JP4367428B2 - 記録媒体処理装置,印刷方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

記録媒体処理装置,印刷方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は,記録媒体の非記録面に可視情報を印刷する際に用いる記録媒体処理装置,印刷方法およびコンピュータプログラムに関する。
近年,映像や音声をデジタル形式で記録するメディアとして,光学式の記録媒体である光ディスクが急速に普及している。特に,光ディスクに記録した内容に関する情報(可視情報)をディスク表面に表示できることから,インクジェットプリンタにより印刷可能な印刷面(非記録面)を備えた光ディスクが注目を集めている。
このような光ディスクに可視情報を印刷する装置としては,例えば,印刷機能を有する光ディスク装置があげられる(特許文献1参照。)。光ディスク装置は,光ピックアップにより光ディスクの記録面にデータを記録した後に,非記録面に可視情報が印刷されていないことを前提に,該データの内容を示す可視情報をサーマル方式やインクジェット方式により印刷することができる。
特開平11−134648号公報
しかし,既にデータが記録され,該データの内容を示す可視情報が印刷された光ディスクに,従来の光ディスク装置を用いてデータおよび可視情報を追加しようとした場合,追加する可視情報が印刷済みの可視情報と重なって印刷されてしまう場合があった。すなわち,従来の光ディスク装置は光ディスクの未印刷領域を認識できないため,該未印刷領域以外の印刷済み領域に重畳的に可視情報を印刷してしまう問題があった。
そこで,本発明は,上記問題に鑑みてなされたものであり,本発明の目的とするところは,記録媒体の非記録面に可視情報の印刷済み領域が存在するか否かに拘らず,非記録面の未印刷領域に追加的に新たな可視情報を印刷することが可能な,新規かつ改良された記録媒体処理装置,印刷方法およびコンピュータプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば,記録媒体の非記録面に可視情報を印刷可能な印刷部と,一の記録媒体と当該記録媒体の非記録面に印刷されたおよび/または印刷する可視情報とが関連付けられた印刷データを読み出すデータ処理部と,データ処理部により読み出された印刷データに基づいて,一の記録媒体の非記録面に印刷する可視情報の印刷領域を決定する印刷構成部と,を備えたことを特徴とする,記録媒体処理装置が提供される。
かかる構成によれば,データ処理部が記録媒体の非記録面の印刷済み領域および未印刷領域を示す印刷データを読込み,印刷構成部がこれから印刷しようとする可視情報の印刷位置を該印刷済み領域を考慮して決定する。したがって,印刷部は記録媒体の非記録面の印刷済み領域の有無に拘らず,未印刷領域を利用して可視情報を追記印刷することができる。
印刷データは,一の記録媒体の記録面に記録されているとしてもよい。かかる構成によれば,一の記録媒体の非記録面に可視情報を印刷する際に,該一の記録媒体の記録面から印刷データを読み出すことができる。
上記記録媒体処理装置は,さらに,印刷データを記録する記録部を備えるとしてもよい。かかる構成によれば,一の記録媒体の非記録面に可視情報を印刷する前または印刷した後に,該一の記録媒体の記録面の印刷データを更新することが可能となる。
印刷データは,記録媒体の非記録面に印刷されたおよび/または印刷する可視情報を含む非記録面の画像データであってもよい。かかる構成によれば,印刷構成部は既に記録媒体に印刷された可視情報の画像データを展開して印刷済み領域を判定することができる。
印刷データは,記録媒体の非記録面に印刷されたおよび/または印刷する可視情報の範囲を示す印刷範囲データであってもよい。かかる構成によれば,印刷データの容量を抑制しつつ,印刷構成部が記録媒体の非記録面の印刷済み領域を判定することができる。
印刷データは,あらかじめ区分された記録媒体の非記録面の区分毎に可視情報が印刷済みであるかおよび/または印刷されるか否かを示す区分データであってもよい。かかる構成によれば,印刷データの容量を抑制しつつ,さらに印刷構成部が特段の計算を要することなく記録媒体の非記録面の印刷済み領域を判定することができる。
また,上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,記録媒体の非記録面への可視情報の印刷指示が入力されるステップと,一の記録媒体と当該記録媒体の非記録面に印刷されたおよび/または印刷する可視情報とが関連付けられた印刷データを読み出すステップと,印刷データに基づいて,一の記録媒体の非記録面に印刷する可視情報の印刷領域を決定するステップとを含むことを特徴とする,印刷方法が提供される。
かかる構成によれば,データ処理部が記録媒体の非記録面の印刷済み領域および未印刷領域を記録媒体の記録面から読込み,印刷構成部がこれから印刷しようとする可視情報の印刷位置を該印刷済み領域を考慮して決定する。したがって,印刷部は記録媒体の非記録面の印刷済み領域に重ねずに可視情報の印刷をすることができる。
また,上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,コンピュータをして,
記録媒体の非記録面に可視情報を印刷可能な印刷部と,一の記録媒体と当該記録媒体の非記録面に印刷されたおよび/または印刷する可視情報とが関連付けられた印刷データを読み出すデータ処理部と,データ処理部により読み出された印刷データに基づいて,一の記録媒体の非記録面に印刷する可視情報の印刷領域を決定する印刷構成部とを備えたことを特徴とする記録媒体処理装置として機能せしめるコンピュータプログラムが提供される。
かかる構成によれば,データ処理部が記録媒体の非記録面の印刷済み領域および未印刷領域を記録媒体の記録面から読込み,印刷構成部がこれから印刷しようとする可視情報の印刷位置を該印刷済み領域を考慮して決定する。したがって,印刷部は記録媒体の非記録面の印刷済み領域の有無に拘らず,未印刷領域を利用して可視情報の印刷をすることができる。
以上説明したように本発明の記録媒体処理装置,印刷方法およびコンピュータプログラムよれば,記録媒体の非記録面に可視情報の印刷済み領域が存在するか否かに拘らず,非記録面の未印刷領域に追加的に新たな可視情報を印刷することができる。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
まず,本発明の第1の実施形態にかかる光ディスク装置について説明する。
図1は,本実施形態による記録媒体処理装置としての光ディスク装置100の外観図である。光ディスク装置100は,ハウジング104と,開閉スイッチ108と,トレイ130とを含む。なお,図示の例では,光ディスク装置100に記録媒体として光ディスク200が搭載された様子を示している。光ディスク装置100は,光ディスク200にデータ信号を記録および/またはデータ信号を再生する記録および/または再生装置である。
ハウジング104は,光ディスク装置100の内部の各構成を覆い,該各構成を塵や埃などの異物の付着や,空気の流れなどの外的要因から保護する。図示の例では,ハウジング104が直方体形状である場合を示しているが,円柱形状であってもよく,また,PCやレコーダなどの情報処理装置に光ディスク装置100を内蔵する場合には,ハウジング104を省略するとしてもよい。
開閉スイッチ108は,ハウジング104の例えば前面に設けられ,ユーザにより押圧されるとトレイ130の開閉動作を行う。トレイ130は光ディスク200を搭載できる形状からなり,上記開閉動作によりユーザによる光ディスク200の着脱を可能とする。また,光ディスク装置100がPCやレコーダなどの情報処理装置に内蔵される場合には,PCやレコーダなどからの開閉指示によりトレイ130が開閉動作を行う構成としてもよい。
なお,記録媒体は光ディスク200に限られること無く,磁気ディスク,光磁気ディスクおよびフラッシュメモリなどの記録媒体であってもよい。また,記録媒体の種類に応じて記録媒体処理装置は,磁気ディスク装置や光磁気ディスク装置とすることができる。
次に,本実施形態による光ディスク装置100の内部構成について説明する。
図2は,本実施形態による光ディスク装置の内部構成を示した平面図である。図3は、本実施形態による光ディスク装置の内部構成を示した側面図である。
光ディスク装置100は,光ディスク200の非記録面であるレーベル面に,文字や画像などの可視情報としてのレーベル情報を印刷する印刷部と,光ディスク200の記録面に,データ信号の記録,または光ディスク200の記録面からデータ信号を再生するデータ処理部を含む。
印刷部は,プリントヘッド110と,インクカートリッジ112と,ヘッドキャップ114と,吸引ポンプ116と,廃インク吸収体118と,第一ガイドシャフト120と,シャフト支持部122と,ブレード124と,を含む。
プリントヘッド110は,光ディスク200と対向するノズル面150にインクを吐出するノズル列152を含み,インクジェット方式により該ノズルから例えば8.4KHzのインク吐出周波数でインクを吐出する。なお,インクジェット方式は,インクをノズル列152から微細な液滴として吐出し、用紙に付着させる方式をいう。
また,プリントヘッド110は,印刷待機時に光ディスク200の外側に退避し,印刷時に光ディスク200の上方に配される。また,プリントヘッド110は,ノズルの増粘インク,気泡および異物などを排出するために,印刷前や印刷後にインクをダミー吐出する機能を有する。
インクカートリッジ112は,所定色のインクを含み,プリントヘッド110にインクを供給する。より詳細には,インクカートリッジ112は,筒状の樹脂からなる容器であり,スポンジやセラミックなどの多孔質体を内蔵している。そして,該多孔質体の毛細管力によりインクが蓄えられている。インクカートリッジ112は,連結部113を介してプリントヘッド110にインクを供給する。このようなインクカートリッジ112は,連結部113において着脱可能であるため,インクがなくなった場合には,インクカートリッジ112を容易に交換することができる。
ヘッドキャップ114は,印刷待機中にプリントヘッド110のノズル面150に装着され,プリントヘッド110が含有するインクの乾燥や,ノズル面150へ塵や埃などの異物が付着することを防止する。一方,印刷時には,該ヘッドキャップ114はプリントヘッド110から離脱される。また,ヘッドキャップ114は,多孔質層を備え,プリントヘッド110がダミー吐出したインクを一時的に保持する機能を有する。なお,ダミー吐出の際にはヘッドキャップ114の内部の空間が大気圧になるよう調節できる弁機構を備える(図示せず。)。
吸引ポンプ116は,チューブ115を介してヘッドキャップ114と接続されており,プリントヘッド110にヘッドキャップ114が装着されているとき,ヘッドキャップ114の内部の空間に負圧を与えてプリントヘッド110内のインクを吸引することができる。また,ヘッドキャップ114に一時的に保持された,プリントヘッド110によりダミー吐出されたインクも吸引することができる。
廃インク吸収体118は,チューブ117を介して吸引ポンプ116に接続されており,吸引ポンプ116により吸引されたインクが廃棄される。
第一ガイドシャフト120は,プリントヘッド110を光ディスク200の半径方向に移動させる。該移動は,第一ガイドシャフト120がボールネジ送り機構によりプリントヘッド110を移動させることも,ラック・オピニオン機構,ベルト送り機構およびワイヤ送り機構などにより移動させることもできる。シャフト支持部122は,第一ガイドシャフト120の一端を支持する。
ブレード124は,プリントヘッド110の印刷待機位置と印刷位置との間に配され,プリントヘッド110が印刷待機位置から印刷位置に移動する際,またはプリントヘッド110が印刷位置から印刷待機位置に移動する際に,プリントヘッド110のノズル面150を払拭し,ノズル面150に付着した異物やインクなどを除去する。なお,ブレード124を上下に移動させることで,ノズル面150を払拭するか否かを選択することができる。
また,データ処理部は,トレイ130と,スピンドルモータ134と,チャッキング部138と,光ピックアップ140と,移動台144と,第二ガイドシャフト148とを含む。
トレイ130は,光ディスク200を搭載する形状を有し,図2の左右に移動することで,光ディスク200の着脱を可能とすることができる。
スピンドルモータ134は,モータ駆動回路(図示せず。)から入力される制御信号に基づいて回転し,光ディスク200のドライバとして機能する。該スピンドルモータ134の回転速度は,データ信号の処理時と,レーベル情報の印刷時とで異なるよう設定してもよい。
チャッキング部138は,スピンドルモータ134の上部と接触する。トレイ130に装着された光ディスク200は,スピンドルモータ134の回転に連動して回転し,トレイ130から浮上する。チャッキング部138は,上記のように光ディスク200がトレイ130から浮上し,離脱することを防止する機能を有する。
光ピックアップ140は,光源と,光源から入射されたレーザー光を偏向するビームスプリッタと,光ディスク200に偏光されたレーザー光を照射する照射部と,光ディスク200からの反射光を読取る検出部とを含む光学系モジュールである。
移動台144は,光ピックアップ140を搭載し,光ディスク200の半径方向に第二ガイドシャフト148により移動することができる。
次に,光ディスク200の構成を図4を用いて説明する。
図4は,光ディスク200の図2のA−A線における断面の概略を示した説明図である。光ディスク200は,中心孔210,記録面220およびレーベル面230を含む。なお,光ディスク200としては,例えばCD−R/RW,記録可能なDVD(DVD−R/RW/+R/+RW/RAMなど。)および記録可能なブルーレイディスク(BD−R/BD−RE)などがあげられる。
中心孔210は,スピンドルモータ134およびチャッキング部138に光ディスク200を嵌めるための円形の孔である。中心孔210の直径は,15mm〜16mm程度としてもよい。
記録面220は,各種情報を記録するデータ信号記録領域と,光ディスク200の回転角を検出する基準信号記録領域とを含む。例えば,DVD−Rにおいては,データ信号記録領域を螺旋状のランド・グルーブ構造により形成することができるが,詳細については,基準信号記録領域と併せて図7を用いて後述する。
レーベル面230は,インクジェット印刷におけるインクの受容層(可視情報印画層)として機能し,文字,記号および写真などのレーベル情報を印刷することができる。レーベル面230の印刷可能な範囲は,光ディスク200の半径20mm〜57mmの幅37mmの領域としてもよい。なお,レーベル面230は光ディスク200の一面に追加的に印刷紙を貼り付けることで構成することもできる。
次に,本実施形態による光ディスク装置による印刷部およびデータ処理部の制御の流れを説明する。
図5は,本実施形態による光ディスク装置100の信号の流れを示したブロック図である。光ディスク装置100は,インターフェース部160と,中央制御部162と,レイアウト生成部166と,プリント制御部170と,インク吐出駆動回路174と,機構部駆動回路176と,ヘッド駆動モータ178と,ドライブ制御部180と,記録制御回路184と,トレイ駆動回路188と,信号処理部300とを含む。
インターフェース部160は,光ディスク装置100と,外部装置とが信号を交信する接続部である。インターフェース部160は,外部から光ディスク200に記録するデータ信号や,レーベル面に印刷するレーベル情報が入力されると,中央制御部162にこれらを出力する。また,光ディスク装置200が光ディスク200から再生するデータ信号を外部装置に出力する。外部装置としては,データ信号やレーベル情報の授受を行うPCやDVDレコーダなどがあげられる。
また,後述する印刷データが外部記憶装置に記録されている場合には,インターフェース部160は,印刷データを読み出すデータ処理部としても機能する。
中央制御部162は,光ディスク装置100の制御全般を行う。具体的には,インターフェース部160から入力されたレーベル情報を必要に応じて極座標変換してプリント制御部170へ出力し,データ信号をドライブ制御部180へ出力し,プリント制御部170およびドライブ制御部180を制御する。また,ドライブ制御部180から入力される基準情報をプリント制御部に出力する。
図6は,上記極座標変換の工程を示した説明図である。まず,図6(a)に示したように,「ABCDEFGH」の文字列からなるレーベル情報が,インターフェース部160を介して中央制御部162に入力されたとする。すると,中央制御部162は図6(b)に示したように,文字列「ABCDEFGH」をX−Y座標系のデータとしてメモリ上(図示せず。)にイメージを展開する。そして,中央制御部162は図6(c)に示したように,X−Y座標系に展開されたイメージを構成する画素毎に,光ディスク200の回転中心からの半径(r)を計算し,回転角の原点を基準に角度(θ)を計算して,レーベル情報を極座標系に変換することができる。このような極座標変換されたレーベル情報は一時的に中央制御部162に保持される。なお,上記回転角の原点は後述する基準信号により検出可能である。
かかる構成により,文字列や画像からなるレーベル情報を,レーベル情報が円弧状に印刷されたり歪んで印刷されるという問題を生じることなく,光ディスク200に印刷することができる。
レイアウト生成部166は,光ディスク200から読出される該光ディスク200のレーベル面に印刷されたおよび/または印刷するレーベル情報とが関連付けられた印刷データに基づいて,これから印刷しようとするレーベル情報のレイアウトを生成し,印刷構成部として機能する。レイアウト生成部166の詳細については図15および図16を用いて後述する。
プリント制御部170は,中央制御部162からのレーベル情報および基準情報の入力に基づいて,レーベル情報の印刷を制御する信号をインク吐出駆動回路104と,機構部駆動回路176に出力する。
インク吐出駆動回路174は,プリントヘッド110を駆動して,搭載された光ディスク200にインクを吐出する。例えば,インク吐出駆動回路174はプリントヘッド110に設けられた電極対であり,該電極対の間には,プリント制御部170から入力される信号に基づいて電位差が生じる。すると,該電極対が変形し,プリントヘッド110のインクを保持するインクタンク(図示せず。)が圧迫され,インクが吐出される。なお,図示の例では,プリントヘッド110のノズル面にインクを水滴状に表している。他にも,熱によるインクの膨張を利用する方式によりインク吐出駆動回路174を構成するとしてもよい。
機構部駆動回路176は,ヘッドキャップ114と,吸引ポンプ116,ブレード124と,ヘッド駆動モータ178とを駆動する。ヘッド駆動モータ178は,第一シャフト120を回転させ,プリントヘッド110を光ディスク200の半径方向に移動させるモータであってもよい。
ここで,プリント制御部170が制御して行うレーベル情報の分割記録法,マルチパス記録法および印刷濃度補正法について簡単に説明する。
分割記録法とは,光ディスク200が一回転するごとにインク吐出の位相をずらして印刷する方法をいう。例えば,光ディスク200が一回転するごとにインク吐出の位相を1/4ずらし,光ディスク200を同一半径距離で4回転させたとする。すると,吐出されたインクの間隔(ドットピッチ)は,インク吐出周波数を4倍にして印刷した場合と同一の間隔となり,精度の高いレーベル情報の印刷を実現することができる。
マルチパス記録法は,上記分割記録法で説明したように,光ディスク200が一回転するごとにインク吐出の位相をずらすとともに,プリントヘッド110も光ディスク200の半径方向にずらしながら印刷する方法をいう。例えば,プリントヘッド110にノズルが光ディスク200の略半径方向に0.0423mmの間隔で320個並んでおり,またレーベル情報の印刷可能範囲が光ディスク200の半径20mm〜57mmの幅37mmの領域であったとする。
すると,光ディスク200が一回転するごとに,インク吐出の位相を1/4ずらすと同時に,プリントヘッド110の光ディスク200における半径位置を1/4ヘッド(3.384mm)ずつ移動させながら印刷し,全部で光ディスク200が14回転したときに印刷が完了する。かかるマルチパス記録法によれば,ノズルごとのインク吐出量のばらつきを減殺し,印刷品質の向上を図ることができる。
印刷濃度補正法とは,インクのドットピッチを光ディスク200の印刷領域全体で均一化する方法である。光ディスク200の角速度およびインク吐出周波数を一定にして印刷を行うと,ドットピッチは印刷位置の半径距離に比例するため,内外周において差が生じることとなる。例えば,レーベル情報の印刷可能範囲を光ディスク200の半径20mm〜57mmの幅37mmの領域と,インク吐出周波数を8.4kHzと仮定すると,最外周の半径57mmの位置ではドットピッチが0.0423mmであるが,最内周の半径20mmの位置ではドットピッチが0.0148mmとなる。
すなわち,最内周では最外周のドットピッチの約1/3倍となるため,単位面積あたりの記録インク量は3倍になり印刷濃度が濃くなってしまう。印刷濃度補正法は,かかる問題点を,あらかじめ印刷するレーベル情報を補正して是正する方法である。より詳細には,外部装置から入力されるレーベル情報を極座標系に変換する際に,光ディスク200の内周におけるレーベル情報を間引くことにより実現される。上記の例では,最内周におけるインクの吐出数が,最外周におけるインク吐出数の1/3となるようにレーベル情報を処理しておくことにより,内外周における印刷濃度差を解消することができる。
なお,光ディスク200の内外周において,光ディスク200の回転速度を制御することでも印刷濃度をある程度均一にすることができる。しかし,プリントヘッド110には所定の幅があるため,プリントヘッド110に含まれる各ノズルの光ディスク200の半径距離に応じてドットピッチが異なり,印刷濃度差が生じる場合がある。
ドライブ制御部180は,スピンドルモータ134および光ピックアップ駆動モータ(図示せず。)の回転を制御する。また,光ピックアップ140によるデータ信号の再生や記録を制御する。なお,データ信号には映像データや音声データに限らず,後述する印刷データも含まれ,光ピックアップ140はデータ処理部および/または再生部として機能する。
記録制御回路184は,データ信号のエンコード処理や,変調などを行う。また、ドライブ制御部180からの制御によって、光ピックアップ140におけるデータ信号の再生や記録に必要なレーザ光源の光強度変調を制御する。トレイ駆動回路188は,光ディスク200を搭載するトレイ130を駆動する。
スピンドルモータ134は光ディスク200を回転させ,光ピックアップ駆動モータは光ディスクピックアップ140の半径方向位置を移動させる。以下,スピンドルモータ134による光ディスク200の回転速度(駆動速度)について説明する。
光ディスク200は,データ信号の記録再生時,通常1000rpm〜数1000rpm程度で回転する。仮に,回転速度が3000rpmであった場合には,直径120mmの光ディスク200の最外周では周速が19m/sとなる。また,インク吐出の飛翔速度は,通常5〜20m/s程度である。ここで周速とは,光ディスク200上の任意の一点が,光ディスク200の円周方向に移動する速さを意味し,飛翔速度とは,ノズルから吐出されたインクが,ノズルから1mm程度まで移動するまでの平均速度を意味する。
したがって,光ディスク200の回転による空気の流れと,複数のノズル間の飛翔速度のばらつきとによるインクの着弾位置の不均一性を考慮して,光ディスク200のレーベル情報の印刷時における回転を,周速で2m/s以下,または回転速度を320rpm以下にするとしてもよい。インクが光ディスク200に着弾した後に受ける遠心力の影響を考慮しても,光ディスク200の回転は,上記周速および回転速度程度にすることが効果的である。
他の具体例として,インクの飛翔速度が10m/sを中心に,±1m/sの範囲でノズル毎にばらつき,プリントヘッド110と光ディスク200との距離が1mmである場合を想定する。この場合,インクの飛翔時間は最大111μsとなり,最小で91μsとなるため,インクの飛翔時間はノズル間で最大20μsの差を生じる。したがって,周速が19m/sである円周上にインクを吐出するとインクの着弾位置の誤差は最大で384μmとなり,周速が2m/sである円周上にインクを吐出するとインクの着弾位置の誤差は最大で40μmとなる。後者の誤差は肉眼でほとんど分からない程度であるが,前者は後者の9倍以上の肉眼でも確認できる程度の誤差である。
以上のように,光ディスク200の周速が速すぎるとインクの着弾位置の誤差が大きくなるため,本実施形態ではデータ信号の記録とレーベル情報の印刷とを別個の回転速度で行い,例えば,印刷モードにおける光ディスク200の回転速度を238rpm(最外周での周速約1.4m/s。)としてもよい。
なお,上記の光ディスク装置100ではスピンドルモータ134により記録媒体である光ディスク200自体を回転させる例をあげて説明したが,印刷部(プリントヘッド110)およびデータ処理部(光ピックアップ140)をドライバにより可動とするとしてもよい。また,記録媒体は光ディスク200に限られないため,ドライバの駆動による運動は円運動に限られず,例えば直線運動であってもよい。
したがって,記録媒体,印刷部およびデータ処理部をドライバにより可動とする場合,ドライバの駆動速度とは,印刷モードにおいては上記記録媒体と印刷部の速度差を意味し,記録または再生モードにおいては上記記録媒体とデータ処理部の速度差を意味する。
また,本実施形態で説明したように,記録媒体自体を駆動する場合,記録媒体に対して駆動を行うドライバとは,記録媒体を駆動するドライバを意味する。駆動速度には,記録媒体の回転速度や移動速度などが相当する。
信号処理部300は,光ピックアップ140の受光素子によって受光した光ディスク200の再生光を光ディスク200の再生信号として入力し、データ信号へと処理する部分である。すなわち、光ピックアップ140から入力されるRF(Radio Frequency)信号の復調,誤り検出および訂正などの処理を行い,データ信号の再生をしたり,トラッキング信号を生成したりする。
また,信号処理部300は,光ディスク200の回転角を示す基準信号を検出し,ドライブ制御部180に出力する。以下,上記基準信号および基準信号を検出する信号処理部300の詳細について説明する。
通常,モータにより駆動される駆動部の回転角は,モータに取付けられたロータリーエンコーダやタコジェネレータにより検出される。しかし,光ディスク装置100においては,光ディスク200が着脱されるたびに,スピンドルモータ134から見た光ディスク200の相対的な角度が変化するため,上記ロータリーエンコーダやタコジェネレータでは光ディスク200の絶対的な回転角を検出することができない。
レーベル情報を印刷する際に,光ディスク200の絶対的な回転角を検出することは,特に以下の点で重要である。第一に,スピンドルモータ134の回転と光ディスク200の回転が必ずしも一致するわけでなく,また回転角の検出精度が低いため,スピンドルモータ134の回転角のみに基づいてレーベル情報を印刷するのでは印刷品質が保証されない。第二に,一度レーベル情報を印刷した光ディスク200の未印刷領域を利用して,追加的に新たにレーベル情報を印刷しようとしたときに,光ディスク200のどこが未印刷領域であるかを光ディスク装置100が認識できず,追記することができないという問題があった。
本発明の実施の一形態によれば,あらかじめ光ディスク200に記録された基準信号に基づいて,光ディスク200の絶対的な回転角を検出することが可能な光ディスク装置100が提供される。
図7は,光ディスク200の記録面220の構成を示した説明図である。図7(a)は,光ディスク200の記録面220を模式的に表した説明図である。光ディスク200の記録面220は,中心孔210と,リードイン領域240と,データ領域250と,リードアウト領域254と,基準信号記録領域260とを含む。
リードイン領域240は,データ領域250の内側に位置し,データ領域250の始点を示している。リードアウト領域254は,データ領域250の外側に位置し,データ領域250の終点を示している。データ領域250は,リードイン領域240とリードアウト領域254との間に位置し,データ信号を記録することができる。これらの3つの領域は,例えば,螺旋状のランド・グルーブ構造からなり,ディスク情報,セクタ情報およびクロック信号は,グルーブのウォブル信号およびランドのプリピット信号を用いて記録されている。
基準信号記録領域260は,リードアウト領域254の外側に設けられ,光ディスク200の回転角を示す基準信号を記録することができる。
図7(b)は,基準信号記録領域260の一部を拡大して示した説明図である。図示の例では,ピット信号により基準信号を記録している様子を示している。
基準信号記録領域260には,同心円状に複数の基準信号をピット262およびランド264により記録することができる。なお,基準信号は,ランド・グルーブ構造におけるウォブル信号およびランドのプリピット信号によって記録される構成としても,螺旋状に記録される構成としてもよい。また,基準信号記録領域260をデータ領域250に包含させることもできる。
図8は,光学式の記録媒体の1つであるDVD−ROMの物理セクタの規格を示した説明図である。1つの同期フレーム(Sync Frame)は,32チャンネルビットからなる同期信号(SY0〜SY7)を先頭にした1488チャンネルビットを含む。1つの物理セクタは,2列13行の同期フレームを含み,38688チャンネルビットで構成されており,ピットの記録長さとしては5.10〜5.21mm程度となる。
したがって,図7に示したように基準信号記録領域260を光ディスク200の記録面220の最外郭部に,一例として半径58.5mmの円周上に設けた場合,71個の物理セクタを同一円周上に配することができる。
図9は,基準信号記録領域260における物理セクタおよびそのデータを示した説明図である。1つの長方形領域が1つの物理セクタに相当し,該物理セクタの中に示した数値が,該物理セクタに付与されたデータの値を意味している。
上述したように,71個の物理セクタを同一円周上に配した場合,各物理セクタを識別するために,各物理セクタにデータ0〜データ70を,各物理セクタが再生される順にデータの値が減少するように付与することができる。かかる構成により,データ0の物理セクタの再生が終了した時点を光ディスク200の基準位置とすることで,光ディスク200の絶対的な回転角を検出することができる。なお,通常各物理セクタのデータの内容には,誤り訂正データが含まれるがここでは省略している。
また,図7に示したように,同心円状に複数の基準信号を設けることにより,1つの基準信号がキズや汚れなどにより再生できない状態であっても,他の基準信号に基づいて光ディスク200の基準位置および絶対的な回転角を検出することができる。また,光ピックアップ140を該基準信号領域を目標位置として半径方向におおまかに移動させたれば,該基準信号領域に一度で移動できる可能性も高くなる。
次に,このような基準信号を処理する信号処理部300について説明する。
図10は,本実施形態による光ディスク装置100の信号処理部300の詳細な構造を示したブロック図である。信号処理部300は,RFアンプ304と,イコライザ308と,2値化部312と,PLL316と,EFM復調部320と,誤り訂正部324と,原点判定部328と,回転角カウンタ332とを含む。
RFアンプ304は,光ピックアップ140から入力される高周波信号を増幅してイコライザ308に出力する。より詳細には,光ピックアップ140により基準信号は電流の強弱として読出され,RFアンプ304が該電流の強弱を電流―電圧変換により増幅して,高周波信号を出力する。
イコライザ308は,RFアンプ304から入力される高周波信号のうち,光ピックアップ140の信号の読出し特性により劣化した高い周波数成分を強調する。
2値化部312は,イコライザ308から入力される高周波信号を「1」または「0」のいずれかに量子化する。2値化部312としては,比較器を用いることができる。
PLL316は,2値化部312から入力される高周波信号から,再生クロックを生成する。また,生成した再生クロックをモータ駆動回路192と,RFアンプ304と,イコライザ308と,2値化部312と,EFM復調部320と,誤り訂正部324と,原点判定部328と,回転角カウンタ332とに出力する。
EFM復調部320は,2値化部312から入力されるEFM(Eight to Fourteen Modulation)変調された高周波信号を,復調して再生信号として誤り訂正部324に出力する。
誤り訂正部324は,EFM復調部320から入力される再生信号の誤りを検出し,誤りがあった場合には訂正して出力する。
原点判定部328は,上記光ディスク200のデータ0の物理セクタの再生が終了した位置を原点位置と判定し,回転角カウンタ328に原点検出信号を出力する。なお,原点位置の判定方法はこれに限られることなく,基準信号記録領域260の一部にブランク領域を設けておき,該ブランク領域を検出した位置を原点位置とすることもできる。
回転角カウンタ332は,PLL316から入力される再生クロックをカウントし,原点判定部328から原点検出信号が入力されると,該カウントをリセットする。再生クロックは,DVD−Rのフォーマットにおいて,ディスクの円周上の約133nm刻みで発生する情報であるので,回転角カウンタ332により,円周上の約133nmに相当する大きさの角度刻みで光ディスク200の回転角を検出することができる。すなわち,回転角カウンタ332は,基準信号記録領域260の円周上の位置を191,000dpiの分解能で検出することができる。
また,上記RFアンプ304と,イコライザ308と,2値化部312と,PLL316と,EFM復調部320と,誤り訂正部324とは従来の信号処理部300に含まれる構成であるため,原点判定部328と,回転角カウンタ332とを回路に追加することで光ディスク200の回転角の検出を実現することができる。
なお,図7に示したように光ディスク200に基準信号記録領域を設けずに,データ領域上の各物理セクタの有するアドレス情報に基づいて回転角を検出するとしてもよい。かかる構成によれば,光ディスク200に特段の処理を施すことなく,光ディスク200の絶対的な回転角を検出することができる。
次に,光ディスク200のデータ面220に記録される印刷データおよびレイアウト生成部166について説明する。
本実施形態による光ディスク装置100の一部を構成するレイアウト生成部166は,レーベル情報を印刷する際に,光ディスク200の印刷状況に関する印刷データを参照して,レーベル情報の印刷位置や印刷形式などのレイアウトを生成する。より詳細には,光ディスク200には,該光ディスク200のレーベル面の印刷状況を画像データとして記録され,追加的にレーベル情報を印刷する際に,レイアウト生成部166が上記画像データをメモリ上で展開して未印刷領域を判定し,該未印刷領域の範囲内でレーベル情報のレイアウトを決定する。以下,図面を用いて,まず上記印刷データの記録領域について述べる。
図11は,DVD−ROMにおけるDVDビデオ規格のファイル構造を示している。図12は,DVD−ROMにおけるDVDビデオ規格のデータ配置を示している。
図11および図12を参照すると,DVD−ROMにおけるDVDビデオ規格によるデータ領域は,大きく,映像に関するデータを保持する映像データ領域270と,音声に関するデータを保持する音声データ領域274と,その他のデータを保持する付属データ領域278とを含む。
付属データ領域278は,UDF(User−Defined Fails)と呼ばれるユーザが任意に使用することができるUDファイル280を含むため,一例として,該UDファイル280に印刷データを記録することができる。なお,DVD−RおよびDVD−RWなどの光ディスクもユニバーサルディスクフォーマットによって,同様のファイル構造を構成することができる。
図13は,UDファイル280を印刷データ記録領域として用いた様子を示す説明図である。なお,UDファイル280には,LABEL_Pをディレクトリ名として付している。また,UDファイル280に印刷データを記録する形式として,JPEG形式,PNG形式およびGIF形式などがあげられるが,JPEG形式により印刷データを記録する場合を図示している。
図14は,レイアウト生成部166によるレイアウト生成の工程を示した説明図である。図15は,レイアウト生成部166によるレイアウト生成の流れを示したフローチャートである。以下,図13〜図15を用いてレイアウト生成部166によるレーベル情報のレイアウト生成について説明する。
まず,UDファイル280には,光ディスク200の製造時に,初期画像データ290として,図14(a)に示す「L00_P000.JPEG」を記録する。初期印刷データ290は,印刷可能領域284を白色データ,印刷不可能領域286を黒色データとして表している。
また,既に光ディスク200に印刷されたレーベル情報である,図14(b)に示す第一印刷データ291および図14(c)に示す第二印刷データ292がUDファイル280に記録されていたとする。なお,第一印刷データ291には「L00_P001.JPG」を,第二印刷データ292には「L00_P002.JPG」を付している。
このような光ディスク200に,さらにレーベル情報を印刷しようとした場合,レイアウト生成部166は,図14(d)に示すように,UDファイル280に記録された印刷データ290〜292(テーブル)を読込み,メモリ上に展開する(S500,S504)。そして,該展開した画像のうち,白色データで表される未印刷領域を判定する(S508)。続いて,図14(e)に示すように,追記しようとするレーベル情報の印刷位置を該未印刷領域の範囲内で決定する(S512)。
最後に,レーベル情報の追記の際に,UDファイル280に該レーベル情報を第三印刷データ293として記録し,印刷データを更新して終了する(S516)。なお,第三印刷データ293には,既に存在する印刷データに付された番号に1を加えた「L00_P003.JPG」を付すことができる。
図16は,以上説明した,光ディスク装置100によるレーベル情報の印刷の一連の流れを示したフローチャートである。
まず,光ディスク装置100にレーベル情報の印刷が要求されると,光ディスク200がチャッキングされているか否かを判断する(S604,S608)。光ディスク200がチャッキングされていないと判断されると,チャッキング部138が光ディスク200をチャッキングする(S612)。
S608において光ディスク200がチャッキングされていると判断された場合,およびS612において光ディスク200がチャッキングされた後,スピンドルモータ134が光ディスク200の回転を開始する(S616)。そして,プリントヘッド110に装着されていたヘッドキャップ114の内側を大気圧にし(S620),プリントヘッド110はインクのダミー吐出を行う(S624)。次に,吸引ポンプ116は,ヘッドキャップ114のプリントヘッド110によりダミー吐出されたインクを吸引し(S628),ブレード124をプリントヘッド110のノズル面を払拭できる位置に移動させる(S632)。
そして,プリントヘッド110を印刷開始位置に移動させ,該移動の過程でプリントヘッド110のノズル面150をブレード124により払拭する(S636)。次に,レイアウト生成部166が印刷しようとするレーベル情報のレイアウトを作成する(図15参照。)(S638)。続いて,光ピックアップ140により光ディスク200の原点位置が検出されると,プリントヘッド110はレーベル情報を一回転分だけ印刷する(S640)。そして,必要に応じてプリントヘッド110を光ディスク200の半径方向に移動させる(S648)。ここで,レーベル情報の印刷が終了したか否かを判断し(S652),レーベル情報の印刷が終了したと判断した場合には光ディスク200の回転を停止させる(S656)。レーベル情報の印刷が終了していないと判断した場合には,S640に戻ってレーベル情報の印刷を継続する。
次に,プリントヘッド110を印刷待機位置に移動させ,該移動の過程でプリントヘッド110のノズル面150をブレード124により払拭する(S660)。そして,ブレード124を待機位置へ移動させ(S664),プリントヘッド110はインクのダミー吐出を行う(S668)。次に,吸引ポンプ116は,ヘッドキャップ114のプリントヘッド110によりダミー吐出されたインクを吸引し(S676),ヘッドキャップ114はプリントヘッド110のノズル面150に装着される(S646)。
以上説明したように,本実施形態による光ディスク装置100は,光ディスク200のレーベル面に可視情報の印刷済み領域が存在しても,可視情報の未印刷領域に追加的に可視情報を印刷することができる。
なお,上記では印刷データを光ディスク200の記録面に記録する例を示したが,光ディスク200の固有の識別番号と対応付け,インターフェース部160を介してHDDやフラッシュメモリなどの外部記憶装置(図示せず。)に記録するとしてもよい。この場合,レイアウト生成部166は,該外部記憶装置の印刷データを参照してレーベル情報のレイアウトを生成する。
また,上記の光ディスク装置100ではスピンドルモータ134により記録媒体である光ディスク200自体を回転させる例をあげて説明したが,記録媒体を固定とし,印刷部およびデータ処理部を可動とする構成としてもよい。すなわち,記録媒体と印刷部との駆動速度差に基づいて可視情報の印刷を,記録媒体とデータ処理部との駆動速度差に基づいて印刷データの読込みを行うこともできる。
また,印刷データを更新するのは,レーベル情報を印刷した後に限られず,レイアウト生成部166が新たに印刷するレーベル情報のレイアウトを生成してから,プリントヘッド110が該新たなレーベル情報を印刷するまでの間であってもよい。
(第二の実施形態)
次に,本発明の第二の実施形態による光ディスク装置100について説明する。
図17は,光ディスク200に印刷するレーベル情報の一例を示した説明図である。図示の例では,レーベル情報はタイトル,記録日,および記録長さなどの文字列やアイコンなどの画像データを含む。このように,画像データを含むレーベル情報を,第一の実施形態のように印刷データとしてそのまま記録するのでは,大きな記録容量が必要となる場合があった。
本発明の第二の実施形態によれば,印刷データの容量を抑制しつつ,レイアウト生成部166がレーベル情報のレイアウトを生成することが可能な光ディスク装置100が提供される。なお,印刷データおよびレイアウト生成部166以外の光ディスク装置100の構成および動作は,第一の実施形態で説明した光ディスク装置100の構成および動作と実質的に同一であるので説明を省略する。
図18は,レーベル情報の印刷範囲の一例を示した説明図である。図19は,印刷データのテーブル構造を示した説明図である。以下,図18および図19を用いて本実施形態における印刷データについて説明する。
レーベル情報A〜Dが光ディスク200に図18のように印刷されていた場合を考える。この場合,レーベル情報A〜Dをそのまま印刷データとせず,レーベル情報の印刷済み領域を,図19のように座標を用いて示した印刷範囲データを印刷データとすることができる。
より詳細には,X―Y座標系で表されたレーベル情報Aの長方形の印刷領域を、一の頂点の座標(400,100)と,該頂点を始点とした印刷領域のX軸方向長さ(700)およびY軸方向長さ(180)を用いて示すことができる。同様に,レーベル情報B〜Dの印刷領域をX−Y座標を用いて示し,これを印刷データとすることができる。
なお,印刷データは,レーベル情報の長方形の印刷領域の一の頂点の座標と,該頂点と対角する頂点の座標で表すこともできる。また,レーベル情報A〜Dの印刷データのファイル名に「Data_001.JPG」〜「Data_004.JPG」を付しているが,これに限られる必要はない。
次に,このような印刷データに基づいて動作するレイアウト生成部166について図20を用いて説明する。
図20は,レイアウト生成部166の動作の流れを示したフローチャートである。まず,レイアウト生成部166は,新たなレーベル情報のレイアウト作成指示が入力されると,光ディスク200から印刷データを読み込む(S700)。そして,該印刷データのいずれかが示す印刷済みのレーベル情報の印刷領域との間隔であるオフセットを計算する(S704)。ここで,レイアウト生成部166に最低値を与えておき,一度目の計算では該最低値をオフセットとし,それ以降は所定値を加算した値をオフセットとしてもよい。また,オフセットの値はユーザが入力するとしてもよい。なお,オフセットの方向は,X軸方向であってもY軸方向であってもよい。
次に,S704で導出されたオフセットに基づいて暫定的に決定された新たなレーベル情報の印刷領域が,光ディスク200の印刷可能領域であるか否かを判断する(S712)。ここで,印刷可能領域とは,光ディスク200のレーベル面の,中心孔210と光ディスク200の最外郭の枠との間のドーナッツ型領域を意味する。印刷可能領域でないと判断された場合には,S704に戻って再度オフセットを計算する。
S712で暫定的に決定された新たなレーベル情報の印刷領域が,光ディスク200の印刷可能領域であると判断された場合には,該新たなレーベル情報の印刷領域と,S700で読み込んだ印刷済みの全てのレーベル情報の印刷領域との重なりの有無を判断する。新たなレーベル情報の印刷領域と,印刷済みのレーベル情報の印刷領域とに重なりがあると判断された場合には,S704に戻って再度オフセットを計算する。
S716において暫定的に決定された新たなレーベル情報の印刷領域と,S700で読み込んだ印刷済みの全てのレーベル情報の印刷領域との重なりが無いと判断された場合には,暫時的に決定されている新たなレーベル情報の印刷領域を,最終的な新たなレーベル情報の印刷領域と確定する。また,該最終的な新たなレーベル情報の印刷領域を印刷データとしてX−Y座標系で表し,印刷データのテーブルを更新して終了する(S720)。
図21は,レーベル情報A〜Gを上記のようなレイアウト生成部166が順次追記した様子を示している。まずレーベル情報Aが図20(a)のように印刷されると,次に追記しようとするレーベル情報Bは,図20(b)に示したように,レーベル情報AからY軸方向にオフセットdの間隔で印刷される。同様にレーベル情報Cが追記された後,レーベル情報Dを追記しようと印刷領域を探索すると,図20(c)に示したように印刷可能領域をはみ出してしまう。そこで,レーベル情報Dの印刷領域を,レーベル情報CのX軸方向およびY軸方向にオフセットをとって探索し,図20(c)の実線で示したレーベル情報Dの位置に決定する。そして,レーベル情報E〜Gの印刷領域は,図20(d)に示したようにレーベル情報DのY軸方向に順次決定される。
なお,上記のX軸方向とはX軸(図20の水平方向)に沿う方向を意味し,Y軸方向とはY軸(X軸の垂直方向)に沿う方向を意味する。また,印刷データをX−Y座標系を用いずに,R−θ極座標系を用いて示すこともできる。例えば,図19に示したテーブル構造のX座標をθ座標,Y座標をR座標,Xサイズをθ座標,YサイズをR座標とすることで,上述した印刷方法を適用することができる。
以上説明したように,本実施形態による光ディスク装置200は,印刷データの容量を抑制しつつ,新たなレーベル情報のレイアウトを印刷済みのレーベル情報と重ならないよう生成することができる。また,レイアウトを生成する際に,画像や文字列などの実際のレーベル情報と同一の印刷データをメモリ上に展開する必要がないため,計算量を軽減し,作業の迅速化を図ることができる。
(第三の実施形態)
次に,本発明の第三の実施形態による光ディスク装置100について説明する。なお,印刷データおよびレイアウト生成部166以外の光ディスク装置100の構成および動作は,第一の実施形態で説明した光ディスク装置100の構成および動作と実質的に同一であるので説明を省略する。
本実施形態による光ディスク装置100のレイアウト生成部166は,レーベル情報を印刷しようとする際に,レーベル面をあらかじめ区分しておくことにより,印刷済み領域と未印刷領域とをより簡素に識別することが可能である。
図22は,本実施形態における印刷データの構造を説明する説明図である。図22(a)はレーベル面の区分方法を示し,図22(b)は印刷データのテーブル構造を示している。
図22(a)では,光ディスク200のレーベル面がセクタ0〜セクタ11までの12の領域に区分された様子を示している。レーベル面は,半径距離方向に最外周部と中間部と最内周部とに区分され,さらに回転角に応じて最外周部は6セクタに,中間部は4セクタに,最内周部は2セクタに区分されている。このように区分された各セクタは番号を付すことにより識別され,図示の例では,最外周部のセクタにセクタ0〜セクタ5を,中間部のセクタにセクタ6〜9を,最内周部のセクタにセクタ10,11を付している。
また,上記各セクタは図22(b)に示したように,印刷済みであるか未印刷であるかを示す情報と対応付けられ印刷データとして光ディスク200の記録面に記録される。また,必要に応じてレーベル情報の写真や文字列などの内容も併せて記録するとしてもよい。図示の例では,セクタ0〜3まではレーベル情報が印刷済みであり,セクタ4〜11が未印刷領域である場合を示している。なお,レーベル面の区分の方法は図示の例に限られることなく,複数の長方形領域や円形領域に区分することとしてもよい。
次に,本実施形態におけるレイアウト生成部166の動作を図23を用いて説明する。
図23は,レイアウト生成部166の動作の流れを示したフローチャートである。レイアウト生成部166は,レイアウトの生成指示が入力されると印刷データのテーブルを読み込む(S800)。そして,レーベル情報が未印刷であるセクタを検出する(S804)。続いて,未印刷セクタの有無を判断し(S808),未印刷セクタが無いと判断した場合には印刷処理を中止する(S810)。
S808において未印刷であるセクタが有ると判断した場合には,該未印刷であるセクタのうちから新たにレーベル情報を追記するセクタを決定する(S812)。該決定は,レイアウト生成部166が自動的に決定しても,ユーザが選択して決定するとしてもよい。最後に,印刷データのテーブルの,該決定されたセクタを印刷済みと更新してレイアウトの生成を終了する(S816)。
なお,印刷領域以外のレイアウトである文字のフォントやサイズなどは,レイアウト生成部166により自動的に決定されるとしても,ユーザの選択によって決定されるとしてもよい。また,上記各セクタの領域のデータは,レイアウト生成部166が保持していても,光ディスク200に記録するとしても,外部記憶装置に記録するとしてもよい。
以上説明したように,本実施形態による光ディスク装置100のレイアウト生成部166は,レーベル面をあらかじめ1または複数のセクタに区分しておくことにより,印刷済み領域と未印刷領域とをより簡素に識別してレーベル情報を印刷することができる。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば,印刷データは光ディスク200の記録面に限らず,外部記憶装置に記録するとしてもよい。この場合,インターフェース部160が,光ディスク装置100と外部記憶装置との印刷データの授受を行う。かかる構成により,光ディスク200により多くの印刷データ以外のデータ信号を記録することが可能となる。
また,本明細書のレーベル情報の印刷処理,記録再生装置における各ステップは,必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく,並列的あるいは個別に実行される処理(例えば,並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むとしてもよい。
本実施形態による光記録再生装置としての光ディスク装置の外観図である。 本実施形態による光ディスク装置の内部構成の平面図である。 本実施形態による光ディスク装置の内部構成の側面図である。 光ディスクの図2のA−A線における断面の概略を示した説明図である。 本実施形態による光ディスク装置の信号の流れを示したブロック図である。 極座標変換の工程を示した説明図である。 光ディスクの記録面の構成を示した説明図である。 光学式記録媒体の1つであるDVD−ROMの物理セクタの規格を示した説明図である。 基準信号記録領域における物理セクタおよびそのデータを示した説明図である。 本実施形態による光ディスク装置の信号処理部の詳細な構造を示したブロック図である。 DVD−ROMにおけるDVDビデオ規格のファイル構造を示している。 DVD−ROMにおけるDVDビデオ規格のデータ配置を示している。 UDファイルを印刷データ記録領域として用いた様子を示す説明図である。 レイアウト生成部によるレイアウト生成の工程を示した説明図である。 レイアウト生成部によるレイアウト生成の流れを示したフローチャートである。 光ディスク装置によるレーベル情報の印刷の一連の流れを示したフローチャートである。 光ディスクに印刷するレーベル情報の一例を示した説明図である。 レーベル情報の印刷範囲の一例を示した説明図である。 印刷データのテーブル構造を示した説明図である。 レイアウト生成部の動作の流れを示したフローチャートである。 レーベル情報をレイアウト生成部が順次追記する様子を示している。 本実施形態における印刷データの構造を説明する説明図である。 レイアウト生成部の動作の流れを示したフローチャートである。
符号の説明
100 光ディスク装置
130 トレイ
140 光ピックアップ
160 インターフェース部
162 中央制御部
166 レイアウト生成部
170 プリント制御部
180 ドライブ制御部
200 光ディスク
300 信号処理部

Claims (9)

  1. 記録媒体の非記録面に可視情報を印刷可能な印刷部と;
    一の記録媒体の非記録面に印刷されたおよび/または印刷する可視情報を示す電子的な印刷データを前記一の記録媒体の記録面から読み出すデータ処理部と;
    前記データ処理部により読み出された印刷データの示す可視情報をメモリ上に展開し、メモリ領域上に展開された可視情報の空白領域を未印刷領域として判定し、当該未印刷領域の範囲内で前記一の記録媒体の非記録面に印刷する可視情報の印刷領域を決定する印刷構成部と;
    を備え、
    前記一の記録媒体の記録面の同一円周上に所定数の物理セクタが配されており、前記物理セクタの各々には配置位置順に値が連続的に変化するデータが記録されており、前記物理セクタから読み出される値から前記一の記録媒体の回転角を検出して可視情報の印刷を行う、記録媒体処理装置。
  2. 前記所定数の物理セクタは同心円状に複数設けられる、請求項1に記載の記録媒体処理装置。
  3. 前記印刷データは,前記一の記録媒体の記録面に記録されていることを特徴とする,請求項2に記載の記録媒体処理装置。
  4. さらに,前記印刷データを前記一の記録媒体の記録面に記録する記録部を備えていることを特徴とする,請求項2に記載の記録媒体処理装置。
  5. 前記印刷データは,前記記録媒体の非記録面に印刷されたおよび/または印刷する可視情報を含む前記非記録面の画像データであることを特徴とする,請求項2に記載の記録媒体処理装置。
  6. 前記印刷データは,前記記録媒体の非記録面に印刷されたおよび/または印刷する可視情報の範囲を示す印刷範囲データであることを特徴とする,請求項2に記載の記録媒体処理装置。
  7. 前記印刷データは,あらかじめ区分された前記記録媒体の非記録面の区分毎に可視情報が印刷済みであるかおよび/または印刷されるか否かを示す区分データであることを特徴とする,請求項2に記載の記録媒体処理装置。
  8. 記録媒体の非記録面への可視情報の印刷指示が入力されるステップと;
    一の記録媒体の非記録面に印刷されたおよび/または印刷する可視情報を示す電子的な印刷データを前記一の記録媒体の記録面から読み出すステップと;
    印刷データの示す可視情報をメモリ上に展開し、メモリ領域上に展開された可視情報の空白領域を未印刷領域として判定し、当該未印刷領域の範囲内で前記一の記録媒体の非記録面に印刷する可視情報の印刷領域を決定するステップと;
    を含み、
    前記一の記録媒体の記録面の同一円周上に所定数の物理セクタが配されており、前記物理セクタの各々には配置位置順に値が連続的に変化するデータが記録されており、前記物理セクタから読み出される値から前記一の記録媒体の回転角を検出して可視情報の印刷を行うことを特徴とする,印刷方法。
  9. プリントヘッドを備えるコンピュータを、
    記録媒体の非記録面に可視情報を印刷可能な印刷部と;
    一の記録媒体の非記録面に印刷されたおよび/または印刷する可視情報を示す電子的な印刷データを前記一の記録媒体の記録面から読み出すデータ処理部と;
    前記データ処理部により読み出された印刷データの示す可視情報をメモリ上に展開し、メモリ領域上に展開された可視情報の空白領域を未印刷領域として判定し、当該未印刷領域の範囲内で前記一の記録媒体の非記録面に印刷する可視情報の印刷領域を決定する印刷構成部と;
    として機能させ、
    前記一の記録媒体の記録面の同一円周上に所定数の物理セクタが配されており、前記物理セクタの各々には配置位置順に値が連続的に変化するデータが記録されており、前記物理セクタから読み出される値から前記一の記録媒体の回転角を検出して可視情報の印刷を行わせる、コンピュータプログラム。
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