JP2005346798A - 追記型光ディスク及び光ディスク記録装置 - Google Patents

追記型光ディスク及び光ディスク記録装置 Download PDF

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Abstract

【課題】CD−R等の追記型光ディスク及び光ディスク記録装置において、ユーザが、追記型光ディスクだけを見て、どのエリアをどの記録モードで記録したかということや、ファイナライズ処理が既に行われたか否かを判別することができるようにする。
【解決手段】サーマルヘッド41による感熱紙ラベル52への書き込み位置が、光ピックアップ4による記録層59への書き込み位置に対応した感熱紙ラベル52上の位置となるように、サーマルヘッド41と光ピックアップ4とを取り付けたアーム51を設けると共に、サーマルヘッド41を用いて、CD−R2に記録する画質のレートを表す記録モードに対応した濃度で、光ピックアップ4による記録層59への書き込み位置に対応した感熱紙ラベル52上の位置に印字するようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、データを追加して記録可能なCD−R(Compact Disc Recordable)、DVD−R(Digital Versatile Disc Recordable)等の追記型光ディスクと、この追記型光ディスクにデータを記録する光ディスク記録装置に関する。
従来の追記型光ディスクに既に記録されているデータ量(以下、記録量という)、又は追記型光ディスクに追加で記録可能なデータ量(以下、記録残量という)を知るには、ユーザが、この追記型光ディスクを光ディスクプレーヤ等にセットして、この光ディスクプレーヤ等の表示装置に表示された記録量又は記録残量を見る必要があった。従って、ユーザは、表示装置に表示された記録量又は記録残量を追記型光ディスクに手で書き込んでおかなければ、追記型光ディスクだけを見て記録量又は記録残量を判断することができなかった。そこで、ディスク基板における記録層及び保護層が形成された面と反対側の面(以下、レーベル面という)に、記録残量読取用の目盛りを光透過性を有するインクで書き込んだ追記型光ディスクが知られている(例えば、特許文献1参照)。しかし、ユーザは、この追記型光ディスクにおける記録層のうちのどの部分までが使用済みであるかを知るためには、記録層のうちの記録済領域と未記録領域における光の反射率の違いを判別する必要があるため、プラスチック製のケースの外から記録残量を判定しにくいという問題があった。また、上記従来の記録残量読取用の目盛りを有する追記型光ディスクでは、ユーザが、追記型光ディスクだけを見て、どのエリア(トラックの集合)をどの記録モード(記録する画質のレートを表すモード)で記録したかを判別することができないという問題や、ユーザが、追記型光ディスクだけを見て、追記型光ディスクへの追加の書き込みができないようにするためのファイナライズ処理が既に行われたか否かを判別することができないという問題があった。
また、CD等のデータ記録媒体へのデータ記録装置の分野において、データの記録残量をレーザ式の印字機構でレーベル面上の電子ペーパに書き込むようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。しかし、記録装置内にレーザ式の印字装置を設けた場合には、コストが高くなるという問題がある。また、このデータ記録装置では、上記のどのエリアをどの記録モードで記録したかを判別することができないという問題や、ユーザが、追記型光ディスクだけを見て、追記型光ディスクへのファイナライズ処理が既に行われたか否かを判別することができないという問題を解消することができない。
さらにまた、各種のディスク記録装置の分野において、ディスク内に記録された各種の情報を印字等するために、複数の書き込みヘッドを有するものが知られている(例えば、特許文献3乃至9参照)。しかし、これらのディスク記録装置では、上記の問題を解消することはできない。
特開2003−22649号公報 特開2002−245747号公報 特開平7−234635号公報 特開平7−296574号公報 特開平6−231509号公報 特開2003−272240号公報 特開平11−86505号公報 特開2001−222876号公報 特開2003−272240号公報
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、追記型光ディスクだけを見て、どのエリアをどの記録モードで記録したかを判別することができ、また、追記型光ディスクだけを見て、追記型光ディスクへのファイナライズ処理が既に行われたか否かを判別することが可能な追記型光ディスク及び光ディスク記録装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、ディスク基板と、このディスク基板に形成された記録層と、この記録層の保護層とを備え、ディスク基板における記録層及び保護層が形成された面と反対側の面(以下、レーベル面という)に、記録量の判断基準となる目盛りを有する追記型光ディスクにおいて、記録量の判断基準となる目盛りが入った印字可能なラベルが、レーベル面上に貼付されており、このラベル上の目盛りが、ディスク本体の半径方向に沿って刻まれているものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の追記型光ディスクにおいて、上記のラベルが、熱せられる温度又は時間によって、印字の濃度が変化する感熱紙製のラベルであるものである。
請求項3の発明は、請求項1に記載の追記型光ディスクにおいて、上記のラベルが、カラー印字可能なラベルであるものである。
請求項4の発明は、コンテンツ情報に相当する信号を入力するための信号入力手段と、信号入力手段により入力したコンテンツ情報に相当する信号を光ディスクに書き込み可能なディジタル信号に変換する信号変換手段と、請求項1に記載の追記型光ディスクにおける記録層に対して、信号変換手段による変換後のディジタル信号の書き込みを行うための光ピックアップと、光ピックアップを追記型光ディスクの半径方向に移動させるための光ピックアップ移動手段と、信号入力手段、信号変換手段、光ピックアップ、及び光ピックアップ移動手段を制御する制御手段とを備えた光ディスク記録装置において、追記型光ディスクのラベルを印字する印字ヘッドと、印字ヘッドと光ピックアップとを連結し、印字ヘッドによるラベルへの書き込み位置が、光ピックアップによる記録層への書き込み位置に対応したラベル上の位置となるように、印字ヘッドと光ピックアップとを取り付けたアームとをさらに備え、光ピックアップ移動手段は、アームを介して光ピックアップと連結させられた印字ヘッドを、印字すべき位置に移動させ、制御手段は、印字ヘッドを用いて、追記型光ディスクに記録する画質のレートを表す記録モードに対応した色又は濃度で、追記型光ディスクのラベル上の記録層への書き込み位置に対応した位置に印字すると共に、追記型光ディスクへの追加の書き込みができないようにするためのファイナライズ処理が既に行われたか否かを示すためのファイナライズラインを、追記型光ディスクのラベル上に印字するものである。
請求項5の発明は、請求項4に記載の光ディスク記録装置において、印字ヘッドが、請求項2に記載の追記型光ディスクにおける感熱紙製のラベルを加熱して印字するためのサーマルヘッドであるものである。
請求項6の発明は、請求項4に記載の光ディスク記録装置において、印字ヘッドが、請求項3に記載の追記型光ディスクにおけるラベルにカラー印字可能なインクジェットプリンタの印字ヘッドであるものである。
請求項7の発明は、ディスク基板と、このディスク基板に形成された記録層と、この記録層の保護層とを備え、ディスク基板における記録層及び保護層が形成された面と反対側の面(以下、レーベル面という)に、記録量の判断基準となる目盛りを有する追記型光ディスクにおいて、記録量の判断基準となる目盛りが入った印字可能なラベルが、レーベル面上に貼付されているものである。
請求項8の発明は、コンテンツ情報に相当する信号を入力するための信号入力手段と、信号入力手段により入力したコンテンツ情報に相当する信号を光ディスクに書き込み可能なディジタル信号に変換する信号変換手段と、請求項7に記載の追記型光ディスクにおける記録層に対して、信号変換手段による変換後のディジタル信号の書き込みを行うための光ピックアップと、光ピックアップを追記型光ディスクの半径方向に移動させるための光ピックアップ移動手段と、信号入力手段、信号変換手段、光ピックアップ、及び光ピックアップ移動手段を制御する制御手段とを備えた光ディスク記録装置において、追記型光ディスクのラベルを印字する印字ヘッドと、印字ヘッドと光ピックアップとを連結し、印字ヘッドによるラベルへの書き込み位置が、光ピックアップによる記録層への書き込み位置に対応したラベル上の位置となるように、印字ヘッドと光ピックアップとを取り付けたアームとをさらに備え、光ピックアップ移動手段は、アームを介して光ピックアップと連結させられた印字ヘッドを、印字すべき位置に移動させるものである。
請求項1の発明によれば、記録量の判断基準となる目盛りが入った印字可能なラベルをレーベル面上に貼付すると共に、このラベル上の目盛りをディスク本体の半径方向に沿って刻まれたものとした。従って、この追記型光ディスクの記録層への書き込み位置に対応したラベル上の位置を、請求項4に記載の光ディスク記録装置の印字ヘッド等で印字することにより、ユーザが、この追記型光ディスクだけを見て、どのエリアをどの記録モードで記録したかを判別することができる。また、上記特許文献1に記載の発明と異なり、ユーザが、プラスチック製の透明なケースの外からでも、この追記型光ディスクの記録残量を判定することができる。
請求項2及び請求項3の発明によれば、上記請求項1に記載の効果を的確に得ることができる。
請求項4の発明によれば、印字ヘッドと光ピックアップとを連結し、印字ヘッドによるラベルへの書き込み位置が、光ピックアップによる記録層への書き込み位置に対応したラベル上の位置となるように、印字ヘッドと光ピックアップとを取り付けたアームを設けると共に、制御手段が、印字ヘッドを用いて、追記型光ディスクに記録する画質のレートを表す記録モードに対応した色又は濃度で、光ピックアップによる記録層への書き込み位置に対応したラベル上の位置に印字するようにした。これにより、ユーザが、この追記型光ディスクだけを見て、どのエリアをどの記録モードで記録したかを判別することができる。また、制御手段が、印字ヘッドを用いて、追記型光ディスクへの追加の書き込みができないようにするためのファイナライズ処理が既に行われたか否かを示すためのファイナライズラインを、追記型光ディスクのラベル上に印字するようにしたことにより、ユーザが、この追記型光ディスクだけを見て、該当の追記型光ディスクに対して既にファイナライズ処理が行われたか否かを判別することができる。
請求項5及び請求項6の発明によれば、安価で簡単な構成の印字機構を用いて、上記請求項4に記載の効果を得ることができる。
請求項7の発明によれば、記録量の判断基準となる目盛りが入った印字可能なラベルをレーベル面上に貼付するようにしたことにより、上記請求項1と同様な効果を得ることができる。
請求項8の発明によれば、印字ヘッドと光ピックアップとを連結し、印字ヘッドによるラベルへの書き込み位置が、光ピックアップによる記録層への書き込み位置に対応したラベル上の位置となるように、印字ヘッドと光ピックアップとを取り付けたアームを設けて、光ピックアップ移動手段が、アームを介して光ピックアップと連結させられた印字ヘッドを、印字すべき位置に移動させるようにした。これにより、ユーザが、追記型光ディスクだけを見て、記録済みのエリアを判別することができる。
本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。本発明は、データを追加して記録可能な追記型光ディスクと、この追記型光ディスクにデータを記録する光ディスク記録装置に関するものであり、ユーザが追記型光ディスクだけを見て、追記型光ディスクへのファイナライズ処理が既に行われたか否かを判別することができるようにしたものである。なお、以下に記載した実施形態は、本発明を網羅するものではなく、本発明は、下記の形態だけに限定されない。なお、以下の実施形態では、追記型光ディスクがCD−Rである場合の例について説明する。
図1は、第1の実施形態による光ディスク記録装置の構成を示す。第1の実施形態は、主に、請求項2に記載の追記型光ディスクと請求項5に記載の光ディスク記録装置に対応した実施形態である。まず、光ディスク記録装置1内の部材のうち、CD−R2の記録層に記録された圧縮データの読み込みに係る部材について説明する。光ディスク記録装置1は、テーブルに保持されたCD−R2を回転駆動するスピンドルモータ3、CD−R2の記録層に記録されている情報をRF信号の形式で出力すると共に、上記記録層に対して情報の書き込みを行うための光ピックアップ4、光ピックアップ4をCD−R2の半径方向に移動させるための移動モータ5(光ピックアップ移動手段)、光ピックアップ4の半導体レーザを制御するためのレーザ駆動部6、光ピックアップ4から出力されたRF信号に対して2値化処理、データ復調等の処理を行うディジタル信号処理部7、光ピックアップ4の対物レンズの位置を制御するためのサーボ制御部8、及び装置全体の制御を行うシステム制御部10(制御手段)を備えている。
次に、この光ディスク記録装置1内の部材のうち、CD−R2の記録層に記録された圧縮データの再生に係る部材について説明する。光ディスク記録装置1は、上記の再生に係る部材として、上記のディジタル信号処理部7から出力されるデータに所定のデコード処理を施して映像等の信号を生成するデコーダ9と、デコーダ9で生成されたディジタル信号の形式の映像等の信号をアナログ信号に変換して、CRTや液晶ディスプレイ等のモニタ装置12に出力するD/A変換部11とを備えている。
さらに、この光ディスク記録装置1内の部材のうち、CD−R2の記録層への記録に係る部材について説明する。光ディスク記録装置1は、上記の記録に係る部材として、アンテナ21を介してテレビジョン放送信号を受信するチューナ22(信号入力手段)、チューナ22により受信したテレビジョン放送信号に所定の信号処理を行って、CD−R2の記録層に書き込み可能なディジタル信号に変換する、エンコーダの機能を有する信号変換部23(信号変換手段)とを備えている。
また、光ディスク記録装置1は、ユーザ・インタフェースに係る部材として、装置本体に対して記録・再生・停止等の指示や各種の設定を行うためのリモコン31と、このリモコン31からの信号を受信するリモコン受信部32と、各種のメッセージ等を表示するための表示部33とを備えている。
さらにまた、光ディスク記録装置1は、CD−R2における記録層及び保護層が形成された面と反対側の面(以下、レーベル面という)に貼付された感熱紙ラベルに対して、加熱印字を行うためのサーマルヘッド41を有している。
次に、図2(a)(b)(c)を参照して、上記光ディスク記録装置1のサーマルヘッド41を用いて、光ピックアップ4により書き込まれたトラック位置に対応した感熱紙ラベル上の位置(CD−R2上における光ピックアップ4による書き込み位置と同じ半径方向の位置)を、記録モード(CD−R2に記録する画質のレートに対応したモード)に対応した濃度で印字する方法について説明する。図2(b)(c)に示されるように、CD−R2は、ディスク基板58と、このディスク基板58に形成された記録層59と、この記録層59の保護層60とから構成されている。また、CD−R2における記録層59及び保護層60が形成された面と反対側の面(以下、レーベル面という)には、図2(a)に示されるように、記録量の判断基準となる目盛り53が入った感熱紙ラベル52が貼付されている。この感熱紙ラベル52上の目盛り53は、CD−R2のディスク本体の半径方向に沿って刻まれている。また、感熱紙ラベル52は、熱せられる温度又は時間によって、印字の濃度が変化する感熱紙製のラベルである。なお、図2(a)中の54で示される穴は、センターホールである。
上記の光ディスク記録装置1のサーマルヘッド41は、図2(a)(b)(c)に示されるアーム51によって光ピックアップ4と連結されている。光ピックアップ4とサーマルヘッド41とは、サーマルヘッド41による感熱紙ラベル52への書き込み位置が、光ピックアップ4による記録層59への書き込み位置に対応した感熱紙ラベル52上の位置となるように、アーム51に取り付けられている。従って、サーマルヘッド41による感熱紙ラベル52への印字位置は、CD−R2のディスク本体の半径方向の位置に関して、光ピックアップ4による記録層59への書き込み位置と同じ位置になり、サーマルヘッド41によるCD−R2への印字面は、光ピックアップ4によるCD−R2への書き込み面と反対面(レーベル面)側となる。また、光ピックアップ4用の移動モータ5(図1参照)は、アーム51を介して光ピックアップ4と連結させられたサーマルヘッド41の移動にも用いられる。
上記構成において、図1に示されるシステム制御部10は、光ピックアップ4によるCD−R2の記録層59への書き込み時に、サーマルヘッド41を用いて、上記の記録モードに対応した濃度で、CD−R2の感熱紙ラベル52上における、光ピックアップ4による書き込み位置に対応した位置に印字する。例えば、高画質モードであるXPモードで記録する場合には、サーマルヘッド41は、濃い黒色で感熱紙ラベル52に印字し、XPモードよりも低画質モードであるSPモードで記録する場合には、サーマルヘッド41は、薄い黒色(グレー)で感熱紙ラベル52に印字する。これにより、感熱紙ラベル52上における記録済みのエリア55、56は、図2(a)に示されるように、記録モードに対応した濃度で塗り分けられる。なお、図2(b)(c)中の57は、トレイである。
上記CD−R2の感熱紙ラベル52上には、CD−R2のディスク本体の半径方向に沿って刻まれた目盛り53が設けられているので、上記の光ディスク記録装置1のサーマルヘッド41で、光ピックアップ4によるCD−R2への書き込み位置に対応した感熱紙ラベル52上の位置に印字することにより、ユーザが、このCD−R2だけを見て、どのエリアをどの記録モードで記録したかということや、各記録モードでの記録量や記録残量を容易に判別することができる。また、ユーザが、プラスチック製の透明なケースの外からでも、このCD−R2の記録残量を判定することができる。
また、図1に示されるシステム制御部10は、CD−R2への追加の書き込みができないようにするためのファイナライズ処理が行われた場合には、図2(a)に示されるように、ファイナライズライン56をCD−R2の感熱紙ラベル52に印字する。これにより、ユーザが、このCD−R2だけを見て、該当のCD−R2に対して既にファイナライズ処理が行われたか否かを判別することができる。
図3は、第2の実施形態による光ディスク記録装置の構成を示す。第2の実施形態は、主に、請求項3に記載の追記型光ディスクと請求項6に記載の光ディスク記録装置に対応した実施形態である。図において、第1の実施形態と同等の部材には、同じ番号を付している。第2の実施形態の光ディスク記録装置1は、第1の実施形態の光ディスク記録装置1とほぼ同様な構成であるが、上記のサーマルヘッド41の代わりに、カラー印字可能なインクジェットプリンタの印字ヘッド61を備えており、また、印字ヘッド61への補給用のインクを格納したインクカートリッジ62を有している。
次に、図4(a)(b)(c)を参照して、上記光ディスク記録装置1の印字ヘッド61を用いて、光ピックアップ4により書き込まれたトラック位置に対応したラベル上の位置を、記録モードに対応した色で印字する方法について説明する。図4(a)に示されるように、CD−R2におけるレーベル面には、記録量の判断基準となる目盛り53が入った印字用ラベル63が貼付されている。この印字用ラベル63上の目盛り53は、CD−R2のディスク本体の半径方向に沿って刻まれている。また、印字用ラベル63は、インクジェットプリンタによるカラー印字に適した材質のラベルである。
上記の光ディスク記録装置1の印字ヘッド61は、図4(a)(b)(c)に示されるアーム51によって光ピックアップ4と連結されている。光ピックアップ4と印字ヘッド61とは、印字ヘッド61による印字用ラベル63への書き込み位置が、光ピックアップ4による記録層59への書き込み位置に対応した印字用ラベル63上の位置となるように、アーム51に取り付けられている。従って、印字ヘッド61による印字用ラベル63への印字位置は、CD−R2のディスク本体の半径方向の位置に関して、光ピックアップ4による記録層59への書き込み位置と同じ位置になり、印字ヘッド61によるCD−R2への印字面は、レーベル面側となる。また、光ピックアップ4用の移動モータ5は、アーム51を介して光ピックアップ4と連結させられた印字ヘッド61の移動にも用いられる。
上記構成において、図3に示されるシステム制御部10は、光ピックアップ4によるCD−R2の記録層59への書き込み時に、印字ヘッド61を用いて、上記の記録モードに対応した色で、CD−R2の印字用ラベル63上における、光ピックアップ4による書き込み位置に対応した位置に印字する。例えば、高画質モードであるXPモードで記録する場合には、印字ヘッド61は、青のインクで印字用ラベル63に印字し、XPモードよりも低画質モードであるSPモードで記録する場合には、印字ヘッド61は、緑のインクで印字用ラベル63に印字する。これにより、印字用ラベル63上における記録済みのエリア64、65は、図4(a)に示されるように、記録モードに対応した色で塗り分けられる。
上記CD−R2の印字用ラベル63上には、CD−R2のディスク本体の半径方向に沿って刻まれた目盛り53が設けられているので、上記の光ディスク記録装置1の印字ヘッド61で、光ピックアップ4によるCD−R2への書き込み位置に対応した位置に印字することにより、ユーザが、このCD−R2だけを見て、どのエリアをどの記録モードで記録したかということや、各記録モードでの記録量や記録残量を容易に判別することができる。また、ユーザが、プラスチック製の透明なケースの外からでも、このCD−R2の記録残量を判定することができる。
また、図3に示されるシステム制御部10は、CD−R2への追加の書き込みができないようにするためのファイナライズ処理が行われた場合には、図4(a)に示されるように、ファイナライズライン56をCD−R2の印字用ラベル63に印字する。これにより、ユーザが、このCD−R2だけを見て、該当のCD−R2に対して既にファイナライズ処理が行われたか否かを判別することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、上記第1及び第2の実施形態では、光ピックアップ4により書き込まれたトラック位置に対応した感熱紙ラベル52又は印字用ラベル63上の位置を、記録モードに対応した濃度又は色で印字するようにしたが、必ずしも、記録モード毎に濃度又は色を変えて印字する必要はない。この場合でも、ユーザは、CD−Rだけを見て、記録量や記録残量を容易に判別することができる。また、上記第1及び第2の実施形態では、ファイナライズ処理が行われた場合に、ファイナライズライン56を感熱紙ラベル52又は印字用ラベル63に印字するようにしたが、必ずしも、ファイナライズラインを印字できるようにする必要はない。また、上記の各実施形態では、追記型光ディスクがCD−Rである場合の例について説明したが、追記型光ディスクは、DVD−R(Digital Versatile Disc Recordable)等の他の種類の追記型光ディスクであってもよい。
本発明の第1の実施形態に係る光ディスク記録装置の電気的ブロック構成図。 (a)(b)(c)は、それぞれ上記光ディスク記録装置のサーマルヘッドを用いて光ディスクの感熱紙ラベル上に印字する様子を示す上面図、正面図、側面図。 本発明の第2の実施形態に係る光ディスク記録装置の電気的ブロック構成図。 (a)(b)(c)は、それぞれ上記光ディスク記録装置の印字ヘッドを用いて光ディスクのラベル上に印字する様子を示す上面図、正面図、側面図。
符号の説明
1 光ディスク記録装置
2 CD−R(追記型光ディスク)
4 光ピックアップ
5 移動モータ(光ピックアップ移動手段)
10 システム制御部(制御手段)
22 チューナ(信号入力手段)
23 信号変換部(信号変換手段)
41 サーマルヘッド
51 アーム
52 感熱紙ラベル
53 目盛り
56 ファイナライズライン
58 ディスク基板
59 記録層
60 保護層
61 印字ヘッド
63 印字用ラベル

Claims (8)

  1. ディスク基板と、このディスク基板に形成された記録層と、この記録層の保護層とを備え、
    前記ディスク基板における前記記録層及び保護層が形成された面と反対側の面(以下、レーベル面という)に、記録量の判断基準となる目盛りを有する追記型光ディスクにおいて、
    前記記録量の判断基準となる目盛りが入った印字可能なラベルが、前記レーベル面上に貼付されており、このラベル上の目盛りが、ディスク本体の半径方向に沿って刻まれていることを特徴とする追記型光ディスク。
  2. 前記ラベルは、熱せられる温度又は時間によって、印字の濃度が変化する感熱紙製のラベルであることを特徴とする請求項1に記載の追記型光ディスク。
  3. 前記ラベルは、カラー印字可能なラベルであることを特徴とする請求項1に記載の追記型光ディスク。
  4. コンテンツ情報に相当する信号を入力するための信号入力手段と、
    前記信号入力手段により入力したコンテンツ情報に相当する信号を光ディスクに書き込み可能なディジタル信号に変換する信号変換手段と、
    請求項1に記載の追記型光ディスクにおける記録層に対して、前記信号変換手段による変換後のディジタル信号の書き込みを行うための光ピックアップと、
    前記光ピックアップを前記追記型光ディスクの半径方向に移動させるための光ピックアップ移動手段と、
    前記信号入力手段、前記信号変換手段、前記光ピックアップ、及び前記光ピックアップ移動手段を制御する制御手段とを備えた光ディスク記録装置において、
    前記追記型光ディスクのラベルを印字する印字ヘッドと、
    前記印字ヘッドと前記光ピックアップとを連結し、前記印字ヘッドによる前記ラベルへの書き込み位置が、前記光ピックアップによる前記記録層への書き込み位置に対応した前記ラベル上の位置となるように、前記印字ヘッドと前記光ピックアップとを取り付けたアームとをさらに備え、
    前記光ピックアップ移動手段は、前記アームを介して前記光ピックアップと連結させられた前記印字ヘッドを、印字すべき位置に移動させ、
    前記制御手段は、前記印字ヘッドを用いて、前記追記型光ディスクに記録する画質のレートを表す記録モードに対応した色又は濃度で、前記追記型光ディスクのラベル上の前記記録層への書き込み位置に対応した位置に印字すると共に、前記追記型光ディスクへの追加の書き込みができないようにするためのファイナライズ処理が既に行われたか否かを示すためのファイナライズラインを、前記追記型光ディスクのラベル上に印字することを特徴とする光ディスク記録装置。
  5. 前記印字ヘッドは、請求項2に記載の追記型光ディスクにおける感熱紙製のラベルを加熱して印字するためのサーマルヘッドであることを特徴とする請求項4に記載の光ディスク記録装置。
  6. 前記印字ヘッドは、請求項3に記載の追記型光ディスクにおけるラベルにカラー印字可能なインクジェットプリンタの印字ヘッドであることを特徴とする請求項4に記載の光ディスク記録装置。
  7. ディスク基板と、このディスク基板に形成された記録層と、この記録層の保護層とを備え、
    前記ディスク基板における前記記録層及び保護層が形成された面と反対側の面(以下、レーベル面という)に、記録量の判断基準となる目盛りを有する追記型光ディスクにおいて、
    前記記録量の判断基準となる目盛りが入った印字可能なラベルが、前記レーベル面上に貼付されていることを特徴とする追記型光ディスク。
  8. コンテンツ情報に相当する信号を入力するための信号入力手段と、
    前記信号入力手段により入力したコンテンツ情報に相当する信号を光ディスクに書き込み可能なディジタル信号に変換する信号変換手段と、
    請求項7に記載の追記型光ディスクにおける記録層に対して、前記信号変換手段による変換後のディジタル信号の書き込みを行うための光ピックアップと、
    前記光ピックアップを前記追記型光ディスクの半径方向に移動させるための光ピックアップ移動手段と、
    前記信号入力手段、前記信号変換手段、前記光ピックアップ、及び前記光ピックアップ移動手段を制御する制御手段とを備えた光ディスク記録装置において、
    前記追記型光ディスクのラベルを印字する印字ヘッドと、
    前記印字ヘッドと前記光ピックアップとを連結し、前記印字ヘッドによる前記ラベルへの書き込み位置が、前記光ピックアップによる前記記録層への書き込み位置に対応した前記ラベル上の位置となるように、前記印字ヘッドと前記光ピックアップとを取り付けたアームとをさらに備え、
    前記光ピックアップ移動手段は、前記アームを介して前記光ピックアップと連結させられた前記印字ヘッドを、印字すべき位置に移動させることを特徴とする光ディスク記録装置。
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