JP2000125233A - 情報管理方法および情報管理装置 - Google Patents

情報管理方法および情報管理装置

Info

Publication number
JP2000125233A
JP2000125233A JP10294059A JP29405998A JP2000125233A JP 2000125233 A JP2000125233 A JP 2000125233A JP 10294059 A JP10294059 A JP 10294059A JP 29405998 A JP29405998 A JP 29405998A JP 2000125233 A JP2000125233 A JP 2000125233A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
image file
print
file
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10294059A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000125233A5 (ja
JP4060462B2 (ja
Inventor
Hiroshi Tanaka
宏志 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP29405998A priority Critical patent/JP4060462B2/ja
Publication of JP2000125233A publication Critical patent/JP2000125233A/ja
Publication of JP2000125233A5 publication Critical patent/JP2000125233A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4060462B2 publication Critical patent/JP4060462B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記憶媒体に記憶された画像情報をプリント指
定するプリント情報との整合性を保ちつつ画像情報を管
理する際に、処理負担を軽減し、処理の高速化を図る。 【解決手段】 制御部30は、メモリカード16に記録され
た画像ファイルを表示パネル18に表示させて、その画像
ファイルを消去する際に、その画像ファイルがプリント
指定されているか否かを、画像ファイル内の被プリント
情報の有無に基づいて判断して、被プリント情報がある
場合には、その画像ファイルをプリント指定しているジ
ョブを確認して、そのプリント指定情報を削除して画像
ファイルを消去し、その画像ファイル内に被プリント情
報がない場合にはその画像ファイルをそのまま消去す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報管理方法およ
び情報管理装置に係り、たとえば、画像情報をプリント
するための指定を行なうプリント情報とその画像情報と
が記憶された記憶媒体における記憶情報を管理する情報
管理方法および情報管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルカメラやムービーカメラ
などの撮像装置およびコンピュータ処理装置にインスト
ールされた画像処理ソフトウェアなどにて、たとえばフ
ルカラーの写真画像や動画像を表わすアナログもしくは
ディジタル画像信号を得ることが可能になってきた。こ
のような画像情報はたとえばメモリカードや磁気ディス
クなどの記憶媒体に蓄積されて、ハードコピーをとる際
に記憶媒体から読み出されてプリンタに供給される。プ
リンタ側では供給される画像情報に応じたカラー画像を
記録紙上に形成して、使用者はその記録画像を鑑賞す
る。
【0003】このようなプリンタとして、たとえば、特
開平6-8537号公報には、メモリカードに記録されている
画像データをプリントジョブで指定された枚数および順
序でプリントするシステムが記載されている。このシス
テムにおけるプリントジョブ情報は、プリンタ側にて操
作されてプリントプログラム情報の記憶領域に格納さ
れ、この領域にはジョブNoと画像番号と枚数、さらには
マルチプリントに関する情報が書き込まれる。プリンタ
はこのプリントジョブ情報を参照してプリントを実行す
る。
【0004】また、最近では、画像情報を記録した記憶
媒体を顧客より受け付けて、その記録画像をプリント出
力するデジタル写真の出力サービスが開始されている。
この場合、記録されている画像情報のどのコマを何枚プ
リントしたいのかを表わす注文情報をパソコン等を利用
して記録媒体上に作成して、プリント出力したい画像情
報と注文情報とが記録された記憶媒体をプリント出力サ
ービスの窓口に持ち込む。プリント出力を行なうラボな
どでは、記録媒体に記録された注文情報に従って、指定
される写真画質のプリントを作成して顧客に提供する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなプリント
ジョブ情報や注文情報などのような自動的にプリントを
行なったり注文を指定したりするプリント情報を、たと
えば、撮像画像をメモリカード等の記憶媒体に記録する
ディジタルカメラで作成することが考えられる。しか
し、カメラのような装置では撮像した画像を新規に記憶
媒体に記録したり、また記録された画像情報を消去する
機会が多いため、あるコマ画像を消去する場合、プリン
ト情報の内容を確認して、そのコマがプリントするよう
に指定されているかどうかを判断し、プリント指定され
ている場合には、画像情報とプリント情報との整合性を
保つために、プリント情報の内容をその消去にあわせて
修正・削除する必要がある。この結果、画像情報の削除
処理において、その画像情報がプリント指定されていな
いことをプリント情報を参照して確認する必要があるの
で確認処理に多くの時間を要し、装置にとって処理負荷
が増大するという問題があった。また、消去しようとす
る画像情報がプリント指定されている場合においても、
プリント情報における指定内容をすべて調べる必要があ
り、このため処理に時間を要するという問題があった。
このように画像情報とプリント情報との記憶管理を行な
う場合、ただ単に画像の削除およびプリント情報の修正
等のファイル管理を行なっただけでは、様々な処理を行
なうカメラなどの処理装置において処理負担が増大し、
また、このため装置内の各部を制御する際および画像情
報を処理する際の処理時間が長くなって、処理装置の動
作が遅くなり、ひいては装置の使い勝手が悪化するとい
う問題があった。また、処理速度を高めるために、カメ
ラ等を構成する部品をさらに高速処理可能なものにする
ことが考えられるが、この場合、装置のコストアップ、
さらには消費電流の増大につながってしまう。
【0006】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、記憶媒体に記憶された画像情報をプリント指定する
プリント情報との整合性を保ちつつ画像情報を管理する
際に、処理負担を軽減し処理の高速化を図ることのでき
る情報管理方法および情報管理装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、画像データを含む画像ファイルと、画像
データをプリント指定する指定情報を含むプリントファ
イルとが記録される記憶媒体に対し、記憶媒体に記憶さ
れている情報を管理する情報管理方法において、この方
法は、画像ファイルを消去する際に、画像ファイル内の
画像データがプリントファイル内の指定情報によって指
定されていることを示す被プリント情報が画像ファイル
内に存在するか否かを識別し、画像ファイル内に被プリ
ント情報がない場合には、プリントファイルの内容を確
認せずに画像ファイルを消去し、画像ファイル内に被プ
リント情報がある場合には、プリントファイル内の画像
ファイルに対する指定情報を削除し、画像ファイルを消
去することを特徴とする。
【0008】また、本発明は上述の課題を解決するため
に、画像データを含む画像ファイルと、画像データをプ
リント指定する指定情報を含むプリントファイルとが記
録される記憶媒体に対し、記憶媒体に記憶されている情
報を管理する情報管理装置において、この装置は、記憶
媒体を着脱可能に装着して記憶媒体に対する情報の書込
みおよび読出しを可能とする接続手段と、接続手段にて
装着される記憶媒体の記録情報を管理する制御手段とを
含み、制御手段は、記憶媒体に記録された画像ファイル
を消去する消去手段と、記憶媒体に記録されたプリント
ファイルを更新する更新手段と、指定情報により画像フ
ァイルがプリント指定されている旨を示す被プリント情
報が、画像ファイル内に存在するか否かを識別する識別
手段とを含み、消去手段によって前記画像ファイルを消
去する際に、被プリント情報がないと識別手段によって
識別されると、消去手段は画像ファイルを消去し、被プ
リント情報があると識別されると、消去手段は前記プリ
ントファイル内の画像ファイルに対する指定情報を削除
し、画像ファイルを消去することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明が
適用されたディジタルカメラの一実施例を詳細に説明す
る。図2を参照すると本実施例におけるディジタルカメ
ラ10の外観図が示されている。このカメラ10は、電源ス
イッチ11がオン状態に操作されて、不図示の撮像レンズ
に入射されて撮像素子に結像する被写界像をレリーズ釦
12への操作に応動して電気信号に変換し、変換された撮
像信号を画像処理および符号化処理して、処理された符
号化データ等を、カードスロット14に着脱自在に装着さ
れるメモリカード16に記録する撮像装置である。メモリ
カード16は、たとえばフラッシュROM やEEPROM素子等の
不揮発性半導体メモリを搭載した記憶媒体であり、また
バッテリバックアップされたSRAMにて記憶情報の保持を
行なってもよい。また、メモリカードに代えてフロッピ
ーディスクや光ディスクなどのような、磁気や光により
情報が書き込まれて保持される情報記憶媒体でもよい。
【0010】このカメラ10はまた、メモリカード16に記
録された画像情報を読み出して復号し、その画像を表示
パネル18に表示する再生機能を有し、表示パネル18には
さらに再生画像に関する各種情報が表示される。本カメ
ラ10は、被写界を撮像してその撮像映像を表示し、レリ
ーズ釦12が押下されると撮像画像をメモリカード16に記
録する撮影・記録モードと、メモリカード16に記録され
た画像を表示させる再生モードと、各種動作条件・機能
を指定選択する設定モードと、カメラ10をパソコン等に
接続して情報転送を行なう通信モードとがあり、モード
選択ダイヤル20を所定の角度に回動させてこれら各モー
ドを選択する。とくに再生モードにおいて、設定釦22、
順送り釦(+釦)24および逆送り釦(−釦)26を使用し
て選択表示された画像を後にプリントすることを指定し
ておくプリント情報を作成し、これをプリントファイル
としてメモリカード16に書き込み、またプリント情報を
修正してプリントファイルを更新することができる。
【0011】本実施例におけるカメラ10は、メモリカー
ド16に記録された画像情報を消去釦28を使用して消去す
る際に、その画像情報がプリント情報にてプリント指定
されているか否かを、プリントファイルの内容を確認す
ることなく判別し、記録情報の管理を行なうことができ
る処理装置である。このカメラ10を図1を参照して詳細
に説明すると、本カメラ10各部の動作を制御する制御部
(CPU) 20には、撮像部32、信号処理部34、フレームメモ
リ36、圧縮解凍処理部38、カードスロット14および操作
部40が、それぞれ接続線100 ないし110 によって接続さ
れている。制御部20は、これら各部を制御し、またこれ
らから供給される情報に従って撮影、記録および再生等
の制御を行なう。さらに制御部30には、キャラクタジェ
ネレータ(CG)42およびディジタル・アナログ(D/A) 変換
回路44がそれぞれ接続線112 および114 によって接続さ
れ、制御部30は、これら各部を制御し、撮像画像、再生
画像を液晶ディスプレイにて構成された表示パネル18に
表示させ、その表示画面に各種文字やアイコンなどを情
報を表示させる。
【0012】図2に示したように、表示パネル18には、
制御部30の処理により、現在のモードが再生モードであ
る旨の”サイセイモード”や、再生表示している画像フ
ァイルのファイル名”IMG00003.JPG”や、画質モードも
しくは画像の圧縮率の程度を示す”モード:Fine ”など
が表示画面の上部に再生画像に合成されて表示される。
また、表示画面の下部には、制御部30の処理により、そ
の再生画像に対する注文状況を示すプリント情報とし
て”チュウモン:2マイ”と表示されている。これは表
示画像を2枚、たとえばプリントサービスに注文した
り、操作者が所有する対応のプリンタにてプリントする
際のプリント指定を示している。この表示画面は、再生
モードにおいてこの画像に対するプリント枚数を変更す
る際やプリント指定を削除する際に表示され、この画像
情報自体をメモリカード16から消去するモードではたと
えば”1コマショウキョモード”とそのときの動作状態
が表示される。表示画面下部の右側には、制御部30の制
御により、その画像ファイルがメモリカード16に記録さ
れた際の日時が表示されたり、制御部30に含まれるカレ
ンダー時計の計時機能により現在の日時が表示設定に応
じて表示される。
【0013】このような画像情報や画像情報に付加され
る付属情報が記憶されるメモリカード16は、図3に示す
ように、階層的に分類されたディレクトリに、画像デー
タやプリント情報を含むプリントファイル300 が格納さ
れている。このメモリカード16は、ルートディレクトリ
(Root)以下に作成されたイメージディレクトリ(IMAGES)
に画像データが格納される。画像データのファイル名は
「IMGnnnnn.JPG」であり、このファイル名における「nn
nnn 」は整数値を示し、たとえば撮影順の連続番号、つ
まり画像のコマ番号である。また「JPG 」は、JPEG方式
によって符号化された画像データであることを示してい
る。
【0014】画像ファイルの構成を図4に示すと、1つ
の画像ファイル400 には1つの画像を表わす主画像デー
タとその画像付属情報とが記録され、本実施例における
画像付属情報はExifフォーマットのタグ(TAG) 形式にて
記録されている。各タグ402a,402b,...,402n,...には、
画像データに関する詳細な情報として、撮影日時を示す
情報および撮影記録したカメラに関する情報が記録さ
れ、さらにタグの1つには、主画像データ404 がプリン
トファイル300 によってプリント指定されていることを
示す被プリント情報402nが記録される。被プリント情報
402nは、ルートディレクトリに作成されたプリントファ
イル300 のプリント情報にて指定されていること示すも
のであり、たとえば、画像ファイル内の情報を消去する
際に、プリントファイル300 の内容を検索しなくても、
プリント指定されているかどうかを判別可能とするもの
である。同図に示した例は、被プリント情報が記録され
るタグ402nには、被プリント情報がない状態、つまり、
プリント情報にてプリント指定されていないことを示す
値"00"が記録されている状態である。
【0015】プリントファイル300 は図6に示すよう
に、自動プリントを行なうための各ジョブ毎に、画像フ
ァイルのプリント条件などに関するプリント情報を記録
しておく情報である。このプリントファイルの内容は、
図3で示したディレクトリおよびデータ構成のメモリカ
ード16に対し、IMG00001.JPG, IMGO0002.JPG, IMG0000
3.JPG等の画像データをプリントする場合の指定内容を
示している。同図に示した例では、プリントする画像デ
ータが個別のジョブ(JOB) にてプリント指定されてお
り、各コマの画像をそれぞれプリント指定する各ジョブ
(JOB) には順に01,02,03,.....のジョブID(JOB_ID)が付
与される。また、各ジョブではプリントする画像ファイ
ル400 のパスがフルパスで指定され、さらにプリント
品質やサイズを示すプリント種別およびプリントする枚
数等が指定されている。これら各ジョブ指定はそれぞれ
かっこ”{}”内に記述されており、これら指定する文
字はたとえばテキストコードにて作成されてメモリカー
ド16のルートディレクトリにファイル名「PRT_INFO.TX
T」300 として記録されている。
【0016】ここで各ジョブの記述例を同図を参照して
簡潔に説明すると、画像ファイルIMG00001.JPGのジョブ
はジョブID(JOB_ID)=01として指定されており、プリン
ト種別は「標準(STANDARD)」、プリント枚数(QUANTITY)
は「1枚」、画像ファイルのパスは「FILE=\IMAGES\IM
G.00001.JPG」と指定されている。同様に画像ファイルI
MG00002.JPGのジョブは、ジョブID=02として指定され
ており、プリント枚数が「2枚」として指定されてい
る。同様に画像ファイルIMG00003.JPGのジョブは、ジョ
ブID=03として指定されておりプリント枚数は「2枚」
と指定されている。このように本実施例では、ジョブ単
位で1つの画像ファイルをプリントするように指定し、
複数のジョブを記述するようにプリントファイルが構築
され、1つのジョブ内にて所望の画像ファイルを複数枚
プリントすることが可能となっている。なお、図7に
は、図6に示したプリントファイルにおいて、ジョブID
が"2" であるジョブを削除した結果の状態を示してい
る。この削除されたジョブが記録されていた行は、空白
行のままにしておいてもよいし、空白行自体をも削除し
てジョブID=3のジョブ以降をジョブID=1のジョブに続け
て記述されるようにしてもよい。
【0017】本実施例では、これらジョブIDを上述の被
プリント情報402nとして、プリント指定する画像ファイ
ル400 に添付して記録される。記録画像をメモリカード
16から消去する場合には、消去対象の画像ファイル400
をアクセスした際に、ジョブID(01 〜NN) が存在するか
否かが確認され、これにジョブIDが存在する場合はプリ
ントファイル300 にてプリント指定されていること表わ
す。このためジョブIDによる指定部分、そのジョブ
の{}内に記述された部分が特定され、そのジョブ内容
が即座に削除される。図5に示した画像ファイルの一例
では、この画像ファイル(IMG00003.JPG)が、プリントフ
ァイル300 のプリント情報にてジョブID"02"(JOB_ID=0
2) でプリント指定されている場合で、被プリント情報4
02nとしてそのジョブID値"02"が記録されている。従っ
て制御部30は、その画像ファイル400 を消去する際に、
対応するジョブの部分のみを索出して該当部分を削除す
るとともに、その記憶位置の値を"00"にして被プリント
情報402nを削除する。また、被プリント情報としてのジ
ョブIDが存在しない場合、つまり被プリント情報の記憶
位置の値が"00"である場合においては、プリントファイ
ル300 をアクセスせず、その記録内容を確認せずに、処
理対象の画像ファイル400 を消去することができる。被
プリント情報402nとして使用されるジョブIDは、画像フ
ァイル400 が複数のジョブから指定されている場合に
は、それらに対応する複数のジョブIDを被プリント情報
として主画像データ404 に添付される。
【0018】図1に戻って、撮像部32は、被写界を撮像
しカラー画像を表わす撮像信号を出力するCCD 撮像素子
を備えており、撮影準備状態では、撮像画像の各コマを
連続的に生成してその出力から動画像信号を出力するム
ービーモードとなり、制御部30は、表示パネル18にその
動画像を表示させるとともに、各コマの画像情報に基づ
いて撮像部32にて自動焦点調節を行なわせ、信号処理部
34を制御して画像の明るさ、階調および色バランス等を
制御する。また撮像部32は、レリーズ釦12への押下状態
を検出すると静止画記録モードに移行して制御部32の制
御に応じて1コマの画像を表わす画像信号を出力する。
信号処理部34は、この画像信号を入力して、画像の明る
さ、階調および色バランス等をディジタル演算処理にて
調整し、調整された画像データを圧縮解凍処理部38に供
給する。
【0019】圧縮解凍処理部38では、フレームメモリ36
に記憶された1コマ分の画像データを制御部30から指定
される画質モードに応じた圧縮率にて圧縮符号化し、ま
た、メモリカード16から読み出される符号化データを復
号してフレームメモリ36に供給する圧縮符号化・復号処
理部である。本実施例では、8×8ブロックごと分割し
た各ブロックを直交変換し、その変換係数を量子化して
ハフマン符号化するJPEG方式によって、たとえば量子化
特性を適応的に選択して符号化後のデータ量が所定長以
下となるように制御することにより1コマの画像データ
を圧縮符号化する。符号化された符号化データはカード
スロット14に送られて、スロット14に着脱自在に接続さ
れるメモリカード16の所定の記憶領域に符号化データと
その付属情報とが書き込まれる。
【0020】各部を制御する制御部30は、操作部40に含
まれるモード設定ダイヤル20や各押し釦22,24,26および
28への操作状態に応動して、撮像部32における撮像処
理、信号処理部34における信号処理およびフレームメモ
リ36における情報の読み書き等を制御する。制御部30
は、有利にはマイクロコンピュータシステムにて構成さ
れ、マイクロプロセッサの制御処理手順を規定するファ
ームウェアを記憶するROMや周辺回路を接続する各種イ
ンタフェースを含んでいる。制御部30はまた、各種設定
値や変数を一時格納するレジスタやRAM などの半導体メ
モリを有し、これらを作業メモリとして使用してたとえ
ば、メモリカード16に記録されているプリントファイル
のプリント情報を作業メモリに読み込んでおいて、修正
変更を一旦作業メモリ上にて行なうことにより処理の高
速化を図る。それら修正変更が終了して、たとえばモー
ド設定ダイヤル12が操作されて他のモードに移行した場
合に制御部30は、修正変更された情報をメモリカード16
に書き戻して更新する。
【0021】制御部30はまた、操作部40への操作状態に
応じて、メモリカード16に記録された画像ファイルの記
憶管理を行なう機能を有する。具体的には、モード設定
ダイヤル12が1コマ再生モードの位置にセットされる
と、順送り釦24および逆送り釦26への操作に応じた画像
ファイルをアクセスし、所望の画像データを読み出す。
メモリカード16から読み出した画像ファイルのうち、主
画像データを復号処理させた後フレームメモリ36に展開
し、D/A 変換処理を経て表示部18に出力させる。これと
ともに、制御部30は、読み出された画像付属情報をカー
ドスロット14のインタフェース回路を介して入力してこ
れを記憶保持し、現在の動作モードを示す文字コードと
ともに、画像付属情報に含まれる情報を表わす文字コー
ドをキャラクタジェネレータ(CG)42に送る。CG42では入
力される文字コードに応じたキャラクタセットを読出し
可能に記憶しており、表示部18の表示パネルの所望位置
に応じたタイミングにて文字コードに応じた文字画像デ
ータを出力する。この出力は、フレームメモリ36から繰
り返し読み出される画像データに不図示の合成回路によ
って合成されて、再生画像またはその周辺に文字画像が
表示される。これら文字情報はモニタにおける画像表示
部分とは別の領域に表示されてもよい。また、文字に限
らず絵文字などのグラフィックデータを表わすコードや
ビットマップデータの表わす画像を表示画面に合成表示
させてもよい。
【0022】このようにして制御部30は、画像の1コマ
再生時に順送り釦24および逆送り釦26への操作状態を検
出して、コマの順送り/逆送り操作に応じて表示画像を
選択し、順送り釦24および逆送り釦26が設定釦22と併せ
て押下されると記憶保持しているプリント情報における
プリント設定枚数値を増減する。プリント指定枚数を減
じて値が0となった場合には、表示画像ファイルの被プ
リント情報を削除するとともに、プリントファイルのジ
ョブIDで指定されるジョブに間する記述を削除する。枚
数値を増やす場合には、表示画像に被プリント情報が添
付されているか否かを確認し、添付されている場合に
は、その被プリント情報の示すジョブIDより関連するジ
ョブを認識し、そのジョブにて指定されている枚数を操
作に応じて増やしていく。また、表示画像に被プリント
情報が添付されていない場合には、プリントファイル内
に、その表示画像をプリント指定する新規のジョブを記
述する。この新規のジョブにおいては、標準プリントと
してたとえばプリント種別が「標準(STANDARD)」で、プ
リント枚数(QUANTITY)が「1枚」を指定する標準プリン
トが設定される。プリントファイル自体がメモリカード
16に記録されていなかった場合には、プリントファイル
をそのルートディレクトリに作成してから新規のジョブ
を記述する。新規ジョブが作成されると、そのジョブID
値を被プリント情報として画像ファイルに追加する。ま
た、設定釦22と消去釦28とが同時に押下されると、表示
画像に被プリント情報がある場合に、被プリント情報が
示すジョブIDのジョブを、制御部30にて記憶しているプ
リント情報から削除するとともに、その画像ファイル内
の被プリント情報も削除する。
【0023】こうして制御部30は、変更されたプリント
情報を、たとえば他のモードに移行する際にメモリカー
ド16に書き戻してプリントファイルを更新する。このと
き被プリント情報についても作成、変更時点で画像ファ
イル内の情報を書き換えてもよいが、メモリカード16の
プリントファイルの更新時にあわせて変更された被プリ
ント情報を書き戻して更新してもよい。
【0024】制御部30は、さらに、モード設定ダイヤル
12が1コマ消去モードに設定されると、順送り釦24およ
び逆送り釦26への操作に応じた所望の画像ファイルを再
生して表示させるとともに、消去釦28への操作を検出す
ると、表示画像を記憶しているメモリカード16内の画像
ファイルを消去する。この場合、とくに、現在表示して
いる画像ファイルに被プリント情報があるか否かを確認
して、ない場合にはそのまま画像ファイルを消去する。
この画像ファイルに被プリント情報があった場合にの
み、その被プリント情報の示すジョブIDに対応するプリ
ント情報内のジョブIDにて指定されるジョブ内容を削除
し、その後表示画像ファイルを消去する。この場合、そ
の画像ファイルはプリント指定されているので、その旨
を表示させて、消去釦28がさらに押下される等の確認操
作を検出した後に画像ファイルおよび関連するジョブを
消去させるとよい。制御部30はまた、モード設定ダイヤ
ル12によって、全コマ削除モードが設定されると、全画
像データを削除するとともに、プリントファイルがある
場合に、そのプリントファイル自体を削除しておく。
【0025】以上のような構成で本実施例におけるディ
ジタルカメラ10の1コマ再生モードにおける動作を説明
する。このカメラ10は、1画像から1枚の標準プリント
を作成する自動プリント指定を行なうことができ、個々
の画像ファイルに対するプリント指定はこの1コマ再生
モード中にて行われる。1コマ再生モードでは、プリン
トを希望する画像を+釦24および−釦26により選択して
再生した後に、設定釦22を押下しながら+釦24または−
釦26を押すことによりプリント指定枚数の増減を行ない
プリント枚数の設定を行なう。プリント枚数を零とした
い場合は、設定釦22を押下しながら消去釦28を押下す
る。設定釦22を押下しながら+釦24が押下された場合に
は、表示中の画像に対するプリント指定枚数がインクリ
メントされる。この場合、まずその画像に被プリント情
報が設定されているか否かを確認し、被プリント情報(J
OB_ID)がある場合には、そのJOB_IDで示されるジョブを
プリントファイルの中から抽出し、ジョブで設定されて
いる枚数(QUANTITY)を読み込んで、その値を1増加させ
る。被プリント情報がない場合には、表示されている画
像ファイルはプリント設定されていないので、プリント
ファイル中に枚数設定が零となっている新規のジョブを
生成し、そのジョブのJOB_IDを表示されている画像ファ
イル中の被プリント情報の記憶位置にもコピーする。そ
して被プリント情報がある場合と同様にプリント枚数の
設定値を1増加させる。なお、プリントファイル自体が
存在しない場合は、ファイルを生成してから同様な処理
を行なうとよい。
【0026】図8〜図11を参照してこれらの動作を詳細
に説明すると、まず、制御部30は、モード設定ダイヤル
20への操作を検出すると、その設定位置に応じて1コマ
再生モードに移行する。1コマ再生モードでは、図8に
示すステップS50 において、メモリカード16に画像ファ
イルが記録されているか否かが判定される。画像ファイ
ルが記録されていない場合にはステップS52 に進んで、
「画像ファイルがありません」旨のメッセージをモニタ
表示させて、モード選択待ち状態に移行する。画像ファ
イルが検出された場合にはステップS54 において、メモ
リカード16に記録された画像ファイルの最終コマ番号を
表わす最大値(Dmax)と先頭コマ番号を表わす最小値(Dmi
n)とが取得され、それぞれの値がレジスタDmaxとレジス
タDminに格納される。ついでステップS56 に進むと制御
部30のレジスタDにレジスタDmaxの値がセットされて、
続くステップS58 ではレジスタDの値に対応するコマ番
号の画像ファイルが読み出される。読み出された画像フ
ァイルのうち、主画像データはフレームメモリ36に展開
されてその画像がモニタ表示される。このとき画像ファ
イルのタグ情報は制御部30にて記憶保持される。
【0027】次にステップS60 に進むと、順送り(+) 釦
24または逆送り(-) 釦26がそれぞれ単独で押下されたか
否かが判定されて、押下されたことが検出されるとステ
ップS62 に進み、そうではない場合にはステップS68 に
進む。
【0028】ステップS62 において、順送り釦24が押下
された場合にはレジスタDに1を加算し、逆送り釦26が
押下されていた場合にはレジスタDの値から1を減算す
る。これら加算および減算は、各釦24,26 に対する押下
回数に応じた値を加算もしくは減算してもよい。これら
操作釦への操作に応じてレジスタ値が変更されるとステ
ップS64 に進む。このステップS64 では、最大コマ番号
Dmaxないし最小コマ番号Dminへの間を巡回的にレジスタ
Dを変更するようにレジスタ値の置き換え処理が行なわ
れる。つまり、最大コマ番号がレジスタDに格納されて
いる際にさらに順送り釦24が操作されると、最小コマ番
号をレジスタDにセットし、逆に、最小コマ番号がレジ
スタDに格納されている際にさらに逆送り釦26が押下さ
れると、最大コマ番号をレジスタDにセットする。
【0029】その後ステップS66 に進んで、レジスタD
にセットされたコマ番号に対応する画像データがメモリ
カード16に記憶されているか否かが判定されて、記憶さ
れていない場合にはステップS62 に戻る。セットしたコ
マ番号の画像データがメモリカード16に記録されている
場合にはステップS58 に戻って、そのコマ番号の画像フ
ァイルの主画像データがフレームメモリ36に書き込まれ
てその画像がモニタ表示される。
【0030】ステップS68 において、設定釦22と逆送り
(-) 釦26とが同時に押下されたことが検出されると、ス
テップS70 に進んでプリント枚数を減ずる処理が行なわ
れる。また、設定釦22と逆送り釦26とが同時に押下され
ずに、設定釦22と順送り(+)釦24とが同時に押下された
ことがステップS72 にて検出されるとステップS74 に進
んでプリント枚数を増加させる処理が行なわれる。
【0031】ここでステップS68 におけるプリント枚数
減少処理を図10を参照して説明すると、ステップS100に
おいて、現在表示している画像ファイルに被プリント情
報が存在しているか否かが判定される。ここで存在して
いない場合にはプリント指定されていない場合であるの
で図8に示したステップS60 に戻り、表示コマの変更も
しくはプリント指定のうち、プリント枚数の増加処理等
が可能となる。被プリント情報があった場合のステップ
S102において、その被プリント情報からジョブIDが読み
取られ、続くステップS104にて、読み取られたジョブID
で指定されているジョブからそのコマ番号Dにおける標
準プリントのプリント設定枚数がプリントファイルから
制御部30のレジスタS[D]に読み込まれる。ステップS106
ではレジスタS[D]の値から1が減算されてステップS108
に進む。ステップS108に進むと、レジスタSの記憶値が
0であるか否かが判定されて、0ではない場合にはステ
ップS60 に戻る。レジスタS[D]の値が0であった場合に
はステップS110に進み、ジョブIDで指定されているジョ
ブが削除され、さらにステップS112にて表示画像の画像
ファイルにおける被プリント情報が削除される。このよ
うにして設定釦22と逆送り釦26とが同時に押下された場
合には表示画像の画像ファイルに対してそのプリント指
定枚数が減少または0に変更される。
【0032】次にステップS74 におけるプリント枚数増
加処理を図11を参照して説明すると、ステップS114にお
いて、現在表示している画像ファイルに被プリント情報
が存在しているか否かが判定される。被プリント情報が
存在していなかった場合には、ステップS116にてプリン
トファイルがあるか否かが判定されて、ない場合にはス
テップS118にてプリントファイルが作成される。このよ
うにしてプリントファイルがある状態にてステップS120
に進むと、プリントファイルの中に標準プリントの新た
なジョブが作成される。ついでステップS122に進み、作
成されたジョブのジョブIDが、現在表示している画像の
画像ファイルに追加されて記憶される。ステップS124で
は、レジスタS[D]の値が0にセットされて続くステップ
S126にてレジスタS[D]に1が加算される。
【0033】一方、ステップS114において、被プリント
情報が存在している場合には、その被プリント情報から
ジョブIDが読み取られ、続くステップS132にて、読み取
られたジョブIDで指定されているジョブからそのコマ番
号Dにおける標準プリントのプリント設定枚数がプリン
トファイルから読み込まれて制御部30のレジスタS[D]に
セットされる。ついでステップS126に進むとレジスタS
[D]に1が加算される。
【0034】ステップS126に続くステップS128では、レ
ジスタS[D]の値が、設定可能な標準プリントの最大プリ
ント枚数Smaxを超えている場合には、レジスタS[D]に最
大プリント枚数Smaxの値がセットされる。このようにし
てプリント設定枚数が1枚分だけ増加設定されると、図
8に示したステップS60 に戻って、プリント枚数の減少
および増加処理が設定釦と同時に押下される順送り釦24
または逆送り釦26への操作に応じて行なわれる。
【0035】これら釦操作が行なわれず、図9に示すス
テップS76 に進んだ場合には、設定釦22と消去釦28とが
同時に押下されたか否かが判定され、これらが同時に押
下されている場合には、さらにステップS82 に進んで、
現在表示している画像の画像ファイルに被プリント情報
があるか否かが判定される。ここで被プリント情報が存
在している場合には、ステップS84 に進んで、その被プ
リント情報からジョブID値が読み取られる。続くステッ
プS86 では、読み取ったジョブIDで指定されているジョ
ブは標準プリントで指定されているか否かが判定され
て、標準プリント指定であればステップS90 にて、その
ジョブIDで指定されているジョブが削除され、さらにス
テップS92 にて表示画像の画像ファイルにおける被プリ
ント情報が削除される。この場合、プリントファイル内
にジョブがあるか否かを判定してジョブがない場合にプ
リントファイル自体を消去するようにしてもよい。
【0036】また、ステップS86 において、標準プリン
トではなかった場合には、ステップS88 に進み、ジョブ
IDで指定されているジョブがプリントファイ中の最後に
記述されているのジョブであるか否かが判定され、最後
ではない場合にはステップS84 に戻り、最後のジョブで
ある場合にはステップS78 に進む。
【0037】次に、メモリカード16に記録された画像フ
ァイルを消去する場合の動作について説明する。1コマ
消去モードにおいて、消去しようとする画像ファイルの
コマを+釦24または−釦26により選択してモニタ表示さ
せ、消去釦28を押下することにより画像ファイルの消去
を実行する。このとき、消去する画像ファイルの被プリ
ント情報を確認し、プリント設定されていない場合はそ
のまま画像ファイルを削除して処理を終了する。被プリ
ント情報としてジョブIDがあった場合は、プリントファ
イル中の当該ジョブを削除した後に画像ファイルを削除
して処理を終了する。
【0038】図12および図13を参照してこれらの動作を
詳細に説明すると、まず、制御部30は、モード設定ダイ
ヤル20への操作を検出すると、その設定位置に応じて1
コマ消去モードに移行する。1コマ消去モードでは、図
12に示すステップS140において、メモリカード16に画像
ファイルが記録されているか否かが判定される。画像フ
ァイルが記録されていない場合にはステップS144に進ん
で、「画像ファイルがありません」旨のメッセージをモ
ニタ表示させて、モード選択待ち状態に移行する。画像
ファイルが検出された場合にはステップS142に進み、メ
モリカード16に記録された画像ファイルの最終コマ番号
を表わす最大値(Dmax)と先頭コマ番号を表わす最小値(D
min)とが取得され、それぞれの値がレジスタDmaxとレジ
スタDminに格納される。ついでステップS146に進むと制
御部30のレジスタDにレジスタDmaxの値がセットされ
て、続くステップS148ではレジスタDの値に対応するコ
マ番号の画像ファイルが読み出される。読み出された画
像ファイルのうち、主画像データはフレームメモリ36に
展開されてその画像がモニタ表示される。このとき画像
ファイルのタグ情報は制御部30にて記憶保持される。
【0039】次にステップS150に進むと、順送り(+) 釦
24または逆送り(-) 釦26がそれぞれ単独で押下されたか
否かが判定されて、押下されたことが検出されるとステ
ップS152に進み、そうではない場合にはステップS158に
進む。
【0040】ステップS152では、順送り(+) 釦24が押下
された場合にはレジスタDに1を加算し、逆送り(-) 釦
26が押下されていた場合にはレジスタDの値から1を減
算する。これら加算および減算は、各釦24,26 に対する
押下回数に応じた値を加算もしくは減算してもよい。こ
れら操作釦への操作に応じてレジスタ値が変更されると
ステップS154に進む。このステップでは、最大コマ番号
Dmaxないし最小コマ番号Dminへの間を巡回的にレジスタ
Dを変更するようにレジスタ値の置き換え処理が行なわ
れる。つまり、最大コマ番号がレジスタDに格納されて
いる際にさらに順送り釦24が操作されると、最小コマ番
号をレジスタDにセットし、逆に、最小コマ番号がレジ
スタDに格納されている際にさらに逆送り釦26が押下さ
れると、最大コマ番号をレジスタDにセットする。その
後ステップS156に進んで、レジスタDにセットされたコ
マ番号に対応する画像データがメモリカード16に記憶さ
れているか否かが判定されて、記憶されていない場合に
はステップS152に戻る。セットしたコマ番号の画像デー
タがメモリカード16に記録されている場合にはステップ
S148に戻って、そのコマ番号の画像ファイルの主画像デ
ータがフレームメモリ36に書き込まれてその画像がモニ
タ表示される。
【0041】このようにして消去すべき所望の画像が表
示されてステップS150からステップS152に進むと、消去
釦28が押下されたか否かが判定される。ここで消去釦の
押下が検出されなかった場合にはステップS160にてモー
ド変更の有無が判定されて変更なしの場合にはステップ
S148に戻る。またモード変更の操作があった場合には、
画像消去に応じて作業メモリにて変更したジョブをメモ
リカード16に記録してプリントファイルを更新する。
【0042】一方、ステップS158において消去釦28の押
下状態が検出されると、図13に示すステップS164に進
み、現在表示している画像の画像ファイルに被プリント
情報が存在するか否かが判定される。ここで、被プリン
ト情報が存在していた場合にはステップS168に進んで、
その被プリント情報からジョブIDが読み取られる。この
ステップS168に進む際に、「プリント指定されている画
像を消去しまか?」と確認のための画像表示を行なって
処理を一時停止し、ここで消去釦28が再度押下された場
合にステップS168に進み、逆に消去釦28以外の釦が押下
された場合には、たとえばステップS148に戻って他の画
像ファイルに対する1コマ消去処理が行なえるようにし
てもよい。
【0043】ステップS170では、読み取ったジョブIDで
指定されるジョブが削除されてステップS166に進む。ス
テップS164において被プリント情報が存在しなかった場
合においてもステップS166に進み、ステップS166では、
現在表示されている画像の画像ファイルがメモリカード
16から消去され、さらに表示画像が消去される。ステッ
プS172では、メモリカード16内に他の画像ファイルがあ
るか否かが判定される。ここで他の画像ファイルがメモ
リカード16に記録されていなかった場合にはステップS1
74に進んで、「画像ファイルがありません」旨が表示さ
れて、モード選択待ち状態となる。
【0044】また、ステップS172において、メモリカー
ド16に画像ファイルが存在していた場合には、ステップ
S176に進み、表示コマのレジスタDに1が加算され、ス
テップS178では、もし、レジスタDの値が最終コマDmax
を超えていた場合にはレジスタDの値が最小コマ番号Dm
inに変更される。続くステップS180では、レジスタDの
コマ番号の画像ファイルがメモリカード16に存在してい
るか否かが判定されて、存在しない場合にはステップS1
76に戻って表示コマ番号を繰り上げる処理が行なわれ
る。ステップS180において画像ファイルが存在する場合
には図12のステップS148に戻り、レジスタDのコマ番号
の画像ファイルがフレームメモリ36に読み出されて、そ
の主画像データの表わす画像がモニタ18に表示され、以
降の画像ファイルの消去処理が可能となる。
【0045】なお、モード設定ダイヤル20が全コマ消去
モードに設定されると、プリントファイルがメモリカー
ド16に存在する場合は、各画像ファイルと併せてプリン
トファイルを消去する。具体的には図14に示ように、全
コマ消去モードにおけるステップS190において消去釦28
が押下された場合、ステップS192に進んでメモリカード
内の全画像ファイルが消去される。続くステップS194で
はメモリカード内にプリントファイルが存在するか否か
が判定されて、プリントファイルがあった場合にはステ
ップS196にてメモリカードに記録されているプリントフ
ァイルが削除される。ステップS190にて消去釦の押下が
なかった場合、ステップS194にてプリントファイルがな
かった場合およびステップS196にてプリントファイルの
削除が完了した場合には、モード選択待ち状態となる。
【0046】以上説明したように、プリント指定されて
いる画像の画像ファイルには、指定されていることを表
わす被プリント情報が添付され、カメラ側で画像ファイ
ルを消去する際に被プリント情報を確認し、プリント指
定されている場合にのみプリントファイルの内容(プリ
ント情報)をチェックする。したがってプリント指定さ
れていない場合は、プリントファイルの内容チェックを
省略することができ、画像消去処理を高速化できる。こ
の結果、画像ファイルを消去する場合、消去される画像
がプリント指定されている場合にのみプリントファイル
の内容を確認すればよいのでカメラの処理負担が軽減さ
れる。なお、画像ファイルのプリント指定を解除した場
合、画像ファイルに添付されている被プリント情報も削
除する。
【0047】また、自動プリントを指定するJOB 毎にJO
B_IDを記録し、そのJOB_IDを被プリント情報として画像
ファイルに添付し、複数のJOB から同一画像ファイルが
プリント指定されている場合は、一つの画像ファイルに
複数のJOB_IDを添付しておく。カメラで画像ファイルを
消去する際に、画像ファイルに添付されているJOB_IDを
確認し、添付されているJOB_IDがなければプリントファ
イルをチェックすることなしに画像ファイルを消去でき
るので、消去処理を高速化し、また処理負担が低減され
る。また、画像ファイルがプリント指定されてそのJOB_
IDが画像ファイルに添付されている場合であっても、プ
リントファイル中の当該JOB_IDの部分のみを削除もしく
は修正すればよいため、プリントファイルのチェック処
理が高速化できる。この場合、プリント情報の中の消去
される画像に関連する必要個所のみを対象とするので画
像ファイルの消去処理における処理負担が軽減される。
【0048】たとえば画像情報の削除処理は以下のとき
に行なわれることがある。しかもその状況は切迫したと
きであって、カメラ装置の多少の処理時間の違いでも、
カメラの操作性に大きく影響する。具体的には、メモリ
カード16に記録された画像ファイルにより新たな記録可
能記憶領域がなくなって次の撮影記録ができなくなった
際に、たとえばシャッターチャンスがあると、すでに撮
影済の記録画像を消去してでも新規の撮影記録を行ない
たい場合がある。このときの画像ファイルの消去動作が
遅い場合にシャッタチャンスを逃してしまう。この場
合、自動プリントを行なうためのプリント情報が記録さ
れていないことを想定するカメラでは、ただ単にその画
像ファイルをを削除しても何ら問題はないが、本実施例
におけるカメラのように、撮像画像のプリント指定まで
できる多機能カメラの場合、プリント情報との整合性を
保ち続ける必要がある。上記実施例におけるカメラでは
とくに画像ファイルの消去処理を極力高速化しているの
で、シャッタチャンスに強くなるとともに、記憶情報の
管理を確実に行なうことができる。なお、上記実施例で
は、プリント情報の管理をディジタルカメラにて行なっ
ていたが、これに限らず、たとえば、パソコン等の処理
装置にて、画像ファイルおよびプリントファイルを管理
するようにしてもよい。
【0049】
【発明の効果】このように本発明によれば、プリント指
定されている画像の画像ファイルには被プリント情報が
添付され、カメラ側で画像ファイルを消去する際に被プ
リント情報を確認し、プリント指定されている場合にの
みプリントファイルの内容を確認して指定情報を削除す
るので、消去しようとする画像ファイルが指定されてい
ない場合は、プリントファイルの内容確認を省略するこ
とができ、画像消去処理の負担を軽減して処理を高速化
することができる。また、プリント指定するジョブの管
理情報を被プリント情報として記録した場合には、画像
ファイルを消去する際に、画像ファイルに添付されてい
る管理情報を確認して、その画像ファイルがプリント指
定されている場合、プリントファイル中の当該管理情報
に対応する部分のみを削除もしくは修正すればよいた
め、プリントファイルのチェック処理が高速化すること
ができる。この場合、消去される画像に関連する必要個
所のみが対象とすることができるので画像ファイルの消
去処理における処理負担が軽減されて処理が高速され
る。この結果、記憶媒体に記憶された画像情報をプリン
ト指定するプリント情報との整合性を保ちつつ画像情報
を管理することができ、処理負担を軽減し処理が高速化
された情報管理方法および情報管理装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたディジタルカメラのブロッ
ク図である。
【図2】図1に示したディジタルカメラの外観図であ
る。
【図3】メモリカードのディレクトリ構成の一例を示す
図である。
【図4】被プリント情報がない場合の画像ファイルの構
成を示す図である。
【図5】被プリント情報がある場合の画像ファイルの構
成を示す図である。
【図6】プリントファイル内容の一例を示す図である。
【図7】ジョブが削除された際のプリントファイルの内
容例を示す図である。
【図8】実施例の1コマ再生モードにおける動作を示す
フローチャートである。
【図9】実施例の1コマ再生モードにおける動作を示す
フローチャートである。
【図10】図8に示したプリント枚数減処理の詳細動作
を示すフローチャートである。
【図11】図8に示したプリント枚数増処理の詳細動作
を示すフローチャートである。
【図12】実施例の1コマ消去モードにおける動作を示
すフローチャートである。
【図13】実施例の1コマ消去モードにおける動作を示
すフローチャートである。
【図14】実施例の全コマ消去モードにおける動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
10 ディジタルカメラ 16 メモリカード 18 表示パネル 30 制御部 32 撮像部 36 フレームメモリ 42 キャラクタジェネレータ(CG)
フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP10 AR01 HX10 2C087 AA09 AA15 BB16 BC04 BC12 5B050 AA09 BA10 BA11 BA15 FA03 GA08 5C052 AA11 AA17 AB03 AB04 CC06 CC11 DD02 EE02 EE03 EE08 FA02 FA03 FA04 FB01 FC01 FC08 FE04 5C053 FA04 FA08 FA27 GB28 GB36 JA21 KA03 KA24 KA25 LA01 LA03 LA04 LA06

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを含む画像ファイルと、該画
    像データをプリント指定する指定情報を含むプリントフ
    ァイルとが記録される記憶媒体に対し、該記憶媒体に記
    憶されている情報を管理する情報管理方法において、該
    方法は、 前記画像ファイルを消去する際に、該画像ファイル内の
    画像データが前記プリントファイル内の指定情報によっ
    て指定されていることを示す被プリント情報が該画像フ
    ァイル内に存在するか否かを識別し、該画像ファイル内
    に前記被プリント情報がない場合には、前記プリントフ
    ァイルの内容を確認せずに該画像ファイルを消去し、前
    記画像ファイル内に前記被プリント情報がある場合に
    は、前記プリントファイル内の該画像ファイルに対する
    指定情報を削除し、該画像ファイルを消去することを特
    徴とする情報管理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報管理方法におい
    て、前記指定情報は、前記記憶媒体に記録された画像フ
    ァイルの画像データをプリントする旨を表わすジョブ単
    位で、該ジョブの管理情報と、前記画像ファイルを特定
    するパスと、プリントする枚数とを指定する指定情報で
    あり、前記画像ファイルの被プリント情報は該画像ファ
    イルをプリント指定するジョブの管理情報であり、 前記画像ファイルを消去する際に、該画像ファイルに前
    記管理情報が記録されているか否かを識別し、該画像フ
    ァイル内に前記管理情報がない場合には前記プリントフ
    ァイルの内容を確認せずに該画像ファイルを消去し、前
    記画像ファイル内に前記管理情報がある場合には、該管
    理情報に対応するジョブを削除し、該画像ファイルを消
    去することを特徴とする情報管理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の情報管理方法
    において、前記記憶媒体に記憶されている画像ファイル
    に対しプリント指定をする際に、前記管理情報ごとの指
    定情報を作成して前記プリントファイルに記述するとと
    もに、該画像ファイルに前記被プリント情報を記録する
    ことを特徴とする情報管理方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の情報管理方法におい
    て、前記画像ファイルに対し、複数の指定情報を作成す
    る場合には、該複数の指定情報に対応する複数の被プリ
    ント情報を該画像ファイルに記録することを特徴とする
    情報管理方法。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の情報管理方法におい
    て、前記プリントファイルが前記記憶媒体に記録されて
    いない場合には、プリントファイルを作成して該記憶媒
    体に記録することを特徴とする情報管理方法。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の情報管理方法におい
    て、前記画像ファイルを消去する際に、前記画像ファイ
    ル内に前記管理情報がある場合には、前記プリントファ
    イルのうち該管理情報に対応するジョブのみを削除し、
    該画像ファイルを消去することを特徴とする情報管理方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の情
    報管理方法において、前記指定情報によるプリント指定
    を解除した場合には、該指定情報に対応する画像ファイ
    ルに添付されている被プリント情報を削除することを特
    徴とする情報管理方法。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の情
    報管理方法において、前記画像ファイルに対するプリン
    ト指定を解除する際に、プリント指定されている旨を表
    示させ、確認操作が検出されると該画像ファイルに対す
    るプリント指定を解除することを特徴とする情報管理方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載の情
    報管理方法において、前記プリント指定されている画像
    ファイルを消去する際に、プリント指定されている旨を
    表示させ、確認操作が検出されると該画像ファイルを削
    除するとともに、該画像ファイルに関連する被プリント
    情報を削除することを特徴とする情報管理方法。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
    情報管理方法において、前記記憶媒体に記録された画像
    ファイルの表わす画像を表示する1コマ再生モードに
    て、前記画像ファイルを操作に応じて消去することを特
    徴とする情報管理方法。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれかに記載
    の情報管理方法において、前記記憶媒体に記録された画
    像ファイルの表わす画像を表示する1コマ再生モードに
    て、前記画像ファイルに対するプリント指定を操作に応
    じて修正することを特徴とする情報管理方法。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし11のいずれかに記載
    の情報管理方法において、前記プリントファイル内に、
    前記指定情報がない場合には、前記記憶媒体から前記プ
    リントファイルを削除することを特徴とする情報管理方
    法。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし12のいずれかに記載
    の情報管理方法において、前記記憶媒体に記憶されてい
    る画像ファイルをすべて消去する際に、前記プリントフ
    ァイルを併せて削除することを特徴とする情報管理方
    法。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし13のいずれかに記載
    の情報管理方法において、前記記憶媒体は、被写界を撮
    像して該被写界を表わす画像データを記録するカメラに
    装着され、該カメラにより、前記画像ファイルと前記プ
    リントファイルとが該記憶媒体に記録され、該記憶媒体
    に記憶された情報が管理されることを特徴とする情報管
    理方法。
  15. 【請求項15】 画像データを含む画像ファイルと、該
    画像データをプリント指定する指定情報を含むプリント
    ファイルとが記録される記憶媒体に対し、該記憶媒体に
    記憶されている情報を管理する情報管理装置において、
    該装置は、 前記記憶媒体を着脱可能に装着して該記憶媒体に対する
    情報の書込みおよび読出しを可能とする接続手段と、 該接続手段にて装着される前記記憶媒体の記録情報を管
    理する制御手段とを含み、前記制御手段は、 前記記憶媒体に記録された画像ファイルを消去する消去
    手段と、 前記記憶媒体に記録されたプリントファイルを更新する
    更新手段と、 前記指定情報により前記画像ファイルがプリント指定さ
    れている旨を示す被プリント情報が、前記画像ファイル
    内に存在するか否かを識別する識別手段とを含み、 前記消去手段によって前記画像ファイルを消去する際
    に、前記被プリント情報がないと前記識別手段によって
    識別されると、前記消去手段は、前記画像ファイルを消
    去し、前記被プリント情報があると識別されると、前記
    消去手段は、前記プリントファイル内の該画像ファイル
    に対する指定情報を削除し、該画像ファイルを消去する
    ことを特徴とする情報管理装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の情報管理装置にお
    いて、前記指定情報は、前記記憶媒体に記録された画像
    ファイルの画像データをプリントする旨を表わすジョブ
    単位で、該ジョブの管理情報と、前記画像ファイルを特
    定するパスと、プリントする枚数とを指定する指定情報
    であり、前記画像ファイルの被プリント情報は該画像フ
    ァイルをプリント指定するジョブの管理情報であり、 前記画像ファイルを消去する際に、前記識別手段は、該
    画像ファイルに前記管理情報が記録されているか否かを
    識別し、前記消去手段は、該画像ファイル内に前記管理
    情報がない場合には前記プリントファイルの内容を確認
    せずに該画像ファイルを消去し、前記画像ファイル内に
    前記管理情報がある場合には、該管理情報に対応するジ
    ョブを削除し、該画像ファイルを消去することを特徴と
    する情報管理装置。
  17. 【請求項17】 請求項15または16に記載の情報管
    理装置において、前記制御手段は、前記記憶媒体に記憶
    されている画像ファイルに対しプリント指定するプリン
    ト指定手段と、 該画像ファイルがプリント指定されると、該画像ファイ
    ルに前記被プリント情報を記憶させる被プリント情報記
    録手段とを含み、 前記プリント指定手段が前記管理情報ごとの指定情報を
    作成して前記プリントファイルに記述する際に、前記被
    プリント情報記録手段は、該画像ファイルに前記被プリ
    ント情報を記録することを特徴とする情報管理装置。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の情報管理方法にお
    いて、前記制御手段は、前記画像ファイルに対し、複数
    の指定情報を作成する場合には、前記被プリント情報記
    録手段は、該複数の指定情報に対応する複数の被プリン
    ト情報を該画像ファイルに記録することを特徴とする情
    報管理装置。
  19. 【請求項19】 請求項17に記載の情報管理装置にお
    いて、前記制御手段は、前記プリントファイルが前記記
    憶媒体に記録されていない場合には、プリントファイル
    を作成して該記憶媒体に記録することを特徴とする情報
    管理装置。
  20. 【請求項20】 請求項16に記載の情報管理装置にお
    いて、前記制御手段は、前記画像ファイルを消去する際
    に、前記画像ファイル内に前記管理情報がある場合に
    は、前記プリントファイルのうち該管理情報に対応する
    ジョブのみを削除し、該画像ファイルを消去することを
    特徴とする情報管理装置。
  21. 【請求項21】 請求項15ないし20のいずれかに記
    載の情報管理装置において、前記制御手段は、前記指定
    情報によるプリント指定を解除した場合には、該指定情
    報に対応する画像ファイルに添付されている被プリント
    情報を削除することを特徴とする情報管理装置。
  22. 【請求項22】 請求項15ないし20のいずれかに記
    載の情報管理装置において、前記制御手段は、前記画像
    ファイルに対するプリント指定を解除する際に、プリン
    ト指定されている旨を表示させ、確認操作が検出される
    と該画像ファイルに対するプリント指定を解除すること
    を特徴とする情報管理装置。
  23. 【請求項23】 請求項15ないし22のいずれかに記
    載の情報管理装置において、前記制御手段は、前記プリ
    ント指定されている画像ファイルを消去する際に、プリ
    ント指定されている旨を表示させ、確認操作が検出され
    ると該画像ファイルを削除するとともに、該画像ファイ
    ルに関連する被プリント情報を削除することを特徴とす
    る情報管理装置。
  24. 【請求項24】 請求項15ないし23のいずれかに記
    載の情報管理装置において、前記制御手段は、前記記憶
    媒体に記録された画像ファイルの表わす画像を表示する
    1コマ再生モードにて、前記画像ファイルを操作に応じ
    て消去することを特徴とする情報管理装置。
  25. 【請求項25】 請求項15ないし24のいずれかに記
    載の情報管理装置において、前記制御手段は、前記記憶
    媒体に記録された画像ファイルの表わす画像を表示する
    1コマ再生モードにて、前記画像ファイルに対するプリ
    ント指定を操作に応じて修正することを特徴とする情報
    管理装置。
  26. 【請求項26】 請求項15ないし25のいずれかに記
    載の情報管理装置において、前記制御手段は、前記プリ
    ントファイル内に、前記指定情報がない場合には、前記
    記憶媒体から前記プリントファイルを削除することを特
    徴とする情報管理装置。
  27. 【請求項27】 請求項15ないし26のいずれかに記
    載の情報管理装置において、前記記憶媒体に記憶されて
    いる画像ファイルをすべて消去する際に、前記プリント
    ファイルを併せて削除することを特徴とする情報管理装
    置。
  28. 【請求項28】 請求項15ないし27に記載の情報管
    理装置において、該装値は、被写界を撮像する撮像手段
    にて得られた画像データを前記記憶媒体に記憶させるカ
    メラであり、前記記憶媒体は該カメラの前記接続手段に
    装着され、該カメラにより、前記画像ファイルと前記プ
    リントファイルとが該記憶媒体に記録され、該記憶媒体
    に記憶された情報を管理することを特徴とする情報管理
    装置。
  29. 【請求項29】 請求項28に記載の情報管理装置にお
    いて、該装置は、記憶手段に記憶された画像データの表
    わす画像を表示する表示手段と、該表示された画像の画
    像ファイルを該記憶媒体から消去するための操作手段と
    を含み、前記表示手段に表示された画像ファイルを削除
    する際に、前記制御手段は、該画像ファイルに前記プリ
    ント情報が記録されている場合にのみ、該画像ファイル
    をプリント指定しているプリントファイルの指定情報を
    削除することを特徴とする情報管理装置。
  30. 【請求項30】 請求項29に記載の情報管理装置にお
    いて、前記表示手段に表示された画像ファイルを削除す
    る際に、前記制御手段は、該画像ファイルに前記プリン
    ト情報が記録されている場合に、該画像ファイルがプリ
    ント指定されている旨を前記表示手段に表示させ、確認
    操作が検出されると該画像ファイルを消去することを特
    徴とする情報管理装置。
JP29405998A 1998-10-15 1998-10-15 情報管理方法および情報管理装置 Expired - Fee Related JP4060462B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29405998A JP4060462B2 (ja) 1998-10-15 1998-10-15 情報管理方法および情報管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29405998A JP4060462B2 (ja) 1998-10-15 1998-10-15 情報管理方法および情報管理装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2000125233A true JP2000125233A (ja) 2000-04-28
JP2000125233A5 JP2000125233A5 (ja) 2005-04-07
JP4060462B2 JP4060462B2 (ja) 2008-03-12

Family

ID=17802763

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29405998A Expired - Fee Related JP4060462B2 (ja) 1998-10-15 1998-10-15 情報管理方法および情報管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4060462B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002126264A (ja) * 2000-10-27 2002-05-08 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
US7414746B2 (en) 2000-05-23 2008-08-19 Fujifilm Corporation Image data communication method
JP2011041832A (ja) * 2010-11-01 2011-03-03 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2012250093A (ja) * 2012-09-26 2012-12-20 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2014223362A (ja) * 2014-07-01 2014-12-04 株式会社三洋物産 遊技機
JP2016154975A (ja) * 2016-06-08 2016-09-01 株式会社三洋物産 遊技機

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7414746B2 (en) 2000-05-23 2008-08-19 Fujifilm Corporation Image data communication method
JP2002126264A (ja) * 2000-10-27 2002-05-08 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2011041832A (ja) * 2010-11-01 2011-03-03 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2012250093A (ja) * 2012-09-26 2012-12-20 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2014223362A (ja) * 2014-07-01 2014-12-04 株式会社三洋物産 遊技機
JP2016154975A (ja) * 2016-06-08 2016-09-01 株式会社三洋物産 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4060462B2 (ja) 2008-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7773128B2 (en) Imaging apparatus
US8698821B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, computer program, and storage medium
KR100495292B1 (ko) 화상 처리 장치, 화상 처리 방법, 및 프로그램을 기억한 기억 매체
US20020191079A1 (en) Electronic device and electronic system
JP4541459B2 (ja) デジタルカメラ
JP4616500B2 (ja) 画像送信装置、方法及びプログラム
US20120176512A1 (en) Image storage apparatus, image storage method, and control program executed in image storage apparatus
JP2011077654A (ja) 撮像装置、その制御方法、及びプログラム
US20050001909A1 (en) Image taking apparatus and method of adding an annotation to an image
JP4060462B2 (ja) 情報管理方法および情報管理装置
JP3885013B2 (ja) 撮像装置、撮像装置制御方法、その記録媒体およびそのプログラム
JP4503867B2 (ja) 画像再生装置及び電子カメラ装置並びに画像再生方法
JP2002135711A (ja) 電子カメラ装置および記録媒体
JP2004064297A (ja) 画像加工装置、画像表示装置、画像加工用プログラム、および画像表示用プログラム
JP4792529B2 (ja) 画像再生装置
CN100525396C (zh) 图像显示控制装置、摄影装置以及图像显示方法
JP2008182513A (ja) 情報書き込み機能を備えた撮像装置
JP3831472B2 (ja) 電子スチルカメラの消去動作制御装置
JP4992597B2 (ja) 撮像装置およびプログラム
JP2000188710A (ja) 画像通信方法、画像通信装置、及び画像通信システム
JP2001346150A (ja) 記録情報送信装置及びその方法
JP4782817B2 (ja) 情報管理方法および情報管理装置
JP2008005057A (ja) 撮影記録装置およびその制御方法
JP2001285758A (ja) 電子カメラ及び画像処理装置並びに記録媒体
JP2000335017A (ja) 情報管理方法および情報管理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040521

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040521

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20061201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071220

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101228

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101228

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111228

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111228

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121228

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees