JP2006115271A - ファクシミリ装置及び画像データ受信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 正しく復号化できない符号化データを送信するファクシミリ装置に対して、低い圧縮率のデータ圧縮方式を選択して記憶し、次回、符号化データを受信したときには、通信エラーを発生せずに復号化するファクシミリ装置及び画像データ受信方法の提供する。
【解決手段】 送信側ファクシミリ装置から符号化データを受信する通信手段11と、前記符号化データを復号化するための一のデータ圧縮方式を選択するデータ圧縮方式選択手段16と、選択されたデータ圧縮方式により符号化データを復号化する符号化・復号化手段12とを備えたファクシミリ装置であって、送信側ファクシミリ装置1ごとに一のデータ圧縮方式を対応付けた発信元情報テーブルを記憶するデータ圧縮方式記憶手段15を備え、符号化データを送信した送信側ファクシミリ装置1に対応するデータ圧縮方式を、発信元情報テーブルを参照して選択するデータ圧縮方式選択手段16を有する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、受信側ファクシミリ装置で復号化エラーが発生した場合に、送信側ファクシミリ装置に対応して適切な復号化方式を選択し、符号化データを復号化するファクシミリ装置及び画像データ受信方法に関する。
一般に、ファクシミリ装置によるデータの送信においては、受信側ファクシミリ装置は画像データを受け取る前に、自己の能力最大のデジタル識別信号(DIS)を送信側ファクシミリ装置に通知する。これにより、送信側ファクシミリ装置は、受信側ファクシミリ装置により通知されたデジタル識別信号以下でかつ自己の能力最大のデジタル識別信号で伝送のトレーニングを開始する。そして、受信側ファクシミリ装置においてトレーニングチェック信号(TCF)を正常に受信できた場合には、互いにこのときのデジタル識別信号をデータ圧縮方式として決定する。
これにより、送信側ファクシミリ装置から送信されるデータは、受信側ファクシミリ装置との間で決定されたデータ圧縮方式で符号化され、受信側ファクシミリ装置に送信される。また、受信側ファクシミリ装置では、受信した符号化データを同じデータ圧縮方式で復号化し、復号化データは画像化される。
しかし、受信側ファクシミリ装置で符号化データを復号化する際に、何らかのトラブルが生じて受信した符号化データを復号化できない場合が発生する。この場合、受信側ファクシミリ装置は、通信エラーとして回線を切断する。送信側ファクシミリ装置は、再度、同じデータ圧縮方式で符号化データを受信側ファクシミリ装置に送信する。このため、受信側ファクシミリ装置は、送信側ファクシミリ装置は、再び、符号化データを復号化することができない。
そこで、受信側ファクシミリ装置が受信した符号化データを復号化することができない場合には、データ圧縮方式を低い圧縮率のデータ圧縮方式に変更し、符号化データを正しく復号化することのできるファクシミリ装置が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−104310号公報(第1頁、第3図)
しかしながら、上記ファクシミリ装置は、常に一定のデータ圧縮方式で符号化データを復号化することしかできない。したがって、受信側ファクシミリ装置において、いったん低い圧縮率のデータ圧縮方式が選択されてしまうと、正常に符号化データを送信するファクシミリ装置から送信された符号化データについても、その低い圧縮率のデータ圧縮方式で常に復号化しなければならない。
このため、送信側ファクシミリ装置が高い圧縮率の高精度に画像化できるデータ圧縮方式で受信側ファクシミリ装置に符号化データを送信しても、受信側ファクシミリ装置では、受信側のファクシミリ装置に対応して高精度に画像化することができないという問題があった。
本発明は、以上のような従来の技術が有する問題を解決するために提案されたものであり、送信側ファクシミリ装置と受信側ファクシミリ装置との通信で決定されたデータ圧縮方式で復号化した場合、正しく復号化できる符号化データを送信するファクシミリに対しては、通常どおり、通信で決定したデータ圧縮方式で復号化し、また、正しく復号化できない符号化データを送信するファクシミリ装置に対しては、低い圧縮率のデータ圧縮方式を選択して記憶しておき、次回、符号化データを受信したときには、通信エラーを発生せずに復号化できるファクシミリ装置及び画像データ受信方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のファクシミリ装置は、送信側ファクシミリ装置から符号化データを受信する通信手段と、前記符号化データを復号化するための一のデータ圧縮方式を選択するデータ圧縮方式選択手段と、選択されたデータ圧縮方式により前記符号化データを復号化する符号化・復号化手段とを備えたファクシミリ装置であって、前記送信側ファクシミリ装置ごとに一のデータ圧縮方式を対応付けた発信元情報テーブルを記憶するデータ圧縮方式記憶手段を備え、前記データ圧縮方式選択手段は、前記符号化データを送信した前記送信側ファクシミリ装置に対応するデータ圧縮方式を、前記発信元情報テーブルを参照して選択することを構成としてある。
このような構成からなる本発明のファクシミリ装置によれば、受信側ファクシミリ装置は、自己の最大能力を通知するとき、符号化データを受信する前に発信元情報テーブルをもとに自己の圧縮方式を選択して通知する。これにより、送信側ファクシミリ装置ごとに異なったデータ圧縮方式で、符号化データを復号化することができる。したがって、正しく復号化できない符号化データを送信するファクシミリ装置に対しては、低い圧縮率のデータ圧縮方式を選択して復号化する一方、正しく復号化できる符号化データを送信するファクシミリ装置に対しては、高い圧縮率のデータ圧縮方式で復号化することができる。
なお、それぞれの送信側ファクシミリ装置を特定するのに、例えば、電話通信会社の提供する発信電話番号受信機能(以下、「ナンバー・ディスプレイ機能」という。)を利用することができる。
本発明のファクシミリ装置は、前記送信側ファクシミリ装置から受信した前記符号化データを、所定のデータ圧縮方式により正常に復号化できるか否か判断する復号化エラー判断手段と、この復号化エラー判断手段により正常に復号化できないと判断されたとき、別の前記データ圧縮方式に変更するデータ圧縮方式変更手段と、前記データ圧縮方式記憶手段は、前記データ圧縮方式変更手段で変更されたデータ圧縮方式を、前記符号化データを送信した送信側ファクシミリ装置と対応付けて前記発信元情報テーブルに記憶する構成としてある。
このような構成からなるファクシミリ装置によれば、受信した符号化データを復号化できない場合には、これを復号化エラーと判断し、別のデータ圧縮方式に変更して、変更したデータ圧縮方式を送信側ファクシミリ装置と対応付けて発信元情報テーブルを記憶することができる。これにより、復号化できない符号化データを受信したファクシミリ装置は、データ圧縮方式を変更することにより符号化データを復号化することができる。
本発明のファクシミリ装置の前記復号化エラー判断手段は、変更後の前記データ圧縮方式により正常に復号化できるか否か判断し、前記データ圧縮方式変更手段は、前記復号化エラー判断手段により、正常に復号化できないと判断した場合には、さらに別の前記データ圧縮方式に変更し、前記データ圧縮方式記憶手段は、前記データ圧縮方式変更手段でさらに変更されたデータ圧縮方式を、前記符号化データを送信してきた送信側ファクシミリ装置と対応付けて前記発信元情報テーブルに記憶する構成としてある。
このような構成からなるファクシミリ装置によれば、所定のデータ圧縮方式を変更して別のデータ圧縮方式としたものの、受信した符号化データを復号化することができないときには、さらに別のデータ圧縮方式に変更することができる。これにより、復号化できない符号化データを受信したファクシミリ装置は、データ圧縮方式をさらに変更することにより符号化データを復号化することができる。
本発明のファクシミリ装置は、前記送信側ファクシミリ装置を特定する事項が前記送信側ファクシミリ装置の電話番号である構成としてある。
このような構成からなるファクシミリ装置によれば、電話通信会社の提供するナンバー・ディスプレイ機能を利用して、送信側ファクシミリを特定するのに電話番号を使用することができるので、送信側ファクシミリ装置の特定が簡単になる。
本発明のファクシミリ装置は、符号化データを送信してきた送信側ファクシミリ装置が、発信元情報テーブルにない場合には、前記データ圧縮方式選択手段は、前記ファクシミリ装置で対応可能な最高能力の前記データ圧縮方式を選択する構成としてある。
このような構成からなるファクシミリ装置によれば、発信元情報テーブルに送信側ファクシミリ装置の記載がない場合には、送信側ファクシミリ装置と受信側ファクシミリ装置のと間の通信により決定される最高能力のデータ圧縮方式によって、受信側ファクシミリ装置により符号化データを復号化する、したがって、受信側ファクシミリ装置によって復号化できない場合に限って、低いデータ圧縮方式に変更し、符号化データを復号化することができる。
本発明の画像データ受信方法は、通信手段が、送信側ファクシミリ装置から符号化データを受信する処理と、データ圧縮方式選択手段が、前記符号化データを復号化するための一のデータ圧縮方式を選択する処理と、符号化・復号化手段が、選択された前記データ圧縮方式により前記符号化データを復号化する処理と、を備えた画像データ受信方法であって、データ圧縮記憶手段が、前記送信側ファクシミリ装置ごとに一のデータ圧縮方式を対応付けた発信元情報テーブルを記憶する処理と、前記データ圧縮方式選択手段が、前記符号化データを送信した前記送信側ファクシミリ装置に対応するデータ圧縮方式を、前記発信元情報テーブルを参照して選択する処理とを有した方法としてある。
このような方法からなる画像データ受信方法によれば、発信元情報テーブルから送信側ファクシミリ装置に対応するデータ圧縮方式を選択し、送信側ファクシミリ装置ごとに符号化データを復号化することができる。したがって、正しく復号化できない符号化データを送信するファクシミリ装置に対しては、低い圧縮率のデータ圧縮方式を選択して復号化する一方、正しく復号化できる符号化データを送信するファクシミリ装置に対しては、高い圧縮率のデータ圧縮方式により復号化することができる。
以上のように、本発明のファクシミリ装置によれば、送信側ファクシミリ装置と受信側ファクシミリ装置との通信で決定されたデータ圧縮方式で復号化した場合、正しく復号化できる符号化データを送信するファクシミリに対しては、通常どおり、通信で決定したデータ圧縮方式で復号化し、また、正しく復号化できない符号化データを送信するファクシミリ装置に対しては、低い圧縮率のデータ圧縮方式を選択して記憶しておき、次回、符号化データを受信したときには、通信エラーを発生せずに復号化することができる。
以下、本発明に係るファクシミリ装置の好ましい実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、送信側ファクシミリ装置と交換機と受信側ファクシミリ装置の接続状態を示したものであり、図2は、本発明に係るファクシミリ装置の概略構成を示すブロック図である。
送信側ファクシミリ1と受信側ファクシミリ装置2は、図1に示すように、交換機3を介して通信可能な状態にある。本発明に係るファクシミリ装置は、受信側ファクシミリ装置2であるが、本発明に係るファクシミリ装置から画像データを他のファクシミリ装置に送信することもできる。
送信側ファクシミリ装置1と交換機3及び受信側ファクシミリ装置2と交換機3は、電話回線4により接続され、送信側ファクシミリ装置1から符号化された画像データは、受信側ファクシミリ装置2に受信される。そして、受信側ファクシミリ装置2において符号化データが復号化されることにより、画像データは送信側ファクシミリ装置1から受信側ファクシミリ装置2へ送信される。
本発明に係るファクシミリ装置は、図2に示すように、通信手段11と、符号化・復号化手段12と、復号化エラー判断手段13と、データ圧縮方式変更手段14と、データ圧縮方式記憶手段15と、データ圧縮方式選択手段16と、読取手段17と、画像データ記憶手段18と、印字手段19と、表示・操作手段20と、制御手段21と、記憶手段22と、電話部23とを有する。
通信手段11は、送信側ファクシミリ装置1から送信される符号化データや電話番号やトレーニングチェック信号などを受信し、また、本発明に係るファクシミリ装置からデジタル識別信号などを送信側ファクシミリ装置1に送信する。
符号化・復号化手段12は、送信側ファクシミリ装置1から受信側ファクシミリ装置2へ画像データを送信するときの画像データを符号化するとともに符号化データを復号化する。符号化・復号化手段12に使用される具体的なデータ圧縮方式には、例えば、JBIG(ジェイビグ)圧縮方式、MMR(モデファイドモデファイドリード)圧縮方式、MR(モデファイドリード)圧縮方式、MH(モデファイドハフマン)圧縮方式などがある。
復号化エラー判断手段13は、受信した符号化データを復号化した際に、復号化エラーを生じたか否か判断する。
データ圧縮方式変更手段14は、受信側ファクシミリ装置2から受信した符号化データを正常に復号化できないとき、別のデータ圧縮方式に変更する。例えば、JBIG圧縮方式で符号化され送信されたデータを正常に復号化できないときに、MMR圧縮方式に変更する場合などである。
データ圧縮方式記憶手段15は、図4に示すような発信元情報テーブルを記憶する。発信元情報テーブルには、送信側ファクシミリ装置1ごとにデータ圧縮方式が対応付けられている。したがって、受信側ファクシミリ装置2が、送信側ファクシミリ装置1から符号化データを受信したときには、受信側ファクシミリ装置2のデータ圧縮方式記憶手段15には、各送信側ファクシミリ装置1と対応したデータ圧縮方式が発信元情報テーブルとして記憶される。
データ圧縮方式選択手段16は、送信側ファクシミリ装置1から発信元情報として電話番号を受信した場合に、受信した電話番号が発信元情報テーブルに記憶されているか判断し、受信した電話番号が記憶されているときには、記憶されている発信元情報テーブルのデータ圧縮方式を選択する。
読取手段17は、受信した符号化データを復号化するために符号化データを読取る。
画像データ記憶手段18は、受信した符号化データを復号化して画像化したデータを記憶する。
印字手段19は、画像データ記憶手段18に記憶されている画像データを印字する。
表示・操作手段20は、ファクシミリ装置間のデータ送受信をユーザに視覚的、聴覚的に認識させる手段であるとともに、ユーザよりファクシミリ装置の各種機能を操作するための手段である。
記憶手段21は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などで構成することができ、ファクシミリ装置の有する各種機能を実行するためのプログラムを記憶する。
制御手段22は、例えば、CPU(Centoral Processing Unit)などで構成することができ、記憶手段21に記憶されているプログラムを読込んで実行することにより、ファクシミリ装置の各構成部に指令を送り、又は自ら作動して、ファクシミリ装置の有する各種機能を実行、制御する。
電話部23は、一つの電話回線にファクシミリ装置と電話機を併設した場合に電話機として機能させる部分である。
次に、本発明に係るファクシミリ装置の動作手順を図面にもとづいて説明する。
図3は、送信側ファクシミリ装置と受信側ファクシミリ装置の動作手順図であり、図4は、データ圧縮方式記憶手段に記憶される発信元情報テーブルのデータテーブルの構成例である。
交換機3により、送信側ファクシミリ装置1と受信側ファクシミリ装置2の通信回線が接続されると、送信側ファクシミリ装置1から受信側ファクシミリ装置2に発信元情報である送信側ファクシミリ装置1の電話番号が、電話通信会社の提供するナンバー・ディスプレイ機能を利用することにより、送信される(ステップ41)。これにより、受信側ファクシミリ装置2は、送信側ファクシミリ装置を特定することができる。
なお、送信側ファクシミリ装置1を特定するのに、送信側ファクシミリ装置1の電話番号に限るものではなく、受信側ファクシミリ装置2で、送信側ファクシミリ装置1が特定できる事項であればよい。
受信側ファクシミリ装置2が送信側ファクシミリ装置1の電話番号を受信した場合には(ステップ42)、データ圧縮方式記憶手段16の発信元情報テーブル(図4参照)に受信した電話番号が記録されているか否か判断する(ステップ43)。
判断の結果、発信側ファクシミリ装置1の電話番号に対応付けたデータ圧縮方式が記憶されている場合には、そのデータ圧縮方式が選択される(ステップ44)。このデータ圧縮方式は、受信側ファクシミリ装置2で復号化エラーが発生し、データ圧縮方式変更手段14によりデータ圧縮方式を変更したときに、発信元情報テーブルに記憶されたデータ圧縮方式である。
一方、発信元情報テーブルに送信側ファクシミリ装置1から受信した電話番号が記憶されてない場合には、受信ファクシミリ装置2の最高能力のデータ圧縮方式が選択される(ステップ44)。
次に、受信側ファクシミリ装置2からデジタル識別信号(DIS)が送信側ファクシミリ装置1に送信される(ステップ45)。次いで、送信側ファクシミリ装置1からデジタル命令信号(DCS)が受信側ファクシミリ装置2に送信されるとともに(ステップ46)、送信側ファクシミリ装置1からトレーニングチェック信号(TCF)が送信される(ステップ47)。さらに、受信ファクシミリ装置2からは、受信準備確認信号(CFR)が送信側ファクシミリ装置1に送信される(ステップ48)。
これらの送受信により、送信側ファクシミリ装置1と受信側ファクシミリ装置2とのデータ圧縮方式が決定される。
したがって、例えば、当初、送信側ファクシミリ装置1と受信側ファクシミリ装置2のデータ圧縮方式が同一であり、決定されたデータ圧縮方式がこのデータ圧縮方式であっても、復号化が不可能で、受信側ファクシミリ装置2のデータ圧縮方式が低い圧縮率のデータ圧縮方式に変更された場合には、両ファクシミリ装置間で決定されるデータ圧縮方式は、低い圧縮率のデータ圧縮方式に変更される。
送信側ファクシミリ装置1から符号化データが受信側ファクシミリ装置2に送信されると(ステップ49、50)、受信側ファクシミリ装置2の復号化エラー判断手段13により復号化エラーが発生したか否か判断される(ステップ51)。
復号化エラーが発生した場合には(ステップ52)、受信側ファクシミリ装置2は、復号化エラーが発生しないように、データ圧縮方式変更手段14によって、高い圧縮率のデータ圧縮方式から低い方式へ変更する(ステップ53)。
例えば、JBIG方式により復号化しようとしてエラーが発生した場合には、MMR方式にデータ圧縮方式を変更する。また、MMR方式により復号化しようとしてエラーが発生した場合には、MR方式にデータ圧縮方式を変更する。さらに、MR方式により復号化しようとしてエラーが発生した場合には、MH方式にデータ圧縮方式を変更する。
変更したデータ圧縮方法は、送信側ファクシミリ装置1の電話番号に対応させて発信データ圧縮方式記憶手段15の発信元情報テーブルに記憶される(ステップ54)。例えば、発信元情報テーブルには、図4に示すようなデータテーブルが記憶される。
一方、復号化エラーが発生しない場合には、受信側ファクシミリ装置2により受信された符号化データは、送信側ファクシミリ装置1と受信側ファクシミリ装置2との間で決定されたデータ圧縮方式で復号化され、復号化されたデータは、さらに印字手段19により印刷される。
最後に、復号化等のエラー有りの場合、受信側ファクシミリ装置2から送信側ファクシミリ装置1に切断命令信号(DCN)が送信され(ステップ55)、通信回線が切断され、両ファクシミリ装置間の通信は終了する。
以上の送信側ファクシミリ装置1と受信側ファクシミリ装置2の動作手順により、受信側ファクシミリ装置2は、発信元情報テーブルに送信側ファクシミリ装置1の電話番号が記憶されている場合には、その電話番号に対応付けて記憶されているデータ圧縮方式が選択される。一方、送信側ファクシミリ装置1の電話番号が記憶されていない場合には、受信側ファクシミリ装置2の最高能力のデータ圧縮方式が選択される。そして、送信側ファクシミリ装置1と受信側ファクシミリ装置2との通信により、両ファクシミリ装置間の画像データのデータ圧縮方式が決定される。
また、決定されたデータ圧縮方式により受信側ファクシミリ装置2が受信した符号化データを復号化する場合に、復号化エラーが発生するときには、データ圧縮方式を変更する。そして、送信側ファクシミリ装置1と対応付けて、変更したデータ圧縮方式を発信元情報テーブルに記憶し、両ファクシミリ装置の通信を終了する。一方、復号化エラーが発生しない場合には、受信した符号化データは復号化され、復号化されたデータは、さらに印刷され、両ファクシミリ装置の通信を終了する。
次に、送信側ファクシミリ装置1と受信側ファクシミリ装置2との間で採用されるデータ圧縮方式の決定、選択等の手順を図面にもとづいて説明する。
図5は、本発明に係るファクシミリ装置のデータ圧縮方式の決定、選択等の手順を示したフローチャートである。
まず、送信側ファクシミリ装置1と受信側ファクシミリ装置2の通信回線が接続されると、送信側ファクシミリ装置1の電話番号が受信側ファクシミリ装置2に受信されたか、受信側ファクシミリ装置2により確認される(ステップ61)。
データ圧縮方式記憶手段15の発信元情報テーブルに送信側ファクシミリ装置1の電話番号に対応するデータ圧縮方式が記憶されている場合であっても、何らかの原因で、受信側ファクシミリ装置2が送信側ファクシミリ装置1の電話番号を受信できない場合、例えば、送信側ファクシミリ装置1が受信側ファクシミリ装置2に対して電話番号の非通知により画像データを送信する場合には、受信側ファクシミリ装置2は、送信側ファクシミリ装置1を特定することができないため、最高能力を選択する(ステップ64)。
一方、送信側ファクシミリ装置1から電話番号を受信した場合には、データ発信元情報テーブルに記録されている電話番号と受信した電話番号が一致するか否か判断する(ステップ62)。判断の結果、データ圧縮方式記憶手段15の発信元情報テーブルに受信した電話番号に対応する電話番号が記憶されている場合には、データ圧縮方式選択手段16によって、受信した電話番号に対応付けられているデータ圧縮方式が選択される(ステップ63)。
一方、受信した電話番号に対応する電話番号が発信元情報テーブルに記憶されていない場合には、受信側ファクシミリ装置の最高能力のデータ圧縮方式が選択される(ステップ64)。
次に、送信側ファクシミリ装置1と受信側ファクシミリ装置2との通信によりデータ圧縮方式が決定され(ステップ65)、決定されたデータ圧縮方式によって、受信側ファクシミリ装置2は、受信した符号化データが復号化可能か判断する(ステップ66)。
決定されたデータ圧縮方式により復号化できない場合には、データ圧縮方式変更手段14によりデータ圧縮方式の変更し(ステップ67)、変更したデータ圧縮方式を発信元情報テーブルに記憶する(ステップ68)。
一方、復号化できると判断された場合には、符号化・復号化手段12により符号化データ12は、復号化され(ステップ69)、復号化されたデータは、印字手段19により印刷され(ステップ70)、終了する。
以上説明したように、本実施形態のファクシミリ装置によれば、各送信側ファクシミリ装置1に対応してデータ圧縮方式を選択し、そのデータ圧縮方式により符号化データを復号化することができる。したがって、復号化エラーを発生することなく、符号化データを復号化することができる。
また、受信側ファクシミリ装置2のデータ圧縮方式記憶手段15には、各送信側ファクシミリ装置に対応したデータ圧縮方式の発信元情報テーブルが記憶されているので、各送信側ファクシミリ装置1に対応して、データ圧縮方式も選択することができる。
以上、本発明のファクシミリ装置について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明に係るファクシミリ装置は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、送信側ファクシミリ装置の特定事項は、本実施形態において、電話通信会社の提供するナンバー・ディスプレイ機能を利用することにより、送信側ファクシミリ装置1の電話番号としたが、送信側ファクシミリ装置1を特定できる事項であれば、電話番号に限るものではない。
また、データ圧縮方式は、JBIG圧縮方式、MMR圧縮方式、MR圧縮方式、MH圧縮方式に限られないことはいうまでもない。
さらに、圧縮率の高いデータ圧縮方式を圧縮率の低いデータ圧縮方式に変更は、一段階ずつデータ圧縮方式を変更しなくても二段階に変更してもよい。例えば、JBIG圧縮方式からMR圧縮方式に変更することにより、MMR圧縮方式を省略してもよい。
送信側ファクシミリ装置と受信側ファクシミリ装置と交換機との接続状態を示すブロック図である。 本発明に係るファクシミリ装置の概略構成を示すブロック図である。 送信側ファクシミリ装置と受信側ファクシミリ装置の動作手順図である。 データ圧縮方式記憶手段に記憶される発信元情報テーブルのデータテーブルの構成例である。 本発明に係るファクシミリ装置のデータ圧縮方式の決定、選択等の手順を示したフローチャートである。
符号の説明
1 送信側ファクシミリ装置
2 受信側ファクシミリ装置
3 交換機
4 電話回線
11 通信手段
12 符号化・復号化手段
13 復号化エラー判断手段
14 データ圧縮方式変更手段
15 データ圧縮方式記憶手段
16 データ圧縮方式選択手段

Claims (6)

  1. 送信側ファクシミリ装置から符号化データを受信する通信手段と、前記符号化データを復号化するための一のデータ圧縮方式を選択するデータ圧縮方式選択手段と、選択されたデータ圧縮方式により前記符号化データを復号化する符号化・復号化手段とを備えたファクシミリ装置であって、
    前記送信側ファクシミリ装置ごとに一のデータ圧縮方式を対応付けた発信元情報テーブルを記憶するデータ圧縮方式記憶手段を備え、
    前記データ圧縮方式選択手段は、前記符号化データを送信した前記送信側ファクシミリ装置に対応するデータ圧縮方式を、前記発信元情報テーブルを参照して選択することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 前記送信側ファクシミリ装置から受信した前記符号化データを、所定のデータ圧縮方式により正常に復号化できるか否か判断する復号化エラー判断手段と、
    この復号化エラー判断手段により正常に復号化できないと判断されたとき、別の前記データ圧縮方式に変更するデータ圧縮方式変更手段と、
    前記データ圧縮方式記憶手段は、前記データ圧縮方式変更手段で変更されたデータ圧縮方式を、前記符号化データを送信した送信側ファクシミリ装置と対応付けて前記発信元情報テーブルに記憶する
    請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 前記復号化エラー判断手段は、変更後の前記データ圧縮方式により正常に復号化できるか否か判断し、
    前記データ圧縮方式変更手段は、前記復号化エラー判断手段により、正常に復号化できないと判断した場合には、さらに別の前記データ圧縮方式に変更し、
    前記データ圧縮方式記憶手段は、前記データ圧縮方式変更手段でさらに変更されたデータ圧縮方式を、前記符号化データを送信してきた送信側ファクシミリ装置と対応付けて前記発信元情報テーブルに記憶する
    請求項2記載のファクシミリ装置。
  4. 前記送信側ファクシミリ装置を特定する事項が前記送信側ファクシミリ装置の電話番号である請求項1〜3記載のファクシミリ装置。
  5. 符号化データを送信してきた送信側ファクシミリ装置が、発信元情報テーブルにない場合には、前記データ圧縮方式選択手段は、前記ファクシミリ装置で対応可能な最高能力の前記データ圧縮方式を選択する
    請求項1〜4記載のいずれかに記載のファクシミリ装置。
  6. 通信手段が、送信側ファクシミリ装置から符号化データを受信する処理と、
    データ圧縮方式選択手段が、前記符号化データを復号化するための一のデータ圧縮方式を選択する処理と、
    符号化・復号化手段が、選択された前記データ圧縮方式により前記符号化データを復号化する処理と、を備えた画像データ受信方法であって、
    データ圧縮記憶手段が、前記送信側ファクシミリ装置ごとに一のデータ圧縮方式を対応付けた発信元情報テーブルを記憶する処理と、
    前記データ圧縮方式選択手段が、前記符号化データを送信した前記送信側ファクシミリ装置に対応するデータ圧縮方式を、前記発信元情報テーブルを参照して選択する処理とを有したことを特徴とする画像データ受信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021097256A (ja) * 2019-12-13 2021-06-24 株式会社リコー Fax送受信装置、fax送受信の制御方法および制御プログラム

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