JP2005338181A - 携帯電気機器及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 カバー体を筐体に対して開閉可能にして、操作性及び筐体の把持性を向上させる。
【解決手段】 デジタルカメラ1は、筐体2にグリップ部を設けたカバー体3を開閉可能に取り付ける。カバー体3を閉じた状態で覆われる部分に操作部を設けることで、不用意に操作部が操作されることを防止する。カバー体3を開いた状態では、自動的に給電を開始し、電源スイッチを操作することなしにスタンバイ状態にする。また、カバー体3にはシャッターボタンを設けると共に出入自在な挟持部材5を取り付け、挟持部材5を取り出した状態では、カバー体3を把持するユーザの指で挟持部材5を挟めるようにして、デジタルカメラ1の落下を防止すると共に、操作時の指の位置ズレを防止する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、不使用時に良好な携帯性を確保する一方、使用時には操作性及び筐体の把持性を高めた携帯電気機器及び撮像装置に関する。
従来、携帯電気機器として音楽再生装置、撮像装置、映像表示機器、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、及び携帯電話器等の様々な機器が存在する。これらの携帯電気機器は昨今、内部回路、各種デバイス、及び記録媒体等の小型化の進行に伴い機器自体も小型化が進行し、機器の筐体の外形寸法を小さく抑えて良好な携帯性が確保されている。
一方、小型化が進むと、それに反して機器の操作性及び使用時での機器の把持性等が悪化する。そのため、不使用時には筐体と一体化され、使用時には筐体から飛び出すようなグリップ部を設けた装置もある(特許文献1参照)。なお、機器の把持性は、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、及び撮像機能を備えた各種撮像装置においてブレの無い良好な撮像を行うため特に重要となる。
特開平10−83026号公報
特許文献1に係る装置では、グリップ部を単に筐体から出し入れ可能にしただけであるため、小型化された機器に設けられた操作スイッチとグリップ部との位置関係、及び不使用時の誤操作ついては特に考慮されていない。よって、グリップ部を出した状態では把持性を改善できても操作性は改善できず、また、グリップ部を収めて携帯する際に不用意に操作部が操作されてしまう事態を防止できないと云う問題がある。
さらに、特許文献1に係る装置では、グリップ部を把持するユーザの手、指を当てるような箇所、引っ掛けるような箇所等は設けられていないため、使用中に装置を落下させないようにユーザはグリップ部を常に強く把持しておく必要があり、把持に係る負担が大きいと云う問題がある。特に、グリップ部が設けられた装置が撮像装置であるときは、ユーザの手、指の位置がずれると折角のシャッターチャンスを逃がすおそれもあるため、グリップ部を把持するユーザの手、指の位置が動かないように配慮することは重要となる。
本発明は、斯かる問題に鑑みてなされたものであり、グリップ部を形成したカバー体で操作部が設けられた筐体部分を覆うようにすることで、携帯時及び不使用時等に操作部が不用意に操作されることを確実に防止した携帯電気機器及び撮像装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、筐体に対して開閉するカバー体のグリップ部が形成された箇所に出入自在な挟持部材を設けることで、ユーザの把持負担を軽減すると共に、使用中にグリップ部を把持するユーザの手、指の位置がずれにくくした携帯電気機器及び撮像装置を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、開状態及び閉状態のカバー体を夫々係止すること、カバー体の状態に応じて給電すること、及びカバー体に操作スイッチを設けることで、使用性及び操作性を一段と向上させた携帯電気機器及び撮像装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る携帯電気機器は、筐体の一部を覆う形状であり、グリップ部が設けてあるカバー体と、該カバー体を開閉自在に前記筐体へ連結する連結手段と、閉じた状態の前記カバー体で覆われる筐体部分に設けてある操作部とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る携帯電気機器は、筐体の一部を覆う形状であり、グリップ部が設けてあるカバー体と、該カバー体を開閉自在に前記筐体へ連結する連結手段とを備え、前記カバー体は、グリップ部が設けてある箇所に出入自在な出入部材を有することを特徴とする。
さらに、本発明に係る携帯電気機器は、筐体の一部を覆う形状であり、グリップ部が設けてあるカバー体と、該カバー体を開閉自在に前記筐体へ連結する連結手段と、閉じた状態の前記カバー体で覆われる筐体部分に設けてある操作部とを備え、前記カバー体は、グリップ部が設けてある箇所に出入自在な出入部材を有することを特徴とする。
さらにまた、本発明に係る携帯電気機器は、前記筐体へ閉じた状態の前記カバー体を係止する第1係止手段と、前記筐体から開いた状態の前記カバー体を係止する第2係止手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る携帯電気機器は、前記筐体には、電池の装着部が設けてあり、前記カバー体が筐体から開いた状態の検知を行う検知手段と、該検知手段の検知に応じて前記装着部に装着された電池から給電を行う給電制御手段とを備えることを特徴とする。
さらに、本発明に係る携帯電気機器は、前記カバー体に操作スイッチが設けてあることを特徴とする。
本発明に係る撮像装置は、撮像レンズ部及び電池の装着部が設けられた筐体の一部を覆う形状であり、グリップ部及び撮像スイッチが設けられたカバー体と、該カバー体を回動して前記筐体に対して開閉できるように前記筐体へ連結する連結手段と、閉じた状態の前記カバー体で覆われる筐体部分に設けてある操作部と、前記筐体へ閉じた状態の前記カバー体を係止する第1係止手段と、前記筐体から略90度開いた状態の前記カバー体を係止する第2係止手段と、前記カバー体が筐体から開いた状態の検知を行う検知手段と、該検知手段の検知に応じて前記装着部に装着された電池から給電を行う給電制御手段とを備え、前記カバー体は、グリップ部が設けてある箇所に出入自在な出入部材を有することを特徴とする。
本発明にあっては、筐体の一部に設けられた操作部をカバー体で覆うようにすることで、カバー体を閉じた状態では操作部は隠される。それにより、携帯時及び不使用時等に操作部はカバー体で遮られるため、携帯電気機器及び撮像装置が不用意に作動することを解消できる。
また、本発明にあっては、筐体に対して開閉自在なカバー体のグリップ部が設けられた箇所に出入自在な出入部材を設けることにより、カバー体を開いて出入部材を取り出せば、グリップ部を把持するユーザの手、指を出入部材に当てたり、引っ掛けたり、又は指の間に挟むこと等が可能となる。その結果、落下の危険性を低減でき、使用中におけるユーザの手、指の位置ズレにより生じる不具合も解消でき、特に撮像装置においては安定した撮像操作を行えるようになる。なお、携帯時及び不使用時等には出入部材をカバー体に入れた状態にすれば、出入部材がカバー体から突出しなくなり携帯電気機器及び撮像装置の携帯性が損なわれることもない。
さらに、本発明にあっては、筐体へ閉じた状態のカバー体、及び筐体から開いた状態のカバー体をそれぞれ係止できるようにすることで、不使用時及び携帯時等にカバー体が突然開くこと及び使用時にカバー体が閉じることを防止できるようになり、カバー体の開閉状態が安定する。
さらにまた、本発明にあっては、カバー体が筐体から開くことに連動して給電の制御を行うことにより、ユーザは電源スイッチを特に操作することなしに、カバー体の開閉で機器のスタンバイ状態及び電源オフ状態を切り替えることが可能になり、携帯電気機器及び撮像装置の使用性を一段と向上できる。
また、本発明にあっては、カバー体に操作スイッチを設けることにより、グリップ部を把持した状態で指先のみの動きで機器を操作できるようになり、特に撮像装置においては撮像スイッチを設けることにより撮像操作の向上を図れる。
本発明にあっては、操作部が設けられた筐体の一部をカバー体で覆う構成なので、不使用時及び携帯時等には操作部へのアクセスを物理的に不可能にして、携帯電気機器及び撮像装置の不用意な作動を確実に防止できる。
また、本発明にあっては、カバー体のグリップ部が設けられた箇所に出入自在な出入部材を設けることにより、携帯性を損ねることなしに操作を行うユーザの手、指の位置ズレを生じにくくして良好な操作性を確保できると共に、筐体把持に係る負担も軽減できる。
さらに、本発明にあっては、筐体へ閉じた状態のカバー体、及び筐体から開いた状態のカバー体をそれぞれ係止可能にすることで、カバー体がユーザの意思に反して開閉することを防止でき、カバー体の状態を安定に保つことができる。
さらにまた、本発明にあっては、カバー体が筐体から開くことに連動して給電の制御を行うことにより、ユーザは電源スイッチを特に操作することなしに、カバー体の開閉で電源のオン、オフを切り替えられ、携帯電気機器及び撮像装置の使用性を向上できる。
本発明にあっては、カバー体に操作スイッチを設けることにより、グリップ部を把持した状態で指先のみを動かせば携帯電気機器を操作でき、また、撮像装置においてはカバー体に撮像スイッチを設けることで良好な撮像操作性を提供できる。
図1(a)(b)及び図2は、本発明の第1実施形態に係る撮像装置であるデジタルカメラ1(携帯電気機器に相当)を示す斜視図である。デジタルカメラ1は、直方体状の筐体2の一端側にグリップ部を設けたカバー体3を開閉自在に連結しており、筐体2の前面2aには撮像レンズ部4を設け、背面2cには撮像対象及び撮像した画像の表示等を行うモニタ部9及び複数のスイッチ及びボタン等からなる操作部10を設けている。筐体2は、カバー体3が筐体2より出っ張らないように、カバー体3を取り付ける側の上面2b、背面2cを少し窪ませた形状にしている。なお、図1(a)(b)はカバー体3を筐体2から開いた状態を示し、図2はカバー体3を閉じた状態を示している。
カバー体3は、上板部3a、側板部3b、及び下板部3cを有し、側方から見ると全体がカタカナの「コ」字状になっており(図2参照)、上板部3a及び側板部3bの外面が主にユーザの手で把持されるグリップ部として機能している(図4(b)参照)。また、カバー体3は、上板部3aの筐体3に対向する内面側及び下板部3cの内面側に軸部3f、3gを夫々突設しており、上板部3aの軸部3fを筐体2の上面2cに設けた穴部2gに挿入し(図2、図5(a)(b)参照)、下板部3bの軸部3gを筐体2の下面2f(図1(a)(b)参照)に設けた穴部(図示せず)に挿入することで、カバー体3を回動して筐体3に対して開閉できるように連結している。よって、カバー体3の各軸部3f、3g及び筐体2の穴部2gが連結手段に相当し、カバー体3を閉じると筐体2の操作部10をカバー体3で覆われ、カバー体3を開くと操作部10が露出する。
さらに、カバー体3は、上板部3aに撮像スイッチとしてシャッターボタン8(操作スイッチに相当)を設けており、具体的には、図4(b)に示すように、カバー体3のグリップ部を把持するユーザの人差し指の指先が届く範囲にシャッターボタン8を配置している。このシャッターボタン8の配線は図示していないが、シャッターボタン8から延在する信号線又はFPC(Flexible Printed Circuit)を軸部3gの内部空洞(図5(a)(b)参照)を通って筐体2の内部へ導いている。なお、導かれた信号線又はFPCは、デジタルカメラ1の各種機能に対する制御を行うシステムコントローラと接続され、シャッターボタン8の押し下げ操作に基づき撮像が行われる。
さらにまた、図1(a)(b)及び図2に示すようにカバー体3は、側板部3bの外面の下方に溝部3eを下端辺に沿って形成しており、この溝部3eに係止部6(第1係止手段に相当)をスライド可能に収めている。係止部6は一端に係止ツメ6aを突設しており(図1(b)参照)、図示しないバネにより係止部6はカバー体3の外方へ飛び出るように付勢されている。また、カバー体3は、側板部3bの外面の略中央箇所に逆T字状の収納穴3dを形成しており、この収納穴3dに挟持部材5(出入部材に相当)を出入自在に収納している。
挟持部材5は、図4(a)に示すように、軸部5a及び軸部5aの一端側に連結された指当て部5bで全体がT字状に形成されており、軸部5aの他端側はカバー体3に設けられた回転軸12に取り付けられている。これにより、挟持部材5は、回転軸12を回転中心としてカバー体3の収納穴3dに収まった状態(図2参照)と収納穴3dから出た状態(図4(a)参照)とを回転により出し入れされる。なお、指当て部5bの長手方向に直交する方向の幅寸法はカバー体3の側板部3bの厚み寸法に比べて大きいため、挟持部材5をカバー体3の収納穴3dに収めると、側板部3の内面側に少しはみ出た状態にして、外面側には飛び出ないようにしている(図2参照)。また、カバー体3を閉じた状態では、側板部3bの内面と筐体2との間に空間を確保できるようにして、この空間に上述した挟持部材5の収納穴3dからはみ出た部分を収めるようにしている。
挟持部材5を出した状態では、図4(b)に示すように、カバー体3のグリップ部を把持するユーザの人差し指と中指の間に軸部5aが挟まれると共に、指当て部5bが人差し指及び中指の背部に当たった状態になる。これにより、万が一、ユーザが手の疲れ等によりグリップ部を離してしまっても、挟持部材5が指の間に引っかかりデジタルカメラ1の落下を防止できる。また、グリップ部を把持するユーザの人差し指及び中指は挟持部材5の軸部5を挟むことで位置ズレが防止され、シャッターボタン8の操作時に指のズレによりシャッターチャンスを逃がすような事態が生じないようにしている。
一方、筐体2は図1(a)(b)及び図5(a)(b)に示すように、カバー体3を開いた状態で上面2bから突出し、カバー体3が閉じた状態で筐体内部に引っ込むロック部材7(第2係止手段に相当)を上面2bに形成した角穴2eに取り付けている。ロック部材7は四角柱状であり、筐体内部に収まる側の端部にはフランジ部7aを設けており、このフランジ部7aを筐体2のバネ保持部2hに保持されたバネ13に当接させることで、ロック部材7を筐体2の外方へ付勢している。ロック部材7を嵌める角穴2eは、図3(b)及び図5(a)に示すように、カバー体3が筐体2から90度開いたときに、カバー体3の上板部3aのロック部材7に対向する側面部3iがロック部材7の外面に当接できるような箇所に形成している。このようにロック部材7の外面がカバー体3の上板部3の側面部3iに当接することで、カバー体3は開いた状態が係止される。
ロック部材7による係止を解除するには、図5(a)に示すように、飛び出したロック部材7を筐体2の内部に押し込むことで、カバー体3は閉じることが可能になる。また、カバー体3を一旦閉じると、図5(b)に示すようにロック部材7は上板部3aの内面3kに押圧されて筐体2に押し込まれたままになるため、カバー体3を閉じる操作を妨げない。さらに、カバー体3を90度開くと、ロック部材7は上板部3の内面3kの押圧から解放されてバネ13により筐体2から飛び出し、カバー体3を開いた状態で係止する。
また、筐体2は、ロック部材7のフランジ部7aに対向するように検知スイッチ14を内部に配置しており、この検知スイッチ14は筐体2に設けられた電池装着部2iに装着される電池16からの給電の制御を行う電源制御部15と配線d1、d2により接続されている。なお、電源制御部15はデジタルカメラ1のシステムコントローラ17とも接続され、システムコントローラ17への給電を制御すると共に、図5(a)で示していない撮像に係る各部への給電も制御している。
検知スイッチ14は、カバー体3が90度開いた状態を検知する検知手段として機能している。具体的に検知スイッチ14は図5(a)に示すように、カバー体3が開いてロック部材7が筐体2から飛び出すと、ロック部材7のフランジ部7aに当接し、この当接に伴い信号を電源制御部15へ伝送する。また、検知スイッチ14は図5(b)に示すように、カバー体3が閉じられてロック部材7が筐体内部へ押し込まれると、フランジ部7aと当接しなくなり信号も電源制御部15へ伝送しなくなる。よって電源制御部15は検知スイッチ14からの信号を受けるとカバー体3が90度開いたと判断し、信号を受け取らないときはカバー体3が90度開いていないと判断している。
電源制御部15は、カバー体3が90度開いたと判断した場合、電源スイッチがオンされたときと同様に各部へ給電を行い、デジタルカメラ1が有する撮像及び再生等の各種機能を使用できる状態(スタンバイ状態)にし、90度開いていないと判断した場合、電源スイッチがオフされたときと同様に各部への給電を停止するように制御を行う。
さらに、筐体2は、図1(b)に示すように、カバー体3を閉じたときに係止部6の係止ツメ6aと対向する箇所に係止凹部2dを凹設しており、カバー体3の係止ツメ6aはカバー体3が閉じられた場合、図示しないバネの付勢により係止凹部2dと係合して、カバー体3が開かないようにロックする。このロックを解除するには、図3(a)に示すように係止部6を図中の矢印方向へ付勢に抗してスライド移動させて係止ツメを係止凹部2dから抜き出すことで行う。
上述したように、第1実施形態に係るデジタルカメラ1は、不使用時及び携帯時等には図2及び図3(a)に示すようにカバー体3を閉じるため、筐体2の外形寸法が大きくなることを防止して携帯性を高めると共に、操作部10を覆い不用意に操作部10が操作されることを防止している。また、使用時には、図3(b)に示すようにカバー体3を開き、さらに図3(c)に示すように挟持部材5を取り出すことにより、筐体2の外形寸法を大きくしてユーザが把持しやすくすると共に、挟持部材5により使用性及び操作性も高めている。さらにまた、カバー体3が開くと自動的にスタンバイ状態になるため使用性が向上し、カバー体3を閉じると自動的に電源がオフされるため、無駄に電池を使用することもなくなる。
なお、第1実施形態に係る構成は、デジタルカメラ以外のデジタルビデオカメラ、撮像機能を備えた携帯電話器、及び撮像機能を備えたPDA等といった様々な撮像装置にも好適であり、さらに、撮像を行わない音楽再生装置、映像表示装置、及びパーソナルコンピュータ等の各種携帯電気機器にも勿論適用可能である。
図6(a)(b)は、本発明の第2実施形態に係る撮像装置であるデジタルカメラ21(携帯電気機器に相当)の斜視図であり、図6(a)はカバー体23を閉じた状態を示し、図6(b)はカバー体23を開いた状態を示す。第2実施形態のデジタルカメラ21は、カバー体23を筐体22に対してスライド式に開閉できるようにカバー体23と筐体22とを連結していることが特徴である。
筐体22は、カバー体23で背面22c、上面22b及び下面22fの一部を覆われ、上面22b及び下面22fのカバー体23で覆われる部分にレール部28、29を夫々突設している。また、筐体22は、図5(a)(b)と同様の構成のロック部材27を上面22bのカバー体23に覆われる端部付近に設けており、背面22cのカバー体23で覆われない下端中央付近に係止凹部22dを凹設している。
一方、カバー体23は、上板部23a、側板部23b及び下板部23cに加えて、図6(a)(b)中の右側方を閉じる壁板部23mを設けた形状にしており、第2実施形態では、カバー体23の上板部23a及び壁板部23mの外面が主にグリップ部として機能する。また、カバー体23は、上板部23aの内面23n及び下板部23cの内面23qに、筐体22のレール部28、29に対応するレール溝23p、23rを夫々凹設している(図6(a)参照)。よって、レール部28、29がレール溝23p、23rに収まることで、カバー体23は、レール部28、29に沿って筐体22に対し開閉できる構成になっている。
さらに、カバー体23は上板部23aにロック穴23sを穿設しており、カバー体23が最も開いた状態では、ロック穴23sに筐体22から飛び出すロック部材27が嵌合し、カバー体23の開いた状態を係止するようにしている。なお、ロック部材27による係止の解除は第1実施形態と同様であり、ロック部材27を押し込むことにより、カバー体23を閉めることが可能になる。また、カバー体23の閉じた状態は、第1実施形態と構成が異なる係止部26によりカバー体23が筐体22に係止されるようにしている。第2実施形態の係止部26は先端に筐体22の係止凹部22dに係合する係止ツメ26aを設けており(図6(b)参照)、係止ツメ26aを設けた反対側の端部をカバー体23へ回転可能に取り付けている。この係止部26は図示しないバネで閉じる方向(図6(a)の矢印と反対方向)に付勢されており、カバー体23を閉じた状態では、バネの付勢により係止部26の係止ツメ26aが筐体22の係止凹部22dに係合し、カバー体23を係止する。また、カバー体23を開くには、係止部26を図6(a)中の矢印方向に回転することで、係止ツメ26aと係止凹部22dとの係合を解除し、カバー体23を図6(b)中の矢印方向へスライド移動させる。
なお、第2実施形態のデジタルカメラ21では、カバー体23に第1実施形態に示したような挟持部材を設けていないが、勿論カバー体23に出入自在な挟持部材を設けることは可能である。また、上述した以外の構成は第1実施形態と同様であるため説明を省略すると共に、第2実施形態の構成もデジタルカメラ21以外に、第1実施形態で述べた様々な撮像装置及び携帯電気機器に適用できる。
図7(a)(b)(c)は、本発明の第3実施形態に係る撮像装置であるデジタルカメラ31(携帯電気機器に相当)の上面側からの概略図である。第3実施形態のデジタルカメラ31は、カバー体33を筐体32に対してスライドさせると共に90度の範囲で開閉できるようにカバー体33と筐体32とを連結していることが特徴である。
筐体32は、カバー体33で背面32c、上面32b及び下面(図示せず)の一部が覆われ、上面32b及び下面(図示せず)のカバー体33で覆われる部分にレール溝部42を夫々凹設すると共に、レール溝部42に収まった状態から外方へ突出できるようにレール部41をレール溝部42にスライド自在に取り付けている。また、上下のレール部41には、突出側の端部にカバー体33を連結する穴部(図示せず。第1実施形態の穴部2gに相当)を形成し、上面32b側のレール部41には図5(a)(b)に示すような構造のロック部材47を設けている。
一方、カバー体33は、基本的に第1実施形態と同等の構成であり上下板部の内面に設けた軸部33fを上下のレール部41の上述した穴部に嵌合することで、カバー体33をレール部41を介して筐体32に連結している。なお、第3実施形態のデジタルカメラ31は、カバー体33の閉じた状態を係止部36(図7(a)参照)で筐体32へ係止する係止構造に関しては第2実施形態と同様であり、その他に関しては第1実施形態と同等の構成であるため説明を省略する。
第3実施形態のデジタルカメラ31において、カバー体33を閉じた状態から開くには、先ず図7(a)に示すように、係止部36を図中の矢印方向に回転させて係止を解除し、次に、図7(b)に示すようにカバー体33を筐体32に対してスライド移動させる。なお、このスライド移動では、レール部41がレール溝部42から引き出された状態になる。最後に図7(c)に示すように、カバー体33を軸部33fを中心に回転させることでカバー体33は筐体32に対し完全に開いた状態になり、90度開いた状態でロック部材47によりカバー体33は係止される。このように第3実施形態のデジタルカメラ31は、図7(c)に示すカバー体33を完全に開いた状態では、図7(a)に示すカバー体33を閉じた状態に比べて装置の外形寸法が大幅に大型化されるため、特に筐体が小さい場合でも良好な把持性を確保できる。
なお、第3実施形態のデジタルカメラ31では、カバー体33に第1実施形態に示したような挟持部材及び操作スイッチ(第1実施形態ではシャッターボタン8に相当)を設けていないが、勿論カバー体33に出入自在な挟持部材、操作スイッチを設けることは可能である。また、第3実施形態の構成もデジタルカメラ31以外に、第1実施形態で述べた様々な撮像装置及び携帯電気機器に適用できる。
本発明の第1実施形態に係るカバー体を開いた状態のデジタルカメラであり、(a)は前面側からの斜視図、(b)は背面側からの斜視図である。 第1実施形態のデジタルカメラのカバー体を閉じた状態を示す背面側からの斜視図である。 (a)はカバー体を閉じた状態の概略図、(b)はカバー体を開いた状態の概略図、(c)は挟持部材を出した状態の概略図である。 (a)は挟持部材を示す要部概略図、(b)はユーザの把持状態を示す概略図である。 (a)は図3(b)のA−A線における概略断面図、(b)は図3(a)のB−B線における概略断面図である。 第2実施形態に係るデジタルカメラであり、(a)はカバー体を閉じた状態を示す斜視図、(b)はカバー体を開いた状態を示す斜視図である。 第3実施形態に係るデジタルカメラであり、(a)はカバー体を閉じた状態の概略図、(b)はカバー体をスライドさせた状態の概略図、(c)はカバー体を開いた状態の概略図である。
符号の説明
1、21、31 デジタルカメラ
2、22、32 筐体
2i 電池装着部
3、23、33 カバー体
5 挟持部材
6、26、36 係止部
7、27、47 ロック部材
8 シャッターボタン
10 操作部
15 電源制御部
16 電池

Claims (7)

  1. 筐体の一部を覆う形状であり、グリップ部が設けてあるカバー体と、
    該カバー体を開閉自在に前記筐体へ連結する連結手段と、
    閉じた状態の前記カバー体で覆われる筐体部分に設けてある操作部と
    を備えることを特徴とする携帯電気機器。
  2. 筐体の一部を覆う形状であり、グリップ部が設けてあるカバー体と、
    該カバー体を開閉自在に前記筐体へ連結する連結手段と
    を備え、
    前記カバー体は、グリップ部が設けてある箇所に出入自在な出入部材を有することを特徴とする携帯電気機器。
  3. 筐体の一部を覆う形状であり、グリップ部が設けてあるカバー体と、
    該カバー体を開閉自在に前記筐体へ連結する連結手段と、
    閉じた状態の前記カバー体で覆われる筐体部分に設けてある操作部と
    を備え、
    前記カバー体は、グリップ部が設けてある箇所に出入自在な出入部材を有することを特徴とする携帯電気機器。
  4. 前記筐体へ閉じた状態の前記カバー体を係止する第1係止手段と、
    前記筐体から開いた状態の前記カバー体を係止する第2係止手段と
    を備える請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の携帯電気機器。
  5. 前記筐体には、電池の装着部が設けてあり、
    前記カバー体が筐体から開いた状態の検知を行う検知手段と、
    該検知手段の検知に応じて前記装着部に装着された電池から給電を行う給電制御手段と
    を備える請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載の携帯電気機器。
  6. 前記カバー体に操作スイッチが設けてある請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載の携帯電気機器。
  7. 撮像レンズ部及び電池の装着部が設けられた筐体の一部を覆う形状であり、グリップ部及び撮像スイッチが設けられたカバー体と、
    該カバー体を回動して前記筐体に対して開閉できるように前記筐体へ連結する連結手段と、
    閉じた状態の前記カバー体で覆われる筐体部分に設けてある操作部と、
    前記筐体へ閉じた状態の前記カバー体を係止する第1係止手段と、
    前記筐体から略90度開いた状態の前記カバー体を係止する第2係止手段と、
    前記カバー体が筐体から開いた状態の検知を行う検知手段と、
    該検知手段の検知に応じて前記装着部に装着された電池から給電を行う給電制御手段と
    を備え、
    前記カバー体は、グリップ部が設けてある箇所に出入自在な出入部材を有することを特徴とする撮像装置。
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