JP2005501160A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. 水、多孔性粒子ポリマーまたは２以上のこのようなポリマーの混合物、および１０００以下の分子量を有する少なくとも１つの水溶性または水分散性の親水性化合物または２以上のこれらからなる混合物を少なくとも含有する組成物であって、
   ・１または複数のポリマーの、１または複数の親水性化合物に対する重量比は、１：１０〜１０：１であり、
   ・ポリマーの粒子サイズ中央値は１ｎｍ〜５０μｍであり、
   ・ポリマーの水溶性は４０℃以下の温度で５〜８のｐＨで２ｇ／ｌ以下である組成物。
2. ポリマー粒子の粒子サイズ中央値が２０μｍ以下であることを特徴とする請求項１に記載する組成物。
3. 組成物が親水性化合物としてノニオン性界面活性剤を含有することを特徴とする請求項１および２のいずれかに記載する組成物。
4. 組成物が少なくとも２０重量％の水を含有することを特徴とする請求項１から３のいずれかに記載する組成物。
5. 請求項１から４のいずれかに記載する組成物から得られうるポリマーフィルム。
6. ポリマーフィルムは水に対して４０°以下の接触角を有することを特徴とする請求項５に記載するポリマーフィルム。
7. 請求項１から４のいずれかに記載する組成物を表面に塗布し薄膜化する請求項５または６に記載するポリマーフィルムを製造する方法。
8. 親水性化合物の水溶液と粒子ポリマーの水分散体とを混合し、または水溶性または水分散性親水性化合物を粒子ポリマーの水分散体と混合し、または粒子ポリマーを親水性化合物の水溶液中に分散する請求項１から４のいずれかに記載する組成物を調製する方法。
9. ポリマーまたは２以上のポリマーからなる混合物が、水溶性または水分散性親水性化合物または２以上の水溶性または水分散性親水性化合物からなる混合物とともに溶解可能な条件Ａの下で、ポリマーまたは２以上のポリマーからなる混合物を含有しかつ水溶性または水分散性親水性化合物または２以上の水溶性または水分散性親水性化合物からなる混合物を含有する溶液を調製し、溶液を次に、ポリマーまたは２以上のポリマーからなる混合物が溶解性を有さない条件Ｂ下に曝し、粒子ポリマーとして沈殿させる請求項１から４のいずれかに記載する組成物を調製する方法。
10. 条件Ａから条件Ｂへの変化が以下の変更の少なくとも１つを含む：
    ａ）ｐＨの変更
    ｂ）溶媒の極性の変更
    ｃ）温度の変更
    ｄ）溶媒の量の変更
    ことを特徴とする請求項９に記載する方法。
11. 水と混和性のない溶媒における親水性化合物とポリマーの溶液を水に乳化させ、エマルジョンを与え、次に水と混和性のない溶媒をエマルジョンから除去し、故に粒子ポリマーの分散体を与える請求項１から４のいずれかに記載する組成物を調製する方法。