JP2005346749A - 半導体集積回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 消費電力の増加を招くことなく、トランジスタのオフリーク電流の影響を緩和する。
【解決手段】 電圧転送スイッチ221,222及び電圧入出力回路231,232がメモリセルアレイ200の複数のコラムに共用されるように相補バス線対BUS,NBUS上に設けられ、相補ビット線対BIT0,NBIT0が所定の電圧にプリチャージされた後、同一コラムに属する全てのメモリセル201,202のうちのいずれかがワード線によって選択される前に、正転ビット線BIT0の電圧と反転ビット線NBIT0の電圧とを交換する。これにより、同一コラムに属する全メモリセル201,202中のアクセストランジスタのオフリーク電流の総和が、1個のドライブトランジスタのオン電流(ドライブ電流)に匹敵するほど大きくても、センスアンプ250の起動時に相補ビット線対BIT0,NBIT0の間に所要の大きさの電位差が確保される。
【選択図】 図7

Description

本発明は、半導体集積回路に関し、特にトランジスタのオフリーク電流に起因した誤動作を防止するための回路技術に関するものである。
従来の半導体集積回路の1つとして、SRAM(static random access memory)が知られている。SRAMが有する多数のメモリセルの各々は、例えば、第1及び第2のアクセストランジスタ(NチャネルMOSトランジスタ)と、第1及び第2のドライブトランジスタ(NチャネルMOSトランジスタ)と、第1及び第2の負荷トランジスタ(PチャネルMOSトランジスタ)とで構成される。第1のドライブトランジスタのドレインは第1のアクセストランジスタを介してビット線対のうちの一方に、第2のドライブトランジスタのドレインは第2のアクセストランジスタを介してビット線対のうちの他方にそれぞれ接続される。各ビット線は、読み出し/書き込みサイクルの前に、所定の電圧にプリチャージされる。
近年、半導体プロセスの微細化に伴い、トランジスタの閾値電圧が低下している。その結果、SRAMにおいてアクセストランジスタのオフリーク電流の影響が顕著になってきた。同一コラムに属する複数のメモリセルの各々のアクセストランジスタのオフリーク電流の総和(ビット線リーク電流)が、同コラムにおいて読み出し時に選択される単一メモリセル中のドライブトランジスタに流れるオン電流(ドライブ電流)に匹敵するほど大きくなると、ビット線対間に所要の大きさの電位差が確保できなくなる結果、メモリ読み出しに誤動作が生じる怖れさえある。しかも、アクセストランジスタのオフリーク電流は、セルデータ、温度等に依存して変動する。
この課題を解決するため、ある従来技術によれば、ビット線対のプリチャージ期間に各ビット線についてリーク電流の大きさが検知され、読み出し/書き込みサイクルでは、検知されたビット線リーク電流と同じ大きさの補償電流が各ビット線へ注入される(非特許文献1参照)。
K. Agawa et al., "A Bit-Line Leakage Compensation Scheme for Low-Voltage SRAM's", IEEE 2000 Symposium on VLSI Circuits, Digest of Technical Papers, pp.70-71
しかしながら、上記従来技術には、ビット線への補償電流の注入に起因して消費電力が大きくなるという課題があった。
本発明の目的は、2本の信号配線と、各々のドレインが一方の信号配線に接続された複数のトランジスタとを有する半導体集積回路において、消費電力の増加を招くことなくトランジスタのオフリーク電流の影響を緩和することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、トランジスタの実動作前に予めプリチャージ電圧の調整によってリーク補償を実行することとしたものである。
具体的に説明すると、本発明に係る半導体集積回路は、第1及び第2の信号配線と、各々のドレインが前記第1の信号配線に接続された複数のトランジスタと、前記第1及び第2の信号配線を第1の電圧にプリチャージするプリチャージ回路と、このプリチャージの完了後に前記複数のトランジスタのオフリーク電流に起因して前記第1の信号配線の電圧が第2の電圧に変化したとき、前記複数のトランジスタのうちのいずれかの実動作前に前記第2の信号配線の電圧を前記第2の電圧に調整するための電圧調整手段と、前記複数のトランジスタのうちのいずれかの実動作時に前記第1及び第2の信号配線間の電位差を増幅する差動増幅回路とを備えた構成を採用したものである。
これにより、リークによる前記第1の信号配線の電圧変化に応じて前記第2の信号配線のプリチャージ電圧が調整されるので、トランジスタのオフリーク電流が温度等に依存して変動してもリーク補償が達成される。
本発明によれば、トランジスタの実動作前に予めプリチャージ電圧の調整によってリーク補償を実行することとしたので、消費電力の増加を招くことなく各トランジスタのオフリーク電流の影響を緩和することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る半導体集積回路の一実施形態である半導体メモリについて説明する。なお、一部を除いて、データ書き込みに関する回路の説明を省略する。
《第1の実施形態》
図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体集積回路の構成を示している。ここでは、多数のトライステートバッファが、共通の信号配線であるバス線に接続されているものとする。
図1の半導体集積回路は多数のメモリマクロを有するものであるが、図面の簡略化のため、このうち2個のメモリマクロ101,102のみが図示されている。第1のメモリマクロ101は第1のトライステートバッファ111を介して、また第2のメモリマクロ102は第2のトライステートバッファ112を介して共通のバス線121に接続されている。VDDは電源電圧、VSSは接地電圧である。
第1のトライステートバッファ111において、11はPチャネルMOSドライブトランジスタ、12はNチャネルMOSドライブトランジスタ、13及び16はインバータ回路、14はPチャネルMOSスイッチングトランジスタ、15はNチャネルMOSスイッチングトランジスタである。NチャネルMOSドライブトランジスタ12のゲートには第1の出力イネーブル信号OE1が、PチャネルMOSドライブトランジスタ11のゲートには当該第1の出力イネーブル信号OE1の反転信号がそれぞれ与えられる。また、両スイッチングトランジスタ14,15の各々のゲートには、第1のメモリマクロ101から与えられる第1のデータ信号DAの反転信号が与えられる。PチャネルMOSドライブトランジスタ11のドレインはPチャネルMOSスイッチングトランジスタ14を介して、NチャネルMOSドライブトランジスタ12のドレインはNチャネルMOSスイッチングトランジスタ15を介してバス線121に接続される。そして、PチャネルMOSドライブトランジスタ11のソースは電源電圧VDDに、NチャネルMOSドライブトランジスタ12のソースは接地電圧VSSにそれぞれ接続されている。したがって、第1のトライステートバッファ111は、第1の出力イネーブル信号OE1がLレベルの場合には出力がハイインピーダンス状態を示し、第1の出力イネーブル信号OE1がHレベルの場合には、第1のデータ信号DAがHレベル(DA=1)ならばPチャネルMOSドライブトランジスタ11によりバス線121をHレベルにドライブし、第1のデータ信号DAがLレベル(DA=0)ならばNチャネルMOSドライブトランジスタ12によりバス線121をLレベルにドライブする。
第2のトライステートバッファ112を含む他の全てのトライステートバッファも、第1のトライステートバッファ111と同様の内部構成を持つ。図1中のOE2は第2の出力イネーブル信号、DBは第2のメモリマクロ102から与えられる第2のデータ信号である。
122はダミーバス線である。ダミーバス線122は、バス線121とほぼ等しい配線容量を持つ。ただし、いずれのトライステートバッファもダミーバス線122には接続されない。
図1の半導体集積回路は、プリチャージ回路130と、センスアンプ140と、電圧入出力回路(VIO)150と、電圧転送スイッチ160と、出力バッファ170とを更に有している。図1中のVBUSはバス線121の電圧、VDBUSはダミーバス線122の電圧である。
プリチャージ回路130は、プリチャージ信号PCGがLレベルのときに、バス線121とダミーバス線122とを、電源電圧VDDと接地電圧VSSとの丁度中間の電圧(VDD/2)にプリチャージする回路である。更に、スイッチ制御信号VSWがHレベルのときには、プリチャージ回路130がバス線121のみを中間電圧VDD/2にプリチャージするように構成されている。
電圧入出力回路150は、与えられた入力電圧VINを取り込み、かつ当該取り込んだ電圧と等しい電圧VOUTを出力する機能を有する回路であって、電源電圧VDDよりも若干低いバイアス設定電圧Vsetが当該電圧入出力回路150に与えられる。
電圧転送スイッチ160は、スイッチ制御信号VSWがLレベルのときにバス線121の電圧VBUSを電圧入出力回路150に入力電圧VINとして与えた後、スイッチ制御信号VSWがHレベルになったとき、当該電圧入出力回路150の出力電圧VOUTをダミーバス線122へ供給するスイッチである。
センスアンプ140は、センスアンプイネーブル信号SAEがHレベルのときに、バス線121とダミーバス線122との間の電位差を増幅するように、高い方の電圧を電源電圧VDDまで、低い方の電圧を接地電圧VSSまでそれぞれドライブする差動増幅回路である。
出力バッファ170は、センスアンプ140により増幅されたバス線121の電圧VBUSをデータ出力信号DOUTとして出力する回路である。
図2は、図1中の電圧入出力回路150の入出力特性を示している。図2中に実線で示されるように、入力電圧VINが中間電圧VDD/2の近傍の値である場合に、リニアな入出力特性が得られる。
図3は、図1の半導体集積回路中の信号波形の例を示している。図3において、R1は第1の読み出しサイクル、R2は第2の読み出しサイクルである。ここでは、第1の読み出しサイクルR1において第1のメモリマクロ101から“0”のデータ(DA=0)が、第2の読み出しサイクルR2において第2のメモリマクロ102から“1”のデータ(DB=1)がそれぞれ読み出されるものとする。また、全トライステートバッファ111,112において、PチャネルMOSドライブトランジスタ11のオフリーク電流は小さいものの、NチャネルMOSドライブトランジスタ12のオフリーク電流は大きいものとする。
まず、第1の読み出しサイクルR1について説明する。期間T1〜T3は準備期間であり、期間T4及びT5は実読み出し期間である。
期間T1では、全トライステートバッファ111,112の出力イネーブル信号OE1,OE2をLレベルに保持し、かつスイッチ制御信号VSWをLレベルに保持したまま、プリチャージ信号PCGをLレベルにする。このとき、プリチャージ回路130は、電源電圧VDDにチャージされたバス線121と、接地電圧VSSにディスチャージされたダミーバス線122とを、いずれも中間電圧VDD/2にプリチャージする。
期間T2では、プリチャージ信号PCGをHレベルに戻すことにより、プリチャージ回路130の動作を停止させる。プリチャージ停止後、バス線121の電圧VBUSは、全トライステートバッファ111,112中のNチャネルMOSドライブトランジスタ12のオフリーク電流により徐々に低下する。この間、電圧転送スイッチ160は、バス線121の電圧VBUSを電圧入出力回路150に入力電圧VINとして与え続ける。一方、ダミーバス線122の電圧VDBUSはほとんど変動しない。
期間T3では、スイッチ制御信号VSWをHレベルにする。これに応答して、電圧転送スイッチ160は、電圧入出力回路150の入力側から出力側へと切り換えられて、電圧入出力回路150の出力電圧VOUTをダミーバス線122へ供給する。一方、プリチャージ回路130は、スイッチ制御信号VSWの反転信号を得て、バス線121及びダミーバス線122のうち前者のみを中間電圧VDD/2に再度プリチャージする。この結果、期間T2の最後におけるバス線121の電圧VBUSとダミーバス線122の電圧VDBUSとの関係が、期間T3の最後では逆転する。つまり、ダミーバス線122のプリチャージ電圧が、ハイインピーダンス出力状態になっている全トライステートバッファ111,112中のNチャネルMOSドライブトランジスタ12のオフリーク電流の総和を反映した電圧に調整される。
期間T4では、スイッチ制御信号VSWをLレベルに戻すことにより、電圧転送スイッチ160を電圧入出力回路150の入力側に切り換えるとともに、プリチャージ回路130の動作を停止させる。それと同時に、第1の出力イネーブル信号OE1をHレベルとすることにより、第1のメモリマクロ101のデータ信号DAに応じて第1のトライステートバッファ111にアクティブな出力動作をさせる。前述のとおり「DA=0」としているので、第1のトライステートバッファ111中のNチャネルMOSスイッチングトランジスタ15がオンする。Hレベルの出力イネーブル信号OE1により第1のトライステートバッファ111中のNチャネルMOSドライブトランジスタ12もオンしているので、当該第1のトライステートバッファ111は、Lレベル出力動作となる。したがって、バス線121の電圧VBUSは、当該第1のトライステートバッファ111中のNチャネルMOSドライブトランジスタ12によりLレベルにドライブされて下がる。この際、第2のトライステートバッファ112を含む他の全てのトライステートバッファ中のNチャネルMOSドライブトランジスタ12のオフリーク電流が、バス線121の電圧VBUSの急速な低下を助ける。したがって、期間T4の最後では、バス線121の電圧VBUSがダミーバス線122の電圧VDBUSを下回ることとなり、かつバス線121とダミーバス線122との間の電位差がセンスアンプ140の動作にとって必要な大きさを上回ることとなる。
期間T5では、センスアンプイネーブル信号SAEをHレベルとすることにより、センスアンプ140を起動する。これにより、バス線121の電圧VBUSは接地電圧VSSまで、ダミーバス線122の電圧VDBUSは電源電圧VDDまでそれぞれ増幅される。そして、この期間T5に得られたバス線121の電圧VBUSが、出力バッファ170を通してデータ出力信号DOUT(=0)となる。
第2の読み出しサイクルR2の期間T1〜T3における動作は、第1の読み出しサイクルR1と同じである。期間T3の最後では、ダミーバス線122の電圧VDBUSがバス線121の電圧VBUSよりも低くなっている。
第2の読み出しサイクルR2の期間T4では、第2の出力イネーブル信号OE2をHレベルとすることにより、第2のメモリマクロ102のデータ信号DBに応じて第2のトライステートバッファ112にアクティブな出力動作をさせる。前述のとおり「DB=1」としているので、第2のトライステートバッファ112中のPチャネルMOSスイッチングトランジスタ14がオンする。Hレベルの出力イネーブル信号OE2により第2のトライステートバッファ112中のPチャネルMOSドライブトランジスタ11もオンしているので、当該第2のトライステートバッファ112は、Hレベル出力動作となる。したがって、バス線121の電圧VBUSは、PチャネルMOSドライブトランジスタ11によりHレベルにドライブされて上がろうとする。この際、ダミーバス線122の電圧VDBUSを期間T3において予め下げてあるので、全トライステートバッファ111,112中のNチャネルMOSドライブトランジスタ12のオフリーク電流の総和が、第2のトライステートバッファ112中のPチャネルMOSドライブトランジスタ11のオン電流(ドライブ電流)に匹敵するほど大きくても、次の期間T5の開始時点におけるバス線121とダミーバス線122との間の所要の大きさの電位差の発生が保証される。
次の期間T5では、センスアンプイネーブル信号SAEをHレベルとすることにより、センスアンプ140を起動する。これにより、バス線121の電圧VBUSは電源電圧VDDまで、ダミーバス線122の電圧VDBUSは接地電圧VSSまでそれぞれ増幅される。そして、この期間T5に得られたバス線121の電圧VBUSが、出力バッファ170を通してデータ出力信号DOUT(=1)となる。
なお、スイッチ制御信号VSWの立ち下げによる再プリチャージ解除からセンスアンプ140の起動までの時間(期間T4)の長さは、ダミーバス線122の電圧調整前に全トライステートバッファ111,112中のNチャネルMOSドライブトランジスタ12のオフリーク電流に起因したバス線121の電圧変化が許容される時間(期間T2)の長さと一致するように設定するのがよい。
《第2の実施形態》
図4は、本発明の第2の実施形態に係る半導体集積回路の構成を示している。図4の半導体集積回路は、m及びnを1以上の整数とするとき、m+1個のロウとn+1個のコラムとを持つSRAMメモリセルアレイ200を有するものである。ただし、図面の簡略化のため、各々前述の6トランジスタ構成を持つ4個のメモリセル201,202,203,204のみが図示されている。第1及び第2のメモリセル201,202はコラム0の相補ビット線対BIT0,NBIT0に、第3及び第4のメモリセル203,204はコラムnの相補ビット線対BITn,NBITnにそれぞれ接続されている。また、第1及び第3のメモリセル201,203はロウ0のワード線WL0に、第2及び第4のメモリセル202,204はロウmのワード線WLmにそれぞれ接続されている。VDDは電源電圧、VSSは接地電圧である。なお、以下の説明では必要に応じて、相補ビット線対BIT0,NBIT0のうちの一方(BIT0)を正転ビット線と呼び、他方(NBIT0)を反転ビット線と呼ぶこととする。
図4中のBUS及びNBUSは複数のコラムに共用される相補バス線対である。以下の説明では必要に応じて、相補バス線対BUS,NBUSのうちの一方(BUS)を正転バス線と呼び、他方(NBUS)を反転バス線と呼ぶこととする。
第1のメモリセル201において、1は第1のPチャネルMOS負荷トランジスタ、2は第1のNチャネルMOSドライブトランジスタ、3は第2のPチャネルMOS負荷トランジスタ、4は第2のNチャネルMOSドライブトランジスタ、5は第1のNチャネルMOSアクセストランジスタ、6は第2のNチャネルMOSアクセストランジスタである。第1のNチャネルMOSドライブトランジスタ2のドレインは第1のNチャネルMOSアクセストランジスタ5を介して正転ビットBIT0に、第2のNチャネルMOSドライブトランジスタ4のドレインは第2のNチャネルMOSアクセストランジスタ6を介して反転ビット線NBIT0にそれぞれ接続されている。第1及び第2のNチャネルMOSアクセストランジスタ5,6の各々のゲートは、ロウ0のワード線WL0に接続されている。したがって、第1のメモリセル201は、ワード線WL0がLレベルの場合には相補ビット線対BIT0,NBIT0に対してハイインピーダンス状態を示し、ワード線WL0がHレベルの場合には、セルデータが“0”ならば第1のNチャネルMOSドライブトランジスタ2により正転ビット線BIT0をLレベルにドライブし、セルデータが“1”ならば第2のNチャネルMOSドライブトランジスタ4により反転ビット線NBIT0をLレベルにドライブする。
第2、第3及び第4のメモリセル202,203,204を含む他の全てのメモリセルも、第1のメモリセル201と同様の内部構成を持つ。
図4に示したプリチャージ回路210、第1及び第2の電圧転送スイッチ221,222、第1及び第2の電圧入出力回路(VIO)231,232並びにコラムスイッチ241は、コラム0に属する。
プリチャージ回路210は、プリチャージ信号PCGがLレベルのときに、相補ビット線対BIT0,NBIT0を電源電圧VDDと同じ電圧にプリチャージする回路である。
第1及び第2の電圧入出力回路231,232は、図1中の電圧入出力回路150と同様の回路構成を持つ。ただし、図4中の第1及び第2の電圧入出力回路231,232には、VDDよりも高い電源電圧(VDD2:不図示)が与えられ、この電源電圧よりも若干低い電圧がバイアス設定電圧として与えられるようになっている。
第1の電圧転送スイッチ221は、スイッチ制御信号VSWがLレベルのときに正転ビット線BIT0の電圧を第1の電圧入出力回路231に入力電圧として与えた後、スイッチ制御信号VSWがHレベルになったとき、第2の電圧入出力回路232の出力電圧を正転ビット線BIT0へ供給するスイッチである。
第2の電圧転送スイッチ222は、スイッチ制御信号VSWがLレベルのときに反転ビット線NBIT0の電圧を第2の電圧入出力回路232に入力電圧として与えた後、スイッチ制御信号VSWがHレベルになったとき、第1の電圧入出力回路231の出力電圧を反転ビット線NBIT0へ供給するスイッチである。
コラムスイッチ241は、コラム0のコラム選択信号CA0がHレベルのときに正転ビット線BIT0を正転バス線BUSに、反転ビット線NBIT0を反転バス線NBUSにそれぞれ接続する。
コラムnでも同様に、プリチャージ回路211、第1及び第2の電圧転送スイッチ223,224、第1及び第2の電圧入出力回路233,234並びにコラムスイッチ242が設けられている。CAnは、コラムnのコラム選択信号である。
図4の半導体集積回路は、センスアンプ250と、出力バッファ260とを更に有している。センスアンプ250は、複数のコラムに共用される差動増幅回路であって、センスアンプイネーブル信号SAEがHレベルのときに、相補バス線対BUS,NBUSの間の電位差を増幅するように、高い方の電圧を電源電圧VDDまで、低い方の電圧を接地電圧VSSまでそれぞれドライブする。出力バッファ260は、センスアンプ250により増幅された正転バス線BUSの電圧をデータ出力信号DOUTとして出力する。
図5は、図4中の第1〜第4の電圧入出力回路231〜234の各々の入出力特性を示している。図5中に実線で示されるように、入力電圧VINが電源電圧VDDよりも若干低い値である場合に、リニアな入出力特性が得られる。
図6は、図4の半導体集積回路中の信号波形の例を示している。図6において、R1は第1の読み出しサイクル、R2は第2の読み出しサイクルである。ここでは、第1の読み出しサイクルR1において第1のメモリセル201からデータ“0”が、第2の読み出しサイクルR2において第2のメモリセル202からデータ“1”がそれぞれ読み出されるものとする。また、コラム0に属する全メモリセル201,202において、正転ビット線BIT0側に位置する第1のNチャネルMOSアクセストランジスタ5のオフリーク電流は、反転ビット線NBIT0側に位置する第2のNチャネルMOSアクセストランジスタ6のオフリーク電流に比べて大きいものとする。
まず、第1の読み出しサイクルR1について説明する。期間T1〜T3は準備期間であり、期間T4及びT5は実読み出し期間である。
期間T1では、コラム0に属する全メモリセル201,202のワード線WL0,WLmをLレベルに保持し、かつスイッチ制御信号VSWをLレベルに保持したまま、プリチャージ信号PCGをLレベルにする。このとき、プリチャージ回路210は、電源電圧VDDにチャージされた正転ビット線BIT0と、接地電圧VSSにディスチャージされた反転ビット線NBIT0とを、いずれも電源電圧VDDにプリチャージする。
期間T2では、プリチャージ信号PCGをHレベルに戻すことにより、プリチャージ回路210の動作を停止させる。プリチャージ停止後、正転ビット線BIT0の電圧は、コラム0に属する全メモリセル201,202中の第1のNチャネルMOSアクセストランジスタ5のオフリーク電流により徐々に低下する。反転ビット線NBIT0の電圧も、コラム0に属する全メモリセル201,202中の第2のNチャネルMOSアクセストランジスタ6のオフリーク電流により徐々に低下する。ただし、第2のNチャネルMOSアクセストランジスタ6よりも第1のNチャネルMOSアクセストランジスタ5の方がオフリーク電流が大きいものとしているので、反転ビット線NBIT0よりも正転ビット線BIT0の方が電圧低下量が大きくなる。この間、第1の電圧転送スイッチ221は正転ビット線BIT0の電圧を第1の電圧入出力回路231に入力電圧として与え続け、第2の電圧転送スイッチ222は反転ビット線NBIT0の電圧を第2の電圧入出力回路232に入力電圧として与え続ける。
期間T3では、スイッチ制御信号VSWをHレベルにする。これに応答して、第1の電圧転送スイッチ221は第2の電圧入出力回路232の出力電圧を正転ビット線BIT0へ、第2の電圧転送スイッチ222は第1の電圧入出力回路231の出力電圧を反転ビット線NBIT0へそれぞれ供給する。この結果、期間T2の最後における相補ビット線対BIT0,NBIT0の各々の電圧の関係が、期間T3の最後では逆転する。つまり、相補ビット線対BIT0,NBIT0の間で電圧交換が実行されるのである。また、この期間T3において、当該サイクルの読み出し対象である第1のメモリセル201が属するコラム0を選択するように、コラム0のコラム選択信号CA0をHレベルにし、かつ他の全てのコラム選択信号CAnをLレベルにする。これにより、コラム0の相補ビット線対BIT0,NBIT0のみが相補バス線対BUS,NBUSに接続される。
期間T4では、スイッチ制御信号VSWをLレベルに戻すことにより、第1及び第2の電圧転送スイッチ221,222を第1及び第2の電圧入出力回路231,232の入力側に切り換える。これにより、第1及び第2の電圧入出力回路231,232による相補ビット線対BIT0,NBIT0の駆動が解除される。それと同時に、ロウ0のワード線WL0をHレベルとすることにより、第1のメモリセル201にセルデータ“0”に応じたアクティブな出力動作をさせる。つまり、第1のメモリセル201中の第1のNチャネルMOSドライブトランジスタ2が、第1のNチャネルMOSアクセストランジスタ5を介して正転ビット線BIT0をLレベルにドライブする。したがって、正転ビット線BIT0の電圧は下がる。この際、第2のメモリセル202を含むコラム0の他の全てのメモリセル中の第1のNチャネルMOSアクセストランジスタ5のオフリーク電流が、正転ビット線BIT0の急速な電圧低下を助ける。したがって、期間T4の最後では、正転ビット線BIT0の電圧が反転ビット線NBIT0の電圧を下回ることとなり、かつ相補ビット線対BIT0,NBIT0の間の電位差(つまり、相補バス線対BUS,NBUSの間の電位差)がセンスアンプ250の動作にとって必要な大きさを上回ることとなる。
期間T5では、センスアンプイネーブル信号SAEをHレベルとすることにより、センスアンプ250を起動する。これにより、正転ビット線BIT0及び正転バス線BUSの電圧は接地電圧VSSまで、反転ビット線NBIT0及び反転バス線NBUSの電圧は電源電圧VDDまでそれぞれ増幅される。そして、この期間T5に得られた正転バス線BUSの電圧が、出力バッファ260を通してデータ出力信号DOUT(=0)となる。
第2の読み出しサイクルR2の期間T1〜T3における動作は、第1の読み出しサイクルR1と同じである。期間T3の最後では、反転ビット線NBIT0の電圧が正転ビット線BIT0の電圧よりも低くなっている。
第2の読み出しサイクルR2の期間T4では、ロウmのワード線WLmをHレベルとすることにより、第2のメモリセル202にセルデータ“1”に応じたアクティブな出力動作をさせる。つまり、第2のメモリセル202中の第2のNチャネルMOSドライブトランジスタ4が、第2のNチャネルMOSアクセストランジスタ6を介して反転ビット線NBIT0をLレベルにドライブする。したがって、反転ビット線NBIT0の電圧は下がる。一方、正転ビット線BIT0の電圧も、コラム0に属する全メモリセル201,202中の第1のNチャネルMOSアクセストランジスタ5のオフリーク電流に起因して下がる。ところが、反転ビット線NBIT0の電圧を期間T3において予め下げてあるので、コラム0に属する全メモリセル201,202中の第1のNチャネルMOSアクセストランジスタ5のオフリーク電流の総和が、第2のメモリセル202中の第2のNチャネルMOSドライブトランジスタ4のオン電流(ドライブ電流)に匹敵するほど大きくても、次の期間T5の開始時点における相補ビット線対BIT0,NBIT0の間の所要の大きさの電位差の発生が保証される。
次の期間T5では、センスアンプイネーブル信号SAEをHレベルとすることにより、センスアンプ250を起動する。これにより、正転ビット線BIT0及び正転バス線BUSの電圧は電源電圧VDDまで、反転ビット線NBIT0及び反転バス線NBUSの電圧は接地電圧VSSまでそれぞれ増幅される。そして、この期間T5に得られた正転バス線BUSの電圧が、出力バッファ260を通してデータ出力信号DOUT(=1)となる。
なお、スイッチ制御信号VSWの立ち下げからセンスアンプ250の起動までの時間(期間T4)の長さは、相補ビット線対BIT0,NBIT0の電圧交換前にオフリーク電流に起因した当該相補ビット線対BIT0,NBIT0の電圧変化が許容される時間(期間T2)の長さと一致するように設定するのがよい。
図7は、図4の半導体集積回路の変形例を示している。図7の半導体集積回路では、第1及び第2の電圧転送スイッチ221,222並びに第1及び第2の電圧入出力回路231,232が、SRAMメモリセルアレイ200の複数のコラムに共用されるように、相補バス線対BUS,NBUS上に設けられている。図7によれば、図4のように2個の電圧転送スイッチと2個の電圧入出力回路とを1コラム毎に個別に設ける場合に比べて、半導体集積回路のチップ面積を縮小できる。
図8は、図7の半導体集積回路中の信号波形の例を示している。図8によれば、全てのコラム選択信号CA0,CAnが第1の読み出しサイクルR1の最初の期間T1において早期に確定する点が、図6の例と異なる。
図9は、図4の半導体集積回路の他の変形例を示している。図9の半導体集積回路では、プリチャージ回路210が第1及び第2の電圧入出力回路231,232を介して相補ビット線対BIT0,NBIT0を電源電圧VDDにプリチャージするように構成されている。これにより、図4のようにプリチャージ回路210が相補ビット線対BIT0,NBIT0を直接プリチャージする場合に比べて、当該プリチャージ回路210を構成するトランジスタのサイズを縮小できる。コラムnのプリチャージ回路211についても同様である。
図10は、図9の半導体集積回路中の信号波形の例を示している。図10によれば、相補ビット線対BIT0,NBIT0をプリチャージするようにプリチャージ信号PCGをLレベルにする場合にも、第1及び第2の電圧転送スイッチ221,222を第1及び第2の電圧入出力回路231,232の出力側に切り換えるようにスイッチ制御信号VSWをHレベルにする点が、図6の例と異なる。
図11は、図4の半導体集積回路の更に他の変形例を示している。図11の半導体集積回路では、プリチャージ回路210が第1及び第2の電圧入出力回路231,232を介して相補ビット線対BIT0,NBIT0を中間電圧VDD/2にプリチャージするように構成されている。これにより、図11中の第1及び第2の電圧入出力回路231,232では、図1中の電圧入出力回路150と同様に電源電圧をVDDとし、各々の入出力特性を図2のように設定することができる。したがって、VDDをVDD2へ昇圧する回路が不要になり、図4及び図7の場合に比べて半導体集積回路のチップ面積を縮小できる。コラムnのプリチャージ回路211並びに第1及び第2の電圧入出力回路233,234についても同様である。
図12は、図11の半導体集積回路中の信号波形の例を示している。図12によれば、相補ビット線対BIT0,NBIT0のプリチャージ電圧が中間電圧VDD/2である点が、図10の例と異なる。図11の構成によれば、プリチャージ電圧の低減により、各メモリセル201〜204におけるゲートリーク削減効果も得られる。
《第3の実施形態》
図13は、本発明の第3の実施形態に係る半導体集積回路の構成を示している。図13の半導体集積回路は、第1の実施形態におけるプリチャージ電圧調整手法を第2の実施形態に係る半導体メモリに適用したものである。図13中のメモリセル201〜204、センスアンプ250及び出力バッファ260は、各々図4中の対応回路ブロックと同じものである。
図13のSRAMメモリセルアレイ200では、コラム0において、相補ビット線対BIT0,NBIT0に加えてダミービット線DBIT0が設けられる。このダミービット線DBIT0は、正転ビット線BIT0とほぼ等しい配線容量を持つ。ただし、いずれのメモリセルもダミービット線DBIT0には接続されない。DBITnは、コラムnのダミービット線である。
図13に示したプリチャージ回路311、電圧転送スイッチ321、電圧入出力回路(VIO)331、書き込み回路(WT)341及びコラムスイッチ241は、コラム0に属する。
プリチャージ回路311は、プリチャージ信号PCGがLレベルのときに、正転ビット線BIT0とダミービット線DBIT0とを中間電圧VDD/2にプリチャージする回路である。更に、反転スイッチ制御信号NVSW(スイッチ制御信号VSWの反転信号)がLレベルのとき、つまりスイッチ制御信号VSWがHレベルのときには、プリチャージ回路311が正転ビット線BIT0のみを中間電圧VDD/2にプリチャージするように構成されている。
電圧入出力回路331は、図1中の電圧入出力回路150と同じ機能及び回路構成を持つ回路である。
電圧転送スイッチ321は、図1中の電圧転送スイッチ160と同じ回路構成を持つスイッチであって、スイッチ制御信号VSWがLレベルのときに正転ビット線BIT0の電圧を電圧入出力回路331に入力電圧として与えた後、スイッチ制御信号VSWがHレベルになったとき、当該電圧入出力回路331の出力電圧をダミービット線DBIT0へ供給する。
書き込み回路341は、ライトイネーブル信号WEが活性化されたときに、コラム0の書き込み信号DIN0に応答して、書き込みデータに応じた電圧信号を相補ビット線対BIT0,NBIT0へ供給する回路である。
コラムスイッチ241は、コラム0のコラム選択信号CA0がHレベルのときに正転ビット線BIT0を正転バス線BUSに、ダミービット線DBIT0を反転バス線NBUSにそれぞれ接続する。
コラムnでも同様に、プリチャージ回路312、電圧転送スイッチ322、電圧入出力回路332、書き込み回路342及びコラムスイッチ242が設けられている。DINnはコラムnの書き込み信号、CAnはコラムnのコラム選択信号である。
図14は、図13の半導体集積回路中の信号波形の例を示している。図14において、R1は第1の読み出しサイクル、R2は第2の読み出しサイクルである。ここでは、第1の読み出しサイクルR1において第1のメモリセル201からデータ“0”が、第2の読み出しサイクルR2において第2のメモリセル202からデータ“1”がそれぞれ読み出されるものとする。
まず、第1の読み出しサイクルR1について説明する。期間T1〜T3は準備期間であり、期間T4及びT5は実読み出し期間である。
期間T1では、コラム0に属する全メモリセル201,202のワード線WL0,WLmをLレベルに保持し、かつスイッチ制御信号VSWをLレベルに保持したまま、プリチャージ信号PCGをLレベルにする。このとき、プリチャージ回路311は、電源電圧VDDにチャージされた正転ビット線BIT0と、接地電圧VSSにディスチャージされたダミービット線DBIT0とを、いずれも中間電圧VDD/2にプリチャージする。
期間T2では、プリチャージ信号PCGをHレベルに戻すことにより、プリチャージ回路311の動作を停止させる。プリチャージ停止後、正転ビット線BIT0の電圧は、コラム0に属する全メモリセル201,202中の第1のNチャネルMOSアクセストランジスタ5のオフリーク電流により徐々に低下する。この間、電圧転送スイッチ321は、正転ビット線BIT0の電圧を電圧入出力回路331に入力電圧として与え続ける。一方、ダミービット線DBIT0の電圧はほとんど変動しない。
期間T3では、スイッチ制御信号VSWをHレベルにする。これに応答して、電圧転送スイッチ321は、電圧入出力回路331の入力側から出力側へと切り換えられて、電圧入出力回路331の出力電圧をダミービット線DBIT0へ供給する。一方、プリチャージ回路311は、電圧転送スイッチ321から反転スイッチ制御信号NVSWを得て、正転ビット線BIT0及びダミービット線DBIT0のうち前者のみを中間電圧VDD/2に再度プリチャージする。この結果、期間T2の最後における正転ビット線BIT0の電圧とダミービット線DBIT0の電圧との関係が、期間T3の最後では逆転する。つまり、ダミービット線DBIT0のプリチャージ電圧が、ハイインピーダンス出力状態になっているコラム0の全メモリセル201,202中の第1のNチャネルMOSアクセストランジスタ5のオフリーク電流の総和を反映した電圧に調整される。また、この期間T3において、当該サイクルの読み出し対象である第1のメモリセル201が属するコラム0を選択するように、コラム0のコラム選択信号CA0をHレベルにし、かつ他の全てのコラム選択信号CAnをLレベルにする。これにより、コラム0の正転ビット線BIT0及びダミービット線DBIT0のみが相補バス線対BUS,NBUSに接続される。
期間T4では、スイッチ制御信号VSWをLレベルに戻すことにより、電圧転送スイッチ321を電圧入出力回路331の入力側に切り換えるとともに、プリチャージ回路311の動作を停止させる。これにより、電圧入出力回路331によるダミービット線DBIT0の駆動が解除される。それと同時に、ロウ0のワード線WL0をHレベルとすることにより、第1のメモリセル201にセルデータ“0”に応じたアクティブな出力動作をさせる。つまり、第1のメモリセル201中の第1のNチャネルMOSドライブトランジスタ2が、第1のNチャネルMOSアクセストランジスタ5を介して正転ビット線BIT0をLレベルにドライブする。したがって、正転ビット線BIT0の電圧は下がる。この際、第2のメモリセル202を含むコラム0の他の全てのメモリセル中の第1のNチャネルMOSアクセストランジスタ5のオフリーク電流が、正転ビット線BIT0の急速な電圧低下を助ける。したがって、期間T4の最後では、正転ビット線BIT0の電圧がダミービット線DBIT0の電圧を下回ることとなり、かつ正転ビット線BIT0とダミービット線DBIT0との間の電位差(つまり、相補バス線対BUS,NBUSの間の電位差)がセンスアンプ250の動作にとって必要な大きさを上回ることとなる。
期間T5では、センスアンプイネーブル信号SAEをHレベルとすることにより、センスアンプ250を起動する。これにより、正転ビット線BIT0及び正転バス線BUSの電圧は接地電圧VSSまで、ダミービット線DBIT0及び反転バス線NBUSの電圧は電源電圧VDDまでそれぞれ増幅される。そして、この期間T5に得られた正転バス線BUSの電圧が、出力バッファ260を通してデータ出力信号DOUT(=0)となる。
第2の読み出しサイクルR2の期間T1〜T3における動作は、第1の読み出しサイクルR1と同じである。期間T3の最後では、ダミービット線DBIT0の電圧が正転ビット線BIT0の電圧よりも低くなっている。
第2の読み出しサイクルR2の期間T4では、ロウmのワード線WLmをHレベルとすることにより、第2のメモリセル202にセルデータ“1”に応じたアクティブな出力動作をさせる。つまり、第2のメモリセル202中の第2のNチャネルMOSドライブトランジスタ4が、第2のNチャネルMOSアクセストランジスタ6を介して反転ビット線NBIT0をLレベルにドライブする。また、第2のメモリセル202中の第1のPチャネルMOS負荷トランジスタ1が、第1のNチャネルMOSアクセストランジスタ5を介して正転ビット線BIT0をHレベルにプルアップする。ところが、ダミービット線DBIT0の電圧はほとんど変動しない。一方、正転ビット線BIT0の電圧は、コラム0に属する全メモリセル201,202中の第1のNチャネルMOSアクセストランジスタ5のオフリーク電流に起因して下がろうとする。ところが、ダミービット線DBIT0の電圧を期間T3において予め下げてあるので、コラム0に属する全メモリセル201,202中の第1のNチャネルMOSアクセストランジスタ5のオフリーク電流の総和が、第2のメモリセル202中の第2のNチャネルMOSドライブトランジスタ4のオン電流(ドライブ電流)に匹敵するほど大きくても、次の期間T5の開始時点における正転ビット線BIT0とダミービット線DBIT0との間の所要の大きさの電位差の発生が保証される。
次の期間T5では、センスアンプイネーブル信号SAEをHレベルとすることにより、センスアンプ250を起動する。これにより、正転ビット線BIT0及び正転バス線BUSの電圧は電源電圧VDDまで、ダミービット線DBIT0及び反転バス線NBUSの電圧は接地電圧VSSまでそれぞれ増幅される。そして、この期間T5に得られた正転バス線BUSの電圧が、出力バッファ260を通してデータ出力信号DOUT(=1)となる。
なお、スイッチ制御信号VSWの立ち下げによる再プリチャージ解除からセンスアンプ250の起動までの時間(期間T4)の長さは、ダミービット線DBIT0の電圧調整前にコラム0に属する全メモリセル201,202中の第1のNチャネルMOSアクセストランジスタ5のオフリーク電流に起因した正転ビット線BIT0の電圧変化が許容される時間(期間T2)の長さと一致するように設定するのがよい。
以上説明してきたとおり、本発明に係る半導体集積回路は、消費電力の増加を招くことなくトランジスタのオフリーク電流の影響を緩和することができて有用である。
本発明の第1の実施形態に係る半導体集積回路の構成を示す回路図である。 図1中の電圧入出力回路の入出力特性図である。 図1の半導体集積回路中の信号波形の例を示すタイミング図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体集積回路の構成を示す回路図である。 図4中の電圧入出力回路の入出力特性図である。 図4の半導体集積回路中の信号波形の例を示すタイミング図である。 図4の半導体集積回路の変形例を示す回路図である。 図7の半導体集積回路中の信号波形の例を示すタイミング図である。 図4の半導体集積回路の他の変形例を示す回路図である。 図9の半導体集積回路中の信号波形の例を示すタイミング図である。 図4の半導体集積回路の更に他の変形例を示す回路図である。 図11の半導体集積回路中の信号波形の例を示すタイミング図である。 本発明の第3の実施形態に係る半導体集積回路の構成を示す回路図である。 図13の半導体集積回路中の信号波形の例を示すタイミング図である。
符号の説明
1,3 PチャネルMOS負荷トランジスタ
2,4 NチャネルMOSドライブトランジスタ
5,6 NチャネルMOSアクセストランジスタ
11 PチャネルMOSドライブトランジスタ
12 NチャネルMOSドライブトランジスタ
13,16 インバータ回路
14 PチャネルMOSスイッチングトランジスタ
15 NチャネルMOSスイッチングトランジスタ
101,102 メモリマクロ
111,112 トライステートバッファ
121 バス線
122 ダミーバス線
130 プリチャージ回路
140 センスアンプ
150 電圧入出力回路(VIO)
160 電圧転送スイッチ
170 出力バッファ
200 SRAMメモリセルアレイ
201〜204 メモリセル
210,211 プリチャージ回路
221〜224 電圧転送スイッチ
231〜234 電圧入出力回路(VIO)
241,242 コラムスイッチ
250 センスアンプ
260 出力バッファ
311,312 プリチャージ回路
321,322 電圧転送スイッチ
331,332 電圧入出力回路(VIO)
341,342 書き込み回路(WT)
BIT0,NBIT0 相補ビット線対
BITn,NBITn 相補ビット線対
BUS,NBUS 相補バス線対
CA0,CAn コラム選択信号
DA,DB データ信号
DBIT0,DBITn ダミービット線
DIN0,DINn 書き込み信号
DOUT データ出力信号
NVSW 反転スイッチ制御信号
OE1,OE2 出力イネーブル信号
PCG プリチャージ信号
SAE センスアンプイネーブル信号
VBUS バス線の電圧
VDBUS ダミーバス線の電圧
VDD,VDD2 電源電圧
VIN 入力電圧
VOUT 出力電圧
Vset バイアス設定電圧
VSS 接地電圧
VSW スイッチ制御信号
WE ライトイネーブル信号
WL0,WLm ワード線

Claims (20)

  1. 第1及び第2の信号配線と、
    各々のドレインが前記第1の信号配線に接続された複数のトランジスタと、
    前記第1及び第2の信号配線を第1の電圧にプリチャージするプリチャージ回路と、
    前記プリチャージの完了後に前記複数のトランジスタのオフリーク電流に起因して前記第1の信号配線の電圧が第2の電圧に変化したとき、前記複数のトランジスタのうちのいずれかの実動作前に前記第2の信号配線の電圧を前記第2の電圧に調整するための電圧調整手段と、
    前記複数のトランジスタのうちのいずれかの実動作時に前記第1及び第2の信号配線間の電位差を増幅する差動増幅回路とを備えたことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 請求項1記載の半導体集積回路において、
    前記複数のトランジスタは、複数のトライステートバッファの各々が有するPチャネルMOSドライブトランジスタ及びNチャネルMOSドライブトランジスタであり、
    前記第2の信号配線は、前記第1の信号配線とほぼ等しい配線容量を持つダミー配線であって、
    前記電圧調整手段は、前記複数のトライステートバッファの出力が全てハイインピーダンス状態であるときに前記第2の信号配線の電圧調整を実行するように構成されたことを特徴とする半導体集積回路。
  3. 請求項2記載の半導体集積回路において、
    前記プリチャージ回路は、電源電圧よりも低くかつ接地電圧よりも高い中間電圧に前記第1及び第2の信号配線をプリチャージすることを特徴とする半導体集積回路。
  4. 請求項2記載の半導体集積回路において、
    前記プリチャージ回路は、前記第2の信号配線の電圧調整が実行された後、前記複数のトライステートバッファのうちいずれかが選択される前に、前記第1及び第2の信号配線のうち前記第1の信号配線のみを前記第1の電圧に再度プリチャージするように構成されたことを特徴とする半導体集積回路。
  5. 請求項4記載の半導体集積回路において、
    前記再度のプリチャージの解除から前記差動増幅回路の起動までの時間の長さは、前記第2の信号配線の電圧調整前に前記オフリーク電流に起因した前記第1の信号配線の電圧変化が許容される時間の長さと一致するように設定されたことを特徴とする半導体集積回路。
  6. 請求項2記載の半導体集積回路において、
    前記電圧調整手段は、
    入力された電圧を取り込み、かつ当該取り込んだ電圧と等しい電圧を出力する機能を有する電圧入出力回路と、
    前記第1の信号配線の電圧が前記第2の電圧に変化した時点で当該第2の電圧を前記電圧入出力回路に入力電圧として与えた後、前記複数のトライステートバッファのうちいずれかが選択される前に前記電圧入出力回路から出力された電圧を前記第2の信号配線へ供給する電圧転送スイッチとを有することを特徴とする半導体集積回路。
  7. 請求項1記載の半導体集積回路において、
    前記複数のトランジスタは、複数のメモリセルの各々が有するMOSアクセストランジスタであり、
    前記第1及び第2の信号配線は、前記複数のメモリセルに接続された相補ビット線対であって、
    前記電圧調整手段は、前記複数のメモリセルが全て非選択状態であるときに前記第1及び第2の信号配線の電圧交換を実行するように構成されたことを特徴とする半導体集積回路。
  8. 請求項7記載の半導体集積回路において、
    前記プリチャージ回路は、前記複数のメモリセルの電源電圧と同じ電圧に前記第1及び第2の信号配線をプリチャージすることを特徴とする半導体集積回路。
  9. 請求項7記載の半導体集積回路において、
    前記プリチャージ回路は、前記複数のメモリセルの電源電圧よりも低くかつ接地電圧よりも高い中間電圧に前記第1及び第2の信号配線をプリチャージすることを特徴とする半導体集積回路。
  10. 請求項7記載の半導体集積回路において、
    前記電圧調整手段は、
    各々入力された電圧を取り込み、かつ当該取り込んだ電圧と等しい電圧を出力する機能を有する第1及び第2の電圧入出力回路と、
    前記第1の信号配線の電圧を前記第1の電圧入出力回路に入力電圧として与えた後、前記複数のメモリセルのうちいずれかが選択される前に前記第2の電圧入出力回路から出力された電圧を前記第1の信号配線へ供給する第1の電圧転送スイッチと、
    前記第2の信号配線の電圧を前記第2の電圧入出力回路に入力電圧として与えた後、前記複数のメモリセルのうちいずれかが選択される前に前記第1の電圧入出力回路から出力された電圧を前記第2の信号配線へ供給する第2の電圧転送スイッチとを有することを特徴とする半導体集積回路。
  11. 請求項10記載の半導体集積回路において、
    前記第1及び第2の電圧入出力回路による前記第1及び第2の信号配線の駆動の解除から前記差動増幅回路の起動までの時間の長さは、前記第1及び第2の信号配線の電圧交換前に前記オフリーク電流に起因した前記第1及び第2の信号配線の電圧変化が許容される時間の長さと一致するように設定されたことを特徴とする半導体集積回路。
  12. 請求項10記載の半導体集積回路において、
    前記複数のメモリセルは1つのメモリセルアレイのうちの1つのコラムに属し、
    前記第1及び第2の電圧入出力回路並びに前記第1及び第2の電圧転送スイッチは、前記メモリセルアレイの1コラム毎に個別に設けられたことを特徴とする半導体集積回路。
  13. 請求項10記載の半導体集積回路において、
    前記複数のメモリセルは1つのメモリセルアレイのうちの1つのコラムに属し、
    前記第1及び第2の電圧入出力回路並びに前記第1及び第2の電圧転送スイッチは、前記メモリセルアレイの複数のコラムに共用されることを特徴とする半導体集積回路。
  14. 請求項10記載の半導体集積回路において、
    前記プリチャージ回路は、前記第1及び第2の電圧入出力回路を介して前記第1及び第2の信号配線をプリチャージするように構成されたことを特徴とする半導体集積回路。
  15. 請求項1記載の半導体集積回路において、
    前記複数のトランジスタは、複数のメモリセルの各々が有するMOSアクセストランジスタであり、
    前記第1の信号配線は、前記複数のメモリセルに接続された相補ビット線対のうちの1本のビット線であり、
    前記第2の信号配線は、前記ビット線とほぼ等しい配線容量を持つダミービット線であって、
    前記電圧調整手段は、前記複数のメモリセルが全て非選択状態であるときに前記第2の信号配線の電圧調整を実行するように構成されたことを特徴とする半導体集積回路。
  16. 請求項15記載の半導体集積回路において、
    前記プリチャージ回路は、前記複数のメモリセルの電源電圧よりも低くかつ接地電圧よりも高い中間電圧に前記第1及び第2の信号配線をプリチャージすることを特徴とする半導体集積回路。
  17. 請求項15記載の半導体集積回路において、
    前記プリチャージ回路は、前記第2の信号配線の電圧調整が実行された後、前記複数のメモリセルのうちいずれかが選択される前に、前記第1及び第2の信号配線のうち前記第1の信号配線のみを前記第1の電圧に再度プリチャージするように構成されたことを特徴とする半導体集積回路。
  18. 請求項17記載の半導体集積回路において、
    前記再度のプリチャージの解除から前記差動増幅回路の起動までの時間の長さは、前記第2の信号配線の電圧調整前に前記オフリーク電流に起因した前記第1の信号配線の電圧変化が許容される時間の長さと一致するように設定されたことを特徴とする半導体集積回路。
  19. 請求項15記載の半導体集積回路において、
    前記電圧調整手段は、
    入力された電圧を取り込み、かつ当該取り込んだ電圧と等しい電圧を出力する機能を有する電圧入出力回路と、
    前記第1の信号配線の電圧が前記第2の電圧に変化した時点で当該第2の電圧を前記電圧入出力回路に入力電圧として与えた後、前記複数のメモリセルのうちいずれかが選択される前に前記電圧入出力回路から出力された電圧を前記第2の信号配線へ供給する電圧転送スイッチとを有することを特徴とする半導体集積回路。
  20. 請求項19記載の半導体集積回路において、
    前記複数のメモリセルは1つのメモリセルアレイのうちの1つのコラムに属し、
    前記電圧入出力回路及び前記電圧転送スイッチは、前記メモリセルアレイの1コラム毎に個別に設けられたことを特徴とする半導体集積回路。
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