JP2005333299A - 画像通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像通信装置が中継機の画像処理能力に対応した画像を作成し、中継機に固有の仕様に合わせた電子メールを作成するようにして、画像通信装置のユーザが中継機に固有の画像処理能力及び宛(あ)て先指定方法を意識することなく、中継機によって中継可能な画像を添付した電子メールを送信することができるようにする。
【解決手段】ネットワークを介して中継機に接続され、中継機を中継し、指定された相手先に電子メールを送信する画像通信装置であって、相手先を指定する指定手段と、中継機の種類を特定する特定手段と、特定手段によって特定された中継機が中継可能な画像の読み取り形式を選択する選択手段と、選択手段によって選択された読み取り形式に基づいて画像を読み取る画像読み取り手段と、画像読み取り手段が読みとった画像を添付して電子メールを作成する作成手段と、電子メールを中継機に送出する送出手段とを有する。
【選択図】図1
【解決手段】ネットワークを介して中継機に接続され、中継機を中継し、指定された相手先に電子メールを送信する画像通信装置であって、相手先を指定する指定手段と、中継機の種類を特定する特定手段と、特定手段によって特定された中継機が中継可能な画像の読み取り形式を選択する選択手段と、選択手段によって選択された読み取り形式に基づいて画像を読み取る画像読み取り手段と、画像読み取り手段が読みとった画像を添付して電子メールを作成する作成手段と、電子メールを中継機に送出する送出手段とを有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像通信装置に関するものである。
従来、電子メールをGSTN(General Switched Telephone Network:アナログ公衆電話回線網)に中継するための中継機が広く用いられている。このような中継機は、電子メールの本文と電子メールの添付ファイルとを、中継先の装置としてのファクシミリ装置が受信可能なフォーマットに変換して送信するようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
この場合、変換可能な添付ファイルの用紙サイズ、解像度、フォーマット、色数等に関しては、中継機に固有の仕様によって定められている。すなわち、添付ファイルの用紙サイズ、解像度、フォーマット、色数等を変換するための画像処理能力は中継機によって各々相違する。また、中継先の装置としてのファクシミリ装置の番号を指定する方法、すなわち、宛(あ)て先指定方法に関しては、RFC(Request for Comments)3192において標準が提案されているが、独自の宛て先指定方法を採用する中継機も多く存在する。
一方、前記中継機にLAN(Local Area Network)インターフェイスを介して電子メールを送信可能なネットワークスキャナ装置としては、画像を電子メールの添付ファイルとして送信する機能を有し、かつ、画像の用紙サイズ、解像度、フォーマット、色数を様々に選択することができるものが多く存在する。
特開2003−8815号公報
しかしながら、前記従来のネットワークスキャナ装置においては、中継機に対して該中継機の画像処理能力を超える添付ファイルを有する電子メールを送信した場合、前記中継機においてエラーが生じてしまう。また、中継機に対して該中継機に固有の宛て先指定方法に従わない電子メールを送信した場合、エラーが生じたり、前記電子メールが意図しない宛て先に中継されたりしてしまう。
本発明は、前記従来の問題点を解決して、画像通信装置が中継機の画像処理能力に対応した画像を作成し、中継機に固有の仕様に合わせた電子メールを作成するようにして、画像通信装置のユーザが中継機に固有の画像処理能力及び宛て先指定方法を意識することなく、中継機によって中継可能な画像を添付した電子メールを送信することができる画像通信装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の画像通信装置においては、ネットワークを介して中継機に接続され、該中継機を中継し、指定された相手先に電子メールを送信する画像通信装置であって、前記相手先を指定する指定手段と、前記中継機の種類を特定する特定手段と、該特定手段によって特定された前記中継機が中継可能な画像の読み取り形式を選択する選択手段と、該選択手段によって選択された前記読み取り形式に基づいて画像を読み取る画像読み取り手段と、該画像読み取り手段が読みとった画像を添付して前記電子メールを作成する作成手段と、該作成手段によって作成された前記電子メールを前記中継機に送出する送出手段とを有する。
本発明によれば、画像通信装置は、ネットワークを介して中継機に接続され、該中継機を中継し、指定された相手先に電子メールを送信する画像通信装置であって、前記相手先を指定する指定手段と、前記中継機の種類を特定する特定手段と、該特定手段によって特定された前記中継機が中継可能な画像の読み取り形式を選択する選択手段と、該選択手段によって選択された前記読み取り形式に基づいて画像を読み取る画像読み取り手段と、該画像読み取り手段が読みとった画像を添付して前記電子メールを作成する作成手段と、該作成手段によって作成された前記電子メールを前記中継機に送出する送出手段とを有する。
この場合、画像通信装置のユーザは、中継機に固有の画像処理能力及び宛て先指定方法を意識することなく、中継機によって中継可能な画像を添付した電子メールを送信することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態におけるネットワークスキャナ装置の構成を示すブロック図である。
図において、10は本実施の形態における画像通信装置としてのネットワークスキャナ装置であり、図示されないCCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像装置、レンズ、ミラー等の光学装置、蛍光灯等の照明装置を備え、原稿の表面を走査して原稿のイメージ、すなわち、画像を読み取るようになっている。なお、前記ネットワークスキャナ装置10は、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、入力手段、表示手段、通信インターフェイス等を備える一種のコンピュータであり、あらかじめ組み込まれたプログラムに従って動作を行うようになっている。そして、前記ネットワークスキャナ装置10は、読み取った原稿の画像を添付ファイルとして添付した電子メールを作成して、所望の宛て先に送信することができるようになっている。そのため、前記ネットワークスキャナ装置10は、図示されないLANに接続され、また、該LANは、GSTNに電子メールを中継するための図示されない中継機に接続されている。
ここで、前記ネットワークスキャナ装置10は、図に示されるような構成を有する。この場合、11は、前記ネットワークスキャナ装置10のユーザが操作し、かつ、該ユーザに対して情報を提供するユーザインターフェイスとして機能する操作パネルである。該操作パネル11は、押しボタン、スイッチ、タッチパネル等の入力手段、及び、LCD(Liquid Crystal Display)、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイ等の表示手段を備える。
また、12は中継機能力保持部であり、前記中継機の各々について、中継機の種類、添付ファイルの用紙サイズ、解像度、フォーマット、色数等を変換するための画像処理能力等の中継機に固有の情報を記憶領域に保持する。さらに、14は中継機宛て先指定フォーマット保持部であり、前記中継機の各々について、中継機に固有の電子メールの宛て先指定フォーマットを記憶領域に保持する。
そして、13は宛て先作成部であり、前記ユーザが操作パネル11を操作して入力した電子メールの宛て先番号、及び、前記中継機に固有の電子メールの宛て先指定フォーマットに基づいて、電子メールの宛て先指定フィールドとしてのToフィールドに記載すべき文字列を作成する。
また、15は原稿読み取り部であり、前記撮像装置、光学装置及び照明装置を含み、前記ネットワークスキャナ装置10のユーザがセットした原稿の画像を読み取る。この場合、前記原稿読み取り部15は、前記ユーザが操作パネル11を操作して入力したパラメータに対応する読み取り形式に従って前記原稿の画像を読み取るようになっている。そして、16は画像処理部であり、前記原稿読み取り部15が読み取った原稿の画像に対して画像処理を行い、電子メールに添付するための添付ファイルとしての画像ファイルを作成する。この場合、前記画像処理部16は、前記ユーザが操作パネル11を操作して入力したパラメータに従って前記原稿の画像ファイルを作成するようになっている。
さらに、17は電子メール作成部であり、前記宛て先作成部13が作成した文字列をToフィールドに記載し、前記画像処理部16が作成した原稿の画像ファイルを添付ファイルとして添付して、電子メールを作成する。また、18はプロトコル制御部であり、電子メール送信プロトコルを含むネットワークプロトコルを制御する。なお、前記プロトコル制御部18は、前記電子メール作成部17が作成した電子メールを受信し、該電子メールを前記電子メール作成部17からの指示に従って送信する。さらに、19はNIC(Network Interface Card)ボードであり、前記LANを介して通信を行う。
なお、本実施の形態において、前記ネットワークスキャナ装置10は、機能の観点から、前記相手先を指定する指定手段と、中継機の種類を特定する特定手段と、該特定手段によって特定された前記中継機が中継可能な画像の読み取り形式を選択する選択手段と、該選択手段によって選択された前記読み取り形式に基づいて画像を読み取る画像読み取り手段と、該画像読み取り手段が読みとった画像を添付して電子メールを作成する作成手段と、該作成手段によって作成された電子メールを中継機に送出する送出手段とを有する。この場合、前記相手先は、GSTNに接続されたファクシミリ装置等の通信装置である。そして、指定手段、特定手段及び選択手段には操作パネル11が該当し、画像読み取り手段には原稿読み取り部15が該当し、作成手段には電子メール作成部17が該当し、送出手段にはプロトコル制御部18が該当する。
次に、前記構成のネットワークスキャナ装置10の動作について説明する。ここで、操作パネル11は、表示手段と入力手段との機能を兼ね備えるタッチパネルを備えるものとして説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態における中継機に固有の画像処理能力のデータ構成を示す図、図3は本発明の第1の実施の形態における操作パネルの入力画面を示す図、図4は本発明の第1の実施の形態における中継機に固有の宛て先指定フォーマットのデータ構成を示す図、図5は本発明の第1の実施の形態における電子メールアドレスの例を示す図、図6は本発明の第1の実施の形態における中継機に発信させる電子メールの例を示す図、図7は本発明の第1の実施の形態におけるネットワークスキャナ装置の電子メール通信処理の動作を示すフローチャートである。
この場合、中継機宛て先指定フォーマット保持部14には、中継機の各々について、中継機に固有の電子メールの宛て先指定方法に従い、中継先番号に前置するべき文字列及び後置するべき文字列が、中継機IDとともに、あらかじめ登録されている。なお、前記中継先はGSTNに接続されたファクシミリ装置等の相手先としての通信装置であり、前記中継先番号は前記通信装置のファクシミリ番号等の番号である。また、中継機IDは、各中継機を識別するための名称、番号等であり、本実施の形態においては、例えば、Relay1、Relay2、Relay3等のようになっている。さらに、前記文字列には、必要に応じて、中継機自身のメールアドレスが含まれていてもよい。
まず、操作パネル11は、送信先種別として、通常の電子メールの宛て先と中継機IDとの一覧を選択可能にタッチパネルに表示し、ユーザに選択を促す。そして、該ユーザは、前記タッチパネルを操作して、前記一覧の中から通常の電子メールの宛て先又は中継機IDのいずれかを選択する、すなわち、中継機ID又は通常メール送信指示を入力する。すると、ネットワークスキャナ装置10は、通常の電子メールの宛て先又は中継機IDのいずれかが選択されたか、すなわち、送信先種別が中継機であるか否かを判断する。
そして、送信先種別が中継機である場合、操作パネル11は、中継先番号を入力する画面をタッチパネルに表示して、前記ユーザに中継先番号の入力を促す。続いて、前記ユーザは、前記タッチパネルを操作して、所望の中継先番号、例えば、1234を入力する。続いて、前記ユーザが選択した中継機ID及び前記ユーザが入力した中継先番号が、操作パネル11から宛て先作成部13に送信される。また、前記操作パネル11は、ユーザが選択した中継機IDに基づいて、中継機能力保持部12から選択された中継機に固有の画像処理能力を取得する。
ここで、前記中継機能力保持部12には、図2に示されるように、中継機に固有の画像処理能力のデータが記憶領域に保持されている。この場合、各中継機ID毎に、中継機の種類、添付ファイルの用紙サイズ、フォーマット、解像度及び色数が設定されている。なお、図2のフォーマットの欄におけるPDFはPortable Document Format、JPEGはJoint Photographic Expert Group、及び、TIFFはTag Image File Formatの略である。また、解像度の単位はdpi(dot per inch)である。
そして、前記操作パネル11は、取得した中継機に固有の画像処理能力に基づいて、図3に示されるように、タッチパネルにパラメータとしての用紙サイズ、フォーマット、解像度及び色数を選択可能に表示し、ユーザに選択を促す。この場合、用紙サイズ、フォーマット、解像度及び色数の各パラメータは、中継機に固有の画像処理能力を超えない範囲の値だけが選択可能に表示される。すなわち、選択可能な用紙サイズ、フォーマット、解像度、色数を表示する。そして、前記ユーザは、前記タッチパネルを操作して、選択した用紙サイズ、フォーマット、解像度、色数を入力する。これにより、ネットワークスキャナ装置10は、ユーザが選択した用紙サイズ、フォーマット、解像度及び色数の値を取得する。
続いて、宛て先作成部13は、ユーザが選択した中継機IDに基づいて、中継機宛て先指定フォーマット保持部14から中継機に固有の宛て先指定フォーマットを取得する。ここで、前記中継機宛て先指定フォーマット保持部14には、図4に示されるように、中継機に固有の宛て先指定フォーマットのデータが記憶領域に保持されている。この場合、中継機に固有の電子メールの宛て先指定フォーマットが示されており、各中継機ID毎に、中継先番号に前置するべき文字列、すなわち、中継先番号の前置文字列、及び、後置するべき文字列、すなわち、中継先番号の後置文字列が設定されている。なお、前記文字列には、r1@mail.net 、r2@mail.net 等のように、中継機自身のメールアドレスが含まれていてもよい。
続いて、前記宛て先作成部13は、中継先番号及び中継機に固有の宛て先指定フォーマットに基づいて、電子メールアドレスを作成する、すなわち、宛て先を作成する。ここで、前記中継先番号が1234であり、中継機に固有の宛て先指定フォーマットが図4に示されるようなものである場合、図5に示されるような電子メールアドレスが作成される。このようにして作成された電子メールアドレスは、前記宛て先作成部13から電子メール作成部17に送信される。
そして、前記ユーザは、前記タッチパネルを操作して、読み取り開始指示を入力する。すると、前記ユーザが選択した用紙サイズ、フォーマット、解像度及び色数の値が、読み取り開始指示とともに操作パネル11から原稿読み取り部15に送信される。そして、該原稿読み取り部15は、前記ユーザが選択したパラメータとしての用紙サイズ、フォーマット、解像度及び色数に従って、前記セットした原稿の画像を読み取る。続いて、読み取られた原稿の画像は、前記ユーザが選択した用紙サイズ、フォーマット、解像度及び色数の値とともに、原稿読み取り部15から画像処理部16に送信される。
すると、該画像処理部16は、前記原稿読み取り部15が読み取った原稿の画像に対して画像処理を行い、電子メールに添付するための添付ファイルとしての画像ファイルを作成する。この場合、前記画像処理部16は、前記ユーザが選択したパラメータとしての用紙サイズ、フォーマット、解像度及び色数の値に従って、前記原稿の画像ファイルを作成する。そして、作成された前記原稿の画像ファイルは画像処理部16から電子メール作成部17に送信される。
続いて、該電子メール作成部17は、電子メールを作成する。この場合、前記電子メール作成部17は、電子メールのヘッダにおけるToフィールドに前記宛て先作成部13が作成した電子メールアドレスを記載し、前記画像処理部16が作成した画像ファイルを符号化して電子メールに添付する。そして、前記電子メール作成部17は、プロトコル制御部18に電子メールを渡して、送信開始を指示する。これにより、前記プロトコル制御部18は、NICボード19を介して、図6に示されるような前記電子メールを中継機に送信し、処理を終了する。
なお、送信先種別が中継機であるか否かを判断して、送信先種別が中継機でない場合には、ネットワークスキャナ装置10は通常の電子メールを作成して送信するようになっている。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 ユーザは中継機ID又は通常メール送信指示を入力する。
ステップS2 送信先種別が中継機であるか否かを判断する。送信先種別が中継機である場合はステップS3に進み、送信先種別が中継機でない場合はステップS13に進む。
ステップS3 ユーザは中継先番号を入力する。
ステップS4 中継機に固有の画像処理能力を取得する。
ステップS5 選択可能な用紙サイズ、フォーマット、解像度、色数を表示する。
ステップS6 ユーザは用紙サイズ、フォーマット、解像度、色数を入力する。
ステップS7 中継機に固有の宛て先指定フォーマットを取得する。
ステップS8 宛て先を作成する。
ステップS9 ユーザは読み取り開始指示を入力する。
ステップS10 画像処理を行い、添付ファイルを作成する。
ステップS11 電子メールを作成する。
ステップS12 電子メールを中継機に送信し、処理を終了する。
ステップS13 通常の電子メールを作成して送信し、処理を終了する。
ステップS1 ユーザは中継機ID又は通常メール送信指示を入力する。
ステップS2 送信先種別が中継機であるか否かを判断する。送信先種別が中継機である場合はステップS3に進み、送信先種別が中継機でない場合はステップS13に進む。
ステップS3 ユーザは中継先番号を入力する。
ステップS4 中継機に固有の画像処理能力を取得する。
ステップS5 選択可能な用紙サイズ、フォーマット、解像度、色数を表示する。
ステップS6 ユーザは用紙サイズ、フォーマット、解像度、色数を入力する。
ステップS7 中継機に固有の宛て先指定フォーマットを取得する。
ステップS8 宛て先を作成する。
ステップS9 ユーザは読み取り開始指示を入力する。
ステップS10 画像処理を行い、添付ファイルを作成する。
ステップS11 電子メールを作成する。
ステップS12 電子メールを中継機に送信し、処理を終了する。
ステップS13 通常の電子メールを作成して送信し、処理を終了する。
このように、本実施の形態において、ネットワークスキャナ装置10は、中継機の画像処理能力に対応した画像を作成し、かつ、中継機に固有の電子メールの宛て先指定フォーマットに合わせた電子メールを作成するようになっている。そのため、ユーザは中継機に固有の画像処理能力及び宛て先指定方法を意識することなく、中継機が正常に中継することができる電子メールを送信することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構成を有するものは、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図8は本発明の第2の実施の形態における中継機に固有の画像処理能力のデータ構成を示す図、図9は本発明の第2の実施の形態における操作パネルの入力画面を示す図である。
本実施の形態においては、中継機能力保持部12において記憶領域に保持されている中継機に固有の画像処理能力のデータがより細分化されている。その他の点の構成については、前記第1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
まず、操作パネル11は、送信先種別として、通常の電子メールの宛て先と中継機IDとの一覧を選択可能にタッチパネルに表示し、ユーザに選択を促す。なお、本実施の形態における中継機IDは、Relay4、Relay5等のようになっている。そして、前記ユーザは、前記タッチパネルを操作して、前記一覧の中から通常の電子メールの宛て先又は中継機IDのいずれかを選択する。すると、ネットワークスキャナ装置10は、通常の電子メールの宛て先又は中継機IDのいずれかが選択されたか、すなわち、送信先種別が中継機であるか否かを判断する。
そして、送信先種別が中継機である場合、操作パネル11は、中継先番号を入力する画面をタッチパネルに表示して、前記ユーザに中継先番号の入力を促す。続いて、前記ユーザは、前記タッチパネルを操作して、所望の中継先番号を入力する。続いて、前記ユーザが選択した中継機ID及び前記ユーザが入力した中継先番号が、操作パネル11から宛て先作成部13に送信される。また、前記操作パネル11は、ユーザが選択した中継機IDに基づいて、中継機能力保持部12から選択された中継機に固有の画像処理能力を取得する。
ここで、前記中継機能力保持部12には、図8に示されるように、中継機に固有の画像処理能力のデータが記憶領域に保持されている。この場合、各中継機ID毎に、中継機の種類、添付ファイルの用紙サイズ、フォーマット、解像度及び色数が、前記第1の実施の形態よりも詳細に設定されている。
そして、前記操作パネル11は、取得した中継機に固有の画像処理能力に基づいて、図9に示されるように、タッチパネルにパラメータとしての用紙サイズ、フォーマット、解像度及び色数を選択可能に表示し、ユーザに選択を促す。この場合、用紙サイズ、フォーマット、解像度及び色数の各パラメータは、中継機に固有の画像処理能力を超えない範囲の値だけが選択可能に表示される。すなわち、中継機に固有の画像処理能力を超えて選択することが不可能なパラメータを表示させないようになっている。図9に示される例は、中継機IDがRelay4であって、フォーマットとしてPDFが選択され、解像度として600〔dpi〕が選択された場合を示している。この場合、選択可能な色数はモノクロか24ビットカラーのいずれかである。したがって、色数の選択肢として8ビットグレースケールを非表示とし、ユーザが選択することができないようになっている。そして、ネットワークスキャナ装置10は、ユーザが選択した用紙サイズ、フォーマット、解像度及び色数の値を取得する。
続いて、宛て先作成部13は、ユーザが選択した中継機IDに基づいて、中継機宛て先指定フォーマット保持部14から中継機に固有の宛て先指定フォーマットを取得する。続いて、前記宛て先作成部13は、中継先番号及び中継機に固有の宛て先指定フォーマットに基づいて、電子メールアドレスを作成する、すなわち、宛て先を作成する。このようにして作成された電子メールアドレスは、前記宛て先作成部13から電子メール作成部17に送信される。
そして、前記ユーザは、前記タッチパネルを操作して、読み取り開始指示を入力する。すると、前記ユーザが選択した用紙サイズ、フォーマット、解像度及び色数の値が、読み取り開始指示とともに操作パネル11から原稿読み取り部15に送信される。そして、該原稿読み取り部15は、前記ユーザが選択したパラメータとしての用紙サイズ、フォーマット、解像度及び色数に従って、前記セットした原稿の画像を読み取る。続いて、読み取られた原稿の画像は、前記ユーザが選択した用紙サイズ、フォーマット、解像度及び色数の値とともに、原稿読み取り部15から画像処理部16に送信される。
すると、該画像処理部16は、前記原稿読み取り部15が読み取った原稿の画像に対して画像処理を行い、電子メールに添付するための添付ファイルとしての画像ファイルを作成する。この場合、前記画像処理部16は、前記ユーザが選択したパラメータとしての用紙サイズ、フォーマット、解像度及び色数の値に従って、前記原稿の画像ファイルを作成する。そして、作成された前記原稿の画像ファイルは画像処理部16から電子メール作成部17に送信される。
続いて、該電子メール作成部17は、電子メールを作成する。この場合、前記電子メール作成部17は、電子メールのヘッダにおけるToフィールドに前記宛て先作成部13が作成した電子メールアドレスを記載し、前記画像処理部16が作成した画像ファイルを符号化して電子メールに添付する。そして、前記電子メール作成部17は、プロトコル制御部18に電子メールを渡して、送信開始を指示する。これにより、前記プロトコル制御部18は、NICボード19を介して、前記電子メールを中継機に送信し、処理を終了する。
なお、送信先種別が中継機であるか否かを判断して、送信先種別が中継機でない場合には、ネットワークスキャナ装置10は通常の電子メールを作成して送信するようになっている。
このように、本実施の形態においては、ネットワークスキャナ装置10は、中継機に固有の画像処理能力を細分化し、各中継機の画像処理能力の組み合わせを中継機能力保持部12が記憶領域に保持するようになっている。これにより、各中継機に固有の仕様に対して詳細に対応することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
10 ネットワークスキャナ装置
11 操作パネル
15 原稿読み取り部
17 電子メール作成部
18 プロトコル制御部
11 操作パネル
15 原稿読み取り部
17 電子メール作成部
18 プロトコル制御部
Claims (2)
- (a)ネットワークを介して中継機に接続され、該中継機を中継し、指定された相手先に電子メールを送信する画像通信装置であって、
(b)前記相手先を指定する指定手段と、
(c)前記中継機の種類を特定する特定手段と、
(d)該特定手段によって特定された前記中継機が中継可能な画像の読み取り形式を選択する選択手段と、
(e)該選択手段によって選択された前記読み取り形式に基づいて画像を読み取る画像読み取り手段と、
(f)該画像読み取り手段が読みとった画像を添付して前記電子メールを作成する作成手段と、
(g)該作成手段によって作成された前記電子メールを前記中継機に送出する送出手段とを有することを特徴とする画像通信装置。 - 前記読み取り形式は、複数の設定項目から成り、該複数の設定項目の種類は前記中継機の種類に応じて制限される請求項1に記載の画像通信装置。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070807 |