JP2005340580A - 回路装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板から絶縁層が剥離するのを抑制することが可能な回路装置を提供する。
【解決手段】この回路装置は、約12ppm/℃の熱膨張係数を有する銅からなる下層金属層1aと、下層金属層1a上に形成され、約0.2ppm/℃〜約5ppm/℃の小さい熱膨張係数を有するインバー合金からなる中間金属層1bと、中間金属層1b上に形成され、約12ppm/℃の熱膨張係数を有する銅からなる上層金属層1cとを含む基板1と、基板1上に形成された樹脂層2と、樹脂層2上に形成された導電層3と、導電層3に電気的に接続されたLSIチップ9とを備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、回路装置に関し、特に、回路素子を備えた回路装置に関する。
近年、電子機器などに含まれる回路装置は、小型化、高密度化および多機能化のために、単位体積当たりの発熱密度が増加している。このため、近年では、回路装置の基板として、高い放熱性を有する金属基板を用いるとともに、その金属基板上に、IC(Integrated Circuit:集積回路)やLSI(Large Scale Integrated Circuit:大規模集積回路)などの回路素子を装着している(たとえば、特許文献1参照)。また、従来では、金属基板上に、ハイブリッドIC(Hybrid Integrated Circuit:混成集積回路)が形成された構造も知られている。ここで、ハイブリッドICとは、ICチップやコンデンサ、抵抗などの回路素子を1つの基板上にまとめて組み込んだ回路装置を意味する。
図16は、上記特許文献1に開示された従来の回路装置の構造を概略的に示した断面図である。図16を参照して、従来の回路装置では、アルミニウムからなる金属基板101上に、絶縁層として機能するとともに、充填材としてのシリカ(SiO)が添加された樹脂層102が形成されている。樹脂層102上の所定領域には、樹脂からなる接着層103を介してシリコン基板(図示せず)を用いたICチップ104が装着されている。また、樹脂層102上のICチップ104の端部から所定の間隔を隔てた領域には、接着層103を介して銅からなる金属配線105が形成されている。この金属配線105と金属基板101とは、樹脂層102によって絶縁されている。また、金属配線105とICチップ104とは、ワイヤ106によって電気的に接続されている。
図16に示した従来の回路装置では、アルミニウム(Al)からなる金属基板101を用いるとともに、その金属基板101上に、樹脂層102を介してICチップ104を装着することによって、ICチップ104から多量の熱が発生したとしても、その熱を金属基板101により放熱することが可能となる。
特開平8−288605号公報
しかしながら、アルミニウム(Al)からなる金属基板101上に、樹脂層(絶縁層)102およびシリコン基板を用いるICチップ104を形成する従来の回路装置では、金属基板101と、樹脂層(絶縁層)102およびICチップ104との熱膨張係数差が大きくなるという不都合があった。その結果、金属基板101と、樹脂層(絶縁層)102およびICチップ104との熱膨張係数差に起因して、金属基板101から樹脂層(絶縁層)102が剥離しやすくなるという問題点があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、基板から絶縁層が剥離するのを抑制することが可能な回路装置を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による回路装置は、第1の熱膨張係数を有する第1金属層と、第1金属層上に形成され、第1金属層の第1の熱膨張係数とは異なる第2の熱膨張係数を有する第2金属層と、第2金属層上に形成され、第2金属層の第2の熱膨張係数とは異なる第3の熱膨張係数を有する第3金属層とを含む金属を主体とする基板と、基板上に形成された絶縁層と、絶縁層上に形成された導電層と、導電層に電気的に接続された回路素子とを備えている。
この一の局面による回路装置では、上記のように、第1の熱膨張係数を有する第1金属層と、第1金属層上に形成され、第1金属層の第1の熱膨張係数とは異なる第2の熱膨張係数を有する第2金属層と、第2金属層上に形成され、第2金属層の第2の熱膨張係数とは異なる第3の熱膨張係数を有する第3金属層とを含む金属を主体とする基板を用いることによって、第1金属層、第2金属層および第3金属層の厚みを調節することにより、第1金属層〜第3金属層を含む金属を主体とする基板の熱膨張係数を制御することができる。これにより、基板の熱膨張係数が回路素子の熱膨張係数および絶縁層の熱膨張係数の両方に近づくように、第1金属層〜第3金属層の厚みを調節すれば、基板と回路素子および絶縁層との間の熱膨張係数差に起因して、基板から絶縁層が剥離するのを抑制することができる。
上記一の局面による回路装置において、好ましくは、基板を構成する第1金属層、第2金属層および第3金属層のそれぞれの厚みは、基板の熱膨張係数が、絶縁層の熱膨張係数および回路素子の熱膨張係数の両方に近づくように調節されている。このように構成すれば、容易に、基板と回路素子および絶縁層との間の熱膨張係数差に起因して、基板から絶縁層が剥離するのを抑制することができる。
上記一の局面による回路装置において、好ましくは、第2金属板の第2の熱膨張係数は、第1金属板の第1の熱膨張係数および第3金属板の第3の熱膨張係数よりも小さい。このように構成すれば、容易に、第2金属板により、第1金属板および第3金属板を含む基板の熱膨張係数を小さくすることができる。
上記一の局面による回路装置において、好ましくは、絶縁層は、樹脂を主成分とする絶縁層を含む。このように構成すれば、金属を主体とする基板と樹脂を主成分とする絶縁層との接触面積を増加させることができる。これにより、絶縁層が金属を主体とする基板との密着性が低い樹脂を主成分とする場合にも、基板から絶縁層が剥離するのを抑制することができる。
この場合、好ましくは、樹脂を主成分とする絶縁層には、絶縁層の熱伝導率を高くするための充填剤が添加されている。このように構成すれば、樹脂を主成分とする絶縁層の熱伝導率が高くなるので、樹脂を主成分とする絶縁層の放熱性を向上させることができる。
上記一の局面による回路装置において、好ましくは、絶縁層は、回路素子の下方に位置する領域に設けられ、基板の表面に達する開口部を含み、絶縁層上の導電層は、開口部を介して基板の表面に接触するように形成されているとともに、開口部を介して基板に熱を伝達する機能を有する。このように構成すれば、回路素子から多量の熱が発生した場合に、その熱を基板の表面に接触する導電層を介して基板側に容易に放熱することができる。
この場合、好ましくは、第1金属層および第3金属層の構成材料は、導電層の構成材料と同じである。このように構成すれば、メッキ法を用いて導電層を形成する場合に、導電層の構成材料と実質的に同じ材料からなる第1金属層および第3金属層により第2金属層が挟まれているので、第2金属層の成分がメッキ液中に溶出することに起因して、メッキ液が劣化するのを抑制することができる。なお、請求項7における「同じ」とは、メッキ液が劣化するのを抑制するという所期の目的を達成できる範囲で「実質的に同じ」場合も含む。
上記一の局面による回路装置において、好ましくは、絶縁層は、基板上に形成された第1絶縁層と、第1絶縁層上に形成された第2絶縁層とを含み、導電層は、第1絶縁層と第2絶縁層との間に形成された第1導電層と、第2絶縁層上に形成された第2導電層とを含む。このように構成すれば、第1導電層と第2導電層とを第2絶縁層により絶縁することができる。これにより、第1導電層および第2導電層を配線として用いる場合に、第1導電層からなる配線と第2導電層からなる配線とを平面的に見て交差させたとしても、第1導電層からなる配線と第2導電層からなる配線とが電気的に短絡するのを抑制することができる。その結果、配線の引き回しの自由度を向上させることができるとともに、配線密度を向上させることができる。
この場合、好ましくは、第1導電層により構成される第1配線と、第2導電層により構成される第2配線とをさらに含み、第1配線と第2配線とは、平面的に見て交差している。このように構成すれば、容易に、第1配線および第2配線の引き回しの自由度を向上させることができるとともに、第1配線および第2配線の配線密度を向上させることができる。
上記一の局面による回路装置において、好ましくは、基板は、凹凸形状の表面を有する。このように構成すれば、基板と絶縁層との接触面積を増加させることができる。これにより、基板と絶縁層との間の密着性を向上させることができる。その結果、基板から絶縁層が剥離するのをより抑制することができる。また、絶縁層が樹脂を主成分とするとともに、その絶縁層に充填剤が添加されている場合、絶縁層に添加された充填材が基板との界面近傍に位置することに起因して基板と絶縁層との接触面積が減少する場合にも、基板の凹凸形状の表面により、基板と絶縁層との接触面積が増加される。これにより、樹脂を主成分とする絶縁層に充填剤を添加したとしても、基板と絶縁層との密着性が低下するのを抑制することができる。
上記一の局面による回路装置において、好ましくは、基板の表面は、酸化または窒化されている。このように構成すれば、金属を主体とする基板と導電層との間に位置する絶縁層の絶縁性が劣化したとしても、基板の酸化または窒化された表面部分が絶縁層として機能するので、金属を主体とする基板と導電層との間の絶縁耐圧が低下するのを抑制することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による混成集積回路(ハイブリッドIC)装置を示した斜視図であり、図2は、図1の100−100線に沿った断面図である。まず、図1および図2を参照して、本実施形態による混成集積回路装置の構造について説明する。
本実施形態による混成集積回路装置では、図2に示すように、約100μm〜約3mm(たとえば、約1.5mm)の厚みを有する多層構造(3層構造)の基板1を用いている。この基板1は、銅からなる下層金属層1aと、下層金属層1a上に形成されたFe−Ni系合金(いわゆるインバー合金)からなる中間金属層1bと、中間金属層1b上に形成された銅からなる上層金属層1cとが積層されたクラッド材によって構成されている。銅からなる下層金属層1aおよび上層金属層1cは、約12ppm/℃の熱膨張係数を有する。また、インバー合金からなる中間金属層1bは、FeにNiが約36%含有された合金からなるとともに、約0.2ppm/℃〜約5ppm/℃の小さい熱膨張係数を有する。すなわち、中間金属層1bの熱膨張係数(約0.2ppm/℃〜約5ppm/℃)は、下層金属層1aおよび上層金属層1cの熱膨張係数(約12ppm/℃)よりも小さい。また、下層金属層1a、中間金属層1bおよび上層金属層1cの厚みの比率は、1:1:1であり、基板1の熱膨張係数が約6ppm/℃〜約8ppm/℃になるように調節されている。なお、下層金属層1a、中間金属層1bおよび上層金属層1cは、それぞれ、本発明の「第1金属層」、「第2金属層」および「第3金属層」の一例である。
また、本実施形態では、基板1を構成する3層(1a〜1c)のうち、最上面の上層金属層1cの表面部分に、約0.1μm〜約0.3μmの厚みを有する酸化銅膜1dが形成されている。この酸化銅膜1dは、上層金属層1cの表面部分が酸化されることにより形成されている。また、本実施形態では、基板1(酸化銅膜1d)の表面は、算術平均粗さRaが約10μm〜約20μmの凹凸形状に形成されている。
基板1(酸化銅膜1d)の凹凸形状の表面上には、約60μm〜約160μmの厚みを有するエポキシ樹脂を主成分とする1層目の樹脂層2が形成されている。この樹脂層2は、絶縁層として機能する。また、樹脂層2の熱膨張係数は、約17ppm/℃〜約18ppm/℃である。なお、樹脂層2は、本発明の「絶縁層」および「第1絶縁層」の一例である。
ここで、本実施形態では、エポキシ樹脂を主成分とする樹脂層2の熱伝導率を高くするために、約30μm以上の大きい直径を有する充填剤が樹脂層2に添加されている。この充填剤としては、アルミナ(Al)、シリカ(SiO)、窒化アルミニウム(AlN)、窒化シリコン(SiN)および窒化ホウ素(BN)などがある。また、充填剤の重量充填率は、約60%〜約80%である。なお、アルミナやシリカなどの充填剤が添加されたエポキシ樹脂の熱伝導率は、約2W/(m・K)であり、充填剤が添加されていないエポキシ樹脂の熱伝導率(約0.6W/(m・K))よりも高い。
また、本実施形態では、後述するLSIチップ9の下方に位置する樹脂層2の所定領域に、約100μmの直径を有するとともに、樹脂層2を貫通する5つのビアホール2aが形成されている。また、後述するチップ抵抗10の下方に位置する樹脂層2の所定領域には、約100μmの直径を有するとともに、樹脂層2を貫通する2つのビアホール2bが形成されている。なお、ビアホール2aおよび2bは、本発明の「開口部」の一例である。そして、樹脂層2上の所定領域には、約15μmの厚みを有するとともに、サーマルビア部3aおよび3bと、配線部3cとを含む1層目の銅からなる導電層3が形成されている。なお、導電層3は、本発明の「第1導電層」の一例であり、配線部3cは、本発明の「第1配線」の一例である。導電層3のサーマルビア部3aは、LSIチップ9の下方の領域に配置されているとともに、基板1の表面に接触するように、ビアホール2a内に埋め込まれた部分を有する。また、サーマルビア部3bは、チップ抵抗10の下方の領域に位置するビアホール2b内に埋め込まれている。この導電層3のサーマルビア部3aおよび3bは、基板1に熱を放熱する機能を有する。なお、ビアホール2aおよび2b内に導電層3が埋め込まれた状態での樹脂層2の熱伝導率は、約6W/(m・K)〜約8W/(m・K)である。また、導電層3の配線部3cは、サーマルビア部3aの端部から所定の間隔を隔てた領域に配置されている。
また、本実施形態では、導電層3を覆うように、上記した1層目の樹脂層2と同じ厚みおよび組成を有する2層目の樹脂層4が形成されているとともに、樹脂層4上の所定領域に、上記した1層目の導電層3と同じ厚みを有する2層目の銅からなる導電層5が形成されている。そして、2層目の樹脂層4および導電層5は、1層目の導電層3のサーマルビア部3aに熱を伝達するための構造を有する。なお、樹脂層4は、本発明の「絶縁層」および「第2絶縁層」の一例であり、導電層5は、本発明の「第2導電層」の一例である。
具体的には、樹脂層4のLSIチップ9の下方に位置する領域に、約100μmの直径を有するとともに、樹脂層4を貫通する5つのビアホール4aが形成されている。この5つのビアホール4aは、それぞれ、5つのビアホール2aに対応する位置に形成されている。また、樹脂層4には、導電層3の配線部3cに対応する領域に、約100μmの直径を有するとともに、樹脂層4を貫通する2つのビアホール4bが形成されている。また、導電層5は、サーマルビア部5aと、ワイヤボンディング部5bと、配線部5cおよび5dとを含む。なお、配線部5dは、本発明の「第2配線」の一例である。そして、導電層5のサーマルビア部5aは、LSIチップ9の下方の領域に配置されているとともに、導電層3のサーマルビア部3aの表面に接触するように、ビアホール4a内に埋め込まれた部分を有する。この導電層5のサーマルビア部5aは、LSIチップ9およびチップ抵抗10で発生した熱を導電層3のサーマルビア部3aに伝達して放熱する機能を有する。また、導電層5のワイヤボンディング部5bは、ビアホール4bに対応する領域に配置されているとともに、導電層3の配線部3cの表面に接触するように、ビアホール4b内に埋め込まれた部分を有する。導電層5の配線部5cは、チップ抵抗10の下方の領域に配置されている。導電層5の配線部5dは、後述するリード11の下方の領域に配置されている。そして、図示しないが、2層目の導電層5の配線部5dは、1層目の導電層3の配線部3cと平面的に見て交差するように配置されている。
また、導電層5を覆うように、導電層5のワイヤボンディング部5b、配線部5cおよび5dに対応する領域に開口部を有するソルダーレジスト層6aが形成されている。このソルダーレジスト層6aは、導電層5の保護膜として機能する。また、ソルダーレジスト層6aは、メラミン誘導体、液晶ポリマー、エポキシ樹脂、PPE(ポリフェニレンエーテル)樹脂、ポリイミド樹脂、フッ素樹脂、フェノール樹脂およびポリアミドビスマレイミドなどの熱硬化性樹脂からなる。なお、液晶ポリマー、エポキシ樹脂およびメラミン誘導体は、高周波特性に優れているので、ソルダーレジスト層6aの材料として好ましい。また、ソルダーレジスト層6aに、SiOなどの充填剤を添加してもよい。LSIチップ9は、導電層5のサーマルビア部5a上のソルダーレジスト層6a上に、約20μmの厚みを有するエポキシ樹脂からなる樹脂層6を介して装着されている。なお、LSIチップ9では、単結晶シリコン基板(図示せず)が用いられており、熱膨張係数は、約4ppm/℃である。このLSIチップ9は、ワイヤ7によって、導電層5のワイヤボンディング部5bに電気的に接続されている。また、チップ抵抗10は、導電層5の配線部5c上に、半田などのロウ材からなる融着層8aを介して装着されているとともに、融着層8aにより配線部5cに電気的に接続されている。なお、LSIチップ9およびチップ抵抗10は、本発明の「回路素子」の一例である。また、リード11は、導電層5の配線部5d上に、半田などのロウ材からなる融着層8bを介して装着されているとともに、融着層8bにより配線部5dに電気的に接続されている。
また、図1および図2に示すように、装置内部に装着されたLSIチップ9およびチップ抵抗10などを保護するために、LSIチップ9およびチップ抵抗10を覆うように、エポキシ樹脂からなる樹脂層12が形成されている。また、図1に示すように、リード11は、混成集積回路装置の1つの辺に複数設けられている。
本実施形態では、上記のように、基板1を凹凸形状の表面を有するように形成するとともに、その基板1の凹凸形状の表面上に、エポキシ樹脂を主成分とする絶縁層としての樹脂層2を形成することによって、基板1と樹脂層2との接触面積を増加させることができる。これにより、基板1と樹脂層2との間の密着性を向上させることができる。その結果、基板1から絶縁層として機能する樹脂層2が剥離するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、約0.2ppm/℃〜約5ppm/℃の熱膨張係数を有する銅からなる下層金属層1aおよび上層金属層1cと、約0.2ppm/℃〜約5ppm/℃の熱膨張係数を有するインバー合金からなる中間金属層1bとを含む基板1を用いるとともに、下層金属層1a、中間金属層1bおよび上層金属層1cの厚みの比率を1:1:1にすることによって、基板1の熱膨張係数を約6ppm/℃〜約8ppm/℃にすることができるので、基板1の熱膨張係数(約6ppm/℃〜約8ppm/℃)を、LSIチップ9の熱膨張係数(約4ppm/℃)および樹脂層2の熱膨張係数(約17ppm/℃〜約18ppm/℃)の両方に近づけることができる。これにより、基板1とLSIチップ9および樹脂層2との間の熱膨張係数差に起因して、基板1から樹脂層2が剥離するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、基板1(上層金属層1c)の表面を酸化することにより、基板1(上層金属層1c)の表面部分に酸化銅膜1dを形成することによって、基板1と導電層3の配線部3cとの間に位置する樹脂層2の絶縁性が劣化したとしても、基板1の表面部分の酸化銅膜1dが絶縁層として機能するので、基板1と導電層3の配線部3cとの間の絶縁耐圧が低下するのを抑制することができる。また、基板1(上層金属層1c)の表面部分の酸化銅膜1dの厚みを約2μm〜約3μmに設定することによって、酸化銅膜1dの厚みが約3μmを越える場合よりも上層金属層1cに対する密着性が高くなるので、酸化銅膜1dが剥離するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、エポキシ樹脂を主成分とする樹脂層2および4に、樹脂層2および4の熱伝導率を高くするためのアルミナまたはシリカなどの充填剤を添加することによって、樹脂層2および4の熱伝導率が高くなるので、樹脂層2および4の放熱性を向上させることができる。また、樹脂層2に添加された充填材が基板1との界面近傍に位置することに起因して基板1と樹脂層2との接触面積が減少する場合にも、基板1の凹凸形状の表面により、基板1と樹脂層2との接触面積が増加されるので、樹脂層2に充填剤を添加したとしても、基板1と樹脂層2との密着性が低下するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、樹脂層2のLSIチップ9の下方に位置する領域に、サーマルビア部5aおよび3aを形成することによって、LSIチップ9から多量の熱が発生した場合に、その熱をサーマルビア部5aおよび3aを介して基板1に容易に伝達して放熱することができる。また、樹脂層2のチップ抵抗10の下方に、基板1の表面に接触するサーマルビア部3bを形成することによって、チップ抵抗10から多量の熱が発生した場合に、その熱をサーマルビア部3bを介して基板1に容易に放熱することができる。
また、本実施形態では、基板1の表面上に、1層目の樹脂層2および導電層3を順次形成するとともに、1層目の導電層3上に、2層目の樹脂層4および導電層5を順次形成することによって、導電層3の配線部3cと導電層5の配線部5dとを樹脂層4により絶縁することができる。これにより、導電層3の配線部3cと導電層5の配線部5dとを平面的に見て交差させたとしても、導電層3の配線部3cと導電層5の配線部5dとが電気的に短絡するのを抑制することができる。その結果、配線部3cおよび5dの引き回しの自由度を向上させることができるとともに、配線密度を向上させることができる。
図3〜図15は、図2に示した一実施形態による混成集積回路装置の製造プロセスを説明するための断面図である。次に、図2〜図15を参照して、本実施形態による混成集積回路装置の製造プロセスについて説明する。
まず、図3に示すように、約12ppm/℃の熱膨張係数を有する銅からなる下層金属層1aおよび上層金属層1cと、約0.2ppm/℃〜約5ppm/℃の熱膨張係数を有するとともに、インバー合金からなる中間金属層1bとを含む基板1を形成する。具体的には、下層金属層1aおよび上層金属層1cの間に中間金属層1bを配置した状態で圧着することにより3層構造のクラッド材からなる基板1を形成する。この際、基板1の厚みが約100μm〜約3mm(たとえば、約1.5mm)になるように、下層金属層1a、中間金属層1bおよび上層金属層1cのそれぞれの厚みを設定する。なお、本実施形態では、下層金属層1a、中間金属層1bおよび上層金属層1cの厚みの比率を1:1:1に設定する。これにより、基板1の熱膨張係数が約6ppm/℃〜約8ppm/℃になる。
この後、サンドブラスト技術、ウェットブラスト技術またはウェットエッチング技術を用いて、基板1を構成する最上面の上層金属層1cの表面を、算術平均粗さRaが約10μm〜約20μmの凹凸形状になるように粗面化する。なお、サンドブラスト技術とは、研磨剤をコンプレッサからの圧縮空気で加速させることにより、被加工物(ワーク)に研磨剤を吹き付ける技術である。また、ウェットブラスト技術とは、研磨剤を混合した液体をコンプレッサからの圧縮空気で加速させることにより、被加工物(ワーク)に研磨剤を吹き付ける技術である。
次に、図4に示すように、基板1を百数十度の温度条件下で熱処理することによって、基板1の最上面の上層金属層1cの凹凸形状の表面を酸化する。これにより、基板1の最上面の上層金属層1cの凹凸形状の表面部分が、約0.1μm〜約0.3μmの厚みを有する酸化銅膜1dとなる。
次に、図5に示すように、基板1(酸化銅膜1d)の凹凸形状の表面上に、アルミナまたはシリカなどの充填剤が添加されたエポキシ樹脂を塗布することによって、約60μm〜約160μmの厚みを有する樹脂層2を形成する。この後、樹脂層2上に、約3μmの厚みを有する銅箔3dを圧着する。
次に、図6に示すように、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて、ビアホール2aおよび2b(図2参照)の形成領域上に位置する銅箔3dを除去する。これにより、樹脂層2のビアホール2aおよび2bの形成領域が露出される。
次に、図7に示すように、銅箔3dの上方から炭酸ガスレーザまたはエキシマレーザを照射することによって、樹脂層2の露出した表面から基板1の表面に達するまでの領域を除去する。これにより、樹脂層2に、約100μmの直径を有するとともに、樹脂層2を貫通する5つのビアホール2aおよび2つのビアホール2bを形成する。このビアホール2aおよび2bは、それぞれ、後述するサーマルビア部3aおよび3bを形成するために設けられる。
次に、図8に示すように、無電解メッキ法を用いて、銅箔3d(図7参照)の上面およびビアホール2aおよび2bの内面上に、銅を約0.5μmの厚みでメッキする。続いて、電解メッキ法を用いて、銅箔3dの上面およびビアホール2aおよび2bの内部に、メッキする。なお、本実施形態では、メッキ液中に、抑制剤および促進剤を添加することによって、抑制剤を銅箔3dの上面上に吸着させるとともに、促進剤をビアホール2aおよび2bの内面上に吸着させる。これにより、ビアホール2aおよび2bの内面上の銅メッキの厚みを大きくすることができるので、ビアホール2aおよび2b内に銅を埋め込むことができる。その結果、図8に示すように、樹脂層2上に、約15μmの厚みを有する導電層3が形成されるとともに、ビアホール2aおよび2b内に、導電層3が埋め込まれる。
上記した銅メッキ工程において、本実施形態では、FeとNiとを含むインバー合金からなる中間金属層1bを、銅からなる下層金属層1aおよび上層金属層1cにより挟んだ基板1を用いているので、インバー合金からなる中間金属層1bの成分がメッキ液中に溶出することに起因して、メッキ液が劣化するのを抑制することができる。
次に、図9に示すように、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて、導電層3をパターニングする。これにより、LSIチップ9(図2参照)の下方の領域に位置するサーマルビア部3aと、チップ抵抗10(図2参照)の下方の領域に位置するサーマルビア部3bと、サーマルビア部3aの端部から所定の間隔を隔てた領域に位置する配線部3cとを形成する。
次に、図10に示すように、導電層3を覆うように、アルミナまたはシリカなどの充填剤が添加されたエポキシ樹脂を塗布することによって、約60μm〜約160μmの厚みを有する樹脂層4を形成する。この後、樹脂層4上に、約3μmの厚みを有する銅箔5eを圧着する。
次に、図11に示すように、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて、ビアホール4aおよび4b(図2参照)の形成領域上に位置する銅箔5eを除去する。これにより、樹脂層4のビアホール4aおよび4bの形成領域が露出される。
次に、図12に示すように、銅箔5eの上方から炭酸ガスレーザまたはエキシマレーザを照射することによって、樹脂層4の露出した表面から導電層3の表面に達するまでの領域を除去する。これにより、樹脂層4に、約100μmの直径を有するとともに、樹脂層4を貫通する5つのビアホール4aおよび2つのビアホール4bを形成する。
次に、図13に示すように、無電解メッキ法を用いて、銅箔5e(図12参照)の上面およびビアホール4aおよび4bの内面上に、銅を約0.5μmの厚みでメッキする。続いて、電解メッキ法を用いて、銅箔5eの上面およびビアホール4aおよび4bの内部に、メッキする。この際、メッキ液中に、抑制剤および促進剤を添加することによって、抑制剤を銅箔5eの上面上に吸着させるとともに、促進剤をビアホール4aおよび4bの内面上に吸着させる。これにより、ビアホール4aおよび4bの内面上の銅メッキの厚みを大きくすることができるので、ビアホール4aおよび4b内に銅を埋め込むことができる。その結果、樹脂層4上に、約15μmの厚みを有する導電層5が形成されるとともに、ビアホール4aおよび4b内に、導電層5が埋め込まれる。
次に、図14に示すように、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて、導電層5をパターニングする。これにより、LSIチップ9(図2参照)の下方の領域に位置するサーマルビア部5aと、サーマルビア部5aの端部から所定の間隔を隔てた領域に位置するワイヤボンディング部5bと、チップ抵抗10(図2参照)の下方の領域に位置する配線部5cと、リード11(図2参照)の下方の領域に位置する配線部5dとを形成する。
次に、図15に示すように、導電層5を覆うように、導電層5のワイヤボンディング部5b、配線部5cおよび5dに対応する領域に開口部を有するソルダーレジスト層6aを形成する。そして、導電層5のサーマルビア部5a上のソルダーレジスト層6a上に、約50μmの厚みを有するエポキシ樹脂からなる樹脂層6を介してLSIチップ9を装着する。このLSIチップ9を装着した後の樹脂層6の厚みは、約20μmとなる。この後、LSIチップ9と導電層5のワイヤボンディング部5bとをワイヤ7により電気的に接続する。また、導電層5の配線部5c上に、半田などのロウ材からなる融着層8aを介してチップ抵抗10を装着する。また、導電層5の配線部5d上に、半田などのロウ材からなる融着層8bを介してリード11を装着する。なお、チップ抵抗10およびリード11は、それぞれ、融着層8aおよび8bを介して配線部5cおよび5dに電気的に接続される。
最後に、図2に示したように、基板1上のLSIチップ9やチップ抵抗10を保護するために、LSIチップ9やチップ抵抗10を覆うように、エポキシ樹脂からなる樹脂層12を形成することによって、本実施形態による混成集積回路装置が形成される。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、LSIチップおよびチップ抵抗が装着された混成集積回路装置に本発明を適用したが、本発明はこれに限らず、LSIチップおよびチップ抵抗以外の回路素子が装着された混成集積回路装置や混成集積回路装置以外の半導体集積回路装置にも適用可能である。
また、上記実施形態では、基板の表面を酸化することにより、基板の表面部分に酸化銅膜を形成したが、本発明はこれに限らず、基板の表面を酸化しなくてもよい。また、基板の表面を窒化することにより、基板の表面部分に窒化銅膜を形成してもよい。
また、上記実施形態では、インバー合金(Fe−Ni系合金)からなる中間金属層を、銅からなる下層金属層および上層金属層により挟んだ基板を用いたが、本発明はこれに限らず、インバー合金からなる中間金属層を、アルミニウムからなる下層金属層および上層金属層により挟んだ基板を用いてもよい。また、インバー合金からなる中間金属層を、銅からなる下層金属層(上層金属層)とアルミニウムからなる上層金属層(下層金属層)とにより挟んだ基板を用いてもよい。なお、基板を構成する上層金属層がアルミニウムからなる場合、基板(上層金属層)の表面を陽極酸化法を用いて酸化すれば、基板(上層金属層)の表面部分に形成される絶縁層として機能するアルミニウム酸化膜を緻密化することができる。また、インバー合金からなる中間金属層に代えて、Feに約32%のNiと約5%のCoとが含有された合金(いわゆるスーパーインバー合金)からなる中間金属層を用いてもよいし、Feに約29%のNiと約17%のCoとが含有された合金(いわゆるコバール合金)からなる中間金属層を用いてもよい。
また、上記実施形態では、基板1を構成する下層金属層、中間金属層および上層金属層の厚みの比率を、1:1:1に設定したが、本発明はこれに限らず、下層金属層、中間金属層および上層金属層の厚みの比率を、1:3:1に設定してもよい。
また、上記実施形態では、1層目の導電層上に2層目の絶縁層および導電層が順次形成された2層構造の回路装置に本発明を適用する例を説明したが、本発明はこれに限らず、1層構造の回路装置にも適用可能である。また、2層目の導電層上に、さらに3層目の絶縁層および導電層が順次形成された回路装置にも適用可能である。また、4層以上の多層構造の回路装置にも適用可能である。
また、上記実施形態では、約30μm以上の直径を有する充填剤が添加された樹脂層を用いたが、本発明はこれに限らず、約30μmの直径を有する充填剤と約2μmの直径を有する充填剤とが混在した樹脂層を用いてもよい。
また、上記実施形態では、銅からなる下層金属層および上層金属層と、インバー合金からなる中間金属層とを含む3層構造の基板を用いたが、本発明はこれに限らず、4層以上の多層構造の基板を用いてもよい。また、基板に、樹脂層、セラミックス層および半導体層の少なくとも1つが含まれていてもよい。
本発明の一実施形態による混成集積回路装置(ハイブリッドIC)を示した斜視図である。 図1の100−100線に沿った断面図である。 図2に示した一実施形態による混成集積回路装置の製造プロセスを説明するための断面図である。 図2に示した一実施形態による混成集積回路装置の製造プロセスを説明するための断面図である。 図2に示した一実施形態による混成集積回路装置の製造プロセスを説明するための断面図である。 図2に示した一実施形態による混成集積回路装置の製造プロセスを説明するための断面図である。 図2に示した一実施形態による混成集積回路装置の製造プロセスを説明するための断面図である。 図2に示した一実施形態による混成集積回路装置の製造プロセスを説明するための断面図である。 図2に示した一実施形態による混成集積回路装置の製造プロセスを説明するための断面図である。 図2に示した一実施形態による混成集積回路装置の製造プロセスを説明するための断面図である。 図2に示した一実施形態による混成集積回路装置の製造プロセスを説明するための断面図である。 図2に示した一実施形態による混成集積回路装置の製造プロセスを説明するための断面図である。 図2に示した一実施形態による混成集積回路装置の製造プロセスを説明するための断面図である。 図2に示した一実施形態による混成集積回路装置の製造プロセスを説明するための断面図である。 図2に示した一実施形態による混成集積回路装置の製造プロセスを説明するための断面図である。 従来の回路装置の構造を概略的に示した断面図である。
符号の説明
1 基板
1a 下層金属層(第1金属層)
1b 中間金属層(第2金属層)
1c 上層金属層(第3金属層)
2 樹脂層(絶縁層、第1絶縁層)
2a、2b ビアホール(開口部)
3 導電層(第1導電層)
3c 配線部(第1配線)
4 樹脂層(絶縁層、第2絶縁層)
5 導電層(第2導電層)
5d 配線部(第2配線部)
9 LSIチップ(回路素子)
10 チップ抵抗(回路素子)

Claims (11)

  1. 第1の熱膨張係数を有する第1金属層と、前記第1金属層上に形成され、前記第1金属層の第1の熱膨張係数とは異なる第2の熱膨張係数を有する第2金属層と、前記第2金属層上に形成され、前記第2金属層の第2の熱膨張係数とは異なる第3の熱膨張係数を有する第3金属層とを含む金属を主体とする基板と、
    前記基板上に形成された絶縁層と、
    前記絶縁層上に形成された導電層と、
    前記導電層に電気的に接続された回路素子とを備えた、回路装置。
  2. 前記基板を構成する前記第1金属層、前記第2金属層および前記第3金属層のそれぞれの厚みは、前記基板の熱膨張係数が、前記絶縁層の熱膨張係数および前記回路素子の熱膨張係数の両方に近づくように調節されている、請求項1に記載の回路装置。
  3. 前記第2金属板の第2の熱膨張係数は、前記第1金属板の第1の熱膨張係数および前記第3金属板の第3の熱膨張係数よりも小さい、請求項1または2に記載の回路装置。
  4. 前記絶縁層は、樹脂を主成分とする絶縁層を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の回路装置。
  5. 前記樹脂を主成分とする絶縁層には、前記絶縁層の熱伝導率を高くするための充填剤が添加されている、請求項4に記載の回路装置。
  6. 前記絶縁層は、前記回路素子の下方に位置する領域に設けられ、前記基板の表面に達する開口部を含み、
    前記絶縁層上の前記導電層は、前記開口部を介して前記基板の表面に接触するように形成されているとともに、前記開口部を介して前記基板に熱を伝達する機能を有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の回路装置。
  7. 前記第1金属層および前記第3金属層の構成材料は、前記導電層の構成材料と同じである、請求項6に記載の回路装置。
  8. 前記絶縁層は、前記基板上に形成された第1絶縁層と、前記第1絶縁層上に形成された第2絶縁層とを含み、
    前記導電層は、前記第1絶縁層と前記第2絶縁層との間に形成された第1導電層と、前記第2絶縁層上に形成された第2導電層とを含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載の回路装置。
  9. 前記第1導電層により構成される第1配線と、前記第2導電層により構成される第2配線とをさらに含み、
    前記第1配線と前記第2配線とは、平面的に見て交差している、請求項8に記載の回路装置。
  10. 前記基板は、凹凸形状の表面を有する、請求項1〜9のいずれか1項に記載の回路装置。
  11. 前記基板の表面は、酸化または窒化されている、請求項1〜10のいずれか1項に記載の回路装置。
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