JP2005500877A5

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Publication number: JP2005500877A5
Application number: JP2003506951A
Authority: JP
Filing date: 2002-06-12
Publication date: 2006-01-05

Claims

患者の鼻管に物質を配送するための経鼻配送装置であって、
患者の鼻孔にはめ込まれるためのノーズピースと、
前記ノーズピースのノズルを通して物質を配送するための配送部とを備え、
前記ノーズピースは、使用時に鼻管に配送される物質が通過するノズルと、患者の呼気に続いて膨張されるように構成された少なくとも１つの膨張可能なカフ部材とを有するものであることを特徴とする配送装置。
前記少なくとも１つの膨張可能なカフ部材は、患者の呼気に応答して膨張されるように構成されている請求項１に記載の配送装置。
マウスピースユニットを更に備え、使用時にそこを通して患者が息を吐き出すことで、患者の口咽頭帆を閉鎖する請求項１または２に記載の配送装置。
前記ノーズピースと前記マウスピースユニットを流体的に接続する流路を更に備え、これにより呼気から排出された空気が前記ノーズピースを通して配送される請求項３に記載の配送装置。
前記ノーズピースと流体的に接続された流路と、
前記流路に気体流を供給するための気体供給部とを更に備え、
気体流が、患者の呼気から排出された空気とは別に、使用時に前記流路を通して前記ノーズピースに配送されるものである請求項３に記載の配送装置。
前記配送部は、少なくとも１つの物質を供給するための投薬部を有する請求項１〜５のいずれかに記載の配送装置。
前記投薬部は、エアゾールを供給するためのネブライザーである請求項６に記載の配送装置。
前記投薬部は、エアゾールを供給するためのエアゾールキャニスターである請求項６に記載の配送装置。
前記投薬部は、エアゾールまたはジェットの一方を供給するための配送ポンプユニットである請求項６に記載の配送装置。
前記配送ポンプユニットは、液体エアゾールを供給するための液体ポンプユニットである請求項９に記載の配送装置。
前記配送ポンプユニットは、粉体エアゾールを供給するための粉体ポンプユニットである請求項９に記載の配送装置。
前記投薬部は、粉体エアゾールを配送するための粉体配送ユニットである請求項６に記載の配送装置。
患者の呼気に応答して前記配送部を作動するための作動機構を更に備える請求項１〜１２のいずれかに記載の配送装置。
前記少なくとも１つの膨張可能なカフ部材の少なくとも１つは、患者の鼻腔内壁に係合するように膨張可能である請求項１〜１３のいずれかに記載の配送装置。
前記少なくとも１つの膨張可能なカフ部材は、膨張されたときに、前記ノーズピースと患者の鼻腔内壁との間に流体遮断シールを与えるように構成されている請求項１４に記載の配送装置。
前記少なくとも１つのカフ部材は、膨張されたときに、少なくとも前記ノズルの末端を患者の鼻管内の部位に向けるように構成されている請求項１〜１５のいずれかに記載の配送装置。
前記少なくとも１つのカフ部材は、膨張されたときに、少なくとも前記ノズルの末端を患者の鼻管内の部位に向けるように、その形状および寸法の一方または双方が形成されている請求項１６に記載の配送装置。
前記部位は、下鼻道の少なくとも一部を含む請求項１６または１７に記載の配送装置。
前記部位は、中鼻道の少なくとも一部を含む請求項１６〜１８のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、中鼻道の少なくとも下部を含む請求項１９に記載の配送装置。
前記部位は、上鼻道の少なくとも一部を含む請求項１６〜２０のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、下鼻甲介の少なくとも一部を含む請求項１６〜２１のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、中鼻甲介の少なくとも一部を含む請求項１６〜２２のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、上鼻甲介の少なくとも一部を含む請求項１６〜２３のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、嗅覚領域の少なくとも一部を含む請求項１６〜２４のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、鼻腔小口の少なくとも一部を含む請求項１６〜２５のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、鼻腔漏斗の少なくとも一部を含む請求項１６〜２６のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、上咽頭の少なくとも一部を含む請求項１６〜２７のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、アデノイドの少なくとも一部を含む請求項１６〜２８のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、耳管小口の少なくとも一部を含む請求項１６〜２９のいずれかに記載の配送装置。
前記少なくとも１つのカフ部材の少なくとも１つは、少なくとも１つのローブを有し、このローブは、前記少なくとも１つのカフ部材の少なくとも１つが膨張されたときに、患者の鼻腔の領域内に延びて、少なくとも部分的にその領域を塞いで、そこへ入る流れを防止する請求項１〜３０のいずれかに記載の配送装置。
前記鼻腔領域は、患者の鼻腔の下部領域である請求項３１に記載の配送装置。
前記鼻腔領域は、患者の鼻腔の中間領域である請求項３１に記載の配送装置。
前記鼻腔領域は、患者の鼻腔の上部領域である請求項３１に記載の配送装置。
前記少なくとも１つのカフ部材の少なくとも１つは、複数のローブを有し、これらローブは、前記少なくとも１つのカフ部材の少なくとも１つが膨張されたときに、患者の鼻腔の複数の領域内に延びて、少なくとも部分的にそれら領域を塞いで、そこへ入る流れを防止する請求項３１〜３５のいずれかに記載の配送装置。
前記鼻腔領域は、患者の鼻腔の下部および中間領域である請求項３５に記載の配送装置。
前記鼻腔領域は、患者の鼻腔の下部および上部領域である請求項３５に記載の配送装置。
前記鼻腔領域は、患者の鼻腔の中間および上部領域である請求項３５に記載の配送装置。
前記少なくとも１つのカフ部材は、患者の呼気からの空気で膨張されるように構成されている請求項１〜３８のいずれかに記載の配送装置。
前記少なくとも１つのカフ部材は、患者の呼気とは別の気体源によって膨張されるように構成されている請求項１〜３８のいずれかに記載の配送装置。
前記ノーズピースは、単一の膨張可能なカフ部材を有する請求項１〜４０のいずれかに記載の配送装置。
前記少なくとも１つのカフ部材は、配送路の回りに配設された実質的に環状部材である請求項４１に記載の配送装置。
前記ノーズピースは、複数の膨張可能なカフ部材を有する請求項１〜４０のいずれかに記載の配送装置。
前記ノーズピースは、その周辺の回りに配設された複数のカフ部材を有する請求項４３に記載の配送装置。
前記複数のカフ部材は、前記ノズルの長さ方向に沿って一カ所に配設されている請求項４４に記載の配送装置。
前記ノーズピースは、前記ノズルの長さ方向に沿って離れた位置に第１および第２のカフ部材を有する請求項４４に記載の配送装置。
前記複数のカフ部材の１つは、前記ノズルの末端に配設されている請求項４６に記載の配送装置。
患者の鼻腔に物質を配送するための経鼻配送装置であって、
ノーズピースと、
前記ノーズピースのノズルを通して物質を配送するための配送部とを備え、
前記ノーズピースは、使用時に鼻腔に配送される物質が通過するノズルと、膨張されたときに、前記ノーズピースと患者の鼻腔内壁との間に流体遮断シールを与えるように構成された少なくとも１つの膨張可能なカフ部材とを有するものであることを特徴とする配送装置。
前記少なくとも１つの膨張可能なカフ部材は、患者の呼気に続いて膨張されるように構成されている請求項４８に記載の配送装置。
前記少なくとも１つの膨張可能なカフ部材は、患者の呼気に応答して膨張されるように構成されている請求項４８または４９に記載の配送装置。
マウスピースユニットを更に備え、使用時にそこを通して患者が息を吐き出すことで、患者の口咽頭帆を閉鎖する請求項４８〜５０のいずれかに記載の配送装置。
前記ノーズピースと前記マウスピースユニットを流体的に接続する流路を更に備え、これにより呼気から排出された空気が前記ノーズピースを通して配送される請求項５１に記載の配送装置。
前記ノーズピースと流体的に接続された流路と、
前記流路に気体流を供給するための気体供給部とを更に備え、
気体流が、患者の呼気から排出された空気とは別に、使用時に前記流路を通して前記ノーズピースに配送されるものである請求項５１に記載の配送装置。
前記配送部は、少なくとも１つの物質を供給するための投薬部を有する請求項４８〜５３のいずれかに記載の配送装置。
前記投薬部は、エアゾールを供給するためのネブライザーである請求項５４に記載の配送装置。
前記投薬部は、エアゾールを供給するためのエアゾールキャニスターである請求項５４に記載の配送装置。
前記投薬部は、エアゾールまたはジェットの一方を供給するための配送ポンプユニットである請求項５４に記載の配送装置。
前記配送ポンプユニットは、液体エアゾールを供給するための液体ポンプユニットである請求項５７に記載の配送装置。
前記配送ポンプユニットは、粉体エアゾールを供給するための粉体ポンプユニットである請求項５７に記載の配送装置。
前記投薬部は、粉体エアゾールを配送するための粉体配送ユニットである請求項５４に記載の配送装置。
患者の呼気に応答して前記配送部を作動するための作動機構を更に備える請求項４８〜６０のいずれかに記載の配送装置。
前記少なくとも１つのカフ部材は、膨張されたときに、少なくとも前記ノズルの末端を患者の鼻管内の部位に向けるように構成されている請求項４８〜６１のいずれかに記載の配送装置。
前記少なくとも１つのカフ部材は、膨張されたときに、少なくとも前記ノズルの末端を患者の鼻管内の部位に向けるように、その形状および寸法の一方または双方が形成されている請求項６２に記載の配送装置。
前記部位は、下鼻道の少なくとも一部を含む請求項６２または６３に記載の配送装置。
前記部位は、中鼻道の少なくとも一部を含む請求項６２〜６４のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、中鼻道の少なくとも下部を含む請求項６５に記載の配送装置。
前記部位は、上鼻道の少なくとも一部を含む請求項６２〜６６のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、下鼻甲介の少なくとも一部を含む請求項６２〜６７のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、中鼻甲介の少なくとも一部を含む請求項６２〜６８のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、上鼻甲介の少なくとも一部を含む請求項６２〜６９のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、嗅覚領域の少なくとも一部を含む請求項６２〜７０のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、鼻腔小口の少なくとも一部を含む請求項６２〜７１のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、鼻腔漏斗の少なくとも一部を含む請求項６２〜７２のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、上咽頭の少なくとも一部を含む請求項６２〜７３のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、アデノイドの少なくとも一部を含む請求項６２〜７４のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、耳管小口の少なくとも一部を含む請求項６２〜７５のいずれかに記載の配送装置。
前記少なくとも１つのカフ部材の少なくとも１つは、少なくとも１つのローブを有し、このローブは、前記少なくとも１つのカフ部材の少なくとも１つが膨張されたときに、患者の鼻腔の領域内に延びて、少なくとも部分的にその領域を塞いで、そこへ入る流れを防止する請求項４８〜７６のいずれかに記載の配送装置。
前記鼻腔領域は、患者の鼻腔の下部領域である請求項７７に記載の配送装置。
前記鼻腔領域は、患者の鼻腔の中間領域である請求項７７に記載の配送装置。
前記鼻腔領域は、患者の鼻腔の上部領域である請求項７７に記載の配送装置。
前記少なくとも１つのカフ部材の少なくとも１つは、複数のローブを有し、これらローブは、前記少なくとも１つのカフ部材の少なくとも１つが膨張されたときに、患者の鼻腔の複数の領域内に延びて、少なくとも部分的にそれら領域を塞いで、そこへ入る流れを防止する請求項７７〜８０のいずれかに記載の配送装置。
前記鼻腔領域は、患者の鼻腔の下部および中間領域である請求項８１に記載の配送装置。
前記鼻腔領域は、患者の鼻腔の下部および上部領域である請求項８１に記載の配送装置。
前記鼻腔領域は、患者の鼻腔の中間および上部領域である請求項８１に記載の配送装置。
前記少なくとも１つのカフ部材は、患者の呼気からの空気で膨張されるように構成されている請求項４８〜８４のいずれかに記載の配送装置。
前記少なくとも１つのカフ部材は、患者の呼気とは別の気体源によって膨張されるように構成されている請求項４８〜８４のいずれかに記載の配送装置。
前記ノーズピースは、単一の膨張可能なカフ部材を有する請求項４８〜８６のいずれかに記載の配送装置。
前記少なくとも１つのカフ部材は、前記ノズルの回りに配設された実質的に環状の部材である請求項８７に記載の配送装置。
前記ノーズピースは、複数の膨張可能なカフ部材を有する請求項４８〜８８のいずれかに記載の配送装置。
前記ノーズピースは、その周辺の回りに配設された複数のカフ部材を有する請求項８９に記載の配送装置。
前記複数のカフ部材は、前記ノズルの長さ方向に沿って一カ所に配設されている請求項９０に記載の配送装置。
前記ノーズピースは、前記ノズルの長さ方向に沿って離れた位置に第１および第２のカフ部材を有する請求項９０に記載の配送装置。
前記複数のカフ部材の１つは、前記ノズルの末端に配設されている請求項９２に記載の配送装置。
患者の鼻管に物質を配送するための経鼻配送装置であって、
患者の鼻孔にはめ込まれるためのノーズピースと、
前記ノーズピースのノズルを通して物質を配送するための配送部とを備え、
前記ノーズピースは、使用時に鼻管に配送される物質が通過するノズルと、患者の鼻孔内にはめ込まれたときに、患者の鼻腔内壁と係合して、少なくとも前記ノズルの末端を患者の鼻管内の部位に向けるように構成された少なくとも１つのカフ部材とを有するものであることを特徴とする配送装置。
前記少なくとも１つのカフ部材は、少なくとも前記ノズルの末端を患者の鼻管内の部位に向けるように、その形状および寸法の一方または双方が形成されている請求項９４に記載の配送装置。
マウスピースユニットを更に備え、使用時にそこを通して患者が息を吐き出すことで、患者の口咽頭帆を閉鎖する請求項９４または９５に記載の配送装置。
前記ノーズピースと前記マウスピースユニットを流体的に接続する流路を更に備え、これにより呼気から排出された空気が前記ノーズピースを通して配送される請求項９６に記載の配送装置。
前記ノーズピースと流体的に接続された流路と、
前記流路に気体流を供給するための気体供給部とを更に備え、
気体流が、患者の呼気から排出された空気とは別に、使用時に前記流路を通して前記ノーズピースに配送されるものである請求項９６に記載の配送装置。
前記配送部は、少なくとも１つの物質を供給するための投薬部を有する請求項９４〜９８のいずれかに記載の配送装置。
前記投薬部は、エアゾールを供給するためのネブライザーである請求項９９に記載の配送装置。
前記投薬部は、エアゾールを供給するためのエアゾールキャニスターである請求項９９に記載の配送装置。
前記投薬部は、エアゾールまたはジェットの一方を供給するための配送ポンプユニットである請求項９９に記載の配送装置。
前記配送ポンプユニットは、液体エアゾールを供給するための液体ポンプユニットである請求項１０２に記載の配送装置。
前記配送ポンプユニットは、粉体エアゾールを供給するための粉体ポンプユニットである請求項１０２に記載の配送装置。
前記投薬部は、粉体エアゾールを配送するための粉体配送ユニットである請求項９９に記載の配送装置。
前記物質は、粉体である請求項９４〜９９のいずれかに記載の配送装置。
前記物質は、粉体エアゾールとして配送される請求項１０６に記載の配送装置。
前記物質は、液体である請求項９４〜９９のいずれかに記載の配送装置。
前記液体は、溶液または懸濁の一方である請求項１０６に記載の配送装置。
前記物質は、液体エアゾールとして配送される請求項１０８または１０９に記載の配送装置。
前記物質は、液体ジェットとして配送される請求項１０８または１０９に記載の配送装置。
粒子サイズ分布の主要部分は、約１μｍ〜約８０μｍの範囲にある請求項１０６〜１１１のいずれかに記載の配送装置。
粒子サイズ分布の主要部分は、約１μｍ〜約５０μｍの範囲にある請求項１１２に記載の配送装置。
粒子サイズ分布の主要部分は、約１μｍ〜約３０μｍの範囲にある請求項１１３に記載の配送装置。
粒子サイズ分布の主要部分は、約１０μｍ〜約３０μｍの範囲にある請求項１１４に記載の配送装置。
粒子サイズ分布の主要部分は、約１０μｍ〜約２０μｍの範囲にある請求項１１５に記載の配送装置。
粒子サイズ分布の主要部分は、約１５μｍ〜約３０μｍの範囲にある請求項１１６に記載の配送装置。
前記部位は、下鼻道の少なくとも一部を含む請求項９４〜１１７のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、中鼻道の少なくとも一部を含む請求項９４〜１１８のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、中鼻道の少なくとも下部を含む請求項１１９に記載の配送装置。
前記部位は、上鼻道の少なくとも一部を含む請求項９４〜１２０のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、下鼻甲介の少なくとも一部を含む請求項９４〜１２１のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、中鼻甲介の少なくとも一部を含む請求項９４〜１２２のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、上鼻甲介の少なくとも一部を含む請求項９４〜１２３のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、嗅覚領域の少なくとも一部を含む請求項９４〜１２４のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、鼻腔小口の少なくとも一部を含む請求項９４〜１２５のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、鼻腔漏斗の少なくとも一部を含む請求項９４〜１２６のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、上咽頭の少なくとも一部を含む請求項９４〜１２７のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、アデノイドの少なくとも一部を含む請求項９４〜１２８のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、耳管小口の少なくとも一部を含む請求項９４〜１２９のいずれかに記載の配送装置。
前記少なくとも１つのカフ部材の少なくとも１つは、少なくとも１つのローブを有し、このローブは、前記少なくとも１つのカフ部材の少なくとも１つが患者の鼻腔内にはめ込まれたときに、患者の鼻腔の領域内に延びて、少なくとも部分的にその領域を塞いで、そこへ入る流れを防止する請求項９４〜１３０のいずれかに記載の配送装置。
前記鼻腔領域は、患者の鼻腔の下部領域である請求項１３１に記載の配送装置。
前記鼻腔領域は、患者の鼻腔の中間領域である請求項１３１に記載の配送装置。
前記鼻腔領域は、患者の鼻腔の上部領域である請求項１３１に記載の配送装置。
前記少なくとも１つのカフ部材の少なくとも１つは、複数のローブを有し、これらローブは、前記少なくとも１つのカフ部材の少なくとも１つが患者の鼻腔内にはめ込まれたときに、患者の鼻腔の複数の領域内に延びて、少なくとも部分的にそれら領域を塞いで、そこへ入る流れを防止する請求項９４〜１３０のいずれかに記載の配送装置。
前記鼻腔領域は、患者の鼻腔の下部および中間領域である請求項１３５に記載の配送装置。
前記鼻腔領域は、患者の鼻腔の下部および上部領域である請求項１３５に記載の配送装置。
前記鼻腔領域は、患者の鼻腔の中間および上部領域である請求項１３５に記載の配送装置。
前記ノーズピースは、単一のカフ部材を有する請求項９４〜１３８のいずれかに記載の配送装置。
前記少なくとも１つのカフ部材は、前記ノズルの回りに配設された実質的に環状の部材である請求項１３９に記載の配送装置。
前記ノーズピースは、複数のカフ部材を有する請求項９４〜１４０のいずれかに記載の配送装置。
前記ノーズピースは、その周辺の回りに配設された複数のカフ部材を有する請求項１４１に記載の配送装置。
前記複数のカフ部材は、前記ノズルの長さ方向に沿って一カ所に配設されている請求項１４２に記載の配送装置。
前記ノーズピースは、前記ノズルの長さ方向に沿って離れた位置に第１および第２のカフ部材を有する請求項１４２に記載の配送装置。
前記複数のカフ部材の１つは、前記ノズルの末端に配設されている請求項１４４に記載の配送装置。
前記少なくとも１つのカフ部材は、拡大可能なカフ部材であり、この部材は、患者の鼻腔内にはめ込まれたときに拡大されるものである請求項９４〜１４５のいずれかに記載の配送装置。
前記少なくとも１つの拡大可能なカフ部材は、患者の呼気に続いて拡大されるように構成されている請求項１４６に記載の配送装置。
前記少なくとも１つの拡大可能なカフ部材は、患者の呼気に応答して拡大されるように構成されている請求項１４６または１４７に記載の配送装置。
前記少なくとも１つのカフ部材は、膨張可能な部材である請求項１４６〜１４８のいずれかに記載の配送装置。
前記少なくとも１つのカフ部材は、患者の呼気からの空気で膨張されるように構成されている請求項１４９に記載の配送装置。
前記少なくとも１つのカフ部材は、患者の呼気とは別の気体源によって膨張されるように構成されている請求項１４９に記載の配送装置。
前記膨張可能なカフ部材は、圧縮された要素を備え、この要素は、大気に通じたときに、膨張されるものである請求項１４９に記載の配送装置。
患者の呼気に応答して前記配送部を作動するための作動機構を更に備える請求項９４〜１５２のいずれかに記載の配送装置。
患者の鼻管に物質を配送するための経鼻配送装置であって、
患者の鼻孔にはめ込まれるためのノーズピースと、
前記ノーズピースのノズルを通して物質を配送するための配送部とを備え、
前記ノーズピースは、使用時に鼻管に配送される物質が通過するノズルと、少なくとも１つのカフ部材とを有し、前記少なくとも１つのカフ部材の少なくとも１つは、少なくとも１つのローブを有し、このローブは、前記少なくとも１つのカフ部材の少なくとも１つが患者の鼻腔内にはめ込まれたときに、患者の鼻腔の領域内に延びて、少なくとも部分的にその領域を塞いで、そこへ入る流れを防止するものであることを特徴とする配送装置。
前記鼻腔領域は、患者の鼻腔の下部領域である請求項１５４に記載の配送装置。
前記鼻腔領域は、患者の鼻腔の中間領域である請求項１５４に記載の配送装置。
前記鼻腔領域は、患者の鼻腔の上部領域である請求項１５４に記載の配送装置。
前記少なくとも１つのカフ部材の少なくとも１つは、複数のローブを有し、これらローブは、前記少なくとも１つのカフ部材の少なくとも１つが患者の鼻腔内にはめ込まれたときに、患者の鼻腔の複数の領域内に延びて、少なくとも部分的にそれら領域を塞いで、そこへ入る流れを防止する請求項１５４に記載の配送装置。
前記鼻腔領域は、患者の鼻腔の下部および中間領域である請求項１５８に記載の配送装置。
前記鼻腔領域は、患者の鼻腔の下部および上部領域である請求項１５８に記載の配送装置。
前記鼻腔領域は、患者の鼻腔の中間および上部領域である請求項１５８に記載の配送装置。
前記少なくとも１つのカフ部材は、患者の鼻孔内にはめ込まれたときに、患者の鼻腔内壁と係合して、少なくとも前記ノズルの末端を患者の鼻管内の部位に向けるように構成されている請求項１５４〜１６１のいずれかに記載の配送装置。
前記少なくとも１つのカフ部材は、少なくとも前記ノズルの末端を患者の鼻管内の部位に向けるように、その形状および寸法の一方または双方が形成されている請求項１６２に記載の配送装置。
前記部位は、下鼻道の少なくとも一部を含む請求項１６２または１６３に記載の配送装置。
前記部位は、中鼻道の少なくとも一部を含む請求項１６２〜１６４のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、中鼻道の少なくとも下部を含む請求項１６５に記載の配送装置。
前記部位は、上鼻道の少なくとも一部を含む請求項１６２〜１６６のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、下鼻甲介の少なくとも一部を含む請求項１６２〜１６７のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、中鼻甲介の少なくとも一部を含む請求項１６２〜１６８のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、上鼻甲介の少なくとも一部を含む請求項１６２〜１６９のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、嗅覚領域の少なくとも一部を含む請求項１６２〜１７０のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、鼻腔小口の少なくとも一部を含む請求項１６２〜１７１のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、鼻腔漏斗の少なくとも一部を含む請求項１６２〜１７２のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、上咽頭の少なくとも一部を含む請求項１６２〜１７３のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、アデノイドの少なくとも一部を含む請求項１６２〜１７４のいずれかに記載の配送装置。
前記部位は、耳管小口の少なくとも一部を含む請求項１６２〜１７５のいずれかに記載の配送装置。
マウスピースユニットを更に備え、使用時にそこを通して患者が息を吐き出すことで、患者の口咽頭帆を閉鎖する請求項１５４〜１７６のいずれかに記載の配送装置。
前記ノーズピースと前記マウスピースユニットを流体的に接続する流路を更に備え、これにより呼気から排出された空気が前記ノーズピースを通して配送される請求項１７７に記載の配送装置。
前記ノーズピースと流体的に接続された流路と、
前記流路に気体流を供給するための気体供給部とを更に備え、
気体流が、患者の呼気から排出された空気とは別に、使用時に前記流路を通して前記ノーズピースに配送されるものである請求項１７７に記載の配送装置。
前記配送部は、少なくとも１つの物質を供給するための投薬部を有する請求項１５４〜１７９のいずれかに記載の配送装置。
前記投薬部は、エアゾールを供給するためのネブライザーである請求項１８０に記載の配送装置。
前記投薬部は、エアゾールを供給するためのエアゾールキャニスターである請求項１８０に記載の配送装置。
前記投薬部は、エアゾールまたはジェットの一方を供給するための配送ポンプユニットである請求項１８０に記載の配送装置。
前記配送ポンプユニットは、液体エアゾールを供給するための液体ポンプユニットである請求項１８２に記載の配送装置。
前記配送ポンプユニットは、粉体エアゾールを供給するための粉体ポンプユニットである請求項１８２に記載の配送装置。
前記投薬部は、粉体エアゾールを配送するための粉体配送ユニットである請求項１８０に記載の配送装置。
前記物質は、粉体である請求項１５４〜１８０のいずれかに記載の配送装置。
前記物質は、粉体エアゾールとして配送される請求項１８７に記載の配送装置。
前記物質は、液体である請求項１５４〜１８０のいずれかに記載の配送装置。
前記液体は、溶液または懸濁の一方として配送される請求項１８９に記載の配送装置。
前記物質は、液体エアゾールとして配送される請求項１８９または１９０に記載の配送装置。
前記物質は、液体ジェットとして配送される請求項１８９または１９０に記載の配送装置。
粒子サイズ分布の主要部分は、約１μｍ〜約８０μｍの範囲にある請求項１８７〜１９１のいずれかに記載の配送装置。
粒子サイズ分布の主要部分は、約１μｍ〜約５０μｍの範囲にある請求項１９３に記載の配送装置。
粒子サイズ分布の主要部分は、約１μｍ〜約３０μｍの範囲にある請求項１９４に記載の配送装置。
粒子サイズ分布の主要部分は、約１０μｍ〜約３０μｍの範囲にある請求項１９５に記載の配送装置。
粒子サイズ分布の主要部分は、約１０μｍ〜約２０μｍの範囲にある請求項１９６に記載の配送装置。
粒子サイズ分布の主要部分は、約１５μｍ〜約３０μｍの範囲にある請求項１９７に記載の配送装置。
前記ノーズピースは、単一のカフ部材を有する請求項１５４〜１９８のいずれかに記載の配送装置。
前記少なくとも１つのカフ部材は、前記ノズルの回りに配設された実質的に環状の部材である請求項１９９に記載の配送装置。
前記ノーズピースは、複数のカフ部材を有する請求項１５４〜１９８のいずれかに記載の配送装置。
前記ノーズピースは、その周辺の回りに配設された複数のカフ部材を有する請求項２０１に記載の配送装置。
前記複数のカフ部材は、前記ノズルの長さ方向に沿って一カ所に配設されている請求項２０２に記載の配送装置。
前記ノーズピースは、前記ノズルの長さ方向に沿って離れた位置に第１および第２のカフ部材を有する請求項２０２に記載の配送装置。
前記複数のカフ部材の１つは、前記ノズルの末端に配設されている請求項２０４に記載の配送装置。
前記少なくとも１つのカフ部材は、拡大可能なカフ部材であり、この部材は、患者の鼻腔内にはめ込まれたときに拡大されるものである請求項１５４〜２０５のいずれかに記載の配送装置。
前記少なくとも１つの拡大可能なカフ部材は、患者の呼気に続いて拡大されるように構成されている請求項２０６に記載の配送装置。
前記少なくとも１つの拡大可能なカフ部材は、患者の呼気に応答して拡大されるように構成されている請求項２０６または２０７に記載の配送装置。
前記少なくとも１つのカフ部材は、膨張可能な部材である請求項２０６〜２０８のいずれかに記載の配送装置。
前記少なくとも１つのカフ部材は、患者の呼気からの空気で膨張されるように構成されている請求項２０９に記載の配送装置。
前記少なくとも１つのカフ部材は、患者の呼気とは別の気体源によって膨張されるように構成されている請求項２０９に記載の配送装置。
前記膨張可能なカフ部材は、圧縮された要素を備え、この要素は、大気に通じたときに、膨張されるものである請求項２０９に記載の配送装置。
患者の呼気に応答して前記配送部を作動するための作動機構を更に備える請求項１５４〜２１２のいずれかに記載の配送装置。
患者の鼻管に物質を配送するための経鼻配送装置であって、
患者の鼻腔にはめ込まれるためのノーズピースと、
前記ノーズピースの第１の配送出口を通して物質を配送するための配送部と、
前記ノーズピースの少なくとも１つの第２の配送出口を通して気体の流れを供給するための気体供給部とを備え、
前記ノーズピースは、使用時に患者の鼻管に配送される物質が通過する第１の配送出口と、使用時に、患者の呼気とは別に、患者の鼻管に配送される少なくとも１つの気体流が通過する少なくとも１つの第２の配送出口とを有するものであることを特徴とする配送装置。
マウスピースユニットを更に備え、使用時にそこを通して患者が息を吐き出すことで、患者の口咽頭帆を閉鎖する請求項２１４に記載の配送装置。
前記少なくとも１つの第２の配送出口は、そこから配送される前記少なくとも１つの気体流が、前記第１の配送出口から配送される物質と相互作用するように、配設されている請求項２１４または２１５に記載の配送装置。
前記少なくとも１つの第２の配送出口から配送される前記少なくとも１つの気体流は、前記第１の配送出口から配送される物質を案内するものである請求項２１６に記載の配送装置。
前記少なくとも１つの第２の配送出口は、実質的に環状の出口である請求項２１４〜２１７のいずれかに記載の配送装置。
前記環状の配送出口は、前記第１の配送出口の回りに配設されている請求項２１８に記載の配送装置。
患者の呼気によって前記配送部および前記気体供給部を作動するための作動機構を更に備える請求項２１４〜２１９のいずれかに記載の配送装置。
前記作動機構は、前記配送部に先行して前記気体供給部の作動を開始し、これにより、前記第１の配送出口を通して物質が配送される前に、前記少なくとも１つの第２の配送出口を通して気体流が配送されるように構成されている請求項２２０に記載の配送装置。
前記物質は、粉体である請求項２１４〜２２１のいずれかに記載の配送装置。
前記物質は、粉体エアゾールとして配送される請求項２２２に記載の配送装置。
前記物質は、液体である請求項２１４〜２２１のいずれかに記載の配送装置。
前記液体は、溶液または懸濁の一方として配送される請求項２２４に記載の配送装置。
前記物質は、液体エアゾールとして配送される請求項２２４または２２５に記載の配送装置。
前記物質は、液体ジェットとして配送される請求項２２４または２２５に記載の配送装置。
粒子サイズ分布の主要部分は、約１μｍ〜約８０μｍの範囲にある請求項２２２〜２２７のいずれかに記載の配送装置。
粒子サイズ分布の主要部分は、約１μｍ〜約５０μｍの範囲にある請求項２２８に記載の配送装置。
粒子サイズ分布の主要部分は、約１μｍ〜約３０μｍの範囲にある請求項２２９に記載の配送装置。
粒子サイズ分布の主要部分は、約１０μｍ〜約３０μｍの範囲にある請求項２３０に記載の配送装置。
粒子サイズ分布の主要部分は、約１０μｍ〜約２０μｍの範囲にある請求項２３１に記載の配送装置。
粒子サイズ分布の主要部分は、約１５μｍ〜約３０μｍの範囲にある請求項２３２に記載の配送装置。
気体供給部は、気体の流れを供給するための気体ポンプユニットを備え、この気体ポンプユニットは、気体を含有したチャンバと、このチャンバ内を移動可能なピストン部材とを有し、前記チャンバからの気体の流れを前記少なくとも１つの第２の配送出口を通して配送するものである請求項２１４〜２３３のいずれかに記載の配送装置。
前記配送部は、前記第１の配送出口へ物質の流れを配送するためのポンプユニットを備え、このポンプユニットは、物質を含有したチャンバと、このチャンバ内を移動可能なピストン部材とを有し、前記チャンバからの物質の流れを前記第１の配送出口を通して配送するものである請求項２１４〜２３４のいずれかに記載の配送装置。
前記気体供給部および前記配送部は、一体化されたユニットとして形成され、共通の駆動ユニットによって作動可能である請求項２３４および２３５に記載の配送装置。
前記気体供給部のピストン部材は、前記配送部のピストンを駆動するように構成されている請求項２３６に記載の配送装置。
前記気体供給部および前記配送部の両ピストン部材は、一体的に形成されている請求項２３６に記載の配送装置。
前記気体供給部および前記物質供給部の両ピストン部材を駆動して、気体および物質の流れを配送するための駆動ユニットを更に備える請求項２３６〜２３８のいずれかに記載の配送装置。
前記駆動ユニットは、前記気体供給部および前記物質供給部のピストン部材を一挙動で駆動するように構成されている請求項２３９に記載の配送装置。
前記駆動ユニットは、一挙動で、先ず前記気体供給部のピストン部材を駆動し、続いて前記気体供給部および前記物質供給部の両ピストン部材を同時に駆動するように構成されている請求項２４０に記載の配送装置。
前記配送部は、液体物質を供給するための液体ポンプユニットを備える請求項２１４〜２４１のいずれかに記載の配送装置。
前記配送部は、粉体物質を供給するための粉体ポンプユニットを備える請求項２１４〜２４１のいずれかに記載の配送装置。
前記第１の配送出口は、エアゾールを発生するためのノズル出口である請求項２１４〜２４３のいずれかに記載の配送装置。
前記エアゾールは、液体エアゾールである請求項２４４に記載の配送装置。
前記エアゾールは、粉体エアゾールである請求項２４４に記載の配送装置。
前記第１の配送出口は、ジェットを発生するためのノズル出口である請求項２１４〜２４３のいずれかに記載の配送装置。
前記配送部は、エアゾールを供給するためのネブライザーを備える請求項２１４〜２３３のいずれかに記載の配送装置。
前記配送部は、エアゾールを供給するためのエアゾールキャニスターを備える請求項２１４〜２３３のいずれかに記載の配送装置。
前記ノーズピースは、使用時に配送される患者の呼気からの空気流を通す少なくとも１つの第３の配送出口を有し、前記配送される空気流は、前記第１の配送出口を通して配送される物質を運ぶように作用する請求項２１４〜２４９のいずれかに記載の配送装置。
前記少なくとも１つの第３の配送出口は、前記第１の配送出口の回りに配設された実質的に環状の経路を有する請求項２５０に記載の配送装置。