JP2005336216A - 粘着テープ及びその使用方法 - Google Patents

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【課題】 粘着テープの使用量が多い作業において、所定長さに切断された所定幅の粘着テープを引出して使用できる粘着テープの一部切断装置を提供する。
【解決手段】 基材がヨコ1軸延伸フィルムからなり、一方の端縁線に沿って粘着剤が施されていない粘着剤非塗布部を有し、粘着剤非塗布部の側のフィルム層が、フィルムの横断方向に向かって2〜15mmの長さで、紙管に達するまで部分切断され、該部分切断された部位が、紙管中心線に対して相互に同一角度である巻回粘着テープであり、更に、上記粘着テープを回転自在な巻出しロールに装着し、表面が剥離加工された受台ロールを設け、該受台ロールの一方の外周面端部に、受台ロール本体より少なく剥離加工された非剥離加工部を1〜5mm幅で設け、粘着テープの粘着面を受台ロールの外周面に密着させて巻出し、部分切断された粘着剤非塗布部をつまんで引張って使用する。
【選択図】 図3

Description

本発明は粘着テープの使用量が多い作業において、予め必要な長さ及び必要な幅に切断された粘着テープを軽い力で引出して使用できる粘着テープ及びこの粘着テープの使用方法に関する。
粘着テープは一般に基材の一方の面に粘着剤が塗布され、他方の面には基材が露出しているものである。これを巻回した巻回粘着テープは一方の面の粘着剤が先に巻回された粘着テープの裏面に粘着するため、強固に巻回され、巻崩れのおそれがなかった。しかしながら、巻回粘着テープを巻出して使用するにあたり、基材裏面に粘着した粘着剤の剥離抵抗が加わる。この抵抗自体は粘着テープの使用量が少量の場合には問題にならないが、大量に使用する工場、例えば、弁当箱に粘着テープで蓋を閉じる作業を行う弁当工場や、電気器具の組込み工程でパーツを仮止めする製造工場等では、粘着テープの剥離抵抗や切断抵抗が作業効率の低下を招く。現実に、これらの工場では、粘着テープの巻出しにおける巻出し抵抗のため、巻出しに時間と力を要し、切断工程が煩瑣であり、粘着テープの巻出し、切断工程が作業効率を著しく低下させていた。
本発明者は特許文献1において、ヨコ1軸延伸されたフィルム基材からなり、一方の端縁線に沿って粘着剤が施されていない部位が存在する、紙管に巻回された粘着テープを提案した。この粘着剤非塗布部を前もって一定長さにテープの横断方向に部分切断し、他の台に軽く付着させ、粘着剤非塗布部をつまんで引張ることにより、ほぼ一定長さ、一定幅の粘着テープを次々と使用する作業が効率化された。
更に、巻回テープは粘着剤非塗布部を前もって一定間隔で切断しておくか、巻出しロールと受台ロールとの間に、同一周速度で反対方向に回転する受けロールとカッターロールが介在し、カッターロールのカッター刃が、該受けロール上の粘着テープの一端を粘着テープの横断方向に間欠的に切断する技術を開示した。
特開2002−356657号公報
本発明者らは、前記技術の実施を図ったところ、前もって粘着剤非塗布部を一定長さ、一定間隔に部分切断したヨコ1軸延伸フィルムは巻取りに際して横断方向に破れ易く、巻取りに困難を伴った。また、受台ロールの表面が粘着テープの粘着面と強く接触していると、受台ロールからの剥離にかなりの力を要し、作業効率の改善が不充分であった。そこで、受台ロールの粘着面からの剥離性を向上させるため、表面に凹凸のある梨地加工を施したり、剥離性の高い樹脂の皮膜を形成したりして解決した。
しかしながら、この方法を採用しても、部分切断されたテープの粘着剤非塗布部の先端をつまんで引張ると、隣接する部分切断されたテープも連結して剥がれ、2本ないし3本以上の粘着テープが一挙に剥離してくるトラブルがあった。粘着テープは一本ずつ使用するものであり、最も端に位置する粘着剤非塗布部を引張れば必ず一本の粘着テープが確実に引出されなければならない。
本発明は上記課題を解決することを目的とし、その構成は、基材がヨコ1軸延伸フィルムからなり、一方の端縁線に沿って粘着剤が施されていない粘着剤非塗布部を有する紙管に巻回された粘着テープであって、粘着剤非塗布部の側のフィルム層が、フィルムの横断方向に向かって2〜15mmの長さで、紙管に達するまで部分切断され、該部分切断された部位が、紙管中心線に対して相互に同一角度である巻回粘着テープである。更に、部分切断されていない上記粘着テープを回転自在な巻出しロールに装着し、該巻出しロールに対応する、表面が剥離加工された受台ロールを設け、該受台ロールの一方の外周面端部に受台ロール本体より少なく剥離加工された非剥離加工部を、1〜5mm幅で設ける一方、粘着テープの粘着面を受台ロールの外周面に密着させ、粘着剤非塗布部の先端を受台ロールから突出させて回動させ、受台ロールに一重以内に巻出し、部分切断された粘着剤非塗布部をつまんで引張ることを特徴とする。
すなわち、本発明は使用したい粘着テープの長さと同一幅の巻回粘着テープを使用し、この巻回粘着テープの一方の端縁部に粘着剤が施されていない部位、すなわち粘着剤非塗布部を設け、しかも粘着テープの基材がヨコ方向に強く延伸されているものである。そして、巻回粘着テープの粘着剤非塗布部の側のフィルム層を、フィルムの横断方向に向かって2〜15mmの長さに、前もって部分切断しておくものである。強くヨコ方向に延伸されたフィルムの特徴として、部分切断部をつまんで引張るとフィルムの横断方向に裂け目が走り、前もって粘着テープの使用長さがほぼ決まっている用途には好ましく使用される。
本発明の巻回粘着テープを巻出して、表面を剥離加工された受台ロールに一重以下に巻取る。この際、部分切断された部位が指でつまめる程度の長さに受台ロールからはみ出していることが好ましい。
本発明の特徴は、受台ロールの粘着テープの部分切断された側が当接する端部に、受台ロール本体より、より少なく剥離加工された部位を1〜5mm幅で設けることにある。引裂きが伝播する初期に、わずかな剥離抵抗を付与することにより、引裂きがつまんだ粘着剤非塗布部の部分切断部の幅のみに限定され、つまんだ部分に対応する1本の粘着テープのみを確実に取出すことができる。
本発明により、ヨコ1軸延伸フィルム基材を使用した粘着テープと簡単な装置を用いるのみで、大量の粘着テープを貼着する作業が作業員の疲労も少なく容易に行われ、作業効率が一段と向上する。更に、受台ロールからはみ出したテープの先端をつまんで引張ると、つまんだテープの切断幅とほぼ同一幅に、巻回テープの横断方向に裂け目が伝播し、確実に1本ずつ同一長さ、ほぼ同一幅の粘着テープを取出して使用することができる。
本発明におけるフィルム基材はプラスチックフィルムであり、ポリオレフィン系、ポリ塩化ビニル系、ポリアミド系、ポリエステル系、ポリスチレン系等、特に限定はなく、これらの積層フィルムであってもよい。一般にはポリオレフィン、特にポリプロピレンが好ましく使用される。
フィルムの一方の面には粘着剤が施され、少なくとも一方の端部には粘着剤が施されていない粘着剤非塗布部が存在し、紙管に巻回されている。
本発明のフィルム基材は、ヨコ1軸延伸フィルムである。ヨコ1軸延伸の用語は、フィルムの長さ方向と垂直な方向に強く延伸されたフィルムを意味する俗称である。フィルムの製造に際しては、冷却し、巻取るためにフィルムの長さ方向には多少とも延伸されるので、厳密な意味では現在のところ、タテ方向の延伸が全く行われていないフィルムは存在しないものと思料される。しかしながら、フィルムが横断方向に強く延伸されていれば、タテ方向の延伸が多少あっても、需要者には感覚的にヨコ1軸延伸フィルムである。本発明においては、ヨコ1軸延伸フィルムとは、フィルムの横断方向に一部切断しておくと、一部切断部分を引張ることにより横断方向に、肉眼では垂直と思える程度に引裂伝播するフィルム素材である。
図1は部分切断部から見た本発明請求項1及び2に記載する巻回された粘着テープの側面図である。一方の端縁部に非粘着剤塗布部を有する粘着テープが巻回されている。紙管1の外径は約60mm、長さ120mmであり、この紙管1に幅120mmの粘着テープを巻回した。この粘着テープはヨコ1軸延伸ポリプロピレンフィルムを基材とし、一方の端縁部に幅約7mmの粘着剤非塗布部2を残して他の部位には粘着剤を塗布し、粘着剤塗布部3とした。粘着剤非塗布部2の長さは、指で摘める程度であればよく、通常2〜15mm、好ましくは3〜10mmである。本実施例においては7mmとした。
部分切断する長さは、粘着剤非塗布部2と一致する長さでも、より長かったり、短かったりしてもよい。一般には2〜15mm、好ましくは3〜10mm、より好ましくは4〜8mmである。部分切断線4の位置は、図1に示すように、紙管1の長さ方向と平行な紙管の中心線をAとすると、Aを中心として相互に同一の角度θであることを要する。図1においてはθが30度であるため、巻回テープは一方の端部で12等分されて部分切断されていることになる。θが22.5度であれば、16等分することができる。
図1から明らかなように、粘着テープの巻き始めの部分、すなわち、内層部分と巻き終わりの部分、すなわち、外層部分とは巻径が異なるため、部分切断線4の間隔はテープ全体を通じて同一ではない。しかし、その相違が粘着テープとしての使用に支障を来さない程度の差であれば差支えない。このような粘着テープは、間欠的に粘着剤非塗布部2を有する広幅の巻回粘着テープを粘着剤非塗布部2の端部で切断し、粘着剤非塗布部2の側を2〜15mmの長さに、紙管に達するまで切断することにより工業的に容易に製造することができる。
本発明は、本来、基材の一方の面に粘着剤が塗布され、一方の端縁部に粘着剤非塗布部が存在する巻回された粘着テープである。本発明にあっては、一定幅の粘着剤非塗布部が一定間隔で存在する広幅の巻回粘着テープを、紙管毎切断する製造方法が考えられる。この場合、粘着剤塗布部と粘着剤非塗布部との境界を正確に切断することは困難であり、多少のズレを許容することが好ましい。その結果、部分切断線4を設けない側にも1〜2mm程度の粘着剤非塗布部が存在することになる。
図2は図1に示す巻回された粘着テープを回転自在な巻出しロール5に装着し、巻出して受台ロール6の外周に一重以下に貼着させた状態を示す平面図である。図3は図2の状態を示す斜視図である。図2及び3においては基材フィルムの強く延伸されている方向を両端矢印で示した。7は押付けロールであり、巻出された粘着テープを受台ロール6に押圧する。受台ロール6の表面は剥離加工されているため、確実に張りつける必要がある。
受台ロール6は、巻出しロール5から巻出された粘着テープの部分切断線4が設けられている部位の一部又は全部がはみ出して巻取られるように配置する。
剥離加工する方法は、粘着テープに施された粘着剤との親和性を減少させる方法であれば特に限定しない。受台ロール6の素材は各種プラスチック、金属、木材、セラミック等限定はないが、表面の素材はポリオレフィンが好ましい。特に高密度ポリエチレンや低密度ポリエチレンは剥離性が向上する。表面にシリコーン樹脂やフッ素樹脂等からなる剥離性皮膜を設けることが好ましい。更に、エンボス加工、梨地加工等を施して表面に凹凸を設けると、粘着剤との接触面積が減少し剥離性が一段と向上する。
受台ロールの表面を剥離加工することにより、粘着テープを受台ロール6から剥がして使用する場合に、部分切断された部位をつまんで引張るとほとんど抵抗なく、ほぼ同一間隔で部分切断が伝播し、同一長さ、ほぼ同一幅のテープを取出すことができる。
8は受台ロール6に設けた非剥離加工部である。上記のように、受台ロール6の表面には種々の剥離加工を施すが、部分切断線4が存在する側に、受台ロール6の全面よりもより少なく剥離加工された非剥離加工部8を1〜5mm幅で設ける。非剥離加工部8は例えば、受台ロール6の表面が梨地加工されている場合には、粘着テープの切断線4を設けた側に1〜5mm幅で梨地加工を省略した部位を残す。或いは、全面にシリコーン樹脂やフッ素樹脂等からなる剥離性皮膜を設けた場合に、粘着テープの切断線4を設けた側に1〜5mm幅で剥離性皮膜を設けない部位を残す等、より少なく剥離加工されていればよい。非剥離加工部8を設ける幅は2〜3mmがより好ましく、受台ロール6の一方の最端部に設けるが、図2に示すように、わずかに奥に入った端部であってもよい。
9は受台ロール6を回動させて粘着テープを巻出すための巻出しハンドルである。図3においては、受台ロール6より大径で、周囲に滑り止めの凹凸を設けたハンドルを示したが、現実には公知のいかなる様式のハンドルも使用できる。更に、図3においては受台ロール6の回動を手動としたが、電気回路を組込み、スイッチを設けることにより電動式にすることもできる。いずれにしても、受台ロールは一重に巻取って回動を中止するようにする。
図2及び図3において、仮に、非剥離加工部8が存在しないとすると、最も端部の粘着剤非塗布部2をつまんで引張ると、受台ロールは剥離加工されているために剥離抵抗は極めて小さく、粘着テープの横断方向への引裂伝播抵抗が剥離抵抗を越える現象が生じる。この場合には、最端部の部分切断線ではなく、2番目或いは3番目以降の部分切断線4から引裂が伝播する。粘着テープは1本ずつ巻出して使用するものである。
非剥離加工部8が存在すると、最端部の非剥離加工部4をつまんで引張ると、非剥離加工部8においては粘着剤が強く粘着し、剥離抵抗が引裂伝播抵抗を越えるため、引裂は最端部の部分切断線4の延長方向に伝播し、2本以上の粘着テープを剥離してくることはない。非剥離加工部8は1〜5mmと狭い上、受台ロール6全体に充分な剥離加工が施されているため、粘着テープの取り出し抵抗はほとんど感じられない。
図4は一方の端部に粘着剤非塗布部を設け、且つ、部分切断線を設けない巻回された粘着テープを用いて本発明を実施する場合の説明図である。粘着テープの使用量が多く、紙管1に対して粘着テープの巻回厚が大きい場合に好ましく使用される。
本実施例においては、巻出しロール5と押付けロール7との間に、一対の切断ロール10と受けロール11が介在する。切断ロール10と受けロール11は同一周速度で、相互に反対方向に、粘着テープを巻出しロール5から受台ロール6に送る方向に回転する。
切断ロール10の一方の端部には、円周面に等間隔でカッター刃12が突出している。図4に示すように、粘着テープは切断ロール10と受けロール11との間を通過し、切断ロールのカッター刃12に当接した部位はカッター刃12により部分切断される。切断ロール10と受けロール11との間を通過した粘着テープは、実施例1と同様にして受台ロール6に一重以下に巻取られ、同様にして使用することができる。
図2〜4には、円筒形の受台ロール6を示したが、大勢の作業に適するように、粘着テープを取出せる範囲をより広げたい場合には、ベルトコンベア式の受台ロールを設けることができる。ベルトコンベアの表面は実施例1と同様に剥離加工され、一方の端部には非剥離加工部8を設ける。ベルトコンベア式受台ロールは一対の回転軸により、同一速度、同一方向に回動し、一方の回転軸により駆動されるロールに懸架されたベルトは図2〜4と同様に、押付けロール7と接触している。一対の回動軸はチェーンとスプロケット、歯車列、ベルト等、公知の回転伝達手段により回動される。
部分切断部から見た巻回された粘着テープの側面図である。 図1に示す粘着テープを巻出しロールに装着し、巻出して受台ロールの外周に一重以下に貼着させた状態を示す平面図である。 図2の状態を示す斜視図である。 一方の端部に粘着剤非塗布部を設け、且つ、部分切断線を設けない巻回された粘着テープを用いて本発明を実施する場合の説明図である。
符号の説明
1 紙管
2 粘着剤非塗布部
3 粘着剤塗布部
4 部分切断線
5 巻出しロール
6 受台ロール
7 押付けロール
8 非剥離加工部
9 巻出しハンドル
10 切断ロール
11 受けロール
12 カッター刃
A 紙管中心線

Claims (8)

  1. 基材がヨコ1軸延伸フィルムからなり、少なくとも一方の端縁線に沿って粘着剤が施されていない粘着剤非塗布部を有する紙管に巻回された粘着テープであって、
    粘着剤非塗布部の側のフィルム層が、フィルムの横断方向に向かって2〜15mmの長さで、紙管に達するまで部分切断され、該部分切断された部位が、紙管中心線に対して相互に同一角度であることを特徴とする巻回された粘着テープ。
  2. ヨコ1軸延伸フィルムが、延伸ポリプロピレンフィルムであることを特徴とする請求項1記載の巻回された粘着テープ。
  3. 基材がヨコ1軸延伸フィルムからなり、少なくとも一方の端縁線に沿って粘着剤が施されていない粘着剤非塗布部を有する紙管に巻回された粘着テープであって、
    粘着剤非塗布部の側のフィルム層が、フィルムの横断方向に向かって2〜15mmの長さで、紙管に達するまで部分切断され、該部分切断された部位が、紙管中心線に対して相互に同一角度である巻回された粘着テープを使用し、
    該粘着テープを回転自在な巻出しロールに装着し、該巻出しロールに対応する、表面が剥離加工された受台ロールを設け、該受台ロールの一方の外周面端部に、受台ロール本体より少なく剥離加工された非剥離加工部を、1〜5mm幅で設ける一方、
    粘着テープの粘着面を受台ロールの外周面に密着させ、粘着剤非塗布部の先端を受台ロールから突出させて回動させ、受台ロールに一重以内に巻出し、部分切断された粘着剤非塗布部をつまんで引張ることを特徴とする粘着テープの使用方法。
  4. 基材がヨコ1軸延伸フィルムからなり、少なくとも一方の端縁線に沿って粘着剤が施されていない粘着剤非塗布部を有する紙管に巻回された粘着テープを使用し、
    該粘着テープを回転自在な巻出しロールに装着し、該巻出しロールに対応する、表面が剥離加工された受台ロールを設け、該受台ロールの一方の外周面端部に、受台ロール本体より少なく剥離加工された非剥離加工部を、1〜5mm幅で設ける一方、
    粘着テープの粘着面を受台ロールの外周面に密着させ、粘着剤非塗布部の先端を受台ロールから突出させて回動させ、受台ロールに一重以内に巻出すと共に、巻出しロールと受台ロールとの間に、テープの粘着剤非塗布部が存在する側を一定間隔でテープの横断方向に、2〜15mmの長さに部分切断する部分切断装置を介在させ、部分切断された粘着剤非塗布部をつまんで引張ることを特徴とする粘着テープの使用方法。
  5. 受台ロールの剥離加工が、受台ロール外周面に微小な凹凸を設ける加工法であることを特徴とする請求項3又は4記載の粘着テープの使用方法。
  6. 受台ロールの剥離加工が、受台ロール外周面にシリコーン樹脂又はフッ素樹脂の皮膜を設けることを特徴とする請求項3ないし請求項5のいずれかに記載する粘着テープの使用方法。
  7. 受台ロールの剥離加工が、受台ロール外周面の素材として、ポリオレフィン系樹脂が使用されていることを特徴とする請求項3ないし6のいずれかに記載する粘着テープの使用方法。
  8. 受台ロールが、円筒状であるか、或いは、一方の回転が他方に伝達される一対の回転体の間に、ベルトが懸架されたベルトコンベア状であることを特徴とする請求項3ないし7のいずれかに記載する粘着テープの使用方法。
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