JP2005334554A - 炊飯器 - Google Patents

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Abstract

【課題】保温機能を有する炊飯器において、電源電圧が変化しても誘導加熱手段とヒータの発熱量の比をほぼ一定に保ち、電源電圧の変化による露付きやご飯の乾燥を防止する。
【解決手段】鍋1を誘導加熱手段2により加熱し、鍋1の温度を底サーミスタ3により検知し、鍋1の上部を覆う蓋4にヒータ5を設置して鍋1に対向した面を加熱する。蓋4に蓋サーミスタ6を設置して鍋1に対向した表面温度を検知し、マイクロコンピュータ8により底サーミスタ3と蓋サーミスタ6の検知温度より誘導加熱手段2とヒータ5への通電を制御し炊飯を行うとともに保温時に誘導加熱手段2の通電量に比例しヒータ5へ通電を行い、ご飯の温度を一定に保つよう構成する。マイクロコンピュータ8は、保温時に電源電圧検知手段の検知電圧と予め定めた基準値とを比較する比較手段からの電源電圧の基準値からの差に逆比例してヒータ5への通電量を変化させるように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、保温機能を有する炊飯器に関するものである。
従来、この種の一般的な炊飯器では、炊飯終了後の保温時において、制御手段は、鍋底に設置された鍋温度検知手段の検知温度が約70℃となるように、誘導加熱手段に通電を行い、合わせて、誘導加熱手段の通電量に比例してヒータへの通電を行っていた。
これにより、ご飯の温度を約72℃に保つとともに、誘導加熱手段とヒータの加熱量のバランスをとり、蓋の鍋に対向した面への露付きを防止していた(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−192162号公報
しかしながら、このような従来の炊飯器では、電源電圧が変化した場合、誘導加熱手段はその発熱量が電源電圧にほぼ比例するのに対して、ヒータの発熱量は電源電圧の2乗に比例するため、保温時の誘導加熱手段とヒータの発熱量のバランスがとれず、電源電圧が低いときには、ヒータの発熱量が相対的に減少して、蓋の鍋に対向した面に露が付着し、電源電圧が高いときには、ヒータの発熱量が相対的に増大し、ご飯の表面が乾燥してしまうという問題があった。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、電源電圧が変化しても誘導加熱手段とヒータの発熱量の比をほぼ一定に保つようにし、電源電圧の変化による露付きやご飯の乾燥を発生させないようにすることを目的としている。
本発明は上記目的を達成するために、炊飯器本体内に着脱自在に収納される鍋を誘導加熱手段により加熱し、鍋の温度を鍋温度検知手段により検知し、鍋の上部を開閉自在に覆う蓋にヒータを設置して鍋に対向した面を加熱し、蓋に蓋温度検知手段を設置して鍋に対向した表面温度を検知し、制御手段により鍋温度検知手段と蓋温度検知手段の検知温度より誘導加熱手段とヒータへの通電を制御し炊飯を行うとともに保温時に誘導加熱手段の通電量に比例しヒータへ通電を行い、ご飯の温度を一定に保つよう構成し、制御手段は、保温時に電源電圧を検知する電源電圧検知手段の検知電圧と予め定めた基準値とを比較する比較手段からの電源電圧の基準値からの差に逆比例してヒータへの通電量を変化させるように構成したものである。
これにより、電源電圧が変化しても誘導加熱手段とヒータの発熱量の比をほぼ一定に保つことができ、電源電圧の変化による露付きやご飯の乾燥を発生させないようにすることができる。
本発明の炊飯器は、電源電圧が変化しても誘導加熱手段とヒータの発熱量の比をほぼ一定に保つことができ、電源電圧の変化による露付きやご飯の乾燥を発生させないようにすることができる。
第1の発明は、炊飯器本体内に着脱自在に収納される鍋と、この鍋を加熱する誘導加熱手段と、前記鍋の温度を検知する鍋温度検知手段と、前記鍋の上部を開閉自在に覆う蓋と、この蓋に設置され前記鍋に対向した面を加熱するヒータと、前記蓋に設置され前記鍋に対向した表面温度を検知する蓋温度検知手段と、前記鍋温度検知手段と前記蓋温度検知手段の検知温度より誘導加熱手段とヒータへの通電を制御し炊飯を行うとともに保温時に誘導加熱手段の通電量に比例しヒータへ通電を行い、ご飯の温度を一定に保つ制御手段と、電源電圧を検知する電源電圧検知手段と、この電源電圧検知手段の検知電圧と予め定めた基準値とを比較する比較手段とを備え、前記制御手段は、保温時に前記比較手段からの電源電圧の基準値からの差に逆比例して前記ヒータへの通電量を変化させるように構成したものであり、本来、ヒータの発熱量が電源電圧の2乗に比例するところを電源電圧に比例させることができ、元々発熱量が電源電圧に比例する誘導加熱手段と発熱量の比率はほぼ一定となり、電源電圧が変化しても誘導加熱手段とヒータの発熱量の比をほぼ一定に保つことができ、電源電圧の変化による露付きやご飯の乾燥を発生させないようにすることができる。
第2の発明は、上記第1の発明において、制御手段は、誘導加熱手段とヒータへの通電をともに一定の時間比率となるように行い、比較手段からの電源電圧の基準値からの差に逆比例して、ヒータへの通電の時間比率を増減するように構成したものであり、ヒータの発熱量を電源電圧に比例させ、元々発熱量が電源電圧に比例する誘導加熱手段と発熱量の比率はほぼ一定となり、電源電圧が変化しても誘導加熱手段とヒータの発熱量の比をほぼ一定に保つことができ、電源電圧の変化による露付きやご飯の乾燥を発生させないようにすることができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって、本発明に限定されるものではない。
図1は本発明の一実施の形態における炊飯器の断面図を示すものである。
図1に示すように、鍋1は、炊飯器本体11内に着脱自在に収納し、この鍋1の底部を誘導加熱手段2により加熱し、鍋1の温度を鍋温度検知手段を構成する底サーミスタ3により検知している。蓋4は鍋1の上部を開閉自在に覆うもので、この蓋4に鍋1に対向した面を加熱するようにヒータ5を設置している。また、蓋4に蓋温度検知手段を構成する蓋サーミスタ6を設置し、鍋1に対向した面の表面温度を検知するようにしている。
制御基板9は、操作部7と制御手段を構成するマイクロコンピュータ8を内蔵し、操作部7からの操作内容に従い、底サーミスタ3や蓋サーミスタ6の検知温度と、時間経過より誘導加熱手段2やヒータ5への通電を制御して炊飯を行うとともに保温時に鍋1の温度を設定温度に制御してご飯の温度を一定に保つよう構成している。この制御基板9内に電源電圧を検知する電源電圧検知手段10を内蔵している。また、マイクロコンピュータ8は、電源電圧検知手段10の検知電圧と予め定めた基準値とを比較する比較手段を内蔵している。
図2は、本実施の形態の具体回路を示すもので、図1に示す構成と同じものは同一符号を付して説明を省略する。
直流電源回路12は、制御基板9内の回路に直流電源電流を供給するものである。底サーミスタ3、蓋サーミスタ6は、それぞれ抵抗13、抵抗14を直列に接続し、マイクロコンピュータ8により、その分圧値をA/D入力ポートにて読みとられ、マイクロコンピュータ8内での演算により、温度に変換される。
電源電圧検知手段10は、電源電圧をダイオード15で整流した後、抵抗16、抵抗17、電解コンデンサ18の充放電回路にて平滑化し、その電圧値をマイクロコンピュータ8のA/D入力ポートにて読みとり、電源電圧値とする。
ここで、マイクロコンピュータ8は、誘導加熱手段2とヒータ5への通電をともに一定の時間比率となるように行い、比較手段からの電源電圧の基準値からの差に逆比例して、ヒータ5への通電の時間比率を増減することで、ヒータ5への通電量を変化させるように構成している。
上記構成において図3のフローチャートを参照しながら動作、作用を説明する。
まず、ステップ19にて保温中であるかどうかを判断し、保温中であれば、ステップ20にて底サーミスタ3の検知温度が70℃以下かどうかを判断し、底サーミスタ3の検知温度が70℃以下であればステップ21へ進み、電源電圧検知手段10により電源電圧Vacを読みとり、ステップ22にて読みとった電源電圧値Vacを基準値Vrefと比較し、この電源電圧Vacと基準値Vrefの差分をΔVacとする。
つぎに、ステップ23にて誘導加熱手段2をT1秒間通電し、その後、ステップ24にて、ヒータ5をT2―(X×ΔVac)秒間通電する。
ここで、Xは係数で、電源電圧が変化しても、ヒータ5による発熱量が、電源電圧の変化の割合に比例するように決定される。例えば、電源電圧が105Vの場合、ΔVac=105−100=5Vであり、仮に、ヒータ5の通電時間T2の電源電圧100V時における値が10秒であるとすると、
10秒×(100/105)=9.5秒
となる。ヒータ5の通電終了後、再びステップ20に戻る。
これによって、誘導加熱手段とヒータ5の発熱量の比は、電源電圧が変化してもほぼ一定に保たれ、露付きやご飯の乾燥を発生させないようにすることができる。
以上のように、本実施の形態においては、保温時に比較手段からの電源電圧の基準値からの差に逆比例してヒータ5への通電量を変化させるように構成したので、本来、ヒータ5の発熱量が電源電圧の2乗に比例するところを電源電圧に比例させることができ、元々発熱量が電源電圧に比例する誘導加熱手段2と発熱量の比率はほぼ一定となり、電源電圧が変化しても誘導加熱手段2とヒータ5の発熱量の比をほぼ一定に保つことができ、電源電圧の変化による露付きやご飯の乾燥を発生させないようにすることができる。
また、誘導加熱手段2とヒータ5への通電をともに一定の時間比率となるように行い、比較手段からの電源電圧の基準値からの差に逆比例して、ヒータ5への通電の時間比率を増減するように構成したので、ヒータ5の発熱量を電源電圧に比例させ、元々発熱量が電源電圧に比例する誘導加熱手段2と発熱量の比率はほぼ一定となり、電源電圧が変化しても誘導加熱手段2とヒータ5の発熱量の比をほぼ一定に保つことができ、電源電圧の変化による露付きやご飯の乾燥を発生させないようにすることができる。
以上のように、本発明にかかる炊飯器は、電源電圧が変化しても誘導加熱手段とヒータの発熱量の比をほぼ一定に保つことができ、電源電圧の変化による露付きやご飯の乾燥を発生させないようにすることができるので、保温機能を有する炊飯器として有用である。
本発明の一実施の形態における炊飯器の断面図 同炊飯器の回路図 同炊飯器の要部動作フローチャート
符号の説明
1 鍋
2 誘導加熱手段
3 底サーミスタ(鍋温度検知手段)
4 蓋
5 ヒータ
6 蓋サーミスタ(蓋温度検知手段)
8 マイクロコンピュータ(制御手段、比較手段)
10 電源電圧検知手段
11 炊飯器本体

Claims (2)

  1. 炊飯器本体内に着脱自在に収納される鍋と、この鍋を加熱する誘導加熱手段と、前記鍋の温度を検知する鍋温度検知手段と、前記鍋の上部を開閉自在に覆う蓋と、この蓋に設置され前記鍋に対向した面を加熱するヒータと、前記蓋に設置され前記鍋に対向した表面温度を検知する蓋温度検知手段と、前記鍋温度検知手段と前記蓋温度検知手段の検知温度より誘導加熱手段とヒータへの通電を制御し炊飯を行うとともに保温時に誘導加熱手段の通電量に比例しヒータへ通電を行い、ご飯の温度を一定に保つ制御手段と、電源電圧を検知する電源電圧検知手段と、この電源電圧検知手段の検知電圧と予め定めた基準値とを比較する比較手段とを備え、前記制御手段は、保温時に前記比較手段からの電源電圧の基準値からの差に逆比例して前記ヒータへの通電量を変化させるように構成した炊飯器。
  2. 制御手段は、誘導加熱手段とヒータへの通電をともに一定の時間比率となるように行い、比較手段からの電源電圧の基準値からの差に逆比例して、ヒータへの通電の時間比率を増減するように構成した請求項1記載の炊飯器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102125385A (zh) * 2010-12-09 2011-07-20 美的集团有限公司 一种电饭煲及其煮粥控制方法
CN102342737A (zh) * 2011-08-31 2012-02-08 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 一种电饭煲的煮饭控制方法
JP2015047331A (ja) * 2013-09-02 2015-03-16 三菱電機株式会社 炊飯器

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