JPS61230688A - スチルビデオカメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スチルビデオフロッピーに対する記録済情報
の記録・表示装置に改良を行ったスチルビデオカメラに
関するものである。

〔従来の技術〕

スチルビデオカメラの記録素子である磁気ディスクを収
容するスチルビデオフロッピーは記録済のトランク数を
表示出来るカウンタ指示板を備えていて、カメラがフロ
ッピーを装填して撮影を進めると、カメラ側の動力が前
述のカウンタ指示板を回転し、それに印した指標でフロ
ッピーの外装パッケージに記した記録済のトラック数を
指示す。

るようになっている。

従ってフロッピーは撮影を中断してカメラから取出され
た状態にあっても、フロッピー自体がその記録済トラッ
ク数を指示しているので、撮影対象に応じて多数のフロ
ッピーを使い分けている場合に使用者は未使用のトラッ
ク数をあらかじめ知り得ることが出来て好都合となって
いる。

このカウンタ指示板は、外周部に歯車状の凹凸をもった
円盤状の部材であって、その中心部に設げた錐状の穴が
装填の際カメラの錐状をした駆動軸に嵌合してその間欠
回転によって送られるものであり、前述の凹凸に常時弾
性的に係合するクリックばねによってその指示位置に安
定されるようになっている。

しかしながらこの方法ではカメラの駆動軸と装填したフ
ロッピーのカウンタ指示板の穴位置に精度を要し、さら
にそれらの軸と穴が自動的に係合して回転が伝達される
ようにするための装置も必要である。またカウンタ指示
板はクリックばねの弾性圧力に抗して回転されるため駆
動軸にかかる負担が大きくカメラに強力な駆動源を必要
とする等の問題もあって機構の複雑化と大型化とそれに
伴う価格の上昇を来たしていた。

またカメラは静止画の記録方法として、１条のトラック
に１画面の記録を行うフィールド記録と、２条のトラッ
クを用いて１画面の記録を行うフレーム記録とがある。

さらに音声記録、データ記録などをスチルビデオフロッ
ピーに記録することがあるが、之等の区別とその記録情
況はドライブ装置にかけて調べなければ知ることができ
ず、フロッピーの外装部をみてそれによって知ることは
できない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明は上記問題点を解決して、機構が簡単で安価な装
置により、フロッピー外装上に上記の各種の記録情報を
表示することのできるスチルビデオカメラを提供しよう
とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、装填して記録・撮影がなされるスチルビデ
オフロッピーの外装部に、記録済トラック数および／又
は記録の型式の区別による記入がなされる機構を有する
ことを特徴とするスチルビデオカメラによって達成され
る。

〔実施例〕

第１図は本発明の第１の実施例のスチルビデオカメラ１
を斜め後方から見た角度にて本発明に関する要部を示し
たものである。

カメラ１の背面には一対の蝶番２ａを支点として反時計
方向に回転することにより開扉出来る裏蓋２があって、
スチルビデオフロッピー１１０を装填後、時計方向に回
転して図示の如く閉扉すると、前記フロッピー１１０が
カメラ１の駆動系と接続して撮影可能の状態にセットさ
れるようになっている。

本発明のカメラ１の裏蓋２は、その内面に固定した軸受
金具３に所定のねじれ角度と方向を備えた螺旋棒４を回
転自在に軸受けし、同時に該螺旋棒４に螺合したベンヘ
ッド５を支持している。

前記螺旋棒４の一方の側端部にはウオーム歯車６が一体
に取付られ、同じく裏蓋２の内面に配置サレタパルスモ
ータ８のシャフト上に固定したウオーム７と歯合してい
て前記パルスモータ８に電流を通じると前記螺旋棒４が
回転して前記ペンヘッド５を前記軸受金具３に沿って平
行移動出来るようになっている。

また前記ペンヘッド５の先端部に設けられた３本のペン
５１，５ｂ、５ｃは、何れも発熱素子を持った熱印字ヘ
ッドであって、前記裏蓋２の窓２ｂを通じて装填された
前記フロッピー１０の外装バラゲージ上に貼付された感
熱紙であるラベル１２０に接触して前記ペンヘッド５は
直線状に移動する。ここで前記ペン５ａ　、　５ｂ　、
　ｓｃは移動方向に対して直角に設けられている。

すなわち、カメラ１において前記フρツビー１０内の磁
気ディスクの１トラツクに画像記録が行われる度毎にカ
メラ１の電源部から前記パルスモータ８にパルス電流を
与えると、談パルスモータ８の回転角は前記ウオーム７
、ウオーム歯車６によって減速されたのち、前記ペンヘ
ッド５に１トラツク分に対応して定められた移動量を与
え、ペン５１、５ｂ　、　５ｃにはそれぞれ第２図に示
したカメラの制御部によって制御され、短時間の通電が
なされると、通電のあったときＫのみラベル１２０上に
ドツトマークが印字される。

ペン５ａは記録済のトラック数を表示するよう制御され
る。ペン５ｂはフレーム記録モードで撮影シたときのレ
リーズを示すよう制御される。またペン５ｃは５，１０
．１５・・・毎のフレームに従ってマークするよう制御
される。第４図ｆａ）はこのようにしてマークされたフ
ロッピー１１０ａを示したもので、ラベル１２０ｂ上に
印字された印字マーク２０５ａ　、　２０５ｂ　。

２０５ｃはそれぞれペン５ａ、５ｂ、５ｃによってなさ
れたマークで、それぞれの情報を示している。

従って７ｐツビー１１０は全トラック数の記録を終えず
中断してカメラ１から取出されても前記ラペル１２０上
には記録済情報は極めて読取り易い状況に表示されてい
るので、再度の使用に当り未記録のトラック数その他記
録済情報を前もって知り得て使用上はなはだ便利となる
。また再装填に際しても、前記ペン５Ｂ、５ｂ、５ｃに
よる記入は未記録のトラックの記録時から再開されるの
で、撮影中断を反復して行っても記録済トラック数その
他情報の表示には何等支障を生ずることがない。

第３図は本発明の第２の実施例のカメラの要部斜視図を
示したものである。本実施例は記録手段であるペンを磁
気ヘッド送り装置に連動する部材に設けたもので、図に
おいてフロッピー内のディスクはその中心部の嵌合孔を
カメラに設けた回転軸１１によって回転駆動するよう構
成されている。

１２はディスク回転モータで、レリーズ釦を押すことに
より、ディスク回転モータ１２を１回転または２回転し
て停止する構造となっている。

１３は画像信号をフｐツビ一のディスク上に記録する磁
気ヘッドで、回動中心１５を中心として揺動する扇状レ
バー１４上に固設され、扇状レノ＜−１４０揺動に伴っ
て近似的にディスク半径方向に移動する。

ソレノイド１６は前記の扇状レバー１４を揺動させる動
力源で、ソレノイド１６はその作動によって爪１７を介
してラチェット歯車１８を１歯分ずつ回転させる。

ラチェット歯車１８と歯車１９とは同軸で一体となった
歯車で、歯車１９は歯車２０と、歯車２０は歯車２１と
噛合し、さらに歯車２１は扇状レバー１４の先端部に設
けた歯車１４ａと噛合していて、ソレノイド１６の１作
動によって、磁気ヘッド１３を１トラック分だけ移動さ
せる。

以上説明した磁気ヘッド送り装置で、中間のアイドル駆
動系でフロッピーの全トラックでも１回転未満の回転を
行う歯車２０上に半径方向に記録手段であるペン３１ａ
、　３１ｂ、３１ｃを設ける。ペン３１ａ、３１ｂ。

３１ｃは何れも発熱素子を持った熱印字ヘッドで、カメ
ラの制御部によって制御され、第４図（ｂ）に示す感熱
紙によるラベル１２０ｂ上に２３１ａ　、　２３１ｂ　
、２３１ｃのドツトマークが印字される。本実施例では
ペン３１ａは記録済のトランク数を表示するよう制御さ
レル。ペア　３１ｂはフレーム記録モードで撮影したと
きのレリーズを示すよう制御される。ペン３１ｃはデー
タ記録または音声記録がなされたとき之を表示するよう
制御される。本実施例では之等の記録・表示は円形にな
されるが、第１の実施例と同様の効果を有するものであ
る。

第１および第２の実施例はペン５或はペン３１として感
熱ヘッドを用いた実施例で、制御部からペンへの短時間
の通電によってラベル１２０上にドツトマークが記録さ
れる。実施例ではドツトマークは総べて同一形状であっ
たが、制御部からの通電時間或は通電電圧等を変更する
ことによって、ドツトマークに大小または濃淡を与える
ことが可能で、例えば１つのペンによる大小または濃淡
のドツトマークによりフレームまたはフィールド記録、
音声またはデータ記録等の区別をし、情報を表示するこ
とも可能である。

また実施例では記入手段であるペンとラベルとの組合せ
は感熱ヘッドと感熱紙との組合せについて述べたが、之
に限定するものではなく、例えばインク使用ベンと普通
紙との組合せでもよく、またドツト抑圧手段（ハンマタ
イプ）によって普通紙上にインクリボンによるドツトマ
ークを記入するようにしてもよいし、ドツト抑圧手段に
よって感圧紙上にドツトマークを記入するようにしても
よい。ラベルを用いることなくフロッピー外装に直接記
入するようにしてもよい。

また実施例では記入手段として３本のペンを用い、３本
のトランク上に記録済トラック数その他の情報を表示す
るようにしたが、之に限定するものではなく、トラック
数と濃淡、大小等のドツト形状の組合せによって、種々
の情報表示を行うことができる。

〔発明の効果〕

本発明は、簡易にして安価な手段により、装填したスチ
ルビデオフルノビ−の外面上に、記録済トラック数その
他の情報を記録・表示することのできるスチルビデオカ
メラが提供されることとなった。そして撮影等の記録途
中でスチルビデオフルノビ−を取出した際も、取出すま
での記録済トラック数その他の情報が表示されており、
最後まで記録がなされた際も記録の内容種別が容易に判
別されるようになっているので、便利な使用上の効果を
生ずることとなった。

【図面の簡単な説明】

第１図は第１の実施例を示す要部斜視図。 第２図は第１の実施例の系統図。 第３図は第２の実施例を示す要部斜視図。 第４図は本発明によって情報記入がなされたスチルビデ
オフロッピーの外観図。 ｓ、３１（ａ、ｂ＋ｃ）・・・ペン １３・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・磁気
ヘッド１１０　（ａ　＊　ｂ　）　　・・・・・・・　
スチルビデオフロッピー１２０（ａ、ｂ）・・・・・・
・・・ラベル２０５　、２３１　（ａ　＋ｂ　ｒ　ｃ）
・・ドツトマーク出願人　小西六写真工業株式会社 第２図 第４図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）装填して記録・撮影がなされるスチルビデオフロ
   ッピーの外装部に、記録済トラック数および／又は記録
   の型式の区別による記入がなされる機構を有することを
   特徴とするスチルビデオカメラ。
2. （２）前記記録の型式にはフィールド、フレーム、音声
   の何れかを含むことを特徴とした特許請求の範囲第１項
   記載のスチルビデオカメラ。