JP2005341506A - 通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 VoIPアダプタ装置を介してインターネットへ接続された場合でも適切なモデム通信を行うことができるようにした通信装置を提供すること目的とする。
【解決手段】 発信側は、回線接続時にVoIPアダプタ装置の介在を知ると、相手端末へ所定のトーン信号を、通信動作に先立って送出し、着信側は、発信側より所定のトーン信号を受信したとき、V.34モデムの通信条件を、回線状態が悪い場合でも対処できるように設定するようにしているので、パケットロスの影響を極力抑制することができるようになるという効果を得る。
【選択図】 図1
【解決手段】 発信側は、回線接続時にVoIPアダプタ装置の介在を知ると、相手端末へ所定のトーン信号を、通信動作に先立って送出し、着信側は、発信側より所定のトーン信号を受信したとき、V.34モデムの通信条件を、回線状態が悪い場合でも対処できるように設定するようにしているので、パケットロスの影響を極力抑制することができるようになるという効果を得る。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ITU−T勧告V.34に準拠したモデム機能を備えた通信装置に関する。
一般に、ITU−T勧告V.34に準拠したモデム機能を備えた通信装置、例えば、グループ3ファクシミリ装置FXは、図8(a)に示したように、宅内に設けられているモジュラージャックJKに、信号線CBを接続することで、交換機EXへ接続され、アナログ公衆回線網PSTNへ収容されていた。
ところで、近年では、VoIP技術が進み、これを利用したいわゆるIP電話が、家庭にまで導入されるようになってきている(特許文献1参照)。このため、グループ3ファクシミリ装置FXは、同図(b)に示すように、インターネットサービスプロバイダ設備ISPに収容されるVoIPアダプタ装置TAに接続されるような接続形態を取る場合がある。
実登3092983号公報
しかしながら、IP網であるインターネットINETを利用して、アナログ機器の通信を行う場合、インターネットINETにおけるパケットロスが発生した場合が問題となる。
このようなパケットロスに対処するためには、モデム機能の諸条件を好適な値に設定することで、パケットロスの影響を極力抑制することができる。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、VoIPアダプタ装置を介してインターネットへ接続された場合でも適切なモデム通信を行うことができるようにした通信装置を提供すること目的とする。
本発明は、ITU−T勧告V.34に準拠したモデム機能を備えた通信装置において、発信時、回線閉結後に所定の接続音を検出したときには、選択信号送出後、極性反転を検出すると所定のトーン信号を送出した後に、発信時の通信動作を開始する発信制御手段と、着信時、着信応答後に上記所定のトーン信号を検出したときには、上記モデム機能におけるシンボルレート設定条件を通常条件値よりも厳しい条件値に設定する着信制御手段を備えたものである。
また、ITU−T勧告V.34に準拠したモデム機能を備えた通信装置において、発信時、回線閉結後に所定の接続音を検出したときには、選択信号送出後、極性反転を検出すると所定のトーン信号を送出した後に、発信時の通信動作を開始する発信制御手段と、着信時、着信応答後に上記所定のトーン信号を検出したときには、上記モデム機能におけるデータレート設定条件を通常条件値よりも厳しい条件値に設定する着信制御手段を備えたものである。
また、ITU−T勧告V.34に準拠したモデム機能を備えた通信装置において、発信時、回線閉結後に所定の接続音を検出したときには、選択信号送出後、極性反転を検出すると所定のトーン信号を送出した後に、発信時の通信動作を開始する発信制御手段と、着信時、着信応答後に上記所定のトーン信号を検出したときには、上記モデム機能におけるタイミングリカバリ設定値を高速にリカバリする指定値に設定する着信制御手段を備えたものである。
また、ITU−T勧告V.34に準拠したモデム機能を備えた通信装置において、発信時、回線閉結後に所定の接続音を検出したときには、選択信号送出後、極性反転を検出すると所定のトーン信号を送出した後に、発信時の通信動作を開始する発信制御手段と、着信時、着信応答後に上記所定のトーン信号を検出したときには、上記モデム機能におけるシンボルレート設定条件を通常条件値よりも厳しい条件値に設定するとともに、上記モデム機能におけるデータレート設定条件を通常条件値よりも厳しい条件値に設定する着信制御手段を備えたものである。
また、ITU−T勧告V.34に準拠したモデム機能を備えた通信装置において、発信時、回線閉結後に所定の接続音を検出したときには、選択信号送出後、極性反転を検出すると所定のトーン信号を送出した後に、発信時の通信動作を開始する発信制御手段と、着信時、着信応答後に上記所定のトーン信号を検出したときには、上記モデム機能におけるシンボルレート設定条件を通常条件値よりも厳しい条件値に設定するとともに、上記モデム機能におけるタイミングリカバリ設定値を高速にリカバリする指定値に設定する着信制御手段を備えたものである。
また、ITU−T勧告V.34に準拠したモデム機能を備えた通信装置において、発信時、回線閉結後に所定の接続音を検出したときには、選択信号送出後、極性反転を検出すると所定のトーン信号を送出した後に、発信時の通信動作を開始する発信制御手段と、着信時、着信応答後に上記所定のトーン信号を検出したときには、上記モデム機能におけるデータレート設定条件を通常条件値よりも厳しい条件値に設定するとともに、上記モデム機能におけるタイミングリカバリ設定値を高速にリカバリする指定値に設定する着信制御手段を備えたものである。
また、ITU−T勧告V.34に準拠したモデム機能を備えた通信装置において、発信時、回線閉結後に所定の接続音を検出したときには、選択信号送出後、極性反転を検出すると所定のトーン信号を送出した後に、発信時の通信動作を開始する発信制御手段と、着信時、着信応答後に上記所定のトーン信号を検出したときには、上記モデム機能におけるシンボルレート設定条件を通常条件値よりも厳しい条件値に設定し、上記モデム機能におけるデータレート設定条件を通常条件値よりも厳しい条件値に設定し、上記モデム機能におけるタイミングリカバリ設定値を高速にリカバリする指定値に設定する着信制御手段を備えたものである。
したがって、本発明によれば、着信側は、発信側よりVoIPアダプタ装置経由で接続された旨が通知されたとき、V.34モデムの通信条件を、回線状態がより悪い場合に対処できるように設定するようにしているので、パケットロスの影響を極力抑制することができるようになるという効果を得る。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例にかかるグループ3ファクシミリ装置を示している。
同図において、システム制御部1は、このグループ3ファクシミリ装置の各部の制御処理、および、所定のグループ3ファクシミリ伝送制御手順処理を行うものであり、システムメモリ2は、システム制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶するとともに、システム制御部1のワークエリアを構成するものであり、パラメータメモリ3は、このグループ3ファクシミリ装置に固有な各種の情報を記憶するためのものであり、時計回路4は、現在時刻情報を出力するためのものである。
スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部7は、このグループ3ファクシミリ装置を操作するためのもので、各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのものである。
グループ3ファクシミリモデム10は、グループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をやりとりするための高速モデム機能(V.17モデム、V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデムなど)を備えている。
網制御装置11は、このグループ3ファクシミリ装置をアナログ公衆網PSTNに接続するためのものであり、自動発着信機能を備えている。
これらの、システム制御部1、システムメモリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム10、および、網制御装置11は、内部バス12に接続されており、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内部バス12を介して行われている。
また、網制御装置11とグループ3ファクシミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行なわれている。
ここで、グループ3ファクシミリモデム10では、ITU−T勧告V.34モデム機能を使うとき、V.34モデムの制御手順のフェーズ2におけるラインプロービング受信時のシンボルレートを決定する際のアルゴリズムを、標準の「通常」、「標準」の場合よりも高いシンボルレートが設定されやすくなる「緩い」、および、「標準」の場合よりも低いシンボルレートが設定されやすくなる「厳しい」の三段階に設定することができる。
また、グループ3ファクシミリモデム10では、ITU−T勧告V.34モデム機能を使うとき、V.34モデムの制御手順のフェーズ3におけるプライマリーチャネルトレーニング時のデータレートを決定する際のアルゴリズムを、標準の「通常」、「標準」の場合よりも高いデータレートが設定されやすくなる「緩い」、および、「標準」の場合よりも低いデータレートが設定されやすくなる「厳しい」の三段階に設定することができる。
また、グループ3ファクシミリモデム10では、タイミングリカバリの設定項目があり、この設定項目は、例えば、「自動」と「低速」と「高速」の三段階の値を設定することができ、「高速」に設定することで、急激な回線状況の変化に追従しやすくなり、その結果、パケットロスが発生した場合でも、接続を回復することが可能となる。
そこで、本実施例では、図2に示したようなV34モデム設定情報テーブルを設け、グループ3ファクシミリモデム10がV.34モデム機能を使用する際には、このV34モデム設定情報テーブルの値を参照して、シンボルレート決定アルゴリズム、データレート決定アルゴリズム、および、タイミングリカバリの設定を行うようにする。
ここで、V34モデム設定情報テーブルの「シンボルレート設定条件」、「データレート設定条件」および「タイミングリカバリ設定条件」は、それぞれシンボルレート決定アルゴリズム、データレート決定アルゴリズム、および、タイミングリカバリ設定を規定する値である。
なお、V.34モデムの制御手順(フェーズ1〜フェーズ6)等の詳細については、ITU−T勧告V.34等を参照されたい。
また、自端末がVoIPアダプタ装置TAを介して、インターネットINETへ接続されている(図8(b)参照)かどうかを検出するためには、例えば、発信時に網制御装置11により直流閉結状態(回線接続要求)に切り替えた際、VoIPアダプタ装置TAから特定の接続音(特定信号)が送出されたかどうかを調べることで行うことができる。
すなわち、VoIPアダプタ装置TAは、接続されている端末装置が直流閉結状態に切り替わると、例えば、「プププ」と聞こえる接続音を、所定間隔で繰り返し端末装置へ送出する。この接続音は、VoIPアダプタ装置のメーカや機種により定まっており、あらかじめ知りうることができて、グループ3ファクシミリ装置へ設定することができる。
そして、発信時にVoIPアダプタ装置TAへの接続を検出すると、宛先を指定する選択信号を送出した後、宛先端末が応答し、それにより、極性反転を検出すると、自端末がVoIPアダプタ装置TAを介して接続されている旨を通知する所定のトーン信号を宛先端末へ送出する。
この特定のトーン信号は、例えば、「800Hzの単一トーンを所定時間持続した信号」等を適用することができる。
一方、グループ3ファクシミリ装置は、着信検出し、着信応答した後に、上述した特定のトーン信号を検出すると、相手端末がVoIPアダプタ装置TAを介して接続されている旨を検知する。そして、上述したV34モデム設定情報テーブルのシンボルレート設定条件を「厳しい」に設定する。あるいは、V34モデム設定情報テーブルのデータレート設定条件を「厳しい」に設定する。あるいは、V34モデム設定情報テーブルのタイミングリカバリ設定条件を「高速」に設定する。
したがって、この場合、着信側のグループ3ファクシミリ装置は、V.34モデム機能を用いて通信する際のシンボルレート設定条件が「厳しい」値にされているので、より低いシンボルレートを設定するように機能する。あるいは、V.34モデム機能を用いて通信する際のデータレート設定条件が「厳しい」値にされているので、より低いデータレートを設定するように機能する。あるいは、V.34モデム機能を用いて通信する際のデータリカバリが「高速」になるように機能する。
これにより、相手端末との間にインターネットINETが介在する場合のパケットロスの影響を極力抑制し、より高速なファクシミリ通信が可能となる。
図3は、発信時のグループ3ファクシミリ装置の動作の一例を示している。
まず、発信するために直流閉結し(処理101)、上述した接続音(特定信号)を受信検出したかどうかを調べる(処理102,判断103)。接続音を検出した場合で、判断103の結果がYESになるときには、宛先を指定するための選択信号を送出し(処理104)、極性反転を検出するか、あるいは、ビジートーンを検出するまで待つ(判断105,106のNOループ)。
ビジートーンを検出した場合で、判断106の結果がYESになるときには、回線を復旧して(処理107)、このときの動作をエラー終了する。
また、判断105の結果がYESになるときには、上述した特定のトーン信号を宛先端末へ送出した後に(処理108)、所定の発信時のファクシミリ通信処理を行って画情報を送信する(処理109)。この送信動作を終了すると、回線を復旧して、一連の動作を終了する。
また、判断103の結果がNOになるときには、宛先を指定するための選択信号を送出し(処理111)、極性反転を検出するか、あるいは、ビジートーンを検出するまで待つ(判断112,113のNOループ)。
ビジートーンを検出した場合で、判断113の結果がYESになるときには、回線を復旧して(処理114)、このときの動作をエラー終了する。
また、判断112の結果がYESになるときには、処理109へ移行し、所定の発信時のファクシミリ通信処理を行って画情報を送信する。
図4は、着信時のグループ3ファクシミリ装置の動作の一例を示している。
着信検出して(処理201)、着信応答すると(処理202)、上述した特定のトーン信号を検出するかどうかを調べる(判断203)。判断203の結果がYESになるときには、IP網(インターネットINETを含む)を介在する通信が行われる旨をあらわすIP網フラグをセットし(処理204)、V34モデム設定情報テーブルのシンボルレート設定条件を「厳しい」に設定する(処理205)。
また、判断203の結果がNOになるときには、V34モデム設定情報テーブルのシンボルレート設定条件を「通常」に設定する(処理206)。
このようにして、V34モデム設定情報テーブルのシンボルレート設定条件の値の設定を終了すると、所定の着信時のファクシミリ通信処理を行って画情報を受信する(処理207)。この受信処理では、V.34モデム機能が使用される場合には、V34モデム設定情報テーブルの値が参照された受信動作が行われるので、相手端末との間にIP網が介在する場合には、よりシンボルレートが小さい値になるようにグループ3ファクシミリモデム10が機能する。
そして、この受信動作を終了すると、回線を復旧して(処理208)、一連の動作を終了する。
図5は、着信時のグループ3ファクシミリ装置の動作の他の例を示している。
着信検出して(処理301)、着信応答すると(処理302)、上述した特定のトーン信号を検出するかどうかを調べる(判断303)。判断303の結果がYESになるときには、IP網(インターネットINETを含む)を介在する通信が行われる旨をあらわすIP網フラグをセットし(処理304)、V34モデム設定情報テーブルのデータレート設定条件を「厳しい」に設定する(処理305)。
また、判断303の結果がNOになるときには、V34モデム設定情報テーブルのデータレート設定条件を「通常」に設定する(処理306)。
このようにして、V34モデム設定情報テーブルのデータレート設定条件の値の設定を終了すると、所定の着信時のファクシミリ通信処理を行って画情報を受信する(処理307)。この受信処理では、V.34モデム機能が使用される場合には、V34モデム設定情報テーブルの値が参照された受信動作が行われるので、相手端末との間にIP網が介在する場合には、よりデータレートが小さい値になるようにグループ3ファクシミリモデム10が機能する。
そして、この受信動作を終了すると、回線を復旧して(処理308)、一連の動作を終了する。
図6は、着信時のグループ3ファクシミリ装置の動作のさらに他の例を示している。
着信検出して(処理401)、着信応答すると(処理402)、上述した特定のトーン信号を検出するかどうかを調べる(判断403)。判断403の結果がYESになるときには、IP網(インターネットINETを含む)を介在する通信が行われる旨をあらわすIP網フラグをセットし(処理404)、V34モデム設定情報テーブルのタイミングリカバリ設定条件を「高速」に設定する(処理405)。
また、判断403の結果がNOになるときには、V34モデム設定情報テーブルのタイミングリカバリ設定条件を「自動」に設定する(処理406)。
このようにして、V34モデム設定情報テーブルのタイミングリカバリ設定条件の値の設定を終了すると、所定の着信時のファクシミリ通信処理を行って画情報を受信する(処理407)。この受信処理では、V.34モデム機能が使用される場合には、V34モデム設定情報テーブルの値が参照された受信動作が行われるので、相手端末との間にIP網が介在する場合には、タイミングリカバリ動作を高速に行うようにグループ3ファクシミリモデム10が機能する。
そして、この受信動作を終了すると、回線を復旧して(処理408)、一連の動作を終了する。
図7は、着信時のグループ3ファクシミリ装置の動作のまたさらに他の例を示している。
着信検出して(処理501)、着信応答すると(処理502)、上述した特定のトーン信号を検出するかどうかを調べる(判断503)。判断503の結果がYESになるときには、IP網(インターネットINETを含む)を介在する通信が行われる旨をあらわすIP網フラグをセットし(処理504)、V34モデム設定情報テーブルのデータレート設定条件を「厳しい」に設定し(処理505)、V34モデム設定情報テーブルのタイミングリカバリ設定条件を「高速」に設定し(処理506)、V34モデム設定情報テーブルのタイミングリカバリ設定条件を「高速」に設定する(処理507)。
また、判断503の結果がNOになるときには、V34モデム設定情報テーブルのデータレート設定条件を「通常」に設定し(処理508)、V34モデム設定情報テーブルのタイミングリカバリ設定条件を「通常」に設定し(処理509)、V34モデム設定情報テーブルのタイミングリカバリ設定条件を「自動」に設定する(処理510)。
このようにして、V34モデム設定情報テーブルの各項目値の設定を終了すると、所定の着信時のファクシミリ通信処理を行って画情報を受信する(処理511)。この受信処理では、V.34モデム機能が使用される場合には、V34モデム設定情報テーブルの値が参照された受信動作が行われるので、相手端末との間にIP網が介在する場合には、よりシンボルレートが小さい値になるようにグループ3ファクシミリモデム10が機能するとともに、よりデータレートが小さい値になるようにグループ3ファクシミリモデム10が機能とともに、タイミングリカバリ動作を高速に行うようにグループ3ファクシミリモデム10が機能する。
そして、この受信動作を終了すると、回線を復旧して(処理512)、一連の動作を終了する。
このようにして、本実施例では、発信端末と着信端末との間にIP網(インターネットINET)が介在する場合で、V.34モデム機能を利用するときには、よりシンボルレートが小さい値になるようにグループ3ファクシミリモデム10が機能し、あるいは/および、よりデータレートが小さい値になるようにグループ3ファクシミリモデム10が機能し、あるいは/および、タイミングリカバリ動作を高速に行うようにグループ3ファクシミリモデム10が機能する。
その結果、パケットロスが発生した場合の影響を極力抑制することができ、より安定したファクシミリ通信を行うことができる。
なお、上述した実施例では、本発明をグループ3ファクシミリ装置に適用した場合について説明したが、本発明は、それ以外のV.34モデム機能を用いる通信装置にも同様にして適用することができる。
1 システム制御部
2 システムメモリ
3 パラメータメモリ
10 グループ3ファクシミリモデム
11 網制御装置
2 システムメモリ
3 パラメータメモリ
10 グループ3ファクシミリモデム
11 網制御装置
Claims (7)
- ITU−T勧告V.34に準拠したモデム機能を備えた通信装置において、
発信時、回線閉結後に所定の接続音を検出したときには、選択信号送出後、極性反転を検出すると所定のトーン信号を送出した後に、発信時の通信動作を開始する発信制御手段と、
着信時、着信応答後に上記所定のトーン信号を検出したときには、上記モデム機能におけるシンボルレート設定条件を通常条件値よりも厳しい条件値に設定する着信制御手段を備えたことを特徴とする通信装置。 - ITU−T勧告V.34に準拠したモデム機能を備えた通信装置において、
発信時、回線閉結後に所定の接続音を検出したときには、選択信号送出後、極性反転を検出すると所定のトーン信号を送出した後に、発信時の通信動作を開始する発信制御手段と、
着信時、着信応答後に上記所定のトーン信号を検出したときには、上記モデム機能におけるデータレート設定条件を通常条件値よりも厳しい条件値に設定する着信制御手段を備えたことを特徴とする通信装置。 - ITU−T勧告V.34に準拠したモデム機能を備えた通信装置において、
発信時、回線閉結後に所定の接続音を検出したときには、選択信号送出後、極性反転を検出すると所定のトーン信号を送出した後に、発信時の通信動作を開始する発信制御手段と、
着信時、着信応答後に上記所定のトーン信号を検出したときには、上記モデム機能におけるタイミングリカバリ設定値を高速にリカバリする指定値に設定する着信制御手段を備えたことを特徴とする通信装置。 - ITU−T勧告V.34に準拠したモデム機能を備えた通信装置において、
発信時、回線閉結後に所定の接続音を検出したときには、選択信号送出後、極性反転を検出すると所定のトーン信号を送出した後に、発信時の通信動作を開始する発信制御手段と、
着信時、着信応答後に上記所定のトーン信号を検出したときには、上記モデム機能におけるシンボルレート設定条件を通常条件値よりも厳しい条件値に設定するとともに、上記モデム機能におけるデータレート設定条件を通常条件値よりも厳しい条件値に設定する着信制御手段を備えたことを特徴とする通信装置。 - ITU−T勧告V.34に準拠したモデム機能を備えた通信装置において、
発信時、回線閉結後に所定の接続音を検出したときには、選択信号送出後、極性反転を検出すると所定のトーン信号を送出した後に、発信時の通信動作を開始する発信制御手段と、
着信時、着信応答後に上記所定のトーン信号を検出したときには、上記モデム機能におけるシンボルレート設定条件を通常条件値よりも厳しい条件値に設定するとともに、上記モデム機能におけるタイミングリカバリ設定値を高速にリカバリする指定値に設定する着信制御手段を備えたことを特徴とする通信装置。 - ITU−T勧告V.34に準拠したモデム機能を備えた通信装置において、
発信時、回線閉結後に所定の接続音を検出したときには、選択信号送出後、極性反転を検出すると所定のトーン信号を送出した後に、発信時の通信動作を開始する発信制御手段と、
着信時、着信応答後に上記所定のトーン信号を検出したときには、上記モデム機能におけるデータレート設定条件を通常条件値よりも厳しい条件値に設定するとともに、上記モデム機能におけるタイミングリカバリ設定値を高速にリカバリする指定値に設定する着信制御手段を備えたことを特徴とする通信装置。 - ITU−T勧告V.34に準拠したモデム機能を備えた通信装置において、
発信時、回線閉結後に所定の接続音を検出したときには、選択信号送出後、極性反転を検出すると所定のトーン信号を送出した後に、発信時の通信動作を開始する発信制御手段と、
着信時、着信応答後に上記所定のトーン信号を検出したときには、上記モデム機能におけるシンボルレート設定条件を通常条件値よりも厳しい条件値に設定し、上記モデム機能におけるデータレート設定条件を通常条件値よりも厳しい条件値に設定し、上記モデム機能におけるタイミングリカバリ設定値を高速にリカバリする指定値に設定する着信制御手段を備えたことを特徴とする通信装置。
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