手段を使用して、取り入れ空気とともに再循環される。これは、一般に、排気ガスリサイクリング(Exhaust Gas Recycling、EGR)と呼ばれる。適切な従来の手段によって取り入れ空気と混合されたとき、リサイクルされた排気ガスは、エンジン10に送られる。
【0057】
図3に示される第2の実施形態の取り入れ空気温度調整器装置20は、特に、取り入れ空気と混合しかつエンジン10へ送る前に排気ガスの温度を低下させるために、リサイクルされる排気ガスの温度を調整することを可能にする。
【0058】
このために、リサイクルされる排気ガスと熱伝達液体との間の熱交換するための熱交換器46は、取り入れ空気と熱伝達液体との間の熱交換するための第1の熱交換器22と並列に接続される。熱交換器46を通過する排気ガスの再循環された流れは、左から右へ進む矢印によって図3に示される。
【0059】
リサイクルされた排気ガスと熱伝達液体との間の熱交換するための熱交換器46は、同様に、取り入れ空気と熱伝達液体との間の熱交換するための第1の熱交換器22および第2の熱交換器26と一体であるモジュールに配置されることが好ましい。
【0060】
さらに、本発明の第2の実施形態における取り入れ空気温度調整器装置20は、取り入れ空気を冷却することと、取り入れ空気を加熱することと両方に作用することができる。
【0061】
特に、エンジンが、粒子フィルタを有する排気システムに接続されるとき、エンジンのために取り入れ空気を加熱することが望ましい。フィルタは、フィルタ内に蓄積された煤煙の粒子を取り除くように、定期的に再生されなければならない。再生は、煤煙の粒子を燃焼させるのに十分に高い温度に、取り入れ空気を加熱することによって実行される。
【0062】
取り入れ空気と熱伝達液体との間の熱交換するための第1の熱交換器22は、熱交換器22に対して高温液体または低温液体を選択する手段を介して、取り入れ空気を加熱するための「高温」液体回路48に接続される。
【0063】
高温熱伝達液体回路48で循環する液体は、従来のタイプであり、例えば、水と不凍剤との混合物を含む。
【0064】
セレクタ手段は、例えばオン/オフタイプまたは比例タイプの従来の3ポートセレクタバルブ50を備え、
低温熱伝達液体回路24に接続された熱伝達液体のための第1の入口ポート50A、
高温熱伝達液体回路48に接続された熱伝達液体のための第2の入口ポート50B、および
低温液体回路24および高温液体回路48に共通のダクト52を介して、取り入れ空気と熱伝達液体との間の熱交換するための第1の熱交換器22の液体入口と、リサイクルされた排気ガスと熱伝達液体との間の熱交換するための熱交換器46の液体入口との両方に接続された液体出口ポートを構成する第3のポート50Cを備える。
【0065】
高温熱伝達液体回路48は、例えば、(図示されていない)エンジン10のための従来の冷却回路に接続される。変形形態において、高温熱伝達液体回路48は、直接または間接に、ヒートポンプ34の高温源40と熱的に結合されることができる。
【0066】
リサイクルされた排気ガスと熱伝達液体との間の熱交換するための熱交換器46を通って流れる液体の流量を調節するためのバルブ54は、共通のダクト52を、熱交換器46の入口に接続する。調節バルブ54は、例えば、オン/オフタイプまたは比例タイプの従来のタイプである。
【0067】
以下に、図3に示される本発明の第2の実施形態の温度調整器装置20の動作の特定の本質的な態様を記載する。
【0068】
コンプレッサ18からの出口での、リサイクルされる排気ガスと取り入れ空気との両方を冷却するために、調節バルブ54が開放され、セレクタバルブ50は、取り入れ空気と熱伝達液体との間の熱交換するための第1の熱交換器22を、低温熱伝達液体回路24に接続するように配置される。低温度熱交換器30を通過する低温熱伝達液体の流量は、ポンプ32によって調整される。
【0069】
それぞれ熱交換器22および46を通る熱伝達液体流の分布は、バルブ54を調節することによって調節されることができる。
【0070】
第1の熱交換器22内で循環する熱伝達液体は、取り入れ空気から熱を奪うことによって取り入れ空気を冷却する。この取り入れ空気は、同様に、上述の動作と同じ方法で、取り入れ空気と熱伝達液体との間の熱交換するための第2の熱交換器26によって冷却される。
【0071】
例えば、粒子フィルタ19を再生する目的で、取り入れ空気を加熱するために、調節バルブ54が閉鎖され、セレクタバルブ50が、取り入れ空気と熱伝達液体との間の熱交換するための第1の熱交換器22を、高温熱伝達液体回路48に接続するように設定される。熱交換器22を通って流れる液体は、取り入れ空気へ熱を送ることによって取り入れ空気を加熱する。当然、取り入れ空気と熱伝達液体との間の熱交換するための第2の熱交換器26は作動されない。
【0072】
本発明は、利点を含み、それによって、取り入れ空気と熱伝達液体との間の熱交換するための第2の熱交換器26は、特にターボコンプレッサユニットのコンプレッサからの出口で、エンジンに対する取り入れ空気の冷却を最適化させることができる。
【0073】
さらに、取り入れ空気と熱伝達液体との間の熱交換するための第1の熱交換器22および第2の熱交換器26は、取り入れ空気の温度を調整するための装置において共通のモジュールに配置されることができ、リサイクルされる排気ガスと熱伝達液体との間の熱交換するための熱交換器46も、同じモジュールに配置されることができる。
【0074】
本発明は、上述の実施形態に限定されない。
【0075】
特に、取り入れ空気と熱伝達液体との間の熱交換するための第2の熱交換器26、および非常に低温の熱伝達液体回路28を通って流れる熱伝達液体は、適切であれば、ヒートポンプ34などのヒートポンプによって循環される、二酸化炭素COまたはフロンなどの熱伝達流体で置き換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0076】
【図1】取り入れ空気回路を形成する上流側手段と、排気システムを形成する下流側手段とに接続された内燃機関エンジンを示す概略図である。
【図2】本発明の実施形態におけるエンジンに取り入れられた空気の温度を調整するための装置を示す概略図である。
【図3】本発明の実施形態におけるエンジンに取り入れられた空気の温度を調整するための装置を示す概略図である。
【図4】本発明の温度調整器装置の少なくとも1つの回路に熱的に結合されるのに適したヒートポンプを示す概略図である。

Claims (19)

  1. 自動車内燃機関エンジン(10)のための取り入れ空気の温度を調整するための装置であって、前記装置が、前記取り入れ空気の温度を調整するための、前記取り入れ空気と熱伝達液体との間で熱交換するための第1の熱交換器(22)を備え、該第1の熱交換器(22)が、低温熱伝達液体のための回路(24)に接続され、
    前記装置が、さらに、同様に前記取り入れ空気の温度を調整するように作用する、前記取り入れ空気と熱伝達流体との間で熱交換するための第2の熱交換器(26)を備え、該第2の熱交換器(26)が、前記低温熱伝達液体回路(24)の熱伝達液体より低温である非常に低温の熱伝達流体のための回路(28)に接続されることを特徴とする装置。
  2. 前記低温熱伝達液体回路(24)が、空気と前記低温熱伝達液体との間で熱交換するための熱交換器(30)を備え、該熱交換器(30)が、低温度熱交換器と呼ばれ、好ましくは前記自動車の前面(31)に担持されることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 前記熱伝達液体が、ポンプ(32)によって前記低温熱伝達液体回路(24)内で循環されることを特徴とする、請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記取り入れ空気と熱伝達流体との間で熱交換するための前記第2の熱交換器(26)内と、前記非常に低温の熱伝達流体回路(28)内との両方で循環する前記熱伝達流体が、液体であることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記取り入れ空気と熱伝達流体との間で熱交換するための前記第2の熱交換器(26)内と、前記非常に低温の熱伝達流体回路(28)内との両方で循環する前記熱伝達流体が、ヒートポンプによって循環される、二酸化炭素COまたはフロンなどの流体であることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記装置が、ヒートポンプ(34)を備え、前記非常に低温の熱伝達液体回路(28)が、前記ヒートポンプの低温源(38)に熱的に結合されることを特徴とする、請求項4に記載の装置。
  7. 前記取り入れ空気と熱伝達液体との間で熱交換するための第1の熱交換器(22)と、前記取り入れ空気と熱伝達流体との間で熱交換するための第2の熱交換器(26)とが、同一のモジュールに配置されることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 前記エンジン(10)が、一部分がリサイクルされる排気ガスを送り、前記装置が、前記取り入れ空気と熱伝達液体との間で熱交換するための第1の熱交換器(22)と並列に接続された、前記リサイクルされた排気ガスと熱伝達液体との間で熱交換するための熱交換器(46)をさらに備えることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の装置。
  9. 前記リサイクルされた排気ガスと熱伝達液体との間で熱交換するための熱交換器(46)も、モジュールに配置されることを特徴とする、請求項7に従属する請求項8に記載の装置。
  10. 前記取り入れ空気と熱伝達液体との間で熱交換するための第1の熱交換器(22)が、前記低温熱伝達液体回路(24)の液体より高温である、「高温」であると呼ばれる液体のための回路(48)に接続され、該接続が、前記取り入れ空気と熱伝達液体との間で熱交換するための第1の熱交換器(22)に対して、高温または低温液体を選択するためのセレクタ手段(50、54)を介することを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 前記高温熱伝達液体回路(48)が、前記内燃機関エンジン(10)を冷却するための回路に接続される、請求項10に記載の装置。
  12. 前記高温熱伝達液体回路(48)が、ヒートポンプ(34)の高温源(40)に熱的に結合されることを特徴とする、請求項10に記載の装置。
  13. 前記セレクタ手段が、少なくとも3つのポートを有するセレクタバルブ(50)を備え、前記ポートが、前記低温熱伝達液体回路(24)に接続された熱伝達液体入口のための第1のポート(50A)と、前記高温熱伝達液体回路(48)に接続された熱伝達液体入口のための第2のポート(50B)と、前記取り入れ空気と熱伝達液体との間で熱交換するための第1の熱交換器(22)の熱伝達液体入口に接続された熱伝達液体出口のための第3のポート(50C)とを含むことを特徴とする、請求項10から12のいずれか一項に記載の装置。
  14. 前記セレクタバルブの第3のポート(50C)が、前記低温および高温熱伝達液体回路(24、48)に共通のダクト(52)を介して、前記取り入れ空気と熱伝達液体との間で熱交換するための前記熱交換器(22)の熱伝達液体入口と、前記リサイクルされた排気ガスと熱伝達液体との間で熱交換するための前記熱交換器(46)の液体入口との両方に接続されることを特徴とする、請求項8に従属する請求項13に記載の装置。
  15. 前記セレクタ手段が、前記リサイクルされた排気ガスと熱伝達液体との間で熱交換するための前記熱交換器(46)を通る熱伝達液体の流量を制御するためのバルブ(54)を含み、該バルブが、前記共通ダクト(52)を、前記リサイクルされた排気ガスと熱伝達液体との間で熱交換するための前記熱交換器(46)の入口に接続することを特徴とする、請求項14に記載の装置。
  16. 前記取り入れ空気が、前記内燃機関エンジン(10)からの排気ガスによって駆動されるタービン(16)を有するターボコンプレッサユニットによって、前記取り入れ空気と熱伝達液体との間で熱交換するための第1の熱交換器(22)および前記取り入れ空気と熱伝達流体との間で熱交換するための第2の熱交換器(26)を通り、大気圧より高い圧力で入れられることを特徴とする、請求項1から15のいずれか一項に記載の装置。
  17. 例えばディーゼルタイプの前記内燃機関エンジン(10)が、粒子フィルタ(19)を備える排気システム(14)に接続されることを特徴とする、請求項1から16のいずれか一項に記載の装置。
  18. 前記熱伝達液体が、水と不凍剤との混合物であることを特徴とする、請求項1から17のいずれか一項に記載の装置。
  19. 前記取り入れ空気と熱伝達流体との間で熱交換するための第2の熱交換器(26)が、前記取り入れ空気の流れ方向において、前記取り入れ空気と熱伝達液体との間で熱交換するための第1の熱交換器(22)から下流側に配置されることを特徴とする、請求項1から18のいずれか一項に記載の装置。
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