JP2005335861A - 画像形成装置及び画像形成装置における排紙制御方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成装置における排紙制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の排紙部を備え、長い搬送路を持つ画像形成装置において、ジャム発生時に、機内残留紙を不要紙とする処理による用紙の無駄な消費を抑制し、廃棄紙の量を抑制する。
【解決手段】 ジャムが発生した場合、機内残留紙を有効紙として排紙部に排紙し、ジャム発生以降の画像を形成した用紙をリカバリにおいて、前記排紙部に継続排紙する。
【選択図】 図5

Description

本発明は複数の排紙部が装備され、該排紙部が画像形成された用紙の排紙先として選択使用される画像形成装置に関する。
複数の排紙部は、電子写真画像形成装置のように1分間に数十枚〜百数十枚という高速性能の画像形成装置において多く装備されており、また、画像形成された用紙に対して、綴じ処理、穿孔処理、折り処理、シフト処理等の後処理を行う後処理装置に複数の排紙部が設けられている。
排紙部には、数十枚を限度とする比較的少ない積載容量の排紙トレイから数千枚程度の大容量の積載容量を持つスタッカまで種々のものがある。
多くの画像形成装置では、小容量の排紙トレイと大容量の排紙トレイを備え、少数枚の画像形成や、試しコピー、ジャム発生時における機内残留紙等の排紙先として小容量の排紙トレイを用い、大量の画像形成時の排紙先として大容量の排紙トレイを用いることが行われている。
また、一つの排紙部が満杯になった時に、他の排紙部に切換排紙するオートトレイと称される排紙制御がある(特許文献1)。
一方、様々な紙質の用紙が使用されるために、ジャムが発生することが避けられず、多くの画像形成装置では、ジャム解除の機能を備えている。
たとえば、特許文献2では、ジャムが発生した時に、ジャム発生部位よりも上流に残留している用紙を不要紙として処理し、ジャム解除後のリカバリにおいて、ジャムを起こした用紙に形成された画像以降の画像の全てについて、新たに画像形成することが行われている。
特開2001−39607号公報 特開平8−202097号公報
後処理装置を装備した画像形成装置のように大型の画像形成装置では、機内の搬送路に数枚の用紙を同時走行させて画像形成が行われるので、ジャム発生により装置が停止したきとには、機内に数枚の用紙が残留している。従って、特許文献2のようにジャム発生時の残留紙を全て不要紙として処理したのでは、用紙の無駄が大きいとともに、廃棄紙の量が多くなるという問題がある。
本発明はこのような問題を解決を目的とし、複数の排紙部によるオートトレイ機能を用いてジャム発生時における不要紙の発生を抑制することを目的とする。
前記目的は下記の発明により達成される。
1.
画像形成装置本体、
画像形成され、前記画像形成装置本体から排紙された用紙を積載する第1の排紙部、
該第1の排紙部よりも下流に配置され、画像形成後に前記画像形成装置本体から排紙された用紙を積載する第2の排紙部、
排紙先として、前記第1の排紙部又は前記第2の排紙部を選択する制御手段、
前記第1、第2の排紙部における用紙の有無を検知する有無センサ及び、
前記第1、第2の排紙部における満杯を検知する満杯センサを有し、前記制御手段は、排紙・積載の結果用紙が満杯となった時に、排紙先を切り換える排紙モードを有する画像形成装置において、
前記制御手段は、
前記第2の排紙部に用紙を排紙中に、前記第1の排紙部への搬送路よりも下流の搬送路中でジャムが発生した場合に、前記有無センサの出力に基づいて、前記第1の排紙部に用紙を積載可能か否か判断し、
可能であれば、排紙先を前記第1の排紙部に切り換えて、搬送路中に存在し、前記第1の排紙部に排紙可能な用紙を前記第1の排紙部に排紙し、排紙後に装置を停止させることを特徴とする画像形成装置。
2.
前記制御手段は、ジャム処理後のリカバリにおいて、ジャムにより欠けた頁について画像形成して前記第2の排紙部に排紙した後に、前記第1の排紙部に排紙された用紙以降の頁の画像を形成した用紙を前記第1の排紙部に排紙することを特徴とする前記1に記載の画像形成装置。
3.
前記第1の排紙部を有する第1の後処理装置及び前記第2の排紙部を有する第2の後処理装置を備えたことを特徴とする前記1又は前記2に記載の画像形成装置。
4.
用紙に画像を形成し、画像形成された用紙を、第1の排紙部又は第2の排紙部に排紙する画像形成装置における排紙制御方法において、
前記第1の排紙部及び前記第2の排紙部に共通する共通搬送路の下流においてジャムが発生した時に、
前記第1の排紙部に用紙を排出することが可能か否かを判断し、
可能な場合には、前記共通搬送路中にある用紙を前記第1の排紙部に排紙した後に、動作を停止することを特徴とする画像形成装置における排紙制御方法。
5.
ジャム処理後のリカバリにおいて、ジャムにより欠けた頁の画像が形成された用紙を前記第2の排紙部に排紙した後に、前記第1の排紙部に排紙した用紙以降の頁の画像形成された用紙を前記第1の排紙部に排紙することを特徴とする前記4に記載の画像形成装置における排紙制御方法。
6.
前記第1の排紙部に用紙を排出することが不可能な場合には、即時停止することを特徴とする前記4に記載の画像形成装置における排紙制御方法。
7.
ジャム処理後のリカバリ画像形成において、ジャムにより排紙を停止した以降の頁の画像が形成された用紙を前記第2の排紙部に排紙することを特徴とする前記6に記載の画像形成装置における排紙制御方法。
前記1〜7のいずれかの発明により、ジャムが発生した場合に、不要紙として処理される量が抑制され、紙の消費量の節約とともに、廃棄紙の量が抑制される。
前記2、5又は7の発明により、ジャム発生前後の用紙が第1、第2の排紙部に正しい順序で仕分けして排紙されるので、用紙の取り扱いが容易であり、ジャム発生による効率の低下を最小限度にとどめることができる。
図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体図である。図示の画像形成装置は、複写機機能、外部機器とネットワーク接続されたプリンタ機能及びファクシミリ機能を有する複合機である。
図1において、1は画像形成装置本体、2は画像形成装置本体1に接続された第1の排紙部としての第1の用紙積載装置、3は第1の用紙積載装置に接続された第2の排紙部としての第2の用紙積載装置、4は画像形成装置本体1に接続された大容量給紙装置である。なお、図1は画像形成装置本体1に2台の用紙積載装置を接続した図であるが、3台以上の用紙積載装置を接続してもよい。また、用紙積載装置3に更に、ステープル処理、パンチ処理、折り処理、シフト処理等の行う後処理装置を接続することもできる。
用紙Pは画像形成装置本体1において画像が形成された後に排出口19から排出され、必要に応じて用紙搬送方向下流側に接続された複数の用紙積載装置、図1においては第1の用紙積載装置2及び第2の用紙積載装置3へと搬送される。
用紙積載装置2は、サブトレイ203及びスタッカ208を有し、搬送路を切り換える切換手段G2により、サブトレイ203、スタッカ208又は用紙積載装置3への排紙口215に選択搬送される。
用紙積載装置3も用紙積載装置2と同様な構造を有し、サブトレイ303、スタッカ308及び排紙口315を有し、切換手段G3の切換により、これらの排紙先が選択される。
画像形成装置本体1は自動原稿送り装置13、画像読取装置14、画像形成部15、用紙収納部D、給紙装置16、操作部20等を備えて、用紙Pに画像形成を行う。
次に、図2を参照して画像形成装置の構成を説明する。図2は画像形成装置本体の概略断面図である。
画像形成装置本体1は自動原稿送り装置13、画像読取装置14、画像処理部C、画像形成部15、用紙収納部D、給紙装置16、用紙反転搬送部17、操作部20等を備えている。
自動原稿送り装置13は、原稿を一枚ずつ送り出し、原稿を画像読取位置へ搬送し、画像読取が終わった原稿を所定の場所に排紙処理する装置である。そして、原稿載置台131上に載置された不図示の複数枚の原稿は、原稿分離手段132によって1枚づつ分離され、原稿搬送手段133によって画像読取位置に搬送される。
原稿読取位置は原稿搬送手段133の下方に設けられており、画像読取装置14のスリット141を通して原稿の画像が読み取られるようになっている。画像が読み取られた原稿は、原稿排紙手段144によって原稿排紙台145上へ排出される。
また、プラテンガラス146上に原稿を直接載置して複写を行うこともできるように構成されている。
画像読取装置14は、原稿の画像を読み取って画像データを得るための装置であり、自動原稿送り装置13を用いる場合は、原稿を照射するランプ147でスリット141を照射して、原稿の反射光を第1ミラーユニット148と、第2ミラーユニット149で反射させ、反射光を結像レンズ150で撮像素子であるライン状のCCD140に結像させ、原稿の光像を光電変換している。
また、プラテンガラス146を用いる場合は、第1ミラーユニット148と第2ミラーユニット149とを移動して、同様に原稿の反射光を結像レンズ150でCCD140に結像させ、原稿の光像を光電変換している。
光電変換されたアナログ信号は、アナログ処理後にA/D変換され、画像処理部Cでシェーディング補正、フィルタ処理、及びγ補正等の適宜の画像処理が施されて画像データとされた後、一旦、メモリに蓄積されるようになっている。
画像形成部15は、電子写真プロセスを用いて画像形成する部所であり、像担持体上にトナー像を形成するために先ず、適宜の駆動手段によって矢示の方向に回転する像担持体としての光導電性感光層を表面に有する感光体ドラム151の表面を一様に帯電させる帯電器152により順次帯電させる。
その後、メモリから読み出した画像データ又は外部かな受信した画像データに基づき、静電荷潜像を形成するための露光手段であるレーザー書込系153によるドット露光で感光体ドラム151上を露光して、原稿画像に対応した静電荷潜像を形成し、現像器154により感光体ドラム151上に形成された静電荷潜像を反転現像してトナー像とする。
続いて、トナー像の形成に同期したレジストローラ176の回転開始により給送される用紙P上に、顕像化されたトナー像を転写極155の作用を介して転写させ、除電器156でトナー像が転写された用紙Pの裏面からACコロナ放電を行って感光体ドラム151の表面から用紙Pを分離する。
そして、分離した用紙Pを、定着装置18の加熱源Hを内蔵する加熱ローラ181と、圧接しながら回転する加圧ローラ182との間を搬送して、用紙P上のトナー像を加圧と同時に加熱して定着させる。
トナー像を定着された用紙Pは、定着排出ローラ171、切換手段172、排紙ローラ173、排出口19を経て下流に接続された第1用紙積載装置2の受け入れ口28に給送される。
また、転写終了後の感光体ドラム151は、その表面をクリーニング手段157で清掃される。
ここで、上述したレジストローラ176への用紙の供給について説明すると、給紙装置16は、オペレータにより操作部20から入力された使用用紙サイズ情報等に基づき、用紙収納部Dの給紙トレイD1、D2、D3のうち入力されたサイズの用紙がセットされている給紙トレイの給紙ローラR1、R2、R3のいずれかを作動させ、所定サイズの用紙を送り出す。
なお、図1に示す如く、手差しの場合は用紙Pを手差しトレイD4に載置し、多量の用紙を用いる場合は用紙Pを大容量給紙トレイ4に積載して、前述と同様に搬送する。
送り出された用紙Pは、給紙装置16の搬送ローラ対(以下、搬送ローラともいう)R4、R5、R6、R7、R8、R9によりレジストローラ176へ搬送される。
用紙反転搬送部17は、転写・定着後の用紙Pを反転排紙したり、両面画像形成モードに従って用紙Pを画像形成部15に再給紙するための用紙搬送部である。
次に、第1の排紙部としての第1の用紙積載装置2の構成を、図3を参照して説明する。図3は第1の用紙積載装置の構成図である。なお、第2の排紙部としての第2の用紙積載装置3の構成は第1の用紙積載装置2と同一であるので、説明を省略する。
用紙積載装置2は、搬送路200、201及び202を有する。これら搬送路200、201、202は共通搬送路である導入部214に接続された分岐搬送路であり、図1における切換手段G2を構成するゲート206、207により選択される。
搬送路200は排紙トレイ203への搬送路であり、排紙トレイ203は、少数枚の画像形成時に排紙されるサブトレイである。
搬送路201は搬送ベルト205により形成され、用紙積載装置2に接続された用紙積載装置3への排紙口215への搬送路である。
搬送路202は用紙Pを積載するスタッカ208へ用紙Pを排紙するための搬送路である。
ゲート206、207により搬送路200〜202が選択される。
すなわち、ゲート207は、搬送路200及び201と、搬送路202とを切り換え、ゲート206は搬送201と202とを切り換える。
スタッカ208は、たとえば、5000枚のような大容量の積載容量を持つスタッカであり、ガイド棒210によりガイドされ、モータ213で駆動されて上下する支持部209により支持される。支持部材209はプーリ212に張架されたワイヤ211に連結され、モータ213の駆動で上下する。
204は用紙Pの取り出しを可能にする取り出しボタンである。
用紙積載装置2には、用紙を検知するセンサが各所に設けられる。
S0は画像形成装置本体から用紙が排紙されたことを用紙の先端検知により検知する。S1は排紙トレイ203への用紙の排紙を検知する排紙センサ、S2はスタッカ208への排紙を検知する排紙センサ、S3はスタッカ208の上限を検知するスタッカ上限センサ、S4はスタッカ208の下限を検知するスタッカ下限センサ、S5はスタッカ208に積載された用紙の上面を検知する有無センサである。
スタッカ208に排紙する排紙モードにおいては、スタッカ208への用紙Pの排紙により、積載用紙P上面が上昇すると、有無センサS5により紙面の上昇が検知され、スタッカ制御部(後に説明)の制御でモータ213が起動し、スタッカ208を降下させ、紙面が所定レベルに降下したとろで、モータ213が停止しする。このようにして、スタッカ208上の用紙Pの紙面は常に所定レベルに維持される。
用紙Pがない場合には、スタッカ208はスタッカ上限センサS3の検知位置まで上昇し、用紙Pが最大容量まで積載されたとき及び取り出しボタン204が操作されたときは、スタッカ208は、スタッカ下限センサS4の検知位置まで降下する。このように、スタッカ下限センサは用紙Pの満杯を検知する満杯センサである。
用紙積載装置2、3はいわゆるオートトレイモードで用いられる。
たとえば、用紙積載装置2が使用され満杯となった場合、用紙記載装置3における用紙Pの有無が検知され、用紙積載装置3に用紙Pがないときは、自動的に排紙先が用紙積載装置3に切り換えられる。そして、用紙積載装置2から用紙Pが取り出され、用紙積載装置3が満杯になった場合、排紙先が用紙積載装置2に自動的に切り換えられる。
図4はオートトレイモードにおける用紙積載装置2、3の選択制御のフローチャートである。
ステップF1において、用紙積載装置2における用紙の有無が調べられる。
用紙がない場合(F1のN)、用紙積載装置2に用紙がスタックされる(F2)。
用紙積載装置2に用紙をスタックする画像形成が用紙積載装置2が満杯になるまで継続され、設定枚数の画像形成が終了したときは終了し(F4のY)、設定枚数の画像形成前に用紙積載装置2が満杯になったときには(F3のY)、用紙積載装置3における紙の有無を検出し、用紙積載装置3に用紙が存在するときは終了するが(F5のY)、用紙積載装置3に用紙がないときは(F5のN)、排紙先を用紙積載装置3に切り換え、用紙積載装置3に用紙をスタックする(F6)。
用紙積載装置3が満杯となったときには(F7のY)、ステップF1に戻る。
用紙積載装置3に用紙をスタックして設定枚数の画像形成が終了したときは終了する(F8のNで形成されるループ)。
なお、図3の制御は後に説明するスタッカ制御部470により行われる。
用紙積載装置2からの用紙の取り出しは、取り出しボタン204の操作により行われる。
すなわち、危険防止や装置の強制中断によるジャムの発生防止のために装置の作動中は、ドア(図示せず)の開放が禁止されているが、取りだしボタン204の操作により、装置が停止し、ドアが開放可能になる。
ドアを開放して、スタッカ208を図3の紙面手前に引き出し、スタッカ208から用紙を取り出すことができる。
図5は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の制御系のブロック図である。
画像形成装置は、画像形成装置本体1、第1の用紙積載装置2及び第2の用紙積載装置3からなる。
画像形成本体1は、プリントコントローラ400及びデジタル複写機本体410からなる。
プリントコントローラ400はCPUからなるコントローラ401、LANインターフェース402、DRAM制御IC403及び画像メモリ404からなる。
DRAM制御IC403は受信した画像データを画像形成装置内で制御可能な画像データに変換するするものであり、画像メモリ404を用いて画像データの処理を行う。LANインターフェース402はネットワークを介してパーソナルコンピュータ、ワークステーション等の外部機器と通信する。
コントローラ401はプリントコントローラ400内の前記各部を制御する。
デジタル複写機本体410は、制御部420、スキャナ部430、操作・表示部440及び書込手段451からなる。
制御部420は読取処理部411、圧縮IC412、書込処理部413、伸張IC414、画像形成制御部415、DRAM制御IC416、不揮発メモリ417、画像メモリ460からなる。画像メモリ460は圧縮メモリ461及びページメモリ462からなる。
スキャナ部430はCCDで構成された撮像素子431及びスキャナ制御部432からなる。
操作部440は、表示用のLCD441及び表示・操作制御部442からなる。
LANインターフェース402で受信した画像データはDRAM制御IC403で処理され、DRAM制御IC416を介して、圧縮メモリ461に記憶される。
また、スキャナ部430において画像読取により生成した画像データは圧縮IC412においてデータ圧縮された後に圧縮メモリ461に記憶される。
画像形成においては、圧縮メモリ461から読み出された画像データ伸張IC414で伸張され、ページメモリ462で展開された後に、書込処理部413でレーザ光源451の駆動信号に変換され、レーザ光源415を駆動して、書込が行われる。
画像形成における各種の条件、すなわち、部数、濃度等の画像形成条件、ステープル、パンチ等の後処理条件は、LANインターフェース402を介して受信した画像形成指令又は操作・表示部440からの入力により設定される。
第1の用紙積載装置1について、その構成が図示されているが、第2の用紙積載装置3も同様な構成となっている。
用紙積載装置2は、スタッカ制御部470、取り出しボタン471(図3における取り出しボタン204)、ドアセンサ472、搬送路切換ソレノイド473、スタッカ上限センサ474(図3におけるスタッカ上限センサS3)、スタッカ下限センサ475(図3におけるスタッカ下限センサS4)、有無センサ476(図3における有無センサS5)及び排紙センサ476を有する。搬送路切換ソレノイド471は図3におけるゲート206、207を駆動するものであり、2個のソレノイドからなり、搬送路200、201又は202を選択する。排紙センサ476は図3における排紙センサS1、S2、S6を示し、用紙の後端を検知して用紙の排紙信号を出力する。
スタッカ制御部470は、前記に説明した用紙積載装置2の動作の制御を行う。
すなわち、プリンタ制御部450からの指令に基づいて、搬送路200〜202の選択を行い、用紙積載装置2内の搬送制御を行う。
すなわち、スタッカ208に排紙するモードにおいては、プリンタ制御部450からの指令を受けて、スタッカ制御部470は有無センサ476の出力を読み取って、スタッカ408上の用紙の有無を調べる。用紙が無ければ、搬送路202を選択し、スタッカ408への排紙を行う。
用紙がある場合には、プリンタ制御部450に用紙積載装置2のスタッカ408への排紙不可を通知する。
プリンタ制御部450は、排紙先を用紙積載装置3に切り換える。
スタッカ208への排紙により、スタッカ208が満杯となったことがスタッカ下限センサ475により検知された場合、用紙積載装置3における有無センサ476の信号により用紙積載装置3のスタッカ208上の紙の有無を判断し、用紙がなければ、排紙先を用紙積載装置3のスタッカ208に切り換えて排紙が継続される。
本発明においては、下流の用紙処理装置において、ジャムが発生した場合に、排紙先を上流の用紙処理装置に切り換えて画像形成継続することが行われる。
たとえば、用紙処理装置の一つである用紙積載装置3においてジャムが発生した場合、用紙積載装置3への排紙を停止し、排紙先を用紙積載装置2に切り換えて画像形成が継続される。
本発明においては、更に、ジャム発生により中断した画像形成において、ジャム発生により不要紙として処理される枚数を低減する制御が行われる。
図6、7は本発明の実施の形態における用紙の搬送制御のタイミングチャートであり、図6はジャム発生時の制御のタイミングチャート、図7はリカバリにおける制御のタイミングチャートである。以下に説明する排紙制御は、プリンタ制御部450と用紙積載装置2、3のスタッカ制御部470で構成される制御手段により行われる。
図6、7は30枚の用紙に画像形成し、下流側の用紙積載装置3に排紙するモードが選択された画像形成工程の実行中に、下流側用紙積載装置3においてジャムが発生した場合である。
X1は画像形成装置本体1における給紙を、X2は用紙積載装置2の導入部214に設けられたセンサS0による用紙検知を、X3はジャム発生を、X4は搬送路切換ソレノイド473の作動を、X5は用紙積載装置3の排紙センサS2(以下S2(3)と言う)の用紙検知を、X6は用紙積載装置2の排紙センサS2(以下S2(2)と言う)の用紙検知を、それぞれ示す。また、用紙積載装置2のスタッカ208をスタッカ208(2)と言い、用紙積載装置3のスタッカ208をスタッカ208(3)と言う。
18枚目の用紙が用紙積載装置3において詰まった場合、1〜17枚の用紙が用紙積載装置3のスタッカ208(3)に積載されている。
また、X1で示すように、画像形成装置本体1ではジャム発生時に、22〜25枚目の用紙が給紙済みであり、搬送路中にある。さらに、19枚目の用紙は用紙積載装置2の搬送路中にある。
ジャムが発生した場合に、プリンタ制御部450及びスタッカ制御部470は直ちに用紙搬送を停止することなく、残留用紙の排紙まで搬送を続行する。
その結果、X2で示すように、導入部214のセンサX0では、用紙18〜25までの通過が検知される。
スタッカ制御部470は排紙先を用紙積載装置2のスタッカ208(2)に切り換えて、20〜25枚目の用紙を排紙する。従って、X6で示すようにセンサS2(2)が用紙20〜25枚目の用紙の排紙を検知する。
このようにして、ジャム発生時に、ジャムを起こした18枚目の用紙及びこれに続く19枚目の用紙を除いた25枚目までの用紙が排紙される。そして、1〜17枚目までは、スタッカ208(3)に排出され、20〜25枚目の用紙は用紙積載装置2のスタッカ208(2)に排出される。
18枚目、19枚目の用紙は、ジャム解除作業でオペレータにより除去される。
図7のリカバリにおいては、X1で示すように、画像形成装置本体において、18、19、26〜30枚目の用紙の給紙が行われ画像形成され、X2で示すようにセンサS0において、これら用紙の通過が検知される。
スタッカ制御部470は18、19枚目の用紙を下流側の用紙積載装置3のスタッカ208(3)に排紙し、26〜30枚目の用紙を上流側の用紙積載装置2のスタッカ208(2)に排紙する。
その結果、スタッカ208(3)には、1〜19枚目の用紙が積載され、スタッカ208(2)には、20〜30枚目の用紙が積載される。
図8は図6に示すジャム発生時の搬送制御のフローチャートである。
ステップF11において、画像形成装置本体1の用紙給紙部Dからの給紙が行われ、ステップF12において、用紙に画像を形成する画像形成が行われる。
ステップF13において、下流スタッカにおける、すなわち、用紙積載装置2の下流でジャムが検知されない場合には(F13のN)設定枚数まで、給紙(F11)、画像形成(F12)を繰り返して(F14)終了する。
なお、ジャムの検知は周知の方法で行われ、所定時間内に用紙が到達しないか、又は所定時間以上用紙が滞留する等をセンサで検知することにより行われる。
F13においてジャムが検知された場合(F13のY)、上流ユニット(用紙積載装置2)の搬送切換部(ゲート206、207)より上流に用紙があるか否かを検出する(F15)。ステップF15は、用紙給紙部Dからの給紙枚数と導入部センサS0の用紙検知枚数から求められる。
ステップF15でN、すなわち、用紙がない場合は終了するが、Y、すなわち、用紙が存在する場合、上流側スタッカ208(2)の紙有り無しを検出する。
スタッカ208(2)に用紙がある場合には、プリント動作を停止して終了する(F16のN)。
スタッカ208(2)に用紙がない場合には(F16のY)、ソレノイド473を駆動して、搬送路を切り換え、上流側の用紙積載装置2のスタッカ208(2)に用紙を排紙する(F17)。
装置内に存在する用紙についての画像形成及び排紙が済んだ段階で終了する(F18のループ)
ステップF18において、装置内に残留している用紙について、画像形成及び排紙が行われるので、ジャムにより用紙積載装置3への排紙が中断した後、リカバリにより、画像形成が再開され、画像形成された用紙との間の、用紙、すなわち、ジャム発生時に、装置内に残留した用紙について画像形成され、排紙されることになる。
図9は図7に示すリカバリにおける搬送制御のフローチャートである。
ステップF21における給紙及びステップF22における画像形成により用紙に画像が形成されて、画像形成装置本体1から排紙される。図5、6の例では、18、19、26〜30枚目の用紙の給紙及び画像形成が行われる。ジャムにより、欠けたページ分について前記の給紙及び画像形成が行われる(F23〜F24)。図6、7の例では、18、19枚目の用紙がスタッカ208(3)に排紙される。
ジャム分の排紙の後(F25のY)、後続の用紙、例えば、図7における26枚目以降の用紙が上流側のスタッカ208(2)に排紙され(F25)、設定枚数処理して終了する(F26のループ)。
このようにして、図7に示すように、ジャム発生前の用紙及びジャムにより欠けた分の用紙が下流側の用紙積載装置3のスタッカ208(3)に積載され、後続の用紙が上流側の用紙積載装置2のスタッカ208(2)に排紙される。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体図である。 画像形成装置本体の概略断面図である。 第1の用紙積載装置の構成図である。 オートトレイモードにおける用紙積載装置の選択制御のフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の制御系のブロック図である。 本発明の実施の形態における用紙の搬送制御のタイミングチャートである。 本発明の実施の形態における用紙の搬送制御のタイミングチャートである。 図5に示すジャム発生時の搬送制御のフローチャートである。 図8は図6に示すリカバリにおける搬送制御のフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置本体
2 第1の用紙積載装置
3 第2の用紙積載装置
208 スタッカ
450 プリンタ制御部
470 スタッカ制御部
X1 給紙
X2 導入部に設けられたセンサによる用紙検知
X3 ジャム発生
X4 搬送路切換ソレノイドの作動
X5、X6 排紙センサの用紙検知

Claims (7)

  1. 画像形成装置本体、
    画像形成され、前記画像形成装置本体から排紙された用紙を積載する第1の排紙部、
    該第1の排紙部よりも下流に配置され、画像形成後に前記画像形成装置本体から排紙された用紙を積載する第2の排紙部、
    排紙先として、前記第1の排紙部又は前記第2の排紙部を選択する制御手段、
    前記第1、第2の排紙部における用紙の有無を検知する有無センサ及び、
    前記第1、第2の排紙部における満杯を検知する満杯センサを有し、前記制御手段は、排紙・積載の結果用紙が満杯となった時に、排紙先を切り換える排紙モードを有する画像形成装置において、
    前記制御手段は、
    前記第2の排紙部に用紙を排紙中に、前記第1の排紙部への搬送路よりも下流の搬送路中でジャムが発生した場合に、前記有無センサの出力に基づいて、前記第1の排紙部に用紙を積載可能か否か判断し、
    可能であれば、排紙先を前記第1の排紙部に切り換えて、搬送路中に存在し、前記第1の排紙部に排紙可能な用紙を前記第1の排紙部に排紙し、排紙後に装置を停止させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、ジャム処理後のリカバリにおいて、ジャムにより欠けた頁について画像形成して前記第2の排紙部に排紙した後に、前記第1の排紙部に排紙された用紙以降の頁の画像を形成した用紙を前記第1の排紙部に排紙することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1の排紙部を有する第1の後処理装置及び前記第2の排紙部を有する第2の後処理装置を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 用紙に画像を形成し、画像形成された用紙を、第1の排紙部又は第2の排紙部に排紙する画像形成装置における排紙制御方法において、
    前記第1の排紙部及び前記第2の排紙部に共通する共通搬送路の下流においてジャムが発生した時に、
    前記第1の排紙部に用紙を排出することが可能か否かを判断し、
    可能な場合には、前記共通搬送路中にある用紙を前記第1の排紙部に排紙した後に、動作を停止することを特徴とする画像形成装置における排紙制御方法。
  5. ジャム処理後のリカバリにおいて、ジャムにより欠けた頁の画像が形成された用紙を前記第2の排紙部に排紙した後に、前記第1の排紙部に排紙した用紙以降の頁の画像形成された用紙を前記第1の排紙部に排紙することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置における排紙制御方法。
  6. 前記第1の排紙部に用紙を排出することが不可能な場合には、即時停止することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置における排紙制御方法。
  7. ジャム処理後のリカバリ画像形成において、ジャムにより排紙を停止した以降の頁の画像が形成された用紙を前記第2の排紙部に排紙することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置における排紙制御方法。
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