JP2005167547A - 画像出力装置、電子カメラ及びそのプログラム - Google Patents

画像出力装置、電子カメラ及びそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 パソコンに記録された画像データが、電子カメラで再生することができるファイル形式であるか否かを判断し、該電子カメラで再生できるファイル形式の場合には、ファイル形式の変換を行わないで該画像ファイルを出力することができる画像出力装置、電子カメラ及びそのプログラムの提供。
【解決手段】 画像出力装置は、転送先のカメラのカメラ機種情報を取得することにより該カメラが対応するファイル形式(所定ファイル形式)を認識する。そして、転送したい画像データが選択されると、該選択された画像データのファイル形式を判定し、該判定されたファイル形式が所定ファイル形式であるか否かを判断する。所定ファイル形式でない場合には、該選択された画像データを所定ファイル形式に変換することができるか否かを判断し、所定ファイル形式に変換することができる場合には、所定ファイル形式に変換し、変換した画像データを電子カメラに転送する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像出力装置、電子カメラ及びそのプログラムに係り、詳しくは、パソコンに記録された画像データが、電子カメラで再生することができるファイル形式であるか否かを判断し、該電子カメラで再生できるファイル形式の場合には、ファイル形式の変換を行わないで該画像ファイルを出力することができる画像出力装置、電子カメラ及びそのプログラムに関する。
従来、電子カメラの普及により、誰でも手軽に様々な場面で撮影を行うことができるようになり、この撮影した画像をメモリ・カード等の記録媒体に記録し、更に、この記録した画像をその場で手軽に見ることができるようになっている。
また、電子カメラとパソコンとを接続することにより、記録した画像をパソコンに伝送することができ、電子カメラで撮影した画像をパソコンで見ることができるようになっている。
逆に、パソコンに保存してある画像を電子カメラに伝送して、該画像を電子カメラで見ることもできるようになっている。
また、下記特許公開公報には、画像情報処理装置なる発明が開示されている。詳しくは、電子カメラに適合したフォーマットの画像に変換することができる画像情報処理装置なるものが記載されている。
公開特許公報 特開2001−157146(段落「0011」〜段落「0021」参照)
しかしながら、パソコンには複数の形式のデータが記録されており、従来のパソコン及び電子カメラにおいては、パソコンから電子カメラにデータを伝送する場合、すべてのデータをそのまま伝送してしまうため、電子カメラが認識することができないファイル形式のデータも伝送されてしまうという問題点があった。
また、使用者がそのデータを利用したいと思っても、電子カメラが認識することができないため、利用することができないという問題点もあった。
更に、使用者自身がデータのファイル形式を変更した場合には、元画像の情報が残らないため、元のデータが何であるかがわからないという問題点もあった。
上記特許文献に記載の画像情報処理装置によれば、画像の記憶フォーマットを電子カメラに適合した画像フォーマットの画像に変換することができるが、電子カメラが認識することができる形式のデータと認識することができない形式のデータ及び変換することができるデータと変換することができないデータとがパソコンに混在して記録されているというケースを想定していないため、電子カメラが認識することができる画像データまで変換してしまうという問題点があった。
また、変換したい画像ファイルの対応するカメラ機種情報をユーザが入力するため、ユーザはカメラ機種名をいちいち調べて入力しなければならず、手間がかかり面倒であるという問題点があった。
そこで本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、パソコンに記録された画像データが、電子カメラで再生することができるファイル形式であるか否かを判断し、該電子カメラで再生できるファイル形式の場合には、ファイル形式の変換を行わないで該画像ファイルを出力することができる画像出力装置、電子カメラ及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明による画像出力装置は、画像ファイルのファイル形式が、電子カメラで再生可能な所定ファイル形式か否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により所定ファイル形式でないと判断された画像ファイルを所定ファイル形式に変換する変換手段と、
前記変換手段により所定ファイル形式に変換された画像ファイルを外部に出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、例えば、請求項2に記載されているように、前記所定ファイル形式は、
ファイル形式を取得する取得手段により取得されたファイル形式であるようにしてもよい。
また、請求項3に記載されているように、前記取得手段は、
画像データ出力先である電子カメラから送信されたファイル形式を特定可能な情報を受信することによりファイル形式を取得するようにしてもよい。
また、例えば、請求項4に記載されているように、画像ファイルを記録するための第1の記録手段を備え、
前記取得手段は、
前記第1の記録手段に記録されている画像ファイルのファイル形式を特定可能な情報によりファイル形式を取得するようにしてもよい。
また、請求項5に記載されているように、前記取得手段は、
カメラの機種情報によりファイル形式を取得するようにしてもよい。
また、請求項6に記載されているように、前記取得手段は、
ユーザによって指定されたファイル形式を取得するようにしてもよい。
また、例えば、請求項7に記載されているように、前記出力手段は、
前記第1の記録手段に画像ファイルを記録するようにしてもよい。
また、請求項8に記載されているように、前記出力手段は、
前記判断手段により所定ファイル形式と判断された画像ファイルを、前記変換手段によって変換することなく外部に出力するようにしてもよい。
また、請求項9に記載されているように、前記変換手段により所定ファイル形式に変換することができないファイル形式であるか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により所定ファイル形式に変換することができないファイル形式であると判別した場合には、
前記出力手段は、
該画像ファイルを外部に出力しないようにしてもよい。
また、例えば、請求項10に記載されているように、前記変換手段は、
画像ファイルの管理情報のデータの中で必要なデータのみ使用して、画像ファイルのファイル形式を変換するようにしてもよい。
また、請求項11に記載されているように、前記変換手段は、
画像ファイルの画像データの中で変換を行わなくてもよい画像データの場合には、変換を行うことなく画像ファイルのファイル形式を変換するようにしてもよい。
また、例えば、請求項12に記載されているように、前記変換手段は、
画像ファイルの画像データを変換することにより複数の画像データを生成して画像ファイルのファイル形式を変換するようにしてもよい。
また、請求項13に記載されているように、前記変換手段は、
変換前のファイル形式の情報をタグ情報として変換後の画像ファイルの中に埋め込むようにしてもよい。
また、例えば、請求項14に記載されているように、画像ファイルが記録されている第2の記録手段と、
前記第2の記録手段に記録されている画像ファイルの中から画像ファイルを選択する選択手段と、を備え、
前記判断手段は、前記選択手段によって選択された画像ファイルのファイル形式が所定ファイル形式であるか否かを判断するようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項15記載の発明による電子カメラは、画像ファイルを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された画像ファイルのファイル形式が電子カメラで再生可能な所定ファイル形式か否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により所定ファイル形式でないと判断された画像ファイルを所定ファイル形式に変換する変換手段と、
前記変換手段により変換された画像ファイルを記録手段に記録する記録制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
上記目的達成のため、請求項16記載の発明によるプログラムは、画像ファイルのファイル形式が電子カメラで再生可能な所定ファイル形式か否かを判断する処理と、
この処理により所定ファイル形式でないと判断された画像ファイルを所定ファイル形式に変換する処理と、
この処理により所定ファイル形式に変換された画像ファイルを外部に出力する処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
上記目的達成のため、請求項17記載の発明によるプログラムは、画像ファイルを取得する処理と、
この処理により取得された画像ファイルのファイル形式が電子カメラで再生可能な所定ファイル形式か否かを判断する処理と、
この処理により所定ファイル形式でないと判断された画像ファイルを所定ファイル形式に変換する処理と、
この処理により変換された画像ファイルを記録媒体に記録する処理と、
を含み、上記各処理を電子カメラに実行させることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、画像ファイルのファイル形式が所定ファイル形式か否かを判断し、所定ファイル形式でない場合は、該画像ファイルを所定ファイル形式に変換して画像ファイルを出力するので、ユーザは、出力先等の電子機器で対応可能な画像ファイルであるか否かを意識する必要がない。
また、所定ファイル形式でない画像ファイルを変換して出力するので、出力された画像は出力先等で確実に見ることができる。
請求項2記載の発明によれば、取得したファイル形式を所定ファイル形式とするので、変換したい画像ファイルのファイル形式を取得することにより、確実に変換したいファイル形式に変換することができる。
請求項3記載の発明によれば、画像データの出力先である電子カメラに対応するファイル形式を取得するので、出力する画像データは、該電子カメラで確実に見ることができ、また、カメラ機種名、ファイル形式を選択する必要がないので、ユーザの手間と労力を省くことができる。
請求項4記載の発明によれば、第1の記録手段に記録されている画像ファイルのファイル形式を所定ファイル形式とするので、画像ファイルのファイル形式を第1の記録手段に記録されている画像ファイルのファイル形式に変換することができる。また、カメラ機種名、ファイル形式の選択が簡単又は不要になる。
請求項5記載の発明によれば、カメラ機種情報により取得したファイル形式を所定ファイル形式とするので、確実に変換後の画像ファイルを該カメラ機種のカメラで見ることができる。
請求項6記載の発明によれば、ユーザによって選択されたファイル形式を所定ファイル形式とするので、ユーザが変換したいファイル形式の画像ファイルに変換することができる。
請求項7記載の発明によれば、出力された画像ファイルは、第1の記録手段に記録されるので、後で、該変換した画像ファイルを電子カメラで見ることができる。
請求項8記載の発明によれば、所定ファイル形式の画像ファイルは変換することなく、そのまま出力するので、変換処理に伴う画質の劣化を防ぐことができる。
請求項9記載の発明によれば、所定ファイル形式に変換することができない画像ファイルは出力されないので、出力先等で見られない画像ファイルの転送を確実に防止することができ、メモリの容量を無駄にすることがない。
請求項10乃至12記載の発明によれば、変換する必要のあるデータのみを変換して画像ファイルのファイル形式を変換するので、変換処理に伴う画質の劣化を防ぐことができる。
請求項13記載の発明によれば、変換前のファイル形式の情報を、変換後の画像ファイルの中に埋め込むので、元の画像ファイルのファイル形式が何であるかを認識することができる。
請求項14記載の発明によれば、画像ファイルを記録している第2の記録手段に記録されている画像ファイルの中から選択された画像ファイルが所定ファイル形式であるか否かを判断するので、ユーザが転送したい画像を出力することができる。
請求項15記載の発明によれば、電子カメラが取得した画像ファイルが所定ファイル形式でない場合は、該画像ファイルを所定ファイル形式に変換して、メモリ・カードに記録するので、ユーザは該電子カメラに対応可能な画像ファイルであるか否かを意識する必要がない。
また、取得した画像ファイルのファイル形式が所定ファイル形式でない場合は変換して記録するので、取得した画像データを該電子カメラで見ることができる。
請求項16又は17に記載の発明によれば、既存のデジタルカメラ、パソコン等にプログラムを読み込ませることにより、本発明の画像出力装置、電子カメラを実現することができる。
以下、本実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
A.図1は、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)1と電子カメラ21とをUSBケーブル15で接続したときの外観図である。パソコン21は、本発明の画像出力装置を実現するものである。
ここでは、パーソナルコンピュータ1と電子カメラ21とをUSBケーブル15によりにより接続しているが、Bluetooth、IrDA、IEEE1394等によりパソコン1と電子カメラ21とを接続するようにしてもよい。
図2は、本発明の画像出力装置を実現するパソコン1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
パソコン1は、CPU2、画像表示装置3、キーボード4、マウス5、ハードディスク6、メモリ7、ROM8、I/Oポート9、カードI/F10を備えており、カードI/F10には、図示しないパソコンのカードスロットに着脱自在に装着されたメモリ・カード11が接続されている。
CPU2は、画像ファイルの画像ファイルの圧縮、伸張等の処理を含む各種のデジタル信号処理機能を有するとともにパソコン1の各部を制御する。
特に、CPU2は、パソコン1と電子カメラ21とがUSBケーブル15により接続されると電子カメラ21と通信接続を行い、接続された電子カメラ21の機種情報を取得し、この機種情報から電子カメラ21の画像ファイルのファイル形式を取得する。この機能は、本発明の取得手段に相当する。ここでは、この取得されたファイル形式を所定ファイル形式という。電子カメラ21の画像ファイルはExifファイルとするので、Exif形式が所定ファイル形式となる。
そして、ユーザはキーボード4、マウス5を操作することにより、ハードディスク6に記録されているファイルの中から電子カメラ21に転送したい画像ファイルを選択する。そうすると、CPU2は、ユーザのキーボード等の操作に対応した操作信号を受け取ることにより、ファイルが選択されたことを認識し、該ファイルを選択する。この機能は、本発明の選択手段に相当する。
そして、CPU2は、該選択されたファイルが画像ファイルであるか否かを判断し、画像ファイルであると判断すると、該選択された画像ファイルのファイル形式を判定する。この判定は、画像ファイルの拡張子、データ構造、ファイル内の情報(Exifタグ情報等)等により判定する。
そして、CPU2は、判定されたファイル形式がExif形式(所定ファイル形式)であるか否かの判断を行う。この機能は、本発明の判断手段に相当する。
ここで、同じExifファイルでも、電子カメラ21以外の他の機種で撮影されたExifファイルの場合は、該Exifファイルを電子カメラ21で再生できない場合がある。したがって、このファイル形式がExif形式であるか否かの判断は、通信接続された電子カメラ21に対応することができるExifファイルであるか否かの判断である。
そして、CPU2は、選択された画像ファイルのファイル形式が通信接続された電子カメラ21に対応するExif形式でないと判断すると、Exif形式に変換可能か否かを判別する。この機能は、本発明の判別手段に相当する。
そして、変換可能な場合には、画像ファイルのファイル形式を通信接続された電子カメラ21に対応するExif形式に変換する処理を行う。具体的には、画像ファイルの管理情報の中で必要なデータはそのまま使用し、画像データに関しては、そのまま使える画像データである場合にはそのまま使用し、変換の必要な画像データである場合、新に画像データを生成する必要がある場合には、該データを変換して、通信接続された電子カメラ21に対応するExif形式の画像ファイルを構築する。この機能は、本発明の変換手段に相当する。
そして、CPU2は、選択された画像ファイルが通信接続された電子カメラ21に対応するExif形式と判断された画像ファイル、又は、電子カメラ21に対応するExif形式に変換された画像ファイルのデータをI/Oポート9に出力する。この機能は、本発明の出力手段に相当する。そして、I/Oポート9に出力された画像ファイルのデータは、USBケーブル15を介して電子カメラ21に送られ、該電子カメラ21のメモリ・カードに記録される。
一方、CPU2は、選択された画像ファイルのファイル形式が通信接続された電子カメラ21に対応するExif形式でないと判断し、かつ、該画像ファイルのファイル形式が電子カメラ21に対応するExif形式に変換することができないファイル形式であると判断した場合には、該画像ファイルのデータをI/Oポート9に出力しない。つまり、画像ファイルの転送を行わない。
画像表示装置3はCRT画像表示部であり、読み出された画像ファイルの画像等を表示する。
キーボード4、マウス5は、各操作キーを含み、キー操作に応じた操作信号をCPU2に送る。
ハードディスク6には、複数のファイル形式の画像ファイル、テキストファイルのデータ等が記憶されている。ハードディスク6は、本発明の第2の記録手段に相当する。
メモリ7は、デジタル化された画像ファイルを一時記憶するバッファメモリであるとともに、CPU2のワーキングエリアとしても使用される。
ROM8は、CPU2による各部の制御に必要な制御プログラム及び各部制御に必要なデータが記録されており、CPU2は、このプログラムに従い動作することにより、本発明の取得手段、選択手段、判断手段、判別手段、変換手段、出力手段として機能する。
I/Oポート9は、外部の電子機器(例えば電子カメラ)との間でファイルのデータの入出力を行うものであり、USB(Universal Serial Bus)規格、IEEE1394規格などの各種インターフェース規格による入出力を可能としており、これらの規格によるデータ入出力可能な電子カメラなどの電子機器と接続可能となっている。
また、IrDA規格による赤外線通信、Bluetooth規格による無線通信により外部の電子機器と画像ファイルのデータの入出力を行うようにしてもよい。
カードI/F10は、パソコン1とメモリ・カード11との間で画像ファイルのデータの入出力を可能とするものである。よって、CPU2は、カードI/F10を介して、メモリ・カード11に記録されている画像ファイルのデータを読み出したり、ハードディスク6に記録されている画像ファイルのデータをメモリ・カード11に記録したりする。メモリ・カード11は、本発明の第1の記録手段に相当する。
B.次に、動作を説明する。
図3は、第1の実施の形態における画像出力装置の動作を示したフローチャートであり、以下、このフローチャートに従って動作を説明する。
ユーザのキーボード4及びマウス5の操作により、パソコン1を画像転送処理モードに設定し、パソコン1と電子カメラ21をUSBケーブル15で接続すると、ステップS1で、電子カメラ21と通信を行えるように通信接続が行われる。なお、この通信接続がされた電子カメラ21が対応する画像ファイルは、Exifファイルとする。
次いで、ステップS2に進み、通信接続された電子カメラ21のカメラ機種情報(ファイル形式情報)が取得される。このカメラ機種情報により、該電子カメラ21の画像ファイルのファイル形式を認識することができ、この認識されたファイル形式を所定ファイル形式という。つまり、所定ファイル形式は、Exif形式となる。
次いで、ステップS3で、ユーザがパソコン1のハードディスク6に記録されている画像ファイルの中で電子カメラ21に転送したいと思うファイルを選択したか否かの判断が行なわれる。このファイルの選択の判断は、キーボード4及びマウス5の操作によりユーザがファイルを選択し、その操作に対応した操作信号がCPU2に送られ、CPU2は、この操作信号によりファイルが選択されたか否かを判断する。
ファイルが選択された場合は、ステップS4に進み、選択されていない場合には、選択されるまでステップS3に留まる。
なお、パソコン1の中に特定のフォルダを設け、その特定のフォルダに記録されているファイルをすべて自動的に選択するようにしてもよい。また、パソコン1に記録されているすべての画像ファイルを自動的に選択するようにしてもよい。
ステップ4に進むと、選択されたファイルのファイル形式が判定され、ステップ5で、選択されたファイルのファイル形式が画像ファイルであるか否かの判断が行なわれる。基本的に、ユーザは転送したい画像ファイルを選択するものであるが、パソコン1にはファイル形式の異なる複数のファイルが記録されているため、ユーザが誤って、画像ファイルでないファイルを選択する場合があるからである。ここで、画像ファイルのファイル形式とは、Exif、CIFF、BMP(bitmap)、JPEG、TIFF形式等があり、画像ファイルでないファイル形式とは、ドキュメント形式、テキスト形式等がある。
選択されたファイルが画像ファイルである場合には、ステップS6に進み、画像ファイルでない場合には、画像転送処理を終了する。
ステップS6では、選択された画像ファイルのファイル形式が判定され、ステップS7に進む。この判定は、画像ファイルの拡張子、データ構造、ファイル内の情報(Exifタグ情報等)等から判定する。
ステップS7に進むと、選択されたファイル(画像ファイル)が対応可能なファイル形式の画像ファイルであるか否かの判断が行なわれる。対応可能なファイル形式とは、ステップS2で取得した電子カメラ21のカメラ機種情報に基づいて認識された該電子カメラ21の対応する画像ファイルのファイル形式即ちExif形式である。
したがって、ステップS7では、選択されたファイルのファイル形式が通信接続された電子カメラ21に対応するExif形式であるか否かの判断が行なわれる。そして、選択されたファイルのファイル形式が通信接続された電子カメラ21に対応するExif形式である場合には、該画像ファイルのファイル形式を変換する必要がないので、ステップS10に進み画像ファイルのデータの転送を行う。
一方、ステップS7で通信接続された電子カメラ21に対応するExif形式でないと判断した場合は、ステップS8に進む。
ステップS8では、選択されたファイル形式が通信接続された電子カメラ21に対応するExif形式に変換可能なファイル形式であるか否かの判断が行なわれる。ここでは、通信接続された電子カメラに対応するExif形式に変換できるファイル形式をJPEG、BMP形式及び通信接続された電子カメラ21に対応しないすべてのExif形式と設定し、それ以外のファイル形式は変換できないものとする。そして、選択されたファイル形式が変換可能なファイル形式である場合はステップS9に進み、変換可能なファイル形式でない場合は画像転送処理を終了する。
ステップS9に進むと、選択された画像ファイルのファイル形式を通信接続された電子カメラ21に対応するExif形式に変換する処理が行われる。
ここで、図4は、他機種で撮影されたExifファイルの構造と、その画像ファイルを通信接続された電子カメラ21(本機種)に対応するExif形式の画像ファイルに変換したときのファイル構造を示すものである。
また、図5は、JPEGファイルの構造と、そのJPEGファイルを通信接続された電子カメラ21に対応するExif形式に変換したときのファイル構造を示すものである。
また、図6は、BMPファイルの構造と、そのBMPファイルを通信接続された電子カメラ21に対応するExif形式に変換したときのファイル構造を示すものである。
なお、タイムスタンプは、画像ファイルと関連付けて記録されている。タイムスタンプには、撮影日時等が記録されている。
以下、図4〜図6を参照しながら画像ファイルの変換処理を説明する。
Exifファイルの変換処理について
変換前(他機種)のExifファイルは、図4に示すように、ファイル変更日時、デジタル化日時、撮影日時、実行画像幅、実行画像高さ等の付帯情及びサムネイル画像データ、本画像データ等から構成されている。ここで、付帯情報及びタイムスタンプ等の画像データでないデータを総合して管理情報と呼ぶ。
まず、変換前のExifファイルの実行画像幅、実行画像高さ等のそのまま使えるデータはそのまま使い、該データが変換後(本機種)のExifファイルの実行画像幅、実行画像高さ等のデータとなる。
変換前のExifファイルの撮影日時から、変換後のExifファイルの撮影日時、デジタル化日時、ファイル変更日時のデータを生成し、変換後のExifファイルのタイムスタンプも生成される。
変換前のサムネイル画像データは、そのまま、変換後のサムネイル画像データとして使用され、変換前には、プレビュー画像データというものがないので、変換前の本画像データを変換して、変換後のプレビュー画像データを生成する。また、変換前の本画像データはそのまま変換後の本画像データとして使用される。そして、変換後の画像ファイルを構築する。
つまり、Exifファイルの変換処理では、管理情報の中で必要なデータはそのまま使用し、画像データに関しては、変換することによりプレビュー画像データのような必要な画像データを生成して、ファイル構造を変換するというものである。
JPEGファイルの変換処理について
JPEGファイルは、図5に示すように、画像幅、画像高さ等の付帯情報及び画像データ等から構成されている。
まず、JPEGファイルの画像幅、画像高さ等のそのまま使えるデータはそのまま使い、該データが変換後のExifファイルの実行画像幅、実行画像高さ等のデータとなる。
そして、JPEGファイルのタイムスタンプから、変換後のExifファイルのファイル変更日時、デジタル化日時、撮影日時のデータを生成する。また、JPEGファイルのタイムスタンプは、変換後のExifファイルのタイムスタンプとしても使用される。
JPEGファイルの画像データは、変換後のExifファイルのプレビュー画像データ、サムネイル画像データ及び本画像データに変換される。そして、その後変換後の画像ファイルを構築する。
つまり、JPEGファイルの変換処理では、付帯情報及びタイムスタンプ等(管理情報)の中で必要なデータはそのまま使用し、画像データに関しては、変換することによりExifファイルのプレビュー画像データ、サムネイル画像データ及び本画像データを生成してファイル構造を変換するというものである。
BMPファイルの変換処理について
BMPファイルは、図6に示すように、画像幅、画像高さ等の付帯情報及び画像データ等から構成されている。
まず、BMPファイルの画像幅、画像高さ等のそのまま使えるデータはそのまま使い、該データが変換後のExifファイルの実行画像幅、実行画像高さ等のデータになる。
そして、BMPファイルのタイムスタンプから、変換後のExifファイルのファイル変更日時、デジタル化日時、撮影日時のデータを生成する。また、BMPファイルのファイルスタンプは、変換後のExifファイルのタイムスタンプとしても使用される。
BMPファイルの画像データは、画像圧縮されていないため、該画像データをJPEG形式に圧縮した後、該画像データを変換してExifファイルのプレビュー画像データ、サムネイル画像データ及び本画像データを生成する。そして、変換後のファイル構造を構築する。
つまり、BMPファイルの変換処理では、付帯情報及びタイムスタンプ等(管理情報)の中で必要なデータはそのまま使用し、画像データに関しては、JPEG形式にBMPファイルの画像データを圧縮した後、該データを変換することによりExifファイルのプレビュー画像データ、サムネイル画像データ及び本画像データを生成してファイル構造を変換するというものである。
また、変換処理によりExifファイル、JPEGファイル又はBMPファイルを通信接続された電子カメラ21に対応するExif形式に変換した場合には、該変換後のExifファイルの中に、変換されて生成された画像ファイルであることを示す情報を埋め込む。これにより、変換前の画像ファイルのファイル形式を認識することができる。
また、変換後の画像ファイルのファイル名は、通信接続された電子カメラ21のメモリ・カードに記録されている画像ファイルの中で、最近に撮影された画像ファイルのファイル名(ファイル名の番号が一番大きい番号)の次の番号がファイル名となる。例えば、電子カメラ21に装着されたメモリ・カードに3つの画像ファイルが記録されており、そのファイル名がCIMG0001.jpg、CIMG0002.jpg、CIMG0003.jpgである場合には、変換処理により新たに生成された画像ファイルのファイル名は、CIMG0004.jpgとなる。
そして、画像ファイルの変換処理が行われると、ステップS10に進み、変換後のExifファイルのデータをI/Oポート9に出力し、USBケーブル15を介して該出力されたデータは電子カメラ21に伝送され、該電子カメラ21のメモリ・カードに記録される。
そして、画像転送処理が終了される。
C.このように、パソコン1と電子カメラ21とを通信接続し、該電子カメラの機種情報(ファイル形式情報)を取得する。この機種情報により所定ファイル形式を認識することができる。そして、パソコン1から電子カメラ21に転送したい画像ファイルが選択されたか否かを判断する。そして選択されたと判断すると、該選択されたファイルのファイル形式を判定し、判定したファイルが画像ファイルであるか否かを判断する。画像ファイルと判断した場合は、画像ファイルのファイル形式を判定する。この判定は、画像ファイルの拡張子、データ構造、ファイル内の情報(Exifタグ情報等)等から判定する。そして、判定されたファイル形式が通信接続された電子カメラ21に対応するExif形式であるか否かの判断を行う。
そして、電子カメラ21に対応するExif形式であると判断した場合には、そのまま、画像ファイルの変換を行うことなく電子カメラ21に該画像ファイルを伝送し、電子カメラ21に対応するExif形式でないと判断した場合は、該選択された画像ファイルが電子カメラ21に対応するExif形式に変換することができる画像ファイルであるか否かを判断する。
変更することができる画像ファイルと判断すると、付帯情報及びタイムスタンプの中で必要なデータはそのまま使用し、画像データに関しては、そのまま使える画像データである場合にはそのまま使い、変換の必要な画像データである場合、新たに画像データを生成する必要がある場合には、該画像データを変換する。そして、変換後の画像ファイルを構築する。
変換後の構築された画像ファイルの中に、変換されて生成された画像ファイルであることを示す情報を埋め込む。これにより、変換前の画像ファイルのファイル形式を認識することができるからである。
そして、変換後に構築された画像ファイルは、I/Oポート9に出力し、USBケーブル15を介して、電子カメラ21のメモリ・カードに記録される。
D.以上のように、第1の実施の形態においては、選択されたファイルが画像ファイルであるか否かを判断し、画像ファイルである場合には、転送先のカメラに対応する画像ファイルであるか否かを更に判断する。対応画像ファイルと判断した場合には、そのまま該電子カメラに転送し、対応画像ファイルでないと判断した場合には、更に、対応画像ファイルに変換可能なファイルであるか否かを判断する。そして、変換可能なファイルの場合には、該ファイルを対応画像ファイルに変換してから、電子カメラに転送するので、使用者が通信接続した電子カメラに対応するデータ形式であるか否かを意識する必要がなく、ユーザの手間を省くことができる。また、伝送された画像ファイルを確実にそのカメラで見ることができる。
また、選択されたファイルが画像ファイルであるか否かを判断するので、転送先のカメラでは見ることのできない、テキストファイル、ドキュメントファイルなどのファイルの転送を確実に防止することができ、メモリの容量を無駄にすることがない。
また、通信接続された電子カメラのカメラ機種情報を取得し、その機種情報に基づいて所定ファイル形式を定めるので、該電子カメラに転送された画像ファイルは、該電子カメラで確実に見ることができる。また、カメラ機種名、ファイル形式を選択する必要がないので、ユーザの手間と労力を省くことができる。
また、選択された画像ファイルが、伝送先のカメラで見ることができる対応可能な画像ファイルである場合には、変換を行うことなくそのまま転送するので、画質の劣化を防ぐことができる。
また、選択された画像ファイルが、変換可能な画像ファイルであるか否かを判断するので、転送先のカメラで見ることができない画像ファイルの伝送を確実に防止することができる。
また、選択された画像ファイルを変換する場合においても、利用できるデータはそのまま利用して、変換データを構築するようにしたので、画像の劣化を防ぐことができる。
更に、変換前の画像ファイルの情報を変換後の画像ファイルに保持するようにしたので、元画像ファイルが何であるかを確認することができる。
[第2の実施の形態]
E.次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、パソコン1側で、画像ファイルのファイル形式を変換するのではなく、電子カメラ21側でファイル形式の変換を行うというものである。
図1と同様に、パソコン1及び電子カメラ21は、USBケーブル15等を介して接続される。
第2の実施の形態も、図2に示したものと同様の構成を有するパソコンを用いる。
また、図7は、電子カメラ21の電気的な概略構成を示すブロック図である。
電子カメラ21は、CCD22、CPU23、TG(timing Generator)24、ユニット回路25、DRAM26、RAM27、ROM28、キー入力部29、画像表示部30、I/Oポート31、カードI/F32を備えており、カードI/F32には、図示しないカメラ本体のカードスロットに着脱自在に装着されたメモリ・カード33が接続されている。
CCD22は、投影された被写体を光電変換し撮像信号としてユニット回路25に出力する。また、CCD22はTG24によって生成された所定周波数のタイミング信号に従って駆動される。TG24には、ユニット回路25が接続されている。そして、ユニット回路25は、CCD22から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated Double sampling)回路、その撮像信号を増幅するゲイン調整アンプ(AGC)、増幅後の撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器(AD)から構成されており、CCD22の出力信号はユニット回路25を経てデジタル信号としてCPU23に送られる。
画像表示部30はカラーLCDとその駆動回路とを含み、撮影待機状態にあるときにはCCD23によって撮像された被写体画像をスルー画像として表示し、記録画像の再生時には保存用メモリ・カード33から読み出され伸張された記録画像を表示する。
キー入力部29は、シャッターボタン、実行キー、キャンセルキー、電源キー、MENUキー、「↑」、「↓」、「→」、「←」ボタン等のカーソルキー等の複数の操作キーを含み、ユーザよるキー操作に応じたキー入力信号をCPU23に出力する。
DRAM26は、CCD22により撮像された後、デジタル化された被写体の画像ファイルを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU23のワーキングメモリとしても使用される。
CPU23は、画像ファイルの圧縮・伸張の処理を含む各種のデジタル信号処理機能を有するとともに電子カメラ21の各部を制御するワンチップマイコンである。
特に、CPU23は、パソコン1と電子カメラ21とが通信接続を行う。そして、パソコン1側でユーザがパソコン1のハードディスク6に記録されている画像ファイルの中で、転送したい画像ファイルをキーボード4及びマウス5により選択すると、パソコン1は該選択された画像ファイルをUSBケーブル15を介して電子カメラ21に転送する。
そして、電子カメラ21は転送された画像ファイルを取得し、電子カメラ21のCPU23は、該取得したデータを電子カメラ21のDRAM26に記憶する。この機能は、本発明の取得手段に相当する。なお、電子カメラ21に対応する画像ファイルは、Exifファイルとする。
そして、取得したファイルのファイル形式を判定し、該取得したファイルが画像ファイルであるか否かを判断する。
CPU23は、取得したファイルが画像ファイルであると判断すると、画像ファイルのファイル形式を判定する。この判定は、画像ファイルの拡張子、データ構造、ファイル内の情報(Exifタグ情報等)等により判定する。
そして、CPU23は、電子カメラ21で再生可能なExif形式(所定ファイル形式)であるか否かを判断する。この機能は、本発明の判断手段に相当する。
一方、CPU23は、取得したファイルが画像ファイルでないと判断すると、該取得した画像ファイルをメモリ・カード33に記録する。この機能は本発明の記録制御手段に相当する。
CPU23は、取得した画像ファイルが電子カメラ21で再生可能なExif形式であると判断すると、該画像ファイルをメモリ・カード33に記録し(記録制御手段)、電子カメラ21で再生可能なExif形式でないと判断すると、電子カメラ21で再生可能なExif形式に変換可能な画像ファイルであるか否かを判断する。
CPU23は、変更可能な画像ファイルであると判断すると、画像ファイルのファイル形式を該電子カメラ21で再生可能なExif形式に変更する処理を行う。具体的には、付帯情報等の中で必要なデータはそのまま使用し、画像データに関しては、そのまま使える画像データである場合にはそのまま使用し、変換の必要な画像データである場合、新に画像データを生成する必要がある場合には、該データを変換して、電子カメラ21で再生可能なExif形式の画像ファイルを構築する。この機能は、本発明の変換手段に相当する。
ここでは、電子カメラ21で再生可能なExif形式に変換できるファイル形式をJPEG、BMP形式及び電子カメラ21に対応しないすべてのExif形式と設定し、それ以外のファイル形式は変更できないと設定したものとする。
そして、変換された画像ファイルのデータをメモリ・カード33に記録する。この機能は、本発明の記録制御手段に相当する。
一方、CPU23は、変更可能な画像ファイルでないと判断すると該取得した画像ファイルのデータをそのままメモリ・カード33に記録する。この機能は、本発明の記録制御手段に相当する。
RAM27、ROM28には、CPU23による各部の制御に必要なプログラム及び必要なデータが格納されており、CPU23は、このプログラムに従い動作することにより、本発明の取得手段、判断手段、変換手段、記録制御手段として機能する。
F.次に、動作を説明する。
図8は、第2の実施の形態における電子カメラ21の動作を示したフローチャートであり、以下、このフローチャートに従って、動作を説明する。
まず、電子カメラ21を画像転送処理モードに設定し、パソコン1と電子カメラ21とをUSBケーブル15で接続すると、ステップS21で、パソコン1と通信を行えるように通信接続が行われる。なお、電子カメラ21が対応する画像ファイルは、Exifファイルとする。
そして、パソコン1のハードディスク6に記録されている画像ファイルの中で、電子カメラ21に転送したい画像ファイルをユーザがキーボード4及びマウス5よって選択すると、パソコン1は該選択された画像ファイルのデータをUSBケーブル15を介して電子カメラ21に転送する。そして、ステップS22で、該転送されたファイルのデータが電子カメラ21に取得され、DRAM26に記憶される。
なお、パソコン1の中に特定のフォルダを設け、その特定のフォルダに記録されているファイルをすべて自動的に選択するようにしてもよい。また、パソコン1に記録されているすべての画像ファイルを自動的に選択するようにしてもよい。
次いで、ステップS23で、取得したファイルのファイル形式の判定が行われ、ステップS24で、取得したファイルが画像ファイルであるか否かの判断が行なわれる。基本的に、ユーザは転送したい画像ファイルを選択するものであるが、パソコンにはファイル形式の異なる複数のファイルが記録されているため、ユーザが誤って、画像ファイルではないファイルを選択する場合があるからである。
ここで、画像ファイルのファイル形式とは、Exif、BMP、JPEG、TIFF形式等があり、画像ファイルでないファイル形式とは、ドキュメント、テキスト形式等がある。
取得したファイルが画像ファイルである場合はステップS25に進み、画像ファイルでないと判断した場合はステップS29に進み、該取得したファイルのデータをそのままメモリ・カード33に記録する。
ステップS25に進むと、画像ファイルのファイル形式の判定が行われ、ステップS26に進む。この判定は、画像ファイルの拡張子、データ構造、ファイル内の情報(Exifタグ情報等)等から判定する。
次いで、ステップS26では、取得した画像ファイルのファイル形式が、電子カメラ21で再生可能なExif形式(所定ファイル形式)であるか否かを判断が行われる。画像ファイルが電子カメラ21で再生可能なExif形式である場合には、ステップS29に進み、そのままメモリ・カード33に記録する。該Exif形式の画像ファイルはそのままで、該電子カメラ21で再生することができるからである。
一方、画像ファイルが電子カメラ21で再生可能なExif形式でない場合には、ステップS27に進む。
ステップS27に進むと、電子カメラ21で再生可能なExif形式に変更することができる画像ファイルであるか否かを判断が行なわれる。ここでは、変換できるファイル形式をJPEG、BMP形式及び電子カメラ21に対応しないすべてのExif形式と設定し、それ以外のファイル形式は変換できないものとする。電子カメラ21で再生可能なExif形式に変更することができる画像ファイルである場合はステップS28に進み、電子カメラ21で再生可能なExif形式に変更することができない画像ファイルである場合にはステップS29に進み、該取得した画像ファイルのデータをメモリ・カード33に記録する。
ステップS28に進むと、取得された画像ファイルのファイル形式を電子カメラ21で再生可能なExif形式に変更する処理を行う。この変換処理は第1の実施の形態の変換処理と同様に、管理情報の中で必要なデータはそのまま使用し、画像データに関しては、そのまま使える画像データである場合にはそのまま使用し、変換の必要な画像データである場合、新に画像データを生成する必要がある場合には、該画像データを変換して、電子カメラ21で再生可能なExif形式の画像ファイルを構築する。
そして、変換後の構築された画像ファイルの中に、変換されて生成された画像ファイルであることを示す情報を記録する。また、変換後の画像ファイルのファイル名は、電子カメラ21に装着されているメモリ・カード33に記録されている画像ファイルの中で最近に撮影された画像ファイルのファイル名の次の番号がファイル名となる。
そして、画像ファイルの変換処理が行われるとステップS29に進み、変換後の構築されたExifファイルをカードI/F32を介して、メモリ・カード33に記録する。
そして、画像転送処理が終了される。
G.このように、パソコン1と電子カメラ21とを通信接続し、電子カメラ21は、パソコン1から転送されたファイルのデータを取得し、DRAM26に記憶する。
そして、取得したデータのファイル形式を判定し、判定したファイルが画像ファイルであるか否かを判断する。画像ファイルと判断した場合は、画像ファイルの拡張子等に基づき該取得した画像ファイルのファイル形式を判定し、電子カメラ21で再生可能なExif形式であるか否かを判断する。そして、電子カメラ21で再生可能なExif形式であると判断した場合は、画像ファイルをExif形式に変換することなく、DRAM26に記録されている該画像ファイルのデータをカードI/F32を介して、メモリ・カード33に記録する。
一方、電子カメラ21で再生可能なExif形式でないと判断すると、該取得された画像ファイルが電子カメラ21で再生可能なExif形式に変更可能な画像ファイルであるかを判断し、変更可能な画像ファイルである場合は、付帯情報及びタイムスタンプの中で必要なデータはそのまま使用する。画像データに関しては、そのまま使える画像データである場合には、そのまま使い、変換の必要な画像データである場合、新に画像データを生成する必要がある場合には、該データを変換して、電子カメラ21で再生可能なExif形式の画像ファイルを構築する。そして、構築された画像ファイルをカードI/F32を介して、メモリ・カード33に記録する。
一方、該取得した画像ファイルが電子カメラ21で再生可能なExif形式に変更可能な画像ファイルでない場合は、画像ファイルの変換を行うことなく該取得した画像ファイルをメモリ・カード33に記録する。
H.以上のように、第2の実施の形態においては、電子カメラ21が取得したデータが画像ファイルであるか否かを判断し、画像ファイルである場合は、画像ファイルが電子カメラ21で再生可能なExif形式であるか否かを判断する。そして、画像ファイルが再生可能なExif形式であると判断した場合には、そのままメモリ・カード33に記録し、再生可能なExif形式でないと判断した場合には、更に、電子カメラ21で再生可能なExif形式に変更可能な画像ファイルであるか否かを判断する。変更可能な画像ファイルデータであると判断した場合は、該画像ファイルのデータを所定ファイル形式に変換してから、メモリ・カード33に記録するので、使用者は、選択した/取得した画像ファイルが電子カメラ21に対応可能な画像ファイルであるか否かを意識する必要がなく、ユーザの手間を省くことができる。
また、電子カメラ側で画像ファイルのファイル形式を変換するので、カメラ機種名、ファイル形式等を選択又は入力する必要がなく、ユーザの手間と労力を省くことができる。
また、取得した画像ファイルのファイル形式を該電子カメラが対応する画像ファイルのファイル形式に変換するので、確実に変換後の画像データを該電子カメラで見ることができる。
また、取得した画像ファイルのファイル形式が該電子カメラが対応する画像ファイルである場合には、変換することなくそのままメモリ・カードに記録するので、変換処理に伴う画質の劣化を防ぐことができる。
また、選択された画像ファイルを変換する場合においても、利用できるデータはそのまま利用して、変換データを構築するようにしたので、画像の劣化を防ぐことができる。
更に、変換前の画像ファイルの情報を変換後の画像ファイルに保持するようにしたので、元画像ファイルが何であるかを確認することができる。
[第3の実施の形態について]
I.次に、第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態は、パソコン1と電子カメラ21を通信接続することなく、選択した機種の電子カメラで、パソコン1に記録されている画像を見ることができるように、パソコン1側で、画像ファイルのファイル形式を該電子カメラに対応する画像ファイルのファイル形式に変換し、該変換した画像ファイルのデータをメモリ・カード11に記録するというものである。
これにより、メモリ・カード11を該選択した機種の電子カメラに装着することにより該電子カメラで該画像ファイルの画像を見ることが可能となる。
第3の実施の形態も、図2に示したものと同様な構成を有するパソコン1を用いる。パソコン1は、第1の実施の形態と同様の機能を有するが、以下の点で多少機能が異なる。
CPU2は、メモリ・カード11に記録されている画像ファイルの拡張子、タグ情報等からカメラ機種情報を取得する。なお、拡張子等をそのまま取得するようにしてもよい。
そして、CPU2は、取得したカメラ機種情報から、画像表示装置3にカメラ機種名を一覧表示させる。なお、拡張子等を一覧表示させるようにしてもよい。
そして、ユーザのキーボード4及びマウス5の操作によりカメラ機種が選択されたか否かを判断する。この判断は、キーボード4及びマウス5の操作に対応した操作信号をCPU2に送り、CPU2はその操作信号を認識することによりカメラ機種が選択されたかを判断する。
そして、CPU2は、カメラ機種を選択したと判断した場合は、カメラ機種名に対応する画像ファイルのファイル形式(所定ファイル形式)を取得する。なお、拡張子等を一覧表示させ、拡張子等を選択した場合には、拡張子等に基づいてファイル形式を直接取得するようにしてもよい。この機能は、本発明の取得手段に相当する。
CPU2は、選択された画像ファイルのファイル形式が選択した機種に対応するファイル形式と判断された場合、又は、該対応するファイル形式に変換された画像ファイルを、メモリ・カード11に記録する。この機能は、本発明の出力手段に相当する。
次に、動作を説明する。
図9、10は、本実施の形態の画像出力装置の動作を示したフローチャートであり、以下、このフレーチャートに従って説明する。
J.パソコン1を画像転送処理モードに設定し、パソコン1にメモリ・カード11を装着すると、ステップS41で、パソコン1に装着されたメモリ・カード11に記録されている画像ファイルの拡張子、タグ情報等からカメラ機種情報(ファイル形式情報)を取得する。なお、拡張子等を直接取得するようにしてもよい。
次いで、ステップS42に進み、取得したカメラ機種情報に基づいて、カメラ機種名を画像表示装置3に一覧表示させる。なお、メモリ・カード11に画像ファイルが1つも記録されていない場合や、記録されていても画像ファイル内にカメラ機種情報が入っていない場合は、変換可能なカメラ機種名を一覧表示させるようにしてもよい。
次いで、ステップS43に進むとユーザによってカメラ機種名が選択されたか否かの判断が行なわれる。この判断は、キーボード4及びマウス5の操作によりユーザが機種名を選択し、その操作に対応した操作信号がCPU2に送られ、CPU2は、この操作信号によりカメラ機種名が選択されたか否か、つまりカメラ機種情報が選択されたか否かの判断をする。
そして、カメラ機種情報の選択があった場合にはステップS44に進み、選択がない場合には、カメラ機種情報の選択があるまでステップS43に留まる。そして、カメラ機種の選択があると、該選択されたカメラ機種に基づいて、該カメラが対応する画像ファイルのファイル形式を所定ファイル形式として認識(取得)する。
ここでは、選択したカメラ機種が対応する画像ファイルは、Exifファイルとする。
なお、カメラ機種情報を一覧表示させないで、拡張子等を一覧表示させ、拡張子等を選択することにより、直接的にファイル形式を認識(取得)するようにしてもよい。
なお、画像ファイルが複数記録されているが、すべて同一のカメラにより撮影されたものである場合は、カメラ機種情報が1つしかないので、一覧表示させることなく自動的に該カメラ機種情報等を選択するようにしてもよい。また、画像ファイルが複数記録され、かつ、カメラ機種情報がすべて異なる場合には、一番多くメモリ・カード11に記録されている画像ファイルのカメラ機種情報等、又は、撮影日時の最新の画像ファイルからカメラ機種情報等を、一覧表示させることなく自動的に取得するようにしてもよい。
また、カメラ機種名の一覧を表示させないで、ユーザにカメラ機種名を入力させるようにしてもよい。
ステップS44に進むと、パソコン1に記録されているファイルの中でメモリ・カード11に記録したいファイルが、ユーザによって選択されたか否かの判断が行なわれる。この判断は、キーボード4及びマウス5の操作によりユーザがファイルを選択し、その操作に対応した操作信号がCPU2に送られ、CPU2は、この操作信号によりファイルが選択されたか否かを判断する。
ファイルが選択された場合はステップS45に進み、ファイルが選択されていない場合はファイルが選択されるまで、ステップS44に留まる。
なお、パソコンの中に特定のフォルダを設け、そのフォルダに記録されているすべてのファイルをすべて自動的に選択するようにしてもよい。また、パソコンに記録されているすべての画像ファイルを自動的に選択するようにしてもよい。
ステップS45に進むと、選択されたファイルのファイル形式が判定され、ステップS46で、選択されたファイルのファイル形式が画像ファイルのファイル形式であるか否かの判断が行なわれる。基本的には、ユーザはメモリ・カード11に記録したい画像ファイルを選択するものであるが、パソコン1にはファイル形式の異なる複数のファイルが記録されているため、ユーザが誤って画像ファイルでないファイルを選択する場合があるからである。
ここで、画像ファイルのファイル形式には、Exif、BMP、JPEG、TIFF形式等があり、画像ファイルでないファイル形式には、テキスト、ドキュメント形式等がある。
選択されたファイルが画像ファイルである場合はステップS47に進み、画像ファイルでない場合には、画像転送処理を終了する。
ステップS47では、選択された画像ファイルのファイル形式を判定する。この判定は、画像ファイルの拡張子、データ構造、ファイル内の情報(Exifタグ情報等)等から判定する。
次いで、ステップS48で、選択されたファイル(画像ファイル)のファイル形式が選択したカメラ機種(ファイル形式)に対応するExif形式であるか否かの判断が行なわれる。
選択された画像ファイルのファイル形式が選択したカメラ機種に対応するExif形式である場合には、該画像ファイルを該Exif形式に変換する必要がないので、ステップS51に進み画像ファイルをメモリ・カード11に記録する。
一方、選択したカメラ機種に対応するExif形式でない場合は、ステップS49に進む。
ステップS49に進むと、選択された画像ファイルのファイル形式が選択したカメラ機種に対応するExif形式に変換可能なファイル形式であるか否かの判断が行なわれる。ここで、変換することのできるファイル形式をJPEG、BMP形式及び選択したカメラ機種に対応しないすべてのExif形式と設定し、それ以外のファイル形式は変換できないものとする。
選択されたファイル形式が変換可能なファイル形式である場合にはステップ50に進み、変換可能なファイル形式でない場合は画像転送処理を終了する。
ステップS50に進むと、選択された画像ファイルのファイル形式を選択したカメラ機種に対応するExif形式に変換する。この変換処理は第1の実施の形態で述べたように、管理情報の中で必要なデータはそのまま使用する。画像データに関しては、そのまま使える画像データである場合にはそのまま使用し、変換の必要な画像データである場合、新に画像データを生成する必要がある場合には、該画像データを変換して、選択したカメラ機種に対応するExif形式の画像ファイルを構築する。
そして、変換後の構築された画像ファイルの中に、変換されて生成された画像ファイルであることを示す情報を記録する。また、変換後の画像ファイルのファイル名は、ステップS43で選択されたカメラ機種情報を有する画像ファイルの中で、最近に撮影された画像ファイルのファイル名の次の番号がファイル名となる。
そして、画像ファイルの変換処理が終了すると、ステップS51に進み、該変換後の構築されたExifファイルをカードI/F10を介してメモリ・カード11に記録される。
そして、画像転送処理を終了する。
そして、変換された画像ファイルを記録したメモリ・カード11を選択されたカメラ機種と同一のカメラのカードスロットに差し込むことにより、該カメラでもメモリ・カード11に記録した画像ファイルを見ることが可能となる。
K.このように、メモリ・カード11に記録されている画像ファイルのタグ情報等から、カメラ機種情報を取得し、該取得したカメラ機種情報(ファイル形式情報)に基づいて、カメラ機種名を画像表示装置3に一覧表示させる。そして、カメラ機種名が選択されたか否かを判断し、選択されたカメラ機種の画像ファイルのファイル形式を所定ファイル形式として認識する。
そして、メモリ・カード11に記録したいファイルが選択されたか否かを判断し、該選択されたファイルが画像ファイルであるか否かを判断する。そして画像ファイルであると判断すると、該選択された画像ファイルのファイル形式を画像ファイルの拡張子等により判定し、該判定されたファイル形式が選択したカメラ機種に対応するファイル形式であるか否かを判断する。
一方、該選択されたファイルが画像ファイルでないと判断すると、画像転送処理を終了する。
該選択された画像ファイルのファイル形式が選択したカメラ機種に対応するファイル形式であると判断すると、該選択された画像ファイルのデータをカードI/F10を介して該データをメモリ・カード11に記録する。
該選択された画像ファイルのファイル形式が選択したカメラ機種に対応するファイル形式でないと判断すると、該ファイル形式に変換することができる画像ファイルであるか否かを判断し、変換可能な画像ファイルであると判断すると、付帯情報及びタイムスタンプ等の中で必要なデータはそのまま使用し、画像データに関しては、そのまま使える画像データである場合にはそのまま使い、変換の必要な画像データである場合、新に画像データを生成する必要がある場合には、該画像データを変換する。そして、変換後の画像ファイルを構築する。
そして、変換後の画像ファイルの中に、変換されて生成された画像ファイルであることを示す情報を記録する。これにより、変換前の画像ファイルのファイル形式を認識することができるからである。
そして、構築された画像ファイルをカードI/F10を介して、メモリ・カード11に記録する。
一方、変換することができない画像ファイルであると判断すると、画像転送処理を終了する。
L.以上のように、第3の実施の形態においては、メモリ・カード11に記録された画像ファイルのタグ情報等からカメラ機種情報を取得し、該取得したカメラ機種情報に基づいてカメラ機種名を一覧表示させる。そして、選択されたカメラ機種に対応する画像ファイルのファイル形式を認識する。
そして、ユーザにより選択されたファイルが画像ファイルであるか否かを判断し、画像ファイルである場合には、画像ファイルのファイル形式が選択したカメラ機種に対応するファイル形式であるか否かを更に判断する。対応するファイル形式と判断した場合には、そのまま画像ファイルのデータをメモリ・カード11に記録し、選択したカメラ機種に対応するファイル形式でないと判断した場合には、更に、対応するファイル形式に変換可能なファイル形式であるか否かを判断する。そして、変換可能なファイル形式の場合には、該ファイル形式を選択したカメラ機種に対応するファイル形式に変換してから、メモリ・カード11に記録するので、使用者が該選択した機種の電子カメラに対応するデータであるか否かを意識する必要がなく、ユーザの手間を省くことができる。また、記録された画像ファイルを確実にその選択したカメラで見ることができる。
また、変換した画像ファイルは、メモリ・カード11に記録するので、該メモリ・カード11を、選択又は指示した機種のカメラに装着することにより、該カメラで変換後の画像データを見ることができる。
また、カメラ機種をユーザが選択又は指示することができるので、ユーザが変換したいファイル形式に画像ファイルを変換することができる。また、メモリ・カードに記録されている画像ファイルに基づいて、カメラ機種を一覧表示させるので、ユーザの選択操作が簡単になったり選択を不要にしたりすることができ、手間と労力を軽減することができる。
選択されたファイルが画像ファイルであるか否かを判断するので、選択したカメラでは見ることのできない、テキストファイル、ドキュメントファイルなどのファイルの転送を確実に防止することができ、メモリの容量を無駄にしなくてすむ。
また、選択された画像ファイルが、選択したカメラで見ることができる、対応可能な画像ファイルである場合には、変換を行うことなくそのまま転送するので、画質の劣化を防ぐことができる。
また、選択された画像ファイルが、変換可能な画像ファイルであるか否かを判断するので、選択したカメラで見ることができない画像ファイルの記録を確実に防止することができる。
また、選択された画像ファイルを変換する場合においても、利用できるデータはそのまま利用して、変換データを構築するようにしたので、画質の劣化を防ぐことができる。
更に、変換前の画像ファイルの情報を変換後の画像ファイルに保持するようにしたので、元画像ファイルが何であるかを確認することができる。
更に、上記各実施の形態における画像出力装置は、上記実施の形態に限定されるものではなく、携帯電話、PDA、デジタルカメラ、パソコン等でもよく、要は画像ファイルを記録することができる機器であれば何でもよい。
画像出力装置と電子カメラを通信接続したときの外観を示す図である。 本発明の実施の形態の画像出力装置のブロック図である。 第1の実施の形態における画像出力装置の動作を示すフローチャートである。 変換前後における画像ファイルの構造を示す図である。 変換前後における画像ファイルの構造を示す図である。 変換前後における画像ファイルの構造を示す図である。 電子カメラのブロック図である。 第2の実施の形態の電子カメラの動作を示すフローチャートである。 第3の実施の形態における画像出力装置の動作を示すフローチャートである。 第3の実施の形態における画像出力装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像出力装置
2 CPU
3 画像表示装置
4 キーボード
5 マウス
6 ハードディスク
7 メモリ
8 ROM
9 I/Oポート
10 カードI/F
11 メモリ・カード
15 USBケーブル
21 電子カメラ
22 CCD
23 CPU
24 TG
25 ユニット回路
26 DRAM
27 RAM
28 ROM
29 キー入力部
30 画像表示部
31 I/Oポート
32 カードI/F
33 メモリ・カード

Claims (17)

  1. 画像ファイルのファイル形式が、電子カメラで再生可能な所定ファイル形式か否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により所定ファイル形式でないと判断された画像ファイルを所定ファイル形式に変換する変換手段と、
    前記変換手段により所定ファイル形式に変換された画像ファイルを外部に出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とする画像出力装置。
  2. 前記所定ファイル形式は、
    ファイル形式を取得する取得手段により取得されたファイル形式であることを特徴とする請求項1記載の画像出力装置。
  3. 前記取得手段は、
    画像データ出力先である電子カメラから送信されたファイル形式を特定可能な情報を受信することによりファイル形式を取得することを特徴とする請求項2記載の画像出力装置。
  4. 画像ファイルを記録するための第1の記録手段を備え、
    前記取得手段は、
    前記第1の記録手段に記録されている画像ファイルのファイル形式を特定可能な情報によりファイル形式を取得することを特徴とする請求項2記載の画像出力装置。
  5. 前記取得手段は、
    カメラの機種情報によりファイル形式を取得することを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載の画像出力装置。
  6. 前記取得手段は、
    ユーザによって指定されたファイル形式を取得することを特徴とする請求項2又は4記載の画像出力装置。
  7. 前記出力手段は、
    前記第1の記録手段に画像ファイルを記録することを特徴とする請求項4乃至6の何れかに記載の画像出力装置。
  8. 前記出力手段は、
    前記判断手段により所定ファイル形式と判断された画像ファイルを、前記変換手段によって変換することなく外部に出力することを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の画像出力装置。
  9. 前記変換手段により所定ファイル形式に変換することができないファイル形式であるか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により所定ファイル形式に変換することができないファイル形式であると判別した場合には、
    前記出力手段は、
    該画像ファイルを外部に出力しないことを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の画像出力装置。
  10. 前記変換手段は、
    画像ファイルの管理情報のデータの中で必要なデータのみ使用して、画像ファイルのファイル形式を変換することを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の画像出力装置。
  11. 前記変換手段は、
    画像ファイルの画像データの中で変換を行わなくてもよい画像データの場合には、変換を行うことなく画像ファイルのファイル形式を変換することを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の画像出力装置。
  12. 前記変換手段は、
    画像ファイルの画像データを変換することにより複数の画像データを生成して画像ファイルのファイル形式を変換することを特徴とする請求項1乃至11の何れかに記載の画像出力装置。
  13. 前記変換手段は、
    変換前のファイル形式の情報をタグ情報として変換後の画像ファイルの中に埋め込むことを特徴とする請求項1乃至12の何れかに記載の画像出力装置。
  14. 画像ファイルが記録されている第2の記録手段と、
    前記第2の記録手段に記録されている画像ファイルの中から画像ファイルを選択する選択手段と、を備え、
    前記判断手段は、前記選択手段によって選択された画像ファイルのファイル形式が所定ファイル形式であるか否かを判断することを特徴とする請求項1乃至113の何れかに記載の画像出力装置。
  15. 画像ファイルを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された画像ファイルのファイル形式が電子カメラで再生可能な所定ファイル形式か否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により所定ファイル形式でないと判断された画像ファイルを所定ファイル形式に変換する変換手段と、
    前記変換手段により変換された画像ファイルを記録手段に記録する記録制御手段と、
    を備えたことを特徴とする電子カメラ。
  16. 画像ファイルのファイル形式が電子カメラで再生可能な所定ファイル形式か否かを判断する処理と、
    この処理により所定ファイル形式でないと判断された画像ファイルを所定ファイル形式に変換する処理と、
    この処理により所定ファイル形式に変換された画像ファイルを外部に出力する処理と、
    を含み、上記各処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  17. 画像ファイルを取得する処理と、
    この処理により取得された画像ファイルのファイル形式が電子カメラで再生可能な所定ファイル形式か否かを判断する処理と、
    この処理により所定ファイル形式でないと判断された画像ファイルを所定ファイル形式に変換する処理と、
    この処理により変換された画像ファイルを記録媒体に記録する処理と、
    を含み、上記各処理を電子カメラに実行させることを特徴とするプログラム。
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