JP2005350938A - 伸縮梯子 - Google Patents
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Abstract
【課題】滑車の主体をなすプラスチック製プーリの回転を円滑にして、昇降操作ロープの操作を軽くすると共に、支持軸と摺接するプーリの内周部の摩耗を軽減し、プーリの使用寿命を延ばすことのできる伸縮梯子を提供する。
【解決手段】下位梯子1と、下位梯子1に昇降自在に係合する上位梯子2と、両梯子1,2に亘って滑車を介して装架される昇降操作ロープ3とからなり、昇降操作ロープ3を操作することによって上位梯子2を下位梯子1に沿って伸縮昇降させるようにした伸縮梯子において、滑車は取付用ブラケット4に支持軸5によって軸支されたプラスチック製のプーリ6からなるもので、プーリ6と支持軸5との間にベアリング7が介装されている。
【選択図】図2
【解決手段】下位梯子1と、下位梯子1に昇降自在に係合する上位梯子2と、両梯子1,2に亘って滑車を介して装架される昇降操作ロープ3とからなり、昇降操作ロープ3を操作することによって上位梯子2を下位梯子1に沿って伸縮昇降させるようにした伸縮梯子において、滑車は取付用ブラケット4に支持軸5によって軸支されたプラスチック製のプーリ6からなるもので、プーリ6と支持軸5との間にベアリング7が介装されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、高所作業の昇降等に用いる伸縮梯子に関するもので、上位梯子が下位梯子に対して伸縮昇降する伸縮梯子に関する。
この伸縮梯子は、例えば特許文献1に記載されてように、下位梯子と、この下位梯子に昇降自在に係合する上位梯子と、両梯子に亘って装架される昇降操作ロープとからなるもので、昇降操作ロープを操作することによって上位梯子を下位梯子に沿って伸縮昇降させるようになっており、昇降操作ロープは、例えば下位梯子の上端部と上位梯子の下端部とに夫々設けられた滑車間に掛架されている。そして、滑車は、添付図の図6に符号10で示すように、金属製の取付用ブラケット4に取り付けた金属製支持軸5にプラスチック製のプーリー6を回転自在に嵌め込んでなるもので、取付用ブラケット4は梯子の側枠に取り付けられる。
実公平7−4318号公報
特許文献1に記載されたような従来の伸縮梯子では、滑車の主体をなすプラスチック製のプーリ6が金属製の支持軸5に直接嵌め込んであるため、プラスチック材の摺動性が良いとは言え、支持軸5との摩擦によって円滑に回転し得ず、昇降操作ロープの操作がどうしても重くなり、また支持軸5と摺接するプーリ6のハブ内周面が摩耗し易く、その摩耗が進むと、プーリ6がガタツキを生じて回転に支障を来すと共に、プーリ6の使用寿命が短くなると言う難点があった。
本発明は、上記のような課題に鑑み、滑車の主体をなすプラスチック製プーリの回転を円滑にして、昇降操作ロープの操作を軽くすると共に、支持軸と摺接するプーリの内周部の摩耗を軽減し、プーリの使用寿命を延ばすことのできる伸縮梯子を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明は、下位梯子1と、下位梯子1に昇降自在に係合する上位梯子2と、両梯子1,2に亘って滑車を介して装架される昇降操作ロープ3とからなり、昇降操作ロープ3を操作することによって上位梯子2を下位梯子1に沿って伸縮昇降させるようにした伸縮梯子において、 前記滑車は取付用ブラケット4に支持軸5によって軸支されたプラスチック製のプーリ6からなるもので、このプーリ6と支持軸5との間にベアリング7が介装されていることを特徴としている。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、
請求項1に係る発明によれば、滑車はプーリ6と支持軸5との間にベアリング7を介装しているから、プーリ6の回転が円滑となって、昇降操作ロープの操作が非常に軽くなり、特に上位梯子2の伸張操作を楽に行うことができる。またベアリング7を介装したことにより、支持軸5と摺接するプーリ6の内周部が殆ど摩耗しなくなり、プーリ6の使用寿命を延ばすことができる。
請求項1に係る発明によれば、滑車はプーリ6と支持軸5との間にベアリング7を介装しているから、プーリ6の回転が円滑となって、昇降操作ロープの操作が非常に軽くなり、特に上位梯子2の伸張操作を楽に行うことができる。またベアリング7を介装したことにより、支持軸5と摺接するプーリ6の内周部が殆ど摩耗しなくなり、プーリ6の使用寿命を延ばすことができる。
先ず図1に示す伸縮梯子の全体構造から説明すると、この伸縮梯子は、下位梯子1と、この下位梯子1に昇降自在に係合する上位梯子2と、上下両梯子1,2に亘って滑車A,Bを介して装架される昇降操作ロープ3とからなるもので、昇降操作ロープ3を操作することによって上位梯子2を下位梯子1に沿って伸縮昇降させるようになっている。そして下位梯子1の上端部には滑車Aが設けられ、上位梯子2の下部側(下端よりも上方部位)には滑車Bが設けられている。
滑車Aは、図2の(a) 及び(b) に示すように、例えばスチール製の取付用ブラケット4に例えばリベットからなる支持軸5によって軸支されたプラスチック製のプーリ6からなるもので、このプーリ6のハブ6aと支持軸5との間にベアリング7が介装されている。この滑車Aの取付用ブラケット4は、図2の(b) に示すように、下位梯子1の側枠1aにリベット12で取り付け固定されて、上位梯子2側に突出している。
滑車Bは、図3の(a) 及び(b) に示しているが、滑車Aと同様な構造であって、例えばスチール製の取付用ブラケット4に例えばリベットからなる支持軸5によって軸支されたプラスチック製のプーリ6からなるもので、このプーリ6のハブ6aと支持軸5との間にベアリング7が介装されている。この滑車Bの取付用ブラケット4は、図2の(b) に示すような上位梯子2の側枠2aにリベット(図示せず)で取り付け固定される。
昇降操作ロープ3は、その一端部を下位梯子1側の滑車Aのロックレバー(図示省略)に連結して、上位梯子2側の滑車Bのプーリ6から下位梯子1側の滑車Aのプーリ6に順次巻回経由させ、このロープ3の他端部を滑車Bの取付用ブラケット4に止着している。従って、下位梯子1を接地させた状態で、昇降操作ロープ3の操作部分3aを引張操作すると、上位梯子2は伸張上昇し、操作部分3aの引張力を解放することによって、上位梯子2は収縮下降する。
しかして、この際、各滑車A,Bはプーリ6のハブ6aと支持軸5との間にベアリング7を介装しているから、プーリ6の回転が円滑となって、昇降操作ロープの操作が非常に軽くなり、特に上位梯子2の伸張操作を楽に行うことができる。また、ベアリング7を介装したことによって、支持軸5と摺接するプーリ6のハブ6aの内周部は殆ど摩耗しなくなり、プーリ6の使用寿命を延ばすことができる。
図4の(a) 及び(b) は図1で示した伸縮梯子とは若干異なるタイプの伸縮梯子を示す。(a) の伸縮梯子では、下位梯子1とこれに沿って昇降する上位梯子2のうち、下位梯子1の上下端部には夫々上位梯子2側に突出する滑車C,Dが設けられ、上位梯子2の下部側所要部位には上下に一対の中間滑車E,Fが設けられている。各滑車C,D,E,Fは、図5に示すように、例えばスチール製の取付用ブラケット4に例えばリベットからなる支持軸5で軸支されたプラスチック製のプーリ6からなるもので、このプーリ6のハブ6aと支持軸5との間にベアリング7が介装されている。
そして、昇降操作ロープ3は、その上端部を下位梯子1の上端側にある滑車Cのロックレバー(図示省略)に連結し、上位梯子2の上側中間滑車E、下位梯子1の上端側滑車C、下位梯子1の下端側滑車D、及び上位梯子2の下側中間滑車Fを順次巻回経由して、このロープ3の下端部を下位梯子1の下端側滑車Dの取付用ブラケット4に連結している。従って、図1の伸縮梯子と同じく、下位梯子1を接地させた状態で、昇降操作ロープ3の操作部分3aを引張操作すると、上位梯子2は伸張上昇し、操作部分3aの引張力を解放することによって、上位梯子2は収縮下降する。
図4の(b) に示す伸縮梯子においては、下位梯子1の上端部に滑車Gが上位梯子2側に突出するように設けられ、昇降操作ロープ3は、その一端部を上位梯子2の下端所要部位に止着した状態で滑車Gのプーリ6を巻回し、他端部側を垂下させている。この滑車Gも、図5に示すように、取付用ブラケット4に支持軸5によって軸支されたプラスチック製のプーリ6からなるもので、このプーリ6のハブ6aと支持軸5との間にベアリング7が介装されている。従って、下位梯子1を接地させた状態で、昇降操作ロープ3の操作部分3aを引張操作すれば、上位梯子2は伸張上昇し、操作部分3aの引張力を解放することによって、上位梯子2は収縮下降することになる。
上記のように図4の(a) 及び(b) に示す伸縮梯子の各滑車C〜Gは、プーリ6と支持軸5との間にベアリング7を介装しているから、プーリ6の回転が円滑となって、昇降操作ロープの操作が非常に軽くなり、特に上位梯子2の伸張操作を楽に行うことができる。またベアリング7を介装したことにより、支持軸5と摺接するプーリ6のハブ6aの内周部は殆ど摩耗せず、プーリ6の使用寿命を延ばすことができる。
1 下位梯子
2 上位梯子
A〜G 本発明の滑車
3 昇降操作ロープ
4 取付用ブラケット
5 支持軸
6 プーリ
7 ベアリング
10 従来の滑車
2 上位梯子
A〜G 本発明の滑車
3 昇降操作ロープ
4 取付用ブラケット
5 支持軸
6 プーリ
7 ベアリング
10 従来の滑車
Claims (1)
- 下位梯子と、下位梯子に昇降自在に係合する上位梯子と、両梯子に亘って滑車を介して装架される昇降操作ロープとからなり、昇降操作ロープを操作することによって上位梯子を下位梯子に沿って伸縮昇降させるようにした伸縮梯子において、
前記滑車は取付用ブラケットに支持軸によって軸支されたプラスチック製のプーリからなるもので、このプーリと支軸との間にベアリングが介装されていることを特徴とする伸縮梯子。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004172014A JP2005350938A (ja) | 2004-06-10 | 2004-06-10 | 伸縮梯子 |
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JP2004172014A Pending JP2005350938A (ja) | 2004-06-10 | 2004-06-10 | 伸縮梯子 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104332867A (zh) * | 2014-10-20 | 2015-02-04 | 国家电网公司 | 一种变压器套管检修安全梯 |
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- 2004-06-10 JP JP2004172014A patent/JP2005350938A/ja active Pending
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2005
- 2005-06-09 CN CNB2005100769429A patent/CN100519982C/zh not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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CN100519982C (zh) | 2009-07-29 |
CN1707063A (zh) | 2005-12-14 |
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