JP2005340343A - 半導体装置及び回路検査方法 - Google Patents

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【課題】 微小で狭ピッチの端子を有していても、比較的低コストのプローブテスト技術を用いることのできる半導体装置及び回路検査方法を提供する。
【解決手段】 外側の端子11は、通常動作に使用され、狭ピッチ配列である。これにより、プローブ試験における探針の接触は必ずしも安定し得ない。そこで、チップ10主表面において、正規端子11の配列の内側に、プローブ試験時に探針を接触させるための検査専用端子12を設けている。検査専用端子12は、それぞれ正規端子11所定数個分(ここでは3個)に1個の割合で設けられ、正規端子11より広い接触領域を有する。これにより、プローブ試験における探針の接触が安定し得る構成とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、特に狭ピッチの端子を多数配置し、かつチップサイズの縮小化が要求される半導体装置及び回路検査方法に関する。
微小で狭ピッチの端子を有するデバイスのプローブテストは、高度の検査技術が要求される。例えば、プローブ針の接触対象となる端子(パッドまたはバンプ等)が非常に小さく、ピッチも狭いと、プローブ針の細径化、配置の工夫で対処しようとしても限界がきてしまう。また、プローブ針の細径化によって端子との接触抵抗が上昇し、安定した検査が困難になる。接触不良を低減するためにプローブ針に対して相当の荷重をかけるが、隣接間ショートの問題も懸念される。
従来、上記対策として、プローブ針に代替するメンブレムプローブ等の提案があるが、商品サイクルが短く、短納期の製品が多い昨今はコスト的にも対応困難である。さらに、フィルムプローブという構成も開示されている。フィルムプローブは、電極同士を短絡しつつ放射状に形成されたラインパターンを有し、かつ接触対象の電極同士がこのラインパターンによっては短絡し得ない構成とする(例えば、特許文献1)。これにより、現状の大部分の半導体デバイス等に対応させようという技術である。
特開平7−63788号公報(3頁−8頁、図1−図4)
このように、従来では微小で狭ピッチの端子を有するデバイスに関し、そのプローブテストは、接触対象のデバイスの端子配列に応じて、テスト装置側のプロービング技術、工夫した構成で対処するようにしている。しかしながら、テスタ、プローブカード等プロービングデバイスの高コスト化はできるだけ回避したい。
本発明は上記のような事情を考慮してなされたもので、微小で狭ピッチの端子を有していても、比較的低コストのプローブテスト技術を用いることのできる半導体装置及び回路検査方法を提供しようとするものである。
本発明に係る半導体装置は、内部の半導体素子回路に繋がり、チップ主表面にそれぞれ外部との電気的接続領域を有する通常動作に使用される端子の配列と、前記チップ主表面において前記通常動作に使用される端子の配列の内側にそれぞれ前記端子所定数個分に1個の割合で設けられ、前記端子より広い接続領域を有する検査時に使用される端子の配列と、前記検査時に使用される端子に対し前記通常動作に使用される端子所定数個分の信号を切り換え伝達するまたは全部遮断する切り換え制御回路と、を含む。
上記本発明に係る半導体装置によれば、通常動作に使用される端子所定数個分に1個の割合で検査時に使用される端子が設けられる。これにより、探針接触に不向きな狭い端子も、検査時には広い接触領域が確保できることになる。切り換え制御回路により、通常動作に使用される端子の信号を検査時に使用される端子から取得可能である。プロービング技術の負担を軽減しつつ、接触不良のない高信頼性の検査が可能である。
なお、上記本発明に係る半導体装置において、次のようないずれかの特徴を少なくとも一つ有することにより、検査または実装の面で安定性が得られ、有利な構成となる。
少なくとも前記通常動作に使用される端子は、バンプ電極である。
少なくとも前記検査時に使用される端子は、パッド電極である。
前記通常動作に使用される端子の配列における一部の端子は前記検査時に使用される端子の配列と同等の形状及び配置間隔を有する。
本発明に係る半導体装置は、内部の半導体素子回路に繋がり、チップ主表面の一方辺に沿ってそれぞれ外部との電気的接続領域を有する第1端子の配列と、内部の半導体素子回路に繋がり、前記チップ主表面の他方辺に沿ってそれぞれ外部との電気的接続領域を有する、前記第1端子より数も多く狭ピッチで狭い接続領域を有する第2端子の配列と、前記チップ主表面において前記第2端子の配列の内側に、それぞれ前記第2端子所定数個分に1個の割合で設けられ、前記第2端子より広い接続領域を有する第3端子の配列と、前記第3端子に対し前記第2端子所定数個分の信号を切り換え伝達するまたは全部遮断する切り換え制御回路と、を含む。
上記本発明に係る半導体装置によれば、狭ピッチで狭い接続領域を有する第2端子所定数個分に1個の割合で第3端子が設けられる。これにより、探針接触領域を広く確保することができる。切り換え制御回路により、第2端子所定数個分の信号は第3端子から取得可能である。プロービング技術の負担を軽減しつつ、接触不良のない高信頼性の検査が可能である。
なお、上記本発明に係る半導体装置において、次のようないずれかの特徴を少なくとも一つ有することにより、検査または実装の面で安定性が得られ、有利な構成となる。
前記第3端子の配列は、前記第1端子と同等の形状及び配置間隔を有する。
前記第1端子は、前記第3端子と共に検査時に探針を接触させる。
前記第3端子の配列は、前記内部の半導体素子回路の部分上方に設けられている。
本発明に係る回路検査方法は、チップ主表面において、内部の半導体素子回路に繋がる通常動作で用いられる正規端子とは別に、検査時に利用する検査専用端子を所定数設け、前記検査時には前記検査専用端子にて前記正規端子複数個分の信号をそれぞれ所定期間内に時系列的に逐次取得する。
上記本発明に係る回路検査方法によれば、検査時に取得すべき正規端子複数個分の信号は検査専用端子が代行して取得できるように、所定期間内にてタイミング制御される。
なお、前記検査時において、少なくとも前記検査専用端子にはプローブ試験用の探針が接触することを特徴とする。比較的低コストの通常のプロービング技術が利用可能である。
また、本発明に係る回路検査方法は、チップ主表面において、内部の半導体素子回路に繋がる通常動作で用いられる入力端子及び出力端子とは別に、検査時に前記出力端子複数個分に代わって利用される検査専用端子を所定数設け、前記検査時には前記検査専用端子にて前記出力端子複数個分の信号をそれぞれ所定期間内に時系列的に逐次取得する。
上記本発明に係る回路検査方法によれば、検査時に取得すべき出力端子複数個分の信号は検査専用端子が代行して取得できるように、所定期間内にてタイミング制御される。
なお、前記検査時において、少なくとも前記検査専用端子にはプローブ試験用の探針が接触することを特徴とする。比較的低コストの通常のプロービング技術が利用可能である。
発明を実施するための形態
図1は、本発明の基本的実施形態に係る半導体装置の要部を示す平面図である。半導体チップ10の一部を示している。外側の端子11は、通常動作に使用される正規端子である。すなわち、正規端子11は、図示しない層間絶縁膜を介する下層で内部の半導体素子回路13に繋がり、チップ10主表面にそれぞれ外部と電気的接続をするために設けられている。正規端子11の配列は狭ピッチであり、プローブ試験における探針の接触は必ずしも安定し得ない。
そこで、本発明では、チップ10主表面において、正規端子11の配列の内側に、プローブ試験時に探針を接触させるための検査専用端子12を設けている。検査専用端子12は、それぞれ正規端子11所定数個分(ここでは3個)に1個の割合で設けられ、正規端子11より広い接触領域を有する。これにより、プローブ試験における探針の接触が安定し得る構成とする。例えば探針の接触エリアを破線円16で示す。
各検査専用端子12へは、信号伝達系を共有する正規端子11の3個分の信号を切り換え伝達させる必要がある。また、プローブ試験以外の状態では、各検査専用端子12への信号伝達を遮断する必要がある。これら信号制御を達成するため、各正規端子11と検査専用端子12の信号経路間にはスイッチング回路部14が設けられている。スイッチング回路部14は、内部の半導体素子回路13中で構成されたロジック制御部131により動作制御される。
図2は、図1の構成における回路検査方法の要部を示す流れ図である。図1を参照しながら説明する。チップ10は、図示しない入力部からの信号入力により所定のコマンドを受け取ると、プローブ試験モードとなる。これにより、ロジック制御部131の信号制御に従って、検査専用端子12にて共有する正規端子11所定数個分(3個分)の信号がそれぞれ所定期間内に時系列的に逐次取得される(処理S1)。すなわち、プローブ試験用の探針(図示せず)がそれぞれ検査専用端子12に安定して接触し、共有する正規端子11の3個分の信号をそれぞれ所定期間内に時系列に従って逐次取得する。プローブ試験側、すなわち試験装置側では、上記取得した各信号を、試験装置内でラッチ回路等を介して一時的に記憶し、逐次検査、良否の判定がなされる。
チップ10は、図示しない入力部からプローブ試験モードのコマンドを含まない通常の信号入力がなされると、通常動作モードとなる。これにより、ロジック制御部131の信号制御に従って、検査専用端子12への信号伝達経路は遮断される(処理S2)。すなわち、スイッチング回路部14の全部が常時オフ状態となり、各正規端子11にのみ信号が伝達される。このとき、チップ10は例えば所定部に実装された状態にあり、その回路動作、機能を果たす。
上記実施形態及び方法によれば、通常動作に使用される正規端子11所定数個分に1個の割合で検査時に利用する検査専用端子12が設けられる。これにより、探針接触に不向きな狭い正規端子11も、検査時には検査専用端子12が代替するので広い接触領域が確保できることになる。スイッチング回路部14及びその動作を制御するロジック制御部15により切り換え制御回路が構成される。これによって、通常動作に使用される正規端子11の信号を、検査時に検査専用端子12から取得可能である。これにより、プロービング技術の負担を軽減しつつ、接触不良のない高信頼性の検査が可能である。
なお、正規端子11、検査専用端子12は共にパッド電極である構成でも、共にバンプ電極である構成でもよい。正規端子11の一部(例えば入力部)が検査時に探針を接触させることがあり、その場合は端子の形態を統一させておいた方がよいからである。また、正規端子11の全部が検査時において探針接触を伴わず、検査専用端子12で達成される場合、正規端子11はバンプ電極、検査専用端子12はパッド電極とする構成も考えられる。
図3は、本発明の一実施形態に係る半導体装置の要部を示す平面図である。LCD(Liquid Crystal Display)ドライバ(液晶表示駆動装置)ICチップにおける要部構成を示す平面図である。LCDドライバICチップ20は、短冊形状となっており、内部の半導体素子回路は主に次のような各部を含む。すなわち、信号データが入力される入力回路部21、RAM(Random Access Memory)等で構成される記憶部22、データ処理部としてゲートアレイ等で形成されるロジック回路部23、及びラッチ回路を含み信号出力をする出力回路部24等が相関するように構成されている。
ICチップ20の一方辺、他方辺に沿うように配された入力パッド、出力パッドに各対応して正規端子であるバンプ電極25,26が設けられている。そのうち、出力側のバンプ電極26の配列は狭ピッチであり、プローブ試験における探針の接触は必ずしも安定し得ない。そこで、ICチップ20主表面において、バンプ電極26の配列の内側に、プローブ試験時に探針を接触させるための検査専用端子27を設けている。検査専用端子27はバンプ電極であり、内部の半導体素子回路の一部である出力回路部24の部分上方に重なるように配される。
検査専用端子27は、それぞれバンプ電極26所定数個分(ここでは3個)に1個の割合で設けられ、バンプ電極26より広い接触領域を有する。これにより、プローブ試験における探針の接触を容易とする。探針の接触エリアは破線円31で示す。ここで検査専用端子27は、入力側のバンプ電極25と同等の形状で配置間隔も同様に構成されている。このような構成とすることで、プローブ試験における探針接触の容易性、安定性がいっそう向上する。
各検査専用端子27へは、信号伝達系を共有するバンプ電極26の3個分の信号を切り換え伝達させる必要がある。また、プローブ試験以外の状態では、各検査専用端子27への信号伝達を遮断する必要がある。これら信号制御を達成するため、各バンプ電極26と検査専用端子27の信号経路間にはスイッチング回路部28が設けられている。スイッチング回路部28は、ロジック回路部23中で構成されるロジック制御部231により動作制御される。
図4は、図3の構成における回路検査方法の要部を説明するための一部の概略構成図である。任意の検査専用端子27一つと出力を共有する各バンプ電極26を、ここでは261,262,263と示した。スイッチング回路部28としては略式でNチャネルMOSトランジスタT1〜T3を示した。
さらに、図5は、試験パターン一つ分の出力検出期間に対する各出力信号の取得を示すタイミング図である。以下、図3を参照しながら説明する。
プローブ試験では、探針が入力側のバンプ電極25、及び検査専用端子(バンプ電極)27に加圧接触する(図3の破線円31)。入力回路部21への信号入力によって所定のコマンドを受け取ると、プローブ試験モードとなる。これにより、入力回路部21の状態に応じてロジック回路部23、記憶部22が動作し、出力回路部24の図示しないラッチ回路及び出力段などを介して出力信号が各バンプ電極26に伝達される。そして、ロジック制御部231の信号制御に従い、検査専用端子27にて、共有するバンプ電極26所定数個分(3個分)の信号がそれぞれ所定期間内に時系列的に逐次取得される。例えば、図5に示すように、ロジック制御部231によるスイッチング回路部28、すなわちG1〜G3のゲート制御によって、バンプ電極26(261〜263)の3個分の信号D1〜D3がそれぞれ出力検出期間PS内に検査専用端子27から取得される。図示しないプローブ試験側、すなわち試験装置側では、上記取得した各信号を、試験装置内でラッチ回路等を介して一時的に記憶し、逐次検査、良否の判定がなされる。
入力側のバンプ電極25において、プローブ試験モードのコマンドを含まない通常の信号入力がなされると、通常動作モードとなる。これにより、ロジック制御部231の信号制御に従って、検査専用端子27への信号伝達経路は遮断される。すなわち、スイッチング回路部28における各ゲートへのG1〜G3の活性化信号は与えられず、トランジスタT1〜T3は全部、常時オフ状態となるように制御される。
上記プローブ試験以外の通常動作では、入力回路部21の状態に応じてロジック回路部23、記憶部22が動作し、出力回路部24の図示しないラッチ回路及び出力段などを介して正規の出力信号が各バンプ電極26に伝達される。このとき、例えばICチップ20はLCD基板に実装されており、LCDドライバとしての機能を果たす。
上記実施形態及び方法によれば、通常動作に使用される、狭ピッチの出力側のバンプ電極26所定数個分に1個の割合で、検査時に利用する検査専用端子(バンプ電極)27が設けられる。これにより、探針接触に不向きな狭いバンプ電極26も、検査時には検査専用端子27が代替するので広い接触領域が確保できることになる。スイッチング回路部28及びその動作を制御するロジック制御部231により切り換え制御回路が構成される。これによって、通常動作に使用されるバンプ電極26それぞれの出力信号を、検査時に検査専用端子27から取得可能である。これにより、プロービング技術の負担を軽減しつつ、接触不良のない高信頼性の検査が可能である。
なお、検査専用端子27は、プロービングの技術側が対応できれば、バンプ電極に限らず、パッド電極であるということも考えられる。また、検査専用端子27は、入力側のバンプ電極25と同等の形状で配置間隔も同様に構成するとしたが、これに限らない。しかし、前者、後者ともプロービング技術の負担があまり増大するような構成をとらないことが重要である。また、プローブ試験は、バンプ電極25,26,27を形成する前のパッド電極の段階で実施する場合も考えられる。また、検査専用端子27は、探針接触を容易にする観点から、検査専用端子27が3個より多くのバンプ電極26を代替する構成も考えられる。
以上説明したように本発明によれば、通常動作に使用される端子所定数個分に1個の割合で検査時に使用される端子が設けられる。これにより、探針接触に不向きな狭い端子も、検査時には広い接触領域が確保できることになる。切り換え制御回路により、通常動作に使用される端子の信号を検査時に使用される端子から取得可能である。すなわち、検査時に取得すべき正規端子複数個分の信号は検査専用端子が代行して取得できるように、所定期間内にてタイミング制御される。プローブ試験用の探針を用いる場合、比較的低コストの通常のプロービング技術が利用可能である。この結果、微小で狭ピッチの端子を有していても、比較的低コストのプローブテスト技術を用いることのできる半導体装置及び回路検査方法を提供することができる。
基本的実施形態に係る半導体装置の要部を示す平面図。 図1の構成における回路検査方法の要部を示す流れ図。 一実施形態に係る半導体装置の要部を示す平面図。 図3の構成における回路検査方法の要部を説明する一部の概略構成図。 出力検出期間に対する各出力信号の取得を示すタイミング図。
符号の説明
10…半導体チップ、11,12…端子、13…半導体素子回路、14,28…スイッチング回路部、131,231…ロジック制御部、16,31…探針接触エリア、20…LCDドライバICチップ、21…入力回路部、22…記憶部、23…ロジック回路部、24…出力回路部、25,26,261,252,263…バンプ電極、27…検査専用端子、S1,S2…処理ステップ。

Claims (11)

  1. 内部の半導体素子回路に繋がり、チップ主表面にそれぞれ外部との電気的接続領域を有する通常動作に使用される端子の配列と、
    前記チップ主表面において前記通常動作に使用される端子の配列の内側にそれぞれ前記端子所定数個分に1個の割合で設けられ、前記端子より広い接続領域を有する検査時に使用される端子の配列と、
    前記検査時に使用される端子に対し前記通常動作に使用される端子所定数個分の信号を切り換え伝達するまたは全部遮断する切り換え制御回路と、
    を含む半導体装置。
  2. 少なくとも前記通常動作に使用される端子は、バンプ電極である請求項1記載の半導体装置。
  3. 少なくとも前記検査時に使用される端子は、パッド電極である請求項1または2記載の半導体装置。
  4. 前記通常動作に使用される端子の配列における一部の端子は前記検査時に使用される端子の配列と同等の形状及び配置間隔を有する請求項1記載の半導体装置。
  5. 内部の半導体素子回路に繋がり、チップ主表面の一方辺に沿ってそれぞれ外部との電気的接続領域を有する第1端子の配列と、
    内部の半導体素子回路に繋がり、前記チップ主表面の他方辺に沿ってそれぞれ外部との電気的接続領域を有する、前記第1端子より数も多く狭ピッチで狭い接続領域を有する第2端子の配列と、
    前記チップ主表面において前記第2端子の配列の内側に、それぞれ前記第2端子所定数個分に1個の割合で設けられ、前記第2端子より広い接続領域を有する第3端子の配列と、
    前記第3端子に対し前記第2端子所定数個分の信号を切り換え伝達するまたは全部遮断する切り換え制御回路と、
    を含む半導体装置。
  6. 前記第3端子の配列は、前記第1端子と同等の形状及び配置間隔を有する請求項5記載の半導体装置。
  7. 前記第1端子は、前記第3端子と共に検査時に探針を接触させる請求項5または6記載の半導体装置。
  8. 前記第3端子の配列は、前記内部の半導体素子回路の部分上方に設けられている請求項5〜7いずれか一つに記載の半導体装置。
  9. チップ主表面において、内部の半導体素子回路に繋がる通常動作で用いられる正規端子とは別に、検査時に利用する検査専用端子を所定数設け、前記検査時には前記検査専用端子にて前記正規端子複数個分の信号をそれぞれ所定期間内に時系列的に逐次取得する回路検査方法。
  10. チップ主表面において、内部の半導体素子回路に繋がる通常動作で用いられる入力端子及び出力端子とは別に、検査時に前記出力端子複数個分に代わって利用される検査専用端子を所定数設け、前記検査時には前記検査専用端子にて前記出力端子複数個分の信号をそれぞれ所定期間内に時系列的に逐次取得する回路検査方法。
  11. 前記検査時において、少なくとも前記検査専用端子にはプローブ試験用の探針が接触する請求項9または10記載の回路検査方法。
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