JP2005354527A - 画像記録装置及び制御方法 - Google Patents

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JP2005354527A JP2004174600A JP2004174600A JP2005354527A JP 2005354527 A JP2005354527 A JP 2005354527A JP 2004174600 A JP2004174600 A JP 2004174600A JP 2004174600 A JP2004174600 A JP 2004174600A JP 2005354527 A JP2005354527 A JP 2005354527A
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Abstract

【課題】 手振れ補正手段を有する撮像装置において常に最適な防振制御を行うこと。
【解決手段】 画像記録装置は、制御部101による制御によって、画像データに基づいて一又は複数の関連データを生成し、前記画像データと前記一又は複数の関連データとを関連付けて記録媒体106に記録し、記録媒体106に記録した前記画像データ及び前記一又は複数の関連データの少なくとも1つを選択し、この選択したデータを記録媒体106から削除する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像記録装置及び制御方法に関するものである。
近年のデジタルカメラには、撮像した本画像のデータを記録装置に保存する際に、画像の保存形式を複数種類の中から指定可能なものがある(例えば、特許文献1参照)。このような保存形式としては、RAW形式、JPEG形式等が存在する。RAW形式は、現像処理を行う前の本画像データであるRAW画像データを保存する形式である。JPEG形式は、JPEG規格に準拠した画像圧縮方法で圧縮された本画像データであるJPEG画像データを保存する形式である。特に、JPEG形式では、可逆圧縮が用いられることが多いため、圧縮率が高くなると画質が劣化するという欠点がある。しかしながら、JPEG形式では、データ量を非常に小さくすることができ、また、広く使用されているため、多くの再生装置で表示や印刷が可能であるという利点がある。
また、デジタルカメラでは、本画像データに様々な付属データを付加して保存することができる。本画像データには、例えば、本画像データの撮影日時、レンズに関する情報、撮影場所の経度及び緯度などを表す撮影情報を付加して保存することができる。また、本画像データには、例えば、本画像データをデジタルカメラの小さな表示器で確認できるように生成された縮小画像データ、縮小画像データの一部分を拡大して表示するときに用いられる拡大表示用縮小画像データ、音声データ、本画像データの改ざんを検出するためのデータであるMAC(Message Authentication Code)を付加して保存することもできる。
特開平11−234544号公報
しかしながら、本画像データを複数種類の保存形式で記録装置に保存したり、本画像データに縮小画像データ、拡大表示用縮小画像データ、撮影情報、音声データ及びMACを付加した保存したり等を記録装置に保存したりするためには、本画像データを記録する記録領域の他に、別の記録領域を確保しなければならない。特に、デジタルカメラでは、装着可能な記録媒体の容量が比較的小規模であるため、本画像データを複数種類の保存形式で保存したり、縮小画像データや撮影情報等を保存したりすることによって、本画像データを保存するための記録領域が削られてしまうという問題がある。
したがって、従来では、記録媒体に記録された本画像データのうちから不要なものをユーザが選択し、その本画像データ及びこれに関連付けられた各種データを纏めて削除するか、或いは、記録媒体に保存された全てのデータを削除していた。
このような単純な削除方法では、不必要なデータにより空き容量が占められてしまい、特に、不要な本画像データが無い場合には空き容量を確保できないという問題があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、空き容量を効果的に確保することを目的とする。
本発明に係る画像記録装置は、画像データに基づいて一又は複数の関連データを生成する生成部と、前記画像データと前記一又は複数の関連データとを関連付けて記録する記録部と、前記記録部に記録された前記画像データ及び前記一又は複数の関連データの少なくとも1つを選択する選択部と、前記選択部で選択されたデータを前記記録部から削除する削除部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る制御方法は、画像を撮像してその画像データを取得する取得工程と、前記画像データに基づいて該画像データに関連する一又は複数の関連データを生成する生成工程と、前記画像データと前記一又は複数の関連データとを記録部に記録する記録工程と、前記記録部に記録された前記画像データ及び前記一又は複数の関連データのうちから所定のデータを選択する選択工程と、前記選択工程で選択された所定のデータを前記記録部から削除する削除工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、空き容量を効果的に確保することができる。
以下、本発明の好適な実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の好適な実施形態に係る画像記録装置の一例であるデジタルカメラ100の構成を示す図である。制御部101は、デジタルカメラ100の各部の制御を司る。バス102は、デジタルカメラ100各部の制御信号やデータ信号のやり取りを行う。ROM(読み出し専用メモリ)103は、制御プログラム等を格納する。RAM(ランダムアクセスメモリ)104は、各種データの一時記憶などに使用される。表示部105は、画像情報や文字情報を表示可能であり、ディスプレイに代表される。記録媒体106は、画像データや各種データを記録し保存する半導体メモリやハードディスクなどの記録媒体であり、デジタルカメラ100に着脱可能である。本実施形態では、記録媒体106が例えばメモリカードである場合を説明する。メモリカードとは、不揮発性メモリを有するカード状の記録媒体である。入力部107は、デジタルカメラ100の各種操作を指示するための入力装置であり、シャッターボタン、再生表示を指示するボタンやスイッチ類、キーボードなどが含まれる。通信部108は、パーソナルコンピュータや遠隔制御装置などの機器と通信プロトコルを介してデータ通信等を行う。
入力部107から撮影指示があると、制御部101は、焦点が合う位置に撮影レンズ109を駆動させ、適切な絞り値とシャッター速度を決定して絞り110およびシャッター111を駆動させる。撮影像の光学像は、イメージセンサー112により電気的な信号に変換された後に、デジタル化されたデジタル画像データとして記録媒体106に保存される。入力部107から画像再生表示の指示があると、制御部101は、記録媒体106に保存された画像データを読み出して、表示部105に再生表示する等の一連の動作を行うように各部を制御する。
図2は、図1のデジタルカメラ100の外観を示す概略図である。図2(a)は正面図、図2(b)は背面図をそれぞれ示す。シャッターボタン201は、ユーザがデジタルカメラ100に対して撮影の指示を与えるための入力装置である(図1の入力部107に対応する)。シャッターボタン201としては、off状態と半押し状態と全押し状態の3段階の位置を取る構成が多くのカメラで採用されており、本実施形態においても3段階の位置を取るものを採用することができる。従って、本実施形態のシャッターボタン201は、半押し状態で測光制御や焦点検出制御を行い、全押し状態で撮影の指示を与える制御を行い、off状態でこれらの制御をオフするように動作する。しかしながら、本実施形態のシャッターボタン201は、このような構成に限定されず、2段階又は4段階以上の位置を取る他の構成を採用してもよい。撮影レンズ202は、図1の撮影レンズ109に対応する撮影用のレンズであり、撮像対象の画像を結像する。撮影レンズ202で結像された画像は、不図示の変換素子によって電子信号に変換される。前記変換素子で変換された電子信号は、表示器210によって画像として表示される。メモリカードスロット203は、記録媒体106をデジタルカメラ100に装填するためのスロットである。メモリカードスロット203に差し込まれた記録媒体106は、デジタルカメラ100の各種情報を保存したり、保存した各種情報をデジタルカメラ100で呼び出して使用したりするために用いられる。通信ポート204は、デジタルカメラ100と外部装置とを接続するためのポートである(図1の通信部108に対応する)。通信ポート204は、主にパーソナルコンピュータや他の画像記録装置とデジタルカメラ100とを接続するために用いられる。このような通信ポートとしては、ケーブルを介して接続するタイプと、赤外線や電波を介して接続するタイプとが存在するが、本実施形態では、どちらのタイプを用いてもよい。デジタルカメラ100と外部装置との間の撮影画像データの送受信は、通信ポート204を介して行われる。光学ファインダー205は、撮影画像を確認するために使用される。電源スイッチ206は、デジタルカメラ100のON状態とOFF状態とを切り替えるスイッチである。電気的スイッチ207、208、209は、本実施形態のデジタルカメラ100の各種動作を指示するための入力装置である(図1の入力部107に対応する)。このような電気的スイッチとしては、ボタン式やダイアル式等の各種形式が存在するが、本実施形態では、いずれの形式を用いてもよい。本実施形態では、電気的スイッチ207、208、209は、特に画像再生の起動、再生画像の順送り・逆送り、画像データの全部又は一部の削除等の操作に用いられる。表示器210は、数字、文字及びアイコン等を表示可能な表示装置である(図1の105に対応する)。表示器210はまた、縮小画像データ又は拡大表示用縮小画像データの表示にも使用される。なお、縮小画像データの解像度(画像サイズ)は表示器210の表示画面に適合したものであり、拡大表示用縮小画像データの解像度(画像サイズ)は縮小画像データの解像度よりも大きいものである。
図3は、図1の記録媒体106の記憶領域300を概念的に図示したものである。図3(a)及び図3(b)では、複数の保存形式で保存された本画像データが存在している場合に、いずれか一方を削除する場合の概念をそれぞれ示している。なお、本発明の保存形式はRAW形式やJPEG形式に限定されるものではない。
図3(a)に示すように、RAW形式の本画像データ(RAW画像データ)が記録領域301に記録されており、JPEG形式の本画像データ(JPEG画像データ)が記録領域302に記録されている。入力部107(例えば、電気的スイッチ207、208、209)からRAW画像データを削除する指示が成されると、矢印の右側に図示するように、記録領域301は空き領域となる。
図3(b)に示すように、RAW形式の本画像データ(RAW画像データ)が記録領域301に記録されており、JPEG形式の本画像データ(JPEG画像データ)が記録領域302に記録されている。入力部107からJPEG画像データを削除する指示が成されると、矢印の右側に図示するように、記録領域301は空き領域となる。
このように、本画像データが2種類の保存形式で保存されている場合では、ユーザは、入力部107から、いずれかの保存形式のデータを選択し、不必要な保存形式で保存された本画像データを選択的に削除することができる。
図4は、図1の記録媒体106の記憶領域300を概念的に図示したものである。図4に示すように、本画像データが記録領域401に記録されており、記録領域401に記録された本画像データに対応する音声データが記録領域402に記録されている。入力部107から音声データを削除する指示が成されると、矢印の右側に図示するように、記録領域402は空き領域となる。
このように、本画像データがこれに対応する音声データと共に保存されている場合では、ユーザは、入力部107から、この音声データを選択し、本画像データを保存したままの状態でこの音声データを選択的に削除することができる。
図5は、図1の記録媒体106の記憶領域300を概念的に図示したものである。図5に示すように、本画像データは記録領域501に記録されており、記録領域501に記録された本画像データを縮小した縮小画像データは記録領域502に記録されている。入力部107から縮小画像データを削除する指示が成されると、矢印の右側に図示するように、記録領域502は空き領域となる。
このように、本画像データがこれに対応する縮小画像データと共に保存されている場合では、ユーザは、入力部107から、この縮小画像データを選択し、本画像データを保存したままの状態でこの縮小画像データを選択的に削除することができる。
図6は、図1の記録媒体106の記憶領域300を概念的に図示したものである。図6に示すように、撮影情報が記録領域601に記録され、縮小画像データが記録領域602に記録され、本画像データが記録領域603に記録され、記録領域602に記録された縮小画像データの一部分を拡大して表示するための拡大表示用縮小画像データが記録領域604に記録されている。ここで、拡大表示用縮小画像データとは、縮小画像データの一部分を拡大して表示するときに使用される画像データであり、縮小画像データを生成するときに一緒に生成されるものである。また、拡大表示用縮小画像データは、縮小画像データの解像度よりも大きく、本画像データの解像度よりも小さくなるように生成される。入力部107から拡大表示用縮小画像データを削除する指示が成されると、矢印の右側に図示するように、記録領域604は空き領域となる。
このように、本画像データがこれに対応する拡大表示用縮小画像データと共に保存されている場合では、ユーザは、入力部107から、この拡大表示用縮小画像データを選択し、本画像データを保存したままの状態でこの拡大表示用縮小画像データを選択的に削除することができる。
図7は、図1の記録媒体106の記憶領域300を概念的に図示したものである。図7に示すように、撮影情報が記録領域701に記録され、縮小画像データが記録領域702に記録され、本画像データが記録領域703に記録され、記録領域703に記録された本画像データが改ざんされているか否かを検出するためのデータであるMAC(Message Authentication Code)が記録領域704に記録されている(図7(a)の矢印の左側に対応)。入力部107からMAC(Message Authentication Code)を削除する指示が成されると、矢印の右側に図示するように、記録領域704は空き領域となる。
このように、本画像データがこれに対応するMACと共に保存されている場合では、ユーザは、入力部107から、このMACを選択し、本画像データを保存したままの状態でこのMACを選択的に削除することができる。
図8は、図1の記録媒体106の記憶領域300を概念的に図示したものである。図8に示すように、撮影情報が記録領域801に記録され、縮小画像データが記録領域802に記録され、本画像データが記録領域803に記録され、記録領域803に記録されている。入力部107から撮影情報の一部を削除する指示が成されると、矢印の右側に図示するように、記憶領域801aは空き領域となる。
このように、本画像データがこれに対応する撮影情報と共に保存されている場合では、ユーザは、入力部107から、この撮影情報の一部を選択し、この撮影情報の他の部分を残した状態でこの撮影情報の一部を選択的に削除することができる。
図9は、図1の表示部105に表示された、画像ファイルの削除及び画像に纏わる各種データの削除をユーザが指示する際の作業画面を例示的に示す図である。
図9(a)は画像を再生表示している状態を示す。この表示例では、一の画像が表示されているが、入力部107から、順送り再生表示あるいは逆送り再生表示を指示することによって、記憶部106に格納された他の画像を表示することが可能である。これは、一般的に広く実現されている操作仕様である。ユーザは、このように画像を表示再生して閲覧し、不要な画像があれば、その場でその画像を削除できるように構成されている。
図9(b)は図9(a)に示すように再生表示されている画像に対して、入力部107から、削除指示された直後の画面の一例を示す。この例では、削除指示を取り消すための「キャンセル」と共に、再生表示されている画像及びその画像に関連付けられた全てのオブジェクトの削除を実行指示するための「削除」モードと、再生表示されている画像に関連付けられたデータの一部の削除を実行指示するための「一部データ削除」モードとが表示部105に表示されている。ユーザは、再生表示された画像を確認しながら、再生表示された画像と共に表示されているこれらのモードを選択し、どの操作を行うかを入力部107から指示することができる。ここで「キャンセル」が指示された場合は、削除の指示を取り消して図9(a)の状態に戻る。「削除」が指示された場合には再生表示されている画像及びその画像に関連付けられた全てのオブジェクトが削除される。「一部データ削除」が指示された場合は、図9(c)に示すように、再生表示されている画像に関連付けられたデータの一部を削除する操作メニューが表示部105によって表示される。この操作メニューでは、関連データの各々を示す情報(「RAW」、「JEPG」、「音声」、「拡大」、「MAC」、「撮影情報」など)が表示される。
図9(c)の画面例では、一部データ削除指示を取り消すための「キャンセル」と、再生表示されている画像及びその画像に関連付けられた各種データの削除に関して操作可能なメニューとが、表示機105によって表示され、ユーザの指示をまっている状態を示している。これらの各操作メニューは、それに対応する削除可能な各種データが存在する場合に表示される。例えば、再生表示されている画像がRAW画像データとJEPG画像データの両方で保存されている場合には、「RAW」及び「JPEG」が表示され、複数の保存形式のうちいずれか一方の保存形式で保存されている場合には、その保存形式だけが表示される。同様にして、再生表示されている画像に対応する音声データが存在する場合には「音声」が表示され、再生表示されている画像に対応する拡大表示用縮小画像が存在する場合には「拡大」が表示され、再生表示されている画像に対応するMACが存在する場合には「MAC」が表示され、再生表示されている画像に対応する削除可能な撮影情報が存在する場合には「撮影情報」が表示される。なお、図9(c)では、一例として、縮小画像データが存在せずに「縮小」が表示されていない場合を例示的に示したが、本発明はこれに限定されない。
この状態で「キャンセル」が指示された場合には「一部データ削除」の指示を取り消して図9(b)の状態に戻る。「RAW」が指示された場合は図3(a)のようにRAW画像データを削除し、「JPEG」が指示された場合は図3(b)のようにJPEG画像データを削除し、「音声」が指示された場合は図3(a)のように図4のように音声データを削除し、「拡大」が指示された場合は図6のように拡大表示用縮小画像を削除し、「MAC」が指示された場合は図7のようにMACを削除し、「撮影情報」が指示された場合は削除可能な撮影情報の全部又は図8のように一部を削除する。
図10は、図1の表示部105に表示された、記録媒体106に保存された画像及びその画像に関連付けられた各種データを管理するための作業メニュー画面1000の一例を示す図である。メニュー画面1000は、ユーザが画像記憶装置100のメニューを表示する操作を指示することによって表示される。例えば、入力部107の電気的スイッチ207、208、209等を押下することによりメニュー画面1000が表示される。
図10に示すように、ここでは「記録メディア初期化」から「撮影情報の全削除」までの9種類の管理メニューが表示されているとする。「記録メディア初期化」は、記録媒体106の記憶領域300を初期化する機能であり、一般に同種の画像記録装置において広く実現されており、このような管理メニュー下に分類されるのが一般的である。「全データ削除」は、記録媒体106に格納されている画像及びその画像に関連付けられた各種データを全て削除する機能である。「全データ削除」もまた、一般にこのような管理メニュー下に分類されている。「RAW+JPEG画像のRAW画像の全削除」は、記録媒体106内にRAW画像データとJPEG画像データの両方が格納された全ての画像オブジェクトを検出して、RAW画像データのみを削除する機能である。「RAW+JPEG画像のJPEG画像の全削除」は、記録媒体106内にRAW画像データとJPEG画像データの両方が格納された全ての画像オブジェクトを検出して、JPEG画像データのみを削除する機能である。「音声データの全削除」は、記録媒体106内に格納された全ての画像オブジェクトを検出して全ての音声データを削除する機能である。「拡大表示用縮小画像の全削除」は、記録媒体106内に格納された全ての画像オブジェクトを検出して全ての拡大表示用縮小画像を削除する機能である。「縮小画像の全削除」は、記録媒体106内に格納された全ての画像オブジェクトを検出して全ての縮小画像を削除する機能である。「MACの全削除」は、記録媒体106内に格納された全ての画像オブジェクトを検出して全てのMACを削除する機能である。「撮影情報の全削除」は、記録媒体106内に格納された全ての画像オブジェクトを検出して全ての撮影情報を削除する機能である。
図11は、図10のメニューが実行指示された場合の実行確認画面を示す図である。
図10において、「RAW+JPEG画像のRAW画像の全削除」のメニューが実行指示された場合では、例えば、「RAWとJPEGの両方の形式で画像が保存されている画像を検出して、JPEG画像を記録メディアから全削除します。よろしいですか?」等のメッセージが領域1101に表示される。はいボタン1102が指示されると「RAW+JPEG画像のRAW画像の全削除」を実行し、いいえボタン1103が指示されると図10の状態に戻る。
図10において、「RAW+JPEG画像のJPEG画像の全削除」のメニューが実行指示された場合では、例えば、「RAWとJPEGの両方の形式で画像が保存されている画像を検出して、JPEG画像を記録メディアから全削除します。よろしいですか?」等のメッセージが領域1101に表示される。はいボタン1102が指示されると「RAW+JPEG画像のJPEG画像の全削除」を実行し、いいえボタン1103が指示されると図10の状態に戻る。
図10において、「音声データの全削除」のメニューが実行指示された場合では、例えば、「音声データを記録メディアから全削除します。よろしいですか?」等のメッセージが領域1101に表示される。はいボタン1102が指示されると「音声データの全削除」を実行し、いいえボタン1103が指示されると図10の状態に戻る。
図10において、「拡大表示用縮小画像の全削除」のメニューが実行指示された場合では、例えば、「拡大表示用縮小画像を記録メディアから全削除します。よろしいですか?」等のメッセージが領域1101に表示される。はいボタン1102が指示されると「拡大表示用縮小画像の全削除」を実行し、いいえボタン1103が指示されると図10の状態に戻る。
図10において、「縮小画像の全削除」のメニューが実行指示された場合では、例えば、「縮小画像を記録メディアから全削除します。よろしいですか?」等のメッセージが領域1101に表示される。はいボタン1102が指示されると「縮小画像の全削除」を実行し、いいえボタン1103が指示されると図10の状態に戻る。
図10において、「MACの全削除」のメニューが実行指示された場合では、例えば、「MACが保存されている画像を検出して、MACを全削除します。よろしいですか?」等のメッセージが領域1101に表示される。はいボタン1102が指示されると「MACの全削除」を実行し、いいえボタン1103が指示されると図10の状態に戻る。
図10において、「撮影情報の全削除」のメニューが実行指示された場合では、例えば、「撮影情報が保存されている画像を検出し、撮影情報を全削除します。よろしいですか?」等のメッセージが領域1101に表示される。はいボタン1102が指示されると「撮影情報の全削除」を実行し、いいえボタン1103が指示されると図10の状態に戻る。
図12は、図11の処理において、はいボタン1102が指示されることによって、機能が実行処理中である場合に、例えば、「処理中です。しばらくお待ちください。」等のメッセージが表示される。このメッセージによってユーザに対して処理中であることが示される。
図13は、図11において、「RAW+JPEG画像のRAW画像の全削除」に対して、はいボタン1102が指示される前後の記録媒体106内の各種データの存在状況を図示したものである。この例においては、RAW画像データとJPEG画像データがそれぞれ別々のファイルとして保存されて画像オブジェクトを形成している。RAW画像データは、拡張子として”RAW”の文字列が割り当てられ、JPEG画像データは拡張子として”JPG”の文字列が割り当てられている。図13(a)が実行前、図13(b)が実行後であり、図示するように実行後には全てのRAW画像データが削除されている。「RAW+JPEG画像のRAW画像の全削除」以外の各種データの全削除に関しても同様であるので、説明は省略する。
図14は、本発明の好適な実施形態に係る画像記録装置の処理手順を示すフローチャートである。図14のフローチャートはROM103内のプログラムの制御処理を説明したものである。制御部101は、電源投入されるなどしてデジタルカメラ100が動作可能な状態になると、ROM103に格納されたプログラムによる制御を実行する。
ステップ14−1では、制御部101が、ハードウェアの初期化および変数などの初期化を実行する初期化処理を実行する。
ステップ14−2では、ステップ14−1での初期化が終了すると、制御部101が、デジタルカメラ100がユーザからの指示待ち状態で待機する。ユーザが入力部107のボタンやスイッチ等を操作すると、ステップ14−3に進む。
ステップ14−3では、制御部101が、指示を判定する処理を実行する。画像の再生表示が指示された場合にはステップ14−4に進み、MENU表示が指示された場合にはステップ14−5に進み、撮影やその他の指示がされた場合にはステップ14−6へ進む。
ステップ14−4では、制御部101が、図9(a)に示すような画面を表示部105に表示して、画像表示中に為される指示に対する処理全般を取り扱う再生表示処理を実行する。詳細は図21にて説明する。
ステップ14−5では、制御部101が、MENU表示処理を実行する。すなわち、制御部101が、図10で示したような画面を表示部105に表示して、さらにメニュー項目に対応する各種処理が指示されたならば当該処理を実行する。詳細は図23にて説明する。
ステップ14−6では、制御部101が、撮影処理及びその他の処理を実行する。
図15は、図14のステップ14−4の再生表示処理の詳細なフローチャートである。
ステップ15−1では、制御部101が、変数currentに最後の画像の画像番号を設定する処理を実行する。最後の画像とは、画像を撮影日時順に並べて番号付けを行った際に、最も新しい画像を意味する。
ステップ15−2では、制御部101が、current画像表示処理を実行する。すなわち、変数currentで示される画像を表示部105に表示する。この時、縮小画像が存在すれば縮小画像を表示し、もし存在しなければ本画像を表示部105の大きさに縮小した縮小画像を生成して表示する。
ステップ15−3では、制御部101が、指示待ち処理を実行する。すなわち、再生表示中の画像に対して何らかの処理を実行する場合や、他の画像を表示するための指示を待つ。ユーザが入力部107のボタンやスイッチ等を操作して有効な指示が為されたらステップ15−4に進む。
ステップ15−4では、制御部101が、指示を判定する処理を実行する。画像順送りを指示された場合にはステップ15−5に進み、画像逆送りを指示された場合にはステップ15−6に進み、削除を指示された場合にはステップ15−7に進む。
ステップ15−5では、制御部101が、変数currentの値を順方向に更新する処理を実行する。具体的には、番号をインクリメントする。currentが最後の画像の番号であったならば、循環的に先頭の番号を設定する。更新後はステップ15−2へと進み、画像を表示部105に表示する。すなわち、撮影日時順に並べた画像に対して画像を順送り表示する。
ステップ15−6では、制御部101が、変数currentの値を逆方向に更新する処理を実行する。具体的には、番号をデクリメントする。currentが先頭の画像の番号であったならば、循環的に最終の番号を設定する。更新後はステップ15−2も戻って、画像を表示部105に表示する。すなわち、撮影日時順に並べた画像に対して画像を逆送り表示する。
ステップ15−7では、制御部101が、削除メニューを表示部105に表示する処理を実行する。削除メニューは図9(b)に示すような画面であり、「キャンセル」と「削除」と「一部データ削除」の処理メニューがそれぞれ表示部105に表示される。
ステップ15−8では、制御部101が、指示待ち処理を実行する。すなわち、表示中の削除メニューのいずれかの指示を待つ。ユーザがボタンやスイッチ等を操作して有効な指示が為されたら処理をステップ15−9に進む。
ステップ15−9では、制御部101が、指示を判定する処理を実行する。「キャンセル」が指示された場合にはステップ15−2に戻り、「削除」が指示された場合にはステップ15−10へ進み、「一部データ削除」が指示された場合にはステップ15−11に進む。
ステップ15−10では、制御部101が、画像オブジェクトを削除する処理を実行する。すなわち、表示中の画像及びその画像に関連付けられた全てのデータを記録媒体106から削除する。
ステップ15−11では、制御部101が、一部データ削除メニューを表示部105に表示する処理を実行する。一部データ削除メニューは、図9(c)に示すような画面であり、一部データ削除指示を取り消すための「キャンセル」と、表示画像及びその画像に関連付けられた各種データの削除に関して操作可能なメニューが表示される。これらの操作メニューは各種データが存在する場合に表示される。例えば、画像データがRAW画像データとJEPG画像データの両方で保存されている場合には「RAW」および「JPEG」が表示される。画像データに対応する音声データが存在する場合には「音声」が表示される。画像データに対応する拡大表示用縮小画像が存在する場合には「拡大」が表示される。画像データに対応するMACが存在する場合には「MAC」が表示される。画像データに対応する削除可能な撮影情報が存在する場合には「撮影情報」が表示される。
ステップ15−12では、制御部101が、指示待ち処理を実行する。すなわち、表示中の一部データ削除メニューのいずれかの指示を待つ。ユーザが入力部107のボタンやスイッチ等を操作して有効な指示がなされたらステップ15−13に進む。
ステップ15−13では、制御部101が、指示を判定する処理を実行する。「キャンセル」が指示された場合にはステップ15−2に戻り、「RAW」「JPEG」「音声」が指示された場合にはステップ15−14へ進み、「拡大」「MAC」「撮影情報」が指示された場合にはステップ15−15へ進む。
ステップ15−14では、制御部101が、ファイル削除処理を実行する。すなわち、ステップ15−12で指示された一部データに対応するRAW画像データやJPEG画像データや音声データを削除する。
ステップ15−15では、制御部101が、領域削除処理を実行する。すなわち、15−12で指示された一部データに対応する「拡大表示用縮小画像」「MAC」「撮影情報」の各々のデータを記憶領域300から削除する。領域削除処理の詳細は図16で説明する。
図16は、図15のステップ15−15の領域削除処理の詳細なフローチャートである。この領域削除処理では、記憶領域300から指定されたデータを削除する処理を実行する。
ステップ16−1では、制御部101が、ステップ15−12で指定された領域を含むファイルをRAM104に読み込むよう制御する。
ステップ16−2では、制御部101が、領域削除する処理を実行する。ここで、領域削除とは、メモリ上の領域を詰めるなどして再構築することである。
ステップ16−3では、制御部101が、管理領域を書き換える処理を実行する。ファイル構成として管理領域を持っている場合には、そのメンテナンスを行う。
ステップ16−4では、ファイル保存処理を実行する。すなわち、読み込んだファイルに対して領域削除して、再構築したファイルを上書き保存する。この一連の処理によって画像ファイルから所定の領域を削除する。前述の図6、図7、図8は当該領域削除処理において、各領域の削除前後の状態を図示したものである。
図17は、メニュー表示処理の詳細なフローチャートである。
ステップ17−1では、制御部101が、メニュー表示処理を実行する。すなわち、図10に示したように、記録媒体106に保存された画像や画像に纏わる各種データを管理するための作業メニュー画面を表示部105に表示する。図10に示したように、ここでは「記録メディア初期化」から「撮影情報の全削除」までの9種類の管理メニューを表示する。
ステップ17−2では、制御部101が、指示待ち処理を実行する。すなわち、表示中の作業メニューのいずれかの指示を待ち、ユーザがボタンやスイッチ等を操作して有効な指示が為されたらステップ17−3に進む。
ステップ17−3では、制御部101が、指示を判定する処理を実行する。「記録メディア初期化」が指示された場合にはステップ17−4へ進み、「全データ削除」が指示された場合にはステップ17−5へ進み、「RAW+JPEG画像のRAW画像の全削除」が指示された場合にはステップ17−6へ進み、「RAW+JPEG画像のJPEG画像の全削除」が指示された場合にはステップ17−7へ進み、「音声データの全削除」が指示された場合にはステップ17−8へ進み、「拡大表示用縮小画像の全削除」が指示された場合にはステップ17−9へ進み、「縮小画像の全削除」が指示された場合にはステップ17−10へ進み、「MACの全削除」が指示された場合にはステップ17−11へ進み、「撮影情報の全削除」が指示された場合にはステップ17−12へ進む。
ステップ17−4では、制御部101が、記録メディアを初期化する処理を実行する。
ステップ17−5では、制御部101が、全データ削除処理を実行する。全データ削除処理とは、記録媒体106に格納されている画像及びその画像に関連付けられた各種データを全て削除する処理である。
ステップ17−6では、制御部101が、RAW+JPEG画像のRAW画像を全削除する処理を実行する。すなわち、記録媒体106内にRAW画像データとJPEG画像データの両方が格納された全ての画像オブジェクトを検出して、RAW画像データのみ削除する。この処理は、後述の図18にて説明する。
ステップ17−7では、制御部101が、RAW+JPEG画像のJPEG画像を全削除する処理を実行する。すなわち、記録媒体106内にRAW画像データとJPEG画像データの両方が格納された全ての画像オブジェクトを検出して、JPEG画像のみ削除する。後述の図19にて説明する。
ステップ17−8では、制御部101が、音声データの全削除処理を実行する。すなわち、記録媒体106内に格納された全ての画像オブジェクトを検出して、全ての音声データを削除する。
ステップ17−9では、制御部101が、拡大表示用縮小画像の全削除処理を実行する。すなわち、記録媒体106内に格納された全ての画像オブジェクトを検出して、全ての拡大表示用縮小画像を削除する。
ステップ17−10では、制御部101が、縮小画像の全削除処理を実行する。すなわち、記録媒体106内に格納された全ての画像オブジェクトを検出して、全ての縮小画像を削除する。
ステップ17−11では、制御部101が、MACの全削除処理を実行する。すなわち、記録媒体106内に格納された全ての画像オブジェクトを検出して、全てのMACを削除する。
ステップ17−12では、制御部101が、撮影情報の全削除処理を実行する。すなわち、記録媒体106内に格納された全ての画像オブジェクトを検出して、全ての撮影情報を削除する。
図18は、図17のステップ17−6のRAW画像全削除処理の詳細なフローチャートである。RAW画像全削除処理は、記録媒体106内にRAW画像データとJPEG画像データの両方が格納された全ての画像オブジェクトを検出して、RAW画像データを削除する処理である。
ステップ18−1では、制御部101が、図11に示したような機能実行を確認する確認画面を表示部105に表示するよう制御する。
ステップ18−2では、制御部101が、指示待ち処理を実行する。機能実行を指示するはいボタン1102あるいは機能実行しない指示を行ういいえボタン1103のいずれかの指示を待つ。ユーザが入力部107のボタンやスイッチ等を操作して指示が為されたら処理をステップ18−3に進む。
ステップ18−3では、制御部101が、指示を判定する処理を実行する。はいボタン1102が指示された場合には処理をステップ18−4に進め、いいえボタン1103が指示された場合には処理を終了する。
ステップ18−4では、制御部101が、処理中画面表示処理を実行する。すなわち、図12に示したような画面を表示部105に表示するよう制御する。
ステップ18−5では、制御部101が、画像オブジェクトを取得する処理を実行する。画像オブジェクトとは、ある画像データと当該画像データに纏わる各種データを指しており、フローチャートで示すように全ての画像オブジェクトに対して以下の処理をループさせる。例えば、画像オブジェクトの撮影日時の順に画像オブジェクトの取得を繰り返し、全ての画像オブジェクトを処理したら、当該RAW画像全削除処理を終了する。画像オブジェクトを一つ取得したら、ステップ18−6に進む。
ステップ18−6では、制御部101が、RAW画像データとJPEG画像データの存在を判定する処理を実行する。両方が存在する場合にはステップ18−7へ進み、それ以外の場合は次の画像オブジェクトを取得するためにステップ18−5へ進む。
ステップ18−7では、制御部101が、RAW画像削除処理を実行する。すなわち、画像オブジェクトからRAW画像データのみを削除し、次の画像オブジェクトを取得するためにステップ18−5へ進む。このように画像オブジェクト一つ一つに対して処理を繰り返し、全ての画像オブジェクトに対して処理を終了したら、RAW画像全削除処理を終了する。
図19は、図17のステップ17−7のJPEG画像全削除処理の詳細なフローチャートである。JPEG画像全削除処理は、記録媒体106内にRAW画像データとJPEG画像データの両方が格納された全ての画像オブジェクトを検出して、JPEG画像データを削除する処理である。
ステップ19−1では、制御部101が、図12に示したような機能実行を確認する確認画面を表示部105に表示するよう制御する。
ステップ19−2では、制御部101が、指示待ち処理を実行する。すなわち、機能実行を指示するはいボタン1102あるいは機能実行しない指示を行ういいえボタン1103のいずれかの指示を待つ。ユーザが入力部107のボタンやスイッチ等を操作して指示が為されたらステップ19−3に進む。
ステップ19−3では、制御部101が、指示を判定する処理を実行する。はいボタン1102が指示された場合にはステップ19−4に進み、いいえボタン1103が指示された場合には処理を終了する。
ステップ19−4では、制御部101が、処理中画面表示処理を実行する。ここでは、図18に示したような画面を表示部105に表示するよう制御する。
ステップ19−5では、制御部101が、画像オブジェクトを取得する処理を実行する。画像オブジェクトとは、ある画像データと当該画像に纏わる各種データを指すものであり、フローチャートで示すように全ての画像オブジェクトに対して以下の処理をループする。例えば、画像オブジェクトの撮影日時の順に画像オブジェクトの取得を繰り返して、全ての画像オブジェクトを処理したら、当該JPEG画像全削除処理を終了する。画像オブジェクトを一つ取得したら、ステップ19−6へ進む。
ステップ19−6では、制御部101が、RAW画像データとJPEG画像データの存在を判定する処理を実行する。両方が存在する場合にはステップ19−7へ進み、それ以外の場合は次の画像オブジェクトを取得するためにステップ19−5へ進む。
ステップ19−7では、制御部101が、JPEG画像削除処理を実行する。すなわち、画像オブジェクトからJPEG画像データのみ削除し、次の画像オブジェクトを取得するためにステップ19−5へ進む。このように画像オブジェクト一つ一つに対して処理を繰り返し、全ての画像オブジェクトに対して処理を終了したら、JPEG画像全削除処理を終了する。
以上説明したように、記録装置から、縮小画像や拡大表示用縮小画像を削除すること、あるいは複数の形式で保存された本画像データのうち一方の形式の本画像データを削除すること、あるいは本画像データに対応する音声データや改ざん検知のためのデータや撮影情報を削除することを実現することによって、記録装置の空き領域を確保することが可能になり、確保した領域により重要な画像データなどを格納できる。したがって、これらの縮小画像や撮影情報等を保存しない場合では、その分だけ幾つかの本画像を撮影保存できることになる。
また、複数の形式で保存した画像ファイルについては、いずれか一方を残して他方を削除することによって、記録装置の空き領域を確保することができる。例えば、RAW形式があればパーソナルコンピュータを使ってJPEG形式を作り出すことは可能であるから、即時性を伴わない場合にはJEPG形式ファイルを削除することができる。逆に、データサイズが巨大なRAW形式で撮影した画像を削除することによって、より多くの空き領域を確保することが可能なことから、RAW形式を削除することもできる。さらには、画像の撮影情報や、音声データや、あるいは改ざん検知のためのMACなどを本画像と共に記録している場合に、これらの各種データを削除してでも記録装置の空き領域を確保することの方が重要となる場合には、これらの各種データを削除することができる。
以上のように、本発明の実施形態によれば、記録媒体の空き容量を確保したい時に、本発明による各種削除機能を実行することによって、効率良く画像や各種データを削除可能となり、ユーザにとって最小限必要なデータを保存しつつ、有効な空き容量とのトレードオフを実現することができる。
本発明の好適な実施形態に係る画像記録装置の構成を示す図である。 図1の画像記録装置の外観を示す概略図である。 図1の記録部の記憶領域を概念的に図示したものである。 図1の記録部の記憶領域を概念的に図示したものである。 図1の記録部の記憶領域を概念的に図示したものである。 図1の記録部の記憶領域を概念的に図示したものである。 図1の記録部の記憶領域を概念的に図示したものである。 図1の記録部の記憶領域を概念的に図示したものである。 図1の表示部に表示された、画像ファイルの削除及び画像に纏わる各種データの削除をユーザが指示する際の作業画面を例示的に示す図である。 図1の表示部に表示された、記録部に保存された画像及びその画像に関連付けられた各種データを管理するための作業メニュー画面の一例を示す図である。 図10のメニューが実行指示された場合の実行確認画面を示す図である。 処理中であることを示すメッセージの一例である。 各種データの存在状況を図示したものである。 本発明の好適な実施形態に係る画像記録装置の処理手順を示すフローチャートである。 図14のステップ14−4の再生表示処理の詳細なフローチャートである。 図15のステップ15−15の領域削除処理の詳細なフローチャートである。 図14のステップ14−5のメニュー表示処理の詳細なフローチャートである。 図17のステップ17−6のRAW画像全削除処理の詳細なフローチャートである。 図17のステップ17−7のJPEG画像全削除処理の詳細なフローチャートである。

Claims (14)

  1. 画像データに基づいて一又は複数の関連データを生成する生成部と、
    前記画像データと前記一又は複数の関連データとを関連付けて記録する記録部と、
    前記記録部に記録された前記画像データ及び前記一又は複数の関連データの少なくとも1つを選択する選択部と、
    前記選択部で選択されたデータを前記記録部から削除する削除部と、
    を備えることを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記選択部は、
    前記画像データ及び前記一又は複数の関連データのうちの全部のデータを削除する第1モードと、
    前記画像データ及びその関連データのうちの一部のデータを削除する第2モードと、
    を選択できるように構成されることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記画像データを表示する表示部を更に備え、
    前記表示部は、さらに、前記第1のモード及び前記第2のモードを示す情報を選択可能に表示することを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
  4. 前記表示部は、さらに、前記画像データ及びその関連データの各々を示す情報を選択可能に表示することを特徴とする請求項3に記載の画像記録装置。
  5. 前記表示部は、
    前記画像データと、
    前記画像データに関連して記憶された前記一又は複数の関連データの各々を示す情報と、
    を同時に表示することを特徴とする請求項4に記載の画像記録装置。
  6. 前記関連データは、前記画像データを縮小して表示するための縮小表示用画像であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  7. 前記関連データは、前記画像データを拡大表示するための拡大表示用縮小画像であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  8. 前記関連データは、前記画像データとは異なる保存形式で生成された画像データであることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  9. 前記関連データは、前記画像データに関連付けて取得された音声データであることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  10. 前記関連データは、前記画像データの改ざん検知用のメッセージ認証コードであることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  11. 前記関連データは、撮像画像に関連する撮影情報であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  12. 前記削除部は、前記関連データを一括して削除する機能を有することを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  13. 画像を撮像してその画像データを取得する取得工程と、
    前記画像データに基づいて該画像データに関連する一又は複数の関連データを生成する生成工程と、
    前記画像データと前記一又は複数の関連データとを記録部に記録する記録工程と、
    前記記録部に記録された前記画像データ及び前記一又は複数の関連データのうちから所定のデータを選択する選択工程と、
    前記選択工程で選択された所定のデータを前記記録部から削除する削除工程と、
    を含むことを特徴とする制御方法。
  14. 前記画像記録装置は、デジタルカメラであることを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の画像記録装置。
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