JP2003189212A - 撮像装置及び撮像方法及びプログラム及び記憶媒体 - Google Patents

撮像装置及び撮像方法及びプログラム及び記憶媒体

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JP2003189212A JP2001388153A JP2001388153A JP2003189212A JP 2003189212 A JP2003189212 A JP 2003189212A JP 2001388153 A JP2001388153 A JP 2001388153A JP 2001388153 A JP2001388153 A JP 2001388153A JP 2003189212 A JP2003189212 A JP 2003189212A
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顕照 仲
Katsumi Iijima
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】デジタルカメラにおいて、画像のプリントを容
易に行なえるようにし異なる機種間で画像の再生及び送
信を手間をかけずに行うことが出来る。 【解決手段】撮像素子103によって画像を取得する前
に予め当該画像の出力,例えばプリント情報、再生情
報、送信情報などの設定を行なう設定装置113を有
し、この追記情報を記憶させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像のプリントを
容易に行なえるようにすることができる撮像装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルカメラで撮影した画像に
ついて、モニタ等の表示装置に表示するとともに、観賞
用としてプリンター等で印刷する機会が増えている。こ
のような状況下において、ユーザメリットという観点か
らDPOF(Digital Print Order Format)と呼ばれる
規格が発表されている。DPOF規格は、プリントする
のに必要なプリント情報を電子化し、プリント情報を画
像ファイルととともに記録媒体に保存するというもの
で、プリント情報の記述形式を統一化している。
【0003】プリント情報を保存するファイル(DPO
Fファイルと呼ばれる)は、画像ファイルとは別のテキ
ストファイル形式で記録媒体に記録することが規定され
ている。規格が拡張されて、プリント情報だけでなくス
ライドショーや画像ファイルの送信などについても再生
情報、及び送信情報として記述形式を統一化している。
【0004】このような規格に従ってプリント情報、及
び再生情報、及び送信情報を画像ファイルとともに記録
媒体に保存することで、パーソナルプリンタとのダイレ
クトプリントや、異なる機種間でのスライドショーの実
現、画像ファイルの送信といったユーザメリットの実現
に効果がある。
【0005】一方撮影画像は、撮影レンズを通過した被
写体光束が固体撮像素子(CCDなど)に到達し、被写
体像を電気信号に変換し映像信号として出力される。出
力された画像について、画像処理回路内でさまざまな変
換処理が施され、最後に記録媒体に画像ファイルとして
保存される。
【0006】一般的なデジタルカメラは、画像ファイル
をデジタルカメラに内臓の液晶モニタ(LCD)で再生
(表示)する機能を有し、例えば特開平10-1267
24号公報に開示されているように、この再生画像を液
晶モニタに一覧表示し、プリントする画像を指定する装
置が提案されている。
【0007】また、特開2001-045339号公報
には、撮影モードでの撮影画像の確認画面上で、プリン
ト指示を行う手段が開示されている。
【0008】また、特開2001-069454号公報
には、メモリカードなどの記録媒体に設けた固定ファイ
ルに予め付加情報を格納し、撮影時に前記固定ファイル
に格納された付加情報を自動的に取得し、利用する方法
が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のプリント設定で
は、撮影画像についてユーザが確認しながら、プリント
指示を行っている。そのため、撮影画像を必ずプリント
すると決めている場合においても、画像毎にプリント枚
数の指定を行う必要があり、回転やトリミングなどの設
定なども別途行う必要がある。
【0010】コンパクト性が重視されるデジタルカメラ
においては、物理的な制約などによって、機能毎に対応
するボタンを用意することは困難であるため、プリント
設定の操作がわかりずらいなどの問題点を抱えている。
【0011】また、プリント設定を容易に行えるように
するため、ボタンなど入力キーを特別に設定すること
は、カメラサイズが大きくなる、撮影時の不具合をもた
らす可能性がある、といった問題を引き起こすことにな
る。
【0012】また、プリント指示を全画像に対して行う
方法もあるが、プリント指示を全画像に対して設定し、
プリント情報が確定した後でも、もう一度撮影モードで
画像を撮影した場合は、再度全画像に対してプリント指
定の指示をするなどのユーザ操作が必要となる。
【0013】また、撮影時に、付加情報を自動的に取得
し、利用する方法も存在するが、撮影画像に対してプリ
ント情報を設定することは想定されていないため容易に
は適用できないという問題点を抱えている。
【0014】従って、本発明は上述した課題に鑑みてな
されたものであり、その目的は、デジタルカメラにおい
て、画像のプリントを容易に行なえるようにすることで
ある。
【0015】異なる機種間で画像の再生及び送信をする
場合にユーザの操作の手間を低減することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明に係わる撮像装置は、撮
像手段によって画像を取得する前に予め当該画像の出力
の設定を行なう設定手段を有することを特徴としてい
る。
【0017】また、この発明に係わる撮像装置におい
て、前記設定手段は、前記画像を取得する前に、前記画
像のプリント情報、再生情報、送信情報の少なくとも1
つを含む追記情報を記憶手段に記憶させることを特徴と
している。
【0018】また、この発明に係わる撮像装置におい
て、前記追記情報は、複数の中から選択可能であること
を特徴としている。
【0019】また、この発明に係わる撮像装置におい
て、前記追記情報は、DPOF規格に従って、前記撮像
装置内の記録媒体、又は通信先の記録媒体に記録される
ことを特徴としている。
【0020】また、この発明に係わる撮像装置におい
て、前記追記情報は、DPOF規格のベンダーユニーク
リージョンに記録されることを特徴としている。
【0021】また、本発明に係わる撮像方法は、撮像手
段によって画像を取得する前に予め当該画像の出力の設
定を行なう設定工程を有することを特徴としている。
【0022】また、この発明に係わる撮像方法におい
て、前記設定工程では、前記画像を取得する前に、前記
画像のプリント情報、再生情報、送信情報の少なくとも
1つを含む追記情報を記憶手段に記憶させることを特徴
としている。
【0023】また、この発明に係わる撮像方法におい
て、前記追記情報は、複数の中から選択可能であること
を特徴としている。
【0024】また、この発明に係わる撮像方法におい
て、前記設定工程では、前記追記情報を、DPOF規格
に従って、前記撮像装置内の記録媒体、又は通信先の記
録媒体に記録することを特徴としている。
【0025】また、この発明に係わる撮像方法におい
て、前記追記情報を、DPOF規格のベンダーユニーク
リージョンに記録することを特徴としている。
【0026】また、本発明に係わるプログラムは、上記
の撮像方法をコンピュータに実行させることを特徴とし
ている。
【0027】また、本発明に係わる記憶媒体は、上記の
プログラムをコンピュータ読み取り可能に記憶したこと
を特徴としている。
【0028】以上のような構成により、ユーザは撮影画
像に対していちいちプリント設定をすることなく、撮影
した画像全てを、わずらわしい設定処理をすることなく
プリント設定することが可能である。同様に、画像のス
ライドショー、及び画像の送信についてもわずらわしい
設定処理をしないで済む。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて、添付図面を参照して説明する。
【0030】(第1の実施形態)図1は、本発明のデジ
タルカメラの第1の実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
【0031】図1において、101は図示していない被
写体からの光を結像するレンズ、102はレンズ101
からの入射光量を調節する絞り機構、103はレンズ1
01から絞り機構102を通って入射した光を電気信号
に変換する撮像素子、104は撮像素子103により光
電変換された信号をサンプリングしてゲインコントロー
ルするCDS・AGC回路、105はCDS・AGC回
路104から出力されるアナログ信号をデジタル信号に
変換するアナログ・デジタル変換器(以降、A/D変換
器と記述)、106はA/D変換器105によりA/D
変換された信号に対して所定の処理を施すカメラ信号処
理回路、121はカメラ信号処理回路106などの装置
から出力されたデジタル信号をメモリ116などの他の
装置へ転送するためのデータバス、115は本デジタル
カメラ全体を制御するマイクロコンピュータ(以降、C
PUと記述)、120はCPU115から出力される制
御信号を伝達する制御バス、116はデータバス121
から送られる画像データなどのデジタル信号を一時的に
記憶する記録装置(以降、メモリと記述)、117はメ
モリ116上に一時的に記憶されている画像データを画
像ファイルの形で保存するメモリカードやディスクなど
の2次記録装置、118はカメラ信号処理回路106か
ら出力した生の画像データをJPEGなどの圧縮アルゴ
リズムを用いて圧縮したりその逆に伸張したりする画像
圧縮・伸張装置、108はLCD液晶表示装置109に
出力する映像信号を保持する画像表示メモリ、107は
画像表示メモリに出力されたデジタル信号をアナログ信
号に変換するデジタル・アナログ変換器(以降、D/A
変換器と記述)、109はD/A変換器107から出力
されるアナログ映像信号をユーザに対して表示するLC
D液晶表示装置である。
【0032】送信設定選択部110、再生設定選択部1
11、及びプリント設定選択部112は、単独のボタン
キー、タッチパネルまたは十字ボタンが用いられる。1
14はプリント情報、再生情報、送信情報をなどの設定
情報を作成、及び取得する設定情報作成・取得装置、1
19は撮影画像に対して、自動的にプリント情報、再生
情報、送信情報の設定が行えるようにするための自動追
記情報を作成、及び取得する自動追記情報作成・取得装
置、113は自動追記情報作成・取得装置119で、取
得した設定情報に基づいて、プリント情報、再生情報、
送信情報を自動的に追記する設定情報自動追記装置であ
る。
【0033】図2に電源がオンされてから設定情報自動
追記装置113で、設定情報が自動追記されるまでの撮
影モードでのメインルーチンのフローチャートを示す。
【0034】電源がオンされると処理が開始され(ステ
ップS100)、ステップS101では、後述の自動追
記情報取得ルーチンを、ステップS102では、ステッ
プS101で取得した自動追記情報、及びユーザ選択結
果に基づいて、設定情報自動追記装置113に対して、
画像の撮影後、設定情報を自動作成するよう指示する。
【0035】図6に、ステップS101で、自動追記情
報を取得しようとした結果、プリント情報、及び再生情
報については取得でき、送信情報については取得できな
かった場合のLCD液晶表示装置109に表示される画
面のイメージ図を示す。
【0036】ユーザは、前もって自動追記情報が設定し
てある設定について、撮影の前に設定情報を自動追記す
るかを選択する。
【0037】図7に、プリントのみ設定情報を自動追記
するとした場合(ステップS102)のLCD液晶表示
装置109に表示される画面のイメージ図を示す。
【0038】ステップS103で、LCD液晶表示10
9への動画表示などの撮影前処理を行い、ステップS1
04で、シャッターボタンが押されると、ステップS1
05で、撮像素子103から出力された画像信号を、A
/D変換器105やカメラ信号処理回路106で処理
し、JPEGなどの画像ファイルを作成する。ステップ
S106で、画像ファイルを記録装置117に記録し、
ステップS107で、後述の設定情報自動追記ルーチン
を実行した後、ステップS103からステップS107
を繰り返す。
【0039】図2で示すように、今まで撮影後に行って
いた各種設定処理は、自動追記情報を適用するか否かの
選択処理(ステップS102)だけで済み、ユーザは各
画像に必要だったプリント設定、再生設定、送信設定に
ついてのわずらわしい処理をしないで済む。
【0040】図3は、図2のステップS101の自動追
記情報取得ルーチンのフローチャートである。
【0041】本ルーチンは、記録装置117内を検索
し、自動追記情報があればその内容を解釈し、LCD液
晶表示装置109を用いてユーザに対し現在設定されて
いる自動追記情報を表示するためのルーチンである。
【0042】ステップS151で、記録装置117内を
検索して自動追記情報が記録されていれば、自動追記情
報をメモリ116に読み出す。ステップS152では、
自動追記情報が記録されていなければステップS156
でメインルーチンへ戻り、自動追記情報が見つかりメモ
リ116へ読み出すことに成功していれば、ステップS
153以降を実行する。
【0043】ステップS153で、デジタルカメラにお
ける機種依存情報を取得し、ステップS154における
パラメータとなる情報を生成する。機種依存情報には、
プリント設定、及び再生設定、及び送信設定ができる
か、プリント設定において紙の設定ができるか、再生設
定において再生間隔の設定ができるか、送信設定におい
て送信先にどのような宛先を設定できるか等がある。
【0044】ステップS154で、メモリ116に読み
出されている自動追記情報を解釈し、ステップS153
で取得した機種依存情報を元に、デジタルカメラ毎に自
動追記可能な設定内容を取得する。
【0045】プリント設定を自動追記する場合には、図
8にあるような自動追記情報を自動追記情報作成・取得
装置119で前もって編集、及び新規作成を行う(ステ
ップS154)。同様に、再生設定の場合は、図9のよ
うな自動追記情報を、送信設定の場合は、図10のよう
な自動追記情報を、自動追記情報作成・取得装置119
で前もって編集、及び新規作成を行う(ステップS15
4)。
【0046】図11に、プリント設定におけるステップ
S153で取得した機種依存情報のLCD液晶表示装置
109に表示される画像のイメージ図を示す。
【0047】図12に、ステップS153で取得した機
種依存情報と記録装置117に存在した自動追記情報を
もとに、設定情報自動追記装置113を備えるデジタル
カメラにおいて自動追記の内容がLCD液晶表示装置1
09に表示される画面のイメージ図を示す。
【0048】図12では、記録装置117内の自動追記
情報では、トリミングの指定を設定しているが(図
8)、デジタルカメラにトリミングの設定を行う機能が
ない場合(図11)、最終的に自動追記情報となってい
ないことを示している。ステップS155で、ステップ
S154で取得した自動追記情報の内容をLCD液晶表
示装置109で表示する。ステップS156で、メイン
ルーチンへ戻る。
【0049】図4は、図2のステップS107の設定情
報自動追記ルーチンのフローチャートである。
【0050】本ルーチンは、図2のステップS105で
撮影された画像に対して、自動追記情報が有効であれば
自動的に設定情報を追記するためのルーチンである。設
定情報自動追記装置113において、ステップS201
では、図2のS102の結果より、設定情報を自動追記
しない場合は、ステップS205でメインルーチンへ戻
り、設定情報を自動追記する場合は、ステップS202
以降を実行する。ステップS202で、図2のステップ
S105で撮影された画像に関する情報、撮影画像のパ
ス名、及びファイルフォーマットを取得する。ステップ
S203で、ステップS202で取得した撮影画像デー
タ、及び図2のステップS102で選択された自動追記
情報を元に、設定情報を作成し、記録装置117に記録
する。ステップS204で、LCD液晶表示装置109
へ設定情報の記録結果を表示する。ステップS205
で、メインルーチンへ戻る。
【0051】図5に電源がオンされてから自動追記情報
を編集するまでの再生モードでのメインルーチンのフロ
ーチャートを示す。
【0052】電源がオンされると処理が開始され(ステ
ップS250)、ステップS251で、撮影画像につい
てLCD液晶表示装置109で表示する。ステップS2
52で、設定ボタンが押されるとステップS253で、
前述の自動追記情報取得ルーチンが実行される。
【0053】図8、図9、及び図10は、ステップS2
53で取得した自動追記情報を元にした設定情報を自動
的に追記するための設定を行う編集画面のイメージ図で
ある。プリント設定を自動追記する場合には、図8にあ
るような自動追記情報を自動追記情報作成・取得装置1
19で前もって編集、及び新規作成を行う(ステップS
254)。同様に、再生設定の場合は、図9のような自
動追記情報を、送信設定の場合は、図10のような自動
追記情報を、自動追記情報作成・取得装置119で前も
って編集、及び新規作成を行う(ステップS254)。
ステップS255で、自動追記情報記録処理を行い記録
装置117へ自動追記情報を保存し、ステップS251
以降を繰り返す。
【0054】撮影前に自動追記情報作成・取得装置11
9で追記内容を取得することで、前もって編集した自動
追記情報の結果を反映し、画像の撮影後に行っていたわ
ずらわしい操作を行うことなく自動的に設定情報を追記
する操作を実現する。
【0055】(第2の実施形態)以下、本発明の第2の
実施形態を図面及びフローチャートを参照して説明す
る。本発明の第1の実施形態で示した手段に加え、設定
情報作成(図4のステップS203)において、設定情
報自動追記装置113で作成するプリント情報、及び再
生情報、及び送信情報をDPOF規格に従った記述形式
とする。自動追記情報作成・取得装置119で作成した
自動追記情報から、設定情報自動追記装置113で設定
情報が作成されるまでのDPOF規格に従った設定情報
を追記する場合のフローチャート図を図13に示す。
【0056】図13で電源がオンされると処理が開始さ
れ(ステップS300)、ステップS301では、前述
の自動追記情報取得ルーチンを実行する。ステップS3
02では、ステップS301で取得した自動追記情報、
及びユーザ選択結果に基づいて、設定情報自動追記装置
113に対して、画像の撮影後、DPOF規格に従った
設定情報を自動追記するよう指示する。ステップS30
3では、設定情報を記録するためのDPOF規格に従っ
た記録ファイルが記録装置117上に存在しなければ、
新規に前記記録ファイルを作成する。ステップS304
で、LCD液晶表示装置109への動画表示などの撮影
前処理を行い、ステップS305で、シャッターボタン
が押されると、ステップS306で、撮像素子103か
ら出力された画像信号を、A/D変換器105やカメラ
信号処理回路106で処理し、JPEGなどの画像ファ
イルを作成する。ステップS307で、画像ファイルを
記録装置117に記録する。ステップS308で、自動
追記する設定情報の中で画像ファイルに依存せず自動追
記情報だけで済む内容を取得し、DPOF規格に従った
記述形式を作成する。ステップS309で、画像ファイ
ル固有の設定情報、及び自動追記情報から自動追記する
設定情報を取得し、DPOF規格に従った記述形式を作
成する。ステップS310で、ステップS308、及び
ステップS309で作成したDPOF規格に従った設定
情報を、前記記録ファイルに書き込む。上記記録ファイ
ルに設定情報を書き込んだ後、ステップS304からス
テップS310を繰り返す。
【0057】図13に示すように、今まで撮影後に行っ
ていた各種設定処理は、自動追記情報を適用するか否か
の選択処理(ステップS302)だけで済む。第2の実
施形態についても、第1の実施形態と同じくユーザは各
画像に必要だったプリント設定、再生設定、送信設定に
ついてのわずらわしい操作は必要ない。
【0058】(第3の実施形態)以下、本発明の第3の
実施形態を図面及びフローチャートを参照して説明す
る。
【0059】本発明の第1の実施形態で示した手段に加
え、自動追記情報作成・取得装置119で作成される自
動追記情報を、DPOF規格のベンダーユニークリージ
ョンの領域内に作成するようにしたものである。
【0060】図14に、自動追記情報をDPOF規格の
ベンダーユニークリージョン内に作成するフローチャー
ト図を示す。
【0061】図14で電源がオンされると処理が開始さ
れ(ステップS350)、ステップS351で、撮影画
像についてLCD液晶表示装置109で表示する。撮影
画像を再生中に設定ボタンが押されると(ステップS3
52)、ステップS353で、自動追記情報を記述する
DPOF規格に従った記録ファイルを検索する。ステッ
プS354で、自動追記情報を記録している前記記録フ
ァイルが存在すれば、ステップS355以降を実行し、
存在しなければステップS357以降を実行する。ステ
ップS355では、前記記録ファイル内をDPOF規格
に従って解析し、ベンダーユニークリージョンを見つけ
る。ステップS356で、ベンダーユニークリージョン
内に自動追記情報が記述してあれば、自動追記情報を取
得する。
【0062】自動追記情報の設定メニューについて、ス
テップS356で取得した自動追記情報は、LCD液晶
表示装置109に図8、及び図9、及び図10のように
表示される。プリント設定は、図8のような表示画面に
ついて、ステップS357で、自動追記情報を編集し、
その結果をベンダーユニークリージョン内に記述する。
同様に再生設定は、図9のような表示画面に対して、送
信設定は、図10のような表示画面に対して、ステップ
S357で自動追記情報を編集し、その結果をベンダー
ユニークリージョン内に記述する。ステップS354
で、DPOF規格に従った記録ファイルがない場合は、
新規にDPOF規格に従った記録ファイルを作成する
(ステップS357)。ステップS358で、ステップ
S357で編集、又は新規作成した自動追記情報を記録
装置117で記録する。自動追記情報を記録後はステッ
プS351以降を繰り返す。
【0063】(第4の実施形態)以下、本発明の第4の
実施形態を図面及びフローチャートを参照して説明す
る。
【0064】本発明の第1の実施形態で示した手段に加
え、自動追記情報作成・取得装置119で自動追記情報
を複数作成・取得し、複数の自動追記情報の中から選択
する。
【0065】図15は、図8の自動追記情報設定メニュ
ーにおいて、プリント設定の自動追記を複数の中から選
択できることをLCD液晶表示装置109で表示してい
るイメージ図である。新規追加ボタンを押すと自動追記
を行う設定情報について、別の設定で保存できる。
【0066】以上説明したように、上記の各実施形態に
よれば、プリント設定機能を有するデジタルカメラにお
いて、ユーザによるプリント指示を行うのではなく、プ
リント情報を自動的に追記することによって、プリント
設定におけるユーザ操作の手間の低減を図り、撮影画像
を容易にプリント設定できるデジタルカメラを提供する
ことができる。同様に、異なる機種間での再生設定、及
び画像ファイルの送信を想定した送信設定についても設
定情報を自動的に追記し、ユーザ操作の手間を低減する
デジタルカメラを提供することができる。
【0067】言い換えれば、記録媒体に前もってどのよ
うなプリント設定を行うのかを記述することによって、
画像撮影後のプリント設定にかかるユーザ操作の手間を
省くことができる。
【0068】また、プリント設定の自動追記にあたりD
POF規格にしたがっているため、DPOF規格に対応
している機種間で設定内容を利用することが可能であ
る。プリント設定だけでなく、再生設定、送信設定につ
いても同様である。
【0069】
【他の実施形態】また、各実施形態の目的は、前述した
実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコ
ードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システ
ムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置の
コンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し実行することによっ
ても、達成されることは言うまでもない。この場合、記
憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述し
た実施形態の機能を実現することになり、そのプログラ
ムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することに
なる。また、コンピュータが読み出したプログラムコー
ドを実行することにより、前述した実施形態の機能が実
現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基
づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティング
システム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0070】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0071】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードが格納されることになる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
デジタルカメラにおいて、画像のプリントを容易に行な
えるようにすることができる。
【0073】また、異なる機種間で画像の再生及び送信
をする場合にユーザの操作の手間を低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のデジタルカメラの構
成を示すブロック図である。
【図2】デジタルカメラの撮影モードでのメインルーチ
ンのフローチャートである。
【図3】自動追記情報を取得するルーチンのフローチャ
ートである。
【図4】設定情報を自動追記するルーチンのフローチャ
ートである。
【図5】デジタルカメラの再生モードでのメインルーチ
ンのフローチャートである。
【図6】自動追記情報を編集するためのメニュー画面の
イメージ図である。
【図7】自動追記を選択するためのメニュー画面のイメ
ージ図である。
【図8】プリント設定メニュー画面のイメージ図であ
る。
【図9】再設定メニュー画面のイメージ図である。
【図10】送信設定メニュー画面のイメージ図である。
【図11】機種依存情報の表示画面のイメージ図であ
る。
【図12】自動追記情報の表示画面のイメージ図であ
る。
【図13】撮影ルーチンのフローチャートである。
【図14】再生ルーチンのフローチャートである。
【図15】図8の自動追記情報設定メニューにおいて、
プリント設定の自動追記を複数の中から選択できること
をLCD液晶表示装置で表示しているイメージ図であ
る。
【符号の説明】
122 LCD液晶表示部 123 自動追記情報取得結果メニュー 124 自動追記選択ボタン 125 自動追記決定状態 126 自動追記情報設定メニュー 127 機種依存情報 128 自動追記情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H104 AA19 5C022 AA13 AC03 AC11 AC31 AC42 AC69 5C052 AA12 DD02 FA02 FA09 FB01 FC06 5C053 FA04 GB36 KA01 KA24 LA02 LA03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段によって画像を取得する前に予
    め当該画像の出力の設定を行なう設定手段を有すること
    を特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記設定手段は、前記画像を取得する前
    に、前記画像のプリント情報、再生情報、送信情報の少
    なくとも1つを含む追記情報を記憶手段に記憶させるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記追記情報は、複数の中から選択可能
    であることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記追記情報は、DPOF規格に従っ
    て、前記撮像装置内の記録媒体、又は通信先の記録媒体
    に記録されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装
    置。
  5. 【請求項5】 前記追記情報は、DPOF規格のベンダ
    ーユニークリージョンに記録されることを特徴とする請
    求項3に記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 撮像手段によって画像を取得する前に予
    め当該画像の出力の設定を行なう設定工程を有すること
    を特徴とする撮像方法。
  7. 【請求項7】 前記設定工程では、前記画像を取得する
    前に、前記画像のプリント情報、再生情報、送信情報の
    少なくとも1つを含む追記情報を記憶手段に記憶させる
    ことを特徴とする請求項6に記載の撮像方法。
  8. 【請求項8】 前記追記情報は、複数の中から選択可能
    であることを特徴とする請求項7に記載の撮像方法。
  9. 【請求項9】 前記設定工程では、前記追記情報を、D
    POF規格に従って、前記撮像装置内の記録媒体、又は
    通信先の記録媒体に記録することを特徴とする請求項6
    に記載の撮像方法。
  10. 【請求項10】 前記追記情報を、DPOF規格のベン
    ダーユニークリージョンに記録することを特徴とする請
    求項9に記載の撮像方法。
  11. 【請求項11】 請求項6乃至10のいずれか1項に記
    載の撮像方法をコンピュータに実行させることを特徴と
    するプログラム。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のプログラムをコン
    ピュータ読み取り可能に記憶したことを特徴とする記憶
    媒体。
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