JP2005335609A - シートのケーブル挿通構造 - Google Patents

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JP2005335609A
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Katsuhiko Sasaki
克彦 佐々木
Tamotsu Shirai
保 白井
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Tachi S Co Ltd
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Tachi S Co Ltd
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Abstract

【課題】 シートの各装置を連結するケーブルが、外力の影響を受けることなく、しかも、所定位置に安定するように配設することである。
【手段】 シートの補強部材である角パイプ1内に、ケーブル2を挿通したことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は自動車用シート(座席)のケーブル挿通構造に関する。
自動車用シートの内部には、例えば、リクライニング装置の作動ケーブルが配設されている。シートの左右にリクライニング装置を設け、この左右のリクライニング装置によるロックをシートバックの頂部側に設けたレバー操作で解除するものは、レバーと左右のリクライニング装置とをケーブルで連結している(特許文献1参照)。
特開平2000ー43625号公報
以上の如く、シートの内部にケーブルを配設したものは、着座時に、ケーブルがシートの構成部材であるフレーム、クッション体、表皮部材などの変形によって作動不良を起こすことがないように、シートの内部の適宜個所に配線しなければならない。
そのため、シートに対するケーブルの配設作業に工数を要するばかりか、的確にケーブルを配設できない不具合があった。
そこで、本発明は斯様な従来品の不具合を解消することを目的とする。
以上の目的を達成するための本発明は、シートを構成する左右一対のベースプレート間又はクッションフレームの左右に架設した補強用の角パイプ内に、ケーブルを挿通してなる構成である。
以上の構成により、ケーブルは角パイプにより保護され、角パイプ内に挿通したケーブルの位置が安定する。
また、前記角パイプは断面略菱形にすることにより、ケーブルは角パイプのコーナーに収まるため、更に挿通状態のケーブルの位置が安定する。
更に、前記ケーブルはシートの左右に配設したリクライニング装置のロック解除用のケーブルにすることにより、シートの構成部材間にケーブルを配設する必要がない。
本発明によれば、ケーブルは角パイプ内に挿通されるため、外力の影響を全く受けることがない。そのため、ケーブルによる作動性等が損なわれることがない。
しかも、ケーブルは角パイプ内に挿通されているため、ケーブルの位置が安定し車両の走行中に移動し異音が発生するなどのことがない。
更に、角パイプを菱形にすることにより、ケーブルの角パイプ内での位置が安定する。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図面はシートの左右両側にリクライニング装置R、Rを有し、このリクライニング装置R、Rによるロックをシートバックの頂部に設けたロック解除用レバー(不図示)の操作によって、解除するものを示す。
図示するリクライニング装置R、Rは左右一対のベースプレート30、31と、このベースプレート30、31に前後方向に傾動自在に連結したシートバックのバックフレーム40、41との間に設けている。
そして、左右のベースプレート30、31は各々スライドレール4、4にスライド自在に取付けられ、補強用の角パイプ1の両端が一体に溶接されている。
この角パイプ1にはチャイルドシートのアンカー(不図示)などが結着され、また、ベースプレート30にはシートベルトのアンカー(不図示)が取付けられる。
そして、図示するベースプレート30、31の前部にはシートクッション(不図示)が跳上げ可能に取付けられる。図中31A、31Aはシートクッションのクッションフレームを跳上げ可能に取付ける取付孔を示す。
以上の角パイプ1は図2に示すように断面略菱形に、両ベースプレート30、31に溶接され、両端の開口部は各ベースプレート30、31の外部に露出するように溶接され、この一方の開口部から、リクライニング装置Rのロック解除用のケーブル2が角パイプ1内を挿通して他方の開口部より外部に突出するように配設される。
そして、角パイプ1内に挿通したケーブル2は角パイプ1内のコーナー1A、1A、1A、1Aの一ケ所に沿うように配設される。
図示するケーブル2は、一方のリクライニング装置Rのリクライニング軸22に一体に連結するロックアーム21に一端が連結され、他端が他方のリクライニング装置Rのリクライニング軸(不図示)のロックアーム(不図示)に連結されており、各リクライニング装置R、Rは、各リクライニング軸22を回動することにより、ロックが解除される構造のものである。
そして、一方のリクライニング装置Rにはシートバックの頂部に設けた操作レバー(不図示)に連結する作動ケーブル20が設けてあり、操作レバーの操作によって作動ケーブル20が引かれて、一方のリクライニング装置Rのロックが解除される。
そして、一方のリクライニング装置Rと他方のリクライニング装置Rは前記角パイプ1内を挿通するケーブル2によって連結されているため、一方のリクライニング装置Rのロック解除と同時に他方のリクライニング装置Rのロックも解除される。
そのため、シートバックは前倒れ、又は前後方向に傾動自在になる。
なお、図示する角パイプ1は左右のベースプレート30、31間に一体に溶接しているが、シートクッションのクッションフレームとシートバックのバックフレームとの間にリクライニング装置を設けたシートにおいては、角パイプ1をクッションフレームの左右に渉って設けても良い。
また、図示する角パイプ1はスライドレール4、4を介して車床に固定するベースプレート30、31に設けているが、ベースプレート30、31は直接車床側に締結したものでも良い。
以上の如く、ケーブル2を角パイプ1、特に断面略菱形の角パイプ1内に挿通することにより、ケーブル2はコーナー1Aに位置決めされて安定的に配設される。そして、ケーブル2は角パイプ1により保護され外力の影響を受けない。そのため、ケーブル2が車両の振動などによって移動することがない。
また、従来の如く、ケーブルをシートの構成部材であるクッション材とフレームとの間などに挟持させる必要がないため、ケーブルの配設作業性が良好となる。
本発明の一実施例を示す部分切欠斜視図である。 図1のIIーII線断面図である。
符号の説明
1…角パイプ、2…ケーブル、R…リクライニング装置

Claims (3)

  1. シートを構成する左右一対のベースプレート間又はクッションフレームの左右に架設した補強用の角パイプ内に、ケーブルを挿通してなるシートのケーブル挿通構造。
  2. 前記角パイプは断面略菱形である請求項1のシートのケーブル挿通構造。
  3. 前記ケーブルはシートの左右に配設したリクライニング装置のロック解除用のケーブルである請求項1記載のシートのケーブル挿通構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008179275A (ja) * 2007-01-25 2008-08-07 Aisin Seiki Co Ltd 車両用シートフレーム

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