JP2008173880A - 印刷装置、記録媒体駆動装置及び印刷方法 - Google Patents

印刷装置、記録媒体駆動装置及び印刷方法 Download PDF

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Abstract

【課題】印刷スピードを向上させ、かつ、印刷ヘッドの小型化を実現することができる印刷装置、記録媒体駆動装置及び印刷方法を提供すること。
【解決手段】印刷ユニットは、ディスクの印刷対象面に対面するように配置されることが可能な印刷ヘッド55と、印刷ヘッド55を保持するホルダ43を有し印刷ヘッド55を所定の角度回転させる印刷ヘッド回転機構40とを備えている。回転モータ44の出力軸44aには駆動プーリ45が設けられ、駆動プーリ45にはタイミングベルト53を介して従動プーリ57が接続されている。このような構成によれば、例えばディスク上の位置に応じて印刷像の幅を適宜制御することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、記録媒体に文字や画像等を印刷する印刷装置、この印刷装置を搭載した記録媒体駆動装置及び印刷方法に関する。
従来から、光ディスク等に文字や画像等を印刷することが可能な装置が多数提案されている。このような印刷装置が光ディスク駆動装置に組み込まれた装置もある(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1の駆動装置では、その図5に示されるように、光ディスクに対向して配置されるインクジェット方式の印字ヘッドが、専用のシーク機構によって該光ディスクの半径方向に移動する。光ディスクが回転しながら、印字ヘッドが光ディスクの内周から外周へ移動することにより印刷される。また、特許文献1の図6に示されるように、印字ヘッドが光ピックアップに装着され、光ピックアップのシーク機構によって印字ヘッドも光ピックアップとともに移動する例が開示されている。
また、ディスクの中心から外れた位置で、ヘッドが直線状にディスク上を移動して印刷することが可能な装置が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。この特許文献2の装置では、印刷時にディスクは回転しない。したがって、ディスクの片面全面に印刷するのではなく、ディスクの半径方向の所定の位置のみに印刷される。
特開2002−46305号公報(段落[0036]、[0043]、[0044]、図5、図6) 特開2006−315413号公報(段落[0031]、図3)
特許文献1の装置では、印字ヘッドの幅(インクの吐出部の長手方向の幅)に応じて、光ディスクに印刷される幅も決められる。この幅が大きくなるほど、光ディスクの1回転当りに印刷される領域も広くなる。したがって、その幅が大きいほど、印刷スピードが速くなる。
ここで、例えば特許文献2に記載の装置に、上記印字ヘッドの幅が広い印字ヘッドを用いるとする。その場合、印刷幅が広いので、特許文献2の図12に示されるように、印字ヘッドの吐出部で未使用の部分が生じることになる。したがって、やはり、印字ヘッドの幅は小さい方が、効率的であるし、その印字ヘッド自体も小型化されるので有利である。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、印刷スピードを向上させ、かつ、印刷ヘッドの小型化を実現することができる印刷装置、記録媒体駆動装置及び印刷方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る印刷装置は、印刷用のインクを吐出する吐出部を有する印刷ヘッドと、印刷対象面を有する記録媒体の前記印刷対象面と前記吐出部とが対面した状態で、前記印刷ヘッドを回転させる印刷ヘッド回転機構とを具備する。
本発明では、印刷ヘッド回転機構により印刷ヘッドが回転することで、吐出部が回転する。つまり、吐出部が印刷対象面に実質的な平行な面内で回転する。これにより、印刷像(印刷される文字や画像)の幅を適宜制御することができ、印刷ヘッドを小型化しながらも高速に印刷することができる。
「前記印刷対象面と前記吐出部とが対面した状態」とは、吐出部からインクが吐出して印刷対象面に印刷可能な状態を意味する。
本発明の一の形態によれば、印刷装置は、前記印刷対象面に前記吐出部を対面させた状態で、前記印刷ヘッドを直線的に移動させる移動機構と、前記移動機構により移動した前記印刷ヘッドの位置に応じて、前記印刷ヘッドの回転角度を制御する角度制御手段とをさらに具備する。すなわち、印刷対象面に対する印刷ヘッドの位置に応じて印刷ヘッドの回転角度が制御される。これにより、印刷対象面上の位置に応じて、多様な印刷が可能となる。
本発明の一の形態によれば、前記記録媒体は、円板状のディスクであり、前記移動機構は、前記印刷ヘッドを、前記ディスクの中心を通らない直線上を移動させる。これにより、例えばディスクの排出時におけるディスクの直線的な動きを利用して、ディスクの中心を通る直線上ではない位置に局所的に印刷することができる。一方、本発明では、角度制御手段により、印刷ヘッドの位置に応じた印刷ヘッドの回転角度が制御されることによる効果がよりいっそう大きくなる。特に、ディスクが回転している状態で印刷するような場合、印刷ヘッドが回転しないとすると、印刷ヘッドの印刷対象面に対する位置によって、印刷対象面に印刷される領域の幅(ディスクの半径方向の幅)が変わってくる。しかし、印刷ヘッドが回転することにより、印刷対象面の位置に関係なく同じ幅で印刷することができ、例えば印刷対象面の全面に印刷する場合に高速で印刷することができる。
例えば、印刷装置は、前記印刷対象面と前記吐出部とが対面した状態で、前記ディスクが回転しているときに印刷するように前記移動機構の駆動を制御する移動機構制御手段をさらに具備し、前記吐出部は、一方向に長く設けられ、前記角度制御手段は、前記移動機構により前記印刷ヘッドが移動しているとき、前記印刷される領域の、前記ディスクの回転の周方向に直交する方向の幅が一定になるように、前記回転角度を制御する。これにより、上記したように、印刷対象面の位置に関係なく同じ印刷幅で印刷することができる。
本発明の一の形態によれば、前記角度制御手段は、前記印刷ヘッドに設けられた第1の係合部と、前記第1の係合部と係合可能であり、前記第1の係合部と係合しながら前記印刷ヘッドが前記移動機構により移動することで、前記印刷ヘッドを回転させるための第2の係合部とを有する。本発明では、印刷ヘッドの移動に応じた回転が機械的に行われるので、特別な制御回路やソフトウェア等の必要がなくなる。
本発明の一の形態によれば、前記印刷ヘッドは、前記印刷対象面と前記吐出部とが対面した状態で、前記記録媒体が直線的に移動しているときに印刷する。これにより、印刷の幅を適宜変更して、印刷対象面に局所的に印刷することができる。あるいは、本発明の一の形態によれば、前記印刷ヘッドは、前記記録媒体が、記録媒体駆動装置が有する搬送体に搬送されて、該記録媒体駆動装置の本体内にロードまたはアンロードされるときに印刷してもよい。
本発明に係る記録媒体駆動装置は、印刷対象面を有する記録媒体を保持し回転する回転駆動機構と、印刷用のインクを吐出する吐出部を有する印刷ヘッドと、前記記録媒体の前記印刷対象面と前記吐出部とが対面した状態で、前記印刷ヘッドを回転させる印刷ヘッド回転機構とを具備する。
本発明に係る印刷方法は、印刷対象面を有する記録媒体の前記印刷対象面と、印刷用のインクを吐出する吐出部を有する印刷ヘッドの前記吐出部とを対面させ、前記印刷対象面と前記吐出部とが対面した状態で、前記印刷ヘッドを回転させる。
以上のように、本発明によれば、印刷スピードを向上させ、かつ、印刷ヘッドの小型化を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る記録媒体駆動装置として、光ディスク駆動装置を示す斜視図である。図2は、図1に示す光ディスク駆動装置100の内部構造を示す斜視図である。図3は、図2に示す光ディスク駆動装置100の内部構造を示す平面図である。なお、図2、図3において、電気回路基板や配線、その他本発明に関係のない機構等は図示を省略している。
光ディスク駆動装置100は、光を利用してディスク状の記録媒体(以下、単にディスクという。)10に信号を記録し、及び記録された信号を再生することのうち少なくとも一方を行う装置である。
ディスク10としては、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray Disc(登録商標))、HD(High Definition)-DVD、近接場光を利用するディスク、ホログラムを利用するディスク10、MO(Magneto Optical)、または、MD(Mini-Disk)が挙げられる。また、特にベアDVD、ベアBD、近接場光を利用するベアディスク、ホログラムを利用するベアディスク等は、カートリッジに収容される場合もある。
記録媒体駆動装置としては、光ディスク駆動装置に限られず、固体メモリでなる記録媒体を駆動する装置も考えられる。固体メモリ73としては、例えば半導体メモリ、誘電体メモリ、または磁性体メモリ等の記録媒体が考えられる。
光ディスク駆動装置100は、ベース3と、ベース3に搭載された記録再生ユニット70と、記録再生ユニット70の上部に配置された印刷ユニット50とを備えている。記録再生ユニット70は、側面カバー78と上面カバー79とによって覆われている。記録再生ユニット70は、ディスク10を載置させて搬送する搬送体としてのディスクトレイ7を有する。ディスクトレイ7は、ディスク10を載置させ、図示しないローディング機構により、前後方向(Y方向)に移動可能となっている。光ディスク駆動装置100の前方側にはフロントパネル4が設けられ、後方側にはバックパネル6が設けられている。また、光ディスク駆動装置100は、ベース3、フロントパネル4、またはバックパネル6等に着脱可能で、光ディスク駆動装置100の内部機構を覆う外部カバー5を備えている。これ以降の説明では、フロントパネル4側を前方側、バックパネル6側を後方側という。
ディスクトレイ7は、例えば、該ディスクトレイ7の下部に配置された上記ローディング機構により移動する。ディスクトレイ7の下部には、対物レンズ及びアクチュエータ等を有する光ピックアップ80と、この光ピックアップ80をディスク10の半径方向(図中、Y方向)に移動させるスレッド機構(図示せず)とが配置されている。ローディング機構やスレッド機構は様々な構成があり、例えば公知の構成であってもよい。
図4は、印刷ユニット50の一部を主に示す斜視図である。図3及び図4に示すように、ディスク10は、チャッキングプレート81により、スピンドルモータ82との間で挟み込まれるようにして固定される。チャッキングプレート81は、図示しない適当なフレーム材に取り付けられる。
記録再生ユニット70の上部には、印刷ユニット50(印刷装置)が配置されている。図2〜図4を参照して、印刷ユニット50は、ディスク10の印刷対象面10aに対面するように配置されることが可能な印刷ヘッド55と、印刷ヘッド55を保持するホルダ43を有し印刷ヘッド55を所定の角度回転させる印刷ヘッド回転機構40とを備えている。印刷ヘッド回転機構40については後述する。ディスク10の印刷対象面10aとは、例えばディスク10の信号記録面10b(光ピックアップ80側に対面する面)とは反対側の面の一部または全部であり、インクが定着することが可能な面である。
印刷ユニット50は、ホルダ43に連結された垂直移動ブロック31と、垂直移動ブロック31に設けられたリニアベアリング48に挿通され、垂直移動ブロック31の垂直方向(Z方向)の移動をガイドする垂直ガイドシャフト47とを備えている。
印刷ユニット50は、印刷ヘッド55を水平方向(例えばY方向)に直線的に移動させる移動機構20を備える。移動機構20は、水平移動ブロック23と、水平移動ブロック23に設けられたリニアベアリング34に挿通された水平ガイドシャフト26と、水平移動ブロック23の移動の動力源となる駆動モータ25と、駆動モータ25にカップリング24を介して接続されるとともに水平移動ブロック23に接続されたボールネジ27とを有する。また、上記垂直ガイドシャフト47と、水平移動ブロック23とは、連結板21により連結されている。水平ガイドシャフト26の両端は、固定ブロック22、32によりそれぞれ固定され、固定ブロック22、32はフレーム板35に固定されている。このように構成された移動機構20により、印刷ヘッド55は、後方側の待機位置55Aと、例えばチャッキングプレート81にチャッキングされたディスク10のY方向におけるほぼ中央位置との間で移動する。待機位置55Aは、図3の平面で見て、そのディスク10が配置される領域外に設けられている。印刷ヘッド55の前方側の死点位置は、Y方向におけるディスク10のほぼ中央位置ではなく、当該中央位置よりさらに前方側の位置であってもよい。
待機位置55Aには、印刷ヘッド55から吐出されるインクを溜めるインク溜め54が配置されている(図4参照)。インク溜め54は、例えば印刷処理の前等に、そのインク溜め54に印刷ヘッド55からインクを吐出させてインクに混合した気泡等を除去するために設けられている。このインク溜め54は、印刷ヘッド55のキャップとしても機能する。
垂直移動ブロック31の側面には、ガイドピン32が設けられている。ガイドピン32は、水平移動ブロック23の移動方向に延びるガイドレール28に係合している。図5は、ガイドレール28とガイドピン32とを示す模式的な側面図である。ガイドピン32は、例えばガイドレール28の上面28aに載置されており、水平移動ブロック23が水平移動することに応じて、ガイドレール28の上面28aに沿って移動する。
また、ガイドレール28の後方側の端部には、斜面28bが設けられている。ガイドピン32はその斜面28b上を移動することにより、そのガイドピン32の斜面28bでの移動に応じた距離だけ、垂直移動ブロック31は垂直方向に移動する。このような垂直移動ブロック31の昇降動作により、印刷ヘッド55が昇降し、例えば印刷ヘッド55が下降することでインク溜め54に印刷ヘッド55がアクセスする。
なお、垂直移動ブロック31による垂直方向の移動機構は、このようなガイドピン32によらず、例えばモータ等を含む機構により構成されていてもよい。
図2及び図3に示すように、印刷ユニット50の前方側には、印刷用インクのタンク51が配置されている。インクタンク51と印刷ヘッド55との間には、可撓性を有し、インクタンク51から印刷ヘッド55に供給するための供給チューブ52が接続されている。供給チューブ52の可撓性は、例えば供給チューブ52自体が柔軟性のある樹脂で構成されることで実現される。あるいはベローズを有する供給チューブ52が用いられてもよい。例えばユーザが、フロントパネル4に設けられた開口9を介して、その開口9に着脱可能なカバー8を開閉させることで、インクタンク51が交換可能となっている。
図6は、印刷ヘッド55及び印刷ヘッド回転機構40の、後方側から見た斜視図である。図7は、印刷ヘッド55及び印刷ヘッド回転機構40の、下方側から見た斜視図である。なお、図7には、図6には図示されていない垂直移動ブロック31も図示されている。
図7に示すように、印刷ヘッド55は、その下部に、ディスク10の印刷対象面10aに対面するインクの吐出部56を有する。吐出部56は、一方向に長い形状を有し、この長手方向に沿って細かい吐出孔が複数設けられている。吐出孔の列の数は、1つでもよいし、複数でもよい。印刷ヘッド55は、例えばインクジェット方式のヘッドであり、図示しないインク吐出用のアクチュエータまたはバブル発生用の加熱デバイスが内蔵されている。印刷ヘッド55は、吐出部56の長手方向がY方向に向くように配置されている。印刷ヘッド55は、印刷処理が行われていないときは、主に図3に示す待機位置55Aで待機している。
図8は、印刷ヘッド回転機構40を示す模式的な断面図である。印刷ヘッド回転機構40は、プリント基板49に搭載された回転モータ44を有する。回転モータ44の出力軸44aには駆動プーリ45が設けられ、駆動プーリ45にはタイミングベルト53を介して従動プーリ57が接続されている。印刷ヘッド55の上部には供給チューブ52に接続される接続管58が設けられ、接続管58の内部の領域は、印刷ヘッド55の内部において吐出部56に通じるインクの液路59に連通している。接続管58は、ベアリング装着部43bに装着されたベアリング42に挿通されている。従動プーリ57は、ホルダ43のベアリング装着部43bに一体的に設けられている。
プリント基板49は、上記したインク吐出用のアクチュエータ(または加熱デバイス)を駆動する駆動回路、回転モータ44の駆動回路を備える。少なくとも回転モータ44やこの駆動回路により角度制御手段が構成される。なお、図6、図7等に示すように、プリント基板49には、フレキシブル基板33が接続されている。
このような印刷ヘッド回転機構40の構成により、接続管58、印刷ヘッド55、プリント基板49及びフレキシブル基板33が一体的に回転する。印刷ヘッド55が回転することで、吐出部56が回転する。つまり、吐出部56が印刷対象面10aに実質的な平行な面内で回転する。
印刷ヘッド回転機構40は、図8では、タイミングベルト53による駆動方式が用いられたが、ギア駆動、あるいはその他の駆動方式が用いられてもかまわない。印刷ヘッド55の構成は、図8に示す構成に限られず、形状、大きさ等、種々の変形が可能である。
図6に示すように、印刷ヘッド55の上面から例えば2本のピン46が突出している。ホルダ43には、印刷ヘッド55の回転によるピン46の移動を規制する規制部として切り欠き43aが形成されている。例えば印刷ヘッド55が、図3に示す状態から時計回りに90度回転すると、切り欠き43aにピン46が当接し、それ以上の印刷ヘッド55の回転が規制される。図4では、移動機構20により前方側に移動してきた印刷ヘッド55が90度回転した様子を示している。
なお、本実施の形態では、ピン46やこれを規制する切り欠き43a等は必ずしも必要でなく、例えば回転モータ44の駆動が制御されることにより、印刷ヘッド55の回転が規制されてもよい。また、ピン46が設けられる場合、そのピンの数は1本でもよい。
図3に示すように、印刷ヘッド55は、ディスク10の中心からオフセットされた位置、すなわち、ディスク10の中心を通らない、一点鎖線で示す直線D上を印刷ヘッド55の吐出部56が移動するように配置されている。このように、印刷ヘッド55がディスク10の中心を通らない直線D上に位置することができることから、後述するように、ディスクトレイ7にディスク10が載置された状態において、ディスクトレイ7の排出時にディスク10が移動することを利用して印刷することができる。
また、このように、印刷ヘッド55が直線D上に配置されることにより、例えば印刷ヘッド55がディスク10の中心上を通るような配置設計に比べ、設計の自由度を向上させることができる。
図9は、光ディスク駆動装置100の構成を示すブロック図である。
光ディスク駆動装置100の記録再生ユニット70は、上記スピンドルモータ82、上記光ピックアップ80、RFアンプ19、3軸アクチュエータ87、サーボ制御部17を備えている。
スピンドルモータ82は、ディスク10を回転させる回転駆動機構として機能する。光ピックアップ80は、レーザ光源85、このレーザ光源85から出射されたレーザ光をディスク10に集光させる対物レンズ83、ディスク10からの反射戻り光を検出するフォト・ディテクタ(PD)84等を有する。レーザ光源85としては、例えば半導体レーザ、特にレーザダイオード(LD)が用いられるが、これに限られない。光ピックアップ80は、その他、レーザ光源85から出射されたレーザ光を対物レンズ83に導くための図示しない光学系等を有する。RFアンプ19は、光ピックアップ80のPD84から出力される各種の信号に基づいてフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号、RF信号等を生成する。3軸アクチュエータ87は、光ピックアップ80の特に対物レンズ83の部分を、トラッキング方向、フォーカシング方向及びチルト方向に移動させる。サーボ制御部17は、その3軸アクチュエータ87やスピンドルモータ82に、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号及びRF信号に基づいて各種のサーボ信号を出力する。
また、記録再生ユニット70は、光ピックアップ80をディスク10の半径方向に移動させるための図示しないスレッドモータを備えている。サーボ制御部17はそのスレッドモータにもサーボ信号を出力する。
記録再生ユニット70は、記録再生コントローラ15、レーザ制御部16、同期検出&A/D変換器2、信号変復調器&ECC(Error Correction Code)部11、バッファメモリ12、映像音声処理部13、D/A変換器14、インターフェース18を備えている。
記録再生コントローラ15は、各種の信号を入出力して記録再生ユニット70全体を統括的に制御する。レーザ制御部16は、信号変復調器&ECC部11からの変調信号を受けて、ディスク10に信号を書き込むためにレーザ光源85のレーザパワーを変調したり、また、RF信号に基づきレーザパワーを制御する。同期検出&A/D変換器2は、さらにディスク10に所定間隔で記録された同期信号を基にクロックを生成して、アナログ信号をデジタル信号に変換する。信号変復調器&ECC部11は、信号の変調、復調及びECCの付加、ECCに基づくエラー訂正処理を行う。バッファメモリ12は、信号変復調器&ECC部11で処理されるときのデータを一時的に記憶する。映像音声処理部13は必要な映像処理や音声処理を行い、D/A変換器14を介して映像及び音声をアナログ出力する。インターフェース18は、図示しない外部コンピュータや映像音声源等を接続するためのインターフェースである。
印刷ユニット50は、印刷コントローラ71、上記移動機構20、印刷ヘッド55用の駆動回路72、印刷内容の情報である印刷情報のデータ(以下、印刷データという。)を記憶するメモリ73を備えている。印刷コントローラ71は、記録再生コントローラ15からの信号を入力したり、記録再生コントローラ15へ信号を出力したりする。また、印刷コントローラ71は、移動機構20及び駆動回路72を制御する。駆動回路72は、上記プリント基板49に搭載される回路である。メモリ73は、例えばPC、メモリカード、その他の外部機器等からの印刷データを一時的に蓄積する。さらに、印刷コントローラ15は、上記回転モータ44の駆動を制御する。
データ記録時においては、図示しない外部コンピュータからインターフェース18に入力されたデジタルデータは、信号変復調器&ECC部11でエラー訂正符号が付加されて変調される。変調されたデータに基づき、レーザ制御部16によりパルスが生成され、光ピックアップ80を介してディスク10にレーザ光が照射されることで、データが記録される。データ記録の際、サーボ制御部17により、適宜サーボ制御がなされる。
一方、データ再生時においては、レーザ光がディスク10に照射されると、その戻り反射光がPD84により検出される。PD84により検出された反射光は、RFアンプ19において増幅、波形等化等されてRF信号が再生され、同期検出&A/D変換器2により、RF信号が2値化されたビット列が生成される。生成されたビット列は信号変復調器&ECC部11により信号復調及びエラー訂正が行われる。復調された信号から、映像音声処理部13により映像データ及び音声データに分離され、D/A変換がなされてアナログ出力される。データ再生の際、サーボ制御部17により、適宜サーボ制御がなされる。
次に、印刷ユニット50の動作について説明する。図10は、その動作を示すフローチャートである。
例えば、PC、メモリカード、その他の外部機器等からの印刷データが印刷コントローラ71に取り込まれる(ステップ1001)。印刷データが取り込まれると、印刷コントローラ71は、印刷データを一時的にメモリ73に蓄積し、印刷処理を開始する。本実施の形態では、ディスクトレイ7の排出時、すなわちアンローディング時にディスク10が移動することを利用して印刷するアンローディング印刷と、ディスク10が回転させられながら印刷するディスク回転印刷の2つの印刷処理がある。ユーザは、これら2つ印刷処理のうち、いずれか一方を選択すればよい。この選択は、例えば、光ディスク駆動装置100またはこの光ディスク駆動装置100が搭載される電子機器が備える表示部等に、いずれの印刷処理を選択するかの選択モード画面が表示されるようにすればよい。その場合、ユーザは、その選択モード画面を見ながら、リモコン、操作ボタン、タッチパネル、その他の入力インターフェースを介して選択できるようにすればよい。
アンローディング印刷の場合(ステップ1002のYES)、図11(A)に示すように、印刷コントローラ71の制御に応じて、移動機構20により印刷ヘッド55は待機位置55Aから前方側(Y1方向)へ移動する。ここで、後方側から前方側への移動をY1方向とし、その逆方向をY2方向とする。このとき、駆動回路72の駆動に応じて、印刷ヘッド回転機構40により印刷ヘッド55は回転しながら移動する(ステップ1003)。印刷コントローラ71の制御に応じて、印刷ヘッド55は、Y方向におけるディスク10の中央位置Cよりやや前方側の位置(以降、印刷開始位置55Bとする)まで移動すると、そこで停止する(ステップ1004)。印刷ヘッド55は、待機位置55Aから印刷開始位置55Bまでで、約90度回転する。
なお、印刷ヘッド55が待機位置55Aから印刷開始位置55Bまで移動する間に、印刷ヘッド55が回転する形態のほか、次のような場合形態も考えられる。例えば、印刷ヘッド55が待機位置55Aに留まっている状態で回転する場合、または、印刷ヘッド55が印刷開始位置55Bで留まって回転する場合等である。また、印刷ヘッド55が移動しながら回転する場合において、移動中の回転開始のタイミングはどのような位置であってもかまわない。
印刷ヘッド55が、印刷開始位置55Bで停止した状態で、記録再生コントローラ15の制御に応じてディスク10の排出、すなわちアンローディング動作が行われる(ステップ1005)。図11(B)に示すように、アンローディング動作においては、ディスクトレイ7はY1方向に移動する。このディスクトレイ7の移動中、印刷コントローラ71の制御により、印刷データに応じて印刷ヘッド55からインクが吐出される(ステップ1006)。これにより、ディスク10の印刷対象面10aの所定の領域Aに局所的に印刷される。
図12は、印刷データとしてテキストデータがディスク10に印刷された例を示している。もちろん、アンローディング印刷時では、文字だけに限られず、絵や写真等も印刷可能である。
アンローディング動作が完了すると、印刷コントローラ71の制御に応じて、移動機構20及び駆動回路72の駆動により、印刷ヘッド55は待機位置まで回転しながら移動する(ステップ1007)。これにより、アンローディング印刷が完了する。なお、印刷データの内容によっては、例えば、印刷データ量が少ない場合、アンローディング動作が完了する前にステップ1007の動作が開始される場合もある。
一方、ステップ1002において、アンローディング印刷でない場合、すなわち、ディスク回転印刷の場合、記録再生ユニット70の制御に応じて、ディスク10はスピンドルモータ82により回転する(ステップ1008)。本実施の形態では、ディスク10の印刷対象面10aがディスク10の表面のほぼ全面である場合を例に挙げ、その全面に印刷する場合について説明する。ディスク回転印刷のときのディスク10の回転数は、数十〜数百rpmであり、低速回転である。しかし、この範囲に限られるわけではない。ディスク回転印刷の場合、上記したように、元の印刷データが極座標変換処理されて印刷される。
図13に示すように、印刷コントローラ71の制御に応じて、印刷ヘッド55が待機位置から位置C(ディスク10の外周側)まで移動し、その移動中、回転角度が所定の角度になるまで回転する(ステップ1009)。この場合の回転角度は、印刷ヘッド55の吐出部56の長手方向が、ディスク10の半径方向に実質的に一致するような方向である。印刷ヘッド55は、位置Cでインクを吐出する(ステップ1010)。位置Cでインクの吐出を開始してから、ディスクの該当領域の印刷が終了すると、印刷コントローラ71の制御に応じて、印刷ヘッド55はインクの吐出を停止する(ステップ1011)。
次に、印刷コントローラ71の制御に応じて、印刷ヘッド55が位置Cから位置Dまで移動し、その移動中、回転角度が所定の角度になるまで回転する(ステップ1012)。そして、印刷ヘッド55は、位置Dでインクを吐出する(ステップ1013)。位置Dでインクの吐出を開始してから、ディスク10該当領域の印刷が終了すると、印刷コントローラ71の制御に応じて、印刷ヘッド55はインクの吐出を停止する(ステップ1014)。
同様に、印刷ヘッド55は、位置Dから位置E(ディスク10の内周側)まで回転しながら移動してインクを吐出して印刷する(ステップ1015〜1017)。
印刷ヘッド55が、位置Cから位置Dまで、位置Dから位置Eまで移動している間は、ディスク10は、回転していてもよいし、停止していてもよい。特に、印刷ヘッド55の移動中にディスク10が回転する場合、印刷コントローラ71は、印刷開始位置である位置Cの、ディスク10の回転周方向における位置情報を、記録再生コントローラ15から受け取る。位置C〜位置Eにおけるインクの吐出開始の位置は、周方向で一致するからである。例えば、記録再生コントローラ15または印刷コントローラ71は、ディスク10の信号記録面10bに記録された同期信号やスピンドルモータ82のロータリエンコーダの出力信号等に基づき、位置C〜位置Eにおける各インクの吐出開始のタイミング信号を生成すればよい。
以上のように、本実施の形態では、印刷ヘッド回転機構40により印刷ヘッド55が回転することで、印刷像の幅を適宜制御することができ、印刷ヘッド55を小型化しながらも高速に印刷することができる。特に、図13に示すように、位置C〜位置Eにおいて実質的に同じ印刷幅d1で印刷することができる。
図17は、ディスク回転印刷により、画像及び文字が印刷されたディスク10を示す図である。本ディスク回転印刷の場合、元の印刷データを極座標変換することにより印刷可能である。なお、図18において、文字の局所的な部分ついては、アンローディング印刷によっても印刷可能である。
また、本実施の形態では、もちろん局所印刷でも印刷像の幅を適宜変えて印刷することができる。アンローディング印刷の局所印刷では、印刷ヘッド55の吐出部56の角度をY方向でもなくX方向でもない斜めにして印刷することができる。これにより、駆動回路72の制御によらず、機械的な制御により、例えば文字や図形に角度を加えて斜めにして印刷することもでき、多彩な印刷が可能となる。
例えば、図14は、印刷ヘッド55が、ディスク10の中心を通らない直線上を移動する場合に、印刷ヘッド55が回転しない場合の、ディスク10の1回転ごとの印刷領域を示す図である。この例では、印刷ヘッド155は、ディスク10の外周側の位置Fから位置155Iまで移動し、ディスク10が1回転するごとにインクの吐出及び停止を繰り返している。この場合、図13に示す例に比べ、印刷幅は、d2→d3→d4→d5という順で徐々に狭くなり、その順序でインクの密度(印刷密度)が濃くなる。印刷ヘッド55が回転しないで、印刷密度を一定にして適切に印刷するには、特別な制御が必要になる。また、図14において、ディスク10の表面のほぼ全面に印刷するには、ディスク10が最低4回転しなければならない。しかし、図13に示す例では、ディスク10は3回転でよいので、高速に全面印刷が可能となる。
ここで、図14に示したように、印刷ヘッド55が回転しない例において、図11及び図12に示すような局所印刷される場合を考える。具体的には、図14において、印刷幅d7の領域B1及び印刷幅d6の領域B2の2つの局所的な領域を印刷する場合を考える。ここで、印刷ヘッド155の吐出部156の幅をd1とし、d7<d1<d6とする。この場合、領域B1に局所的に印刷される場合は、印刷ヘッド55が位置155Gにあれば印刷可能となる。しかし、領域B2に局所的に印刷される場合、印刷ヘッド155は、位置155G及び位置155Hに位置しなければならず、ディスク10は2回転しなければならない。これに対し、本実施の形態では、印刷ヘッド55が回転可能であることから、印刷ヘッド55の吐出部56の幅d8(図13参照)を最大幅としてディスク10のアンローディング時に高速に印刷することができる。
なお、本実施の形態では、印刷データに基づく印刷幅がd8を超える局所印刷の場合、ディスク回転印刷が行われればよい。
図15は、本発明の他の実施の形態に係る印刷ヘッド回転機構40の角度制御機構(角度制御手段)を示す模式図である。この角度制御機構140は、印刷ヘッド55の上面に設けられた2本のピン(第1の係合部)46(46a及び46b)のうちの1つのピン46bに係合するガイド溝(第2の係合部)142を有するガイドプレート141を備えている。
ガイド溝142は、印刷ヘッド55がY方向で移動するにしたがい、印刷ヘッド55が徐々に回転角度を変えるように形成されている。この例では、待機位置55Aにある印刷ヘッド55がY1方向に向かうにしたがって、時計回りに回りながら移動する。この場合、図13で示したように、印刷ヘッド55が、ディスク10上の位置によらず、ディスク10の径方向と吐出部56の長手方向とがほぼ一致するように動くように、ガイド溝142が形成されていればよい。
ピン46は2本設けられているので、ガイドプレート141にもそれらに対応する2つのガイド溝142が設けられていてもよい。あるいは、上述したようにピン46は1本でもよい。
図16は、図15に示す角度制御機構の変形例を示す模式図である。この角度制御機構は、印刷ヘッド55上のピン46のうち46bと係合するガイドレール143を有する。印刷ヘッド55の動作の仕方は、図15の場合と同様である。
図15及び図16に示した角度制御機構によれば、印刷ヘッド55の移動に応じた回転が機械的に行われるので、特別な制御回路やソフトウェア等の必要がなくなる。
図15及び図16に示した実施の形態では、印刷ヘッド55が最大90度回転する形態を示したが、最大で90度を超える角度または最大で90度より小さい角度回転する形態でもよい。
本発明に係る実施の形態は、以上説明した実施の形態に限定されず、他の種々の実施形態が考えられる。
上記実施の形態では、図1に示したように、ディスクトレイタイプの光ディスク駆動装置100について説明した。しかし、図18に示すように、スロットインタイプの光ディスク駆動装置200が適用されてもよい。この装置では、フロントパネル204に開口211が設けられ、スロットカバー212が開いた状態で、ディスク10が挿入及び排出される。このようにディスク10が排出されるとき、つまり、アンローディング時に局所印刷が可能となる。また、もちろんこの光ディスク駆動装置200においても、ローディング時の局所印刷、及びディスク回転印刷が可能である。
印刷ヘッド55は、図6、図7等に示した形態に限られず、例えば図19に示すようなインクタンク77と吐出部76とが一体になっている印刷ヘッド75でもよい。
上記実施の形態では、印刷ヘッド55は、待機位置55Aで吐出部56の長手方向がY方向に向くように配置されていた。しかし、印刷ヘッド55は、待機位置55Aで吐出部56の長方向がX方向に向くように配置されていてもよい。この場合、アンローディング印刷の場合、待機位置55Aから印刷ヘッド55が印刷開始位置55Bまで移動する間に回転せずに、そのままの姿勢でよい。
上記実施の形態では、印刷ヘッド55が直線移動する領域は、ディスク10の中心を通らない直線D上であった。しかし、印刷ヘッド55が直線移動する領域は、ディスク10の中心を通る直線上であってもよい。この場合、ディスク10のアンローディング時の局所印刷による印刷領域は、ディスク10の中心を通る直線上の領域であって、例えば、ディスク10中心のチャッキング用の穴の両脇または片脇の領域になる。
上記実施の形態において、図10のステップ1003〜1007では、ディスク10のアンローディング時に印刷する形態を示したが、ディスク10のローディング時に印刷されてもよい。
上記実施の形態では、吐出部56が一方向に長い形状を有する形態を示した。しかし、吐出部56が正方形に近い形状をなしていてもよい。つまり、吐出孔が1列〜数列ではなく、縦横でほぼ同じ数のマトリクス状に配置されるような吐出部56であってもよい。このような吐出部56を有する印刷ヘッド55であっても、印刷ヘッド55がディスク10の印刷対象面10a上の位置に応じて適宜回転すればよい。
本発明の一実施の形態に係る光ディスク駆動装置を示す斜視図である。 図1に示す光ディスク駆動装置の内部構造を示す斜視図である。 図2に示す光ディスク駆動装置の内部構造を示す平面図である。 印刷ユニットの一部を示す斜視図である。 ガイドレールとガイドピンとを示す模式的な側面図である。 印刷ヘッド及び印刷ヘッド回転機構の、後方側から見た斜視図である。 印刷ヘッド及び印刷ヘッド回転機構の、下方側から見た斜視図である。 印刷ヘッド回転機構を示す模式的な断面図である。 光ディスク駆動装置の構成を示すブロック図である。 印刷ユニットの動作を示すフローチャートである。 アンローディング印刷の動作を順に示す模式図である。 印刷データとしてテキストデータがディスクに印刷された例を示すディスクの図である。 印刷ヘッドが回転しながら移動する動作を示す模式図である。 印刷ヘッドが、ディスクの中心を通らない直線上を移動する場合に、印刷ヘッドが回転しない場合の動作を示す模式図である。 本発明の他の実施の形態に係る印刷ヘッド回転機構の角度制御機構を示す模式図である。 図15に示す角度制御機構の変形例を示す模式図である。 ディスク回転印刷により画像が印刷されたディスクを示す図である。 スロットインタイプの光ディスク駆動装置を示す斜視図である。 インクタンクと吐出部とが一体化された印刷ヘッドを示す斜視図である。
符号の説明
10…ディスク
10a…印刷対象面
10b…信号記録面
20…移動機構
40…印刷ヘッド回転機構
44…回転モータ
46a、46b…ピン
49…プリント基板
50…印刷ユニット
55…印刷ヘッド
56、76…吐出部
57…従動プーリ
70…記録再生ユニット
72…駆動回路
75、155…印刷ヘッド
76…吐出部
80…光ピックアップ
82…スピンドルモータ
100、200…光ディスク駆動装置
140…角度制御機構
141…ガイドプレート
142…ガイド溝
143…ガイドレール

Claims (9)

  1. 印刷用のインクを吐出する吐出部を有する印刷ヘッドと、
    印刷対象面を有する記録媒体の前記印刷対象面と前記吐出部とが対面した状態で、前記印刷ヘッドを回転させる印刷ヘッド回転機構と
    を具備することを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1の印刷装置であって、
    前記印刷対象面に前記吐出部を対面させた状態で、前記印刷ヘッドを直線的に移動させる移動機構と、
    前記移動機構により移動した前記印刷ヘッドの位置に応じて、前記印刷ヘッドの回転角度を制御する角度制御手段と
    をさらに具備することを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項2の印刷装置であって、
    前記記録媒体は、円板状のディスクであり、
    前記移動機構は、前記印刷ヘッドを、前記ディスクの中心を通らない直線上を移動させることを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項3の印刷装置であって、
    前記印刷対象面と前記吐出部とが対面した状態で、前記ディスクが回転しているときに印刷するように前記移動機構の駆動を制御する移動機構制御手段をさらに具備し、
    前記吐出部は、一方向に長く設けられ、
    前記角度制御手段は、
    前記移動機構により前記印刷ヘッドが移動しているとき、前記印刷される領域の、前記ディスクの回転の周方向に直交する方向の幅が一定になるように、前記回転角度を制御することを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項3の印刷装置であって、
    前記角度制御手段は、
    前記印刷ヘッドに設けられた第1の係合部と、
    前記第1の係合部と係合可能であり、前記第1の係合部と係合しながら前記印刷ヘッドが前記移動機構により移動することで、前記印刷ヘッドを回転させるための第2の係合部と
    を有することを特徴とする印刷装置。
  6. 請求項1の印刷装置であって、
    前記印刷ヘッドは、前記印刷対象面と前記吐出部とが対面した状態で、前記記録媒体が直線的に移動しているときに印刷することを特徴とする印刷装置。
  7. 請求項6の印刷装置であって、
    前記印刷ヘッドは、
    前記記録媒体が、記録媒体駆動装置が有する搬送体に搬送されて、該記録媒体駆動装置の本体内にロードまたはアンロードされるときに印刷することを特徴とする印刷装置。
  8. 印刷対象面を有する記録媒体を保持し回転する回転駆動機構と、
    印刷用のインクを吐出する吐出部を有する印刷ヘッドと、
    前記記録媒体の前記印刷対象面と前記吐出部とが対面した状態で、前記印刷ヘッドを回転させる印刷ヘッド回転機構と
    を具備することを特徴とする記録媒体駆動装置。
  9. 印刷対象面を有する記録媒体の前記印刷対象面と、印刷用のインクを吐出する吐出部を有する印刷ヘッドの前記吐出部とを対面させ、
    前記印刷対象面と前記吐出部とが対面した状態で、前記印刷ヘッドを回転させる
    ことを特徴とする印刷方法。
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