JP2015023528A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スキャナで使用するBWモノクロセンサに対応しているフィルタが、RGBカラーセンサで使用されるGreenフィルタに類似する特性を有しており、青色および赤色帯域の一部の情報が欠落する現象が発生する。このため、モノクロ読み取りモードで原稿を読み取りファックス送信を行った場合、送信画像において、原稿の薄青画像部分の再現性が低下する、という課題がある。【解決手段】送信ジョブ実行時に、送信宛先にファックス送信が含まれるか否かを判断し、ファックス送信が含まれる場合は、ジョブ設定のカラーモードが白黒2値で指定されている場合でも、スキャナではRGBセンサによる原稿のカラー読み取りを行い、色空間変換処理によりカラーの読み取り画像からモノクロ画像を生成することで、スキャナのセンサ特性による薄青再現性の低下を解決する。【選択図】 図7

Description

本発明は、ファックス送信時にスキャナを用いて、画像データからモノクロ送信画像を得るための画像処理装置、制御方法、およびプログラムに関する。
近年、マルチファンクションの複写機では、モノクロ印刷のみが可能なモノクロ複写機においても、カラー読み取りが可能なスキャナが搭載されている。カラー読み取りが可能なスキャナでは、原稿をRGBカラーセンサで読み取るカラー読み取りモードと、原稿をBWモノクロセンサで読み取るモノクロ読み取りモードを備えている。
特許文献1では、原稿を読み取ってモノクロ画像出力を行う際に、カラー読み取りを行いモノクロ出力を行うか、モノクロ読み取りを行いモノクロ出力を行うかの、選択を可能とする画像処理装置が提案されている。
特開2010−226529号公報
現在のモノクロ複写機においては、ファックス送信などの白黒2値画像を送信する処理においては、原稿をモノクロ読み取りモードでスキャナから読み取り、送信処理を行っている。しかし、モノクロ読み取りモードで読み取ってファックス送信を行った場合、送信画像において、原稿の薄青画像部分の再現性が低いという課題がある。これはBWモノクロセンサに使用されているフィルタが、RGBカラーセンサのGreenフィルタに類似する特性を有しており、青色および赤色帯域の一部の情報が欠落してしまうためである。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、ファックス送信などの白黒2値画像を送信する処理において、送信画像における原稿画像の薄青画像部分の再現性を向上させる画像形成装置を実現する。
原稿を読み取って画像データを生成する画像形成装置(220)であって、
前記原稿をカラー読み取りするか、モノクロ読み取りするかの指示を行う制御手段(2001)と、
前記制御手段により、カラー読み取りする指示が指定された場合に、前記原稿をRGBセンサを用いてカラー読み取りを行い、前記制御手段により、モノクロ読み取りする指示が指定された場合に、前記原稿をBWセンサを用いてモノクロ読み取りを行う入力手段(2070)と、
画像データをネットワークや公衆回線に送信する送信手段(2010、2050)と、
ジョブの設定を指定する設定手段(2012)と、
カラー画像データからモノクロ画像データを生成する色空間変換手段(2032)を持ち、
設定手段から指定されるジョブの設定において、ファックス送信を宛先に含む送信ジョブが設定されている場合(S0703)、モノクロによる原稿読み取りが指定されている場合(S0702)でも、入力手段ではカラーによる原稿読み取りを行い(S0704)、色空間変換手段によりカラーの読み取り画像をモノクロの読み取り画像に変換し(S0706)、モノクロ画像データを生成すること、を特徴とする画像形成装置。
本発明により、ファックス送信などの白黒2値画像を送信する処理において、原稿画像の薄青画像部分の再現性を向上させた画像を送信することが可能となる。
実施例における、画像形成システムの全体構成を示す図 実施例における、画像形成装置の全体構成を示す図 実施例における、スキャナ画像処理のブロック図 実施例における、画像形成装置の入出力デバイス外観図 実施例における、画像形成装置の操作部外観図 実施例における、操作部の説明図 実施例における、画像送信処理の流れを表したフローチャート
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
[実施例1]
本発明の第一の実施形態について説明する。本実施形態では、読み取り画像の送信先が指定可能なシステムにおいて、送信先設定に応じて読み取りモードを変更する手法について説明する。
図1は、本発明の実施例を示す画像形成装置システムの全体の構成を説明するブロック図である。本画像形成装置200は、画像入力デバイスであるスキャナ部2070、画像出力デバイスであるプリンタ部2095、コントローラユニット2000、ユーザーインターフェースである操作部2012から構成される。スキャナ部2070、プリンタ部2095、操作部2012は、それぞれコントローラユニット2000に接続され、コントローラユニット2000は、LAN2011などのネットワーク伝送手段、公衆回線に接続されている。
公衆回線からはカラー画像送信を含むG3、G4ファックスによる送信が可能である。また、LAN2011には、画像形成装置200と同様の機器構成をもつ他の画像形成装置220、230が接続されえている。また、パーソナルコンピュータ(以下PC)240が接続されていて、FTP、SMBプロトコルを使用したファイルの送受信、電子メールの送受信ができる。画像形成装置220、230は、それぞれスキャナ部2270、2370、プリンタ部2295、2395、操作部2212、2312を持ち、それらがコントローラユニット2200、2300に接続されている。
図2は、画像形成装置の構成を説明するブロック図である。コントローラユニット2000は画像入力デバイスであるスキャナ2070や画像出力デバイスであるプリンタ2095と接続する。また一方ではLAN2011や公衆回線(WAN)2051接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力を行う為のコントローラである。CPU2001はシステム全体を制御するコントローラである。RAM2002はCPU2002が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。
ROM2003はブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。HDD2004はハードディスクドライブで、システムソフトウェア、画像データを格納する。操作部I/F2006は操作部(UI)2012とのインタフェース部で、操作部2012に表示する画像データを操作部2012に対して出力する。また、操作部2012から本システム使用者が入力した情報を、CPU2001に伝える役割をする。Network2010はLAN2011に接続し、情報の入出力を行う。Modem2050は公衆回線2051に接続し、画像情報の入出力を行う。
以上のデバイスがシステムバス2007上に配置される。ImageBusI/F2005はシステムバス2007と画像データを高速で転送する画像バス2008を接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス2008は、PCIバス、PCI ExpressバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス2008上には以下のデバイスが配置される。ラスターイメージプロセッサ(RIP)2060はPDLコードをビットマップイメージに展開する。デバイスI/F部2020は、画像入出力デバイスであるスキャナ2070やプリンタ2095とコントローラ2000を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。スキャナ画像処理部2080は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。また入力された画像がカラー原稿か白黒原稿かを画像の彩度信号から判断しその結果を保持する機能を有する。プリンタ画像処理部2090は、出力画像データに対し補正、加工、編集を行う。
画像回転2030はスキャナ画像処理と連携して、スキャナからの画像読み込みと同時に画像を回転しメモリ上に格納することができる。また、メモリ上にある画像を回転し、メモリ上に格納、もしくはメモリ上にある画像をプリンタ画像処理部と連携して回転しながら印字出力することもできる。解像度変換2031はメモリ上にある画像を解像度変換処理し、メモリ上に格納する。色空間変換2032はマトリクス演算により、たとえばメモリ上にあるYUV画像をLab画像に変換し、メモリ上に格納する。階調変換2033はたとえばメモリ上にある8bit、256階調の画像を誤差拡散処理などの手法により1bit、2階調に変換し、メモリ上に格納する。画像圧縮部2040は、多値画像データはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、MR、MHの圧縮伸張処理を行う。
画像回転2030、解像度変換2031、色空間変換2032、階調変換2033、画像圧縮2040はそれぞれ連結して動作することが可能で、たとえばメモリ上の画像を画像回転、解像度変換する場合は、両処理についてメモリを介さずに行うことができる。
画像入出力デバイスを図3に示す。画像入力デバイスであるスキャナ部2070は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセンサもしくはCISラインセンサ(図示せず)を走査することで、ラスターイメージデータ2071として電気信号に変換する。原稿用紙は原稿フィーダ2072のトレイ2073にセットし、装置使用者が操作部2012から読み取り起動指示することにより、読み取りが行われる。コントローラCPU2001がスキャナ2070に指示を与え(2071)、フィーダ2072は原稿用紙を1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
画像出力デバイスであるプリンタ部2095は、ラスターイメージデータ2096を用紙上の画像に変換する部分である。その方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、どの方式でも構わない。プリント動作の起動は、コントローラCPU2001からの指示によって開始する。プリンタ部2095には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセット2101、2102、2103、2104がある。また、排紙トレイ2111は印字し終わった用紙を受けるものである。
操作部2012の構成を図4に示す。LCD表示部2013は、LCD上にタッチパネルシート2019が貼られており、システムの操作画面およびソフトキーを表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報をコントローラCPU2001に伝える。スタートキー2014は原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。スタートキー2014中央部には、緑と赤の2色LED2018があり、その色によってスタートキー2014が使える状態にあるかどうかを示す。ストップキー2015は稼働中の動作を止める働きをする。IDキー2016は、使用者のユーザIDを入力する時に用いる。リセットキー2017は操作部からの設定を初期化する時に用いる。
図5は、本発明の実施例を示す画像形成装置システムの操作部の構成を説明するブロック図である。画像形成装置において、2001は制御CPUで、2003のプログラム用ROMに記憶された制御プログラム等に基づいてシステムバス2007に接続される各種デバイスとのアクセスを総括的に制御する。また、画像入力部インタフェース2071を介して接続されるスキャナ2070から入力情報を読み込み、印刷部インタフェース2096を介して接続される印刷部2095に出力情報としての画像信号を出力する。2002は2001のCPUの主メモリ、ワークエリア等として機能するRAMである。2019のタッチパネル、2014〜2017のハードキーから、ユーザ入力を受け取り操作入力部I/F20061を介して、操作内容を取得する。取得した操作内容と前述の制御プログラムにもとづいて、CPU2001において表示画面データが生成され、画面出力デバイスを制御する出力デバイスコントローラ20062を介して、LCDやCRTなどの画面出力デバイス2013に表示画面を出力する。
次に本発明の実施例について、LCD表示面2013に表示される画面を用いて説明する。
図6は、本実施例の画像形成装置における、送信機能の初期画面である。送信機能は、スキャンした画像を画像形成装置からファックスや電子メール、FTPなどで送信する機能である。0601は、送信機能の設定を行うため画面である。0602は画像を送信する宛先を設定するボタンであり、0603のアドレス帳からの選択、0604のワンタッチボタンからの選択、0605での新規宛先に入力から、選択して設定される。0605の新規宛先の入力では、0606のEメール送信、0607のファックス送信、0608のインターネットファックス送信、0609のFTP、SMB、WebDAVによるファイル送信、0610のボックス機能への保存が、送信先として設定可能である。
また、送信先には複数の異なる送信先を設定可能であり、例えばEメール送信とファックス送信の両方を宛先に設定し、双方にスキャン画像を送信することが可能である。アドレス帳0603では、画像形成装置に予め登録された宛先アドレスから送信先を選択して設定可能であり、ワンタッチボタン0604では、予め登録された送信先を選択して設定可能である。いずれの場合も、新規に宛先を入力する際と同様に、Eメール送信、ファックス送信、インターネットファックス送信、ファイル送信、ボックス保存が送信先として設定可能である。0611から0615では、スキャン画像送信における画像処理の設定を行う。0611は原稿の読み取りカラーモードを設定する項目であり、白黒2値/グレー/フルカラー/自動カラー選択(ACS)が設定可能である。0612は原稿の読み取り解像度を指定する項目である。
解像度は、100×100dpi/150×150dpi/200×100dpi/200×200dpi/200×400dpi/300×300dpi/400×400dpi/600×600dpiの8種類から選択可能である。0613は原稿のサイズを設定する項目である。0614は送信画像のファイル形式を設定する項目であり、JPEG、TIFF、PDF、XPSなどのファイル形式が選択可能である。0615は、その他の設定項目を指定するボタンであり、選択すると他の設定項目を指定する画面が表示される。
次に本実施例における、原稿をスキャナから読み取り、送信する処理について説明する。図7に画像送信における処理のフローチャートを示す。この処理は、コントローラユニット2000において、ROM2003およびHDD2004に格納されたプログラムがRAM2002に展開され、コントローラCPU2001によって実行されるものである。
ステップS0701において、コントローラCPU2001は、操作部2012から実行が指示されたジョブが、送信機能画面0601から投入されたジョブか否かを判断する(S0701)。
送信ジョブであれば、次にコントローラCPU2001は、送信設定画面0601のカラーモード設定0611で指定された、ジョブの原稿読み取りのカラーモード設定が白黒2値であるか否かを判断する(S0702)。コントローラCPU2001は、ステップS0702で、フルカラーや自動カラー選択(ACS)などの白黒2値以外のカラーモードが指定されたと判断した場合、スキャナ2070に対してカラースキャンの実行を指示する。これに対応して、スキャナ2070は、原稿のRGBカラーセンサによる読み取りを行う(S0709)。
一方、ステップS0702でカラーモード設定が白黒2値であると判断された場合、コントローラCPU2001は、送信機能設定画面0601で設定されるスキャン画像の送信宛先に、ファックスが含まれるか否かを判断する(S0703)。ステップS0703で送信宛先にファックスが含まれると判断された場合、コントローラCPU2001はスキャナ2070に対して、原稿のカラースキャンによる読み取り実行を指示する(S0704)。これは、スキャナ2070でモノクロスキャンによる原稿読み取りを行った場合に発生する、原稿の薄青画像部分の再現性が低下する問題を回避するためである。
スキャナ2070のBWモノクロセンサが使用するフィルタは、RGBカラーセンサのGreenフィルタに類似する特性を有しているため、原稿読み取り時に原稿の青色および赤色帯域の一部の情報の欠落が発生する。このため、スキャナ2070のRGBカラーセンサで読み取りを行うことにより、原稿の読み取り速度は低下するが、原稿読み込みにおける原稿の青色および赤色帯域情報の欠落が発生せず、薄青画像部分の再現性低下を回避することが可能となる。次にコントローラCPU2001は、ステップS0704でスキャナ2070から読み取ったスキャン画像をスキャナ画像処理部2080に送り、ファックス送信用の画像処理を行う(S0705)。
スキャナ画像処理部2080では、ダイレクトマッピングにより、スキャン画像の薄青領域を強調する処理を行う。これにより、ファックス送信用の画像形式に変換した際などに、薄青画像部分の再現性が低下する問題を解決する。ステップS0704でファックス送信用の画像処理が行われた画像に対して、コントローラCPU2001は、画像を色空間変換部2032に送り、RGBカラーのスキャン画像データをグレー単色に変換する、モノクロ画像変換処理を行う(S0706)。
一方、コントローラCPU2001は、ステップS0703で送信宛先にファックスが含まれないと判断された場合、スキャナ2070に対して、原稿のモノクロスキャンによる読み取り実行を指示する(S0708)。これは、送信宛先にファックスが含まれない場合、薄青画像部分の再現性を高める必要性が低く、スキャナ2070でBWモノクロセンサによる原稿読み取りを行い、原稿の薄青画像部分の再現性が低下しても問題ないためである。また、多くのスキャナにおいては、BWモノクロセンサによる原稿読み取りの方が、RGBカラーセンサによる読み取りよりも高速なためである。
次に、コントローラCPU2001は、ステップS0706でモノクロ画像に変換されたスキャン画像、またステップS0708でスキャナ2070から読み取ったスキャン画像を、画像回転部2030、解像度変換部2031、階調変換部2032に送る。各処理部では、スキャン画像の回転処理、解像度変換処理、1bit2階調画像への変換処理を行い、ファックス送信用画像として指定された形式の画像を作成する(S0707)。また、コントローラCPU2001は、作成された2値画像データを画像圧縮部2040に送り、JBIG、MMR、MR、MHの形式による画像圧縮処理を行う。
コントローラCPU2001は、ステップS0707で作成された送信用の画像を、ImageBusI/F2005やシステムバス2007を介して、Network2010やModem2050に送る。コントローラCPU2001は、LAN2011や公衆回線2051に対して、送信用画像の送信処理を行う。
コントローラCPU2001は、ステップS0701において、操作部2012から実行が指示されたジョブが、送信機能画面0601から投入されたジョブか否かを判断する。コントローラCPU2001は、投入されたジョブが送信ジョブでは無いと判断した場合、さらにファックス送信機能画面から投入されたジョブか否かを判断する(S0710)。ステップS0710で投入されたジョブが、ファックス送信機能画面から投入されたファックス送信ジョブであると判断した場合、コントローラCPU2001は、スキャナ2070に対して、原稿のカラースキャンによる読み取り実行を指示する(S0711)。
これは、ファックス送信ジョブの場合、ジョブの原稿読み取りのカラーモード設定は白黒2値固定であり、また送信宛先がファックスとなるため、原稿の薄青画像部分の再現性が低下する問題を回避することが必要なためである。コントローラCPU2001は、送信ジョブの際と同様に、ステップS0711でスキャナ2070から読み取ったスキャン画像をスキャナ画像処理部2080に送り、ダイレクトマッピングなどのファックス送信用の画像処理を行う(S0712)。
さらに、ステップS0712でファックス送信用の画像処理が行われた画像に対して、コントローラCPU2001は、画像を色空間変換部2032に送り、RGBカラーのスキャン画像データをグレー単色に変換する、モノクロ画像変換処理を行う(S0713)。コントローラCPU2001は、ステップS0713でモノクロ画像に変換されたスキャン画像に対して、ステップS0707で画像の回転処理や解像度変換処理、1bit2階調画像への変換処理を行い、ファックス送信用形式の画像を作成する。
コントローラCPU2001は、ステップS0710で投入されたジョブが、ファックス送信機能画面から投入されたジョブか否かを判断する。コントローラCPU2001は、ファクス送信ジョブで無いと判断した場合、ジョブの設定で指示されたカラーモードに従って、スキャナ2070から原稿を読み取る。コントローラCPU2001はステップS0714において、操作部2012から実行が指示されたジョブのカラーモード設定が、白黒2値であるか否かを判断する(S0714)。ステップS0714で、コントローラCPU2001が、ジョブのカラーモード設定が白黒2値であると判断した場合、原稿をスキャナ2070のRGBカラーセンサで読み取り必要が無いため、BWモノクロセンサによる原稿読み取りを行う(S0715)。
一方、ステップS0714で、コントローラCPU2001が、ジョブのカラーモード設定が白黒2値以外であると判断した場合、原稿をスキャナ2070のRGBカラーセンサで読み取ることが必要となる。このため、スキャナ2070は、RGBカラーセンサによる原稿読み取りを行う(S0716)。コントローラCPU2001は、ステップS0715およびステップS0716で、スキャナ2070から読み取ったスキャン画像を、画像回転部2030、解像度変換部2031、階調変換部2032に送る。コントローラCPU2001は、ジョブの設定に応じて、回転処理、解像度変換処理、階調変換処理を行い、ジョブで指定された形式の画像を作成する(S0717)。
以上が、本発明の画像形成装置での、読み取り画像の送信先が指定可能なシステムにおいて、ジョブの送信先設定に応じて原稿の読み取りモードを変更する手法の説明である。本手法により、ファックス送信などの白黒2値画像を送信する処理において、原稿画像の薄青画像部分の再現性を向上させた画像を送信することが可能となる。
200 画像形成装置
2070 スキャナ部
2095 プリンタ部
2000 コントローラユニット
2012 操作部

Claims (3)

  1. 原稿を読み取って画像データを生成する画像形成装置(220)であって、
    前記原稿をカラー読み取りするか、モノクロ読み取りするかの指示を行う制御手段(2001)と、
    前記制御手段により、カラー読み取りする指示が指定された場合に、前記原稿をRGBセンサを用いてカラー読み取りを行い、前記制御手段により、モノクロ読み取りする指示が指定された場合に、前記原稿をBWセンサを用いてモノクロ読み取りを行う入力手段(2070)と、
    画像データをネットワークや公衆回線に送信する送信手段(2010、2050)と、
    ジョブの設定を指定する設定手段(2012)と、
    カラー画像データからモノクロ画像データを生成する色空間変換手段(2032)を持ち、
    設定手段から指定されるジョブの設定において、ファックス送信を宛先に含む送信ジョブが設定されている場合(S0703)、モノクロによる原稿読み取りが指定されている場合(S0702)でも、入力手段ではカラーによる原稿読み取りを行い(S0704)、色空間変換手段によりカラーの読み取り画像をモノクロの読み取り画像に変換し(S0706)、モノクロ画像データを生成することを特徴とする画像形成装置。
  2. 設定手段から指定されるジョブの設定に応じて、読み取り画像に対してダイレクトマッピングの画像補正処理を行う補正処理手段(2080)を更に有し、
    設定手段から指定されるジョブの設定において、ファックス送信を宛先に含む送信ジョブが設定されている場合(S0703)、入力手段でカラーによる原稿読み取りを行い(S0704)、補正処理手段により特定の色域を強調する補正処理(S0705)を行った後、色空間変換手段によりカラーの読み取り画像をモノクロの読み取り画像に変換し(S0706)、モノクロ画像データを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 設定手段から指定されるジョブの設定において、ファックス送信を宛先に含む送信ジョブが設定されている場合(S0703)、読み取り画像の薄青の色域を強調する補正処理を行うこと(S0705)を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
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