JP2005336000A - リチウム複合酸化物材料およびその利用 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明により提供されるLiNi(Co,Al)O2材料は、該材料を構成する粒子の表面部のラマンスペクトルが、可視光励起によるラマンスペクトル測定において、560±5cm−1の領域、545±5cm−1の領域および465±5cm−1の領域にそれぞれラマンバンドとを有する。かかる材料は、例えば、LiNi(Co,Al)O2の一次焼成物をリチウム溶液に含浸することにより製造される。
【選択図】 なし
Description
ところで、リチウム複合酸化物材料は、各種用途(例えば電池の正極活物質)に利用しやすい等の理由から粒子状の形態に調製されることが多い。該材料を二次電池の正極活物質等として用いる場合、そのような粒子の表面部の構造(例えば結晶性の程度)は電池の性能に大きな影響を及ぼし得る。しかし、上述のように高温焼成を経て得られたリチウム複合酸化物材料は、粒子の表面部の結晶性が低いものとなりがちであった。
上記第一、第二および第三のラマンバンドは、上記複合酸化物の結晶性に関連している。したがって、粒子の表面部のラマンスペクトルにおいてこれらのラマンバンドが観測されるということは、該表面部における結晶構造の乱れが少ない(すなわち結晶性が高い)ことを示している。このような粒子を構成要素とするリチウム複合酸化物材料は、電極活物質等として有用なものとなり得る。
このようなラマンスペクトルを示す粒子は、粒子の表面部および内部がいずれも良好な結晶性を有する。したがって、該粒子の内部の結晶構造と表面部の結晶構造との均質性がよい。このような粒子を構成要素とするリチウム複合酸化物材料は、電極活物質等として有用なものとなり得る。
なお、ここに開示されるリチウム複合酸化物材料を構成する粒子は、該材料の好ましい一形態では、一次粒子(最小単位の粒子)が集合(凝集)して二次粒子を形成している。このような場合には、特記しない限り、該二次粒子を「リチウム複合酸化物材料を構成する粒子」という。また、主として独立した(凝集していない)一次粒子により構成されている形態のリチウム複合酸化物材料については、該一次粒子を「リチウム複合酸化物材料を構成する粒子」という。
かかる製造方法によれば、一次焼成物をリチウム溶液に接触させることにより、該焼成物を構成する粒子の表面部の結晶性を向上させることができる。これにより、上述した領域にそれぞれ第一、第二および第三のラマンバンドを有するラマンスペクトルを示す表面部を備える粒子とすることができる。したがって、かかる方法により製造された材料は、該材料を構成する粒子の表面部の結晶性が良好なものとなり得る。この製造方法は、上述したいずれかのリチウム複合酸化物材料を製造する方法として好適である。
ここに開示される発明の一つの好適な態様では、該原料混合物が、リチウムイオン、ニッケルイオン、コバルトイオンおよびアルミニウムイオンを含む溶液にアルカリを添加して析出させた水酸化物を主構成成分とする原料水酸化物である。このような原料水酸化物から得られたリチウム含有複合酸化物材料は、電極活物質等として有用なものとなり得る。例えば、かかるリチウム含有複合酸化物材料を正極活物質として用いることにより、より電池性能のよい電池を構築し得る。
前記原料水酸化物を得るための溶液としては、硝酸リチウム、硝酸ニッケル、硝酸コバルトおよび硝酸アルミニウムを含む溶液(典型的には水溶液)を好適に用いることができる。また、その溶液に添加するアルカリとしては、NH4OHを用いることが特に好ましい。このようにして得られた原料水酸化物(原料混合物)を用いて得られたリチウム含有複合酸化物材料は、電極活物質等として特に有用なものとなり得る。
一方、該粒子の「内部」とは、上記表面部よりも内側の部分を指す。例えば、粒子の中心からの距離が該粒子の半径の凡そ70%(好ましくは凡そ50%)よりも小さい部分を「内部」とすることができる。また、例えば平均粒子径が凡そ5μm以上の粒子については、粒子の表面から約1μm(好ましくは約2μm)よりも内側の部分を「内部」とすることができる。
これにより生じた析出物(主として水酸化物)を原料水酸化物として用いることができる。この析出物は、Li,Ni,CoおよびAlの一種または二種以上が共沈したものであり得る。必要に応じて上記析出物に他の材料(例えば、Li,Ni,CoおよびAlの一種または二種以上を含む化合物)を混合したものを原料水酸化物として用いてもよい。
本発明者は、上記一次焼成物を構成する粒子の表面部にLiを補充することにより、該表面部の結晶性を向上させ得る(結晶構造の乱れを低減し得る)ことを見出した。粒子の表面部にLiを補充する方法としては、一次焼成物をLi溶液により処理する(典型的には、Li溶液に接触させる)方法が簡便であり好ましい。
このようなLi溶液処理を行うことにより、一次焼成物を構成する粒子の表面部の結晶性を高めることができる。典型的には、該表面部のラマンスペクトルにおいて、上記所定の領域にそれぞれラマンバンドを出現させることができる。
正極用組成物の調製に用いる溶媒としては、水系溶媒(例えば水)および非水系溶媒(例えばN−メチルピロリドン)のいずれも使用可能である。水系溶媒を用いる場合、上記正極用組成物には、上記正極活物質等に加えて、該水系溶媒に溶解してLiイオンを供給するリチウム源を含有させることができる。かかるリチウム源としては、例えば、水酸化リチウム、炭酸リチウム、硝酸リチウム、酢酸リチウム、臭化リチウム、塩化リチウム等のリチウム塩から選択される一種または二種以上を用いることができる。特に好ましいリチウム源の一例として水酸化リチウムが挙げられる。
以下の方法により、LiNi(Co,Al)O2を主体とする複合酸化物材料(試料1)を製造した。
すなわち、硝酸リチウム、硝酸ニッケル、硝酸コバルトおよび硝酸アルミニウムの所定量を、各金属のモル比がLi:Ni:Co:Al=10:8:1.5:0.5となる割合で秤量した。これらの硝酸塩を水に溶解させて、Liイオン、Niイオン、CoイオンおよびAlイオンを含む溶液(水溶液)を調製した。この溶液に、該溶液に含まれる硝酸イオンの凡そ1.2倍量(すなわち、Liイオン、Niイオン、CoイオンおよびAlイオンの合計量に対して凡そ1.2当量)に相当する量のNH4OHを含有するアンモニア水を添加した。これにより生じた析出物を吸引濾過により回収し、120℃で約180分間乾燥させた後、750℃で約180時間焼成した。これにより、LiNi(Co,Al)O2を主体とする一次焼成物を得た。この一次焼成物は、主として一次粒子が凝集した二次粒子により構成されていた。その二次粒子の平均粒子径は凡そ10μmであった。
一次焼成物をリチウム水溶液に接触させる処理を行わない点以外は実施例1と同様にして、LiNi(Co,Al)O2を主体とする複合酸化物材料(試料2)を得た。
実験例1により得られた試料1および実験例2により得られた試料2につき、それぞれ表面部および内部のラマンスペクトルを測定した。測定装置としては、Jobin Yvon社製の分散型ラマン分光分析装置(機種名「RAMANOR T64000」)を使用した。また、測定条件は、励起光:514.5nm(アルゴンイオンレーザ)、レーザビーム径:1μm、とした。測定試料は以下のようにして作製した。すなわち、試料1および試料2を構成する粒子を、アクリル樹脂を主体とする樹脂組成物に分散させ、該樹脂組成物を硬化させて粒子を固定した。その樹脂(硬化物)を研磨して粒子の断面を露出させた。そして、その断面について、粒子表面に内接する部分(表面部)および粒子の中心部(内部)のラマンスペクトルを測定した。
一方、粒子の表面部のラマンスペクトルでは、試料1については粒子内部とほぼ同じ位置に三つのラマンバンドが表れていた(図1参照)。このことは、試料1を構成する粒子の表面部と内部との結晶構造の差が少ない(すなわち、粒子の表面部の結晶構造の乱れが少ない)ことを示している。これに対して、試料2では、粒子の表面部のラマンスペクトルには上記の位置にラマンバンドがみられなかった(図2参照)。このことは、粒子の表面部の結晶性が低いことを示している。
このように、粒子の表面部のラマンスペクトルの比較から、一次焼成物を構成する粒子の表面部にLiを補充する処理(Li溶液処理)を行って得られた試料1は、該処理を行わなかった試料2に比べて、粒子の表面部の結晶性が明らかに良好であることが判る。
上記実験例で得られた試料1および試料2を正極活物質に用いて、それぞれリチウムイオン二次電池を作製した。
すなわち、正極活物質としての試料1または試料2と、導電材としてのアセチレンブラックとを、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)およびカルボキシメチルセルロース(CMC)とともにイオン交換水と混合して、ペースト状の正極用組成物を調製した。この組成物に含まれる各材料(水以外)の凡その質量比は、正極活物質が85質量%、アセチレンブラックが10質量%、PTFEが2質量%、CMCが3質量%である。この正極用組成物を、正極集電体としてのAl箔の両面に塗布(付着)して、正極集電体の両面に正極活物質含有層を備えるシート状の正極(正極シート)を作製した。
上記実験例により作製した電池1および電池2の電池性能を評価した。
すなわち、環境温度60℃において、電流密度2Cの定電流で4.1Vまで充電し、次いで同じ電流密度で3.0Vまで放電した。このサイクル(2Cの定電流で4.1Vまで充電し、3.0Vまで放電する)を100回繰り返した。
上記サイクルを実施した後、室温にて上限電圧を4.1Vとして電流密度1/5Cの定電流充電を行い、電池の充電状態(SOC:State of Charge)を40%に調整した。このSOC40%に充電された電池を−30℃の恒温槽にセットし、下限電圧を3.0Vとして10秒間の充放電を繰り返した。このときの電流−電圧直線から、−30℃における低温出力(W)の値を算出した。
その結果、正極活物質として試料1(Li溶液処理あり)を用いた電池1は、試料2(Li溶液処理なし)を用いた電池1に比べて、低温出力の値が約10%向上していた。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
(1)Li,Ni,CoおよびAlを構成金属元素として有する複合酸化物を主体とする電極活物質。その活物質は、該活物質を構成する粒子の少なくとも表面部(好ましくは、表面部および内部)のラマンスペクトルが、可視光励起(例えば、波長514.5nmの励起光)によるラマンスペクトル測定において、560±5cm−1の領域に表れる第一のラマンバンドと、545±5cm−1の領域に表れる第二のラマンバンドと、465±5cm−1の領域に表れる第三のラマンバンドとを有する。
かかる特徴を備える電極活物質は、例えば、電池(典型的にはリチウム電池)の構成要素等として有用である。かかる電極活物質を用いて構築された電池は良好な電池特性を示すものとなり得る。特に、リチウムイオン二次電池用の正極活物質として好適である。
このようにして結晶性の程度を把握する技術は、上述したいずれかの複合酸化物材料の製造方法に適用することができる。例えば、下記(3)のように、該製造方法の一工程として上記(2)の方法を実施することができる。
かかる製造方法によると、より品質の安定した(ばらつきの少ない)リチウム含有酸化物材料を提供することができる。また、このようにして製造された複合酸化物材料を正極活物質として用いることにより、より電池性能の安定した(品質のばらつきの少ない)リチウム電池を構築することができる。例えば、高性能のリチウム電池を安定して製造(提供)することができる。
Claims (10)
- リチウム、ニッケル、コバルトおよびアルミニウムを構成金属元素として有する複合酸化物を主体とするリチウム複合酸化物材料であって、
該材料を構成する粒子の表面部のラマンスペクトルが、可視光励起によるラマンスペクトル測定において、560±5cm−1の領域に表れる第一のラマンバンドと、545±5cm−1の領域に表れる第二のラマンバンドと、465±5cm−1の領域に表れる第三のラマンバンドとを有するリチウム複合酸化物材料。 - 前記粒子の内部のラマンスペクトルが、可視光励起によるラマンスペクトル測定において、560±5cm−1の領域に表れる第一のラマンバンドと、545±5cm−1の領域に表れる第二のラマンバンドと、465±5cm−1の領域に表れる第三のラマンバンドとを有する、請求項1に記載の材料。
- 前記内部のラマンスペクトルにおける前記第一、第二および第三のラマンバンドのうち少なくとも一つのラマンバンドの強度に対して、前記表面部のラマンスペクトルにおける該ラマンバンドの強度が30〜110%の範囲にある、請求項2に記載の材料。
- 前記粒子の平均粒子径が3〜100μmの範囲にある、請求項1から3のいずれか一項に記載の材料。
- リチウム、ニッケル、コバルトおよびアルミニウムを構成金属元素として有する複合酸化物を主体とするリチウム複合酸化物材料を製造する方法であって、
リチウム、ニッケル、コバルトおよびアルミニウムを構成金属元素として有する複合酸化物を主体とする一次焼成物を用意する工程と、
その一次焼成物を構成する粒子の表面部のラマンスペクトルが、可視光励起によるラマンスペクトル測定において、560±5cm−1の領域に表れる第一のラマンバンドと、545±5cm−1の領域に表れる第二のラマンバンドと、465±5cm−1の領域に表れる第三のラマンバンドとを示すように、該焼成物をリチウム溶液に接触させる工程と、
を包含するリチウム複合酸化物材料の製造方法。 - 前記一次焼成物は、リチウムイオン、ニッケルイオン、コバルトイオンおよびアルミニウムイオンを含む溶液にアルカリを添加して析出させた水酸化物を主構成成分とする原料水酸化物を焼成して得られたものである、請求項5に記載の方法。
- 前記溶液は、硝酸リチウム、硝酸ニッケル、硝酸コバルトおよび硝酸アルミニウムを含む水溶液である、請求項6に記載の方法。
- 前記アルカリはNH4OHである、請求項6に記載の方法。
- 前記一次焼成物を前記リチウム溶液に接触させた後、前記一次焼成物の焼成温度域よりも低い温度域に加熱する、請求項5から8のいずれか一項に記載の方法。
- 請求項1から4のいずれかに記載の材料を正極活物質として備えるリチウムイオン二次電池。
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