JPH08265541A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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Publication number
JPH08265541A
JPH08265541A JP7091991A JP9199195A JPH08265541A JP H08265541 A JPH08265541 A JP H08265541A JP 7091991 A JP7091991 A JP 7091991A JP 9199195 A JP9199195 A JP 9199195A JP H08265541 A JPH08265541 A JP H08265541A
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JP
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unit
signal
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JP7091991A
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Inventor
Toshio Ko
敏雄 高
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】送受信中に検出したエラー内容を互いに相手フ
ァクシミリ装置に送信することにより、エラー状態の解
除等を容易にする。 【構成】エラー検知部9はファクシミリ通信中に発生し
たエラー内容を検知する。エラー内容変換部10は検知
したエラー内容を符号化する。DTMF送信部11は符
号化したエラー内容をDTMF信号に含めて相手ファク
シミリ装置1に送信する。DTMF検出部14は相手フ
ァクシミリ装置のDTMF信号を検出する。エラー内容
解析部15は検出したDTMF信号に含まれる符号化さ
れたエラー内容を復号化する。エラー内容出力部17は
復号化したエラー内容を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はファクシミリ装置、特
にエラー発生時のエラー内容の通知に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置において通信エ
ラーが発生した場合、発呼側ファクシミリ装置にエラー
原因が有ったか又は被呼側ファクシミリ装置にエラー原
因が有ったかが分からないことがあった。かかる場合
は、障害原因究明のために通信相手に電話で問い合わせ
したりする必要があった。
【0003】これに対して、特開平2-238770号公報に
掲載されたファクシミリ装置では受信中にエラーが生じ
た場合、受信原稿の何頁目にエラーが生じたかを識別す
る識別手段と、識別手段の識別結果によってエラーが生
じた頁を示す音声発生手段と、送信側の電話器を発呼し
て音声発生手段から発生した音声メッセージを伝える通
知制御手段を有し、エラーの発生を発呼側のファクシミ
リ装置に音声で通知するようにしている。
【0004】また、特開平3-65869号公報に掲載された
ファクシミリ装置では受信したファクシミリ画像データ
を記憶する画像記憶部内の受信管理情報を音声メッセー
ジで遠隔地のユーザに知らせることにより、無駄な画像
伝送を回避するようにしている。
【0005】さらに、特開平5-308448号公報に掲載さ
れたデータ通信システムでは被呼側ファクシミリ装置に
DTMF信号を検出するDTMF信号検出手段とDTM
F信号パターンから文字へ変換する変換テーブルとを備
えることにより、DTMF信号を用いて被呼側のファク
シミリ装置にメッセージを伝達するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記フ
ァクシミリ装置のように音声メッセージでエラーの発生
などを通知すれば、エラーの内容などを容易に理解でき
る反面、ユーザが交信相手のファクシミリ装置のそばに
ついていなければならないという不便があった。
【0007】さらに、エラーの発生を通知するだけでは
回線の使用状況も分からなかった。
【0008】また、障害発生の内容を伝達するだけでは
障害発生原因の傾向を把握するのに人手が必要となり、
障害発生原因の傾向を把握するのに時間及び労力が必要
であった。
【0009】この発明はかかる短所を解消するためにな
されたものであり、検出したエラー内容を互いに相手フ
ァクシミリ装置に送信することにより、エラー状態の解
除及び設定状況の妥当性判断等を容易にすることを目的
にする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るファクシ
ミリ装置は、エラー検知部とエラー内容変換部とDTM
F送信部とDTMF検出部とエラー内容解析部とエラー
内容出力部を有し、エラー検知部はファクシミリ通信中
に発生したエラー内容を検知し、エラー内容変換部はエ
ラー検知部が検知したエラー内容を符号化し、DTMF
送信部はエラー内容変換部が変換したエラー内容をDT
MF信号に含めて相手ファクシミリ装置に送信し、DT
MF検出部は相手ファクシミリ装置からのDTMF信号
を検出し、エラー内容解析部はDTMF検出部が検出し
たDTMF信号に含まれる符号化したエラー内容を復号
化し、エラー内容出力部はエラー内容解析部が復号化し
たエラー内容を出力する。
【0011】さらに、発呼中に通話中になった話中回数
を検出する話中回数検出部を有し、DTMF送信部は話
中回数検出部が検出した話中回数を被呼側ファクシミリ
装置に送信すると良い。
【0012】さらに、エラー内容解析部が復号化したエ
ラー内容から障害発生の傾向を判定する障害傾向判定部
を有し、エラー内容出力部は障害傾向判定部が判定した
障害発生の傾向を出力すると望ましい。
【0013】
【作用】この発明においては、エラー検知部はファクシ
ミリ通信中に発生したエラー内容を検知する。エラー内
容変換部はエラー検知部が検知したエラー内容を符号化
する。DTMF送信部はエラー内容変換部が符号化した
エラー内容を相手ファクシミリ装置にDTMF信号に含
めて送信する。DTMF検出部は相手ファクシミリ装置
からのDTMF信号を検出する。エラー内容解析部はD
TMF検出部が検出したDTMF信号に含まれる符号化
されたエラー内容を復号化する。エラー内容出力部はエ
ラー内容解析部が復号化したエラー内容を出力し、検出
したエラーを互いに相手装置に送信し、発生したエラー
内容を全て出力する。
【0014】さらに、話中回数検出部は発呼中に通話中
になった話中回数を検出する。DTMF送信部は話中回
数検出部が検出した話中回数を被呼側ファクシミリ装置
に送信し、被呼側ファクシミリ装置で回線使用状況を判
断する。
【0015】さらに、障害傾向判定部はエラー内容解析
部が復号化したエラー内容から障害発生の傾向を判定す
る。エラー内容出力部は障害傾向判定部が判定した障害
発生の傾向を出力する。
【0016】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示すファクシミ
リ装置の構成図である。図に示すように、ファクシミリ
装置1aは外部のファクシミリ装置1bと公衆回線など
を介して接続される。ファクシミリ装置1a及びファク
シミリ装置1bはそれぞれシステム制御部2a,2b、
システムメモリ3a,3b、画像読取部4a,4b、符
号化復号化部5a,5b、画情報メモリ6a,6b、通
信制御部7a,7b、モデム8a,8b、エラー検知部
9a,9b、エラー内容変換部10a,10b、DTM
F送信部11a,11b、記録部12a,12b、話中
回数検出部13a,13b、DTMF検出部14a,1
4b、エラー内容解析部15a,15b、障害傾向判定
部16a,16b、エラー内容出力部17a,17b、
操作表示部18a,18b及びプロッタ19a,19b
を有する。
【0017】システム制御部2a及びシステム制御部2
bはそれぞれファクシミリ装置1a及びファクシミリ装
置1b全体を制御する。システムメモリ3a,3bはフ
ァクシミリ装置1a,1bの制御情報などを記憶する。
画像読取部4a,4bはファクシミリ送信する画像デー
タを原稿から読み取る。符号化復号化部5a,5bは画
像読取部4a,4bが読み取った画像データを符号化し
て画情報メモリ6a,6bに記憶する。通信制御部7
a,7bはモデム8a,8bを介してファクシミリ装置
1a及びファクシミリ装置1b間の通信を制御する。エ
ラー検知部9a,9bはファクシミリ通信時に発生した
エラーを検知する。
【0018】エラー内容変換部10a,10bはエラー
検知部9a,9bが検知したエラー内容を予めシステム
メモリ3a,3bに、図2に示すようなエラー値に符号
化する。例えば、メモリオーバーフローによるエラーが
生じた場合はエラー内容変換部10a,10bはシステ
ムメモリ3a,3bを検索してエラー値として「#000
4」を選択する。DTMF送信部11a,11bはエラ
ー内容変換部10a,10bが符号化したエラー内容を
DTMF信号に含め通信制御部7a,7bを介して相手
ファクシミリ装置に送る。例えば、発呼側ファクシミリ
装置1aがエラーの発生を検出した場合には、発呼側フ
ァクシミリ装置1aのDTMF送信部11aが通信制御
部7aを介して、DTMF信号に含めた符号化されたエ
ラー内容をファクシミリ装置1bに送信する。なお、例
えばエラー内容としては「受信機とセキュリティID不
一致」、「読取部ミスフィード」、「V21受信でき
ず」、「メモリオーバフロー」、「記録紙ジャム」、
「復号化エラー」、「RTC検出できず」などがあり、
それに対するエラー値を「0001」、「0002」、「000
3」、「0004」、「0005」、「0006」、「0007」とす
る。
【0019】記録部12a,12bは受信したファクシ
ミリ情報などを印字出力したりする。話中回数検出部1
3a,13bはファクシミリ送信中に通話中になった内
数を検出する。DTMF検出部14a,14bは相手フ
ァクシミリ装置からの受信信号の中に含まれるDTMF
信号を検出する。エラー内容解析部15a,15bはエ
ラー内容変換部10a,10bが復号化したエラー内容
及びDTMF検出部14a,14bが検出したDTMF
信号に含まれるエラー内容を復号化する。障害傾向判定
部16a,16bはエラー内容解析部15a,15bが
復号化したエラー内容及びエラー検知部10a,10b
が検知したエラー内容をもとに、障害発生原因の傾向を
判定する。例えば、話中回数が3回であった場合は相手
側装置に話中回数が3回であった旨を示すエラー値であ
る「1003」を送信すると共に、話中内数が多過ぎたこと
を判定する。エラー内容出力部17a,17bは解析し
た結果及びエラー検知部10a,10bが検知したエラ
ーの内容を記録部12a,12b又は操作表示部から出
力する。なお、上記エラー値の例ではエラー値の上1桁
が話中回数を表わすエラー値であることを示している。
【0020】上記構成のファクシミリ装置1a,1bに
おいて、例えばファクシミリ装置1aからファクシミリ
装置1bにファクシミリ送信する場合に、エラーが発生
せずに正常にファクシミリ通信が終了した場合につい
て、図3のシグナルチャートを参照して説明する。
【0021】発呼側ファクシミリ装置1aが、例えば図
4に示すような発呼予定時刻を含む宛先情報に基づいて
ダイヤリングをして被呼側ファクシミリ装置1bを呼び
出すと、それに対して被呼側ファクシミリ装置1bは被
呼端末識別信号であるCED信号を出力する。被呼側フ
ァクシミリ装置1bはCED信号に続けて、非標準機能
識別信号であるNSF信号を出力する。発呼側ファクシ
ミリ装置1aはNSF信号の中に被呼側ファクシミリ装
置1bが当発明に係わるエラー内容の送受信機能を有す
ることが示されていることを検出すると、非標準機能設
定信号であるNSS信号を被呼側ファクシミリ装置1b
に送信して、エラー内容の送受信機能の起動を指定す
る。
【0022】発呼側ファクシミリ装置1aはNSS信号
に続けてトレーニングチェックであるTCF信号を出力
する。被呼側ファクシミリ装置1bはTCF信号を受信
した後に、ファクシミリ画像データの受信準備が完了す
ると、受信準備確認信号であるCFR信号を出力して、
発呼側ファクシミリ装置1aにファクシミリ画像データ
の受信準備完了を知らせる。発呼側ファクシミリ装置1
aは被呼側ファクシミリ装置1bのファクシミリ画像デ
ータ受信準備が完了すると、ファクシミリ画像データを
示すPIX信号を送信する。なお、上記発呼中に発呼側
ファクシミリ装置1aが他のファクシミリ装置から受呼
すると、発呼側ファクシミリ装置1aの話中回数検出部
13aは受呼された回数を計数する。
【0023】発呼側ファクシミリ装置1aはPIX信号
の送信が完了すると、手順終了信号であるEOP信号を
送信する。被呼側ファクシミリ装置1bはEOP信号を
受信すると、EOP信号の肯定応答であるメッセージ確
認信号MCF信号を出力する。発呼側ファクシミリ装置
1aのエラー送信部11aはMCF信号を受信してファ
クシミリ送信が正常に完了したことを確認すると、話中
回数検出部13aが検出した話中回数を、図4に示すよ
うにシステムメモリ3aに格納したあとにDTMF信号
に乗せて送信し、引き続いて切断命令信号であるDCN
信号を送信して接続を切断する。
【0024】被呼側ファクシミリ装置1bのDTMF検
出部14bは発呼側ファクシミリ装置1aから送信され
たDTMF信号を検出して、エラー内容解析部15bは
DTMF検出部14bが検出したDTMF信号に含まれ
る符号化されたエラー内容を復号化する。この場合DT
MF信号に含まれるエラー値は話中回数だけであるが、
エラー内容解析部15bは解析結果を、例えば図5に示
すように通信エラー履歴としてシステムメモリ3bに記
憶する。
【0025】このように、発呼中に話中になった話中回
数を検出し、検出した話中回数を被呼側ファクシミリ装
置1bに送信して、被呼側ファクシミリ装置1bに回線
使用状況の判断材料を送信するので、被呼側ファクシミ
リ装置1bにおいて回線設定の適否を容易に判断でき
る。
【0026】次ぎに、ファクシミリ装置1a,1bにお
いて、例えばファクシミリ装置1aからファクシミリ装
置1bにファクシミリ送信する場合に、被呼側ファクシ
ミリ装置1bでエラーの発生を検出した場合の動作につ
いて、図6のシグナルチャートを参照して説明する。
【0027】発呼側ファクシミリ装置1aがダイヤリン
グをして被呼側ファクシミリ装置1bを呼び出すと、そ
れに対して被呼側ファクシミリ装置1bはCED信号及
びNSF信号を出力する。発呼側ファクシミリ装置1a
はNSF信号の中に被呼側ファクシミリ装置1bが当発
明に係わるエラー内容の送受信機能を有することが示さ
れていることを検出すると、非標準機能設定信号である
NSS信号を被呼側ファクシミリ装置1bに送信して、
エラー内容の送受信機能の起動を指定する。
【0028】発呼側ファクシミリ装置1aはNSS信号
に続けてTCF信号を出力する。被呼側ファクシミリ装
置1bはTCF信号を受信した後に、ファクシミリ画像
データの受信準備が完了すると、CFR信号を出力し
て、発呼側ファクシミリ装置1aにファクシミリ画像デ
ータの受信準備完了を知らせる。発呼側ファクシミリ装
置1aは被呼側ファクシミリ装置1bのファクシミリ画
像データ受信準備が完了すると、PIX信号を送信す
る。
【0029】発呼側ファクシミリ装置1aはPIX信号
の送信が完了すると、EOP信号を送信する。被呼側フ
ァクシミリ装置1bはEOP信号を受信したが、エラー
が発生してファクシミリ画像データが完全に受信されて
いないことをエラー検知部9bが検知した場合は、エラ
ー内容変換部10bはエラー検知部9aが検知したエラ
ーの内容を符号化し、システムメモリ3bに登録する。
エラー送信部11bはエラー内容変換部10bが符号化
したエラー内容をDTMF信号に乗せて通信制御部7b
を介して発呼側ファクシミリ装置1aに送信する。被呼
側ファクシミリ装置1bはDTMF信号に続けて利トレ
ーニング否定信号であるRTN信号又は手順中断してい
信号であるPIN信号を発呼側ファクシミリ装置1aに
出力する。
【0030】発呼側ファクシミリ装置1aのDTMF検
出部14abは被呼側ファクシミリ装置1bから受信し
たDTMF信号を検出して、エラー内容解析部15aは
DTMF検出部14aが検出したDTMF信号に含まれ
る符号化されたエラー内容を復号化し、解析結果を通信
エラー履歴としてシステムメモリ3aに記憶する。発呼
側ファクシミリ装置1aは解析結果をシステムメモリ3
aに記憶すると、DCN信号を送信して接続を切断す
る。これにより、被呼側ファクシミリ装置1bでエラー
の発生を検出した場合であっても、発呼側ファクシミリ
装置1aで発生したエラーの内容をエラー履歴としてシ
ステムメモリ3aに蓄積することができる。
【0031】次ぎに、ファクシミリ装置1a,1bにお
いて、例えばファクシミリ装置1aからファクシミリ装
置1bにファクシミリ送信する場合に、発呼側ファクシ
ミリ装置1aでエラーの発生を検出した場合の動作につ
いて、図7のシグナルチャートを参照して説明する。
【0032】発呼側ファクシミリ装置1aがダイヤリン
グをして被呼側ファクシミリ装置1bを呼び出すと、そ
れに対して被呼側ファクシミリ装置1bはCED信号及
びNSF信号を出力する。発呼側ファクシミリ装置1a
のエラー検知部9aが、例えば画像読取部4aが紙送り
エラーを起こして、ファクシミリ画像データを送信でき
ないことを検知すると、エラー内容変換部10aはエラ
ー値として「#0002」を選択してシステムメモリ3aに
エラー履歴として登録し、エラー送信部11aはエラー
内容変換部10aが選択したエラー値をDTMF信号に
乗せて通信制御部7aを介して送信した後、DCN信号
を送信して接続を切断する。これにより、発呼側ファク
シミリ装置1aでエラーの発生を検出した場合であって
も、被呼側ファクシミリ装置1bで発生したエラーの内
容をエラー履歴として蓄積することができる。
【0033】上記のように発呼側ファクシミリ装置1a
又は被呼側ファクシミリ装置1bのいずれか一方又は両
方がエラーを検出した後に接続が切断された場合に接続
が切断された後にエラー内容を表示する動作について図
8のフローチャートを参照して説明する。
【0034】エラーが発生した後に接続が切断される
と、発呼側ファクシミリ装置1a及び被呼側ファクシミ
リ装置1bのエラー内容出力部17a,17bは今回の
ファクシミリ通信時に発生したエラーをシステムメモリ
3a,3bから読み出し(ステップS1)、読み出した
エラー内容を所定のフォーマットによる表示情報に変換
する(ステップS2)。符号化復号化部5a,5bはエ
ラー内容出力部が変換した表示情報をLCDビット展開
して画情報に変換して(ステップS3)、操作表示部1
8a,18bから、図9に示すように出力する(ステッ
プS4)。操作表示部18a,18bは図9(a)のよ
うに最初に発生したエラー内容を表示し、次頁キーが押
下されると図9(b)に示すように二番目に発生したエ
ラー内容を表示し、次々に次頁キーが押下されると最終
的には図9(c)に示すように障害に対する対処方法を
表示する。また、障害傾向判定部16a,16bはシス
テムメモリ3a,3bからエラー履歴を読み込み、同一
原因と考えられるエラーの発生回数を検出し、エラー内
容出力部17a,17bは特定のエラーが頻繁に発生し
ている場合には、図9に示すようにその対応についても
表示する。このように、エラーが発生すると、発呼側フ
ァクシミリ装置1a及び被呼側ファクシミリ装置1b
で、発生したエラーの内容及びその対応策を表示するこ
とができるので、発呼側ファクシミリ装置1a及び被呼
側ファクシミリ装置1bでそれぞれ迅速にエラーの解除
等の処置を採ることができる。
【0035】さらに、ユーザがファクシミリ装置1a,
1bの側にいない場合もあるので、ファクシミリ装置1
a,1bはエラー内容を印字出力してエラー内容をユー
ザが確実に知ることができるようにしている。この場合
の動作について図10のフローチャートを参照して説明
する。
【0036】エラーが発生した後に接続が切断される
と、発呼側ファクシミリ装置1a及び被呼側ファクシミ
リ装置1bのエラー内容出力部17a,17bは今回の
ファクシミリ通信時に発生したエラーをシステムメモリ
3a,3bから読み出し(ステップS11)、読み出し
たエラー内容を所定のフォーマットによる印字情報に変
換する(ステップS12)。符号化復号化部5a,5b
はエラー内容出力部が変換した印字情報をビット展開し
て画情報に変換して(ステップS13)、記録部12
a,12bから、図11に示すように出力する(ステッ
プS14)。このように、発呼側ファクシミリ装置1a
及び被呼側ファクシミリ装置1bで検知したエラー内容
を全て印字出力するので、ユーザは例えば夜間に発信指
示して帰宅した場合などであっても次ぎの日に発生した
エラーの内容を確認することができ、エラー内容に対応
して迅速な対応を採ることができる。
【0037】障害傾向判定部16a,16bは上記のよ
うにシステムメモリ3a,3bに記憶したエラー履歴
を、例えば月末にエラー内容毎、発呼先毎又は発呼元毎
に集計する。これにより、多発しているエラーの内容及
び頻度を発呼先毎又は発呼元毎に知ることができるの
で、問題点の発見及び対応が容易にできる。なお、障害
傾向判定部16a,16bは集計後のエラー履歴は消去
して次ぎのつきのエラー履歴を登録できるようにする。
エラー内容出力部17a,17bは障害傾向判定部16
a,16bが集計した結果を、例えば図12に示すよう
にメッセージをつけて出力するので、ユーザはエラーの
発生状況を容易に把握することができ、エラー発生の未
然防止対策を採ることができる。
【0038】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、ファク
シミリ通信中に発生したエラー内容を検知し、検知した
エラー内容を符号化し、符号化したエラー内容をDTM
F信号に含めて相手ファクシミリ装置に送信し、相手フ
ァクシミリ装置からのDTMF信号を検出し、検出した
DTMF信号に含まれる符号化されたエラー内容を検出
し、検出したエラー内容を復号化して出力し、検出した
エラーを互いに相手装置に送信し、発生したエラーの内
容を全て出力するので、エラー発生及びその内容を確実
にファクシミリ装置のユーザに知らせることができる。
【0039】また、発呼側及び被呼側のファクシミリ装
置では両ファクシミリ装置で検出したエラーの内容を互
いに送信するので、両装置のユーザは互いに自ファクシ
ミリ装置からエラー原因を排除することができる。
【0040】さらに、発呼中に話中になった話中回数を
検出し、検出した話中回数を被呼側ファクシミリ装置に
送信し、相手側装置に回線使用状況の判断材料を送信す
るので、回線設定の適否を容易に判断できる。
【0041】さらに、復号化したエラー内容結果から障
害発生の傾向を判定し、判定した障害発生の傾向を自動
的に出力するので、障害の解決及び障害発生の未然防止
を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】エラー内容とエラー値との対応を示す説明図で
ある。
【図3】エラーが発生しなかった場合の動作を示すシグ
ナルチャートである。
【図4】システムメモリに記憶された宛先情報の構成図
である。
【図5】システムメモリに記憶されたエラー履歴の構成
図である。
【図6】被呼側でエラー発生を検知した場合動作を示す
シグナルチャートである。
【図7】発呼側でエラー発生を検知した場合動作を示す
シグナルチャートである。
【図8】エラー内容を表示する場合のフローチャートで
ある。
【図9】エラー内容の表部を示す構成図である。
【図10】エラー内容を印字する場合のフローチャート
である。
【図11】エラー内容の印字例を示す構成図である。
【図12】集計結果の表示及び印字内容の構成図であ
る。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 3 システムメモリ 9 エラー検知部 10 エラー値変換部 11 DTMF送信部 13 話中回数検出部 14 DTMF検出部 15 エラー値解析部 16 障害傾向判定部 17 エラー内容出力部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エラー検知部とエラー内容変換部とDT
    MF送信部とDTMF検出部とエラー内容解析部とエラ
    ー内容出力部を有し、エラー検知部はファクシミリ通信
    中に発生したエラー内容を検知し、エラー内容変換部は
    エラー検知部が検知したエラー内容を符号化し、DTM
    F送信部はエラー内容変換部が変換したエラー内容をD
    TMF信号に含めて相手ファクシミリ装置に送信し、D
    TMF検出部は相手ファクシミリ装置からのDTMF信
    号を検出し、エラー内容解析部はDTMF検出部が検出
    したDTMF信号に含まれる符号化したエラー内容を復
    号化し、エラー内容出力部はエラー内容解析部が復号化
    したエラー内容を出力することを特徴とするファクシミ
    リ装置。
  2. 【請求項2】 発呼中に通話中になった話中回数を検出
    する話中回数検出部を有し、DTMF送信部は話中回数
    検出部が検出した話中回数を被呼側ファクシミリ装置に
    送信する請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 エラー内容解析部が復号化したエラー内
    容から障害発生の傾向を判定する障害傾向判定部を有
    し、エラー内容出力部は障害傾向判定部が判定した障害
    発生の傾向を出力する請求項1又は2記載のファクシミ
    リ装置。
JP7091991A 1995-03-27 1995-03-27 ファクシミリ装置 Pending JPH08265541A (ja)

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