JP2005333423A - 構内交換システム、構内交換機、コンピュータプログラム及び構内交換システムの接続確立方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数の構内交換機を備える構内交換システムにおいて、一部の構内交換機の配下の電話端末における内線番号とダイヤルイン番号の対応関係を変更する際に、対応する構内交換機のダイヤルインテーブルのみを更新するだけで更新作業が完了できるようにすると共に、システムの運用性や拡張性に対するダイヤルインテーブルの容量上の制約を緩める。
【解決手段】 構内交換機甲が収容したダイヤルイントランクへの着信を検出すると、当該着信に関する着信情報を取得し、他の構内交換機に着信情報を送信する。他の構内交換機は着信情報に基づいて自らの配下の端末宛の着信か否かを判定し、自らの配下の端末宛の着信であると判定した構内交換機乙は、構内交換機甲に応答する。構内交換機甲及び乙を介して、着信情報に応じた端末の接続を確立する。
【選択図】 図1
【解決手段】 構内交換機甲が収容したダイヤルイントランクへの着信を検出すると、当該着信に関する着信情報を取得し、他の構内交換機に着信情報を送信する。他の構内交換機は着信情報に基づいて自らの配下の端末宛の着信か否かを判定し、自らの配下の端末宛の着信であると判定した構内交換機乙は、構内交換機甲に応答する。構内交換機甲及び乙を介して、着信情報に応じた端末の接続を確立する。
【選択図】 図1
Description
本発明は構内交換システムに関し、特に、VoIP(voice over internet protocol)によるTCP/IPネットワークを介した音声通話機能を備える構内交換機からなる構内交換システムに関する。
一般に、構内交換システムは、一乃至複数の構内交換機と、それぞれの構内交換機の配下の複数の電話端末を備える。また、最近の構内交換システムはダイヤルイン着信機能を備える。ダイヤルイン着信機能は、公衆回線網の交換機から着信と同時に通知を受けた着信先電話番号に応じて、予め定められた内線番号を呼び出す機能である。
複数の構内交換機を備える構内交換システムにおいて、ある構内交換機に他の構内交換機の配下の電話端末宛のダイヤルイン着信があると、従来、次のようにルーティングを行うことにより、所望の電話端末に着信させていた。即ち、複数の構内交換機の全てに、全電話端末の内線番号とダイヤルイン番号の対応関係を表すテーブルを予め格納する。以下、内線番号とダイヤルイン番号の対応関係を表すテーブルをダイヤルインテーブルと呼ぶ。次に、ダイヤルイントランクから着信を受けた構内交換機Aは、ダイヤルインテーブルを参照し、該当する内線番号を検索する。そして、検索した内線番号が、他の構内交換機B配下の電話端末に対して割り当てられた番号である場合、構内交換機Aは構内交換機Bに対し、着信先の端末を呼び出すように要求する。最後に、着信先端末が応答したら、構内交換機A及びBは、発信者と着信先端末との間のコネクションを確立する。
他方、最近のオフィスには、LAN(local area network)が張りめぐらされており、これを利用して、最近の構内交換システムでは、構内交換機及び電話端末はLANインタフェースを備え、LANを介してVoIP(voice over IP)により通話ができるようになっている。このような従来技術が例えば特許文献1に記載されている。
このように、複数の構内交換機を介したダイヤルイン着信のルーティングでは、従来、構内交換機の直接の配下の端末の分だけではなく、他の構内交換機配下の端末の分についても、予め全ての構内交換機のダイヤルインテーブルに登録しておく必要があった。このため、一機の構内交換機配下の内線番号を変更するだけで、他の構内交換機配下の内線番号には全く変更がない場合であっても、全構内交換機のダイヤルインテーブルを更新する必要があった。
また、このような従来技術では、それぞれの構内交換機は、全構内交換機配下の全端末分のダイヤルインテーブルを格納する必要があり、ダイヤルインテーブルを格納するため、構内交換機にはその分大きなメモリ容量が必要であった。換言すれば、メモリの容量によって、ダイヤルインテーブルに登録可能な内線番号やダイヤルイン番号の数に限界があり、その結果、システムに追加可能な構内交換機の数が、構内交換機のメモリ容量によって制限を受けてしまい、システムの運用や拡張の上で柔軟性に欠けるという問題があった。
このような状況に鑑みて、本発明が解決しようとする課題は、複数の構内交換機を備える構内交換システムにおいて、一部の構内交換機の配下の電話端末における内線番号とダイヤルイン番号の対応関係を変更する際に、対応する構内交換機のダイヤルインテーブルのみを更新するだけで更新作業が完了するような構内交換システムを提供することである。
また、本発明が解決しようとする他の課題は、システムの運用性や拡張性に対するダイヤルインテーブルの容量上の制約を緩めることである。
上述の問題を解決するため、本発明は次のような構内交換システム、構内交換機、構内交換機を制御するコンピュータプログラム、及び構内交換システムでの接続確立方法を提供することである。
即ち、相互にデータ通信可能な複数の構内交換機を備える構内交換システムにおいて、複数の構内交換機の一である構内交換機甲が収容したダイヤルイントランクへの着信を検出すると共に、当該着信に関する着信情報を取得し、構内交換機甲が当該他の構内交換機に着信情報を送信し、他の構内交換機のそれぞれが、着信情報に基づいて、自らの配下の端末宛の着信か否かを判定し、他の構内交換機のうち、自らの配下の端末宛の着信であると判定した構内交換機乙が、構内交換機甲に応答し、構内交換機甲及び乙を介して、着信情報に応じた端末の接続を確立することを特徴とする構内交換システムを提供する。
構内交換機間を接続するダイヤルイントランク以外の通信経路を備え、通信経路を介して着信情報に応じた端末との接続を確立することとしてよい。
例えば、ダイヤルイントランク以外の通信経路は、TCP/IPネットワークであり、構内交換機は、TCP/IPネットワークを介して、VoIP(voice over internet protocol)により他の構内交換機との間に音声通話パスを形成することが考えられる。
複数の構内交換機の少なくとも一機は、ダイヤルイントランクを収容しない構内交換機であってもよい。この場合、当該構内交換機の配下の端末は、当該及び当該他の構内交換機を介して公衆回線網に接続される。
TCP/IPネットワークはインターネット、イントラネット及びLANのいずれであってもよい。
ダイヤルイントランクはISDNトランク及びアナログトランクのいずれであってもよい。
ここで、ルーティングに用いる着信情報は、例えば、着信先の電話番号及び発信者の電話番号がある。
また、本発明は、相互にデータ通信可能な複数の構内交換機にて構内交換システムを構築する構内交換機において、収容したダイヤルイントランクへの着信を検出すると共に、当該着信に関する着信情報を取得し、当該他の構内交換機に着信情報を送信し、他の構内交換機のそれぞれが、着信情報に基づいて、自らの配下の端末宛の着信か否かを判定した判定結果のうち、着信か否かの少なくとも一方を受信し、他の構内交換機のうち、自らの配下の端末宛の着信であると判定した構内交換機乙、及び、当該構内交換機を介して、着信情報に応じた端末との接続を確立することを特徴とする構内交換機を提供する。
換言すれば、少なくとも2つのトランクと接続するための複数のトランク回路を備え、同様の構内交換機を複数含む構内交換システムにて用いられる構内交換機において、トランクに検出された着信の着信情報及びダイヤルインテーブルに基づいて、呼び出すべき電話端末が自構内交換機の配下に含まれるか否かを判定し、判定の結果が含まれるである場合、該当する電話端末に対する発呼を行い、一のトランク甲にて検出された着信での判定が含まれないである場合、構内交換システムの他の構内交換機に対し、呼び出すべき電話端末が当該構内交換機の配下に含まれるか否かを、トランク甲以外のトランク乙を介して問い合わせ、問い合わせに含まれると応答した構内交換機との間に、トランク乙を介して音声パスを接続することを特徴とする構内交換機を提供する。
また、本発明は、相互にデータ通信可能な複数の構内交換機にて構内交換システムを構築する構内交換機の動作を制御するコンピュータプログラムにおいて、収容したダイヤルイントランクへの着信を検出すると共に、当該着信に関する着信情報を取得する処理と、当該他の構内交換機に着信情報を送信する処理と、他の構内交換機のそれぞれが、着信情報に基づいて、自らの配下の端末宛の着信か否かを判定した判定結果のうち、着信か否かの少なくとも一方を受信する処理と、他の構内交換機のうち、自らの配下の端末宛の着信であると判定した構内交換機乙、及び、当該構内交換機を介して、着信情報に応じた端末との接続を確立する処理とを構内交換機に実行させることを特徴とするコンピュータプログラムを提供する。
また、本発明は、相互にデータ通信可能な複数の構内交換機を備える構内交換システムにて接続を確立する方法において、複数の構内交換機の一である構内交換機甲が収容したダイヤルイントランクへの着信を検出すると共に、当該着信に関する着信情報を取得する段階と、構内交換機甲が当該他の構内交換機に着信情報を送信する段階と、他の構内交換機のそれぞれが、着信情報に基づいて、自らの配下の端末宛の着信か否かを判定する段階と、他の構内交換機のうち、自らの配下の端末宛の着信であると判定した構内交換機乙が、構内交換機甲に応答する段階と、構内交換機甲及び乙を介して、着信情報に応じた端末の接続を確立する段階とを含むことを特徴とする構内交換システムの接続確立方法を提供する。
本発明によれば、交換機はダイヤルインテーブルに他の交換機配下の電話端末のデータを格納しておく必要がない。このため、ある交換機の配下の内線番号とダイヤルイン番号との対応関係を変更する際、その交換機のダイヤルインテーブルのみを更新すれば足り、他の交換機のダイヤルインテーブルを更新する必要がない。従って、構内交換システム全体のメンテナンスが容易になるという効果がある。
また、同じ理由から、構内交換システムに追加可能な交換機の数が、ダイヤルインテーブルの容量上の制約に縛られにくくなり、システムの発展性を確保することが容易になる。
発明を実施するための最良の形態である構内交換システム1について説明する。構内交換システム1は、公衆回線網2の交換機とトランク3、4、5を介して接続されたサブシステム6、7、8と、サブシステム6、7、8を互いに接続するLAN(local area network)9からなる。サブシステム6は、交換機60と、その配下のキーテレフォン電話端末である電話端末601、602、603、・・・からなる。サブシステム7及び8もサブシステム6と同様である。電話端末にはそれぞれの参照符号と同じ内線番号が付与されているものとする。
交換機60、70、80はLAN回線9を介してVoIP(voice over internet protocol)により音声通話パスを確立する機能を有する。
トランク3、4、5のいずれに対しても、電話番号101、102、103が割り当てられている。つまり、公衆回線網2から電話番号101を着信先とする発呼がなされると、交換機6、7、8の全てに対して着信がある。電話番号102及び103についても同様である。以下、電話番号101、102、103は、契約回線番号、ダイヤルイン追加番号の区別なく、ダイヤルイン番号と呼ぶものとする。
交換機60は表1のようなダイヤルインテーブルを格納している。ダイヤルインテーブルは、格納されている交換機の配下のキーテレフォン端末の内線番号と、ダイヤルイン番号との対応関係を表すテーブルである。同様に、交換機70、80はそれぞれ表2、表3に示すダイヤルインテーブルを格納している。
次に、構内交換システム1におけるダイヤルイン着信のルーティングを説明する。
今、公衆回線網2からダイヤルイン番号101への発呼がなされたとする。このときのルーティングを図2を参照して説明すると、交換機60は着信(ステップS11)と共に公衆回線網2の交換機から着信情報を受信する(ステップS12)。交換機60は、着信情報に含まれる着信先電話番号、即ち、ダイヤルイン番号101を抽出し、この番号に対応する内線番号がダイヤルインテーブルに含まれているか否かを検索する(ステップS13)。表1にあるように、交換機60のダイヤルインテーブルには、ダイヤルイン番号101に対応して内線番号601が登録されているので、交換機60は内線番号601を有する電話端末601に対して発呼する(ステップS14)。
これに応じて電話端末601に着呼して呼び出しベルの鳴動等により電話端末601の近辺にいる者に着呼が通知される。鳴動等に応じて電話端末601の受話器が取り上げられ、着呼に対する応答がなされる(ステップS16、S17)と、交換機60と電話端末601の間の音声パスが接続され、通話が始まる。
尚、ダイヤルイン番号101は表2及び3にも登録されている。このため、交換機70及び80はそれぞれ電話端末701及び801に対して発呼することになり、応答が最も早い電話端末との間に音声パスが接続される。
次に、公衆回線網2からダイヤルイン番号102への発呼がなされたとする。このときのルーティングを図3を参照して説明する。ステップS11、S12は前述と同様であるが、ダイヤルイン番号102に対応する内線電話番号は表1には登録されていないので、ステップS13にて該当する内線電話番号は検索できない。このとき、交換機60は、ダイヤルイン番号102を、構内交換システム1の他の構内交換機70及び80に対し、LAN回線9を介して送信する(ステップS21)。
他の構内交換機70及び80は、ダイヤルイン番号102を受信する(ステップS22)と、それぞれ自分のダイヤルインテーブルを検索して該当する内線番号が登録されているか否かを判定する(ステップS23)。表2及び3を参照すると、表2にはダイヤルイン番号102に対応する内線番号702が登録されているが、表3には登録されていない。該当する内線番号がダイヤルインテーブルに登録されている構内交換機70は、LAN回線9を介して構内交換機60に応答を返信する(ステップS24)。構内交換機80は何もしない。
構内交換機70から応答を受信した構内交換機60(ステップS25)は、VoIPによる音声パスを接続すべく交換機70に対してLAN回線9を介して発呼する(ステップS26)。このとき、構内交換機60は構内交換機70に対し、被呼者番号(Called Party number)としてダイヤルイン番号102を通知する。
ステップS25の発呼に対して交換機70が応じ(ステップS27)、交換機60及び70の間に音声パスが接続される。また、このとき構内交換機70はダイヤルイン番号102を取得(ステップS28)し、ダイヤルインテーブルにて再度検索(ステップS29)して、該当する内線番号702に対して発呼する(ステップS30)。この発呼に応答する着呼を電話端末702が検出すると、電話端末702は所定の鳴動動作等を行って利用者を呼び出し、受話器が上がると応答を返信(ステップS32)し、この応答を受信した交換機70(ステップS33)と電話端末702の間に音声パスが接続され、発呼者と電話端末702との間の音声パスが、交換機60及び70を介して接続されて通話が始まる。
上述の構内交換機60、70、80の実施例として構内交換機200を挙げてより具体的に説明する。図4を参照すると、構内交換機200は、内線300を収容するライン回路201と、公衆回線網に接続する局線や、専用線網に接続する専用線を収容するトランク回路202と、それぞれLAN回線9に接続し、これらライン回路201、トランク回路202の音声データ形式とLAN電話端末の音声データ形式を相互に変換する処理、即ち、VoIP処理を実行する音声変換回路203と、ライン回路201、トランク回路202、及び音声変換回路203間においてデータを相互に交換するスイッチ204と、ライン回路201及びトランク回路202から電話番号を受信するレジスタ205と、LAN回線9を介して他の交換機との間で呼制御メッセージを送受するLANインタフェース回路206と、メモリ207と、制御バス208と、制御バス208を介してこれら各回路機器を制御するCPU(制御装置)209とを備えている。音声変換回路203は、IPトランクを収容するトランク回路のひとつでもある。
CPU209はメモリ207に格納されたダイヤルインテーブルを参照して図2及び3のフローチャートに記した動作を実行する。ステップS14、S17、S21、S25、及びS26にて行われる交換機間におけるデータ通信は、LANインタフェース回路206及びLAN回線9を介して行われ、交換機間の音声パスは音声変換回路203及びLAN回線9を介して行われる。
以上、本発明を実施の形態及び実施例に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、当業者の通常の知識の範囲内でその変更や改良が可能であることは勿論である。
例えば、構内交換システム1の構内交換機は全て公衆回線網2に接続するダイヤルイントランクを収容していたが、本発明はこれに限られるものではなく、図5に示すように、構内交換システムの一部の構内交換機のみが収容するものとしてもよい。
また、前述の説明では、構内交換機間はLANで接続されていたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、インターネット、イントラネット等の他のTCP/IPネットワークであってもよい。
また、構内交換機に収容されるVoIPダイヤルトランク以外のダイヤルイントランクは、公衆回線網2、即ち、アナログトランクに限られるものではなく、ISDNトランクであってもよい。
また、上述の実施の形態では、発呼者がダイヤルした電話番号に応じて着信先の内線番号が選択されたが、本発明はこれに限られるものではなく、他の着信情報、例えば発信者の電話番号(Caller ID)に応じて着信先の内線番号を選択することとしてもよい。
1 構内交換システム
2 公衆回線網
3、4、5 トランク
6、7、8 サブシステム
9 LAN回線
60、70、80、200 構内交換機
61、62、71、72、81、82 電話端末
201 ライン回路
202 トランク回路
203 音声変換回路
204 スイッチ
205 レジスタ
206 LANインタフェース回路
207 メモリ
208 制御バス
209 CPU
2 公衆回線網
3、4、5 トランク
6、7、8 サブシステム
9 LAN回線
60、70、80、200 構内交換機
61、62、71、72、81、82 電話端末
201 ライン回路
202 トランク回路
203 音声変換回路
204 スイッチ
205 レジスタ
206 LANインタフェース回路
207 メモリ
208 制御バス
209 CPU
Claims (15)
- 相互にデータ通信可能な複数の構内交換機を備える構内交換システムにおいて、
前記複数の構内交換機の一である構内交換機甲が収容したダイヤルイントランクへの着信を検出すると共に、当該着信に関する着信情報を取得し、
構内交換機甲が当該他の構内交換機に前記着信情報を送信し、
前記他の構内交換機のそれぞれが、前記着信情報に基づいて、自らの配下の端末宛の着信か否かを判定し、
前記他の構内交換機のうち、自らの配下の端末宛の着信であると判定した構内交換機乙が、構内交換機甲に応答し、
構内交換機甲及び乙を介して、前記着信情報に応じた端末の接続を確立する
ことを特徴とする構内交換システム。 - 請求項1に記載の構内交換システムにおいて、構内交換機間を接続するダイヤルイントランク以外の通信経路を備え、前記通信経路を介して前記着信情報に応じた端末との接続を確立することを特徴とする構内交換システム。
- 請求項2に記載の構内交換システムにおいて、前記ダイヤルイントランク以外の通信経路はTCP/IPネットワークであり、構内交換機は、TCP/IPネットワークを介して、VoIP(voice over internet protocol)により他の構内交換機との間に音声通話パスを形成することを特徴とする構内交換システム。
- 請求項1に記載の構内交換システムにおいて、前記複数の構内交換機の少なくとも一機は、ダイヤルイントランクを収容しない構内交換機であって、当該構内交換機の配下の端末は、当該及び当該他の構内交換機を介して公衆回線網に接続されることを特徴とする構内交換システム。
- 請求項3に記載の構内交換システムにおいて、TCP/IPネットワークはインターネット、イントラネット及びLANのいずれかであることを特徴とする構内交換システム。
- 請求項1に記載の構内交換システムにおいて、ダイヤルイントランクはISDNトランク及びアナログトランクのいずれかであることを特徴とする構内交換システム。
- 請求項1に記載の構内交換システムにおいて、着信情報は、着信先の電話番号及び発信者の電話番号のいずれかであることを特徴とする構内交換システム。
- 相互にデータ通信可能な複数の構内交換機にて構内交換システムを構築する構内交換機において、
収容したダイヤルイントランクへの着信を検出すると共に、当該着信に関する着信情報を取得し、
当該他の構内交換機に前記着信情報を送信し、
前記他の構内交換機のそれぞれが、前記着信情報に基づいて、自らの配下の端末宛の着信か否かを判定した判定結果のうち、着信か否かの少なくとも一方を受信し、
前記他の構内交換機のうち、自らの配下の端末宛の着信であると判定した構内交換機乙、及び、当該構内交換機を介して、前記着信情報に応じた端末との接続を確立する
ことを特徴とする構内交換機。 - 請求項8に記載の構内交換機において、当該他の構内交換機と接続するためのダイヤルイントランク以外の通信経路に接続するためのインタフェースを備え、前記通信経路を介して前記着信に応じた端末との接続を確立することを特徴とする構内交換機。
- 請求項9に記載の構内交換機において、前記ダイヤルイントランク以外の通信経路はTCP/IPネットワークであり、TCP/IPネットワークを介して、VoIP(voice over internet protocol)により他の構内交換機との間に音声通話パスを形成することを特徴とする構内交換機。
- 請求項8に記載の構内交換機において、ダイヤルイントランクはISDNトランク及びアナログトランクのいずれかであることを特徴とする構内交換機。
- 請求項8に記載の構内交換機において、着信情報は、着信先の電話番号及び発信者の電話番号のいずれかであることを特徴とする構内交換機。
- 少なくとも2つのトランクと接続するための複数のトランク回路を備え、同様の構内交換機を複数含む構内交換システムにて用いられる構内交換機において、
トランクに検出された着信の着信情報及びダイヤルインテーブルに基づいて、呼び出すべき電話端末が自構内交換機の配下に含まれるか否かを判定し、
前記判定の結果が含まれるである場合、該当する電話端末に対する発呼を行い、
一のトランク甲にて検出された着信での前記判定が含まれないである場合、前記構内交換システムの他の構内交換機に対し、呼び出すべき電話端末が当該構内交換機の配下に含まれるか否かを、前記トランク甲以外のトランク乙を介して問い合わせ、前記問い合わせに含まれると応答した構内交換機との間に、前記トランク乙を介して音声パスを接続する
ことを特徴とする構内交換機。 - 相互にデータ通信可能な複数の構内交換機にて構内交換システムを構築する構内交換機の動作を制御するコンピュータプログラムにおいて、
収容したダイヤルイントランクへの着信を検出すると共に、当該着信に関する着信情報を取得する処理と、
当該他の構内交換機に前記着信情報を送信する処理と、
前記他の構内交換機のそれぞれが、前記着信情報に基づいて、自らの配下の端末宛の着信か否かを判定した判定結果のうち、着信か否かの少なくとも一方を受信する処理と、
前記他の構内交換機のうち、自らの配下の端末宛の着信であると判定した構内交換機乙、及び、当該構内交換機を介して、前記着信情報に応じた端末との接続を確立する処理と
を構内交換機に実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 相互にデータ通信可能な複数の構内交換機を備える構内交換システムにて接続を確立する方法において、
前記複数の構内交換機の一である構内交換機甲が収容したダイヤルイントランクへの着信を検出すると共に、当該着信に関する着信情報を取得する段階と、
構内交換機甲が当該他の構内交換機に前記着信情報を送信する段階と、
前記他の構内交換機のそれぞれが、前記着信情報に基づいて、自らの配下の端末宛の着信か否かを判定する段階と、
前記他の構内交換機のうち、自らの配下の端末宛の着信であると判定した構内交換機乙が、構内交換機甲に応答する段階と、
構内交換機甲及び乙を介して、前記着信情報に応じた端末の接続を確立する段階と
を含むことを特徴とする構内交換システムでの接続確立方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004150017A JP2005333423A (ja) | 2004-05-20 | 2004-05-20 | 構内交換システム、構内交換機、コンピュータプログラム及び構内交換システムの接続確立方法 |
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