JP2005332693A - 燃料電池 - Google Patents
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Abstract
【課題】燃料または酸化剤が固体電解質膜を透過して対極側へリークすることに起因する電池出力の低下を抑制し、更なる長寿命化に貢献することができる燃料電池を提供する。
【解決手段】燃料電池1は、プロトン伝導体からなる固体電解質膜2と、固体電解質膜2の一方の側に設けられた酸化剤極3と、固体電解質膜2の他方の側に設けられた燃料極4とを有する。酸化剤極3及び燃料極4のうちの少なくとも一方は、固体電解質膜2を透過した燃料を酸化、あるいは、固体電解質膜2を透過した酸化剤を還元するために、当該一方を電気化学的に分極させる分極手段7を有する。
【選択図】図1
【解決手段】燃料電池1は、プロトン伝導体からなる固体電解質膜2と、固体電解質膜2の一方の側に設けられた酸化剤極3と、固体電解質膜2の他方の側に設けられた燃料極4とを有する。酸化剤極3及び燃料極4のうちの少なくとも一方は、固体電解質膜2を透過した燃料を酸化、あるいは、固体電解質膜2を透過した酸化剤を還元するために、当該一方を電気化学的に分極させる分極手段7を有する。
【選択図】図1
Description
本発明はプロトン伝導体を固体電解質膜とする燃料電池に関する。
固体高分子電解質型の燃料電池に代表されるような燃料電池は、自動車用の電源や定置用の発電装置として将来的な普及が期待されている。この燃料電池は、プロトン伝導体からなる固体電解質膜と、固体電解質膜の一方の側に設けられた燃料極と、固体電解質膜の他方の側に設けられた酸化剤極とを有する。発電時には、水素やメタノールなどの燃料を燃料極に供給すると共に酸化剤ガスを酸化剤極に供給する。燃料は燃料極で酸化されてプロトンと電子とが発生する。プロトンは固体電解質膜を伝導して対極の酸化剤極に到達する。電子は燃料極から固体電解質膜でなく外部負荷を通って酸化剤極に到達する。そして、酸化剤極に到達したプロトン及び電子は、酸化剤極に供給された酸素と反応して水を生成する。このような発電反応により電気エネルギが取り出される。このような燃料電池は、自動車用の電源や定置用の発電装置として将来的な普及が期待されている。
燃料電池においては、燃料電池に供給される燃料(水素)および酸化剤(酸素)は理想的には固体電解質膜の内部を透過しないことが望ましい。しかし、現実の固体電解質膜において、燃料の水素あるいは酸化剤の酸素が固体電解質膜を透過して対極側にリークすることがある。この場合、電池出力の低下が見られることがある。
また、燃料極から固体電解質膜を透過して対極の酸化剤極に到達した水素は、酸化剤が過剰な酸化剤極の電極電位が高いため、酸化剤極に用いる白金触媒の水素を酸化させる触媒活性が低下し、これにより酸素と反応して水を生成する反応の速度が低下して、酸化剤極に水素と酸素が共存する状況が生じる。この場合、共存する水素と酸素が反応して、高分子材料で形成されている電解質膜に損傷を与えるおそれがあると考えられる。
更にまた、酸化剤極から固体電解質膜を透過して対極の燃料極に到達した酸素は、燃料極の水素と反応して大部分が水になるが、水素が過剰な燃料極の電極電位が低いために過酸化水素が発生し、これが高分子電解質膜に損傷を与えるおそれがある。
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、燃料または酸化剤が固体電解質膜を透過して対極側へリークすることに起因する電池出力の低下を抑制し、更なる長寿命化に貢献することができる燃料電池を提供することを課題とする。
本発明に係る燃料電池は、プロトン伝導体からなる固体電解質膜と、固体電解質膜の一方の側に設けられた酸化剤極と、固体電解質膜の他方の側に設けられた燃料極とを有する燃料電池において、
酸化剤極及び燃料極のうちの少なくとも一方は、固体電解質膜を透過した燃料を酸化、あるいは、固体電解質膜を透過した酸化剤を還元するために、当該一方を電気化学的に分極させる分極手段を有することを特徴とするものである。
酸化剤極及び燃料極のうちの少なくとも一方は、固体電解質膜を透過した燃料を酸化、あるいは、固体電解質膜を透過した酸化剤を還元するために、当該一方を電気化学的に分極させる分極手段を有することを特徴とするものである。
好ましくないが、前述したように燃料または酸化剤が固体電解質膜を透過して対極側に到達することがある。このようなとき対極側には、透過した燃料または酸化剤に基づいて電極電位が生じる。このため静止電位から分極させて酸化電流または還元電流が流れ、燃料である水素を酸化させてプロトンとしたり、あるいは、酸素を還元したりすることができる。これにより燃料である水素または酸化剤である酸素が固体電解質膜を透過して対極側に存在することが抑制される。
本発明に係る燃料電池によれば、固体電解質膜を透過して対極側に到達した燃料または酸化剤が対極内部で混合(酸素と水素が混合)することを抑制することができる。これによりリークに起因する燃料電池の出力の低下、寿命の低下を抑制することができる。
(酸化剤極に分極手段が設けられている形態)
図1は本発明に係る燃料電池の代表的な概念図を示す。燃料電池1の膜電極接合体10は、高分子材料で形成されたプロトン伝導体からなる固体電解質膜2と、膜状の固体電解質膜2の厚み方向の一方の側に設けられた酸化剤極3と、固体電解質膜2の厚み方向の他方の側に設けられた燃料極4とを有する。燃料極4は、固体電解質膜2に対面する触媒層と、燃料を拡散透過させる多孔質のガス拡散層とで形成されている。この触媒層は、触媒活性を有する触媒と、プロトン伝導性を有する電解質成分とが混在して形成されている。
図1は本発明に係る燃料電池の代表的な概念図を示す。燃料電池1の膜電極接合体10は、高分子材料で形成されたプロトン伝導体からなる固体電解質膜2と、膜状の固体電解質膜2の厚み方向の一方の側に設けられた酸化剤極3と、固体電解質膜2の厚み方向の他方の側に設けられた燃料極4とを有する。燃料極4は、固体電解質膜2に対面する触媒層と、燃料を拡散透過させる多孔質のガス拡散層とで形成されている。この触媒層は、触媒活性を有する触媒と、プロトン伝導性を有する電解質成分とが混在して形成されている。
酸化剤極3は分極手段を有する。分極手段は、好ましくは、燃料または酸化剤の透過に対する透過抵抗性を有すると共に、プロトン伝導性及び電子伝導性を有する透過抵抗部7で形成されている。ここで、透過抵抗部7の透過抵抗性(ガス遮蔽性)は、電極構成成分の密度を高めることにより得られる。透過抵抗部7の透過抵抗性(ガス遮蔽性)は主に固体電解質成分および/または導電物質を電極の内部に含浸させることにより得られる。透過抵抗部7のプロトン伝導性は主に固体電解質成分を電極の内部に含浸させることにより得られる。透過抵抗部7の電子伝導性は、主に、カーボン繊維などの導電性繊維、カーボンブラック等の導電物質で得られる。
上記したように酸化剤極3は内部に透過抵抗部7を有する。このため、酸化剤極3は、基本的には、酸化剤含有ガス(一般的には酸素含有ガス)を拡散透過させる拡散透過性を有する多孔質の外層部6と、酸化剤含有ガスの透過に対して抵抗性(ガス遮蔽性)を有すると共に、プロトン伝導性及び電子伝導性を有する透過抵抗部7と、触媒活性を有する触媒を含有する内層部8とに大別される。なお外層部6も触媒活性を有するように触媒を含有していることが好ましい。
発電時には、酸化剤極3に酸化剤(一般的には酸素含有ガス)が供給されると共に、燃料極4に燃料(一般的には水素含有ガス)が供給される。燃料は燃料極4で酸化されて、プロトンと電子とが発生する。プロトンは固体電解質膜を伝導して対極の酸化剤極に到達する。電子は燃料極4から固体電解質膜2でなく図略の外部負荷を通って酸化剤極3に到達する。そして、酸化剤極3に到達したプロトン及び電子は、酸化剤極3に供給された酸素と反応して水を生成する。このような発電反応により電気エネルギが取り出される。燃料極4では、水素が過剰に存在するため、電極電位は水素電極の電極電位に近づいて、相対的に低い。
ここで、燃料極4に供給された燃料が燃料極4から固体電解質膜2を矢印A1方向に透過して酸化剤極3にリークする場合を考える。酸化剤極3の外層部6では、酸化剤極3の外層部6に供給された酸化剤含有ガス(酸素含有ガス)がリッチで過剰であるため、酸化剤極3の外層部6では電極電位が相対的に高いと考えられる。これに対して酸化剤極3の内層部8では、酸化剤極3の外層部6に供給された酸素が内層部8に矢印B方向に透過することは、ガス遮蔽性が高い透過抵抗部7で制限されている。故に、酸化剤極3の内層部8では酸素が欠乏していると共に、燃料極4から固体電解質膜2を透過して酸化剤極3側にリークした水素が内層部8において過剰に存在すると考えられる。従って酸化剤極3の内層部8の電極電位は水素電極の電極電位に近づいて、相対的に低いと考えられる。
すなわち、酸化剤極3の外層部6は電極電位が内層部8よりも相対的に高く、酸化剤極3の内層部8の電極電位は外層部6よりも相対的に低いと考えられる。
透過抵抗部7は、酸化剤含有ガス等のガス透過に対して抵抗性(ガス遮蔽性)を有する他に、電子伝導性を有するため、酸化剤極3を構成する電位が相対的に高い外層部6と、電位が相対的に低い内層部8とを電気的に導通させ、これにより閉回路を形成することができる。
この結果、酸化剤極3の内層部8の電極電位は、これの静止電位から正の方向の電位となるように、これの静止電位に対して電気化学的に分極され、水素を酸化させる酸化能力が高くなる。よって燃料極4から固体電解質膜2を矢印A1方向に透過して内層部8に移行してきた水素を、酸化させてプロトン(H+)とすることができる。すなわち、燃料極4から固体電解質膜2を透過してリークした水素ガスを、水素ガスとして酸化剤極3において存在させるのではなく、プロトン(H+)として酸化剤極3において存在させることができる。
ここで、燃料極4から固体電解質膜2を透過して酸化剤極3側に移行してくる水素が酸化されて生成されたプロトン(H+)は、酸化剤極3のプロトン伝導性をもつ透過抵抗部7を外層部6に向けて矢印A2方向に伝導する。そしてプロトン(H+)は、電子を受け取り、酸化剤極3に存在する触媒作用により、酸化剤極3の外層部6に供給された酸素と反応して水を生成する。
以上のようにして燃料極4から、固体電解質膜2を透過して酸化剤極3にリークしてくる水素と、外層部6に供給された酸素との混合を抑えることができる。このように燃料電池の内部での水素と酸素との混合が防止されることにより、ガス燃焼、発熱、過酸化水素やラジカルなどの化学的活性種の発生を抑制でき、固体電解質膜の劣化を抑制でき、燃料電池の長寿命化を図ることができる。
本発明に係る好ましい燃料電池1Bは、基本的には、図1に示す燃料電池1と同様の構成を有する。燃料電池1Bは、図2に示すように、プロトン伝導体からなる固体電解質膜2と、固体電解質膜2の厚み方向の一方の側に設けられた酸化剤極3と、固体電解質膜2の厚み方向の他方の側に設けられた燃料極4とを有する。そして図2に示すように、酸化剤極3は、酸化剤含有ガスを拡散透過させるガス拡散透過性を有する外層部6と、酸化剤含有ガスの透過に対して抵抗性、プロトン伝導性を有する透過抵抗部7と、固体電解質膜2と透過抵抗部7との間に設けられ触媒活性を有する内層部8とを備えている。この燃料電池1Bでは、電子伝導性を有する導体5が透過抵抗部7の内部に局部的に設けられている。導体5を有する透過抵抗部7が分極手段を構成することができる。導体5としては、カーボン繊維などの導電性繊維、カーボンブラック等の導電物質の集合体で形成することができる。
(燃料極4に分極手段が設けられている形態)
本発明に係る好ましい燃料電池1Cの膜電極接合体10は、図3に示すように、プロトン伝導体からなる固体電解質膜2と、固体電解質膜2の厚み方向の一方の側に設けられた酸化剤極3と、固体電解質膜2の厚み方向の他方の側に設けられた燃料極4とを有する。そして図3に示すように、燃料極4は、燃料の拡散透過性を有する外層部6と、燃料の透過に対して抵抗性(燃料遮蔽性)、プロトン伝導性及び電子伝導性を有する透過抵抗部7と、固体電解質膜2と透過抵抗部7との間に設けられ触媒活性を有する触媒を含有する内層部8とを備えている形態を採用することができる。
本発明に係る好ましい燃料電池1Cの膜電極接合体10は、図3に示すように、プロトン伝導体からなる固体電解質膜2と、固体電解質膜2の厚み方向の一方の側に設けられた酸化剤極3と、固体電解質膜2の厚み方向の他方の側に設けられた燃料極4とを有する。そして図3に示すように、燃料極4は、燃料の拡散透過性を有する外層部6と、燃料の透過に対して抵抗性(燃料遮蔽性)、プロトン伝導性及び電子伝導性を有する透過抵抗部7と、固体電解質膜2と透過抵抗部7との間に設けられ触媒活性を有する触媒を含有する内層部8とを備えている形態を採用することができる。
図3において、発電時には、酸化剤極3に酸化剤含有ガス(一般的には酸素含有ガス)が供給されると共に、燃料極4の外層部6に燃料(一般的には水素含有ガス)が供給される。燃料は燃料極4で酸化され、プロトンと電子とが発生する。プロトンは固体電解質膜2を伝導して対極の酸化剤極に到達する。電子は燃料極から固体電解質膜2でなく図略の外部負荷を通って酸化剤極3に到達する。そして、酸化剤極に到達したプロトン及び電子は、酸化剤極3に供給された酸素と反応して水を生成する。このような発電反応により電気エネルギが取り出される。
ここで、酸化剤極3に供給された酸化剤含有ガスが酸化剤極3から固体電解質膜2を透過して燃料極4の内層部8にリークする場合を考える。分極手段となる透過抵抗部7がないときには、燃料極4の外層部6では、燃料極4の外層部6に供給された燃料(水素)がリッチで過剰であるため、燃料極4の外層部6では電極電位が水素電極の電極電位に近づいて、相対的に低いと考えられる。これに対して燃料極4の内層部8では、燃料極4の外層部6に供給された燃料(水素)が内層部8に透過することは透過抵抗部7で制限され、内層部8では水素が欠乏していると共に、酸化剤極3から固体電解質膜2を透過して燃料極4側にリークした酸素が内層部8において過剰に存在すると考えられる。従って燃料極4の内層部8の電極電位は相対的に高いと考えられる。すなわち図3において、酸化剤極3の外層部6は電極電位が内層部8よりも相対的に低く、酸化剤極3の内層部8の電極電位は外層部6よりも相対的に高いと考えられる。
図3に示す透過抵抗部7は、燃料透過に対して抵抗性(燃料遮蔽性)及びプロトン伝導性を有する他に、電子伝導性を有する。このため、燃料極4を構成する電位が相対的に低い外層部6と電位が相対的に高い内層部8とを透過抵抗部7によって電気的に導通させ、これにより閉回路を形成することができる。
この結果、燃料極4の内層部8の電極電位はこれの静止電位に対して負の方向に電気化学的に分極され、過剰の酸素を還元させる還元能力が高くなる。よって酸化剤極3から固体電解質膜2を介して燃料極4の内層部8に透過してきた酸素を還元させる能力が高くなる。すなわち、酸化剤極3から固体電解質膜2を介して燃料極4に透過してくる酸素と、酸化剤極3の外層部6に供給された水素との混合を抑えることができる。このように燃料電池の内部での水素と酸素との混合が防止されることにより、ガス燃焼、発熱、過酸化水素やラジカルなどの化学的活性種の発生を抑制でき、固体電解質膜の劣化を抑制でき、燃料電池の長寿命化を図ることができる。
本発明に係る好ましい燃料電池1Dの膜電極接合体10は、図4に示すように、燃料極4は、燃料の拡散透過性を有する外層部6と、燃料透過に対して抵抗性、プロトン伝導性を有する透過抵抗部7と、固体電解質膜2と透過抵抗部7との間に設けられ触媒活性を有する内層部8とを備えている。この燃料電池1Dでは、電子伝導性を導体5が透過抵抗部7の内部に局部的に分散して設けられている。導体5を有する透過抵抗部7が分極手段を構成する。
(分極手段の形成)
上記したように分極手段は、酸化剤極3及び燃料極4のうちの少なくとも一方に設けられている。この分極手段は、燃料または酸化剤の透過に対する透過抵抗性(ガス遮蔽性)を有する他に、プロトン伝導性及び電子伝導性を有する透過抵抗部7で形成することができる。この透過抵抗部7は、酸化剤極3及び燃料極4のうちの少なくとも一方の通気孔部分に、燃料または酸化剤の透過に対して抵抗性をもつ物質を存在させることによって形成することができる。この場合、燃料または酸化剤の透過に対して抵抗性をもつ物質としては、たとえば、プロトン伝導性を有する電解質成分、白金触媒等の触媒、カーボンブラック等の導電物質が例示される。上記した物質を酸化剤極3及び燃料極4のうちの少なくとも一方の通気孔部分に含浸させても良い、あるいは、燃料または酸化剤の透過に対して抵抗性をもつ層を透過抵抗部7とし、これを内層部8と外層部6とで挟持することにしても良い。
上記したように分極手段は、酸化剤極3及び燃料極4のうちの少なくとも一方に設けられている。この分極手段は、燃料または酸化剤の透過に対する透過抵抗性(ガス遮蔽性)を有する他に、プロトン伝導性及び電子伝導性を有する透過抵抗部7で形成することができる。この透過抵抗部7は、酸化剤極3及び燃料極4のうちの少なくとも一方の通気孔部分に、燃料または酸化剤の透過に対して抵抗性をもつ物質を存在させることによって形成することができる。この場合、燃料または酸化剤の透過に対して抵抗性をもつ物質としては、たとえば、プロトン伝導性を有する電解質成分、白金触媒等の触媒、カーボンブラック等の導電物質が例示される。上記した物質を酸化剤極3及び燃料極4のうちの少なくとも一方の通気孔部分に含浸させても良い、あるいは、燃料または酸化剤の透過に対して抵抗性をもつ層を透過抵抗部7とし、これを内層部8と外層部6とで挟持することにしても良い。
以下、本発明に係る実施例について説明する。本実施例は図1に示す燃料電池1に相当するものである。テトラフルオロエチレンディスパージョン溶液(20重量%)に、カーボンブラック粒(キャボット社製,バルカン、XC72R)および微量の界面活性剤を混合し、均一に混ざるまでよく攪拌し、混合物を形成した。その後、その混合物を加熱乾燥し、余分な水分を蒸発させ、粒状をなすフッ素樹脂付きカーボン材料(フッ素樹脂付き導電物質)を形成した。このようにして作製したフッ素樹脂付きカーボン材料の集合体をよく練り、シート(厚み50μm程度)として成形した。このシートを約150℃で2時間仮焼成した。その後、このシートを360℃以上(360〜390℃)の温度で約1時間焼成し、撥水化カーボン材料からなるシート成形体200(図5参照)を作製した。このシート成形体200は通気孔部分を有する。
また、触媒としての白金触媒(ジョンソン・マッセイ社、HISPEC 4000)と、プロトン伝導性を有する電解質成分を含有する高分子固体電解質膜溶液(旭化成、SS11OO)とを所定の分量で混合した触媒ペーストを調製した。この触媒ペーストを、上記したシート成形体200の一方の面201及び他方の面202にそれぞれ塗布して含浸させた後、シート成形体200を乾燥させた。その後、シート成形体200を80℃で所定時間(5時間以上)真空乾燥した。このようにして作製されたシート成形体200には電解質成分及び触媒が含浸されている。このため、シート成形体200は、ガス遮蔽性(ガス透過抵抗性)の他に、プロトン伝導性及び電子伝導性を兼ね備えている。このシート成形体200は、図1に示す透過抵抗部7及び内層部8を形成する。
このように透過抵抗部7は、酸化剤極3となる部分のうちの通気孔部分に、酸化剤の透過に対して抵抗性をもつ物質(つまり、触媒及び高分子固体電解質膜溶液を主要成分とする触媒ペースト)を含浸させて存在させることによって形成されている。
このシート成形体200から所定サイズの切り出し片(約10cm2)を切り出した。切り出し片の一方の片面にテトラフルオロエチレンディスパージョン溶液(前述のものと同じ)を含浸させた。この切り出し片は、図1に示す透過抵抗部7及び内層部8を形成する。
また、その切り出し片の他方の片面に市販フッ素系の高分子固体電解質膜(厚さ30μm、約7cm×7cm)を固体電解質膜2として配置した。
更に、焼成して撥水化したカーボンペーパー集電体(東レ製、カーボンペーパー、厚さ180μm、面積10cm2)を、ガス拡散透過性を有する多孔質の外層部6として配置した。
さらに、前述同様に作製したガス透過性を有する多孔質のカーボンペーパー集電体と、プロトン伝導性をもつ電解質成分を含む高分子固体電解質膜溶液及び白金触媒を主要成分とする触媒ペーストとを用い、そのカーボンペーパー集電体に触媒ペーストを塗布し、乾燥させ、これにより燃料極となる図1に示す燃料極4を形成した。燃料極4は、固体電解質膜2に対面する触媒層と、固体電解質膜2に背向するガス拡散層とで形成されている。そして燃料極4を膜状の固体電解質膜2の反対面に配置し、積層体を形成した。この積層体は、固体電解質膜2と、固体電解質膜2を挟む酸化剤極3及び燃料極4とで形成されている。この積層体を160℃、7.85MPaで約90秒間の条件でホットプレスにより加圧し、膜電極接合体10を作製した(図1,図6参照)。
ここで、酸化剤極3を構成する外層部6,透過抵抗部7,内層部8が有する最低限の性質について述べる。内層部8は、燃料極4から固体電解質膜2を透過してリークしてきた水素をプロトンとする触媒活性を有する触媒を含有する他に、そのプロトンを伝導させて透過抵抗部7に向かわせるプロトン伝導性とを有する。透過抵抗部7は、ガス拡散性を期待されておらず、ガス透過抵抗性(ガス遮蔽性)を有する。更に透過抵抗部7はプロトン伝導性を有しており、更に、内層部8と外層部6とを電気的に接続する電子伝導性を有する。外層部6はカーボン繊維の集合体で形成されており、多孔質であり、酸素ガスを拡散させるガス拡散透過性を有する。
そして、図6に示すようにガス導入・ガス排出機能、集電機能、ガスシール機能を備えた金属製の酸化剤用のガス配流板101、金属製の燃料用のガス配流板102を用い、ガス配流板101、102で膜電極接合体10を厚み方向に挟み、実験用の電池セルを構成した。ガス配流板101は酸化剤用の通路101aをもち、ガス配流板102は燃料用の通路102aをもつ。発電時には、この電池セルの酸化剤極3の外層部6側に空気を流してカソード(酸化剤極)とし、その反対側の燃料極4に燃料である水素ガスを流してアノード(燃料極)とした。
そして、外部負荷を加えない開回路電圧状態で、電池セルのカソード(酸化剤極)の出口にガスクロマト分析装置を接続した。そして、アノード(燃料極)から膜電極接合体10を透過してカソード(酸化剤極)側にリークしてくる水素ガスの濃度を、ガスクロマト分析装置により測定した。なお、実験用の電池セルは80℃に保温し、空気及び水素ガスともに、純水を入れた80℃のガスバブラーを通して加湿し、そのガスを毎分200ミリリットル流して測定を行った。この結果、リークした水素ガス量は検出限界以下であった。このとき、燃料電池の開回路電圧は約0.92Vを示した。
比較例についても同様に、外部負荷を加えない開回路電圧状態で、電池セルのカソード(酸化剤極)の出口にガスクロマト分析装置を接続して試験した。この比較例は、基本的には図6に示す燃料電池と同じであるが、透過抵抗部7を有しない点が異なる。比較例では、電極サイズは実施例と同様に10cm2とした。そして比較例では、実施例の場合と同様に、実験用の電池セルは80℃に保温し、空気及び水素ガスともに、純水を入れた80℃のガスバブラーを通して加湿し、そのガスを毎分200ミリリットル流して測定を行った。この結果、ガスクロマト分析装置によれば、リークした水素ガス量は約350ppmであり、実施例よりも多かった。このとき、燃料電池の開回路電圧は約1Vを示した。空気及び水素ガスは比較例及び実施例共に常圧とした。
以上の結果は以下のように説明することができる。即ち、本発明による燃料電池によれば、酸化剤極となり得る酸化剤極3において、外層部6に酸素含有ガスである空気は拡散透過されるため、酸化剤極3の外層部6は酸素が過剰であり、酸化剤極3の外層部6の電極電位は高くなる。しかしガス遮蔽性(ガス透過抵抗性)を有する透過抵抗部7によって、酸化剤極3の外層部6に供給された空気が外層部6から内層部8へ透過することが制限されている。そして、酸化剤極となり得る酸化剤極3によれば、内層部8と固体電解質膜2との接合界面付近の触媒において、酸素の拡散到達が阻止される一方、燃料極4から固体電解質膜2を内層部8側に透過してきた水素ガスにより、水素ガスが過剰な状態となる。このため、酸化剤極3の内層部8の電極電位は水素電極の電極電位に近くなり、低くなる。
透過抵抗部7は、ガス透過抵抗性(ガス遮蔽性)の他に電子伝導性及びプロトン導電性を兼ね備えている。よって透過抵抗部7によって、上記した電極電位が低い内層部8と、電極電位が高い外層部6とが電気的に接続され、これにより電気的な閉回路を形成する。この結果、酸化剤極3の内層部8の電極電位はより正の方向に静止電位に対して電気化学的に分極され、水素を酸化させる能力が高くなる。故に、固体電解質膜2を透過して内層部8に到達していた水素ガスは、プロトンとして酸化される。プロトンは、プロトン伝導性をもつ透過抵抗部7を伝導し、透過抵抗部7のうち内層部8と反対側に位置する外層部6側の触媒まで透過し、外層部6の酸素を還元して水を生成する。
以上の反応により、酸化剤極となり得る酸化剤極3においては、固体電解質膜2を透過したリーク水素ガスの検出量が抑えられる。ここで、透過抵抗部7を有していない通常の燃料電池ではその開回路電圧が約1Vを示す。これに対し、本発明の燃料電池では開回路電圧が約0.90Vに低下している。これは、内層部8と外層部6との間の電気的導通に起因する分極反応により、酸化剤極となる酸化剤極3の外層部6の電極電位が下がったことによるものである。
(その他)
上記した実施例では、燃料として水素ガスを用いているが、これに限らず、水素含有ガスでもよく、あるいはメタノールとすることもできる。その他、本明は上記し且つ図面に示した実施例のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できるものである。
上記した実施例では、燃料として水素ガスを用いているが、これに限らず、水素含有ガスでもよく、あるいはメタノールとすることもできる。その他、本明は上記し且つ図面に示した実施例のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できるものである。
本発明は車両用、定置用、住宅用、産業機器用、電気機器用、電子機器用などの燃料電池に利用することができる。
1は燃料電池、10は膜電極接合体、2は固体電解質膜、3は酸化剤極、4は燃料極、6は外層部、7は透過抵抗部、8は内層部を示す。
Claims (4)
- プロトン伝導体からなる固体電解質膜と、前記固体電解質膜の一方の側に設けられた酸化剤極と、前記固体電解質膜の他方の側に設けられた燃料極とを有する燃料電池において、
前記酸化剤極及び前記燃料極のうちの少なくとも一方は、前記固体電解質膜を透過した燃料を酸化、あるいは、前記固体電解質膜を透過した酸化剤を還元するために、当該一方を電気化学的に分極させる分極手段を有することを特徴とする燃料電池。 - 請求項1において、前記分極手段は、前記酸化剤極及び前記燃料極のうちの少なくとも一方に設けられ、燃料または酸化剤の透過に対する透過抵抗性、プロトン伝導性及び電子伝導性を有する透過抵抗部で形成されていることを特徴とする燃料電池。
- 請求項2において、前記透過抵抗部は、前記酸化剤極及び前記燃料極のうちの少なくとも一方の通気孔部分に、燃料または酸化剤の透過に対して抵抗性をもつ物質を存在させることによって形成されていることを特徴とする燃料電池。
- 請求項1〜請求項3のうちのいずれか一項において、前記酸化剤極及び前記燃料極のうちの少なくとも一方は、酸化剤または燃料の拡散性を有する外層部と、酸化剤または燃料の透過に対して透過抵抗性を有すると共に、プロトン伝導性及び電子伝導性を有する透過抵抗部と、前記固体電解質膜と前記透過抵抗部との間に設けられ触媒活性を有する内層部とを備えていることを特徴とする燃料電池。
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