JP2005331453A - トルクセンサとそのトルクセンサを用いた電動パワーステアリング装置 - Google Patents

トルクセンサとそのトルクセンサを用いた電動パワーステアリング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005331453A
JP2005331453A JP2004151742A JP2004151742A JP2005331453A JP 2005331453 A JP2005331453 A JP 2005331453A JP 2004151742 A JP2004151742 A JP 2004151742A JP 2004151742 A JP2004151742 A JP 2004151742A JP 2005331453 A JP2005331453 A JP 2005331453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
torque
steering
torque sensor
neutral point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004151742A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3990683B2 (ja
Inventor
Shunichiro Sueyoshi
俊一郎 末吉
Yoshito Nakamura
義人 中村
Yasuo Shimizu
康夫 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2004151742A priority Critical patent/JP3990683B2/ja
Publication of JP2005331453A publication Critical patent/JP2005331453A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3990683B2 publication Critical patent/JP3990683B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)

Abstract

【課題】 中立点調整を容易に行えるトルクセンサを提供する。
【解決手段】 シャフト12bと、シャフトに印加されたトルクに応じて互いに逆方向にインダクタンスが変化する一対の検出コイル20d,20eと、両検出コイルのそれぞれにスイッチング素子のオン時に流れる電流によって生ずるインダクタンス変化に基づいてトルクを検出するトルクセンサ20において、矩形波を平滑化することにより検出コイル20d,20eの基準電圧を生成する基準電圧生成手段71,72と、矩形波のデューティ比を調整するデューティ調整手段75,76と、検出コイルの電圧と基準電圧との差電圧から中点電圧を生成する中点電圧生成手段53とからなり、差電圧が所定値となるようにデューティ比を変更して中点電圧調整を行う。
【選択図】 図7

Description

本発明は、トルクセンサとそのトルクセンサを用いた電動パワーステアリング装置に関し、特に、モータの動力を操舵系に直接作用させて、運転者の操舵トルクを軽減する電動パワーステアリング装置用のトルクセンサとそのトルクセンサを用いた電動パワーステアリング装置に関するものである。
電動パワーステアリング装置は、操舵系にモータを備え、モータから供給する動力を制御装置を用いて制御することにより、運転者の操舵トルクを軽減している。従来の電動パワーステアリング装置は、ステアリング・ギアボックス内に、ステアリングホイールに連結するステアリング軸に作用する操舵トルクを検出するための操舵トルク検出部(トルクセンサ)が設けられ、その検出値は制御装置へ入力されて、モータに適切な補助操舵トルクを発生させるための基準信号として供給される。
上記の操舵トルク検出部としては、ピニオンの入出力軸間に設けたトーションバーの捻れを利用するトーションバー式の他、磁歪式が知られている。磁歪式トルク検出部の一例としては、ステアリングホイールに連結されたステアリング軸の表面に例えばNi−Feめっきの如き磁歪膜を上下2箇所でそれぞれ逆方向の磁気異方性となるように軸方向所定幅で設け、磁歪膜に操舵トルクが作用した時、磁気異方性に基づいて発生する逆磁歪特性を、磁歪膜の周囲に配設されたコイルの交流抵抗等を利用して検知するものである。このようなトルクセンサは、例えば特許文献1、特許文献2で開示されている。
上述の特許文献1と特許文献2で開示されたトルクセンサでは、ステアリング軸の表面に設けた2つの磁歪膜のそれぞれに励磁コイルと検出コイルを必要とする構成である。そのような励磁コイルを必要とするトルクセンサの他に、励磁コイルを用いずに、検出コイルのみで、そのコイルのインダクタンスの変化によりトルクを検出する方式もある(例えば、特許文献3参照)。
図11は、トルクセンサでの電圧検出部の検出回路を示す図である。この図では、ステアリング軸(シャフト)に設けた2つの磁歪膜のうち、一方の磁歪膜に対する検出回路100のみを図示している。実際には、この検出回路100が2つの磁歪膜に対してそれぞれ設けられる。この検出回路100は、ステアリング軸101の表面に形成された磁歪膜102の周囲のコイル103と、コイル103に直列に抵抗104とスイッチング素子105が接続されている。また、抵抗104のコイル103とは反対側の端子106には所定の電圧を印加する電源(図示せず)が設けられている。さらに、抵抗104とコイル103の接続部からの検出端子107からの出力波形の谷の値を保持して出力するボトムホールド回路108を備えている。
この回路ではスイッチング素子105を所定の時間間隔でオンオフさせ、そのときの端子107の電圧をボトムホールド回路108を介して検出する。この回路でのスイッチング素子105がオンしたときの、端子107の電圧の変化は、式(1)で表される。
Figure 2005331453
ここで、V(t)は、端子107の時刻tにおける電圧であり、Eは電源の電圧、Rは抵抗104の抵抗、Lは、コイル103のインダクタンス、tは時間である。時刻toffのときにスイッチング素子105をオフすると、その後の端子107での電圧は、電源電圧Eとなる。
このようなスイッチング素子105のオンオフを行った場合、スイッチング素子105をオフした時刻toffでの電圧が端子107からの出力波形の谷となるので、ボトムホールド回路108から検出される信号は、時刻toffのときの電圧を検出することになる。このときの電圧は、式(2)で表される。
Figure 2005331453
この電圧V(tOFF)は、式(2)で示すように回路の抵抗RとインダクタンスLの関数であるから、この電圧V(tOFF)を測定することにより、インダクタンスLを求めることができる。インダクタンスLは、透磁率μに依存する。
ステアリング軸101が操舵され、磁歪膜102にトルクが作用すると、磁歪膜102の透磁率μが変化し、インダクタンスLが変化する。これにより、ステアリング軸101に作用する操舵トルクを検出することができる。
図12は、検出回路100での実際の端子107の電圧の時間変化とボトムホールド回路108から検出される電圧波形を示す。横軸は、時間を示し、縦軸は、電圧を示す。曲線C100が端子107の電圧の時間変化であり、曲線C101がボトムホールド回路108から検出される電圧波形である。時刻tONでスイッチング素子105がオンとなったとき、端子107での電圧は、式(1)に対応する変化を示す。また、時刻tOFFでスイッチング素子105がオフとなったときは、端子107での電圧は、印加電圧Eに戻る変化をする。そして、時刻tOFFでの電圧波形の最下点(谷)がボトムホールド回路108で保持され出力される。このときは、式(2)で表される値が検出される。この曲線C101で示すボトムホールド回路108からの出力値の変化からステアリング軸101に加えられたトルクを検出することができる。
通常のトルクセンサでは、ステアリング軸(シャフト)に2つの磁歪膜を設け、それぞれの磁気異方性は逆になるようにしている。また、2つの磁歪膜それぞれに対して図10で示したコイルを含んだ検出回路を設け、検出回路からの出力電圧の差特性からトルクを検出し、和特性から異常検知をするようにしている。
図13によって、トルク検出用の特性と異常検出用の曲線について説明する。図12において、横軸はステアリング軸(シャフト)にかかる操舵入力トルク、縦軸はコイルによって検出され、ボトムホールド回路による電圧を示している。一方のコイルを含む検出回路による検出では、操舵トルクが負から正になるにつれて電圧は増加する(直線L100)。また、もう一方のコイルを含む検出回路による検出では、操舵トルクが正から負になるにつれてコイル電圧は増加する(直線L101)。2つのコイルで得られるそれぞれの操舵トルク−電圧特性は、先に述べた磁歪膜の上下2箇所でそれぞれ逆方向となる磁気異方性を反映して縦軸に対して対称的になる。また、直線L102は、2つのコイルにより検出された特性(直線L100)と特性(直線L101)との差の値を示すものであり、例えば0〜5Vの範囲で変動する。操舵トルクがゼロのときにその値は2.5Vとなり、操舵トルクの変化にほぼ直線的に変化することを示す。また、直線L102の特性を利用することで、2つのコイルを含む検出回路の値から操舵トルクを検出することができる。
また、直線L103は、直線L100と直線L101の和をとったものである。この和が所定範囲にあるかどうかで異常かどうか判定するようにしている。2つの検出回路からの出力電圧の和が所定の範囲内にあればトルクセンサは正常であり、その所定の範囲外のときは、トルクセンサは異常と判定する。
このようなトルクセンサは物ばらつき等により、検出回路からの出力の特性(直線L100と直線L101)の差で得られる直線も直線L101のようにならずシフトし、操舵トルクがゼロのときにも検出回路からの出力の特性の中点が所定の値にならないいわゆる中点ずれが生じる。電動パワーステアリング装置の場合、トルクセンサの出力の中点ずれは操舵アシスト力の左右差となり、操舵を行う運転者に違和感を与えることになる。それゆえ、工場出荷時等において中立点調整を行う必要があった。また、差動によりトルク検出を行う場合、それぞれの検出出力の中点を合わせる必要があった。
中立点調整方法は、例えば特許文献4に開示されている。この方法では、2つの検出回路(コイル)の差動によりトルクを検出している。従来の中立点調整方法は、トルクがゼロのときのトルクセンサの出力電圧を、手動の可変抵抗器を操作して規定の基準電圧に設定する等の作業を行っていた。これは、面倒な作業であり、効率的な中立点調整方法が求められていた。
特開2001−133337公報 特開2002−168706公報 特開2002−71476公報 特開2000−234966公報
本発明の課題は、従来の中立点調整方法のような、面倒な作業を必要とせず、効率的に、トルクセンサの中立点調整を容易に行えるようにすることである。
本発明に係るトルクセンサとそのトルクセンサを用いた電動パワーステアリング装置は、上記の目的を達成するために、次のように構成される。
第1のトルクセンサ(請求項1に対応)は、シャフトと、インダクタンスが差動で変化する一対の検出コイルと、矩形波を平滑化することにより基準電圧を生成する基準電圧生成手段と、矩形波のデューティ比を調整するデューティ調整手段と、検出コイルの電圧と基準電圧との差電圧から中点電圧を生成する中点電圧生成手段とからなり、差電圧が所定値となるようにデューティ比を変更して中点電圧調整を行うことで特徴づけられる。
第2のトルクセンサ(請求項2に対応)は、上記の構成において、好ましくはシャフトに複数の磁歪膜を設け、検出コイルのインダクタンス変化からシャフトに入力されたトルクを検出する磁歪式トルクセンサであることで特徴づけられる。
第1の電動パワーステアリング装置(請求項3に対応)は、ステアリング系にトルクを付与する電動機と、ステアリング系への操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、少なくとも操舵トルク検出手段からのトルクに基づいて電動機への目標電流を算出する目標電流設定手段と、電動機を駆動する駆動手段と、からなり、操舵トルク検出手段として上記の構成のトルクセンサを用いたことで特徴づけられる。
第2の電動パワーステアリング装置(請求項4に対応)は、上記の構成において、好ましくは車両の走行状態を判定する車両状態判定手段を有し、車両状態判定手段は車両の直進走行中または停止中を検出した場合に、中点調整を行うことで特徴づけられる。
本発明によれば、シャフトと、インダクタンスが差動で変化する一対の検出コイルと、矩形波を平滑化することにより基準電圧を生成する基準電圧生成手段と、矩形波のデューティ比を調整するデューティ調整手段と、検出コイルの電圧と基準電圧との差電圧から中点電圧を生成する中点電圧生成手段とからなり、差電圧が所定値となるようにデューティ比を変更して中点電圧調整を行うため、トルクセンサの中立点調整を容易に行うことができる。また、複数の検出出力の中点を容易かつ、精度良く合わせることができる。さらに、所定の時間入力信号がゼロの状態が継続したとき、中立点調整手段に中立点調整を行うことを指示する中立点調整指示手段をさらに備えるため、走行中においても中立点調整を容易に行うことができる。
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るトルクセンサを搭載した電動パワーステアリング装置の全体構成図である。電動パワーステアリング装置10は、ステアリングホイール11に連結されるステアリング軸12a等に対して補助用の操舵力(操舵トルク)を与えるように構成されている。ステアリング軸12aはステアリング軸12bと自在軸継手12cを介して連結されており、ステアリング軸12aの上端はステアリングホイール11に連結され、ステアリング軸12bの下端にはピニオンギヤ13が取り付けられている。ピニオンギヤ13に対して、これに噛み合うラックギヤ14aを設けたラック軸14が配置されている。ピニオンギヤ13とラックギヤ14aによってラック・ピニオン機構15が形成される。ラック軸14の両端にはタイロッド16が設けられ、各タイロッド16の外側端には前輪17が取り付けられる。上記ステアリング軸12bに対し動力伝達機構18を介してモータ19が設けられている。動力伝達機構18は、ウォームギヤ18aとウォームホイール18bによって形成されている。モータ19は、操舵トルクを補助する回転力(トルク)を出力し、この回転力を、動力伝達機構18を経由して、ステアリング軸12b,12aに与える。またステアリング軸12bには操舵トルク検出部(トルクセンサ)20が設けられている。操舵トルク検出部20は、運転者がステアリングホイール11を操作することによって生じる操舵トルクをステアリング軸12a,12bに加えたとき、ステアリング軸12a,bに加わる当該操舵トルクを検出する。21は車両の車速を検出する車速検出部であり、22はコンピュータで構成される制御装置である。制御装置22は、操舵トルク検出部20から出力される操舵トルク信号Tと車速検出部21から出力される車速信号Vを取り入れ、操舵トルクに係る情報を車速に係る情報に基づいて、モータ19の回転動作を制御する駆動制御信号SG1を出力する。上記のラック・ピニオン機構15等は図1中で図示しないギヤボックス24に収納されている。
上記において電動パワーステアリング装置10は、通常のステアリング系の装置構成に対し、操舵トルク検出部20、車速検出部21、制御装置22、モータ19、動力伝達機構18を付加することによって構成されている。
上記構成において、運転者がステアリングホイール11を操作して自動車の走行運転中に走行方向の操舵を行うとき、ステアリング軸12a,12bに加えられた操舵トルクに基づく回転力はラック・ピニオン機構15を介してラック軸14の軸方向の直線運動に変換され、さらにタイロッド16を介して前輪17の走行方向を変化させようとする。このときにおいて、同時に、ステアリング軸12bに付設された操舵トルク検出部20は、ステアリングホイール11での運転者による操舵に応じた操舵トルクを検出して電気的な操舵トルク信号Tに変換し、この操舵トルク信号Tを制御装置22へ出力する。また、車速検出部21は、車両の車速を検出して車速信号Vに変換し、この車速信号Vを制御装置22へ出力する。制御装置22は、操舵トルク信号T、車速信号Vに基づいてモータ19を駆動するためのモータ電流を発生する。モータ電流によって駆動されるモータ19は、動力伝達機構18を介して補助操舵力をステアリング軸12b,12aに作用させる。以上のごとくモータ19を駆動することにより、ステアリングホイール11に加えられる運転者による操舵力が軽減される。
図2は、電動パワーステアリング装置10の機械的機構の要部と電気系の具体的構成を示す。ラック軸14の左端部および右端部の一部は断面で示されている。ラック軸14は、車幅方向(図2中左右方向)に配置される筒状ハウジング31の内部に軸方向へスライド可能に収容されている。ハウジング31から突出したラック軸14の両端にはボールジョイント32がネジ結合され、これらのボールジョイント32に左右のタイロッド16が連結されている。ハウジング31は、図示しない車体に取り付けるためのブラケット33を備えると共に、両端部にストッパ34を備えている。
図2において、35はイグニションスイッチ、36は車載バッテリ、37は車両エンジンに付設された交流発電機(ACG)である。交流発電機37は車両エンジンの動作で発電を開始する。制御装置22に対してバッテリ36または交流発電機37から必要な電力が供給される。制御装置22はモータ19に付設されている。また38はラック軸の移動時にストッパ34に当たるラックエンドであり、39はギヤボックスの内部を水、泥、埃等から保護するためのダストシール用ブーツである。
図3は図2中のA−A線断面図である。図3では、ステアリング軸12bの支持構造、操舵トルク検出部20、動力伝達機構18、ラック・ピニオン機構15の具体的構成が明示される。
図3において、上記ギヤボックス24を形成するハウジング24aにおいてステアリング軸12bは2つの軸受け部41,42によって回転自在に支持されている。ハウジング24aの内部にはラック・ピニオン機構15と動力伝達機構18が収納され、さらに上部には操舵トルク検出部(トルクセンサ)20が付設されている。ハウジング24aの上部開口はリッド43で塞がれ、リッド43はボルトで固定されている。ステアリング軸12bの下端部に設けられたピニオン13は軸受け部41,42の間に位置している。ラック軸14は、ラックガイド45で案内され、かつ圧縮されたスプリング46で付勢されピニオン13側へ押さえ付けられている。動力伝達機構18は、モータ19の出力軸に結合される伝動軸48に固定されたウォームギヤ18aとステアリング軸12bに固定されたウォームホイール18bとによって形成される。操舵トルク検出部20はリッド43に取り付けられている。
上記したようにトルクセンサ20は、ステアリング・ギヤボックス24内に設けられており、ステアリング軸12bに作用する操舵トルクを検出し、その検出値は制御装置22へ入力されて、モータ19に適切な補助操舵トルクを発生させるための基準信号として供給される。
ここで用いられるトルクセンサ20は、磁歪式トルクセンサであり、図3に示すように、ステアリングホイール11からステアリング軸12a、自在軸継手12cを介して連結されたステアリング軸12bの表面に例えばNi−Feめっきのごとき磁気異方性を有する磁歪膜を上下2箇所(20bおよび20c)でそれぞれ逆方向の異方性となるように軸方向所定幅で設け、磁歪膜20b,20cに操舵トルクが作用したときに発生する逆磁歪特性を、磁歪膜20b,20cの周囲に配設されたコイル20d,20eの交流抵抗等を利用して検知するものである。
次に、本発明のトルクセンサについて詳細に説明する。本発明のトルクセンサは図3に示されるように磁性材からなるステアリング軸(シャフト)12bの周囲2箇所に磁歪膜20b,20cが設けられ、ステアリング軸12bに設けられた磁歪膜の磁化の変化を検出する検出コイル20d,20eを備えたコイルが設けられている。また、検出コイル20d,20eの外周にはヨーク部20fが設けられている。
図4は、本発明の第1の実施形態に係るトルクセンサのブロック図である。トルクセンサ20は、ステアリング軸(シャフト)12bの2ヶ所にそれぞれ逆の磁気異方性を持つように磁歪膜20b、20cが堆積されている。そして、2つのそれぞれの磁歪膜20b、20cの周りにコイル20d、20eが形成された電圧検出部50a,50bとトルク判定部51と異常判定部52と中立点調整部53を備えている。電圧検出部50a,50bは、磁歪膜20b、20cの周りのコイル20d、20eのインダクタンスを反映された電圧を出力する装置であり、トルク判定部51は、2つの電圧検出部50a,50bからの出力信号の差を求め、その差の曲線に基づいてトルクを判定する装置であり、異常判定部52は、2つの電圧検出部50a,50bからの出力信号の和を求め、その和が所定の値の範囲外のときに異常と判定する装置である。中立点調整部53は、トルクセンサ20のトルクがかかってないときの中立点を調整する装置である。
中立点調整部53は、制御部70と、制御部70から出力される第1の矩形波信号を平滑化し、増幅する基準電圧生成部71,72と、電圧検出部50aからの第1副電圧と基準電圧生成部71から出力される基準電圧の差電圧を演算し出力する第1の差電圧発生部77と、電圧検出部50bからの第2副電圧と基準電圧生成部72から出力される基準電圧の差電圧を演算し出力する第2の差電圧発生部78を備えている。また、制御部70は図5で示すように、第1の矩形波信号を発生する第1の矩形波信号の発生部70a,70bと、電圧検出部50a,50bのスイッチング素子をスイッチングする第2の矩形波信号の発生部73,74と、第1の矩形波信号のデューティ比を自動的に調整するデューティ比調整部75,76と、デューティ比調整部75,76によって調整したデューティ比を記憶する記憶部79とを備え、第1および第2の差電圧発生部77,78からの出力をデューティ比調整部75,76にフィードバックし、差電圧が所定値となるようにデューティ比を自動的に調整し、そのときのデューティ比をデューティ比記憶部79に記憶する。また、制御部70の記憶部80には、中立点調整用プログラムが記憶されている。
例えば、所定値を2.5Vとし、ステアリング軸にトルクがかかってないときの電圧検出部50a,50bの出力をVsa,Vsbとしたとき、基準電圧生成部71,72からの出力Vref1,Vref2を式(3)、式(4)を満たすように、設定する。この2.5Vがトルクゼロの状態に対応する。また、Gはゲインである。
Figure 2005331453
Figure 2005331453
図6は、電圧検出部50a,50bの回路構成を示す。電圧検出部50a,50bの回路構成は、両方とも同一であるので、電圧検出部50aについて説明し、電圧検出部50bについての説明は省略する。この回路は、ステアリング軸12bの表面に形成された磁歪膜20bの周囲の検出コイル20dと、検出コイル20dに直列に抵抗61とスイッチング素子62が接続されている。また、抵抗61の検出コイル20dとは反対側の端子63には所定の電圧を印加する電源(図示せず)が設けられている。さらに、抵抗61と検出コイル20dの接続部からの検出端子64からの出力波形の谷の値を保持して出力するボトムホールド回路65を備えている。
この回路ではスイッチング素子62を所定の時間間隔でオンオフさせ、そのときの端子64の電圧をボトムホールド回路65を介して検出する。この回路でのスイッチング素子62がオンしたときの、端子64の電圧の変化は、式(1)で表される。
時刻toffのときにスイッチング素子62をオフすると、その後の端子64での電圧は、電源電圧Eとなる。
このようなスイッチング素子62のオンオフを行った場合、スイッチング素子62をオフした時刻toffでの電圧が端子64からの出力波形の谷となるので、ボトムホールド回路65から検出される信号は、時刻toffのときの電圧を検出することになる。このときの電圧は、式(2)で表される。
この電圧V(tOFF)は、式(2)で示すように回路の抵抗RとインダクタンスLの関数であるから、この電圧V(tOFF)を測定することにより、インダクタンスLを求めることができる。インダクタンスLは、透磁率μに依存する。
ステアリング軸12bにトルクが作用したときに、磁歪膜20bにもトルクが作用し、このトルクに応じて磁歪膜20bに逆磁歪効果が生じる。それにより、磁歪膜20bの磁化Mが変化し、それにより、磁歪膜20bの透磁率μが変化する。その結果、インダクタンスLが変化する。
コイル20dは、ステアリング軸12bにトルクが印加されたときの磁歪膜20bの磁化Mの変化をインダクタンスLの変化として検出する。そして、ボトムホールド回路65によって出力される式(2)で示される電圧からインダクタンスの変化が分かることにより、透磁率、磁化の変化、従って、応力が分かり、トルクを検出することができる。
図7は、中立点調整部53の回路図である。制御部70としてのマイクロコンピュータから所定の矩形波を出力する端子A11,B11が設けられ、端子A11,B11から抵抗R11,R21とコンデンサC11,C21からなる平滑回路と、平滑回路の端子A12から接続されたオペアンプOP11,OP21からなる増幅器で構成される基準電圧生成部71,72とその増幅器からの出力と電圧検出部50a,50bからの電圧を入力しその差を求めるオペアンプOP12,OP22と抵抗R12,R22,R13,R23,R14,R24と抵抗R15,R25とコンデンサC12,C22からなる回路で構成される差電圧発生部77,78と、からなる。また、中立点調整部53からの出力VT1,VT2はトルク判定部51と異常判定部52に出力され、また、制御部70であるマイクロコンピュータ70にフィードバックされる。また、マイクロコンピュータ70からは、電圧検出部50a,50b内のスイッチング素子62a,62bのオンオフをするための第2の矩形波が出力される。マクロコンピュータの記憶部には、中立点調整用プログラムが記憶されている。
次に、この中立点調整用プログラムによりこの装置の動作を図8のフローチャートにより説明する。ステアリング軸にトルクをかけない状態で、中立点調整開始の信号が、外部端子から入力されると、端子A11からあるデューティ比の矩形波が出力される(ステップS11)。そして、規定電圧生成部71により平滑化、増幅が行われ、差電圧発生部77に出力される。端子C11からは、電圧検出部50aのスイッチング素子62aに所定のデューティ比の矩形波を出力する(ステップS12)。それにより、電圧検出部50aからトルクがゼロのときの検出電圧が出力され、差電圧発生部77に入力される。そして、基準電圧と検出電圧との差電圧は、マイクロコンピュータに入力され(ステップS13)、その差電圧が所定値(2.5V)より大きいかどうか判断する(ステップS14)。もし、所定値より大きいならば、デューティ比を所定の値だけ増加する(ステップS15)。これにより検出電圧(VT1)は低くなる。所定値より大きくなければ、所定値より小さいかどうか判断する(ステップS16)。所定値より小さいときデューティ比を所定の値だけ減少させる(ステップS17)。これにより検出電圧(VT1)は高くなる。もし、所定値より小さくなく所定値と一致したならば、そのデューティ比をデューティ記憶部に記憶する(ステップS18)。これにより、トルクゼロの時の検出電圧を所定値に等しくすることができる。なお、ここでは出力VT1に関し説明したが、VT2に関しても同様に行う。また、図7では差電圧が所定値(2.5V)となるようにしているが、差電圧が所定値内となるまで中立点調整を行うようにしてもよい。
次に、端子B11からの矩形波のデューティ比も端子A11からの矩形波と同様に調整する。これにより、トルクゼロのときの端子VT2での検出電圧を所定値に等しくすることができる。
以上のようにして、2つの検出回路からのトルクゼロのときの端子VT1,VT2での検出電圧をどちらも所定値に等しくすることができる。これにより、容易にトルクセンサの中立点調整を行うことができる。
次に本発明の第2の実施形態を説明する。第2の実施形態では、図9に示すように、所定の時間入力信号がゼロの状態が継続したとき、中立点調整部に中立点調整を行うことを指示する中立点調整指示部80を備えている。このブロック構成図では、図4の第1の実施形態で説明した構成要素と同一のものには同一の符号を付し、説明を省略する。例えば、この中立点調整指示部80に車速が所定速度以上のときにヨーレートセンサ81などからの信号に基づいて車両が直進していることを判定する直進判定部82を前段に設け、この直進判定部82により車両が直進していることを判定したときに、中立点調整指示部80から信号が中立点調整部53の制御部70に送られ、自動的に第1の実施形態で説明した手順に従って中立点調整を行う。
図10は、直進判定部と中立点調整指示部の動作を説明するフローチャートである。車両が走行中にこの動作は開始し、直進判定部82は、トルク入力が所定値以下かどうか判断する(ステップS21)。トルク入力が所定値より大きいときはリターンする。トルク入力が所定値以下のときは、ヨーレートセンサ81からの信号が所定時間ゼロかどうか判断する(ステップS22)。ヨーレートセンサ81からの信号が所定時間ゼロであったならば、中立点調整指示部80は、中立点調整を行う指示をする中立点調整信号を中立点調整部53に送る(ステップS23)。中立点調整信号を受けた中立点調整部は、第1の実施形態で説明したステップに従って調整を行う。ステップS22で所定時間ゼロではない場合は、リターンする。
これにより、走行中や停車中にトルクセンサの中立点調整を行うことができる。なお、中立点調整指示部は舵角やナビゲーション情報に基づいて直進走行や停車中を判断してもよい。
なお、本実施形態においては、中立点調整部は、磁歪膜型トルクセンサで説明したが、他のトルクセンサ、例えば、トーションバーなどのコイルのインダクタンス変化を検出するようにしたトルクセンサにおいても用いることができる。
本発明は、中立点調整を容易に行えるトルクセンサとそのトルクセンサを用いた電動パワーステアリング装置として利用される。
本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の全体構成図である。 電動パワーステアリング装置10の機械的機構の要部と電気系の具体的構成を示す図である。 図2中のA−A線断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るトルクセンサのブロック構成図である。 制御部の構成図である。 本発明に係るトルクセンサの電圧検出部の回路図である。 本発明に係るトルクセンサの中立点調整部の回路図である。 中立点調整用プログラムのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るトルクセンサのブロック構成図である。 中立点調整指示部の動作を示すフローチャートである。 従来のトルクセンサの検出回路である。 従来のトルクセンサでの各端子での出力電圧の変化を示す図である。 操舵トルクと電圧の関係を示すグラフである。
符号の説明
10 電動パワーステアリング装置
11 ステアリングホイール
12a,12b ステアリング軸
12c 自在軸継手
13 ピニオンギヤ
14a ラックギヤ
14 ラック軸
15 ラック・ピニオン機構
16 タイロッド
17 前輪
18 動力伝達機構
19 モータ
20 操舵トルク検出部(トルクセンサ)
20b,20c 磁歪膜
20d,20e 検出コイル
20f ヨーク部
22 制御装置
50a,50b 電圧検出部
53 中立点調整部
70 制御部
70a 第1の矩形波の発生部
70b 第1の矩形波の発生部
71 基準電圧生成部
72 基準電圧生成部
73 第2の矩形波信号の発生部
74 第2の矩形波信号の発生部
75 デューティ比調整部
76 デューティ比調整部
77 差電圧発生部
78 差電圧発生部
79 デューティ比記憶部
80 記憶部

Claims (4)

  1. シャフトと、インダクタンスが差動で変化する一対の検出コイルと、
    矩形波を平滑化することにより基準電圧を生成する基準電圧生成手段と、
    前記矩形波のデューティ比を調整するデューティ調整手段と、
    前記検出コイルの電圧と前記基準電圧との差電圧から中立点電圧を生成する中立点電圧生成手段とからなり、
    前記差電圧が所定値となるように前記デューティ比を変更して中立点電圧調整を行うことを特徴とするトルクセンサ。
  2. 前記シャフトに複数の磁歪膜を設け、前記検出コイルのインダクタンス変化から前記シャフトに入力されたトルクを検出する磁歪式トルクセンサであることを特徴とする請求項1記載のトルクセンサ。
  3. ステアリング系にトルクを付与する電動機と、
    前記ステアリング系への操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、
    少なくとも前記操舵トルク検出手段からのトルクに基づいて前記電動機への目標電流を算出する目標電流設定手段と、
    前記電動機を駆動する駆動手段と、からなり、
    前記操舵トルク検出手段として請求項1または2記載のトルクセンサを用いたことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  4. 車両の走行状態を判定する車両状態判定手段を有し、
    前記車両状態判定手段は車両の直進走行中または停止中を検出した場合に、前記中点調整を行うことを特徴とする請求項3記載の電動パワーステアリング装置。
JP2004151742A 2004-05-21 2004-05-21 トルクセンサ Expired - Fee Related JP3990683B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004151742A JP3990683B2 (ja) 2004-05-21 2004-05-21 トルクセンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004151742A JP3990683B2 (ja) 2004-05-21 2004-05-21 トルクセンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005331453A true JP2005331453A (ja) 2005-12-02
JP3990683B2 JP3990683B2 (ja) 2007-10-17

Family

ID=35486199

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004151742A Expired - Fee Related JP3990683B2 (ja) 2004-05-21 2004-05-21 トルクセンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3990683B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007263873A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Honda Motor Co Ltd 磁歪式トルクセンサと、この磁歪式トルクセンサを用いた電動パワーステアリング装置
JP2007271417A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Honda Motor Co Ltd 車両用の磁歪式トルクセンサ
JP2007283893A (ja) * 2006-04-17 2007-11-01 Honda Motor Co Ltd 電動ステアリング装置
JP2009128220A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Honda Motor Co Ltd 磁歪式トルクセンサおよび電動ステアリング装置
JP2009128155A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Honda Motor Co Ltd 磁歪式トルクセンサ装置およびその計測値中点ずれ補償方法
JP2009133673A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Honda Motor Co Ltd 磁歪式トルクセンサ及び電動ステアリング装置
US7640815B2 (en) 2006-04-17 2010-01-05 Honda Motor Co., Ltd. Magnetostriction type torque sensor
US7752921B2 (en) 2006-04-19 2010-07-13 Honda Motor Co., Ltd. Magnetostrictive torque sensor
DE102009016105A1 (de) * 2009-02-20 2010-08-26 Rolls-Royce Deutschland Ltd & Co Kg Verfahren und Vorrichtung zum Messen der Beanspruchung rotierender Wellen
JP2013019916A (ja) * 2012-11-01 2013-01-31 Honda Motor Co Ltd 磁歪式トルクセンサおよびその計測値中点ずれ補償方法
JP2013213677A (ja) * 2012-03-30 2013-10-17 Showa Corp 相対角度検出装置および電動パワーステアリング装置
JP2017032383A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 株式会社デンソー センサ装置

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007263873A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Honda Motor Co Ltd 磁歪式トルクセンサと、この磁歪式トルクセンサを用いた電動パワーステアリング装置
JP2007271417A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Honda Motor Co Ltd 車両用の磁歪式トルクセンサ
JP4680114B2 (ja) * 2006-03-31 2011-05-11 本田技研工業株式会社 車両用の磁歪式トルクセンサ
JP2007283893A (ja) * 2006-04-17 2007-11-01 Honda Motor Co Ltd 電動ステアリング装置
US7640815B2 (en) 2006-04-17 2010-01-05 Honda Motor Co., Ltd. Magnetostriction type torque sensor
US7752921B2 (en) 2006-04-19 2010-07-13 Honda Motor Co., Ltd. Magnetostrictive torque sensor
JP2009128155A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Honda Motor Co Ltd 磁歪式トルクセンサ装置およびその計測値中点ずれ補償方法
JP2009128220A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Honda Motor Co Ltd 磁歪式トルクセンサおよび電動ステアリング装置
US7938026B2 (en) 2007-11-29 2011-05-10 Honda Motor Co., Ltd. Magnetostrictive torque sensor and electric steering system
JP4572227B2 (ja) * 2007-11-29 2010-11-04 本田技研工業株式会社 磁歪式トルクセンサ及び電動ステアリング装置
JP2009133673A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Honda Motor Co Ltd 磁歪式トルクセンサ及び電動ステアリング装置
DE102009016105A1 (de) * 2009-02-20 2010-08-26 Rolls-Royce Deutschland Ltd & Co Kg Verfahren und Vorrichtung zum Messen der Beanspruchung rotierender Wellen
DE102009016105B4 (de) * 2009-02-20 2017-11-16 Rolls-Royce Deutschland Ltd & Co Kg Verfahren und Vorrichtung zum Messen der Beanspruchung rotierender Wellen
JP2013213677A (ja) * 2012-03-30 2013-10-17 Showa Corp 相対角度検出装置および電動パワーステアリング装置
US9581633B2 (en) 2012-03-30 2017-02-28 Showa Corporation Relative angle detection apparatus and electric power steering apparatus
JP2013019916A (ja) * 2012-11-01 2013-01-31 Honda Motor Co Ltd 磁歪式トルクセンサおよびその計測値中点ずれ補償方法
JP2017032383A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 株式会社デンソー センサ装置
CN106394669A (zh) * 2015-07-31 2017-02-15 株式会社电装 传感器装置
US10399596B2 (en) 2015-07-31 2019-09-03 Denso Corporation Sensor device
CN106394669B (zh) * 2015-07-31 2019-12-03 株式会社电装 传感器装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3990683B2 (ja) 2007-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1900608B1 (en) Steering assistance device for vehicle
JP3990683B2 (ja) トルクセンサ
US11618497B2 (en) Steer-by-wire system for vehicle and method of controlling the same
JP5613537B2 (ja) 電動パワーステアリング装置の調整装置及び調整方法
JP5039316B2 (ja) 磁歪式トルクセンサと、この磁歪式トルクセンサを用いた電動パワーステアリング装置
JP2005535499A (ja) 修正ブレンディングフィルタを使用した電動アシストモータを制御する方法および装置
JP2006064445A (ja) 磁歪式トルクセンサと電動ステアリング装置
JP3895635B2 (ja) 電動式パワーステアリング制御装置
EP1518776A1 (en) Control apparatus for an electrically driven power steering
JP6065653B2 (ja) 電動パワーステアリング装置並びに電動パワーステアリング装置の調整装置及び調整方法
JP4057552B2 (ja) トルクセンサとそのトルクセンサを用いた電動パワーステアリング装置
JP2010202062A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5939425B2 (ja) 車両用操舵制御装置
JP5233215B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2010234977A (ja) 電動パワーステアリング装置およびその制御方法
JP4664927B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP4715302B2 (ja) 電動パワーステアリング装置の制御装置
JP2008191168A (ja) 磁歪式トルクセンサ
JP2004291815A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2007145040A (ja) 電動操舵装置
JP2010058677A (ja) 電動パワーステアリングの制御装置
JP5181540B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2005170283A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5157847B2 (ja) 車両の操舵制御装置
JP3422204B2 (ja) 電動式パワーステアリングの制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061010

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070717

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070720

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100727

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3990683

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100727

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110727

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110727

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120727

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120727

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130727

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140727

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees